おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


くいだおれ(食記録)

Prime Itarian(プライム・イタリアン)

年末年始の外食がまだ色々と未収録なので順番に処理。

まずは年末、帰省前にPrime Itarian(プライム・イタリアン)に行ってきました。今まで行ったことはなかったんですが、つくばのカフェとしては定番の人気店。
店はbrunoと同じビルにあり、普段から順番待ちの行列が店外に伸びてるのとかよく見かけてました。
この通りが無闇にカフェ激戦区になってるのはなんなんでしょうね。

ちなみにプライムはもう一店舗、Sweet Avenue Primeという店があり、これまた店外まで順番待ちの客があふれてるのをよく見かけます。こちらのスイートアベニューの方が1号店、今回行ったイタリアンの方が2号店らしいです。

ということで今回はパスタランチ(¥1350)を2つ。パスタにスープ、サラダ、デザート、ドリンクの付いたセット。
写真はスープとサラダ、ブルスケッタ。
クラッカー使ったブルスケッタってなかなかいいアイデアですね。クラッカー常備しておけば小腹が空いたときとかにサッと作れそうで。
うちの常備品レパートリーに採り入れようかとか思いつつ。



パスタはツナとキャベツのアーリオ・オーリオ(上)とアサリとバジリコのスパゲティー(下)をそれぞれ選択。

さすがに人気店だけあってどちらも美味しいです。
アサリとバジリコのスパゲティーがわりとしっかり目の味付けなのに対し、ツナとキャベツのアーリオ・オーリオがわりとあっさりした味だったため、それぞれを試すにもちょうどいい組み合わせでした。

して、あーりおおーりおとは何ぞや?
ああ、ペペロンチーノの正式名称ですか。いつも勝手に省略しててすまんかった。



ドリンクと、あと真ん中はお口直し。

料理とデザートの間にお口直しというのが出てくるシステムのようです。
本日のお口直しはたぶんクランベリーではないかと思われるゼリー。

ドリンクは左がハニークリームティー、右がキャラメルラテ。
どちらもクリームたっぷりで贅沢な味わい。
ところで確かキャラメルラテではなくクリームキャラメルティーを注文したような気がするのですが…。
まあいいんですけど。



デザートはそれぞれラムレーズンアイスのミルフィーユといちごとチョコレートのクッキーパフェ。
ラムレーズンアイスを口に含んだときの香りがなかなかよい感じです。ミルフィーユ部分も、パイ生地にざっくりした食感がしっかり残っており、作り置きせずにその都度サンドして持ってきてるっぽいです。

クッキーパフェは器部分がまるごとクッキー。ああ、クッキーパフェってそういう意味でしたか。見た目的になかなか面白いです。
内容物はバニラといちごのアイスにチョコケーキといちご。味的には意外性はありませんが手堅く美味。

あと、他のテーブルにはクッキー部分がチョコクッキー製らしい黒い器のクッキーパフェが来てました。バリエーションがあるもよう。

ということでつくばのカフェの中でも古参かつ定番という感じの店、初体験でしたが、さすが定番という完成度でした。料理、デザートどれも美味しかったです。
ミルフィーユがわしわし崩れてきれいに食べられないのは多分店の責任ではないと思われます。
誰か正しい食べ方を教えて下さい。


 Prime Itarian(プライム・イタリアン)

  所在    つくば市二の宮3-27-2
  Tel.    029-859-1708
  営業    11:00 - 14:30、17:00 - 22:00 [LO 21:00]
  定休日   木曜日




2009年2月3日(火)02:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

パクチーハウス東京

「パクチー専門店っていうのがあるらしいー!」

とかニケが騒ぎ出したのがたしか去年の夏ごろ。
ニケは周知の通りクセが強めのエスニック食品大好きで、ドリアン丸ごと買ってきて一人で食ったりしてる猛者であり、当然パクチーなどもかなり好んで食べます。

Mayugeはエスニック料理はわりと好きですが、パクチーに関して言えば、なんとしても食わねばなるまいというほどまでの情熱は持ち合わせていません。
とはいえフォーを注文してパクチーが別皿で付いてたらとりあえず全入れしますし、ワカモーレを自作してみたときにはパクチーの香りがしてないとやっぱり何か据わりが悪いという程度にはパクチー支持派。

一方ニケ's旦那は自宅へのドリアン持ち込み拒否、結婚式はニケの希望を尊重する形でバリでおこなったものの、ニケがインド旅行した際には同行は拒否、さらに折衝の結果、「旅行に一緒に行ってもいいギリギリの妥協線はベトナム」という結論に落ち着くなど、どちらかというと一般的食料品愛好派。
私的にはこれがどのくらいの譲歩なのかよく分かりませんが。

前置きが長くなりましたが、早い話がニケ's旦那はパクチー専門店への同行は拒否。

そんな紆余曲折などありつつ昨年末の12/23にパクチーハウス東京に行ってきました。

紆余曲折の最後の方でどんな交渉がおこなわれたのかは知りませんが、結局ニケ's旦那も引っ張っられて来てます。南無。

最初はランチ辺りにでも行こうかと思ってたんですが、どうやら昼間の営業はランチではなく、ドリンクとおつまみ、あとデザートのみということだそうです。
ということで午後からニケ夫妻と合流し、夕方の営業開始とともにお店に乗り込む計画に。
ちょっと早く着いちゃったんで店の前でウロウロしてたところ、「中へどうぞ」と言われ、お言葉に甘えて開店時間まで席で待たせてもらいました。

とりあえず、ニケが食前だというのに明石焼きの店に吸い込まれるくらい空腹で言動が不穏なため、開店時間と共にとっととオーダー。

まずは前菜っぽいあたりから。
わさびソースのカルパッチョ(¥900)、パクチーが香るスパイシー揚げ豆腐(¥650)。

カルパッチョは貝とサーモン。緑色のソースはパクチーではなくわさび風味。刻みパクチーがワンポイントですがけっこう普通にカルパッチョです。わさびソースがピリッと効いていて美味。

