ルピシア 武夷岩茶フェスティバル2007 |
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28日午後、タイを脱出したあとはルピシアの武夷岩茶フェスティバル2007に。 以前のダージリンフェスティバルに引き続き、およそ40種類の武夷山産高級烏龍茶を試飲できるイベント。 電話予約をしておいたので列ばずに入れましたが、会場前にはかなりの行列が出来てました。 会場内はさっそくいれたての烏龍茶のよい香りが漂い、チャイナドレスを着た会場係の人など歩き回っている中華空間。お茶の名前を書いたタグも木製で雰囲気にもこだわってある感じ。 ただ、会場は前回のダージリンフェスティバルよりもけっこう狭く、ちょっと動きづらいのが残念。例によってこの写真はかなりお客がはけてきて余裕が出来てきたときに撮ったもの。
前回の教訓を生かしてか、会場内に水のサーバーが設置されてたのがよかったです。やはりお茶を連続して3、4種類飲んだら、その時点でほぼ味も香りも分からなくなっちゃうんですよね。いくつか試したら水で口の中をリセットできるのはありがたいです。さらにお茶請けのお菓子の補充がこまめにされていて、完全に切らしてることはあまりない感じでした。お茶請けの味も前回の濃厚チョコクッキーとかじゃなく、お茶の味を覆い隠してしまわない程度でよい感じ。 このへん参加者からの要望をどんどん取り入れて改良してるんだろうなぁと思えて好感が持てますね。 お茶請けの中では半球形のクッキーが非常に口当たりが軽く、サクッとした歯ごたえで美味しかったんですが名前すら分からなくて残念。販売コーナーで売ってるかと思って見てみたんですが、入るときにはクッキー系の物が並んでた気がするのに、出がけに見たらなくなってるし。売り切れ? できれば次回はお茶請けの名前も書いておいてください。
前回と同じくそれぞれのお茶の味の分布を示すチャート付きのリーフレットが配られ、これと説明文を眺めながら順にお茶を試してました。今回のなかではMayuge的に朝陽というお茶が香りがよく、味もすっきりしていて好み。 あと、今回は会場の入り口近くに来訪者が自分の好みだったお茶に投票していった集計結果をホワイトボードで表示してありまして、これもなかなか面白かったです。ここで高得点をマークしていた金鳳凰と大紅袍の二つは確かに他のお茶とは明らかに違った香りがしてました。
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で、その大紅袍を含む四大岩茶葉セットとか大紅袍茶葉100%使用したボトル入り烏龍茶とか。 茶葉合計100gのセットがなんと大胆にも2000円近くディスカウントですよ奥さん! これはお買い得! ってうわぁぁぁぁぁゼロ一個間違ってませんかこれ。こんな茶紙コップに入れて無料でガンガン飲ませてて大丈夫なのか。他人事ながら多少心配になります。 しかし他のお茶はここまで高くはないにしても、やはりそれなりのお値段。カゴに山盛り茶葉持ってレジに並んでる人とかいますし、こだわってる人はすごいなぁと。 相変わらずここに来ると美味しいお茶を飲んで金銭感覚を狂わされそうになります。危険危険。
さらに会場を出るとき、お土産としてお茶の試供品などのセットをもらい、さらにその次に「よかったらこちらの水もお持ち下さい」といわれて大きめの紙袋を差し出されまして。差し出されたので反射的に手に持っちゃったんですが、これが少々後悔する重さ。2Lのペットボトルが2本入ってるんですけど。 2人とも受け取っちゃったんで2×2×2=8kgの手荷物を予定外に追加しつつその後街中をウロウロしてました。トラップか!トラップなのか!
どうでもいいことですが、このあとさらに買い物を済ませて山手線に乗ったところで電車が一向に動き出す気配が無く、何かトラブルがあった様子。 人身事故でもあったのかなぁとか思っていたら構内放送。
「先ほど、品川-田町間で男性が線路内に侵入し、そのまま線路内を逃走中です。安全確保のため山手線全線は運転を見合わせております…」
逃走中って言ったか?
