ルピシア 武夷岩茶フェスティバル2007 |
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| 28日午後、タイを脱出したあとはルピシアの武夷岩茶フェスティバル2007に。 以前のダージリンフェスティバルに引き続き、およそ40種類の武夷山産高級烏龍茶を試飲できるイベント。 電話予約をしておいたので列ばずに入れましたが、会場前にはかなりの行列が出来てました。 会場内はさっそくいれたての烏龍茶のよい香りが漂い、チャイナドレスを着た会場係の人など歩き回っている中華空間。お茶の名前を書いたタグも木製で雰囲気にもこだわってある感じ。 ただ、会場は前回のダージリンフェスティバルよりもけっこう狭く、ちょっと動きづらいのが残念。例によってこの写真はかなりお客がはけてきて余裕が出来てきたときに撮ったもの。
前回の教訓を生かしてか、会場内に水のサーバーが設置されてたのがよかったです。やはりお茶を連続して3、4種類飲んだら、その時点でほぼ味も香りも分からなくなっちゃうんですよね。いくつか試したら水で口の中をリセットできるのはありがたいです。さらにお茶請けのお菓子の補充がこまめにされていて、完全に切らしてることはあまりない感じでした。お茶請けの味も前回の濃厚チョコクッキーとかじゃなく、お茶の味を覆い隠してしまわない程度でよい感じ。 このへん参加者からの要望をどんどん取り入れて改良してるんだろうなぁと思えて好感が持てますね。 お茶請けの中では半球形のクッキーが非常に口当たりが軽く、サクッとした歯ごたえで美味しかったんですが名前すら分からなくて残念。販売コーナーで売ってるかと思って見てみたんですが、入るときにはクッキー系の物が並んでた気がするのに、出がけに見たらなくなってるし。売り切れ? できれば次回はお茶請けの名前も書いておいてください。
前回と同じくそれぞれのお茶の味の分布を示すチャート付きのリーフレットが配られ、これと説明文を眺めながら順にお茶を試してました。今回のなかではMayuge的に朝陽というお茶が香りがよく、味もすっきりしていて好み。 あと、今回は会場の入り口近くに来訪者が自分の好みだったお茶に投票していった集計結果をホワイトボードで表示してありまして、これもなかなか面白かったです。ここで高得点をマークしていた金鳳凰と大紅袍の二つは確かに他のお茶とは明らかに違った香りがしてました。
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| で、その大紅袍を含む四大岩茶葉セットとか大紅袍茶葉100%使用したボトル入り烏龍茶とか。 茶葉合計100gのセットがなんと大胆にも2000円近くディスカウントですよ奥さん! これはお買い得! ってうわぁぁぁぁぁゼロ一個間違ってませんかこれ。こんな茶紙コップに入れて無料でガンガン飲ませてて大丈夫なのか。他人事ながら多少心配になります。 しかし他のお茶はここまで高くはないにしても、やはりそれなりのお値段。カゴに山盛り茶葉持ってレジに並んでる人とかいますし、こだわってる人はすごいなぁと。 相変わらずここに来ると美味しいお茶を飲んで金銭感覚を狂わされそうになります。危険危険。
さらに会場を出るとき、お土産としてお茶の試供品などのセットをもらい、さらにその次に「よかったらこちらの水もお持ち下さい」といわれて大きめの紙袋を差し出されまして。差し出されたので反射的に手に持っちゃったんですが、これが少々後悔する重さ。2Lのペットボトルが2本入ってるんですけど。 2人とも受け取っちゃったんで2×2×2=8kgの手荷物を予定外に追加しつつその後街中をウロウロしてました。トラップか!トラップなのか!
どうでもいいことですが、このあとさらに買い物を済ませて山手線に乗ったところで電車が一向に動き出す気配が無く、何かトラブルがあった様子。 人身事故でもあったのかなぁとか思っていたら構内放送。
「先ほど、品川-田町間で男性が線路内に侵入し、そのまま線路内を逃走中です。安全確保のため山手線全線は運転を見合わせております…」
逃走中って言ったか?