スパイシー揚げ豆腐は賽の目に切った硬めの豆腐をさっと揚げて塩味を付けたもの。
山椒塩か花椒塩を使ってあるらしく、このへんがつまりスパイシー。
先日といい、ここんとこ山椒風味の揚げ物に縁があります。揚げ物に山椒や花椒の香りという組み合わせが最近Mayuge内で評価上昇中。

まだまだ序盤なせいか、前菜におけるパクチーは普通に香味として上にトッピングされている程度。ニケ's旦那も

 「うん、普通に美味しい(´・ω・`)」

と言いながらどんどん食べてます。
敢えてわざわざトッピングのパクチーを一緒に取ろうとはしてないことは気にしない方向で。



ベトナム風青いパパイヤのサラダ(¥800)。

さて、そろそろパチー専門店らしくなってまいりました。緑!
パパイヤのサラダはソムタムってやつですね。以前にタイフェスティバルでも食しました。青パパイヤがシャキシャキした歯ごたえで特徴的。ここにパクチーがもっさり。

ほおばるサラダ 辛醤油で食べる生春巻き(¥350)。

生春巻きはまあ有名どころというか、パクチー入り料理といえば定番でしょう。ライスペーパーで包んだ海老と生野菜、そしてパクチーもっさり。
タレは島唐辛子を漬け込んだ辛醤油だそうです。美味しかったのであとから2本追加。



今回の来店に際し、ニケが最も心待ちにしていたのが写真上段のヤンパク(¥890)。
中国北東部の料理をヒントに開発されたオリジナルメニューだそうで、もっさり敷き詰めたパクチーの上に羊肉の炒め物を乗せてみました的食品。最後にレモン果汁をひとふり。
粗挽きコショウを主体としたスパイスと塩・レモンによる味付けは、素朴にしてシンプルかつ美味。
羊の肉汁に浸ったパクチーがまたいい感じです。

下段は、チョイスが楽しい麺々(¥1189)。

…料理の名前です。念のため。
麺の種類と調理法をそれぞれ選択することで、様々な組み合わせから選べる仕組み。今回のは麺は蝦子麺を、調理法はスープ麺を選択。
在庫状況によっても変わるのかもしれませんが、その日に可能な組み合わせは店員さんに直接尋ねるといいようです。スープ麺の他に炒麺にもできるようで、組み合わせ方によっては焼きビーフンや汁ビーフン、フォーなどになるのではないでしょうか。
蝦子麺は中華食材とか売ってる店で見たことはあったんですが、食べるのは初めてです。ビーフンのような細めの麺で、歯ごたえがちょっと強め。検索してみたら海老の卵が練り込まれているようですが、つなぎなんですかね。
あっさりしたスープにもっさり入ったパクチーのコンビネーションがベーシックな感じで美味。



写真上段・パクチーとぷりぷり海老のかき揚げ(¥980)。
運ばれてきてみたら予想以上の厚みがあって迫力の一品。
ほのかな塩味が付いていて、ザクザク崩して何も付けずにそのまま食べられます。
加熱したパクチーは意外なことにパクチーの香りがほぼ無く、セリの天ぷらか何かを食べてるような感じ。
これは多分パクチーが苦手な人でもまったく問題なく食べられるでしょう。
ニケはかき揚げとしては美味しいと認めつつも、パクチー料理としては特有の青っぽい香りが弱いのがやや物足りない様子。
Mayuge的にはサクサクの歯ごたえも適度なうす塩味も天ぷらとして非常によい出来だと思うので満足。

惜しむらくは中心部分に火の通りが不十分な場所がちょっと残ってた点。
Mayugeはチャレンジしたことはないですが、けっこう難しいらしいですね、かき揚げ。

写真下段・パペロンチーノ(¥990)。
ぺではなくパ。もちろんパクチーのパ。
オリーブオイルで炒めたパクチーと松の実をパスタに絡め、仕上げに生の刻みパクチーをトッピング。
火が通るとやはりパクチー特有の香りは飛んでしまうようで、トッピングの生パクチーを取らなければ普通に菜の花等のペペロンチーノのような感じ。
あと、カリっとした松の実がなにげにメインのパクチー以上に存在感を発揮しています。この香ばしさと食感がかなりの高得点。
惜しげもなくたっぷり入ってる辺りがまた嬉しいところ。



カクテルの欄には「パク酒」というのがあり、これはパクチーをホワイトリカーに漬けて果実酒風に作った自家製酒のようです。
これを使用したカクテルで「夏の陣」、「冬の陣」というのがありました。写真はたしかパク酒 冬の陣(¥700)。
夏の陣がパク酒をコーラで割ったもの、冬の陣が同じくジンジャーエールで割ったものとのこと。…たぶん。逆だったかも。

上に浮いているつぶつぶはコリアンダーシード。よくスパイスとして売られてるパクチーの種ですな。うちでもカレーとかピクルスに入れたりしてます。
写真はおかわりで来たものなんですが、1杯目のときはなんかコリアンダーシードが酒面を覆い尽くす勢いで投げ込まれてまして。これは大阪冬の陣の和睦の結果、掘を徳川方に埋められてしまった大阪城をイメージしています。
今考えついたデマですけど。

香りはそんなにパクチーという感じでもなく、何かのハーブが香るジンジャーエール割りといったところ。
そういえばパク酒はパクチーの葉っぱを漬けているのか種を漬けているのか聞こうと思ってたんですが忘れてました。Mayugeは種じゃないかなーと思ったんですが、両方かもしれません。実際のところは不明。


そして写真はありませんが、カクテルのところに他にも妙なものが。

  キューバに自由を!パクチーフリー(¥700)

…キューバ?
んー、英語的に考えてパクチーフリーとはつまりパクチーが含まれていないという意味になると思うんですが、なんかこのメニューを見てるとパクチーフリーダム的にパクチーがもっさり入っててイヤッハァ! という意味にも思えてくるから不思議です。
とりあえずニケ's旦那がチャレンジも兼ねて注文してみることに。

 「こちらはパクチーが入ってませんけどよろしいですか?