世の中我々の予想の遙か斜め上を行ってますな。 とりあえず山手線を迂回して上野に移動、そのまま常磐線で無事に帰路につきました。しかしその間、順次入ってくる情報によると、最初山手線だけが停止していたのに、いつの間にか京浜東北線が巻き込まれ、横須賀線が止まり、時間を追うごとに動かなくなる路線が増えているような。どんだけ逃げ回ってるんだ。
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どうでもいいことですが会場からの帰り道、ペンキ塗りたてがいました。これはもう、さあボケろ!と言わんばかりのネタ振り。あれか、関西人への挑戦か。
まあ実際のところ塗ってからそこそこ時間は経ってるらしく、すでにペンキは固まってるようでした。
触ってみてませんよ。
触ってみてませんってば。
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Oct.30.2007(Tue)03:28 | Trackback(0) | Comment(0) | 徒然(日記) | Admin
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横浜 タイフェスティバル 2007 |
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28日、まずは横浜・タイフェスティバル2007へ。 これも先日のディワリ・イン・ヨコハマと同じ横浜アジアンウェ~ブ2007の一環のイベント。 ていうか、見る場所によって告知名が「タイ・フェスティバル」だったり「タイ・フェアー」だったりしてどっちなのかはっきりしないんですが、その辺も何となくタイらしくていいかもしれません。 27日は関東地方を台風がかすめてまして、コンビニに行くのもあきらめるほどの風雨だったんですが、夜の間に台風は無事通過して28日は雲一つ無い快晴。 お出かけ日和というより引き籠もりたくなるような日射し。もうちょっと加減できんもんかね。 昨日の豪雨で大気中の塵が一掃されてるらしく、移動中、東海道線の窓から富士山が非常にくっきりと見えてました。これだけクリアに見えることは冬場でもなかなか無いんじゃなかろうかってくらい。 会場の赤レンガ倉庫広場が近付いてくるにつれ、会場とおぼしき方向からもうもうと煙が立ち上ってるのが見えてきまして、目指す会場は間違いなくあの方向。
会場は主にタイ方面の食べ物屋の露店がメイン。あと、なにげにインド、フィリピン、中華などの店がどさくさに紛れて入り込んでます。
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ということで今回の食べ物。 上側の3個セットが左からチキンバジル炒め、ソムタム(青パパイヤのサラダ)、パッタイ(タイ風焼きそば)。下側はタイ風グリーンカレー。 チキンバジル炒めっていうくらいだからチキンと一緒に炒めてある緑色のはバジルだろうと思って食べたところ、どうやらトウガラシの葉。 辛! ていうかバジルどこ! 美味しいんですがバジルは完全に行方不明。ピリ辛チキン炒めです。クラッシュしたナッツが入ってて、これがたまに香ばしくていい感じ。 ソムタムは存在は知ってたんですが食べるのは初めてです。写真ではなんかもやしサラダっぽいですが細切りのが青パパイヤ。もっと柔らかいのかと思ってましたがけっこうシャキシャキとしっかりした歯ごたえで、大根かゴボウサラダのような感じ。酸味のあるドレッシングで、これまたけっこうピリ辛。 そしてパッタイ。小エビとニョクマムで海鮮風味の効いた焼きそば。ピリ辛。塩焼きそばか醤油焼きそばという感じで、こっちはわりと日本人的になじみのある味に近いでしょうか。 そして最後にグリーンカレー。タイカレーらしくココナッツミルクベースにチキンとタケノコあと野菜もろもろ。これもそれなりに辛いはずなんですが、先に食べた料理が意外に辛かったせいか、カレーが甘く感じるという不思議体験に。ココナッツミルクがしっかり効いてるせいですかね。 いずれも美味しいんですが口の中が終始ピリピリしっぱなし。
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さて、上の料理を2人で分けて食べるくらいだともう少し余裕がありそうなので一品追加。 タイダックラーメン(ビーフン麺)。
タイダックって何だって感じですが北京ダックが南下したような感じと見ていいんでしょうか。 見た目で醤油ラーメンに照り焼きチキンを突っ込んだような味を想像してたら、食べた瞬間に全然違う風味がして驚愕。 なんというか、スープからハーブの香り、というよりほとんど漢方薬のような香り。見た目がすごく日本のラーメンっぽいため、一口食べるごとに違和感が。 しかししばらく食べてるうちに鼻が慣れてきて、そんなに漢方っぽい感じはしなくなりました。汁に浸してある切り身の肉がタイダックらしく、ちょっと歯ごたえがあって鶏肉よりも肉の味が濃い感じ。けっこう美味しいです。上で目立ってる手羽の方もなんか鶏肉とは角度が違うような気がするんですが、これもアヒルなんでしょうか。こっちはスープを取るためにかなり煮込まれてるらしく、すごく柔らかくなってます。そういえばこれだけは辛い味がいっさい付いてませんでした。店の方で「ご自由にお使い下さい」的に色々辛そうなものとかが置いてあったらしいんですが、今回はプレーンで。これ食べてる間に先ほどのピリ辛料理群で痺れていた舌が回復して、結果的にはちょうどいい感じに。
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あと、会場に到着した途端、姿は見えないにもかかわらず間違いなくどこかにいることを強烈に予感させたドリアン様が、テントの影に集団で鎮座ましましておられました。どこかかから臭気がすると! ニケは今回サークルの合宿の日程と重なった上に風邪をひいてたんで来ませんでしたが、もし来てたらテンションが上がってたことうけあい。
露店がかなり食べ物メインで、同じメニューでもそれぞれの店があって選択肢が多く、なかなか目移りする感じでした。Mayugeはタイ料理はあまり造詣が深くないので、むしろどこで買うか決めかねたような感じではありましたが。 お腹に余裕が無くてデザート系を試せなかったのが残念。このあとはルピシアの試飲会だったのでテイクアウトするわけにもいかず。ましてやドリアンを持ち込むなど言語道断ですので念のため。
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Oct.30.2007(Tue)01:10 | Trackback(0) | Comment(2) | 徒然(日記) | Admin
