おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


2013年3月を表示

毒キノコ ガチャガチャ

2003~6年ごろでしょうか、ガチャガチャでタベタラキケン!毒キノコという不謹慎っぽい名前のシリーズが出てたらしく。ちょうど先日入手したきのこフェーヴと似た感じのミニチュアキノコ。当時リアルタイムではまったく気付かず、たまたま検索で知ったのが3年ほど前。当然何年も経ってから探してもこの手の業者やオークションでも見当たらず、さすがに入手は不可能と諦めてました。

で、先月辺りにちょっと三角縁神獣鏡が欲しくて秋葉のガチャガチャが大量にある店に入ったんですが、ふと足元を見るとどういう加減かこの毒キノコシリーズのパートⅡがぽつんと置いてありまして。思いがけずいくつか手に入ったので収録。
左からキヒダタケ、ムラサキシメジ、ホテイシメジ、ベニテングタケ、ヒカゲシビレタケ、ハナホウキタケ。



正直他のキノコマニアに気付かれる前にコンプするまで回したいくらいの気もしたんですが、それもちょっとMayuge的には楽しみ方として趣味じゃないんですよねぇ‥‥。
翌週もう一度行ってみたら案の定無くなってました。やっぱり趣味がどうとか言ってないでもっとやっておけばよかったような気もしますが、まあそれはそれ。

こないだのフェーヴと並べてみたところ、ガチャガチャの方がちょっと大きめ。
彩色はちょっと荒めですがモールドが非常にシャープで傘の表面や裏側のヒダがくっきり再現されてるのが素晴らしいです。

思いがけず手に入ったのは嬉しかったけど、なんで10年近く前の商品がいきなり置いてあったのかは謎。



2013年3月29日(金)01:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 物欲(商品レビュー) | 管理

パキスタン&インド料理 HANDI(ハンディー)

先日、ニケが手作り餃子作って食べたり自家製味噌の仕込みを済ませたり学生時代のPCからデータサルベージして廃棄準備したり現行PCのメアド設定したりしたいと言い出したのでニケ邸まで召還されまして。ついでなので行きがけにちょっと寄り道して野田市というか埼玉と茨城の県境辺りにある以前から気になってたパキスタンカレー屋、HANDIレストランへ。

以前に前を通過したことがあり、チラッと看板を見た記憶はあったんですが、場所もうろ覚えだし暗いし大丈夫かなーと思いながらとりあえず店の方へ。この辺だったかなー、何もないし周り暗いなーと思いながら走ってたところ、ガソリンスタンドの照明の裏に青い電飾で縁取られた妙な屋根が見え、「なんだアレ?」と思いながら通過しかけたら目的地でした。変な電飾に気を取られてあやうく看板を見逃しそうに。

装飾は妙ですが駐車場も店内もかなり広く、物理的には入りやすいです。
店内はステージがあったり半個室のようなスペースがあったりテラスのような部分があったりと非常に謎な作り。いったい最初は何の店として造られた建物なんだろうと気になりますが、とりあえずそこはかとなくバブル期の匂い。
まあスペースが広いのでテーブルがゆったり使えて良いです。



今回の注文はレディースセット¥1500。
内容はカレー3種(少なめ)とライス、ナン、チキンマライティッカ、サラダ、デザートのセット。ちなみに注文は女性でなくても構わないそうです。
カレーは単品メニューから自由に選べるそうで、今回選んだのは上からチキンマサラ、パラクマトン、アルベイガンの3種。
サラダは刻んだ野菜に普通のフレンチドレッシングという感じ。ライスはジャポニカ米の普通のごはん、ナンはわりとコシのある生地を薄めに伸ばしてパリッと焼いてあるしっかりタイプ。



一番奥のチキンマサラは「ドライタイプのチキンカレー」との説明通り、現地系カレーにしては汁気が少なめのドロッとしたカレー。けっこうスパイシー。
真ん中のパラクマトンは定番のホウレンソウベースの緑色のカレーにマトン。「カレーでほうれん草といったらサグだろうが!」という御仁はハリオムさんのところに転送。ちょっとコクがあってまろやかな口当たりな気がしますがやっぱり辛さはそれなり。
あとここでMayuge以外の誰にもまったく役に立たないけど判明した事実が一つ。
Mayugeはインド系カレーを食べてる最中、ごくたまにデリー→ジャイプールを強行軍移動してて日射病になりかけたときの記憶が妙に鮮明に浮かんでくることがあったんですが、その記憶が浮かんでくるトリガーになる刺激が「マトンと生パクチーを組み合わせた香り」であることにこのカレー食ってて気付きました。
非常にどうでもいいことです。
ちなみにその後ベナレスでマトンハンバーグ食ったら同行者全員が見事に腹を壊したのもよい思い出。