Mayugeはあと数十年くらいは生きる心づもりにしていますが、このセリフをこの店以外で聞く機会というのはおそらく今後も無いのではないかと思います。

 「じゃあそれで(´・ω・`)♪」

すでにニケ's旦那は気持ち的にパクチー方面からは撤退気味。
インパクトとアルコール脳に負けて具体的にキューバの中身が何だったか忘れてしまいましたが、ラムコークだったような気がおぼろげにします。
記憶違いかもしれません。


最後にデザート、パク塩アイス 甘パクソース(¥400)。
デザートは日によって無い物もあるそうで、本日あるのはこの塩アイスのみだったため、一つ注文して3人で。
ほんのり塩味のアイスにパクチーベースの手作りジャムっぽいソース。これもパクチーの香りは強くなく、なにかのハーブっぽい感じだった気がします。ルバーブジャムとかそんな雰囲気。
食後に口の中をさっぱりさせるにはちょうどいいです。


ということで、パクチー専門店という話を最初に聞いたときには、正直イロモノ色の強い一発ネタ的な店を想像したんですが、かなり予想を裏切られました。良い方向にですが。

シンプルな味付けの料理がきっちり美味しく、パクチー以外の要素にも何かと工夫が盛り込まれた料理はどれも予想をはるかに上回るレベルです。
「なんか面白い店があるから話のネタに一度」というような勧め方ではなく、普通に「料理がひと工夫あって何を食べても美味しい店」としてお勧めできると思います。
パクチーが一切ダメって人でなければ…。

まあ上でも触れましたが、少なくともかき揚げとパペロンチーノの2点は多分パクチーが苦手な人でもけっこういけるんじゃないかと思います。パペロンチーノはニケ's旦那も絶賛。
かき揚げの方など何も言わずに食べさせればパクチーとは気付かないんじゃないでしょうか。
そもそもパクチー苦手な人をこの店に連れてきて、さらにかき揚げ食わせるまでパクチーに気付かせないこと自体が不可能だとは思いますけど。

あと、パクチー専門店に来る物好きはそこまで大量にはいないだろうと(ニケが)ふんで特に予約とかしないで行ったんですが、開店前に着いたにもかからず店はすでに予約分だけで満席直前。世の中のパクチー愛好家人口はけっこう油断ならないことになってます。
開店後間もなくでほぼ満席になってましたし、来店の際にはあらかじめ確認の電話を入れておくのが無難でしょう。

ついでに今回はチョイスに入りませんでしたがこんなメニューが。

「本日の実験(時価)」

何が出てくるかはその時々で不明。食ったらレポートを書けと。
おそらく一風変わったメニュー群は、こういった客すら巻き込む普段からのたゆまぬ努力から生み出されるものなんでしょう。
どんなもんが出てくるのか、一度試してみたいところ。



 パクチーハウス東京

  所在   東京都世田谷区経堂1-25-18
  営業   13:30-17:00, 18:00-23:00(LO 22:00 月曜日定休)
  電話   03-6310-0355





2009年1月23日(金)02:57 | トラックバック(0) | コメント(2) | くいだおれ(食記録) | 管理

NON(きのこの和風しょうゆバーガー)

何度行っNONにまた行ってきました。

グリルドチキンのハラペーニョサルサトルティーヤ(900円)

しばらく前からトルティーヤサンドがメニューに追加されてるなーと思って若干気になってたんですが、今回初注文。
この店お得意の、いついものグリルドチキンにたっぷりトマトソース。さらにその上にハラペーニョのスライスがトッピング。トルティーヤは2枚ついてます。
グリルチキンの出来栄えは相変わらず素晴らしいのでトルティーヤにもよく合ってます。サルサソースにざっくり切ったハラペーニョのピクルスがピリ辛のアクセントでよい感じ。

付属のサラダはパルメザンチーズっぽい風味のするフレンチドレッシング。



きのこの和風しょうゆバーガー(1100円)

前回に引き続き和風。ゆずこしょうに比べるとチャレンジ色は少なめかもしれませんが、余所では見かけないハンバーガーなのは相変わらず。
いつも通りのどっしりジューシーなハンバーグの上にしょうゆ味のキノコのソテーがトッピング。きざみ海苔としょうゆの組み合わせが和風のよい香りを漂わせています。
付属のサラダはクリーミーなマヨネーズ風味の胡麻ドレッシング。



バナナシフォンのチョコレートとカスタードパフェ(ランチ+300円)

名前とかちょっとうろ覚え。…なんかたしかバナナシフォンと書いてあった気がするんだけど、食べたシフォンにバナナの気配がしたかどうか記憶が定かでないのですが…。はて。
セツ子さん、ご飯はまだですかいのう。

シフォンケーキが非常にふんわりしていて良かったんですが、どこからどう取ろうとしてもパフェが崩落しそうになって困ったのは憶えています。
内部のアイスのうち一方があっさり目でシャキシャキした食感で、これもちょっと良かったです。



ベイクドチーズケーキのカラメルリンゴパフェ(ランチ+300円)

しっかりした食べごたえのベイクドチーズケーキがどっしり乗っかったパフェに、リンゴのスライスとカラメル風味のコンポートをトッピング。
前面と裏面にそれぞれコンポートが乗ってたんですが、一方はカラメルっぽく、もう一方はそのまま砂糖煮という感じでした。これは狙ってこういう2種類のコンポートを乗せたのか、それとも単なるカラメル化度合いのロット差なのかは不明。
まあ、何はともあれリンゴにカラメルはよく合います。間違いのない仕上がり。
なんかこの手のデザートがあると毎回食べてるような気が。
ベイクドチーズケーキのタルト生地部分のざっくりした食感と香ばしさもアクセントでなかなかいい感じです。

ということでグリルチキンと奇妙な和洋折衷食品に相変わらずの完成度を示すNONでした。


 NON FURNITURE & CAFE

  つくば市二の宮 2-14-15 ARUMIKビル 1F

  TEL : 029-858-3855
  営業時間 :  平日 11:00~21:00(L.O)
         金,土 11:00~21:30、日祝日 11:00~20:30




