おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


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てっぱくツアー

Guuさん、ユイナさんの某旅客鉄道関係者コンビによる山賊襲撃ツアー本編、鉄道博物館ツアー。

ニケ's旦那は鉄道、というか乗り物全般がわりと好きらしく、一方のニケはそっち方面は一切興味なし、かつ他人の趣味に合わせるような殊勝さは持ち合わせていません。ということで日頃ニケの趣味に引っ張り回されてるであろう旦那さんの苦労を山賊にも味わわせようというこころみ。
ええと、そこにMayugeが巻き込まれるのはどういう原理で?
まあ博物館系のもの好きだからいいんですが。

Guuさんは「本職なんだからここは一度くらいは押さえておかないと」というユイナさんの 口車に乗せられて 言葉に納得してわざわざ関西からの遠征。

さて、当日朝。

 「なんかニケが熱出したので休むそうです」

あー、昨日の夜もちょっと顔色おかしかったしなぁ。タイで雨に当たったのが悪かったのかもしれません。

ということでニケを置き去りにしてさいたま方面に出発。開館前に着いておく予定が、多少遅れての到着となりました。
人気アトラクションの予約を取ろうと思ったら開館前から列んでおいて、開館と同時にダッシュが基本だそうで。

ていうか人気アトラクションの一つ、ミニ運転列車は本日は雨で運休の様子。

博物館ができて最初の頃は混雑がすごかったらしいですが、現在の混み具合はそれほどでもない感じでしょうか。それなりに賑わってるけど、展示を見てまわるのに難儀するほどの混雑ではない程度。
客層は親子連れ、特に子供をダシにして自分が来たかったんじゃないか的なお父さんが目立つ気がするのは穿ちすぎでしょうか。
展示には、実際に触り、動かしてみることで、信号や安全装置、カーブでの脱輪を防ぐ車輪の仕組みなど、鉄道の色々な物の原理が学習できるという趣旨のものなどが並んでるんですが、それをやらせようとするお父さんと、デタラメに動かしてみてさっぱり熱意が伝わらない子供との間でギャップが生じてるのがそこここで見て取れます。もしかしてこれがデジタルデバイド!

ということでまずは展示、「鉄道の歴史」から。
やっぱ鉄っちゃんの子供とか最近は少数派なのかなぁとか思っていたら、鉄道年表の横をダーッと走ってきた子供が壁の写真を見つけ、「あ、アジア号だ! これ満州国走ってたんだぜ!」と言ってまた走っていきました。子供の口から満州国などという地名が出てくること自体も驚きですが、とりあえず鉄っちゃんな子供は健在らしいです。そいや高速バスにもいたな

ちなみに年表の下はショーウィンドウになっていて、鉄道の歴史に関する様々なアイテムが展示されるてます。さらに展示の手前にはレールが敷かれており、そこを鉄道模型が一定間隔で往復しています。そして模型の往復にあわせてそれを追いかけて走り回る子供も常設。
なんとなくそれを眺めていたら、向こうから走ってきた子供がウィンドウの前に立って年表を眺めるGuuさんに背後から体当たり。鉄砲玉か! おどれどこの組の差し金じゃぁ! しかし微動だにしないGuuさん。
子供はどうしてもウィンドウに密着して列車を追いかけたいらしく、その後も砕氷船「しらせ」のごとくGuuさんに数回の体当たりを試みてましたが、全て跳ね返され、結局あきらめてGuuさんを迂回してました。知識と熱意では現実に勝てないことを子供が学習した瞬間を見た気が。



 「お、呼んでる呼んでる」

といってユイナさんがGuuさんに声をかけつつ指さす先にはくるくる回る赤ランプ。
ああ、なんかあんな感じのランプ踏切とかで見かけますね。

 「あー、じゃちょっくら復帰させてきます」

どうやら踏切の横で付近の小学生を常に誘惑してる例のニクいヤツ、非常ボタンの警報ランプだったようです。
すなわちこのランプが赤く光るときは踏切で何かが起こったときであり、Guuさんがその後片付けにかり出されるときでもあるわけですな。そりゃ休日にそんなもん光ってるとこ見たくねぇな。いや、業務中ならなおさら見たくないが。