手前側のアルベイガンはジャガイモとナスのカレーとのこと。ちょっとあっさりめで酸味がある感じの比較的さっぱりしたカレー。辛さはやっぱりそこそこ。
それぞれ特徴的でどれも美味しかったです。



デザートはアイスクリーム。
こちらは特に変わったところはない普通のバニラアイス。

ということでなんとなくレア感のあるパキスタン料理店ということで寄ってみましたが、評判なだけあってなかなか美味しかったです。なんとなくインド・ネパール系と比べてスパイスがシャープで荒々しく効いてるイメージがありますが、個人的には好きです。
県境をまたいでけっこう近くに同じパキスタン料理店のシャージがあり、こんな近くにキャラかぶりする店同士があるってどうなんだろうという気はします。
あまり頻繁に来る機会がある方向でもないため、こちらの方に来るときにはどちらに行くか悩むところ。


 パキスタン&インド料理 HANDI(ハンディー)

  所在:  千葉県野田市目吹1508-1 
  電話:  047-157-1142
  営業:  11:00~23:00





2013年3月28日(木)01:38 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

町田 焼き小籠包 小陽生煎饅頭屋

Mayugeが焼き小籠包を気に入ってるという話は以前にも書きましたが、前にナマステインディア行った友人から町田に美味しい焼き小籠包屋さんがあると聞いてまして。
町田は学生時代にちょこちょこ立ち寄ってたのである程度勝手が分かるものの、現在住んでる茨城からだとなかなか行く機会があるような場所でもなく、気になりつつもそのままになってました。
で、先日、ニケ邸に行った際にMayugeの買い出しに付き合ってニケ旦那が車を出してくれまして、その時に「そういえば町田に美味しい小籠包屋さんがあるんですよ」とどこかで聞いたようなフレーズが。
近くを通るのでせっかくだから寄ってみようという話になったんですが、詳しく聞いてみると案の定友人からも聞いていた店。

ということで以前から気になってた店に唐突に立ち寄る機会ができたので収録。
店は町田仲見世商店街のアーケードの入り口にある小陽生煎饅頭屋。見ての通り店に近づいただけでいきなりの行列。
向かいの鯛焼き屋さんも軽く行列ができてるため、この一帯がなにやらすごい人口密度。ていうか鯛焼き屋さんの方は学生時代に何か妙な具の鯛焼きを買った記憶があります。

メニューは「4個 340円、6個 510円」とのみ書かれ、商品名すら無い漢気溢れる清々しさ。もちろん取り扱ってるのは生煎包のみ。
とりあえず今回はテイクアウトして夕食の一品というかつまみにしようということで6個入りを2つ購入することに。



店はかなり狭く、小さなラーメン屋の厨房だけを切り出してきたような細長いスペースのみ。中には4、5人の店員がぎっしり詰まり、延々と皮をこね、小籠包を包んで数十個をまとめて一気に焼くという作業を休む間もなく続けてます。
当然イートインスペースというのはなく、テイクアウトしない場合は外周に設えられた細いカウンターで立ち食いする方式。

行列に列んで手際よく動く店員など眺めながらぼーっとしてたところ、Mayugeの前に列んでるおっちゃんが携帯でぽちぽちメール打ち中。
見るともなしに頭越しに画面が見えちゃったんですが、「話題の焼き小籠包屋に列んでるところ。50人くらい行列してる」とかいう文面が。
50人もいるわけないだろうが。オッサンどんだけ話盛ってんだよって思いつつ振り返ったらMayugeの後ろにもけっこう人増えてます。先頭からざっと数えたら少なくとも40人はいました。意外と話盛ってなかった。

平日はそこまででもないらしいんですが、さすがに週末の夕方ともなると人が多いようです。Mayugeと同様にテイクアウトでそこそこの数を買う人も多いですが、一回焼き上がる度に十数人くらい一気に捌けるため、列が進み始めるとけっこうあっという間に自分の番が回ってくる感じ。