2009年1月10日(土)02:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

海ぼうず(さんまのさんが焼定食)

去年に引き続き今年も神栖でニケが所属していたサークルの忘年会になぜか混入し、但馬牛のすき焼きなどかっ食らってきました。
で、翌日はまた銚子に移動して魚。もはや定番ルート。ウォッセ21で魚や魚河岸揚げを物色したあと魚料理をどこで食べようか相談。

 「せっかくだからアブラボウズの照焼が食べたいなぁ(´・ω・`)」

というニケ's旦那の一言で1年ぶりに海ぼうずに。
まずは単品、大粒かきの唐揚 山椒あっさり味(800円)。
唐揚げの衣に山椒の風味がピリッと効いていてさっぱりと美味。これは牡蠣以外の唐揚げにも流用できそうです。



そしてメニューおよび本日のお薦めのプレートなど見ててもお目当てのアブラボウズが載ってません。

 「あれー、今日はアブラボウズ無いのか(´・ω・`)」

 「あ、メニューには載ってないけど出せますよ。アブラボウズ」

 「(`・ω・´)シャキーン」

ということであぶらぼうずの照焼。よく考えたら値段不明。
プリプリした食感にこってり脂であいかわらずコクがあって美味。他の魚には無い味と食感。



そして主食。ニケ旦那は刺身盛り合わせ定食(1680円)。以下みんな400円プラスして海鮮あら汁を追加。
刺身の皿の手前の方にいる白い同心円盤状の謎のオブジェクトはおそらくタコの足の輪切り。その隣のちょっと色が変わった感じの小片は何の魚だろうという話になったんですが、Mayuge的にはサンマの刺身ではないかと。あとイワシではないか説なども出、あとで店員さんに聞いてみようとかみんなで話してました。
この記事書くまで聞き忘れてることすらすっかり忘れてました。



Mayuge注文、さんまのさんが焼と刺身2点盛り定食(1380円)。
さんまのさんが焼とは何ぞや?と思ったらなめろうを焼いたものとのこと。それはなかなか美味しそう、と思ったらなんかえらく大きいのが出てきましたよ? 巨大ハンバーグのごとき姿。
焼いたつみれといった感じでご飯が進む食べ物。



ニケ注文、さんま唐揚ピリ辛マヨネーズ丼(980円)。
さんま唐揚がどっさり。コチジャンとマヨネーズをかけてピリ辛に。
ものすごくさんまたっぷりで贅沢な感じ。しかし新鮮なさんまをわわざ唐揚げにして、しかもピリ辛マヨネーズでこってりと味付けしてしまうのは少しもったいないような気もしますが、やっぱり美味しいです。

そういえばこの店に来るといつもあら汁を追加してます。海老まるごととかカニが半分とかいつも派手なワンポイントが浮かんでて目を惹きますし、アラたっぷりなのでトンコツのような深いコクがあって非常に美味。


 海ぼうず

  千葉県銚子市新生町1-36-11
  TEL  0479-25-3339
  平日ランチタイム  11:30~14:00
  平日ディナータイム  17:00~21:00
  土日祝  11:30~21:00
  月、火曜定休(祝日の場合は営業)




2008年12月30日(火)13:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

旭屋(サメ心臓刺身定食)

ひたち野うしくと荒川沖の中間辺りにあって、魚の美味しい店として以前にも紹介した「旭屋」にまた行ってきました。

ちなみに前回の記事を見たニケが「あん肝刺身! 食べに行く! 連休にそっち行くときの晩ご飯はそこで!」と騒いでましたが、店のネームカード見たら「年末年始とゴールデンウィークは休業」との記述が。ていうかそもそもアンキモ刺身は記事書いた3月下旬ですら「また来シーズン」って書いてあったじゃないか。

 「なんかの間違いで入荷されるかもしれないし!」

だから連休営業してないって。
とかメッセンジャーで会話してたところ、その手で店に電話して問い合わせた様子。

 「やっぱり休みだってー」

だからそう書いてあるって言ってるじゃないか。話を聞け。

ちなみに数年前にもニケが遊びに来たときにこの店に行こうとしたら定休日っていうニケ効果発動があったんですけどね。


さて、今回はちょっとこっちの方に行く用事があったので、ついでに昼食をここでと思い、出る前にサイトで日替わりのお薦めを確認したところ、


気仙沼産サメの心臓刺身定食(トンカツ付)

高級珍味!大変稀少な品!モウカザメの心臓のお刺身です。「モウカの星」と地元では呼ばれ、コリコリとした食感はまるでサザエのようで、風味のよさはまさに珍味。馬刺の赤身よりおいしいとさえ言われています。レバ刺などより血なまぐささや臭みは一切無く非常に美味しいものです。「次はいつ?」といわれても、そう入らないものなので是非、この機会にお試し下さい。



こんなものが。
うわぁ、普通に刺身食べたかったのに気になる。超気になる。

Mayuge脳内にいる普通に刺身を食べたい人の方は「室蘭産ハッカク刺身定食(ナス焼き付)」にすごく惹かれてるんですが、サメの心臓刺身定食とか、今回を逃したら一生のうちでもそうそう食べる機会がある気がしません。
店に着いてからもしばらく悩んだんですが、結局サメの心臓に。

日替わりの売り文句はいつも非常に惹かれる文章で、毎回「この機会に是非これを食べてみねば!」という気分にさせてくれるんですが、今回のサメの心臓刺身に関しては、「サザエ」「馬刺し」「レバ刺し」と喩えの方向性がどうにも一貫せず、どうんなものになってるのか想像できなかったことも逆に気になったポイント。
心臓の肉って内臓系の肉の中ではわりと筋肉に近い質感という印象で、馬刺しという喩えはまあ想像がつくんですけどね。

ということで出てきました。外見はレバ刺し的。
食感もレバ刺しに似似ていますが、レバーよりは少ししっかりしてるかなーという程度。匂いやクセはなく、けっこうあっさりしています。淡泊で、確かに味をたとえるとしたら馬刺しとかそういう系統。

