おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


17日午前 ハイキング編 2部

前編の続き。

目的地である唐人津城も堪能し、車を駐めたところまで元来た道を引き返そうとしたところで地図を見ていたニケ's旦那から提案。このまま来た道を引き返すより、ほぼ同じ時間歩けば隣の神引展望台に行けそうなので、そちらに行ってみないかとのこと。さらにその神引展望台から数分歩けば車を止めてるところに戻れそうですし、せっかくなのでそっちをぐるっと回ってくることにしました。
唐人津城から少し離れると、またすぐ辺りは鬱蒼と緑に。ただ、やはり風が強いと思われ、立ってる木は主に風に強いと言われる松の木。今から向かう神引山が島内で一番高い地点らしいのですが、それでもせいぜい海抜40mだそうです。にもかかわらず、周りの風景はまるで高山のようでなかなか不思議です。



さらにコースの別の場所の風景。
骨のように白く朽ちた枯れ木が林立して、まるで異界。ていうか夜に来たくはない感じの異様な雰囲気ですな。けっこう好きですけど。
先ほどの唐人津城といい、映画の撮影にでも使えそうな場所です。どんな映画に使えるのかさっぱり想像つきませんが。



かと思えばこんな場所も。
撮影時間からすると上の枯れ木だらけの場所からわずか2分でこの光景。極端ですがこれもまた味のある景色。
このハイキングコースはこんな感じに異界風の景色がてんこ盛りで、個人的にはかなりお薦めです。
途中何度かにわか雨もありましたが、その都度雨宿りなどしながら前進。



さて、そんなこんなで15~20分ほど歩いて神引展望台に到着。一昨年のエントリで書いた島で一番高い展望台っていうのもここのことです。
写真は展望台から海を。というか崖っぷちから海を。高所が苦手なニケが、せっかくここまで登って来ておきながら展望台に近付くのを嫌がるほどの崖っぷり。
写真の中央に屏風のように張り出している岬がありますが、この向こう側が初日の午後に行った中の浦海岸。

この展望台周辺も唐人津城に似た感じで、ここだけ草木のない荒野になっています。

展望台の脇にベンチとテーブルがあったので、ここではまゆうで貰ったおにぎりと、さっき買ったメダイのヅケ丼で昼食。おにぎりの付け合わせに入っていたアシタバ入りのつみれ揚げがたいへん美味。そしてヅケ丼…って辛! これも島唐辛子入りの醤油か! あれか、この島のヅケは辛いのがデフォルトか。噂通りわさびの代わりに黄色い練りカラシがヅケに付いてたから、ヅケ自体には辛みは付いてないだろうと思ったのにフェイント。しかしこの辛いヅケはなかなかクセになります。刺身残ったときに作ってみるかな。

などとのんびり昼食を食べていたら雨。霧雨のような細かい雨粒なんだけど勢いはそれなり。しかし周りを見回しても雨よけにする木すらなく。さらに横から吹き付けるような突風。中に弁当がまだ入ってる弁当箱や、お茶がまだたっぷり残ってるペットボトルすら油断すると飛んでいきそうになる風速。崖の方向から吹いてるので、崖の方向に飛ばされそうにはならないのがまだしもの救いでしょうか。

とりあえず待避する先すらないのがこの上なく明らかなので、横から吹き付ける風雨の中、開き直ってそのまま優雅にランチタイム継続。ていうかヤケ。
ご飯を食べ終わった頃に雨も止みました。神か。神が敵なのか。


ということで展望台を降りて徒歩5分ほどで車のところまで。なかなかいいハイキングでした。
1時間半くらいかけてぐるっとまわって来るには手頃なコース。ただし、唐人津城~神引展望台の間にはけっこう急傾斜な場所などもあり、それなりに山道なので、サンダルなどの海水浴装備のままで行くのはやめておいた方がいいです。



2007年10月1日(月)01:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | 放浪(旅行・御朱印) | 管理

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