おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


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御朱印というかはんこ本体

御朱印集めに行ってはんこそのものを衝動買い。

先週の日曜日、御朱印集めがてら都内をウロウロしてまして。
この日の最終目的地は雑司ヶ谷の鬼子母神、大鳥神社でやってる雑司ヶ谷手創り市
寄り道しつつ向かう途中、買ったベーグルサンドをどこかで食べようと思ってたらちょうど公園と「骨董市」というのぼりが目に入りまして、そちらに行ってみると乃木神社。折良く木陰のベンチも空いていたので昼食を済ませた後、久しぶりに骨董市もそぞろ歩きしてきました。
店先の箱にまとめて入っていた版木をなんとなく眺めていたところ、「七味」「酒」といった主に商品ラベルの版木が並ぶ中、御札を刷るための版木っぽい物が一本紛れてまして。いいのかこんなん売っちゃって。



見ると表裏両面がぞそれぞれ黒と朱になってまして「妙法蓮華経」「宇賀神」などの文字が見て取れます。神仏ごちゃ混ぜ。
維新後の神仏判然令で使えなくなった版木が流出したのかなと思ったけど一番上に「東京」と書いてあるようです。「江戸から東京に改称したから東京って文字入れて御札作ったのに神仏判然令で使えなくなったお蔵入り御札?」とか考えたんですがその割にはけっこう使用感があるように見えます。
なんかその経緯も気になってつい購入。
店の人も「神様と仏様が混ざってるし、XXの方(忘れた。関西の方だった気が)からまとめて買い取ったんですけど、なぜか東京って書いてあるしねぇ。いろいろ謎です」と言われてたんですが、帰ってからよく見たら東東でした。なんだこれ。



「妙法蓮華経」はまあ言わずもがなですが、「多醯(たけい)」は検索した結果どうやら法華経に含まれる陀羅尼の一節の様子。この節単体での意味は分からないので特にこの部分だけが抜き出された理由も不明。「醯」という漢字自体は酢を表すっぽいんですが、陀羅尼がそもそもサンスクリット語の原典の音を漢字に充てたものということなので文字の意味を調べてもルーツ探りの役には立たなそう。

宇賀神はおそらく日本の八百万の神の中でもトップクラスにエキセントリックな外見をした神様。薄暗い祠の中覗いて不意打ちでこんなん入ってたら変な声出るわ
版木を最初に見たとき、宇賀神と書かれてるのを見て宇迦之御魂神かと思い、お稲荷さん系の御札だろうとたかをくくってたんですが違いました。
弁才天と合体して宇賀弁才天として祀られてることも多いとのこと。スーパー弁才天的な。そういえば頭の上に鳥居乗せてる弁天様どこかで見たことあります。
ていうか神様同士や神仏が習合されて同一扱いになるパターンはよくありますが物理的に合体してるのも他ではあまり見ないと思うんですが。
まあそんな訳なのでもともと仏教とは馴染みが深い神様ではあるようですが、素人目に得体が知れないだけでなく専門家的にもわりと出自不明とのことでこれまた手がかり無し。

御朱印収集ってこういうことではないと思うんですがまあちょっと風変わりなものを入手したということでこれはこれで。



2016年5月31日(火)22:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 放浪(旅行・御朱印) | 管理

御朱印帳経過記録 神社8冊目

御朱印帳(神社用)の8冊目が埋まったので例によって記録。

写真は千葉神社のすぐ近くにある出世弁天のお社の裏側に回ってみたら中の人(食事中)に「こっちは関係者以外立ち入り禁止ですよ」みたいな顔されたところ。
無人の小さな社なんですが誰かが餌付けしてるらしく猫だらけです。



御朱印帳は千葉神社のオリジナル御朱印帳。
表紙は紺色の地にラメできらびやかな天の川があしらわれ、裏表紙には九曜紋と月星紋が織り込まれていて角度で光の反射が変わるちょっと凝った仕様です。検索してみたら千葉氏の家紋と速攻で出てきて迅速解決。
仕上げ・センスが京都の大将軍八神社の御朱印帳とよく似てる気がするので製造元が同じなのかもしれません。

御朱印の方は右から順に
上段: 千葉神社と摂社の千葉天神、亀塚稲荷神社、御田八幡神社、芝東照宮、元神明宮天祖神社、徳丸北野神社
中段: 四葉稲荷神社、大松氷川神社、北町浅間神社、城山熊野神社、巣鴨庚申塚、高椅神社、白鷺神社、大前神社
下段: 大前神社摂社の足尾山神社と大崎恵比寿神社、鹿島神社(益子)、水海道天満宮、大鷲神社(印旛)、駒形神社(印旛)、三所神社・八坂神社(笠間)、稲田神社(笠間)