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ディワリ in 横浜 |
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何やら横浜がアジアづいてるそうでして、14日はニケに呼び出されて一連のイベントの一つであるディワリ・イン・ヨコハマに。なんかよく知りませんがインドの正月にちなんだ催し物だそうで。
山下公園の広場をぐるっと取り囲む感じに露店とステージが設置されていて、インド雑貨やインド食品よりどりみどり。 なんか中央にある貨物を無理矢理つなげて作ったような巨大オブジェがむしろ気になるんですが。
規模はこの前のスリランカフェスティバルに比べるとやや小さめ。ただ、スペースにかなり余裕があるので回りやすくていい感じ。
昼くらいからニケが通ってるインド舞踊教室の方々が舞踊を披露されるそうなので、まずはその前に腹ごしらえから。
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上・Mayuge購入のベジタブルカレー、サモサ。 カレーの具はカリフラワー、ジャガイモ、アスパラガス、インゲン豆などで、ベースはココナッツミルク系。辛さは日本人向けに適度なくらいで、野菜しか入ってないわりにけっこうコクがあって美味。ご飯がインディカ米なのもよい感じ。肉系カレー売ってる唯一の店がびっくりするくらい長い行列作ってたので、それに並ぶのが嫌でベジタブルカレーの方選んだんですが、期待以上の味でたいへん満足。サモサもサクッと美味。横に付いてるゾルは多分フルーツチャツネ。甘酸っぱくてちょっとピリ辛のジャムみたいな感じ。 下・ニケ購入のタンドリーチキン、マサラドゥーサ、何か忘れたスープ状のモノ、そして蛍光オレンジのジュレビ。 タンドリーチキンはちょっと辛めだけどこの辺はどこで食べても失敗のない味で安心。ただ、手羽じゃなくてチキンの胴の辺りを骨ごと使ってあるのは珍しい気がしますね。ちょっと食べるのが難しい。 マサラドゥーサは薄いクレープのような感じの生地をパリパリに焼いて、スパイシーに味付けしたマッシュポテトを包んだ感じの料理。付いてる白いゾルはいっさい正体不明。方向性としてはサモサと同じような感じなんですが、これまたちょっと雰囲気が違っていて美味。私は食べるのは初めてだったんですが、これも比較的日本人には取っつきやすそうな食べ物でした。 そして赤い謎の液体は何か忘れたけどスープ。おそらくタマリンドがベースではないかと思われるけっこう酸っぱい味つけ。色からしてピリ辛を想像してたのでちょっと意外。インド大使館・さくらチャリティーバザーの時に食べたサンバル・ワダのスープと同じ系統のものかも。 そして体に悪そうな蛍光オレンジのにくいヤツ、ジュレビ。これまたインド大使館以来の再会。どうやらあの時に横からかじってたのがお気に召した様子で、今回はニケ自ら購入。相変わらずの頭痛がするような甘さがやめられない。 結局辛かったり酸っぱかったりする各種料理よりも、ジュレビ食べてるときの方がお茶の消費が多くなるという前回と同じ展開に。ていうか今回3枚入ってるから終わらないんだけど。
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あと、舞台周辺で不審な動きをしてた人物。途中から見たので何の舞踊なのか説明を聞けなかったんですが、動きから察するに魔除けとか厄払いとかその手のものではないかという感じ。四方の空間に向けて順に槍を振る仕草がなんとなく方相氏を連想させるのでそう思ったのかもしれません。 顔面の質感がすごく不思議な感じに見えるんですが、土で作ったお面だそうです。インドの地方に伝わる伝統的な踊りの保存の取り組みをしてる方々の出し物だったそうで。
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こっちにも 不審者 太陽神ヴィシュヌ。太陽神なので背中に太陽を背負っています。暑くないです?
舞踊の内容は、
- ある時、地上をフラフラしていた太陽神ヴィシュヌの前を一人の少女が通りかかった。さらにその場に居合わせた愛を司る神カーマが、自分の腕を試そうと、「射られた者は目の前の相手に恋をしてしまう」という便利そうな矢をヴィシュヌに、さらに、「射られた者は目の前の相手を嫌いになる」という迷惑そうな矢をその少女へと射かけた。 射られたヴィシュヌはたちまちその少女に恋をし、猛烈にアタック開始。しかし少女の方も矢の効果でヴィシュヌに言い寄られるのが嫌で仕方なく、ヴィシュヌから逃れようとする。それでも気持ちを抑えきれないヴィシュヌは、執拗に少女を追いかけ、少女は身を守るためについに崖から身を投げて死んでしまう。 自らの身勝手な思いによって恋した少女を死なせてしまったヴィシュヌは、深い後悔の念に駆られるのであった。 -
というものだそうで。うろ覚えですが。
…深く反省すべき人物がヴィシュヌ以外に一人いる気がするんですが。
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Oct.30.2007(Tue)00:02 | Trackback(0) | Comment(0) | 徒然(日記) | Admin
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ヒガシマル買い出し |
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バファリンの半分は優しさでできていて、残りの半分は殺されたクリリンの分だ!(挨拶)
というフレーズが本日業務の実験をしてるときにふと天上界から降ってきたんですが使い道がありません。
求:使いどころ 出:残り半分
なんかBlog放置気味でご無沙汰しておりますMayugeですごきげんよう。いや実はこの記事大部分は10日頃に書いてたんですけど書き上げないままに放置してまして。
さて、先日ちょっと買い出しにまた土浦までいってきました。 とりあえず車を出してしばらくした頃に気付いたんですが
…この車内、蚊がいる。
ってああくそ! 腕とか頬とかがかゆい! 今視界横切ったし! これは下手したら人死にすら出かねない緊急事態ですよ。なんとかして信号待ちの隙に駆除。 蚊を叩きながらふとした拍子にバックミラーが目にはいると、ミラー越しにかすかに見える後続車の運転手が、こころなしか不安そうにしてるような、笑ってるような、同情してるような、そんな気配が伝わってくる気がします。そんななまあたたかい目つきでこっち見んな!