 「ええい、そのボタンを押すなぁ!」

というGuuさんの叫びをよそに

 「いや、こんなもん滅多に押せませんし」

とか言いながら連打する我々。
Guuさんが一刻も早く忌まわしい赤ランプを消そうと、 装置の復帰ボタンの辺りを探ってます。

 「あ、畜生、復帰ボタン外されてる」

…あきらめてください。

さらに自動改札が再現されているのに引き続き、列車の運行をモニターする指令室が再現されているに至ってGuuさんがサボタージュ敢行。端末をいじって遊ぶ我々をよそに窓辺でたそがれるGuuさん。我々は社会見学みたいで楽しいんですが、Guuさんにしたら休みの日に職場に連行されてるようなものですからな。



鉄道博物館の目玉のひとつがこのミニ運転列車。施設内に線路が敷いてあり、小さな電車を運転できるというもの。これだけだと場末の遊園地のアトラクションと何が違うんだってとこですが、これが実際に列車の運行に使用されているのと同じ自動制御装置などのシステムで動いてるらしく、おそらくこういうところがマニア的な萌えポイント。Mayugeはその萌えに共感するには素養が足りませんが、それが萌えポイントになりうるという感覚はなんとなく理解できる気がします。

本日は朝から雨だったため、残念ながらミニ運転列車は運休だったんですが、午後になって雨も上がり、何やら点検が始まりました。どうやら午後から動かす様子。まあ予約制なので、運休だって言われてもめげずに念のため行列に列び、予約しておいたという物好きな人々だけが乗れる感じ。

写真右側は試運転してたミニ列車の後ろ側に書いてあった例の暗号。これを見てユイナさんたちが

 「うわ、これ本当に車両として登録されてるんだ」

と感心しています。おそらくこういうところがマニア的な萌(以下略)

正式に車両として登録してあるということは、整備なども正規の手順に則ってやるということになり、けっこう面倒なんじゃないかとかなんとか。



ということでおおむね4時間半ほどウロウロして終了。写真は出てすぐのところの地面。なんかタイルが時刻表風味。渋い。

しかしトレインシミュレーター、ミニ運転列車、ジオラマ等の行列系アトラクションをすべてスルーして、さらに展示も粗めにざっと見てまわっただけでもこの時間。これは好きな人なら丸一日潰れるっていうのは大げさでも何でもないですね。

 「次は平日に来よう」

と、ニケ's旦那が帰り際に決意を新たにしてました。あ、もう一回来ることはもう決定事項ですか。
普段ニケのペースに振り回されてる印象が強いですが、やっぱり似たもの夫婦な気がしてきました。

ちなみに、ニケが熱出して登校拒否した時点で、本来の目的の一つだった「ニケに旦那の苦労を解らせる」という目論見は失敗に終わりました。

ところで、解散後、夜にROにログインしてみたら、熱出して家で寝てたはずのニケのモンクがレベルアップしてたんですけど、どういうことかな?



ついでに職場へのお土産用に買った「石炭あられ」。竹炭使用で真っ黒の石炭激似食品。
どっちかというと石炭より備長炭に似てる気がしますが。

ていうかイロモノだと思って買っていったんですが、予想外なことに、普通にあられとしてかなり高水準でした。米の風味が非常に良くて美味しかったです。
製造元の金時米菓がMayuge内で株価上昇。どこかで製品見かけたら試してみよう。



2008年6月4日(水)19:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

タイフェスティバル 2008

さて、ゴールデンウィークが明けて翌週、5月10~11日はGuuさんとユイナさんの関東襲撃だったんですが、10日夕方に合流という予定なので、まずは10日昼にニケと合流してタイフェスティバル 2008 in 代々木公園に。写真は会場で見かけたちょっとしたパラダイス(ニケ的な意味で)。

13時に現地集合という約束なのでそれに合わせて自宅を出発。電車の時間とかが悪くてちょっと時間に遅れそうだったので連絡など入れつつ。

家を出るときは曇りだったんですが、電車に乗ってるうちに雨が降ってきまして、いまいち野外イベント向きではない天気に。雨天決行らしいのでイベント自体はやってるとは思いますが。


