おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


2007年4月を表示

アンマーカリヤ

土曜日は久々にカレー。今回はインドではなく、スリランカカレーのお店、アンマーカリヤに行ってきました。
先月あたりにポストに放り込まれてた地元情報誌で見かけて気になっていた店です。

とはいってもスリランカカレーとインドカレーの違いが何なのかよく知らないんですが。
冊子によるとナンに似た感じのスリランカ風のパン、「ロティ」が名物とのこと。

ランチメニューは

お得ランチ    790円
おすすめランチ  990円
まんぞくランチ  990円

いずれもカレー2種にダーメリックライス、ポテト、サラダ、スープ、パパダム、ソフトドリンクが付きます。
さらにおすすめランチにはロティがつき、まんぞくランチはターメリックライスが2山になります。

この他、単品カレーや一品料理などが500円程度であり、この手のアジアカレー専門店としては全体的にかなり割安な印象。



ということでまんぞくセット。
ターメリックライス2山がなかなか迫力ですな。

ってしまった! ロティ食べようと思って店に来たのにメニュー見間違えた!
どうやら私が注文すべきだったのはおすすめランチだった様子。
まあご飯好きなんでいいですけど。さすがにこれに単品追加はちょっと多すぎるので、ロティはまたの機会に。

黄色っぽいのが本日の日替わり野菜カレーで豆カレー、赤っぽいのがチキンカレー。チキンカレーのかわりにポークカレーも頼めます

カレーはどちらもココナッツミルクがベースで、スパイスがしっかり効いたスープタイプのカレー。
どちらかというとインドカレーよりはタイカレーに近いように思えます。
見た目通り豆カレーの方がココナッツミルク風味が強めで、辛さはどちらもけっこう辛め。私としてはどちらかというとチキンカレーの方が好みでした。味自体はスリランカ(店名)と同系統の印象。ちなみにスリランカは何度か食べに行ったんですが、写真撮影不可とか書いてあるのでうちでは未収録。

そういえば現在の職場と、以前在籍していた大学の食堂の両方で「スリランカカレー」というメニューがありまして、これはココナッツミルクの気配がしないトマトベースの赤っぽいカレーなんですが、アンマカーリヤやスリランカのカレーとは全然似ても似つかない物です。職場と大学のスリランカカレーはあきらかに同じ物なんですけどね。同じ業務用のベースでも使ってるんだろうか。
スリランカカレーの基準をよく知らないので、どっちがより正しい姿なのかは知りませんが。

手元にあるアジアカレーレシピの本に載ってるレシピは(作ってみたことはないですが)どうもアンマカーリヤ系列のカレーと思われます。
一方、以前職場の近所にあった大衆食堂がスリランカレストラン294のスリランカカレーを週に一回取り寄せ、数量限定で出してたんですけど、これは学食の方のスリランカカレーと同系統だった気がします。
この辺から察するにスリランカカレーと呼ばれるものにはココナッツミルクベースのものとトマトベースのものの2種類の派閥があるんでしょうか。

サラダとスープはそれぞれサウザンアイランドとコンソメのわりと普通の物。
なにげに横に添えてあるポテトがピリ辛にスパイスが効いていて美味。
カレーの後ろに立てかけてある白い板がパパダム。薄く伸ばした小麦粉を油で揚げて膨らませたもの。インド料理店に行くとお通しみたいな感じで出てくることがありますね。油がよく切れてるのか、油っこさは感じないです。素朴な塩味でけっこう好き。


ということで、ココナッツミルク風味のタイカレーなど好きな方にはお勧め出来るのではないかと思います。
あとMayugeとしては食べ損ねたロティをまた試したいのと、単品料理にあったデビルチキン、デビルポテト、フライドライスあたりを試してみたいところ。



2007年4月24日(火)00:24 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

NON(アボカドパフェ)