見た目と名前のインパクトに反して非常に上品な味で、何やらやや拍子抜けではありますが、このあっさりした味はけっこう万人向けだと思います。
付いている薬味はわさびではなくおろし生姜。青じその葉にくるんでしょうが醤油で食べるとあっさりした身と非常によく合います。

さらに写真で刺身が二山に分けてある右側の一番上に乗ってるちょっと白っぽい一切れ。筋肉の端の腱っぽい部分だと思うんですが、ここがちょっと硬くてコリコリとした良い歯ごたえ。サザエってこれか!
外見と食感はレバ刺し、風味は馬刺し、場所によってはサザエということで、全然方向性の違う3種の喩えに納得。


あとは、メニューの説明では何も触れてないんですが、この日はみそ汁がさりげなくアラ汁になっていてちょっとお得な感じ。ダシがよく効いていてこれまた美味。
本日の浅漬けはちょっと塩辛め。


 旭屋

  土浦市荒川沖 6-138
  TEL : 029-841-0022
  営業時間 10:30~23:00
  定休日 日曜・祝日





2008年11月26日(水)23:55 | トラックバック(0) | コメント(2) | くいだおれ(食記録) | 管理

NON(ゆずこしょうバーガー)

でおなじみのNONですが、今月のはじめ、かなり久々に1号店に行ってきました。

ゆずこしょうバーガー(¥1100)

…また妙な和洋折衷が発生してますが。
やはりこれは試してみなくてはなりますまい。
なんか注文した瞬間に店員さんがあきらかに「ニヤッ」と笑ったんですが。関係者の間でも注目の新作イロモノだったんでしょうか。

サラダとフライドポテトとヨーグルト付き。バンズは普通のと胚芽パンから選べたので今回は胚芽を。
届くと同時にほんのりゆずこしょうの香りが漂いますが、外見は普通にハンバーガーセット。
切り分けてたらハンバーグの上にぺったりと緑色のゆずこしょうが塗ってあるのが見えました。

で、肝心の味の方ですが、例によってイロモノメニューも間違いのない仕上がり。何の違和感もなく美味しいです。ちょっと爽やかなゆずの香りがするのが肉汁によく合ってます。むしろ今度ハンバーグ焼くときにゆずこしょうを試してみようという気になるほどのマッチ具合。
ゆずこしょうって、あるとたまに嬉しいんだけど、鍋かうどんくらいしか使わない印象が強いじゃないですか。小瓶はあるんだけど使い切るまでに非常に時間がかかり、もてあまし気味だったんですが、こんな洋風の肉料理に合うとは意外でした。



グリルドチキンとポテトののタイ風チリマヨ丼(¥950)

もう一品はタイ方面に。この店でご飯ものを採り上げるのは初めてじゃないでしょうか。
グリルチキンはこの店のお得意のいつものやつで、ソースがスイートチリ+マヨネーズな辺りがタイ風。この甘辛さはたしかにタイ。ナンプラー風味は付いてなかった気がするので苦手な方でも大丈夫かも。ライムの搾り汁が爽やかで良いです。
フライドポテト…はわざわざそこにいる必然性はない気もしますが、別に違和感もないです。こういう不思議な組み合わせは誰が考えるんだろう。カレー以外でご飯にジャガイモが乗ってる姿を見ることはあまり無いと思うんですが。



デザートはふわふわシフォンのアップルキャラメルパフェ(ランチ+¥300)
これは以前にも同じ系統のものを食べたことが…って気のせいだ。のはどちらもリンゴのカラメルソース煮が付いてるタイプだったけど、こちらはキャラメルソースをかけた比較的普通(NONにしては)のパフェ。
意外性はありませんがいつも通りの質の高い仕上がり。


久々に来てみてもやはり美味しい上に意表を突く料理を置いて待ちかまえてました。
和風のあっさりしたもの専用の薬味だと思っていたゆずこしょうが、洋風の肉油系料理にこれほど合うということが目からウロコだった一日。



ついでに今日のご飯を探しているときに見つかった情報。

最初、NONではなく、以前に紹介したCafe Strollに行こうという話になってたんですが、店の裏の駐車場から表に回ろうとしたところになにやら張り紙が。

モツ料理専門店に突如転身した様子。

ちなみに張り紙では11月30日になってますが、この日は11月1日でした。おそらく10月30日の誤記です。




 NON FURNITURE&CAFE

  つくば市二の宮 2-14-15 ARUMIKビル 1F

  TEL : 029-858-3855
  営業時間 :  平日 11:00~21:00(L.O)、金,土 11:00~21:30、日祝日 11:00~20:30





2008年11月26日(水)20:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ディワリ イン ヨコハマ 2008

10月19日はディワリ・イン・ヨコハマ 2008に行ってきました。ここんとこ立て続けにインドイベントでしたな。

ディワリはインドの正月を祝うお祭りだそうで、これに合わせてヨコハマでインドフェスティバルをやっているのがディワリ イン ヨコハマです。去年までは1日間だけだったのを、今年は土、日の2日間とし、出店数もかなり増やしたとのこと。
確かに去年は食べ物の店も選択肢が2店ほどしかなく、ちょっと寂しい感じだったんですよね。その代わりにその店にはものすごい行列できてましたけど。



ニケは横浜に引っ越した頃からインド舞踊とか習いに行ってまして、去年のディワリでもこの教室の方々がインド舞踊を披露されてました。で、今年はなんかニケも舞台に上げられるらしく。
ということでインド食品を堪能しつつテンパってるニケをニヤニヤ見物する会。会員は2人。すなわちニケ's旦那とMayuge。

なにかにつけ直前になると逃避傾向のあるニケは、前日の夜になると「うおぉ~。会場燃えたら中止になるかなぁ」とか不穏な呪文を唱えながら衣装とか準備してました。Mayugeは「パソコンから音が出ない」というトラブルで呼び出されて対処中。てめ、緑色のCD入れてサウンドドライバ入れろって言ったのにやってねぇじゃねぇか。