「注意 かぶりつきは危険!」という張り紙があり、焼きたてをうかつに囓ると中から熱汁が噴き出して火傷する旨が書かれてます。
今回はテイクアウトしましたが、やはりせっかくなら焼きたてをその場で食べるのが非常に美味しそうです。
持ち帰って焼き直したものも充分美味しかったですが、ぜひまた機会を見付けて焼きたてを食べに行きたいところ。

あと、営業時間は店の窓に貼ってありましたがわりとアバウト。ついでに春節の時期には店員が帰省するらしく、長期休店する場合があるそうです。


 小陽生煎饅頭屋

  所在:  東京都町田市原町田 町田仲見世商店街
  営業:  11時頃~20時過ぎ 火曜定休





2013年3月28日(木)00:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

のびーるたんフィギア

ある程度ネットをやってる人なら一度は目にしたことがあるであろう画像で、妙に胴体の長い白ネコ、通称のびーるたんというのがあります。日本だけじゃなくアメリカの4chanでも人気らしいですが。

11年頃のワンフェスでこのネコのガレージキットが発売されたようで、しかも胴体アタッチメントを追加することで無限に長くなるというわけのわからん仕様。
ワンフェス会場で「天井まで届かせる気か!」って勢いで上に伸びてるネコフィギアの画像も見たことがある方は多いかと思います。

で、ハムさんと話してたら唐突にこのフィギアのことを思い出しまして、なんとなく検索してみたらこのフィギアの制作者、コーキーさんのところでちょうどワンフェス終了に合わせて通販受付中の様子。せっかくのタイミングということもあってつい注文してしまいました。

・のび~るたん完成品版
・のび~るたんキット版
・足を踏むとそっと踏み返す猫 のび子さんキット版

の3点。



ということで届いたのでドロッセルお嬢様(初期型)に持たせてみたり。

狙ったんでしょうけどfigmaに持たせるのにちょうど良いサイズです。



NCS(のび~る・コア・システム)を装着して伸びてみたり。

写真だと分かりにくいですがネコ表面は軽くヘアライン加工が施されており、思った以上に猫猫しい質感。
完成品は肉球まで彩色されています。



踏ませてみたり。

のびーる猫だけ買うつもりがついこっちも買っちゃった踏み返す猫。
こっちはキット版なのでそのうち整えて色でも塗ろうかと。

この猫もyoutubeなどで見たことはありましたが、同一猫だったとは今回初めて知りました。

あと、のびーるたんキット版はそのうち実家で昔飼ってた猫と同じ模様に塗ろうかと画策中。
実家猫に合わせて多少加工する必要がありそうですが。



2013年3月22日(金)00:46 | トラックバック(0) | コメント(2) | 物欲(商品レビュー) | 管理

さくらフェスティバル2013 日程変更

ここしばらく気温が高めでソメイヨシノの開花が見込みより早まってるそうで。
そんなニュースを見て連想するのは先日日程メモしたインド大使館さくらフェスティバルもしくはチャリティーバザー。
調べてみたところ、案の定しれっと違う日付のポスターを繰り出してきました

ということで改めてメモ。


 さくらフェスティバル2013

  日時: 2013年3月27(水)~31(日)
  場所: 在日インド大使館



2013年3月21日(木)23:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

paperblank

先日、探し物がてら銀座ハンズはどんなもんかなーと寄ってみたところ、中二心をくすぐるデザインに定評のあるpaperblankのノートを久しぶりに見たのでつい1冊購入。
B6くらいの手帳サイズで中身は罫線のタイプ。
表紙の折り返し部分が磁石で止まるようになってます。
用途は特にありません。「相手は死ぬ」とか書いておけばいいと思います。

それこそアドレス帳やスケジュール帳として使えばいいんでしょうけど、Mayugeはどうもその手のものを使う素質がないらしく、これまでの人生で4、5回チャレンジしていずれも失敗してます。
あ、探し物は見つかりませんでしたが。



そういえば「つい買っちゃったけど使い道は無いノート」といえば、以前のナマステインディアで買っちゃった石入りのヌメ革ノート(上側)ですが、何かで見かけて気に入ったデザインや図案を描き写しておく帳として活用中。
外見が怪しげなのに開いたらなおさら意味不明でいい感じに仕上がってきてます。