行き先は土浦駅からちょっと行ったところにあるクックYという業務用食材卸の店。品揃えが面白いのでお気に入り。今回のメインの目的はヒガシマル醤油のうどんスープ。関西の食卓では定番のダシの素で、関西人が食する物にはたいていこれが入ってます。名前の通りうどんに使われるのはもちろん、丼、煮物、おでん等、ご家庭で作られるベクトル的に似たような味の物のベースはおおむねこれ。 かつて友人にリサーチしたところによると、みそ汁やラーメンスープのベースとして使用しているお宅もあるようです。いや、それはそれでヒガシマルラーメンスープの立場は。
Mayugeが進学のために関東に来た頃はヒガシマル製品は関東では全然手に入らず、帰省の度にうどんスープを買い足していました。しかし数年前にヒガシマルが関東進出をするとかいう話になり、最近はコンビニでもうどんスープが売られるようになっていて、わざわざ関西から個人輸入する必要はなくなりつつあります。 しかし関東で手にはいるのはたいてい「6袋(地域限定)」タイプ。気の利いたスーパーがまれに8袋入りを置いてる程度です。わりと日常的に使用するとなると20袋入りが欲しいんですよね。ということで、Mayugeの生活圏内でヒガシマルうどんスープの20袋入りを唯一取り扱ってることが判明しているこの店には時々こうやって買い出しに来ています。
他にも色々マニアックな食材だの調味料だの業務用冷凍食品だの売ってて、みてて飽きないんですよね。 飲み屋とか総菜コーナーで見かけるメニューとまったく同じ冷凍食品のお徳用パックがあったりして。
そうこう言ううちに足下にタバスコガロン瓶。3L入りですな。斜め上にある通常サイズのタバスコと見比べるとおかしいことが分かるかと。 ていうかこれは一体どういう用途を意識して売られてるんだ。Mayugeは知人にメキシコ人とかいないんで実態を知らないんですが、メキシコ人ってそんなにタバスコ使うの? ヒガシマルうどんスープくらい使う?
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こきた・ぶんぶ・がどがど? もはや何かの暗号の域に達してるとしか思えませんが。メーカー名がコキタで商品名がガドガドなのは百歩譲って納得するとして、ブンブは一体どこからきましたか? ていうか何者なのか。むしろどこへ行くのか。
この他に今回Mayugeの心を捕らえた商品として乾燥大根おろしというのもありました。必要に応じて水で戻せばたちまち大根おろしが。これはなかなか便利そうです。業務用って書いてありますけど、厨房にこの袋が見えたらMayugeならその店では食事せずに帰ります。 ちなみにこれより1ランク上の商品として冷凍大根おろしというのもありましたが。
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…ん、Maayuge的にはこの「いや、我が社の製品にしてはけっこう濃いめなんですよ?」という感じの、無理をしないというか、正直な姿勢は評価したいところ。 ていうかむしろこの実態以上に大げさなキャッチコピーを書きがちなパッケージ業界において、この謙虚な態度は好感が持てると言っても過言ではありますまい。
え? 購入? …うん、まあ、今度ね。また今度。
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Oct.29.2007(Mon)21:11 | Trackback(0) | Comment(0) | 徒然(日記) | Admin
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土浦花火競技大会 2007 |
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ということで6日は土浦花火競技大会を見物に行ってきました。 先日、デジカメと三脚まで新調して臨んだ皆既月食撮影会が完膚無きまでに大失敗してミジンコ好き上司がしょんぼりしてため、今回は上司も誘って新調した三脚と一眼レフで花火を撮影してウッハウハの会。
例によって土浦の会場周辺は当日の昼過ぎには車道が封鎖されて進入できなくなるので、昼食を取ってすぐに移動開始。 今年は縄張りを主張してる人々のロープ等を市が強制撤去するなどという騒ぎもあり、さらにこれが全国ニュースで流れててびっくりですな。
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合流すると上司が「三脚が見つからなかった」と残念そうに言ってます。ちなみに昨日は「交換レンズが一本見つからない!」と騒いでました。交換レンズならともかく、三脚ってなくなる大きさじゃないと思うんですが。 ていうかお一人で参加ですか。奥さんと娘さん放っておいて花火大会なんか来てて大丈夫なんですか。
…たった今入ってきました情報によりますと、以前に奥さんから「あなたの趣味に私達を巻き込まないで」と釘を刺されている、ということです。
ああ、今日は娘さんバレエですか。連れて来れない合法的理由があるわけですね。 …そっちには行かなくていいんですか?
若干の疑問などもありつつも土浦に到着。昨年と同じように星の精の人の親戚宅に車を停めさせていいただいて夜まで待機。
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ってなんで三脚が見つからなかったとか言ってるのに荷台に三脚2本積んであるんですか。いったい何本三脚買ってるんだ。 ということで打ち上げ会場から数百mほど離れた田んぼの真ん中を通ってる道路を鑑賞ポイントと定め、現地でロケーション確認。この間、お邪魔してるお宅の娘さん二人に上司が大人気。ついでにMayuge持参の三脚がチビッコの好奇心にクリーンヒットしたらしく、離してくれないので今回は使用せず放棄。というか、ガードレールとかあればそこに固定しようかと思って持ってきたけど、周辺に台になりそうなオブジェクトが一切無かったため子供のオモチャにするくらいしか使い道がなかったとの噂も。
