パキスタン・インドレストラン シャージ |
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I-Nキッチンやインド料理のドレッシングの件で情報源として活用していることに触れた茨城の美味しいカレー屋さんスレッドですが、このスレッドにおいて根強い固定ファンの存在が窺える店がいくつかありまして。 そんなお店の一つ、パキスタン・インドレストラン シャージに先日行ってきました。 今回、1ヶ月ほど間を開けて2度行ったんですが、両方ディナータイム。情報によると平日ランチがお得らしいんですが、Mayugeはさすがに平日の昼にここに寄れる機会はなかなか無さそう。
店の周辺は大通りと路地が微妙な角度で複雑に織り重なっていて、さらに一方通行もあって難易度高め。Mayugeは1回目の訪問時は道自体を見失って通過、2回目は「ここだ!」と思って曲がろうとしたら一方通行であわててウィンカーを戻す失態を演じました。 たぶん紹介ページのマップを見てたどり着くことは困難なのではないかと思います。 店自体は大きく目立つ色の看板のおかげで、夜でも横を通れば見落とすことは無さそうです。
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店の外は看板以外にあまり飾り気がない感じですが、内装はけっこうエスニックな雰囲気。 インド料理系レストランがヒンズー系の像や絵を飾って雰囲気を形成してることが多いのに対し、具象を廃した装飾のみでそれっぽい雰囲気にしてあるのはいかにもイスラムの国という感じ。
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厨房の仕切りがガラス張りになっており、真ん中にあるタンドリー窯の作業などが客席から見物できるようになってます。 2回目の訪問時にはテイクアウトで大量に買い込みに来た先客がナンを伸ばして焼く作業をかぶりつきで見物してました。 写真はシークカバブを焼いているところ。
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まずは初訪問時に注文したゴビ ゴシュト(¥997)とアルーナン(¥367)。
ゴビ ゴシュトはメニューによると羊肉とカリフラワーのカレー。辛さは中辛で注文。 ナンは普通のものの他に数種の変わりナンがあったため、この中から「ジャガイモたっぷり」と表記されていたアルーナンを。
ゴビ ゴシュトは具だくさんでゴロゴロ肉野菜。汁気は少なめでカレー味の煮物という感じ。シャープに効いたスパイスと柑橘系の葉っぱのようなすっきりした風味があって、インド系のカレーよりはスリランカ系のカレーに近い雰囲気。トッピングされた生のショウガとトマトとピーマンの香りもよい感じ。 アルーナンはナン生地の中にスパイシーなマッシュポテトを包み込み、平たく伸ばして焼いてあります。 写真でも分かるかと思いますが、具がしっかり入っていてかなりボリュームがあります。あと、ジャガイモにも味が付けてあるんですが、これがむしろカレーよりも辛い気が。 これもマッシュポテトにスパイスと一緒に練り込まれたピーマンの香りが時々良いアクセント。
どちらも非常に美味しかったんですが、アルーナンが予想以上の密度だったこともあり、個人的には量がちょっと多め。アルーナンは何人かで分けられるといいくらいでしょうか。
メニューを見るとデザートにクルフィがあったのでこれも試そうかと思ったんですが、この日は残念ながら無いとのこと。
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そして先日、届いた車の試し乗りがてら再びシャージへ。 今回はご飯ものということでチキン ビリヤニ(¥840)と、おかずというわけでもないんですが何か焼き物が試したくてシーク カバブ(¥630)を。
ビリヤニはよくインド風まぜご飯とかカレーピラフとか言われるやつ。インディカ米を使っていて、例の特徴的な香りがしてます。 けっこうゴロッと大きく切ったチキンが入っており、食べごたえが‥っていうかまたなんか盛りが多いんですが。 ピラフとしてはちょっと汁気多めで、炊き込んだのではなく、炊いておいたご飯をカレーソースと絡めて炒めたのではないかという感じ。前回のゴビ ゴシュトと同じくスパイスがシャープに効いた感じは、カレースレッドにおける「香辛料をリッチに使った雰囲気の料理」という評価とも一致します。 シークカバブは厨房を眺めてたら、あらかじめ火を通してあるチクワ状のものを冷蔵庫から取り出し、鉄棒を通してタンドリー窯で焼いてました。Mayugeの好みからするとちょっと塩辛め。こちらもスパイスの効いたよい香りがしますが、見た目の色から想像するほど辛くはなく、辛さだけならビリヤニの方が上かもというところ。
メニューではシークカバブの横にシャミーカバブというものがあり、これは初耳だったので気になったんですが、残念ながら本日は無いとのこと。やってないメニュー多いですな。
これまたどちらも美味しかったんですがビリヤニの山盛り加減に敗北し、食べきれなかった分を包んでもらってテイクアウトしました。 店員さんに声をかけたらすぐ用意してくれたので、けっこうよくあることなのかもしれません。 翌日、弁当代わりに職場に持っていって昼ご飯にしました。
この店はタンドリーチキンやタンドリープラウン、チキンティカ、フィッシュティカ、ラムチャンブーなど、タンドリー系の焼き物のメニューもけっこう充実してるんですが、一皿が一品料理くらいのボリュームなため、一人で来たときにサイドメニュー的に追加できる感じではありません。この半分くらいのサイズのものをメニューに入れてくれると嬉しいんですが。 ナンのバリエーションといい、数人で来て色々なメニューを試してみたいお店です。
パキスタン・インドレストラン シャージ
所在: 茨城県坂東市岩井2812 電話: 0297-36-3032 営業: 11:00 - 15:00 , 17:00 - 22:00(年中無休)
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Apr.15.2010(Thu)00:32 | Trackback(0) | Comment(0) | くいだおれ(食記録) | Admin
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