土曜日、ちょっと久しぶりにNON
今回はいい天気で気温もちょうど適度なくらいなのでテラス席に陣取ってみました。

ていうか入店したらまずは普通に店内のテーブルに案内されたんですが、注文のついでにテラス席が空いてないか聞いてみまして。

 「申し訳ありません、本日はテラス席はいっぱいになっております」

あー、まあ天気いいしみんな考えることは一緒ですねぇ。
そして注文を待ってる間にちょうどテラス席にいた先客が帰っていくのが見えたので再度テラス席希望。無事に移動と相成りました。
無理言ってすまん。Mayugeもうすぐ花粉症の季節だから今しか座れないんだ!
花粉症終わる頃には梅雨だし。

ということでランチメニューからアイダホバーガー。
真ん中にはさまってるマッシュポテトの辺りがおそらくアイダホ。
ていうか相変わらず標高の高いハンバーガーで。どうやって食べるんだこれ。

この店のバーガーはバンズの表面がカリッとしつつ中はふわっとしていて非常に美味しいんですが、ナイフで切って食べるには難儀します。かといって直に囓るには厚みがありすぎますし。今回はそれに加え、中央のマッシュポテトレイヤーの存在がさらに難易度を上げてます。

ハンバーグは手作りっぽく素朴な味わい。しかし厚切りのベーコンとも相まってボリュームは例によってしっかり。

というような文を書いてたら、「そういえばなんでアイダホといえばポテトになるんだ?」とふと疑問が浮かんだので検索検索。
ジャガイモ博物館というサイトに「アメリカでのフレンチフライの製造は、良質のジャガイモが生産されるアイダホ、ワシントン、オレゴンの3州で主に行われています」との記述が。どうやらアイダホの特技はジャガイモということで問題ない様子。
と思ったら「お前ら、アイダホつったらポテトって言うのやめろ! ていうかアイダホ住民も嬉しそうにナンバープレートに芋とか書いてんじゃねぇ!」とお怒りの上院議員様がおいでになる様子。どうでもいいやん。

ということで「アイダホのナンバープレートには『芋・超有名』とか書いてある」とMayuge記憶にどうでもいい新たな項目が加わりましたので皆様にもお裾分け。あと、アイダホの上院議員に芋の話をすると突然怒り出す恐れがあるので、会うことがあれば気をつけてください。



アボカドレアチーズケーキとバナナのはちみつパフェ。
とにかくどんな物体が出てくるのか名前から想像しにくかったことと、なんとなく今回を逃したら二度とお目にかかれないような予感がしたため注文。以前、ケーキが丸ごと乗ってる感じのパフェがあったので、想像し難いなりにもアボカドのペーストが練り込まれたレアチーズケーキが上に乗ったパフェを思い描いてみたんですが、なんかざく切りアボカドがゴロゴロトッピングされた物が出てきて驚愕。
内部に埋没したレアチーズケーキがほんのり緑色なので、こちらはこちらでアボカドも練り込んである様子。
しかしイロモノかとおもいきやなかなかちゃんとデザートとしてまとまった仕上がり。この店はこういう妙な物を作らせてもしっかりと一定の水準に達した物が出てくる安心感があります。不思議。


ふわふわイチゴシフォンと朝摘みいちごの練乳パフェ。
注文時、アボカドのパフェがどのような結果になるか非常に不透明だったため、保険でもう一個は力いっぱい無難そうなデザートに。
シフォンケーキもけっこうしっかりいちご風味、あとふんだんにいちご。こちらも非常に美味しかったんですが、なにぶんアボカドのインパクトに負けてしまい、印象が薄く。ていうかこの店に来るとたいてい一品はインパクトがありすぎてそれ以外の物の印象が薄れてしまうような気がします。



2007年4月16日(月)02:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

まおー

さて、ハッピーフィートOFFに魔王こと峰さんを無理矢理引っ張り出そうとするもさくっと無視、というかわざわざ周辺まで来ておいて顔は見せずに帰るという感じであしらわれたニケですが、その後アラビアンで適度に酒が入ってくるにしたがって持ち前の狩人精神が表に出てきたようでして。

 ニケ  「そっちがその気なら勤務先に襲撃をかける!」
 Mayuge 「あー、そう。いつ?」
 ニケ  「明日!」

疾きこと火の如く
徐かなること火の如く
侵略すること火の如く
動かざること火の如し

よくわからんけどとりあえず止めるのが無理そうなことはよくわかった!