「ちょっと遅れそう」とメールしたのに対してニケから返信が。

 「13時出発予定。先に会場に行ってて」

何やら返信の内容が不審。何をどう間違えたら13時集合が13時出発になるのだ。
とりあえず時間通りにニケが現れることはなさそうなので、進路を変更して中野方向へ。shop MECANOに。
しばらく前、平沢進が核P-Model名義でシングル 核P-Model / Big Brother - 可逆的分離態様というのをこのショップからの限定販売で出してまして。こっちの方に来ることがあれば買いに行こうと思ってたんですが、この機会に行ってこようかと。

店のある中野ブロードウェイ内は、何やらハードロック専門の中古CDショップだの化石屋だの妙な店がみっしり入っていて、なかなかに時間が潰せそうではあるんですが、待ち合わせもあるのでそれほどゆっくり見てまわってるわけにもいかず、目的の平沢進と、あとついでにRhapsodyのCD2枚ほどを物色して早々に再び移動。暇があって天気がよければ哲学堂公園なども見に行ってみたいところなんですが。ていうかタイフェスティバルで昼ご飯にするつもりだったから腹が減ってるのが移動の原動力。



そんな感じで14時前に会場到着。
もう思いっきり雨。ニケからは「先になにかつまんでて」という返信が来るものの、どうもまだ家を出てないんじゃないかという疑惑が。
ということでまずは昼食。

イエローカレーと揚げ物セット。揚げ物セットの内容は、海老ニラ饅頭、ト・マンタン(海老のさつまあげ)、ト・マンムー(豚肉のさつまあげ)。
ここで問題発覚。雨が降ってるのでベンチ等は使用不可、片手には傘、さらに手提げカバンという状況でカレー+おかず1品という買い物をすると、食べる方法がありません。
何か気合いで荷物を片手にまとめて持ち、立ったままどういう風にかスプーンを使用して食べたと思われますが、具体的にどうやったのか憶えてません。
カレーはなかなか本場風味、ト・マンムーもレモングラス系の香草が効いていてなかなか本場風味でしたが、海老ニラ饅頭とト・マンタンは既製品っぽくてそれほど本場風味を実感できる感じではありませんでした。ちょっと残念。

そして先週に引き続きガイ・ヤーン。ガイ・ヤーンが毎週食べられるとは、いい世の中になったものです。タイ風焼き鳥という説明で、串で売ってました。
こちらはかなりしっかりタレに漬け込んでから焼いてるらしく、味がよく浸みてるんですが、その分ジューシーさが惜しい感じ。とはいえこれはこれで。やっぱ白いご飯が欲しいなぁ。

ひとまず空腹は満たされたので、しばらくウロウロして目に付いたデザートっぽいものを。雨で寒いから温かそうなもので。

カノムコック。米の粉とココナッツミルクを混ぜて焼いたものだそうです。外見は具のないたこ焼きっぽい感じ。
米をパリっと焼いた香ばしい香りがしていまして、味は具のないたこ焼きを甘くしたような感じ。ココナッツミルク風味。
外がカリっとしていて中身がトロっとしてるところもたこ焼きそのまま。だけどココナツ風味でほんのり甘い、微妙に不思議な感覚。
多分たこ焼きを知らなければ不思議でも何でもないんでしょうけど。わりと上品な甘みで美味しいです。

一番下の緑の物体は後から追加で買ったもの。カノムチャン。
「バナナの葉包みもち菓子」だそうです。見た目でいったいどんな物なのかが想像できなくて気になったので。
たぶんもち米の粉をココナッツミルクと混ぜて薄くのばし、重ねて蒸したのではないかと思われます。ココナッツミルク風味に上品な甘みがあってなかなか美味しいです。ってこれカノムコックと組成同じじゃないか。



どうでもいいことですが、とある屋台に貼られていたビラ。

 「船橋から来ました」

近いわ。横着すんな。
次はちゃんとタイから来るように。



空腹は落ち着いたもののニケは一向に来る様子はなく、まもなく15時。会場も一回り見終わってしまい、やることもなくなってきました。そもそも雨なのでちょっとその辺に座って休むこともできないのが致命的。
いちおう休息所用にテントが立てられてはいるんですがこの有様。心休まる気がしねぇ。越冬中のペンギンか貴様ら。

ここでニケからメール。「大和駅で待ちぼうけ中。寒すぎる」
それさっき家出たとこだろう。というかそれは全部こっちのセリフだ。

ここでいったん宿についてくつろいでるらしいユイナさんからメールが来たので、「13時集合の予定が、いまだにニケが現れない」と返信しておきました。山賊フリーダムっぷりを喜んでいただけた様子。