そうこうするうちに午後6時。ぼちぼちと現場に行って鑑賞開始。弁当や飲み物を広げつつシートに座り花火を鑑賞する星の精とその親戚の人々、同様にしつつたまに立ち上がって花火を撮影しようとするMayuge、そして設置された2台の三脚の間を休みなく行き来して写真を撮りまくりつつカメラの設定を最適化しようとしている上司、さらにその姿が面白くて仕方なさそうな子供2人。
「あちゃー、バッテリー切れちゃったよ」
どうやら上司が2台セットしてるデジカメのうち片方が電池切れで止まったもよう。
「あら、予備バッテリー持ってきてないんですか?」 「ん、このカメラは予備バッテリー買ってないんだよ」 「あー、じゃあ後は一台に集中して撮影ですか」 「大丈夫、予備のバッテリーはないんだけど予備のデジカメがある」
[> いや、その理屈はおかしい
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三脚2本にデジカメ3台持参ですか。あんたいったい何屋さんだ。 とか突っ込むとあと2、3台デジカメが出てきそうなのであえてスルー。
あと、上司が「花火を背景に子供の写真を撮りたい」とか言い出したため、さっきからカメラに(ていうか上司に)に興味津々の姉妹がモデルに。 上司的には「並んでこちらに笑いかける少女のうしろに大輪の花火」という図を撮りたいようなんですが、そこは3歳と6歳の姉妹、さらに花火と変人が一緒に来たような騒ぎでハイテンションになってますからおとなしくしているはずもなく。 結果、シャッターを押した瞬間に花火が気になってうしろ向いちゃってる写真とか、じっと立ってないでこっちに向かって走って来ちゃってる写真とかが大量生産。ついでにシャッター押した瞬間にカメラの真ん前を横切った近所のおばちゃんのクローズアップも一枚獲得。
さらに上司も姉妹と一緒に写ってる写真を撮ろうとセルフタイマー作動。 まずファインダーを覗きつつ場所をセット。その様子を興味深そうにうしろから眺める姉妹。 タイマーをセットして立ち位置にダッシュする上司、そのうしろをキャアキャア騒ぎながら追う姉妹。 写り具合を確認するためにデジカメのところに戻る上司、ついてきて意味は分からないけど後から一緒に液晶を覗き込もうとする姉妹。 どうやらブレてたらしく、再びカメラをセットする上司、毎回上司のあとについて楽しそうにダッシュしてる姉妹。
…いや、姉妹がダッシュする必然性は全くないんだが。 ていうか、二人とも多分そういう遊びだと思ってるぞ。
仕方ないので星の精の人が姉妹二人を捕まえて抱きかかえた状態で撮影。 やっとおとなしく揃ってカメラの方を向いてる写真が撮れました。ただ、一見「幼い姉妹を連れて花火の前でほほえむお姉さん」風なんですが、よく見ると二人を押さえる腕にがっしり力が入ってることが分かるという不穏な写真になってます。
んー、花火のことが一切書いてないね。
きれいでした まる
いや、本当に。
あと、お邪魔したお宅の方々、お騒がせして申し訳ありません。どうもありがとうございました。 と、ここに書いても仕方ないんですが。
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Oct.9.2007(Tue)02:16 | Trackback(0) | Comment(0) | 徒然(日記) | Admin
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Guu窟襲撃 |
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この週末はMayugeのリアル妹が結婚式ということで実家に帰省してました。 写真は食前酒で出てたヤマモモ酒。おそらく自家製。 非常にまろやかで良い出来でした。Mayugeが数年前に作ったヤマモモ酒は、そう、なんていうか、エレガンスさが足りない。しかもその後、思いつきでレモンを入れてみるとかの工夫をしてみたところ、レモンの皮の剥き具合が甘かったらしく、なんかすごく苦い酒になりました。
教訓 : 下手の考え休むに似たり
その他、松茸ご飯とか土瓶蒸しとか手の込んだ天ぷらとか色々美味しかったんですが、大手を振って亭主と子供を置き去りにして呑みに来れるという開放感を従姉妹が隣の席で満喫中でして。へべれけになってる従姉妹に巻き込まれたので、料理の詳細はあまりよく憶えていません。なんだこの普段よく見かける構図。
結婚式の方は特別面白いことも起こらなかったんですが、強いて言うならば親族紹介くらいでしょうか。
両家によるお互いの親族紹介のとき、新郎の父君はカンペを読みつつ無難に紹介を終えまして、続いてMayuge父が新婦側の親族紹介を漢らしくカンペ無しで敢行。 ちなみにMayuge親族にはMayuge母の兄姉7人全員が含まれてており、さらに普段は全員があだ名で呼び合っているため、本名の把握が困難というハードル付き。さらに嫁いで名字が変わっている従姉妹が、自分の母親と並んで座っているという地味トラップも設置されています。 しかしこれらのハードルやトラップをMayuge父はおおむね問題なく突破。と思ったら最後にMayugeの名前を間違えていとこの名前で呼ぶというポカ。 あと、終わろうとしてから気づいたんですが、肝心の新婦であるMayuge妹を紹介するのを忘れてました。
おぉぉぉぉぉぉい!自分の子供のとこで2人とも何か間違うて!
