おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


Curry House Dr. Spice Lab.

先日、帰省したついでに例によってGuuさんおよび式さんと食事に行きまして。
行き先はカレー専門店、Curry House Dr. Spice Lab.。普段の行動範囲よりちょっと離れた石原駅近くにあるお店。
実は正月に帰省したときにもここには来てみてたんですが、年末年始で短縮営業中だったため食べることができず、今回はそのリベンジ。辛い物が苦手なGuuさんがスパイシーで気に入ってると聞いて以前から気になってました。

建物はログハウス風で前に立ったDr. Spice Lab.の看板が目立ちます。
店内も内装からテーブル、椅子、カウンターまで総無垢板で統一されておしゃれな雰囲気。なんか総天然木のブランコまであってカレー専門店っぽくはないかもしれませんが。

メニューは基本部分で「ナスとトマトのキーマカレー」と「10時間煮込んだスパイシーカレー」の2種類に分かれていて、これに各種のお勧めのトッピングを加えたバリエーションメニューが展開している形。
トッピングは個別にも追加注文が可能で、定番と思われる半熟卵やチーズの他、豚カツ、エビフライ、イカリング、手羽先唐揚げなど主に揚げ物方面が充実しています。



写真上段、Mayuge注文のメンチカツ玉カレー(¥650)ライス大盛り。
何か対比物でも置けばよかったですが、皿がけっこう大きめで深さもあるため、盛られたライスの存在感がかなりのもの。
色々なトッピングも気になったんですが、とりあえず初訪問なのでメニューのスタンダードなところから。

下段、式さん注文のプレーンカレー(¥550)をライス、ルー大盛りにして豚カツ、ヘルシーなキノコ、チーズ、半熟卵をトッピング。
先ほどのライスのみ大盛りに比べて明らかにルーの喫水線が上がってます。チーズもかなりがっつりと入ってる感じ。



そしてGuuさんはやわらかジューシー鶏モモ(¥800)のルー大盛りに海老フライ、ヘルシーなキノコ、チーズをトッピング。
運ばれてきた皿を見た途端「やべ、やりすぎた」とか言ってます。なんとなくデジャヴを感じる光景です。
最初見たとき「あれ、これライス、ルー両方大盛りになってない?」「いつも両方大盛りにしてるからオート大盛り発動したんじゃねぇ?」とか話してましたが、こうやって写真で見比べてみるとルー喫水線は上がってる一方、トッピングが盛り上がってるだけでライス標高は低めな気がするので、やっぱりオーダー通りだったのかも。

トッピングは半熟卵が¥50で上記の他の品々は各¥250。この他、牛肉コロッケ、メンチカツなど¥100のトッピングもあります。あと大盛りはライスが¥100、ルーが¥200。ただし元から量がそこそこある上に大盛りにするとけっこうな勢いで増えるので注意が必要なようです。プレーンのカレーをそれぞれ大盛りしただけでもけっこうな勢いの体育会飯。
Guuさん曰く、「大盛りにするなら初回はライスかルーかどちらかだけにして様子を見た方が無難ですよ」とのこと。

ルーは既製品のカレー粉の気配をまったく感じさせない独自のもの。いわゆる「カレーの香り」とはかなり違います。
カレー自体に固形の具は無く、ベースにふんだんに使われていると思われる野菜もしくは果物に由来するらしい甘味が非常に特徴的です。スパイスもふんだんに使われていて非常にスパイシーですが、「スパイシー ≠ 辛い」というのがよく分かる味です。
料理の売り文句に「スパイシー」と書かれてる場合、単にコショウもしくはチリが大量に放り込んであるだけということがままありますが、ここのカレーは「リッチなスパイス遣い」という表現がまさに当てはまる味。辛いものが苦手なはずのGuuさんが気に入って通ってるのも頷けます。
辛いだけではなくスパイスの重厚な存在感があるという意味では、Mayugeが食べたことある中では今は無きスパイシーキッチンのウッタラカンカレーがちょっと似ているかもしれません。
逆に「coco壱みたいなカレーが食いたい」とか「給食みたいなカレーが食いたい」という気分の時には向いてないかもしれませんが。

トッピングのメンチカツはメンチ部分に焼き色があり、どちらかというとハンバーグに衣を付けた感じ。半熟卵は白身はしっかりと火が通っていて、これを割るととろりとした黄身が流れ出します。ルーやトッピングに絡めると見た目にも鮮やかで非常に美味しそうです。
半熟卵は目の前で見ると非常に食欲をそそるのにドヤ顔で撮影しても残飯にしか見えない物が撮れるのはなぜなんでしょうか。撮影者の腕が悪いんですか。そうじゃないかと思ってました。



あと、「ポテトサラダがお勧め!」と二人が口を揃えるので、とりあえずカレーも選ばないうちからサイドメニューの大人のポテトサラダ(¥100)を選択。
食感を残しつつ荒く潰したじゃがいもに薄切りソーセージと野菜を混ぜ、ややあっさり目の味付けに仕上げてあります。
メニューを見たときは何が大人のポテトサラダなのかと思いましたが、こってりマヨネーズ味にしてしまわず、じゃがいもの素材の味を生かした味付けが「大人の」と言われるとなんとなくそんな気がします。

下段はカレーパン(¥250)。カレーパンはいつ来ても買えるというわけではないらしく、今回は店内に「カレーパン本日あります」の張り紙。
これも美味しいらしいのでせっかくだからとテイクアウトで注文。
油が滲みないように加工された紙袋にお手拭き、さらにハンバーガーに付いてるような手に持つための紙パックまで付いてる親切仕様。
生地の外はカリッと内はふわっと食感も良く、こちらも美味でした。中身の写真を撮っておけばよかったんですが忘れてたのが不覚。カレーは刻んだ具が入っていてカレーライスのものとは根本的に別のベースの様子。ひょっとしたらキーマカレーと共通なのかもしれませんが、今回キーマは試してないので分かりません。



公式ページにクーポンがあり、これを利用すると一部ハーフサイズドリンクのサービスがあるのでこれを利用。
写真はアイススパイシーチャイとストロベリーミルク。
アイスチャイは牛乳と一緒に煮立てたチャイそのままではなく、チャイをさらに牛乳で割ってあるようで、一般的なチャイより牛乳味が濃厚。紅茶・スパイス・牛乳の三者の中で牛乳味が一番勝ってる感じです。

下段はカウンターに置いてあって自由に取れるようになっている福神漬けおよびピクルスなど。
これらも自家製のようで福神漬けのレシピが置いてあります。福神漬けって自家製で作れるイメージがまったくなかった。
市販品に比べるとややあっさりした味でなかなか美味しいです。ここのカレーはルー自体がスパイシーながらけっこう甘いという特徴的な味なので、福神漬けもこういうタイプが合ってるのかもしれません。
なんかレシピがあると自家製福神漬けとかちょっとチャレンジしてみたくなります。


ということで半年以上越しでやっと訪問できましたが、期待に違わない個性的で美味しいカレーでした。
帰省したときくらいしか寄ることができませんが、次回はぜひキーマカレーや各種トッピングも試してみたいところ。
しかしこのトッピング群の誘惑はちょっと自制しないとカロリー的にも予算的にも危険そうです。

店内の張り紙やアンケートによると現在メニュー改変を計画中で、そのための要望なども募集中とのこと。


 Curry House Dr. Spice Lab.

  電話:  0773-45-8388
  所在:  京都府福知山市石原2-63
  営業:  11:30~15:00、17:30~20:30 木曜定休





2013年10月4日(金)00:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

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