ちなみに、宿でくつろいでるというか、ユイナさんが持参してたニンテンドーDSの鉄道クイズを、Guuさんがやらされていじめられていたというのが真相のようです。

そんなこんなで16時頃、やっとニケ夫妻到着。3時間遅刻て。
ニケ's旦那は別に用事があったので後から合流の予定だったんですが、そっちの予定が潰れたらしいので一緒に。



ということでニケ夫妻のご飯調達。まずはカオマンガイ(蒸し鶏のせご飯)とクティオトムヤム(トムヤムラーメン)。
カオマンガイは塩味の蒸し鶏にパクチー風味。シンプルな味でなかなか良いです。
トムヤムラーメンは見た目通りそこそこの辛さと酸味。カプサイシンを含んだ酢の蒸気が食べる者全てをむせさせます。麺は米粉の麺っぽいです。美味しいけど辛い/辛いけど美味しいというタイ料理らしい仕上がり。

ここでニケ's旦那が「本場の味と辛さ100%」「本当に辛いのはここだけ!」という不穏な看板を立てた店の方に歩いて行ってます。
いやいや、それはどう見ても危険だと思いますが。どの店もある程度列ができてるのに、その店だけ明らかに客列んでませんよ。
まあコンスタントに客が入ってはいるんですが、この店だけ列ばなくてもすぐ買える感じ。

ということで100%らしい「タイ南部カレー」。
外見はココナッツミルクベースにひき肉、タケノコという、標準的なタイレッドカレー的たたずまい。

ニケはなんかどこかからガイヤーン買ってきて一人で食ってます。こちらは串式ではなく皿に一枚肉が乗ってるタイプ。
片手に傘を持って、もう片方の手で皿を受け取ったら食べる方法がなくなったらしく、皿に乗った肉を上から直にガツガツ囓ってます。野生生物か貴様は。

あ、カレー食べ始めたニケ旦那の動きが止まりましたね。せっかくだからちょっと味見を。

辛! ていうか痛!

いやいや、これはもう先週やったから。
美味しいことには間違いないんですが口の中が痛い。
こういうのは一口味見するだけなら「美味しいけど辛いね」で済むんですが、口の中が痛い状態で追加投入をするのがなかなかつらいですな。

そんな感じで一回りしてきました。食べ物の屋台はかなり充実してたので、天気が良いときにさえやってくれれば、また来たいイベントではあります。
雨で荷物を増やしたくなかったので、果物とか食材を置いてるコーナーをほとんど見て回れなかったのが残念なところ。



2008年6月4日(水)01:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

亜細亜屋台食堂 エナ・パサール

さて、陶炎祭からつくばに帰還して、晩ご飯は職場の人のお奨めだというエスニック料理の店、亜細亜屋台食堂 ENAK PASAR(エナ・パサール)に。
市の中心部から離れていて少々判りづらい場所にありますが、情報提供者の言によると「ハズレ無し」とのこと。

ということで3人で気ままに目に付いた物を注文。
店は休日の夜にしては空いてたんですが、今、店員の人がどうやら一人しかいないらしく、案内からオーダー、調理、客席に持ってくるところまで一人でやってるようでかなりいっぱいいっぱいな気配。



写真1枚目、上から順に、ヤムヌア(タイ風牛肉のたたきサラダ)、空芯菜のにんにく炒め、ナシゴレン。

ヤムヌアが酸味のあるさっぱりサラダと見せかけてなんかすごい辛いんですが。いや、見せかけてっていうか酸味のあるさっぱりサラダなのも間違いはないんですが。美味しいんですけど口の中が痛いっていうレベルでのっけから強烈。
空芯菜はニケの好物なので見かけるたびに注文してる気がします。こちらはなにやら赤いモノも入ってますが普通に美味。名前の通りにんにく風味が効いていて味付けはわりとシンプル。
ナシゴレンもまあこの手の店では定番でしょうか。魚醤の香りが効いたチャーハンと半熟卵が美味。たしかにハズレ無しの情報に偽りありません。初撃が痛かったけど。