インド製だけあって紙質がびっくりするくらい悪いのでまともに消しゴムがかけられず、図案を描き写すのも一苦労なのが難点。



2013年3月17日(日)03:57 | トラックバック(0) | コメント(3) | 物欲(商品レビュー) | 管理

無印ブックカバー追加

しばらく前から加工してた無印良品のジーンズラベルブックカバーですが、栞にキノコ増したりして現状こんなんなってます。

あと無印、ブックカバー、アレンジなどのキーワードからの検索の気配もちらほら。



で、Mayugeが使ってるのを見て友人が「あ、いいなぁそれ」と言ったので、気をよくして追加作成したものを進呈。
ハンコは「森の人工房 Orang de Utan」さんでこの前買ったやつとか。
栞に付けるキノコは手持ちを使い切ったので、以前にガーネットのビーズでいくつか作って残ってたブドウのストラップを分解して流用。



ツタのはんこは何かのコーナーを飾るのに使えそうと思って買ったやつだったのでさっそく活用。

やはりこのブックカバーは値段がお手頃な割に質感が悪くなくて耐久性もあるし、気軽に色々手が加えられて良いです。



2013年3月17日(日)03:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | 工作 | 管理

アンマーカリヤ(氷苺付きランチ)

スリランカ料理が美味しくてよくメニューが変わる店、アンマーカリヤに秋頃に行きまして。
だいぶ前にこの店に凍らせた苺で作ったかき氷というちょっと惹かれるデザートが追加されたんですが、これを暑いうちに食べておかねばと思って。

ということで氷苺付きランチ(¥990)。
基本メニューである「おとくランチ(¥800)」(肉のカレー(ポークorチキン)+野菜のカレー+ターメリックライス+スパイスポテト+サラダ+スリランカせんべい+ドリンク)のセットにハーフサイズの苺氷が付いたもの。
ちょっとロティが食べたい気分だったので単品でロティ1枚を追加(¥200)。
ここのロティは何度も折りたたまれた生地がパイのように層になっていて、表面はパリッとしつつもっちりした食感にバターの香りが特徴的でけっこう好きです。



チキンはココナッツミルク風味のスパイシーなカレー。さらっとした外見のわりにけっこうコクがあります。辛さは標準のはずですがわりとがっつり辛いです。ていうかここんとこベースの辛さが上がってませんか。
野菜カレーはこの日はカボチャ。一般的なスリランカの豆カレーと同じくココナッツ煮込みという感じで辛さを抑えたマイルドなカレー。
この店の野菜系カレーはココナッツミルクと一緒に牛乳か生クリームでも使ってるのかな?という感じのクリーミーさです。肉カレーが辛いので休憩によい感じ。

そういえば店名の元になったスリランカ人のお母さんは帰国されたそうで、現在は味を継承した日本人スタッフで回してるとのこと。この関係かメニュー構成がまた変わって、タイカレーとかインドカレーなどのスリランカ以外方面のカレーが姿を消してました。
基本のスリランカカレーの味はMayuge舌レベルでは変わってないような気がします。
辛いですが美味しいです。

この後、別の日に職場の人と昼食に行ったんですが、上司が真冬にもかかわらずすごい汗かきながら食べてました。
しばらく後にまた行ってすごい汗かいてたらしいので気に入ってはいるのかもしれません。



苺氷は凍らせた苺を使ったかき氷。苺シロップとは比べものにならない非常にジューシーな食感と苺の風味がよい仕上がり。コンデンスミルクともよく合っていて辛めのカレーの後にぴったりです。
や、食べに行ったのは夏だったんで大満足なんですけど、冬にかき氷の感想書いてると体温下がりそうなのでこのくらいで。
あと隣はドリンクのラッシー。

通常サイズの氷苺単品は¥450。



 スリランカカリー アンマーカリヤ

  所在:   つくば市桜2-15-3-103
  営業:   平日 11:30~14:30(L.O. 14:00)、17:30~21:30(L.O. 20:50)
        土日・祝日 11:30~15:00(L.O. 14:30)、17:30~21:30(L.O. 20:50)
        火曜定休
  電話:   029-857-8977
  FAX :   029-857-4852





2013年3月14日(木)21:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

インド大使館さくらフェスティバル2013日程メモ

さて、春めいてきたことですし毎年恒例のインド大使館桜まつりとかチャリティーバザーとかよく名前の変わるイベントが近くなってきまして。例によって日程がアバウトで告知も消極的なのでそろそろ情報収集を開始してます。

ひとまず情報が出ているのを見かけたので、載ってるポスターが去年のだったりと微妙ですがとりあえず自分用にメモ。

 さくらフェスティバル2013

  日時: 2013年4月6日(土)・7日(日) 3月27(水)~31(日)
  場所: 在日インド大使館

とのこと。
日程については去年も告知後に変更されたりしてたっていうか、いつの間にか日付がコロコロ変わってたりするのはいつものことなので今後も動向を注視していきたいと思います。