ということでペンギンの翌日はインド大使館でカレーかっ食らった後はFranzを取り扱ってるとかいう店を見に行き、さらに中央線某駅方面で五街さんと合流しつつ魔王の勤務っぷりを飛雄馬の姉のごとく物陰から監視してこようという盛りだくさんな内容に。

あ、私としてはせっかくそっちの方に行くんだったら、ついでにJapan Handcraft - Watch Associationの工房に寄って時計見てみたいんだけど。

ということで午後からまずは代官山に移動。日本ではここだけと称するFranz取扱店を探してウロウロ。道中、手ぬぐい屋を見つけてそのまま吸収されていくニケ。いや、あんた昨日も手ぬぐい買ってなかったか。
写真はFranz取り扱い店に展示してあったポット色々。陶器の造形や発色が非情に綺麗で見てて飽きないんですが、実用としては使いどころが微妙な印象。観賞用ですな。
展示してる品数はあまり多くなかったのが残念。Webで見れる中ではMayuge的にはこれとかわりと好み。ていうかオウムガイが好きなだけだが。シルバーのベース部分の形は、オウムガイの内部構造を意識して造形されてると思われます。と言ったら「なんであなたはオウムガイの内部構造なんか知ってるんだ」と言われました。そういえばなんでだ。

ニケはなんかブレスレットを衝動買い、というかWebで見て気になってたのを、やはり買うことにしたと。在庫に無かったので届くのは5月頃らしいですが。値段はその時の為替相場次第。

さて、メールで連絡を取りつつ移動、五街さんと無事合流し、まずは腕時計を見に。デザインがちょっと面白いのがあって、以前から気になってたんですよね。全体的にやや大振りなんですが。

…ええと、地図の辺りに来たんですけど、特に看板等は見あたりません。目印のローソンの手前はすごく最近潰したっぽい感じの空き地なんですが。ニケと出かけると高頻度で目的地が閉店だったり移転してたりするから困る。

周辺を2往復ほどしたところ、どうやらスルーしてた建物の、今は真っ暗になってる階段から上がったところがそうだったらしく、この辺から察するにおそらく日曜は休み。

さて、次、魔王の勤務先行きますか。

五街さん 「あー、働いてますねー。そこのカウンターにいるのが魔王です」

んー、どれどれ。ああ、あれかー。おおむねこれまでに漏れ聞こえてた通りの雰囲気だなー。
ということで昨日のリベンジ終了。



ニケがそのまま店外でワゴンセールされてるカップとかポットの物色を始めたため、私もそのまま吟味開始。
写真のきゅうすを購入することに決定。ちょっとお茶を1、2杯飲みたいときに手頃そうなサイズ。

 「領収書お願いします。宛名はひらがなで『まおー』で。」

とか言ってみようかと思ったけど、業務妨害するのもなんだからおとなしく普通に購入。

あとは商店街を色々見て歩きつつ夕方までブラブラして解散。
ていうかニケ普通にディスカウントストアとかで日常の買い物してるし。
五街さん案内ありがとうございました。魔王、お茶の試飲ごちそうさま。



2007年4月13日(金)19:29 | トラックバック(0) | コメント(4) | 徒然(日記) | 管理

手錠

ちょっと前のニュースですよ。

後ろ手に手錠、読売新聞社員が自宅で変死

男性が自宅マンションで家族の留守中に、両手に手錠をかけられ、靴下を口に詰められて窒息死してたらしいですよ。

遺書はなかったが、富坂署は事件の可能性は低いと見て、詳しい死因を調べるとともに、家族らから事情を聴いている。


おぉぉぉぉぉい!
この国の警察力はもうダメだ!