2枚目写真は上からベトナム風春巻き、ガイヤーン(バーベキューチキンタイスタイル)、ベトナムヌードル(鶏)(フォーガー)。
先ほども書いた通り、店員の人が一人っきりで頑張っているため、料理が1品来ては3人でわーっと食べ、その後数分間雑談などしつつぼんやり待つ感じになってまして。どれも美味しいのですぐに食べちゃってますし。

まあ後半から応援が一人来て作業量が緩和してたようです。なんで連休の晩ご飯どきなどという危険な時間帯を一人で切り盛りしてたんだろう。

ベトナム春巻きは生春巻きじゃなくてあえて揚げ春巻きの方を。タレがベトナム方面風っぽい以外はまあ普通に揚げ春巻き的な。皮が違う気がするけど、これは何なんだろう。
ガイヤーンはよくタイ風焼き鳥などと表現されてるもの。Mayugeの好物。甘辛いタレにハーブやスパイスで味付けしたものですが、店によってかなり方向性が違ってたりします。好物とは言いながらもいまだにどういうのがスタンダードなスタイルなのか知りません。
甘辛いタレと焼き目の香ばしさが非常に良い仕上がり。パクチー乗ってるのは他では見なかったかも。
ラストは鶏肉のフォー。どうでもいいことですが、メニューの名前、「現地語(解説)」スタイルだったり「訳名(現地語)」だったり品物ごとにバラバラなのは何か意味が? いや本当にすごくどうでもいいことではあるんですが。
フォーは、パクチー、レモン、ニョクマム、チリソースなどの薬味が別で付いていて、ベースの味付けは薄めにシンプルに押さえてあります。これを各自取り分けて好みの味付けを足しながら食べる感じ。
Mayuge的にはニョクマム、レモンを等量くらい足し、少しだけチリソースを混ぜ込むくらいが好みでした。味が薄めなのをニョクマムで塩味を調製し、レモンで整える感じで。

全体としてけっこう本格的なんではないかと思える東南アジア系の各国料理が楽しめ、しかも試した中ではどれもハズレ無し。かなり高得点なお店でした。最初人手が足りなくて回転が遅かったですが、まあこれはやむを得なかったということで。



 亜細亜屋台食堂 エナ・パサール

  所在: つくば市上広岡 482-6
  TEL: 0298-57-8905
  営業時間: PM5:00~PM12:00





2008年6月4日(水)00:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

笠間陶炎祭 2008 後編

前編に引き続き笠間陶炎祭。

ちょっと風変わりなところで、陶器で造花を作っている窯、陶花 さとの花
水芭蕉、すずらん、紫陽花、薔薇などの花や、場合によっては鉢植えを丸ごと焼き物で再現しています。別のブースで、ここの造花を自分の作品の一輪挿しと合わせて展示しているのとかも見かけました。
ニケがこの水芭蕉を見て気に入ったらしく、展示品の前をウロウロしながら悩んでます。



こちらは窯の名前を失念しましたが、紅葉や山葡萄の柄がシンプルながらもちょっと良い感じの器。
このシンプルな柄でなぜか葡萄がそれっぽく見えるのも不思議。
なんとなく紅葉の葉が昔のアップルロゴを思わせるんですが。



謎の飛行物体。
この窯のブースは全体的にこんな感じ。どこに向かってるのか解りかねます。このクリーチャーと制作者双方が。
ブース内ではあちこちで同様のクリーチャーが様々なポージングで浮遊してるのに加え、この顔のついた湯飲みが置いてあったり、こんな感じの頭部だけが床に10個くらい並べてあったりと、このブース全体がかなり特殊なオーラを放ってました。



その他色々。
陶の動物園からいつものニケお気に入りのカバ。見返りポーズ。
の写真を撮ったつもりだったんですが、帰ってから見たら後ろにいる鏡餅のような物体がいったい何なのか気になってきました。

そして去年Mayugeが湯飲みを購入した工房ちやにいた犬。
特にウロコ模様の方の犬の、なんかぼんやりした表情が良い感じ。

あと、うなづきハシオキ。上の飛行物体と同じ人の仕業だったかもしれない。指先でちょいと押すと、気難しい顔でうんうん頷いてくれる箸置き。

ちなみにニケは出発前は「できれば益子の陶器市にもハシゴして…」とか目論んでましたが、全然そんな時間はなかったです。あと、財布の余裕も。



最後にこちら現在のニケ邸玄関。
中央の2つが前回の記事で書いた今回のニケ収穫物。陶の動物園のゴマフアザラシと、先ほど書いた陶花 さとの花の水芭蕉。
どちらも旦那に無断で買って、ちょっとした家庭の危機を招きそうになったという逸品。