世の中我々の予想の遙か斜め上を行ってますな。 とりあえず山手線を迂回して上野に移動、そのまま常磐線で無事に帰路につきました。しかしその間、順次入ってくる情報によると、最初山手線だけが停止していたのに、いつの間にか京浜東北線が巻き込まれ、横須賀線が止まり、時間を追うごとに動かなくなる路線が増えているような。どんだけ逃げ回ってるんだ。
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| どうでもいいことですが会場からの帰り道、ペンキ塗りたてがいました。これはもう、さあボケろ!と言わんばかりのネタ振り。あれか、関西人への挑戦か。
まあ実際のところ塗ってからそこそこ時間は経ってるらしく、すでにペンキは固まってるようでした。
触ってみてませんよ。
触ってみてませんってば。
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2007年10月30日(火)03:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理
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横浜 タイフェスティバル 2007 |
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| 28日、まずは横浜・タイフェスティバル2007へ。 これも先日のディワリ・イン・ヨコハマと同じ横浜アジアンウェ~ブ2007の一環のイベント。 ていうか、見る場所によって告知名が「タイ・フェスティバル」だったり「タイ・フェアー」だったりしてどっちなのかはっきりしないんですが、その辺も何となくタイらしくていいかもしれません。 27日は関東地方を台風がかすめてまして、コンビニに行くのもあきらめるほどの風雨だったんですが、夜の間に台風は無事通過して28日は雲一つ無い快晴。 お出かけ日和というより引き籠もりたくなるような日射し。もうちょっと加減できんもんかね。 昨日の豪雨で大気中の塵が一掃されてるらしく、移動中、東海道線の窓から富士山が非常にくっきりと見えてました。これだけクリアに見えることは冬場でもなかなか無いんじゃなかろうかってくらい。 会場の赤レンガ倉庫広場が近付いてくるにつれ、会場とおぼしき方向からもうもうと煙が立ち上ってるのが見えてきまして、目指す会場は間違いなくあの方向。
会場は主にタイ方面の食べ物屋の露店がメイン。あと、なにげにインド、フィリピン、中華などの店がどさくさに紛れて入り込んでます。
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| ということで今回の食べ物。 上側の3個セットが左からチキンバジル炒め、ソムタム(青パパイヤのサラダ)、パッタイ(タイ風焼きそば)。下側はタイ風グリーンカレー。 チキンバジル炒めっていうくらいだからチキンと一緒に炒めてある緑色のはバジルだろうと思って食べたところ、どうやらトウガラシの葉。 辛! ていうかバジルどこ! 美味しいんですがバジルは完全に行方不明。ピリ辛チキン炒めです。クラッシュしたナッツが入ってて、これがたまに香ばしくていい感じ。 ソムタムは存在は知ってたんですが食べるのは初めてです。写真ではなんかもやしサラダっぽいですが細切りのが青パパイヤ。もっと柔らかいのかと思ってましたがけっこうシャキシャキとしっかりした歯ごたえで、大根かゴボウサラダのような感じ。酸味のあるドレッシングで、これまたけっこうピリ辛。 そしてパッタイ。小エビとニョクマムで海鮮風味の効いた焼きそば。ピリ辛。塩焼きそばか醤油焼きそばという感じで、こっちはわりと日本人的になじみのある味に近いでしょうか。 そして最後にグリーンカレー。タイカレーらしくココナッツミルクベースにチキンとタケノコあと野菜もろもろ。これもそれなりに辛いはずなんですが、先に食べた料理が意外に辛かったせいか、カレーが甘く感じるという不思議体験に。ココナッツミルクがしっかり効いてるせいですかね。 いずれも美味しいんですが口の中が終始ピリピリしっぱなし。
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| さて、上の料理を2人で分けて食べるくらいだともう少し余裕がありそうなので一品追加。 タイダックラーメン(ビーフン麺)。
タイダックって何だって感じですが北京ダックが南下したような感じと見ていいんでしょうか。 見た目で醤油ラーメンに照り焼きチキンを突っ込んだような味を想像してたら、食べた瞬間に全然違う風味がして驚愕。 なんというか、スープからハーブの香り、というよりほとんど漢方薬のような香り。見た目がすごく日本のラーメンっぽいため、一口食べるごとに違和感が。 しかししばらく食べてるうちに鼻が慣れてきて、そんなに漢方っぽい感じはしなくなりました。汁に浸してある切り身の肉がタイダックらしく、ちょっと歯ごたえがあって鶏肉よりも肉の味が濃い感じ。けっこう美味しいです。上で目立ってる手羽の方もなんか鶏肉とは角度が違うような気がするんですが、これもアヒルなんでしょうか。こっちはスープを取るためにかなり煮込まれてるらしく、すごく柔らかくなってます。そういえばこれだけは辛い味がいっさい付いてませんでした。店の方で「ご自由にお使い下さい」的に色々辛そうなものとかが置いてあったらしいんですが、今回はプレーンで。これ食べてる間に先ほどのピリ辛料理群で痺れていた舌が回復して、結果的にはちょうどいい感じに。
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| あと、会場に到着した途端、姿は見えないにもかかわらず間違いなくどこかにいることを強烈に予感させたドリアン様が、テントの影に集団で鎮座ましましておられました。どこかかから臭気がすると! ニケは今回サークルの合宿の日程と重なった上に風邪をひいてたんで来ませんでしたが、もし来てたらテンションが上がってたことうけあい。