千葉神社は前の御朱印帳に収録されてる船橋~千葉方面の御朱印巡りの際に参拝して御朱印帳を購入しました。
亀塚稲荷神社から元神明宮まではインド大使館にカレー食いに行ったついでに自転車で主に港区周辺の御朱印巡りをした際のもの。インド大使館から赤坂の豊川稲荷に移動し、周辺のポイントに寄り道しつつ六本木辺りを通って東京タワーに出て品川方向に進む感じのルートで泉岳寺まで。
ただし途中でデジカメを落としまして。壊れはしなかったんですがその時にSDカードの接触が悪くなっていたのに帰るまで気付かず、そこから先の画像が全て保存されてませんでした。残念。
順路としては芝東照宮と元神明宮天祖神社の方が先だったんですが書き置きをあとから貼ったため御朱印の列びは後ろになってます。写真では分かりにくいですが元神明宮天祖神社の御朱印は光沢のある繊維と金銀の箔が入った豪華な半紙。

亀塚稲荷神社は住宅地内のマンションの前庭にひっそりとある小さめのお社でした。ちょっと本当に御朱印があるのか不安になりましたがいちおう下調べはしてあったのでマンションの扉を開けてみるとポストに「亀塚稲荷神社社務所」との張り紙が。インターホンで御朱印をお願いしました。
で、待ってる間にふと道路の向こうを見ると謎建築。なんか見覚えがあると思ったら蟻鱒鳶ルじゃねぇか。
一級建築士であるオーナーが自らホームセンターで買い込んできた資材を使い、自分の手でハンドメイドビルディングを作ってるという好事家にはわりと有名な物件です。神社参拝に来てこんな物に巡り会うとは。御朱印を待ってる間にちょっと写真撮ったりしてたんですが、先にも触れた通りSDカードが抜けかけてたので画像は残ってません。

徳丸北野神社から北町浅間神社までの4社は1kmちょいくらいの間隔で点在してるんですが御朱印はすべて徳丸北野神社で代行されています。庚申の日に巣鴨庚申塚に参拝するついでにこの辺も自転車でぐるっと。
北町浅間神社はけっこう大きな富士塚が残っていてその横に拝殿があります。神社名より下練馬の富士塚として知られている様子。



巣鴨庚申塚は下調べした時点では普段は隣にある薬局で書き置きを戴けるという情報があり、それをあてに一度参拝したんですが、行ってみるとその薬局と思しき建物をまさに解体してるところに遭遇しまして。仕方ないので庚申の日に有休使って行ってきました。
いちばん近い庚申の日が4/8だったんですがこの日は大祭で、しかもちょうどなにやら始まる時間にかぶってしまったためすごい混雑。
町内会だの議員だのお偉いさんの名前が読み上げられてるのを延々と待つ羽目になりました。近くで並んでるおばちゃんも「今年は長いわねぇ」「選挙があるからじゃない? いつもは議員なんか来ないのにね」とか話してます。

高椅神社からは栃木方面の御朱印巡り。行きがけにやらいでかで牛すじ食ってから。
はぱっと見て高崎神社かと思ってたんですが違いました。「たかはしじんじゃ」です。
普段は無人のようですが、このときは到着前に電話してみたところちょうど今ならお宮参りか何かで神職がおられるということなのでそのまま神社へ。
御朱印はおそらくアヒルクサ文字と思われる神代文字で「たかはしをやしろ」とと書かれてるとのこと。神社の方でも読みを把握してなかったらしいんですが、何かの調査に来た大学の先生が神代文字なのに気付き、帰ってから読みを調べて連絡してくれて判明したそうです。



この神社は県道35号線沿いにあるんですが、この道沿いに北上していくとこの高椅神社も含めて「道路が神社の正面に突き当たって鳥居の前で左に逸れる」という構造になってる場所に定期的に行き当たります。写真を見てもらった方がわかりやすいかと思いますが、ちょうど街道がそのまま一の鳥居に繋がってまっすぐ進むと参道になる感じ。古くから地域の生活に根ざした道なんだろうという雰囲気です。

その35号線沿いに10kmほど北上したところが白鷺神社。
この神社も同じく鳥居が街道の正面にあり、街道は鳥居の前で左に逸れてるパターンです。
こちらには写真下側、平和の剣という巨大な銅剣が奉納されていることで有名です。
日本武尊は東国を平定した後、白鳥へと化身したという伝説があることから、白鷺神社では平和の剣を奉ることにしたとのこと。ちょっとなに言ってるのかよくわからないです。
巨大な金属製の剣はなかなか見ごたえがあります。