まあ舞台の本番はなんだかんだ言って問題なくこなしてたように見えました。素人目にはなので、よくわかりませんが。
もっと大人数でバックダンサー的な働きなのかと思ったらけっこう少数で、しかも一人で中央に立ってポーズつけるシーンとかもあってなかなかプレッシャーそうでした。

さて、昼ごろに会場に到着したんですが、ニケはそのまま舞台の準備の時間だったので何も食べずにそちらへ。ニケ's旦那は他に用事を済ませてから舞台の時間頃に来るとのこと。
Mayugeは舞台までヒマなので食べ物探索開始。



まずはスナック系、上段はラッドゥーとサモサ。

ラッドゥーは豆の粉っぽい物と人参とその他なんだかよく分からないものにカルダモンシードと生姜あたりで風味を付け、たっぷりの砂糖でシャリシャリした歯ごたえになるまで煮っ転がして丸めたような感じの食べ物。なにやら知ってる物のなかにこれと似た食べ物が一切無いので説明のしようもないんですが、何となくお婆ちゃん家でおやつに出てきたりしそうな雰囲気。

サモサは普通にサモサ。

さらに下段、伝統的なインド菓子方面。
オレンジ色の方、モティカル・ラドゥー(Moti Chur Ladoo)、銀色の菱餅っぽいの、カジュー・バルフィー(Kaju Burfi)。

モティカル・ラドゥーは名前からすると上のラッドゥーと関連のある品でしょうか。店の人が豆の粉だと言ってました。こちらは蒸すか何かしてる感じで食感は別物。ひとかたまりに見えますが、粟粒くらいの小さいつぶつぶの集合体で、囓るとぱらぱら崩れる感じ。見た目でジュレビを丸くしたような物かと思って買ったんですが違いました。
しかしたっぷりのシロップに浸してある感じには違いなく、これまたがっつり甘いです。シナモンとカルダモン系の風味がしますが色々複雑な風味。

カジュー・バルフィーは牛乳を若干の香辛料とカシューナッツの粉と砂糖で煮詰めた気配。自家製ミルキー(カシューナッツ入り)といったところ。
今回のインド系デザートの中では一番クセが無く、インパクトの強いメタルな外見の割には日本人にも馴染みやすい味。Mayugeが購入したのを横からつまんでみたニケが気に入り、自分でも店に買いに行ってましたが、残念ながら売り切れてました。しかたなくMayugeのを横からモリモリと。



上はMayugeが待ち時間の間につまんでたケバブカレーセット¥700。これ売ってる店、明らかに普段はドネルケバブがメインと思われる気配でしたが、トルコ人がどさくさにまぎれてインドカレー売ってるのか、それともインド人が普段そ知らぬ顔でドネルケバブを売ってるのか、どちらなのかは不明です。サフランライスにチャナ豆のカレーをかけて横にチキンケバブを盛った感じ。

下は舞台を終えたニケの遅めの昼ご飯。2種のカレーセット¥700。バターチキンとキーママタルにナンのセット。わりとスタンダード。



こちらは売り場に「チョーリィー バテゥラ」とか不思議な読み仮名が振ってありましたが、つづりはCholle Bhatturaらしいです。揚げパン。
上がニケ's旦那購入のキーマカレーとバトゥラのセット。記録し忘れて値段不明。
下、Mayuge購入のは豆カレーとのセットで¥500。ちなみに揚げパンのみだと¥200。

ニケ's旦那は先日のナマステインディアで食べた揚げパンが気に入ったそうで。
Mayugeもこれ好きなんですけど、インド料理店とかではなかなか置いてないんですよね。今回各自ウロウロしてそれぞれにご飯買ってきたんですが、集まってみたら揚げパンかぶってました。同じ店で買ったのかは不明。

ナマステインディアで食べたのは全粒粉っぽかったんですが、このバトゥラは精製した小麦粉のパンっぽい気配。

で、Mayugeはインドの揚げパン=プーリーと認識してたんですが、このバトゥラとは何が違うんだろうと思い、記事を書くついでに検索してみました。その結果、

 小麦粉のパン=ナン → ナンを揚げたもの=バトゥラ
 全粒粉のパン=チャパティ → チャパティを揚げたもの=プーリー

という関係だったことが判明しました。
ということでおそらく、ナマステインディアにあったのがプーリー。

やはり香ばしさや舌触りではバトゥラの方がいいし一般向けな感じですが、プーリーやチャパティのざっくりした歯ごたえもなかなか捨てがたいところ。

ちなみにニケ's旦那の方のキーマカレー、煮込んでる最中に一度焦がしちゃってる気配を感じました。
なんでそんなことが判るかというと、以前にMayugeが煮込み中に焦がしてしまったカレーを大量生産し、コゲ臭を何とかするために苦労したことがあるからです。


ということでディワリ イン ヨコハマ、規模拡大してなかなか充実した感じになってました。特に食べ物の露店の充実具合が去年の比ではないですね。ただ店舗が増えただけでなく、余所ではあまり見かけなかったような食品が売られていたことも個人的に評価が高いです。まあ、その辺は出店次第なので来年以降も同じとは限りませんが…。



2008年11月18日(火)02:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

謝甜記

9月末に帰省したとは先日書きましたが、帰省の前に不調のニケPCの様子を見て欲しいということで、一旦ニケ邸に寄ることに。
ということでまずは横浜中華街でニケと合流。

写真は中華街で見かけた看板。
自称。しかも何について世界一なのかはノーコメントというツッコミどころ増し増し。
ちなみにお客はけっこう入ってました。

自称はおいといて、中華粥で昼食にしようということで中華粥が名物の店、謝甜記へ。

中華粥好きのニケとしては以前から気になってた店だったらしいんですが、旦那さんは中華粥はそれほどでもないというか、もっと優先度の高い食べ物があるため、これまで試しに来る機会がなかったとのこと。

お店はこぢんまりしていて派手な中華風の内装などもなく、「中華街の専門店」というよりは「下町の食堂」という雰囲気なんですが、週末のお昼どきはいつ見ても行列ができてる人気具合。実は以前にも候補に挙がったんですが、行列に負けて他の店に行ったりしてたんですよね。

