おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


てっぱくツアー

Guuさん、ユイナさんの某旅客鉄道関係者コンビによる山賊襲撃ツアー本編、鉄道博物館ツアー。

ニケ's旦那は鉄道、というか乗り物全般がわりと好きらしく、一方のニケはそっち方面は一切興味なし、かつ他人の趣味に合わせるような殊勝さは持ち合わせていません。ということで日頃ニケの趣味に引っ張り回されてるであろう旦那さんの苦労を山賊にも味わわせようというこころみ。
ええと、そこにMayugeが巻き込まれるのはどういう原理で?
まあ博物館系のもの好きだからいいんですが。

Guuさんは「本職なんだからここは一度くらいは押さえておかないと」というユイナさんの 口車に乗せられて 言葉に納得してわざわざ関西からの遠征。

さて、当日朝。

 「なんかニケが熱出したので休むそうです」

あー、昨日の夜もちょっと顔色おかしかったしなぁ。タイで雨に当たったのが悪かったのかもしれません。

ということでニケを置き去りにしてさいたま方面に出発。開館前に着いておく予定が、多少遅れての到着となりました。
人気アトラクションの予約を取ろうと思ったら開館前から列んでおいて、開館と同時にダッシュが基本だそうで。

ていうか人気アトラクションの一つ、ミニ運転列車は本日は雨で運休の様子。

博物館ができて最初の頃は混雑がすごかったらしいですが、現在の混み具合はそれほどでもない感じでしょうか。それなりに賑わってるけど、展示を見てまわるのに難儀するほどの混雑ではない程度。
客層は親子連れ、特に子供をダシにして自分が来たかったんじゃないか的なお父さんが目立つ気がするのは穿ちすぎでしょうか。
展示には、実際に触り、動かしてみることで、信号や安全装置、カーブでの脱輪を防ぐ車輪の仕組みなど、鉄道の色々な物の原理が学習できるという趣旨のものなどが並んでるんですが、それをやらせようとするお父さんと、デタラメに動かしてみてさっぱり熱意が伝わらない子供との間でギャップが生じてるのがそこここで見て取れます。もしかしてこれがデジタルデバイド!

ということでまずは展示、「鉄道の歴史」から。
やっぱ鉄っちゃんの子供とか最近は少数派なのかなぁとか思っていたら、鉄道年表の横をダーッと走ってきた子供が壁の写真を見つけ、「あ、アジア号だ! これ満州国走ってたんだぜ!」と言ってまた走っていきました。子供の口から満州国などという地名が出てくること自体も驚きですが、とりあえず鉄っちゃんな子供は健在らしいです。そいや高速バスにもいたな

ちなみに年表の下はショーウィンドウになっていて、鉄道の歴史に関する様々なアイテムが展示されるてます。さらに展示の手前にはレールが敷かれており、そこを鉄道模型が一定間隔で往復しています。そして模型の往復にあわせてそれを追いかけて走り回る子供も常設。
なんとなくそれを眺めていたら、向こうから走ってきた子供がウィンドウの前に立って年表を眺めるGuuさんに背後から体当たり。鉄砲玉か! おどれどこの組の差し金じゃぁ! しかし微動だにしないGuuさん。
子供はどうしてもウィンドウに密着して列車を追いかけたいらしく、その後も砕氷船「しらせ」のごとくGuuさんに数回の体当たりを試みてましたが、全て跳ね返され、結局あきらめてGuuさんを迂回してました。知識と熱意では現実に勝てないことを子供が学習した瞬間を見た気が。



 「お、呼んでる呼んでる」

といってユイナさんがGuuさんに声をかけつつ指さす先にはくるくる回る赤ランプ。
ああ、なんかあんな感じのランプ踏切とかで見かけますね。

 「あー、じゃちょっくら復帰させてきます」

どうやら踏切の横で付近の小学生を常に誘惑してる例のニクいヤツ、非常ボタンの警報ランプだったようです。
すなわちこのランプが赤く光るときは踏切で何かが起こったときであり、Guuさんがその後片付けにかり出されるときでもあるわけですな。そりゃ休日にそんなもん光ってるとこ見たくねぇな。いや、業務中ならなおさら見たくないが。

 「ええい、そのボタンを押すなぁ!」

というGuuさんの叫びをよそに

 「いや、こんなもん滅多に押せませんし」

とか言いながら連打する我々。
Guuさんが一刻も早く忌まわしい赤ランプを消そうと、 装置の復帰ボタンの辺りを探ってます。

 「あ、畜生、復帰ボタン外されてる」

…あきらめてください。

さらに自動改札が再現されているのに引き続き、列車の運行をモニターする指令室が再現されているに至ってGuuさんがサボタージュ敢行。端末をいじって遊ぶ我々をよそに窓辺でたそがれるGuuさん。我々は社会見学みたいで楽しいんですが、Guuさんにしたら休みの日に職場に連行されてるようなものですからな。



鉄道博物館の目玉のひとつがこのミニ運転列車。施設内に線路が敷いてあり、小さな電車を運転できるというもの。これだけだと場末の遊園地のアトラクションと何が違うんだってとこですが、これが実際に列車の運行に使用されているのと同じ自動制御装置などのシステムで動いてるらしく、おそらくこういうところがマニア的な萌えポイント。Mayugeはその萌えに共感するには素養が足りませんが、それが萌えポイントになりうるという感覚はなんとなく理解できる気がします。

本日は朝から雨だったため、残念ながらミニ運転列車は運休だったんですが、午後になって雨も上がり、何やら点検が始まりました。どうやら午後から動かす様子。まあ予約制なので、運休だって言われてもめげずに念のため行列に列び、予約しておいたという物好きな人々だけが乗れる感じ。

写真右側は試運転してたミニ列車の後ろ側に書いてあった例の暗号。これを見てユイナさんたちが

 「うわ、これ本当に車両として登録されてるんだ」

と感心しています。おそらくこういうところがマニア的な萌(以下略)

正式に車両として登録してあるということは、整備なども正規の手順に則ってやるということになり、けっこう面倒なんじゃないかとかなんとか。



ということでおおむね4時間半ほどウロウロして終了。写真は出てすぐのところの地面。なんかタイルが時刻表風味。渋い。

しかしトレインシミュレーター、ミニ運転列車、ジオラマ等の行列系アトラクションをすべてスルーして、さらに展示も粗めにざっと見てまわっただけでもこの時間。これは好きな人なら丸一日潰れるっていうのは大げさでも何でもないですね。

 「次は平日に来よう」

と、ニケ's旦那が帰り際に決意を新たにしてました。あ、もう一回来ることはもう決定事項ですか。
普段ニケのペースに振り回されてる印象が強いですが、やっぱり似たもの夫婦な気がしてきました。

ちなみに、ニケが熱出して登校拒否した時点で、本来の目的の一つだった「ニケに旦那の苦労を解らせる」という目論見は失敗に終わりました。

ところで、解散後、夜にROにログインしてみたら、熱出して家で寝てたはずのニケのモンクがレベルアップしてたんですけど、どういうことかな?



ついでに職場へのお土産用に買った「石炭あられ」。竹炭使用で真っ黒の石炭激似食品。
どっちかというと石炭より備長炭に似てる気がしますが。

ていうかイロモノだと思って買っていったんですが、予想外なことに、普通にあられとしてかなり高水準でした。米の風味が非常に良くて美味しかったです。
製造元の金時米菓がMayuge内で株価上昇。どこかで製品見かけたら試してみよう。



2008年6月4日(水)19:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

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