ついでに同サイトの大使館関連イベントのまとめを見てみたら面白げなものが見えたのでついでにメモ。

 パキスタンジャパンフレンドシップバザール

  日時: 2013年4月27日(土)・28日(日)
  場所: 上野公園
  時間: 11:00~20:00



3月21日追記:

急に気温が上がって桜の開花が早まったと思ったら案の定しれっと日付変更来ました。
3月27(水)~31(日)でポスターが作成されたようです。
検索したらステージで演じるダンサーさんにもこの日付で依頼が行ってるようなのでさすがにここからの変更はないかと。



2013年3月14日(木)01:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

全力でいくザワークラウト

ニコニコ動画の動画うp主にわだへー教授という人がいます。主に料理動画を投稿してる本職の板前さんで、「全力でいく~」という題名に軽妙な語り口と調理に関する科学的な解説が特徴。
道具屋横住人のみりーさんのお気に入りで、この人の新作が上がるとみりーさんから道具屋の面々にアドレスが送られてくるのがなんとなく恒例になってます。

で、しばらく前の投稿作品、「全力で文句をいう超Lチキ天むす」で出てきた、Lチキとザワークラウトで作った天むすが妙に美味しそうに見えまして。
ザワークラウトはドイツソーセージなど食べると横に付いてくるキャベツの漬け物ですが、一般的には「なんか酸っぱいやつ」「酸っぱすぎる」などと評判がいまいちな印象。浅漬けみたいでMayugeはけっこう好きなんですけどねぇ。

そんなわけでそのザワークラウトを自家製で作る方法を紹介した「全力でいくザワークラウト」を試してみました。

作業を始める前に手、まな板、包丁などはいちおうアルコールで消毒。
べつに消毒とかしなくても問題ないというか、その辺の野良菌から耐塩性の乳酸菌だけに繁殖してもらおうっていう方法なのでむしろ雑菌ウェルカムという気もしなくはないんだけど気分的に。念のため。
材料の比率は動画より以下の通り。

  キャベツ :  1個
  水    :  キャベツx0.2
  塩    :  キャベツx0.02~0.03
  鷹の爪  :  1本
  香辛料  :  適当

キャベツが840gくらいだったので、今回具体的には水を170mL、塩を分量の真ん中くらいの2.5%として20gくらい使いました。
香辛料は動画では唐辛子1本と黒コショウ適当でしたが、検索したら本場ではキャラウェイシードなんかがよく使われるようで、ちょうど使わないキャラウェイシードがうちにあったので適当に添加。
使わないキャラウェイシードは以前にうろ覚えのままアジョワンシードと間違えて買ったもの。
ちなみにアジョワンシードなら自宅で使うのかというと、結局こちらも買っただけで特に何にも使ってません。こういうのは無駄ではなく人生の潤いといいます。

先ほども触れたように乳酸菌はキャベツの表面などに勝手に付いてきたものを利用するため、キャベツは使用前に洗うの禁止だそうです。
とりあえず周りの葉を2、3枚捨ててみたところ、どういうわけかおもいっきり泥の塊を巻きこんでたのでさすがに水洗い。できるだけ軽く流す程度にしておきましたが。

さらにキャベツを半分にして芯を切り落とし、1cmくらいの幅で適当にざく切りに。



塩と水と香辛料をダイソーで売ってたLサイズのジップロック類似品に入れてあらかじめ混ぜておき、切ったキャベツをバサバサ放り込んで密閉。
塩水がまんべんなく行き渡るようにガシャガシャと振り回したあと、ジップロックの端っこを少しだけ開けて袋を思いっきり押さえ、できるだけ空気を抜いて真空パック風に。
このまま元のキャベツくらいの重さの重石を乗せて1日放置します。
菌相を乳酸菌に偏らせるためには嫌気状態が望ましいらしいので、脱気を念入りにするため、漬け始めて1時間後くらいにキャベツがしんなりし始めたたのを見計らってもう一度空気を抜いておきました。



翌日、キャベツから水分が出てしんなりしたらもう一度空気を抜いて再び密閉。元のキャベツの半分程度の重石を乗せてまた漬け置きします。
これで暖かいと3日、冬場でも5日ほどあれば勝手に酸っぱくなってるとのこと。漬かったかどうかの判断は袋を開けてみれば匂いですぐ分かるらしいです。

