おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


笠間陶炎祭 2008 前編

連休二日目の5/4日はと同じくニケ夫妻と笠間の陶炎祭(ひまつり)に行ってきました。運転はもちろんニケ旦那。
移動時間短縮のため、ニケ夫妻は3日夜につくばまで移動し、4日朝から笠間に移動するプラン。ニケは「余裕があったら益子の陶器市もまわってこよう」と、ムダにやる気に溢れています。

下道で行くとまた筑波山を登らされる恐れがあるため、今回は高速道路使用。
出入り口付近では混んでますが、他はまあそれなりに順調に進んでたところでニケがコンタクトをなおすのにSAに寄りたいと言いだしました。もうすぐ高速降りるから、その後にしないかと提案するも「高速のSAの方がトイレが綺麗!」という主張によりSAに。
ニケは「トイレ綺麗だった!」とご満悦で帰っきましたが、その後、SA出口に向けての車の列が一向に進まず、そのまま1時間待ち。

 教訓 : ゴールデンウィークのサービスエリアは危険



さて、なんとか高速を出て会場周辺までたどり着き、山道を抜けて会場手前に出た途端目に入った光景が写真。
なんだこの混み具合。
去年もわりと人はいましたが、ここまでの行列は見なかったため、完全に油断してました。

この行列に入ってしばらく様子を見るも、いまいち行列がまともに進む様子はなく、しばらくしたらニケ'旦那から「このまま駐車場まで列んでおくから、先に歩いて会場行ってれば?」とのお言葉。それも申し訳ない気がしたけど、ニケがためらうことなく離脱の準備を始めたのでお言葉に甘えることに。

ということで会場まで数百mの車の列を見ながらてくてくと徒歩移動。天気も穏やかで、周辺には同様に運転手を見捨てて徒歩で会場に向かう親子連れなどが。しばらく行ったところで向こうから警備の格好した人が来たので、駐車場の様子を聞いてみようかと声をかけたところ一言ごとに「すみません」を挟みつつ公園の駐車場がすでに満車で、さらに会場周辺に確保してあった駐車場もすでに一杯になってることを教えてくれました。どうやら今この人の仕事は行列に謝って回ることの様子。今ここに列んでる車をどこに誘導していいやら、運営側すら途方に暮れてるんではないかと。

とりあえずニケ旦那に「ここに列んでいても解決の見込み無し」と、有用なように見えて実は何の役にも立たない情報をメールしつつそのまま会場へ(無責任)。

ちなみに写真下側は会場の柵に書き込まれていた謎のメッセージ。
関係者が非常時に装備するための土面でしょうか。それとも関係者の正体が実は土面だという内部告発でしょうか。



さて、会場に着いたらまずは陶の動物園の大崎透氏のブースへ。
去年の記事で写真を載せたスズメを苑香さんが妙に気に入ってたので、自宅の新築祝いにニケと共同で買って送ろうかという話になったので。
氏のブースは相変わらず写実的かつコミカルな動物の焼き物満載。カバも相変わらずのんびりしてます。一体しか見あたらないから売り切れかけてるのかと思ったら、レジの奥の棚で横になってる尻が見えました。ラブリー。

前回トリュフの箱に収まってた冬眠ヤマネは、今年は卵パックに収まってました。相変わらずこの展示方法は反則。
真ん中の写真はモモンガか何か。正面に立つと木の洞の中にいるやつと目が合います。

今回の自分用の獲物は冬眠ヤマネ一匹。できれば群れで欲しいところだけど予算的な問題で。
このヤマネをどこかに飾るために、キュッと詰めてうまく収まるような何かを現在考え中。今のところ思いついてる候補は栗のイガだけど、入手は秋にならないと無理なのが難点。あと地震とかで落下してきたら凶器。

ニケは同じく陶の動物園でゴマフアザラシの子供一匹購入。
このアザラシ、尻尾をピンと上にあげてるんですが、この尻尾をつまもうとすると、ちょうどこちらを振り向いてるアザラシと目が合う角度になってるのが一匹だけいまして、これに一目惚れ。
ていうかニケ's旦那がまだ駐車場クエスト中なのをいいことに「買うなら今のうち!」とか言ってるし。



こちらは森恭(小鷺窯)さんの作品色々。カップに描かれたボンヤリしたウサギに妙な味がある感じ。脱力系。
あと、リンゴの小物入れからは虫が顔を出してたり、土鍋の蓋には羊が乗ってたりと、なにか妙なワンポイントに味がある窯。
絵本っぽい色づかいもなかなか良いです。



そんな感じで順次会場を巡って1時間ほど経過、昼になった頃にニケ旦那が無事に駐車場を確保して会場に到着。会場から少し離れたところにある中学校の敷地が解放されたらしく。

無事に全員揃ったところで、昼食っぽい物を調達するためにウロウロと。
煎餅汁というのが気になったのでまずはここに入ってみることに。
八戸の名物だそうです。その説明でなんとなく納得してしまいましたが、なんでここで売ってるのかはそういえば謎。
けんちん汁みたいな醤油味の汁をベースに、プレーンの南部せんべいみたいなのを割って浸したような感じですな。麩を少し食べごたえがあるようにした感じ。なかなか美味しいです。

さらに追加の食べ物を探すべく自由行動に…ってニケが煎餅汁の横に置いてあったミニ干しイカだの鱈の干物だのを買ってますな。それ昼食じゃなくてつまみだろう。
そしておもむろに持参してた缶チューハイ開封。

とりあえず乾物をつまみに飲み始めたニケは放置して近辺をウロウロ。
ということで写真中段・バジルサンド。
手焼きのトルティーヤっぽいものに、ザワークラウトっぽい酸味のあるキャベツの千切りとバジルソーセージをはさんだ一品。マスタードでご賞味ください。

さらにその向こうにモツ煮の看板が見えたのでそちらに。ん、霧筑波も売ってますね。じゃ飲み物それで。
注文したモツ煮と霧筑波の写真を撮ったところで横に置いてあった七味が目に付きまして。そうそう、モツ煮には七味かけないとなー、と思ってふりかけたところでにわかに一陣の風が立ち、もつ煮にふりかけられた七味は巻き上げられ、そのまま流れるように隣の霧筑波に着酒。

脱力しつつちょっぴりサイケデリックなトッピング入りの霧筑波ともつ煮を持って帰還。なんかニケがシードルとかグビグビ飲んでるし。もうおかわりですか。

赤い粉が乗ってるのでインパクトが強いですが、幸いにもそれほど辛い七味ではなかったらしく、味的には大して気になりませんでした。

昼食をはさんで後編に続く。



Jun.4.2008(Wed)00:11 | Trackback(0) | Comment(0) | 徒然(日記) | Admin

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