ということで列に列びつつ渡されたメニュー吟味。
中華粥のバリエーションとしては鶏、豚、牛、貝柱、卵、ピータンといった定番っぽいものの他、モツ、スジ、レバー等のちょっと風変わりなものまで色々。



わりと悩んだんですが、結局中華粥以外も色々試したかったので2100円のコースにしました。
内容は、粟米湯(コーンスープ)、揚物、茄汁蝦仁(小エビのチリソース炒め)、八宝菜、麻婆豆腐、三鮮粥、杏仁豆腐。
おかゆはおかわり可。

ということで写真はコーンスープと揚物、エビチリ。揚物は単品メニューにある梅みそ付き鶏の唐揚げと同じものと思われます。
骨付き唐揚げに甘味と酸味のある梅のソースがさっぱりしてて美味。



さらに麻婆豆腐と八宝菜。
中華の店の麻婆豆腐は辛みがシャープでいいですね。自宅で作ると花椒追加してもいまいちパッとしないんですが、量か使い方か、何かポイントを外してるんだろうなぁと。
この辺でニケのエンジンが暖まってきたらしく、桂花陳酒サワーの消費量↑。八宝菜がおつまみ性能が高く、お気に召したもよう。



そしてメインの三鮮粥。イカ、白身魚、サザエの3種の海産物入りのおかゆ。
あと、単品で魚片というのがあったのでそれもついでに。
要するに刺身ですが、熱々のお粥にトッピングとして投入するというのがなんか惹かれたので。白身魚とうのがいったい何なのかは謎。
あとはデザートの杏仁豆腐。

さすがに専門店だけあって、あっさり味に具の旨味がよく効いていて非常に美味しいです。トッピングの油条も香ばしさと舌触りがよい感じ。
魚片は熱いおかゆに沈めておくとミディアムレア気味に火が通り、ポロポロと崩れつつ半生な食感でこれもまたなかなか。刺身茶漬けとか好きな方にお勧め。

コースのおかゆはおかわり自由で、おおむね食べ終わった辺りで店員の方が「おかわりいかがですか?」と聞きに来てくれたんですが、すでに二人とも満腹だったので断念。気持ち的にはおかわりも行きたいところだったんですが、なにぶん胃にスペースが。

モツとかその辺のちょっと変わった具のおかゆもそのうち試してみたいところ。



  おまけ

帰り際、中華街の八百屋でドリアンをお安く発見してご満悦のニケ。

えー、買うの? 帰り電車だけど?

帰りの電車内で、その他の買い物も含めて荷物が大変そうだったので「ちょっと持とうか?」って言ったら迷い無くドリアン袋をよこしやがりました。
横浜駅で乗り換えるとき、外人がフンフン鼻を鳴らしながらキョロキョロしてたような気がするけどキニシナイ!

ニケ邸に到着したドリアンは旦那命令でそのままベランダに即日島流しの刑に。


謝甜記

  所在:  神奈川県横浜市中区山下町165
  電話:  045-641-0779
  営業:  10:00~15:00、16:30~20:30(土日祝 10:00~20:30)火曜定休(祝日は翌日)





2008年11月18日(火)01:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ナマステインディア 2008

帰省する際、9/28(日)にナマステインディア2008を見てから実家方向に移動開始しました。ということでその時の様子も。会場は先日のスリランカフェスティバルおよびタイフェスティバルと同じく代々木公園イベント広場。


会場は同じですが、「日本最大規模のインドフェスティバル」と自称するだけのことはあり、出店数が明らかに多いです。
そのため他のイベントに比べてテント同士の間隔が狭く、通路が細い上に来客は多いので、場所によってはすごいことになってます。
出店はカレーなどのインド料理の他、デザートやスナック的なものまでなかなか多彩なインド料理、衣類、雑貨、食器類などかなりのバリエーション。
最近はこういったイベントに出店するカレー屋も競争率が高く、ただ本格インド式のカレーというだけでは他店との差別化が図れないらしくて、以前では見かけなかったような料理を置いている店が増えてる気がします。色々試してみたい我々としてはありがたい風潮。



ということで今回の収穫。
Mayuge購入、お肉コンビセット。
ベジタブルカレー、チキンカレー、チキンティッカとナンがセットになって¥800。
あと、バタタワラというのを初めて見たのでこれも一緒に。2個で¥300。
豆の粉とジャガイモを丸めて揚げた物という説明。中身がマッシュポテトで、豆の粉の衣を付けたコロッケのようなもの。
座る場所を探して移動してるときに荷物に気を取られて傾けてしまったため、なんかカレーが全面に流出してよくわからんことになってます。撮影のためにナンはよけてあります。


バターチキンカレーとチキンティッカとナンのセット¥800。
こちらはニケ購入。

そしてニケ's旦那購入、揚げパンとチキンカレーのセット。値段チェックしそびれました。
揚げパンは全粒粉のパンっぽい気配。ナンではなくチャパティを揚げたものでしょうか。



さらにデザート、スナック系。
上段、サモサチャート¥600。
要するにサモサですが。サモサをぱくっと割って上からヨーグルトソースとかミントチャツネとかサルサっぽいソースとかケチャップなどを色々かけたもの。ソースがさっぱりしていてなかなかよい感じです。

下段、ソーンパブディ。ココナッツと砂糖(水飴?)を混ぜてスパイスで風味付けし、細い繊維状に引き延ばしてから各種ナッツと一緒にひとまとめにしてブロック状に切り分けたようなお菓子。京都げふ会の際にニケが持って来て配布してたので、参加者の中には食べた記憶がある人もいるかも。食べたけど記憶がない人もいるかもですが。インド舞踊の先生のところでもらって以来ニケのお気に入りだそうで、今回も見つけたらさっそく購入してました。
2箱で¥500だったのでニケと一箱ずつ山分け。Mayuge的に相場がよく判らないんですが、これはかなりの格安とのこと。


その後雑貨など見てまわりながらウロウロしてると、ニケが何やらインディアンカクテルとかいう店を発見。そちらに引き寄せられていったと思ったら「Vodka Lassi」「Indian Punch」と称する危険そうな液体を両手に持ってホクホク顔で帰ってきました。ウォトカ!
ウォッカラッシーは飲むヨーグルトにちょっとお酒の香りがする程度でわりとマイルドな仕上がり。おおむね予想した通りの味ですいすい飲める感じですね。それはそれで危険だが。インディアンパンチは中身が何なのか名前からさっぱり想像が付かなかったんで買ってみたとのことですが、ラム酒をベースに何かトロピカルフルーツ系のジュースで割った感じ。外見が琥珀色の液体なことから察するに、これはほぼラム酒では。アルコール濃いい。甘いのでそれなりに飲めてしまうあたりがこれも危険。



…はにわ?