早く結果が知りたいので暖房効かせてる居間に放置してみました。
写真下段が5日目の状態。袋を開けると漬け物のような匂いがするようなそうでもないような。少なくとも酸っぱいという感じではありません。
3日目辺りからたまに開いて新品の割り箸で一かけ取って食べてみてたんですが塩キャベツ。まだダメだな。

結局1週間経ってもまったく酸っぱくならないため、手頃な乳酸菌が捕獲できなかったと判断しました。やっぱり泥が付いてたとはいえ洗ったのがよくなかったのかもしれません。
ということでいくら頑張っても0は増えないのでドーピング。
近所の八百屋で売ってる自家製のキュウリのぬか漬けを購入し、周りに付いてる糠床の破片を一つまみ袋に放り込んで密閉、2日ほど放置しました。
漬け物はコンビニやスーパーで売ってる調味液漬けではなく、自家製っぽいやつ推奨。



この結果、やっと酸っぱくなり始めました。とりあえず成功。
外見は酸っぱくないときから特に変わってません。
漬かり始めはセブンイレブンのキャベツの浅漬けに近いような気がします。ほんのり酸味と旨味のある塩味であっさりキャベツ。肉系のおかずに添えてバリバリ食べられます。
漬かり具合にだいたい納得がいったらジップロックから汁ごとタッパーに移して冷蔵庫へ。

この頃、ちょうどニケ邸に呼ばれたのでついでにハウスメッツガー・ハタでソーセージ買い込んできて合わせてみました。美味ぇ。
この店は以前横浜OFFで肉の会を開催したときにも買い出しに利用してた店です。好評だったレバーケーゼやスモークレバーなどがここで買ったもので、ドイツの肉屋で修行してきたご主人が本場のものを再現したりオリジナルにアレンジしたりした各種肉類が非常に魅力的。Mayugeはニケ邸に行った際、余裕があればここでソーセージ各種などを買い込んで帰ってきてます。

下段はムニエルに添えてみました的な。
身は鮫肉。

以前に旭屋で食べてたサメ心臓刺身定食に使われてたモウカザメの肉の方です。
Wikiには栃木の呼び名と書いてありますが、茨城でも「モロ」という表記でわりとよく売ってます。
アンモニア臭が強いというイメージがあったので敬遠してたんですが、職場の人によると全然クセもないしムニエルや煮物に普通に使えるとのこと。試してみたら鶏胸肉と魚の中間のような食感で、味もクセが無く非常に使いやすかったため最近時々買って使ってます。

ということでわりと行き当たりばったりに作ってみたザワークラウトですが、意外と簡単にそれっぽいものができました。
しれっと糠チートとかやってますが、聞いてみるとみりーさんもチャレンジしてみた際に自家製の漬け物樽で仕込みをするというチート行為に手を染めたとのこと。
やっぱり最初の乳酸菌捕獲が運次第なので、手近に乳酸菌が生息してそうな場所があれば遠慮無く使うのがいいかと。
次からは仕込みの時にザワークラウトの残りを一かけ混入するのがよさそうです。
ヨーグルトの乳酸菌は耐塩性でもないだろうし動物性のものを分解する菌で漬け物に使えるのとは別種との噂。

冷蔵庫に移して2週間ほど経ちましたが、少しずつ酸味が強くなっているもののまだまだそのままバリバリ食べられる程度です。まあこの辺も運とか気温次第かもしれませんが、生のキャベツより食べやすいと思います。お総菜のメンチカツなどの油っこい料理に合わせると酸味であと口がさっぱりして非常に良い感じ。
付け合わせにいつでも一品足せる要員として常備しててもいいくらいです。
あと、コショウや唐辛子の辛さはそれほどでもなく、香辛料というとたまにキャラウェイのさっぱりした香りが感じられる程度。ピリ辛が好きな人はけっこう思い切って唐辛子やコショウを増やしてもいいかもしれません。

ザワークラウトは日本の漬け物と違って様々な加熱料理に素材としても使われるということで、そちらも少し興味を惹かれたんですが、なんだかんだで全然応用もしないうちにダイレクトに食べ尽くしてしまいました。
さっそく二回目の仕込みを準備中。今度は香辛料にローリエも追加で。



後日、ポトフ的なものに利用してみたところ、やや酸味があってさっぱり風味でなかなか良かったです。



2013年3月1日(金)00:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理


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