おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


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とり安(からあげげ丼)

さて、先日、帰省のついでに折りたたみ自転車を新幹線に持ち込んで帰りまして。
京都で途中下車して久しぶりに京都市内をウロウロしてました。
で、以前に営業時間を逃して入りそびれたことなどちょっと触れたことがあるとり安で久しぶりに昼食にしたので収録。
この店の名物はからあげ丼。鶏肉の代わりに唐揚げを使ったというちょっと変わった親子丼を出すお店。
ちなみに普通の親子丼もメニューにありますが、唐揚げ丼を注文する客の方が圧倒的に多い印象。次によく見るのはとり安定食で唐揚げがメインの定食。



ということでからあげ丼(¥780)。

丼飯に唐揚げを盛って大量のふわっとした卵でとじた感じ。
唐揚げには醤油系の下味が付けてあり、どちらかといえば竜田揚げに近いかも。薄味の卵としっかりした味の付いた唐揚げが好対照で、ご飯にもよく合って美味しいです。
肉ははもも肉、胸肉両方が使われてる様子。

卵の上には軽く粉山椒が振ってあり、この香りもアクセントでなかなかよい感じ。
そういえば鳥岩楼の親子丼にも山椒がかかってました。京都では親子丼には粉山椒がデフォ?

わりとお手頃価格なこともあり、主立った観光名所からは微妙に外れた場所の割に修学旅行生っぽいグループから単独行動の観光客まで色々な人を見かけます。さらに周辺はオフィス街でもあるためか付近のサラリーマンの昼食と思しい人々もけっこう来るようで、お昼どきには店外まで順番待ちの列が伸びてることもしばしば。とはいえ、座席数はそれほど多くはないものの客の回転は速いようで、思ったほど待たされない印象。
今回も到着時(12時半頃)には店外まで5人ほど溢れ出てまして、ぼーっと待つのもだるいし、先に買い物でも済ませて1時過ぎくらいに戻ってこようかと思ってそちらの情報検索してたら、検索が終わる頃には列が1人だけになってました。これならいいかと買い物止めて列んでみたら程なくカウンター席に案内されました。



ちなみにお隣は肉屋らしいんですが営業中なのかどうか外見からちょっと判断しにくいです。まあさすがにMayugeは京都で生肉買っても仕方ないんですが。
看板が目だつので烏丸通り沿いに進んで探すならこっちを目印にするのが良いかも。鐘鼎文風の「鳥」のロゴが素敵。



 とり安

  所在:  京都市中京区烏丸通押小路角
  営業:  11:30~14:00、17:00~19:30(L.O) 木・土・日曜、祝日定休





2013年10月10日(木)00:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

Curry House Dr. Spice Lab.

先日、帰省したついでに例によってGuuさんおよび式さんと食事に行きまして。
行き先はカレー専門店、Curry House Dr. Spice Lab.。普段の行動範囲よりちょっと離れた石原駅近くにあるお店。
実は正月に帰省したときにもここには来てみてたんですが、年末年始で短縮営業中だったため食べることができず、今回はそのリベンジ。辛い物が苦手なGuuさんがスパイシーで気に入ってると聞いて以前から気になってました。

建物はログハウス風で前に立ったDr. Spice Lab.の看板が目立ちます。
店内も内装からテーブル、椅子、カウンターまで総無垢板で統一されておしゃれな雰囲気。なんか総天然木のブランコまであってカレー専門店っぽくはないかもしれませんが。

メニューは基本部分で「ナスとトマトのキーマカレー」と「10時間煮込んだスパイシーカレー」の2種類に分かれていて、これに各種のお勧めのトッピングを加えたバリエーションメニューが展開している形。
トッピングは個別にも追加注文が可能で、定番と思われる半熟卵やチーズの他、豚カツ、エビフライ、イカリング、手羽先唐揚げなど主に揚げ物方面が充実しています。



写真上段、Mayuge注文のメンチカツ玉カレー(¥650)ライス大盛り。
何か対比物でも置けばよかったですが、皿がけっこう大きめで深さもあるため、盛られたライスの存在感がかなりのもの。
色々なトッピングも気になったんですが、とりあえず初訪問なのでメニューのスタンダードなところから。

下段、式さん注文のプレーンカレー(¥550)をライス、ルー大盛りにして豚カツ、ヘルシーなキノコ、チーズ、半熟卵をトッピング。
先ほどのライスのみ大盛りに比べて明らかにルーの喫水線が上がってます。チーズもかなりがっつりと入ってる感じ。