露店がかなり食べ物メインで、同じメニューでもそれぞれの店があって選択肢が多く、なかなか目移りする感じでした。Mayugeはタイ料理はあまり造詣が深くないので、むしろどこで買うか決めかねたような感じではありましたが。 お腹に余裕が無くてデザート系を試せなかったのが残念。このあとはルピシアの試飲会だったのでテイクアウトするわけにもいかず。ましてやドリアンを持ち込むなど言語道断ですので念のため。
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2007年10月30日(火)01:10 | トラックバック(0) | コメント(2) | 徒然(日記) | 管理
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ディワリ in 横浜 |
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| 何やら横浜がアジアづいてるそうでして、14日はニケに呼び出されて一連のイベントの一つであるディワリ・イン・ヨコハマに。なんかよく知りませんがインドの正月にちなんだ催し物だそうで。
山下公園の広場をぐるっと取り囲む感じに露店とステージが設置されていて、インド雑貨やインド食品よりどりみどり。 なんか中央にある貨物を無理矢理つなげて作ったような巨大オブジェがむしろ気になるんですが。
規模はこの前のスリランカフェスティバルに比べるとやや小さめ。ただ、スペースにかなり余裕があるので回りやすくていい感じ。
昼くらいからニケが通ってるインド舞踊教室の方々が舞踊を披露されるそうなので、まずはその前に腹ごしらえから。
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| 上・Mayuge購入のベジタブルカレー、サモサ。 カレーの具はカリフラワー、ジャガイモ、アスパラガス、インゲン豆などで、ベースはココナッツミルク系。辛さは日本人向けに適度なくらいで、野菜しか入ってないわりにけっこうコクがあって美味。ご飯がインディカ米なのもよい感じ。肉系カレー売ってる唯一の店がびっくりするくらい長い行列作ってたので、それに並ぶのが嫌でベジタブルカレーの方選んだんですが、期待以上の味でたいへん満足。サモサもサクッと美味。横に付いてるゾルは多分フルーツチャツネ。甘酸っぱくてちょっとピリ辛のジャムみたいな感じ。 下・ニケ購入のタンドリーチキン、マサラドゥーサ、何か忘れたスープ状のモノ、そして蛍光オレンジのジュレビ。 タンドリーチキンはちょっと辛めだけどこの辺はどこで食べても失敗のない味で安心。ただ、手羽じゃなくてチキンの胴の辺りを骨ごと使ってあるのは珍しい気がしますね。ちょっと食べるのが難しい。 マサラドゥーサは薄いクレープのような感じの生地をパリパリに焼いて、スパイシーに味付けしたマッシュポテトを包んだ感じの料理。付いてる白いゾルはいっさい正体不明。方向性としてはサモサと同じような感じなんですが、これまたちょっと雰囲気が違っていて美味。私は食べるのは初めてだったんですが、これも比較的日本人には取っつきやすそうな食べ物でした。 そして赤い謎の液体は何か忘れたけどスープ。おそらくタマリンドがベースではないかと思われるけっこう酸っぱい味つけ。色からしてピリ辛を想像してたのでちょっと意外。インド大使館・さくらチャリティーバザーの時に食べたサンバル・ワダのスープと同じ系統のものかも。 そして体に悪そうな蛍光オレンジのにくいヤツ、ジュレビ。これまたインド大使館以来の再会。どうやらあの時に横からかじってたのがお気に召した様子で、今回はニケ自ら購入。相変わらずの頭痛がするような甘さがやめられない。 結局辛かったり酸っぱかったりする各種料理よりも、ジュレビ食べてるときの方がお茶の消費が多くなるという前回と同じ展開に。ていうか今回3枚入ってるから終わらないんだけど。
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| あと、舞台周辺で不審な動きをしてた人物。途中から見たので何の舞踊なのか説明を聞けなかったんですが、動きから察するに魔除けとか厄払いとかその手のものではないかという感じ。四方の空間に向けて順に槍を振る仕草がなんとなく方相氏を連想させるのでそう思ったのかもしれません。 顔面の質感がすごく不思議な感じに見えるんですが、土で作ったお面だそうです。インドの地方に伝わる伝統的な踊りの保存の取り組みをしてる方々の出し物だったそうで。
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| こっちにも 不審者 太陽神ヴィシュヌ。太陽神なので背中に太陽を背負っています。暑くないです?
舞踊の内容は、
- ある時、地上をフラフラしていた太陽神ヴィシュヌの前を一人の少女が通りかかった。さらにその場に居合わせた愛を司る神カーマが、自分の腕を試そうと、「射られた者は目の前の相手に恋をしてしまう」という便利そうな矢をヴィシュヌに、さらに、「射られた者は目の前の相手を嫌いになる」という迷惑そうな矢をその少女へと射かけた。 射られたヴィシュヌはたちまちその少女に恋をし、猛烈にアタック開始。しかし少女の方も矢の効果でヴィシュヌに言い寄られるのが嫌で仕方なく、ヴィシュヌから逃れようとする。それでも気持ちを抑えきれないヴィシュヌは、執拗に少女を追いかけ、少女は身を守るためについに崖から身を投げて死んでしまう。 自らの身勝手な思いによって恋した少女を死なせてしまったヴィシュヌは、深い後悔の念に駆られるのであった。 -
というものだそうで。うろ覚えですが。
…深く反省すべき人物がヴィシュヌ以外に一人いる気がするんですが。
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2007年10月30日(火)00:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理
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