ていうかどこをどう見たら事件性がないって結論に達したんだろうと微妙に気になってたんですが、こんな補足記事を見かけました。
その道のプロが見れば一目で分かる一人SM中の事故らしいです。

複数の専門家は「ここまで手の込んだ方法は聞いたことがない」と驚き、中には「高難易度。フツーじゃない。アイススケートなら5回転ジャンプくらいだ」との声も聞かれた。


専門家て。しかも複数か。あと、高難易度だけど失敗して死んでるやん。
いったいもうどこからつっこんでいいものやら。

とりあえず近年まれに見る恥ずかしい死に方大賞ですかね。

ちなみに次点はタイタニックごっこ中に転落死した例のカップル。2人なので得点は2倍ですが、それでもわずかに一人SMには届かず。



2007年4月13日(金)01:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | 雑感(ニュース感想等) | 管理

さくらチャリティーバザー

この線からこっちインドな。(挨拶)

以前にもレポートしたインド大使館さくらチャリティーバザーの季節がが今年もやってまいりました。

以前の記事にも書いてありますがこのバザー、「桜が咲く頃の日曜日開催」というアバウトな日程と決められていまして、確実に開催日を知るにはインド大使館に直電で聞くしかないようです。一昨年は大使館HPにどういう気まぐれか日程が告知されていたんですが、去年はついに日程告知らしきものは出ずじまいでした。

ということで今年。例によってというかなんというか、大使館のHPには告知は出てません。しかし2年前と比較してWebテクノロジーが格段に進化した世界に住む我々には新たな武器があります。いまや数時間前に更新されたBlogの情報がサーチエンジンで手に入る時代!

検索した結果、インド大使館に電話連絡を取って情報を入手された方のBlogなども見つかり、今年の開催日は3/24、25両日に確定したとの連絡を受けたと書かれてました。いつの間にか日曜日開催から土、日開催になったんですね。
ついでにBlogのトップに行ってみて、と。
早くも3/31、4/1の両日に変更されたっていう追加情報が出てますね。お前ら、確定の意味を言ってみろ。
いくら情報交換の手段が発達しても大元の情報そのものがどんどん変化していくカオス。

まあ今年は気象庁自らが桜の開花予想に失敗したりしていますし、それの影響もあるということにしておきましょう。
エントリには「開花予想が繰り下がったけどバザーは予定通り3/24、25に開催するとのこと」って書いてあったけどな!
ちなみに引用するためにもう一度そのBlogを探そうとしたけど、もはや検索結果がバザー体験談のエントリで埋め尽くされてさっぱり見つからない罠。

ということで相変わらずなインド人的スケジュールに翻弄されつつもハッピーフィートOFFの翌日、4/1はニケ夫妻と共にインド大使館に行ってきました。
写真は千鳥ヶ淵周辺の桜。そして九段下からびっしりと人。



そしてインド大使館に着いてもやっぱり人。
前回来たときは大使館の表側で店をやってましたが、今回は裏側に移転した様子。店もずいぶん増えてますね。
写真はテントに設置された窯でナンを焼くオヤジ。カレーの他、サモサ、タンドリーチキンといった定番と、その他その辺のインド料理屋では見かけない色々が並んでます。



とりあえず各自自由行動というか、人がびっしりでどうにもならないので一旦散開して食べ物を買いに。カレー系はだいたいどれも700円、スナックなどの単品は500円前後。ニケはベジタブルカレー、ニケ's旦那はチキンカレーをどこかで買ってきました。写真上はベジタブルカレー(ナン付き)。

下の写真、右のカレーはMayugeが買ったヨーグルトカレーwithサフランライス。肉団子入り。ていうか強いていえば肉団子ですけど、スパイスというか薬味野菜っぽい物がふんだんに使ってあってなかなか変わった感じ。ただしちょっと塩辛い。