本人曰く、酒が足りなくて舌の回転が悪かったんだそうです。
さて、夕方前に一連の行事を終わって帰宅。せっかくなのでGuuさんと連絡を取ってプチ福知山OFFを執り行うことに。 とりあえずGuu窟に突入ということになったのでいざ行かん!徒歩で! 式で飲んだアルコール分解しつつね。
ていうかネトゲで知り合った人が実家から徒歩圏内に引っ越してくるって、世の中不思議なもんだな。
到着してみたらリガさんが「夜にならないと動きたくない」などと半魚人なことを言ってるとのこと。仕方ないので夜までGuuさんの部屋で雑談したりメッセで琥珀さんや館長、ユイナさんあたりにちょっかい出したり、実演付きで大航海Onlineに勧誘されたりしつつ時間つぶし。 ちなみに夜にならないと動きたくないののどこが半魚人なのかとか考えたら負け。
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そんなこんなで時間つぶしてるうちにリガさんも動き出し、いい時間になったので福知山OFF開始。市内を迷走した結果、会場は焼き肉 牛太に。
牛タンをこよなく愛するリガさんは、タン塩に付属のレモンを手渡されるも「そんなものはいらぬ!」と漢らしく使用拒否。 タン本来の風味を損なうことなく楽しめる「タン塩プレーン喰い」を実践してます。 もちろん他の諸々の肉などは眼中に無く、タン塩が盛られた皿のみを手元に置いてひたすら休まずタン塩の世話。 金網いっぱいに並んだハツ、豚トロ、地鶏などが焼き上がってきたのを見計らい、それらの肉をチョイチョイと端に寄せてタン塩を育成するための空き地を作成。そこにMayugeが「豚トロを置いてみる」と言いながら豚トロ設置。タン塩皿を手にとって発艦体制に入っていたリガさんがしょんぼりと皿を戻して黄昏れてます。
「いやいや、大丈夫です。タン塩置けますから」と言って豚トロを横に寄せたら、いそいそとまたタン塩を植え始めました。邪魔してすまん。
途中、Mayugeがちょうどお茶汲みに席を立ち、座の肉消費力が低下した瞬間に一気にタン塩が焼き上がり、あわててGuuさんが焼き過ぎになりそうなタン塩群を、よそ見してるリガさんの取り皿にまとめて投入というような出来事も。気づいたら目の前にちょっとした天国が!(リガさん的な意味で) なんかタン塩ばかりが目立ってますが、それ以外も美味しかったです。全体的に味はそこそこ、コストパフォーマンスは良い感じ。少々食べ過ぎました。 そんな感じで福知山OFF終了。どうもお邪魔しました。次回の帰省の時にでもまた。
Mayugeとしては是非一度つくば「太助」の牛タンをリガさんに味わっていただきたいところ。 短冊型の厚切り牛タンがたまらない美味しさなんですが、アメリカ牛の規制後、値段が怖くて行ってないんですよね。誰か近況情報求む。
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Oct.1.2007(Mon)18:37 | Trackback(0) | Comment(0) | RO関連(OFF等) | Admin
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式根島いろいろ |
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ということで最後に滞在中に見かけた島キノコ。
アワタケっぽい何か。 イグチの一種なのは間違いなさそうですが何なのかは不明。イグチ科ってのは先日のヤマドリタケモドキと同じ仲間ですな。 見つけたのは車を降りて唐人津城に向かってる最中の林道。
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さらに唐人津城~神引展望台の移動中、何となく道ばたを見たMayugeが葉陰にキノコ発見。「これ、マツオウジじゃない?」と言った途端、ニケがサッと取って獲物袋に投入。山賊や。山賊がおる。
ちなみに持って帰って炊き込みご飯にしたそうです。
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そして温泉から戻ってきて車を出してすぐ、ニケが「車止めて!」と大声を出して旦那を驚かせた原因がこれ。 木々の隙間から白い巨大キノコの姿がチラッと見えたので思わず大声を出してしまったとのこと。 ん、こりゃ確かにでかいわ。おそらくシロオニタケだと思います。直径25cmくらいはありそうな白い巨大キノコ。食毒不明。 周りが暗いところに真っ白のキノコだったので画面が飛んじゃったのが残念。
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あと、ついでに帰路のジェットホイル便待ってるときに埠頭から見えた虹。 3日目の17日はずっと雨が降ったり止んだりだったんですが、ちょっと天気雨になったときに「これなら虹出るんじゃない?」と言いながら出るはずの方向を見に出てみたところ、本当に数分で虹が出始めました。Mayugeがそっちの方写真撮ってるうちにだんだん虹がくっきり出てきて、屋根の下で雨宿りしながら船を待っていた人々も次々に気付いて撮影大会。 ちなみに虹の向こうに見えてるのが隣の新島。
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あと、夜に露天温泉に行ったときに見かけた謎の忘れ物、オール(1本)。
露天温泉になぜオールを持って来た。 そしてなぜこんなでかいものを忘れて帰る。
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Oct.1.2007(Mon)01:50 | Trackback(0) | Comment(0) | 放浪(旅行・御朱印) | Admin
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17日午後 温泉探索隊 |
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3日目(17日)午後、ハイキングと昼食を終えた後は温泉。
式根島には各所に無料の露天温泉が存在してまして。あとの残った時間はそこでゆったり疲れを取ってから帰途につこうという計画。
ということで目的地は地鉈(じなた)温泉。少し以前、何かのTV番組の「絶景を独り占めできる全国の無料温泉」とかいう企画で、見事全国一位を取った温泉です。どういうことかというと、全国各地にある無料で入れる絶景の温泉にスタッフが朝から入り、誰か他の客が来た時点でアウトとして、どこの温泉が一番最後まで誰も来ないで入ってられるかという勝負。この企画で勝つことは本当に名誉なのかどうか微妙に疑問。
急斜面の谷間を降りていくと、行き止まりは海に面していて、その手前が天然温泉の露天風呂になっていて絶景という素敵プレイス。名前の由来は、地面を鉈で割ったような谷の地形だそうです。写真は谷の上まで来て温泉の方を見下ろしたところ。奥の波打ち際の手前にチラッと温泉が写ってます。 もちろん車で来れるのはここまで。あとは急斜面を谷底まで階段で降り、波打ち際まで歩くしかありません。 さて、階段の方へ。
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何ぃぃぃぃぃぃぃぃ!
ここでニケ効果発動! 温泉を流木で埋めてターンエンドだ!
先日の台風で流木が大量に打ち上げられ、温泉が埋まってしまっているんだそうで。 学生時代からニケの提案ででかけると、目的地の店が消滅してたり定休日だったり休業してたりはよくあることでして、Mayugeがニケ's旦那と初顔合わせしたときも、ニケの希望の店に行ったら定休日でした。 そのときの旦那の「あれ? またなの?」という台詞を聞いて、ニケ効果は相変わらずなのかと思った記憶があります。 しかし目的地が流木で埋まってたというのは新しいパターン。
さて、埋まってるものは仕方ないのでガイドを見たところ、隣にある足付温泉まで徒歩で行けるという記述を発見。 立ち入り禁止札の手前にあるハイキングコースを抜けていくわけですな。
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…これ?