そしてGuuさんはやわらかジューシー鶏モモ(¥800)のルー大盛りに海老フライ、ヘルシーなキノコ、チーズをトッピング。
運ばれてきた皿を見た途端「やべ、やりすぎた」とか言ってます。なんとなくデジャヴを感じる光景です。
最初見たとき「あれ、これライス、ルー両方大盛りになってない?」「いつも両方大盛りにしてるからオート大盛り発動したんじゃねぇ?」とか話してましたが、こうやって写真で見比べてみるとルー喫水線は上がってる一方、トッピングが盛り上がってるだけでライス標高は低めな気がするので、やっぱりオーダー通りだったのかも。

トッピングは半熟卵が¥50で上記の他の品々は各¥250。この他、牛肉コロッケ、メンチカツなど¥100のトッピングもあります。あと大盛りはライスが¥100、ルーが¥200。ただし元から量がそこそこある上に大盛りにするとけっこうな勢いで増えるので注意が必要なようです。プレーンのカレーをそれぞれ大盛りしただけでもけっこうな勢いの体育会飯。
Guuさん曰く、「大盛りにするなら初回はライスかルーかどちらかだけにして様子を見た方が無難ですよ」とのこと。

ルーは既製品のカレー粉の気配をまったく感じさせない独自のもの。いわゆる「カレーの香り」とはかなり違います。
カレー自体に固形の具は無く、ベースにふんだんに使われていると思われる野菜もしくは果物に由来するらしい甘味が非常に特徴的です。スパイスもふんだんに使われていて非常にスパイシーですが、「スパイシー ≠ 辛い」というのがよく分かる味です。
料理の売り文句に「スパイシー」と書かれてる場合、単にコショウもしくはチリが大量に放り込んであるだけということがままありますが、ここのカレーは「リッチなスパイス遣い」という表現がまさに当てはまる味。辛いものが苦手なはずのGuuさんが気に入って通ってるのも頷けます。
辛いだけではなくスパイスの重厚な存在感があるという意味では、Mayugeが食べたことある中では今は無きスパイシーキッチンのウッタラカンカレーがちょっと似ているかもしれません。
逆に「coco壱みたいなカレーが食いたい」とか「給食みたいなカレーが食いたい」という気分の時には向いてないかもしれませんが。

トッピングのメンチカツはメンチ部分に焼き色があり、どちらかというとハンバーグに衣を付けた感じ。半熟卵は白身はしっかりと火が通っていて、これを割るととろりとした黄身が流れ出します。ルーやトッピングに絡めると見た目にも鮮やかで非常に美味しそうです。
半熟卵は目の前で見ると非常に食欲をそそるのにドヤ顔で撮影しても残飯にしか見えない物が撮れるのはなぜなんでしょうか。撮影者の腕が悪いんですか。そうじゃないかと思ってました。



あと、「ポテトサラダがお勧め!」と二人が口を揃えるので、とりあえずカレーも選ばないうちからサイドメニューの大人のポテトサラダ(¥100)を選択。
食感を残しつつ荒く潰したじゃがいもに薄切りソーセージと野菜を混ぜ、ややあっさり目の味付けに仕上げてあります。
メニューを見たときは何が大人のポテトサラダなのかと思いましたが、こってりマヨネーズ味にしてしまわず、じゃがいもの素材の味を生かした味付けが「大人の」と言われるとなんとなくそんな気がします。

下段はカレーパン(¥250)。カレーパンはいつ来ても買えるというわけではないらしく、今回は店内に「カレーパン本日あります」の張り紙。
これも美味しいらしいのでせっかくだからとテイクアウトで注文。
油が滲みないように加工された紙袋にお手拭き、さらにハンバーガーに付いてるような手に持つための紙パックまで付いてる親切仕様。
生地の外はカリッと内はふわっと食感も良く、こちらも美味でした。中身の写真を撮っておけばよかったんですが忘れてたのが不覚。カレーは刻んだ具が入っていてカレーライスのものとは根本的に別のベースの様子。ひょっとしたらキーマカレーと共通なのかもしれませんが、今回キーマは試してないので分かりません。



公式ページにクーポンがあり、これを利用すると一部ハーフサイズドリンクのサービスがあるのでこれを利用。
写真はアイススパイシーチャイとストロベリーミルク。
アイスチャイは牛乳と一緒に煮立てたチャイそのままではなく、チャイをさらに牛乳で割ってあるようで、一般的なチャイより牛乳味が濃厚。紅茶・スパイス・牛乳の三者の中で牛乳味が一番勝ってる感じです。

下段はカウンターに置いてあって自由に取れるようになっている福神漬けおよびピクルスなど。
これらも自家製のようで福神漬けのレシピが置いてあります。福神漬けって自家製で作れるイメージがまったくなかった。
市販品に比べるとややあっさりした味でなかなか美味しいです。ここのカレーはルー自体がスパイシーながらけっこう甘いという特徴的な味なので、福神漬けもこういうタイプが合ってるのかもしれません。
なんかレシピがあると自家製福神漬けとかちょっとチャレンジしてみたくなります。