左側にあるのはインド風コロッケと称して売ってた物。
前回行ったときにサモサとはどうやら別にインド風コロッケというものを売ってた様子だったんですが、売り切れていてさっぱり正体不明だったので気になってた一品。
中身はカレー風にスパイスの効いたジャガイモと豆など。それを皮で包んで揚げ、ミントチャツネらしき物をトッピングした感じ。
…サモサと何が違うんだ。三角が丸になっただけに思えるんだけど。正確な名前が何なのかよく分かりませんでした。「インド風コロッケ」で検索してもサモサばっかり出てくるし。

学生時代に時々行っていた自由が丘のインド料理屋、サンガワでサモサを注文すると、何やら緑色のゾルがついてくるんですが、当時からこのソースが何なのか気になってたんですよ。で、会計の時にちょうどインド人シェフが来たので、「サモサの緑色のソースって何ですか?」と聞いてみたところ、「チャツネ。」との返事が返ってきました。
ニュアンスとしては「タレだよ。」と答えられたような感じでしょうか。何のヒントにもならねぇ!

でまあ、最近思い出して検索し、ミントチャツネだったんじゃないかと思ってたんですが、今回意識しながら食べてみた結果、やはりヨーグルトベースのミントチャツネだったんだろうという結論に達しました。ミントチャツネのレシピ自体は検索すると多少出てくるので、そのうちサモサ作ったときについでに試してみようかとか思案中。



あと、せっかくなのであまり見たことない物を買ってみましたシリーズ。
左側、SAMBAR WADA(野菜スープドーナッツ)と書いてありました。ドーナツは豆腐ドーナツのような食感。小麦粉じゃなくて大豆粉でも使ってるんですかね。
野菜スープはやや酸味があるというか、使ってる野菜にピクルスのような酸味があり、その酸味がスープ全体に移ってる感じ。野菜はどうやら大根。ちょっと予想と違うドーナツの食感とも相まって、全体的にやや不思議な味。

右側、ジュレビ。
豆の粉を練った物を油で揚げてシロップにくぐらせたという、聞くからにカロリーの高そうなデザート。
インド大使館に着いてすぐ、インド人幼女がなにやらひょろっと長いオレンジ色で透明なの紐状の物体をモリモリ囓りながら歩いてるのに出くわし、「何食ってたんだ今の子供?」と思ったんですが、どうやらこれだった様子。
さて、味の方は、と。

油甘物(C)西原理恵子

なんていうか脳に衝撃が来るぐらい甘い。辛いカレーを食べたときよりも切実に水がほしくなる一品。や、シンプルで美味しいんですけど。お茶と一緒にちびちび食べてると、ついついいつまでも食べてしまいそうな感じ。甘くない飲み物が一緒にないと無理だが。



そんな感じでインド食品を堪能。
この他、チャイ、ラッシー、マンゴーやグァバのフレッシュジュースなどの飲料品(写真上)、ヘナアートの実演(写真下)、民族衣装やアクセサリーの販売など色々やってました。
検索中に「インド大使館建て替え工事のため、さくらチャリティーバザーは今回で最後」という情報を見かけたんですが詳細は不明。工事が終わったらまたやってほしいところです。



2007年4月12日(木)23:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ハッピーフィートOFF-アラビアンロック

週末はニケ主催のハッピーフィートOFFとなっておりました。とりあえずMayugeは午前中に休日当番があったので昼過ぎに新宿でニケ、五街さん組と合流。あと、ツインさんが五街さんにお好み焼きせんべいを渡すために登場するもそのまま遁走。伊織さんは休日出勤から逃れられなかったために夕方の飲み会から合流予定。無理矢理カウントされた魔王・峰さんはこっちに向かってるような向かってないようなメールを返して来つつも現れる様子はなく。
ということでニケが金券ショップで買ったチケットが「どこでも使える」という触れ込みだったにもかかわらず、特定の映画館限定だったとかいう微妙詐欺もありつつも無事に映画館に。
ていうか予定と違う映画館になったので上映時間まで1時間の半端な空き時間が。ロビーでポップコーンでもほおばりつつダラダラ時間潰し。なんか館内からペンギン映画のものとは考えにくい爆発音が繰り返し聞こえるんですが。