ハイキングコースというかむしろ獣道じゃないか。しかもすごい勢いで上り下りが。どう考えても温泉に向かう道という雰囲気ではないんですが、地図を信じてひたすら山歩き。 空も見えない鬱蒼とした山道を歩くこと10分弱、突如目の前の草むらが途切れて露天温泉に出ました。
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全景を撮影しても、あまりにも絶景な露天温泉すぎて、ただの岩がゴロゴロした磯にしか見えないという弱点が判明しました。
目隠し板すらない完全露天の岩風呂。混浴。
ただだし水着着用です。全裸で「ィヤッホォォォォゥ!」とか叫びながら飛び出すと捕まる可能性がなきにしもあらずなので注意。
島内にある無料露天温泉は全体的に水着着用と決まってるので、来訪者の方は野性に返りすぎないように留意しましょう。
ということで脱衣所で水着に着替えて飲み物を持って温泉に。ニケがいそいそとマカディアスパークリングとか引っ張り出してきてます。 湯舟は複数あってそれぞれ湯加減がちがうので、ぬるめの湯舟を選んでしばらくのんびり。思えばこの3日間、水中へ陸上へとよく動きましたし、連休明けに備えて疲れをしっかり取っておかないと。
マカディアを飲み干したニケはというと、「フナムシはいかにして泳ぐのか?」という科学的命題を解明せよとの指令が突如降りてきたらしく、すごく真剣な表情でフナムシを岩から落とそうとしてます。ほろ酔いか貴様。
水面を滑るようにサーッと泳ぎそうな気がするんですがどんなもんでしょう。 しかし水をかけても棒で突っついてもぜんぜん岩から落とせない様子。落ちないもんですね。手頃なフナムシを探してどんどん遠くへ去っていくニケ。どこに行くんだ貴様は。 結局、「フナムシは水中に落としても何事もなかったかのように水中を歩く」という結果になったそうで。
そんなんしてたらまた雨。べつに温泉入ってて雨が降ってきても何も困らないと言いたいところなんですが、すぐそこに置いてある荷物と着替えが雨に当たるのは困る、ということで急いで撤収。
撤収準備してる間にまたしても雨が上がったんですが、時間もいいくらいなのでそのまま先ほどの獣道に戻って帰路に。
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途中、獣道からちょっと寄り道して中間点にある足地山展望台に。 海の向こうに見える神津島との間に天気雨がカーテンのように広がってるのが見えてました。
さて、こんな感じで車に戻ってはまゆうに帰ったのが2時半頃。そのまま荷物をまとめて宿の方に港まで送ってもらいました。 そしてジェットホイル便に乗って新島経由メンバーと合流、浜松町で夕食を食べて解散。なかなか休み無く動き回った連休でした。
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Oct.1.2007(Mon)01:45 | Trackback(0) | Comment(0) | 放浪(旅行・御朱印) | Admin
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17日午前 ハイキング編 2部 |
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前編の続き。
目的地である唐人津城も堪能し、車を駐めたところまで元来た道を引き返そうとしたところで地図を見ていたニケ's旦那から提案。このまま来た道を引き返すより、ほぼ同じ時間歩けば隣の神引展望台に行けそうなので、そちらに行ってみないかとのこと。さらにその神引展望台から数分歩けば車を止めてるところに戻れそうですし、せっかくなのでそっちをぐるっと回ってくることにしました。 唐人津城から少し離れると、またすぐ辺りは鬱蒼と緑に。ただ、やはり風が強いと思われ、立ってる木は主に風に強いと言われる松の木。今から向かう神引山が島内で一番高い地点らしいのですが、それでもせいぜい海抜40mだそうです。にもかかわらず、周りの風景はまるで高山のようでなかなか不思議です。
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さらにコースの別の場所の風景。 骨のように白く朽ちた枯れ木が林立して、まるで異界。ていうか夜に来たくはない感じの異様な雰囲気ですな。けっこう好きですけど。 先ほどの唐人津城といい、映画の撮影にでも使えそうな場所です。どんな映画に使えるのかさっぱり想像つきませんが。
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かと思えばこんな場所も。 撮影時間からすると上の枯れ木だらけの場所からわずか2分でこの光景。極端ですがこれもまた味のある景色。 このハイキングコースはこんな感じに異界風の景色がてんこ盛りで、個人的にはかなりお薦めです。 途中何度かにわか雨もありましたが、その都度雨宿りなどしながら前進。
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さて、そんなこんなで15~20分ほど歩いて神引展望台に到着。一昨年のエントリで書いた島で一番高い展望台っていうのもここのことです。 写真は展望台から海を。というか崖っぷちから海を。高所が苦手なニケが、せっかくここまで登って来ておきながら展望台に近付くのを嫌がるほどの崖っぷり。 写真の中央に屏風のように張り出している岬がありますが、この向こう側が初日の午後に行った中の浦海岸。
この展望台周辺も唐人津城に似た感じで、ここだけ草木のない荒野になっています。
展望台の脇にベンチとテーブルがあったので、ここではまゆうで貰ったおにぎりと、さっき買ったメダイのヅケ丼で昼食。おにぎりの付け合わせに入っていたアシタバ入りのつみれ揚げがたいへん美味。そしてヅケ丼…って辛! これも島唐辛子入りの醤油か! あれか、この島のヅケは辛いのがデフォルトか。噂通りわさびの代わりに黄色い練りカラシがヅケに付いてたから、ヅケ自体には辛みは付いてないだろうと思ったのにフェイント。しかしこの辛いヅケはなかなかクセになります。刺身残ったときに作ってみるかな。