ということで半年以上越しでやっと訪問できましたが、期待に違わない個性的で美味しいカレーでした。
帰省したときくらいしか寄ることができませんが、次回はぜひキーマカレーや各種トッピングも試してみたいところ。
しかしこのトッピング群の誘惑はちょっと自制しないとカロリー的にも予算的にも危険そうです。

店内の張り紙やアンケートによると現在メニュー改変を計画中で、そのための要望なども募集中とのこと。


 Curry House Dr. Spice Lab.

  電話:  0773-45-8388
  所在:  京都府福知山市石原2-63
  営業:  11:30~15:00、17:30~20:30 木曜定休





2013年10月4日(金)00:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ベトナムフェスティバル2013

9月14、15日は例によって代々木公園ベトナムフェスティバルでした。
15日から台風で大荒れになる見込みということなので初日の14日に来訪。

写真は会場内にあった門。どこかの名所を再現してるのかもしれませんが詳細不明。
下側はベトナムの解説ブースにあった提灯。蓮の花型でちょっとよい感じ。



昼どきに到着したのでなにはなくともバインミー。
バインミーはベトナム名物のフランスパンのサンドイッチ。野菜が甘酸っぱいなますにしてあるのが特徴。
Mayugeはわりとこれが好きでベトナム系イベントがあると必ず買ってまして、今回もどの店で買うか会場に入ってまずバインミー探索。具の肉はハムや蒸し鶏が多く、豚肉を前に押してるのは初めて見た気がするので「ベトナム料理 ロータスパレス 蓮花館」の露店から豚肉のバインミー 大辛(¥550)。ちなみに大辛じゃない通常のバインミーが¥500。

「辛口」ではなく「大辛」と書くだけあってさすがになかなかの辛さ。辛いですが美味しいです。おかげで豚肉の印象が殆ど残ってませんが。

どうでもいいことですがこの店が「ゴイ君」というゆるキャラマスコットを前面に押してるようで、着ぐるみが歩き回ってました。ただ本日の露店でゴイクン(生春巻き)は取り扱ってない様子。


サンドイッチだけではちょっと口さみしいので下段写真、「ベトナム本格料理 ホァングン」の露店よりバインセオ(¥400)。
バインセオも会場内でわりとよく見かけた気がします。

ベトナム風お好み焼きと説明されてることが多いですが、もっちりした生地を油たっぷりで薄めに焼き上げて酸味のあるタレで仕上げてあり、印象としてはお好み焼きというよりは辛くないチヂミ。
初めて食べましたがジャンクフードっぽい油っこさをタレの酸味が爽やかにしててなかなか美味。なんかいかにもお祭りの食べ物という感じ。



わりと暑いので冷たいものでも欲しいなと「本格ベトナム料理レストラン ベトナムガーデン」の露店でソラ豆チェー(¥400)を購入。
以前のベトナムフェスティバルで緑豆のチェーが美味しかったので空豆もよさげかと購入。
‥‥空豆なら澱粉ホクホク系だと思うんですが、噛みごたえの緻密な蛋白質感はどちらかといえば大豆かその仲間っぽい印象。私が知らないだけでこういう食感の空豆もあるのかもしれませんが。
字面から想像したお汁粉のような食感とはかなり違いました。

透明な部分は豆を煮込んだ煮汁っぽく、主に素材の甘みという感じの淡白な味付け。ちょっと不思議なとろみがついてます。
白い部分は店頭においてあった見本を見たときは何か丸い固形分が入ってるのかと思ったんですが、液体がたまたま丸くなってただけで豆汁部分をカップに注いだ後にお玉で流し込んでました。ココナッツミルクか何かかと思ったんですが、この部分もこれまた味が淡白で正体不明。
なんか分からない尽くしですが、謎の現地食物気分を満喫できる一品でした。
東南アジア系デザートってわかりやすくがっつり甘いものが多いイメージですが、それとはちょっと違った毛色。万人受けはしなさそうですけど素材の甘味とか好きな人には受けそうな味です。



最後に恒例の混み具合定点観測。
2009年に比べてちょっと人が多めな気がします。まあ時間帯にもよるでしょうけど。真ん中へんのテントは食事用のテーブルとか。
ちゃんと確認したわけではないですが、なんとなく以前に比べるとタイ料理店などの侵蝕が減ってちゃんとベトナム料理店率が上がってきてるような印象でした。



2013年10月1日(火)23:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理


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