ていうかMayugeの知る限り、ニケ邸の玄関に飾ってある物のうち半分くらいは、購入の際に旦那に渋い顔をされるか呆れられるかしながら押し切った品です。
残りの半分は旦那も納得の品、ではなくて旦那と出会う以前に買った品です。

ちなみにこの日、朝のつくば出発→笠間の陶炎祭(+駐車場待ち1時間)→つくば帰還→夕食→Mayuge部屋帰宅の間、ニケ's旦那がずっと運転担当してくれてました。お疲れ様でした。横で飲んでてすみません。

ということで夕食の後は一人飲まないで運転続けてたニケ's旦那用にビール買って帰宅。
ちなみにニケはうちに着いてすぐ、Mayugeが昨日のダージリンフェスティバルの帰りに買ってきた琉球流マンゴーを目ざとく発見。

 「あ、それ飲んでみたいです」

山賊の目がスネ夫のラジコンを見つけたジャイアンのごとく光を放つ!
ていうかあらためて眺めてみたら、ニケ昼前からずっと飲みっぱなしじゃないか。

ニケ夫妻はこの後もう一泊して、翌5日は例年通りMayuge職場のタケノコとわらびの収穫を敢行。そいや旦那さんはタケノコ掘りに参加するのは初めてだったでしょうか。今回、所内に競争相手が多かったらしく、例年に比べて獲物の発見に手間取りましたが、それでもスーパーの袋に2杯ほど収穫。下茹で後に山分けして解散となりました。
帰りももちろん運転は旦那で。



2008年6月4日(水)00:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

笠間陶炎祭 2008 前編

連休二日目の5/4日はと同じくニケ夫妻と笠間の陶炎祭(ひまつり)に行ってきました。運転はもちろんニケ旦那。
移動時間短縮のため、ニケ夫妻は3日夜につくばまで移動し、4日朝から笠間に移動するプラン。ニケは「余裕があったら益子の陶器市もまわってこよう」と、ムダにやる気に溢れています。

下道で行くとまた筑波山を登らされる恐れがあるため、今回は高速道路使用。
出入り口付近では混んでますが、他はまあそれなりに順調に進んでたところでニケがコンタクトをなおすのにSAに寄りたいと言いだしました。もうすぐ高速降りるから、その後にしないかと提案するも「高速のSAの方がトイレが綺麗!」という主張によりSAに。
ニケは「トイレ綺麗だった!」とご満悦で帰っきましたが、その後、SA出口に向けての車の列が一向に進まず、そのまま1時間待ち。

 教訓 : ゴールデンウィークのサービスエリアは危険



さて、なんとか高速を出て会場周辺までたどり着き、山道を抜けて会場手前に出た途端目に入った光景が写真。
なんだこの混み具合。
去年もわりと人はいましたが、ここまでの行列は見なかったため、完全に油断してました。

この行列に入ってしばらく様子を見るも、いまいち行列がまともに進む様子はなく、しばらくしたらニケ'旦那から「このまま駐車場まで列んでおくから、先に歩いて会場行ってれば?」とのお言葉。それも申し訳ない気がしたけど、ニケがためらうことなく離脱の準備を始めたのでお言葉に甘えることに。

ということで会場まで数百mの車の列を見ながらてくてくと徒歩移動。天気も穏やかで、周辺には同様に運転手を見捨てて徒歩で会場に向かう親子連れなどが。しばらく行ったところで向こうから警備の格好した人が来たので、駐車場の様子を聞いてみようかと声をかけたところ一言ごとに「すみません」を挟みつつ公園の駐車場がすでに満車で、さらに会場周辺に確保してあった駐車場もすでに一杯になってることを教えてくれました。どうやら今この人の仕事は行列に謝って回ることの様子。今ここに列んでる車をどこに誘導していいやら、運営側すら途方に暮れてるんではないかと。