などとのんびり昼食を食べていたら雨。霧雨のような細かい雨粒なんだけど勢いはそれなり。しかし周りを見回しても雨よけにする木すらなく。さらに横から吹き付けるような突風。中に弁当がまだ入ってる弁当箱や、お茶がまだたっぷり残ってるペットボトルすら油断すると飛んでいきそうになる風速。崖の方向から吹いてるので、崖の方向に飛ばされそうにはならないのがまだしもの救いでしょうか。
とりあえず待避する先すらないのがこの上なく明らかなので、横から吹き付ける風雨の中、開き直ってそのまま優雅にランチタイム継続。ていうかヤケ。 ご飯を食べ終わった頃に雨も止みました。神か。神が敵なのか。
ということで展望台を降りて徒歩5分ほどで車のところまで。なかなかいいハイキングでした。 1時間半くらいかけてぐるっとまわって来るには手頃なコース。ただし、唐人津城~神引展望台の間にはけっこう急傾斜な場所などもあり、それなりに山道なので、サンダルなどの海水浴装備のままで行くのはやめておいた方がいいです。
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Oct.1.2007(Mon)01:39 | Trackback(0) | Comment(0) | 放浪(旅行・御朱印) | Admin
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17日午前 ハイキング編 1部 |
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さて、3日目(17日)、式根島最終日。 本日はメインメンバーは朝10時半くらいの船で新島に渡り、新島にある温泉にゆったり浸かったあと午後に出るジェットホイル便に乗って帰るというプラン。ジェットホイル船だと往路一晩かかってた道のりをわずか2時間半で帰れるとのこと。水中翼船ですかね。
ジェットホイル便は式根島からでも乗れるので、Mayugeとニケ夫妻の3人は新島温泉組とは別行動を取り、3時の出航時間前まで式根島内をウロウロすることに。
ということではまゆうの車をお借りして山方面に行ってみようかと。 地図で見るところの左端の方ですね。この唐人津城が月面のようという紹介がよくされていてちょっと不思議な光景らしいのでまずはその辺目指して。
はまゆうで昼食用におにぎりを貰いまして、あとは飲み物を買っていこうということで店に。即座にマカディアスパークリングとか手に取ってる山賊はもちろん運転替わる気とかさらさらありません。 あと、メダイヅケ丼弁当が美味しそうに見えたので昼食用に追加。コンビニと金物屋と土産物屋を足して4で割ったようなお店でこんな魅力的な弁当売ってるあたりが素敵。
さて、唐人津城へは車が通れる道を行き止まり近くまで進み、そこから20分ほどのハイキング。 山道に入って10分弱で御釜湾第一展望台に到着。木製の櫓が組まれており、展望台になってます。写真はそこから御釜湾挟んで向かい側に見えるアシカ穴。観光案内によると、戦後すぐまでアシカが生息していたんだそうです。ちなみにそのアシカがどうなったのかは書かれていません。
…食ったとか?
そしてまた進もうとしたところで急に雨。15、16両日はよく、というか殺人的に晴れていたんですが、本日は薄曇りでして、雲行き怪しいなーとは思ってたんですけどね。とりあえずそのまま展望台でしばし雨宿り。
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そして雨が上がったところでハイキング再開。そんなこんなで雨宿りを含めて30分ほどで唐人津城に到着。 以前載せた、島を一望した写真でわかる通り、式根島は基本的に緑が鬱蒼と茂ってる感じなんですが、どういう訳かこの一帯だけがぺんぺん草も生えない荒野。月面のような光景というのが納得。おそらく風のせいで植物が根付けないんじゃないでしょうか。土質も妙にに軽い感じで、踏ん張りが効かなそうです。
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ちなみにその辺に転がっている石がことごとく風雨で面白い形に浸蝕されてまして、盆栽やってる人垂涎の品っていう感じ。骨董市とか行くと、よくこういう浸蝕された石がいいお値段で売られています。 ただし、ここの石は形だけはいいんですが、砂岩だか凝灰岩だかの特に脆いものなので、多分持ち帰ろうとしても麓に降りるまでに風化して砂になるでしょう。気を付けて持って帰ったとしても、盆栽にしたら崩れるので無意味。あくまでも「ぱっと見良さそうに見えるだけ」です。無駄足なので採取にこないように。 まあ、だからこそお手軽にこういう面白い形の浸蝕岩ができてるんでしょうけど。 そういえばハコフグ焼くための竈作ってるときにも思ったんですが、式根島の石は妙に軽いです。ぱっと見、軽石とかじゃない普通の石に見えても、持ち上げてみると異様に軽かったり、また、乗ってみたら意外な大きさの石が意外に簡単にぐらぐら揺れたりすることがあります。あとは砂粒を見ると、石英などの透明なガラス成分が非常に多く、半分くらいを占めてるように見えます。他にも黒の色ガラスが微妙に粒に分離しかけたような、黒曜石になり損ねたみたいな石も時々見ます。火口はないとはいえ、島全体が火山性って感じですね。
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唐人津城の荒れ地の向こうには雲をかぶった神津島。 いやまて、あれ雨降ってるんじゃないか。しかもそっち風上。 こんな何もないところで雨降ってきたら困るので撤退。
あ、ちなみに唐人津城といいながら城跡があるわけでもないし、いったい何なんだと思ってたんですが、帰ってきてから調べたところ、「津城」で「魚がよく捕れる場所」だそうです。多分この崖の下がいい釣り場なんでしょうか。 あ、いい写真がありませんでしたが、この周囲はかなりの断崖です。しかも先ほど書いたように妙に軽い土質の砂地で、足下がふわふわしてて非常にイヤな感じ。
長くなってきたのでハイキング編後半に続く。
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Oct.1.2007(Mon)01:36 | Trackback(0) | Comment(0) | 放浪(旅行・御朱印) | Admin
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