総括

 ・ 子ペンギンがかわいい
 ・ CGはマンガチック過ぎず、リアルだけど動きが適度にコミカル
 ・ 子ペンギンがかわいい
 ・ 背中のアレが自爆スイッチに見えて仕方ない。
 ・ 子ペンギンがかわいい

そんなところで。
映画館が急遽変更になった都合上、字幕版で見る予定が吹き替え版になったんですが、 変な子役の棒読み台詞を聞かされるようなこともなく 歌部分は元の音声のままだったし、それほど違和感はなかったです。
ややオチが強引な気がしましたが、画面いっぱいのペンギンの集団が踊るという馬鹿映像を堪能するのが主目的なので問題ありません。おおむね満足。

上映後、ニケがパンフとシールを買おうとしたんですが、シールは在庫が無く、展示してあった物になるけど構わないかと店員に聞かれてます。まあ別に展示してたからってすり減る物でもないし、それを購入。
ニケの後ろに列んでた親子連れの方から

「あら、シール売り切れちゃったって」
「ぇ~、シールもう無いのー?」

とか聞こえてるけど気にしない!
無慈悲に子供の前から最後のシールを持ち去ってました。



さて、魔王はどうも近くにいるようなメールを送って来つつ相変わらず合流する気はない感じなので飲み屋に移動。
今回の会場はアラビアンロック新宿スクエア店
以前のにゃふ会の時に候補地に上がっていて気になってた店ですな。


 「こちらのドアを開けていただきますと、壁に埋め込まれた魔法のランプがございます。そこに手をかざして『ひらけゴマ』と魔法の呪文を唱えれば、お客様の前に幻想のアラビア世界が広がります」

という説明とともに一枚目の扉が開かれてまずは小部屋に。どっちかというと消毒室のような。
正面の壁に窪みがあり、そこに金色のランプが。その隣に次の扉。

 「ランプってこれですかね、なんて言うんでしたっけ?」

といいつつ手を伸ばしたら勝手に扉オープン。え、呪文は!?

 「はぁ~ぃ、幻想世界、アラビアンロックへようこそ!」

の声と共に扉の向こう側から中東風の踊り子さんの衣装を着た女性二人登場。

 「お客様がおいでになることは占星術によりあらかじめ判っておりました!」

え、ああ。占星術ね。うん、便利だよね、占星術。調べ物したり予約したり。
うちの地元の方言ではネットとかメールって呼んでるけど。

「この店の中では皆様がキングとクイーンになっていただけるよう魔法をおかけします。」

といってまた現れたランプからの煙幕を食らう一行。
ということで客席の方に。客席は個室ベースで薄暗めの照明にアラビア風の装飾だの小道具だのが配置されてます。ただ、よく見るとエジプト~インド辺りまでの色々が無秩序に混ざってる気配がします。そもそもメニューの表紙の写真、どうみてもインドのタージマハル寺院ですが。
今回はコースで予約してあったのでメニューは必要ないんですが、とりあえずチェック。

・パニック! 羊飼いのライス
・クラッシュ! ポテチのシーザーサラダ
・スプラッシュ! ベリーxベリーヨーグルト

全体的にカオスな気配。
羊飼いの身にいったい何が!とか言ってたときに五街さんがボソっと言った、「う、うわぁぁぁ! 羊燃えとる!」がわりとツボに。パニックってライスじゃなくて羊飼いにかかってたのか。ていうかそんなイヤな汗をかきそうな料理は御免こうむる。

さて、そうこうするうちに伊織さんも到着し、宴開始。
召使いが前菜の小皿を持ってきて差し出します。
ちなみにこの店では料理を運んできたり注文を聞きに来たりする担当店員を召使いと呼称するようです。