なぜか何の脈絡もなく会場に置いてあった土の馬とか魚とか。かなりの大きさがあります。
なんで置いてあったのか、インドと何か関係があるのかはよく解りません。

ということで、ひととおり見てまわった後、ニケが買い物モードに入った辺りでMayugeは実家に向けて移動するため、ニケ夫妻と別れて新幹線に。
帰りにちょっと覗いた雑貨の店に手漉き紙でできた手作りノートというのがあったんですが、これがぬめ皮の装丁でなかなかいい雰囲気でした。値段がけっこうしたのと、使い道が思いつかなかったのと、さらに今から実家に帰るところで荷物を増やしたくなかったなど色々理由が重なって購入は見送ったんですが、なんか今になって買っておけばよかったという気分になってきてます。



2008年11月16日(日)11:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ベーカリーレストラン BAQET(バケット)

土浦の花火大会の日、土浦へ出発する前にLALAガーデンつくば内にあるベーカリーレストラン BAQET(バケット)へ昼食に行ってきました。
この店はサンマルクと同じ系列でメニュー等も似ているんですが、一部サービスがセルフサービスになる等の違いがあり、価格帯はややお手頃になっています。こちらに出店した頃から気になってはいたんですが、なんとなく来る機会がないままに今まで放置してました。
で、先日、「ご近所の方へのご案内」と称して特別メニューが試せるというハガキがポストに入っていたため、せっかくなのでこの機会に行ってみようかと。

ちなみにMayugeは7、8年前にさいたま某所のサンマルクよく出没していて、その時にアンケートを記入した記憶があったんですが、いまだに新メニューの案内メールとか誕生日の特別メニューのハガキなどが届いてます。どうもここの系列はこういう売り込み戦略が好きな様子。

ということでそのランチの女王コース※うろ覚え(¥1290)を。
スープ、サラダ、メイン一品とデザートのコースで、パンは食べ放題。メイン料理は5種ほどの中から選べるという、本家サンマルクと似た構成。ただし、ドリンクバーとパンは自分で取りに行くシステムとなっています。
ちなみに女王と銘打ってますが、注文は男性でも構わないそうです。

一枚目の写真はスープとサラダ、パン。

サラダはフレンチドレッシング、スープはクラムチャウダー。
どちらも奇をてらうところなくスタンダードな仕上がりで美味。
パンはクロワッサンとオニオンロールと、あと名前を忘れた何か。
クロワッサンがちょうどこの時焼きたてだったため、サクッとしてふわっとして異常なまでの美味しさ。



メイン料理、和風ハンバーグステーキ。
メインにこちらを選択する場合は+100円。
名前だけ聞いておろしポン酢など乗ってるようなのを想像してたんですが、甘辛醤油の和風タレにオニオンスライス、青じそを散らしてトッピングに鰹節が乗るという、ちょっと意表を突いたスタイル。
和風ハンバーグを表現する方法としてはやや予想外でしたが美味しかったです。
写真では本体に隠れちゃってますが、背後に野菜のグリルなども控えてます。撮影したMayugeの責任。



こっちは同行者の人のメイン料理、若鶏と彩り野菜のグリエ。グリリエと書いてあったかもしれない。うろ覚え。
なんでさっきからうろ覚えが多いかというと、オーダーした時点でハガキを没収されてしまってメニューをちゃんと記録できなかったためです。

ほのかに酸味のあるソースが美味。しかしこの風味は確かに知ってる味な気がするんだけど何か特定できないなーと思っていたら、マヨネーズ焼きではないかとの指摘が。言われてみればまさに!
サンマルクでも同じ系統の味の料理があった気がするので、定番なのかもしれません。
パリッと焼けた表面と肉の内部のジューシーさが絶妙です。

ところで野菜のグリルのうち緑色のやつですが、これズッキーニかと思ったらキュウリですね? ちょっと意表突いてました。焼きキュウリ。



デザートはバニラアイス・ゆずシャーベットを選べたのでそれぞれ。
ゆずシャーベットってゆずを強く主張するあまり、食べたあともいつまでもゆずフレーバーが残ったりしがちな印象があるんですが、このシャーベットは香りがしつつ食べ終わると香りが飛ぶ感じで、わりとさっぱりしてました。

全体的に料理はどれも美味しく、雰囲気も良い店で期待通りという印象でした。
そして料理以上にインパクトが強いのがやはりパン。特に焼きたてが補充されたら試食必須です。
ていうか実際焼きたてパンが補充されるたびに取りに行ってましたが。
すでに満腹になっていても、まだ試してないパンが焼きたてで出てきたらつい取りに行ってしまう魔力があります。低炭水化物ダイエットの不倶戴天の敵ですな。
パンが一個一個小さめで各種試せるようになってるのも心憎い気配り。

パンは20種類ほどのバリエーションがあり、毎日そのうちの数種類が日替わりで提供されているそうです。ぜひ焼きたてでひととおりコンプリートしたいところ。


 ベーカリーレストラン BAQET(バケット) LALAガーデンつくば店

  所在  つくば市小野崎千駄苅278-1
  営業  11:00~23:00
  TEL   029-861-0309





2008年10月24日(金)00:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理


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