おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


17日午前 ハイキング編 1部

さて、3日目(17日)、式根島最終日。
本日はメインメンバーは朝10時半くらいの船で新島に渡り、新島にある温泉にゆったり浸かったあと午後に出るジェットホイル便に乗って帰るというプラン。ジェットホイル船だと往路一晩かかってた道のりをわずか2時間半で帰れるとのこと。水中翼船ですかね。

ジェットホイル便は式根島からでも乗れるので、Mayugeとニケ夫妻の3人は新島温泉組とは別行動を取り、3時の出航時間前まで式根島内をウロウロすることに。

ということではまゆうの車をお借りして山方面に行ってみようかと。
地図で見るところの左端の方ですね。この唐人津城が月面のようという紹介がよくされていてちょっと不思議な光景らしいのでまずはその辺目指して。

はまゆうで昼食用におにぎりを貰いまして、あとは飲み物を買っていこうということで店に。即座にマカディアスパークリングとか手に取ってる山賊はもちろん運転替わる気とかさらさらありません。
あと、メダイヅケ丼弁当が美味しそうに見えたので昼食用に追加。コンビニと金物屋と土産物屋を足して4で割ったようなお店でこんな魅力的な弁当売ってるあたりが素敵。


さて、唐人津城へは車が通れる道を行き止まり近くまで進み、そこから20分ほどのハイキング。
山道に入って10分弱で御釜湾第一展望台に到着。木製の櫓が組まれており、展望台になってます。写真はそこから御釜湾挟んで向かい側に見えるアシカ穴。観光案内によると、戦後すぐまでアシカが生息していたんだそうです。ちなみにそのアシカがどうなったのかは書かれていません。

  …食ったとか?

そしてまた進もうとしたところで急に雨。15、16両日はよく、というか殺人的に晴れていたんですが、本日は薄曇りでして、雲行き怪しいなーとは思ってたんですけどね。とりあえずそのまま展望台でしばし雨宿り。



そして雨が上がったところでハイキング再開。そんなこんなで雨宿りを含めて30分ほどで唐人津城に到着。
以前載せた、島を一望した写真でわかる通り、式根島は基本的に緑が鬱蒼と茂ってる感じなんですが、どういう訳かこの一帯だけがぺんぺん草も生えない荒野。月面のような光景というのが納得。おそらく風のせいで植物が根付けないんじゃないでしょうか。土質も妙にに軽い感じで、踏ん張りが効かなそうです。



ちなみにその辺に転がっている石がことごとく風雨で面白い形に浸蝕されてまして、盆栽やってる人垂涎の品っていう感じ。骨董市とか行くと、よくこういう浸蝕された石がいいお値段で売られています。
ただし、ここの石は形だけはいいんですが、砂岩だか凝灰岩だかの特に脆いものなので、多分持ち帰ろうとしても麓に降りるまでに風化して砂になるでしょう。気を付けて持って帰ったとしても、盆栽にしたら崩れるので無意味。あくまでも「ぱっと見良さそうに見えるだけ」です。無駄足なので採取にこないように。
まあ、だからこそお手軽にこういう面白い形の浸蝕岩ができてるんでしょうけど。
そういえばハコフグ焼くための竈作ってるときにも思ったんですが、式根島の石は妙に軽いです。ぱっと見、軽石とかじゃない普通の石に見えても、持ち上げてみると異様に軽かったり、また、乗ってみたら意外な大きさの石が意外に簡単にぐらぐら揺れたりすることがあります。あとは砂粒を見ると、石英などの透明なガラス成分が非常に多く、半分くらいを占めてるように見えます。他にも黒の色ガラスが微妙に粒に分離しかけたような、黒曜石になり損ねたみたいな石も時々見ます。火口はないとはいえ、島全体が火山性って感じですね。



唐人津城の荒れ地の向こうには雲をかぶった神津島。
いやまて、あれ雨降ってるんじゃないか。しかもそっち風上。
こんな何もないところで雨降ってきたら困るので撤退。

あ、ちなみに唐人津城といいながら城跡があるわけでもないし、いったい何なんだと思ってたんですが、帰ってきてから調べたところ、「津城」で「魚がよく捕れる場所」だそうです。多分この崖の下がいい釣り場なんでしょうか。
あ、いい写真がありませんでしたが、この周囲はかなりの断崖です。しかも先ほど書いたように妙に軽い土質の砂地で、足下がふわふわしてて非常にイヤな感じ。

長くなってきたのでハイキング編後半に続く。



2007年10月1日(月)01:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 放浪(旅行・御朱印) | 管理

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