大前神社は益子の陶器市を見に行く際などに「日本一の大恵比寿」という看板を何度か見かけ、存在は以前から印象には残ってましたが今回初めて参拝。大前恵比寿神社は社殿の屋根の上にちょっとしゃくれた巨大な恵比寿様が鎮座しています。

大鷲神社と駒形神社は千葉の印旛地域に隣接して存在してるので続けて参拝。
御朱印以外下調べせずに来たんですが、大鷲神社を参拝後、本殿脇に登ってきた階段とは別の坂道があるのに気付いて帰りはなんとなくそっちの方へ。途中にもう一つお社があったのでそっちも覗いてみてっと。



みっしり。
魂生大明神となってますがまあ漢字違いで金精神信仰の一種ですね。
特に中央の魂生様は日本一巨大な石造りの金精神らしいです。まあご立派。
あとから検索してみたらこっち方面でわりと有名な神社だった様子。

隣の駒形神社は普段は無人のようで、電話で問い合わせてみたところ神社が鎮座する丘の麓にある米屋さんに連絡してもらえまして、そちらに預けてある書き置きが戴けるとのこと。
ご主人は神社にお詳しいらしく、御朱印を戴きがてら伺った話もなかなか面白い内容でした。

三所神社、八坂神社、稲田神社は笠間の陶炎祭に行くついでに参拝。
三所神社と八坂神社は同じ山の斜面に並んで存在し、三所神社の社務所で兼務されていて合同の御朱印が戴けます。そのせいかGoogleマップでは八坂神社がある場所に三所神社と書かれていてやや混乱している様子。
そのまま笠間からの帰りに稲田神社、常陸出雲大社とぐるっと回り道して参拝しようかと思ったんですが、稲田神社まで参拝し終えたところで4時になったので断念しました。惜しい。


御朱印帳 経過記録
 ・ 神社 1~4冊目
 ・ 神社 5冊目
 ・ 神社 6冊目
 ・ 神社 7冊目
 ・ 神社 8冊目

 ・ 寺院 1冊目



2016年5月20日(金)00:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | 放浪(旅行・御朱印) | 管理

カワセミ女子会

そういえば冬にたまたま撮れた写真を載せ忘れてました。
職場の池にカワセミがいることがたまにあるんですが、昼休みに歩き回ってたらちょうど見かけまして。
しかも色違いで2羽並んでたから「お、つがいだ。ラッキー」と思ってさっそく撮ろうとしたけどよく見たら青くない方、カワセミでもなんでもないな。カワセミはオスメスともに青いはずです。
戻ってから写真をチェックがてら確認してみたらベージュの方はたぶんジョウビタキのメス、カワセミも嘴が赤っぽいのでメスのようです。
食性も違う2羽がなんでこんなとこで並んでたのか謎。女子会?

どうでもいいことですがカワセミが出没するこの池、けっこう大がかりに生け簀が作ってありまして、明らかに実験用の魚か何かを飼育してると思われます。
ひょっとしたらカワセミが出没することで困っている誰かがいる可能性は大いにありますが、大自然を前にMayugeはあまりにも無力なもんでおとなしく写真を撮り続けることにしようかと思ってます。



2016年5月18日(水)20:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

キクラゲの仲間?

暑くなってきました。
アミガサタケはあまりこれといった収穫がないままにシーズン終了という気配。

先日、キクラゲ系の幼菌っぽいものを見かけたんですがゼリーみたいでちょっと綺麗だったので撮影。

次は梅雨の気配がし始める頃からアンズタケでしょうか。マツオウジは近所で発生する場所は見付けてないし。



2016年5月16日(月)00:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

御衣黄

そういえば御衣黄らしき桜の写真を先月後半くらいに撮ってたんですがWEB用に加工までしておいてそのまま忘れてたので掲載。
ちょっと珍しいらしい緑色の桜の花です。



なんかわりと最近に御衣黄って言葉をどこかで見た気がするなと頭の隅に引っかかってたんですが思い出しました。
七社神社の御朱印に緑色の花のスタンプが押してあり、そこに書かれてたんでした。
たしか境内に桜の木が何本か植わっていた記憶があるので、そのうちどれかがそうだったんでしょう。



あと完全に使いどころを失してた桜の花の写真もついでにここに。
普段なんとなく撮った写真でやや気に入ったものをなんかに使うかもと思って加工だけしておき、そのままタイミングを逃して使わずじまいになることがけっこうあります。
主にネコとかキノコとか花とか。



2016年5月11日(水)02:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理


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