とりあえずニケ旦那に「ここに列んでいても解決の見込み無し」と、有用なように見えて実は何の役にも立たない情報をメールしつつそのまま会場へ(無責任)。

ちなみに写真下側は会場の柵に書き込まれていた謎のメッセージ。
関係者が非常時に装備するための土面でしょうか。それとも関係者の正体が実は土面だという内部告発でしょうか。



さて、会場に着いたらまずは陶の動物園の大崎透氏のブースへ。
去年の記事で写真を載せたスズメを苑香さんが妙に気に入ってたので、自宅の新築祝いにニケと共同で買って送ろうかという話になったので。
氏のブースは相変わらず写実的かつコミカルな動物の焼き物満載。カバも相変わらずのんびりしてます。一体しか見あたらないから売り切れかけてるのかと思ったら、レジの奥の棚で横になってる尻が見えました。ラブリー。

前回トリュフの箱に収まってた冬眠ヤマネは、今年は卵パックに収まってました。相変わらずこの展示方法は反則。
真ん中の写真はモモンガか何か。正面に立つと木の洞の中にいるやつと目が合います。

今回の自分用の獲物は冬眠ヤマネ一匹。できれば群れで欲しいところだけど予算的な問題で。
このヤマネをどこかに飾るために、キュッと詰めてうまく収まるような何かを現在考え中。今のところ思いついてる候補は栗のイガだけど、入手は秋にならないと無理なのが難点。あと地震とかで落下してきたら凶器。

ニケは同じく陶の動物園でゴマフアザラシの子供一匹購入。
このアザラシ、尻尾をピンと上にあげてるんですが、この尻尾をつまもうとすると、ちょうどこちらを振り向いてるアザラシと目が合う角度になってるのが一匹だけいまして、これに一目惚れ。
ていうかニケ's旦那がまだ駐車場クエスト中なのをいいことに「買うなら今のうち!」とか言ってるし。



こちらは森恭(小鷺窯)さんの作品色々。カップに描かれたボンヤリしたウサギに妙な味がある感じ。脱力系。
あと、リンゴの小物入れからは虫が顔を出してたり、土鍋の蓋には羊が乗ってたりと、なにか妙なワンポイントに味がある窯。
絵本っぽい色づかいもなかなか良いです。



そんな感じで順次会場を巡って1時間ほど経過、昼になった頃にニケ旦那が無事に駐車場を確保して会場に到着。会場から少し離れたところにある中学校の敷地が解放されたらしく。

無事に全員揃ったところで、昼食っぽい物を調達するためにウロウロと。
煎餅汁というのが気になったのでまずはここに入ってみることに。
八戸の名物だそうです。その説明でなんとなく納得してしまいましたが、なんでここで売ってるのかはそういえば謎。
けんちん汁みたいな醤油味の汁をベースに、プレーンの南部せんべいみたいなのを割って浸したような感じですな。麩を少し食べごたえがあるようにした感じ。なかなか美味しいです。

さらに追加の食べ物を探すべく自由行動に…ってニケが煎餅汁の横に置いてあったミニ干しイカだの鱈の干物だのを買ってますな。それ昼食じゃなくてつまみだろう。
そしておもむろに持参してた缶チューハイ開封。

とりあえず乾物をつまみに飲み始めたニケは放置して近辺をウロウロ。
ということで写真中段・バジルサンド。
手焼きのトルティーヤっぽいものに、ザワークラウトっぽい酸味のあるキャベツの千切りとバジルソーセージをはさんだ一品。マスタードでご賞味ください。

さらにその向こうにモツ煮の看板が見えたのでそちらに。ん、霧筑波も売ってますね。じゃ飲み物それで。
注文したモツ煮と霧筑波の写真を撮ったところで横に置いてあった七味が目に付きまして。そうそう、モツ煮には七味かけないとなー、と思ってふりかけたところでにわかに一陣の風が立ち、もつ煮にふりかけられた七味は巻き上げられ、そのまま流れるように隣の霧筑波に着酒。

脱力しつつちょっぴりサイケデリックなトッピング入りの霧筑波ともつ煮を持って帰還。なんかニケがシードルとかグビグビ飲んでるし。もうおかわりですか。

赤い粉が乗ってるのでインパクトが強いですが、幸いにもそれほど辛い七味ではなかったらしく、味的には大して気になりませんでした。

昼食をはさんで後編に続く。



2008年6月4日(水)00:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理


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