おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


笠間 陶炎祭 前編

30日はニケ夫妻と共に笠間の陶炎祭(ひまつり)など行ってきました。どの漢字にどの読み仮名が振られてるのかとか深く考えない。
Mayuge的にはむしろ祭とは関係ないと思われる横のオブジェの存在が気になります。ぜったい夜のうちに場所移動してるぞコイツ。

とりあえず前日の打ち合わせで交通手段はニケの車で、まずはニケ夫妻がつくばまで来て、Mayugeを拾って笠間に向けて移動するというルートに。
移動中、去年行ったのが益子だったか笠間だったかで討論になりました。益子だっちゅーに。
ちなみにニケ夫妻は6時起きだそうです。8時半頃にはつくばで合流してそのまま笠間方向に進撃開始しました。
ついでにニケから先日のインド旅行の土産にチャイ茶葉を貰いました。ありがとう。

さて、カーナビに従ってつくばから北上開始。

普通に考えたら筑波山を迂回するルートで北上していくんですが、一向に迂回する様子もなくどんどん直進するよう指示してくるニケ車。道路はどんどん細くなり、フロントガラス真正面にそびえる筑波山山頂。

 「…なんか登山道に乗ってる気がするんですけど」
 「まあカーナビに出てるんだから少なくとも行き止まりにはならないっしょ」



 「これ直進ね」
 「いやなんか鳥居立ってるんだけど。これ本当に車で通っていい道なの?」

すでに道幅は車幅+α程度。体感傾斜はすべり台並。
ローラー車なんか入って来れない立地のため、舗装もアスファルトじゃなく明らかに手塗りのコンクリートになってます。
ヒマな人は写真で塀と路面の角度差を測ってみよう。

 「ていうか狭いし! 傾斜普通じゃないし! これ対向車来たら終わるよ!?」

結局対向車とは遭わないままになんとか大きめの道には出ましたが、その道も明らかに山越えルート。このナビ、距離だけ見て標高差とか全然見てねぇな。山越えルートを選択した上に、さらに普通の車用の登山道をショートカットするよう指示してきやがった。

さて、そうこうしつつ笠間市周辺になんとか到着。そこここに笠間骨董我楽多市の立て看板も見えてきまして、カーナビをOFFにし、その矢印に従って移動開始。そろそろ会場も近くなってきたかというところで公営の駐車場を発見し、そこに駐車しました。
早くに出発した甲斐があって駐車場も余裕で空いてましたね。

そして看板の矢印に従ってまた徒歩移動。
ん、看板立てられてる位置が半端なせいで、まるでそこにある設営作業真っ最中の広場に誘導してるように見えますね。間違えて客がそっち入っちゃったらどうする気だ。けっこうな広さの広場になんか大量のテントの骨組みが用意されてて、ここも何かのイベントの準備中な様子。さすがにGWですねぇ。

 「この看板紛らわしいっすねぇ。あれじゃまるでこの広場が会場みたいですよ。」

とか話しつつ、とりあえず邪魔にならないように広場の横の道を通り抜けて進撃継続。
お、次の看板発見。矢印が指し示す方向は、我々の後方。

 「…え? この広場?」

と言いつつ看板をあらためて凝視する我々。

開催期間 5月2日(水)~5月5日(土)

明々後日からじゃねぇか!道理で駐車場がガラガラに空いてると!

しかしよく見るとこの看板…骨董市? 我々が目指す陶器市とは似て非なる物。
とりあえず周囲よく見渡してみたところ、陶炎祭 4月29日(日)~5月5日(土)のポスターが。そもそも全然違う看板を見ながら進んでた様子。

ということで、そこから2kmほどの地点にある本当の祭会場、笠間芸術の森公園に無事到着となりました。なんか無駄に疲れた。
もちろん早朝から横浜より運転をずっと任されているニケ's旦那はもっとお疲れです。当然のごとくしで。

会場内では公園内に作家がそれぞれテントを作成し、作品が展示・販売されてるコーナーと、あと思い思いの食べ物を作って売ってるコーナーがある感じ。焼き物は実用的な物をお手頃価格で売ってる人からブース全体が自己表現の場と化してる人まで様々。売られてる食べ物も普通の祭に出るような出店とは一線を画す、趣味色の濃い食べ物が多いです。



面白かったものピックアップ。

左・自己表現系。謎クリーチャー。
小峰尚氏の作品。値札も付いてますが、売り物が並んでいるというよりは作品が展示してあるという雰囲気。動物のような植物のような非生物のような奇妙な質感とフォルムを持つ物体が非常に独特。

右・クジラ鉢植え。
この方はあと恐竜型の鉢植えとかも作られてました。
作風や質感は真逆の方向に向かっているそれぞれのブースですが、
「面白いけどご家庭で買うには高価」
という点で一致してます。



さらに生物系陶器でむやみに目を惹いていたブース、大崎透氏
なんか気分よさそうにすいすい泳いでるカバがニケのお気に入り。
あと、ひなたにぼてっと座り込むスズメ、冬眠ヤマネのトリュフ風味。
リアルな作り込みと質感に、ちょっとコミカルな雰囲気が秀逸。
数年前からのお気に入りらしく、ニケがカバの前から動かないんですけど。
お値段もそれなりなため、買って帰る決断はつかないらしく。



あと、他のブースを見てるときにどこかから視線を感じると思ったらカップとかに紛れてロボットっぽい物が棚の下とか器の隙間からこっち見てやがりました。

去年の猫戦車といい、陶器市にはたまにこういう物を作る異才がいるから困る。

後半に続く。



May.3.2007(Thu)00:38 | Trackback(0) | Comment(0) | 徒然(日記) | Admin

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