おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


百香亭

以前、某動物の病気で日本各地がプチ騒いでいた頃、それに関する調査というような名目でMayugeの職場がかり出されたことがありまして。で、Mayuge、sawaさん、あと手伝いの学生一人という顔ぶれで大阪近辺に一泊二日の日程で調査に行きました。調査の方はチームワークをいかんなく発揮し、2日目はけっこう時間に余裕のあるペースで作業終了。そして昼ご飯を食べに行くついでに「阪神ファンが飛び込む橋あるじゃない。あれ見てみたいんだけど」とsawaさんが言い出しまして。そんなわけで移動移動。

道頓堀を覗きこんで「うわ~、こんな汚い川に飛び込んでたのか。さすが阪神ファンだなぁ(褒めている)」とか感心しつつくいだおれ人形、かに道楽、ふぐ等の人形を巡回。
で、とりあえず名物を一通り堪能した後、たまたま目にとまったサミー戎プラザ道頓堀極楽商店街になんとなく入って昼ご飯、というか飲み食いし歩いてました。

そこで何軒目かに入ったこちらのお店で頼んだ生煎包(看板には「焼き小籠包」と書かれてましたが)が非常に美味でした。小籠包というよりは小さめの肉まんの表面をカリッと揚げたような食べ物。

さて、前置きが長くなりましたが、この焼き小籠包を求めてその後しばらく探し回ってまして。どうやら上海でよく食べられているものらしく、生煎包という名前の他に上海焼豚饅頭とか色々呼び名があるもよう。生煎包じゃ日本人にわかりにくいからそのために色々半端な和訳名を付けてる感じ。
その生煎包がどうやらつくば市内にある中華料理屋に置いているとの情報を検索で発見したので食べに行ってきました。

お店は百香亭。場所はここらへん。読みがHPによって「ひゃっこうてい」だったり「ひゃっかてい」だったりするんですが、どちらが正しいんでしょう?
こちらに別店舗の紹介ですがメニューがわりと詳細に載ってます。

というか、この店、件のsawaさんと昼食に何度か来てました。なにぶん昼休みに行くにはちょっと遠いため、最近は全然行ってなくてメニューに生煎包があるのには気付きませんでしたが。全体的にハズレが無くて美味しかったとインプットされてます。

ということで今回頼んだ物。



特製中国麺の海鮮五目焼きそば黒胡椒ピリ辛味。
「ピリ辛」と書いてあるメニューはおしなべて劇辛な某店とは違い(いやあれはあれで好きなんだが)、こちらは本当にピリ辛程度。手打ちっぽい麺がなかなか良い感じ。



上海風焼きミニ肉饅頭
そして目的の生煎包。確かに目的のブツには違いないようなんですが、皮のパリッと感が足りない。大阪で食べたのはもっと全体にカリッとしていて香ばしかった記憶があるんですが。まさか秋山図現象ということはないと思うんですけど。
底面にパリッと焼き色の付いた小さい豚まんという感じで、これ自体は美味しいんですけどね。なんか目的と微妙に違う物が出てきたのでやや残念さが。いや店に責任はないんですが。



中国黒酢を使ったゲンコツ肉酢豚
さて、目的だったにもかかわらず焼き小籠包の印象が薄くなった原因の一端がこれ。同行の人のお奨めで注文してみた黒酢酢豚。メニューにはこれの他に普通の酢豚も載ってます。普通の酢豚って何だ、といわれるかもしれませんが、少なくともこちらが普通でない酢豚であることには同意していただけそうな気がします。
周囲を圧倒する泥団子のような外見とは裏腹に、箸で切れるほど柔らかく火が通った肉塊と、その表面を覆うサクッとした衣、さらにその外側は黒酢あん。たしかに酢豚の一種。これはインパクト、味ともに機会があれば是非一度は試していただきたい一品かと。

ということで、Mayugeの焼き小籠包分不足は解消されないままに終わりました。
小籠包食べにわざわざ大阪まで行くっていうのも何だかなぁ。あれに近い物を近所で食べられる店を見つけたいところ。



Nov.15.2006(Wed)18:47 | Trackback(0) | Comment(0) | くいだおれ(食記録) | Admin

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