 召使い 「ではこちらから皆様お好きな皿をお選びください」

ん、なんか裏面にリンゴのマークが付いてますな。

 召使い 「底にシールが貼ってある皿をお取りになった方が本日の王様となります」

待て、さっき皆様がキングとクイーンとか言わなかったか?
いや、全員が王様でもその中のさらに王様ということなのか。
いうなればキング オブ ザ キングス。

とりあえずMayuge王様。
王様なので目印がわりに首にレイをかけられます。
いや待て、これもずいぶん遠くの風習が紛れ込んでないか。
ということで運ばれてきた料理にどんなソースをかけるかも王様が決定します。

 召使い 「黒ごま、白ごま、トマトの3種類のソースがございますがどれにいたしましょう?」
 平民  「3つ全部ってできます?」
 召使い 「…はい、大丈夫です」
 王様  「じゃあ、それで」

この王権は間違いなく傀儡。

3種全部でもいいか聞かれたとき、答える前に店員さんが一瞬、あきらかに困ったような顔をした気がするけど王様なので気にしない。



炎のサーベル プロシェットイリュージョン

 召使い 「私が『ベサメ・クニオ(?うろ覚え)』と唱えますので皆様で続けて『ファイアー!』と唱えてください」
 伊織さん「邦男って誰ですか?」

疑問をシカトして準備を続ける召使い。
サーベルに刺したプロシェットを客席まで持ってきて、その場でフランベにするあたりがイリュージョンだそうで。この文だけ見たら日本語とは思えませんな。
思ったほどボワっと燃えるわけでもなく、わりとゆらゆらと燃え続ける感じ。



 召使い 「パニック!アリババと40人の盗賊ライス」には『小パニック』『中パニック』『大パニック』とございますが、どれにいたしましょう?」

  [> せっかくだから俺は大パニックを選ぶぜ!

で、結局なにがパニックなんですか? ああ、辛さですか。なるほど。意外に普通。

 召使い 「では、今から料理が美味しくなる魔法をかけます。私が『ハ!』と言ったら皆様で『マーラーサー!』と呪文を唱えてください」

ということでみんなで呪文を唱和して美味しくなった大パニックのアリババ山賊盗賊ライス完成。

…なぜ誰も手を付けようとしませんか?
庶民の皆様におかれましては王様が味見を終えるのをじっくり待ってから食べるかどうかを決めようという魂胆の様子。
私の理解が正しければ、このポジションは王様ではない気がする。

…ん、まあそれなりに辛いけどピリ辛程度?
という感想を聞いてみんなも食べ始める。まあパニックっていうほど辛くはないなという概ねの空気のなか、辛い物に耐性のない伊織さんだけがプチパニックを満喫してました。そういえば他の3人はエスニック耐性高めですな。特にニケと五街さんなんか、今朝インド大使館でエスニック三昧してきたとこだし。



あと、デザートが王様と庶民で別になってました。
庶民向けデザートはカスタードワッフル、王様専用デザートがプリンアラモード。

店を出るときは入り口とは別に「現実への扉」と書かれた扉があり、こちらから退店する仕組みになっています。外に出てみたら入り口前の階段に行列が。けっこう人気なんですかね。
料理は大衆居酒屋としてはこんなもんかなーと。特にハズレだった食べ物はなく、飲み放題の種類もそれなり。色々妙なカクテルとかもあったんですが、飲み放題には含まれてなかったので今回は試せず残念。
アラビア料理を忠実に再現しようとかいうような気概は特に感じられず、全体的に「なんとなくアラビア方向風」といった方がいい気がします。むしろテーマパーク風居酒屋?
どちらかというと二次会等でアルコールもまわってテンションが上がってきてるときに来るのがお奨めかもしれません。



さらにこの後、タカノフルーツパーラーにそのままなだれこみ、存分にフルーツ分を補給して解散となりました。
皆様お疲れ様でした。



2007年4月5日(木)01:42 | トラックバック(0) | コメント(2) | くいだおれ(食記録) | 管理


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