おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


御朱印帳経過記録 寺社 1冊目

御朱印に関してよく耳にする注意点として、「神社とお寺の御朱印は同じ御朱印帳に混ぜない方がいい」というのがあります。
まあ実際のところごちゃ混ぜでも気にされない場合が大部分で問題ないとのことですが、少数派とはいえ混在を嫌われる寺社も存在はするので、断られるのが嫌なら神社用と寺用で2冊用意しておいてもいいんではないか、というのが一般的なコンセンサスの様子。
ということでMayugeも御朱印帳は神社と寺院でそれぞれ別に用意してます。
まあ分けたところで神社に七福神の御朱印とか普通にあるので結局神道だか仏教だか分からない感じになってる気はするんですが。

で、このほど寺院用御朱印帳の1冊目が終了したので例によって忘れないうちにメモ。
Mayugeは御朱印の下調べ自体神社をメインにしているのでお寺の方はペースがかなりゆっくりです。

御朱印帳は楽天かどこかの通販で購入したもの。
詳細は忘れました。

御朱印は右上から順に
上段:龍泉寺(目黒)の不動明王と聖観世音と恵比寿神、祐天寺、心行寺(深川)の福禄寿、法乗院(深川)の大日如来と閻魔大王
中段:五百羅漢寺の御朱印と干支にちなんだ今年限定の善住義尊、真源寺の入谷鬼子母神と福禄寿、正宝院(台東区)の飛不動と恵比寿、浅草寺の聖観世音と大黒天
下段:蓮馨寺(川越)の呑龍上人と福禄寿、大御堂(筑波山)、巣鴨とげぬき地蔵、普門院(赤羽)、西福寺(豊島)、土浦大師、牛久大仏

なんかさっきから恵比寿と福禄寿ばっかり繰り返してるような気がするのは気のせいですか。
祐天寺の御朱印は祐天上人の書をはんこにしたもの。特徴的でユニークな字体です。御朱印をお願いすると墨で書く通常のものとこのはんこのものとどちらにするか尋ねられます。お寺としてはこの文字が決め技的な位置付けらしく、額になってたり石碑に彫られていたりと境内のあちこちで目にすることができます。
七福神を集めてるわけでもないのに唐突に心行寺が入ってる理由は隣の深川閻魔堂と間違えて入ったからとかそんなことは。
その深川閻魔堂には大きな閻魔様の像があり、閻魔様の前には希望するご利益別にラベルが付いた賽銭口が並んでまして、お賽銭を入れると電動エンマ様からのありがたいご訓示がいただけます。アミューズメントパークかよって思ったけどよく考えたら江戸時代からXX巡りとかXX詣でとかって庶民の娯楽みたいなもんですし、むしろ一貫して姿勢がブレてないと考えるべきなのかもしれません。
ていうかもっと昔から「ヒマだったんで千度参り2回やったったwww」みたいな奴いましたしね。(宇治拾遺物語 巻六 (86)清水寺に二千度参詣する者、双六に打入るる事
賭け事の負けがこんできたのでヒマ潰しにやった千度参り2回分のご利益を借金のカタに譲渡してみたらきっちり不運になった的な。
この時代の「侍」は武士というよりも貴族の自宅に雇われてる私設警備員といったイメージ。授業で解説してた講師が「ていうか警備員が仕事の合間に二千回も、しかも『みんなやってるから』という理由で清水詣でとか、こいつよっぽど仕事してないですね」と言ってたので記憶に残ってます。
この手の古典の文章を見ていてけっこう印象的なのが、このくらい昔の人でもご利益とかまじないについて意外と「古くさい迷信」って感覚でいるっぽいことですかね。あと、この時代賭け双六が流行ってたという話は普通に授業で習った記憶があり、現在の双六とは違うものだというざっとした説明でバックギャモンと似てるっぽいなーとはなんとなく思ってたんですが、先日別件でルールをググった際、似てるどころかそのものが伝来して流行ってたんだというのを知ってわりと衝撃でした。



五百羅漢寺の御朱印に挟んであった半紙はちょっとかわいい(※個人の感想であり感覚には個人差があります)キャラクターのはんこ入り。
五百羅漢寺は龍泉寺参拝の際に隣接してることを知り、下調べしたらこの半紙のはんこが出てきまして、「あ、白澤が祀られてるんだ」と思って解説を見たら獏王となっててどういうことなのかと思ったらやっぱりそういうツッコミはされてる様子。特徴からしてどう見ても白澤と思われる像がこのお寺ではなぜか「獏王」して伝わってるとのこと。とりあえずその獏王像がインパクト強かったので改めて参拝。
そういえばニケがこのところ不眠気味で夢見が悪いとかこぼしてたのでこの獏王像の頭を忠実に再現したという鈴のお守りを購入して進呈したところ、「んー、まあ悪夢ではなくなったかも」という、言外に何か言いたいことがありそうなご利益報告がありました。とりあえずモビルスーツに乗って出撃する夢になったらしいです。
こちらでは毎年の干支にちなんだ羅漢の御朱印というのがあり、今年は善住義尊者。善と義の文字に部首として羊が含まれてるからとのこと。コンプしようと思ったら強制的に12年かかります。
入谷鬼子母神、飛不動、浅草寺は自転車で浅草近辺の御朱印巡りをした際に。
大御堂は筑波山神社の真横なんですが、筑波山神社にお参りした際にはまだ寺院用の御朱印帳を用意してなかったため後回しになってました。
とげぬき地蔵は言わずと知れたおばあちゃんの原宿。



下りの東北新幹線に乗って左側の窓を眺めていると赤羽の手前辺りで住宅地からこの塔がにょきっと生えてるのが見えてまして、気になったので調べたところ普門院の仏塔と判明したため御朱印の旅。野次馬か。
この塔だけでなく山門も中国風というか大陸風を思わせる造りでちょっと変わった雰囲気のお寺でした。



土浦大師と牛久大仏は近所だからいつでも行けると油断してたらずいぶんと後回しになってしまいましたが寺院用御朱印帳の〆に地元周辺を巡礼。
どちらもすぐ近くを何度も通過してるにもかかわらず今まで足を止めたことはありませんで。
特に牛久大仏は場末の寂れた遊園地のようなイメージを勝手に抱いてたんですが、付近住民の定番アミューズメントパークといった位置に納まってるらしく、まったくもって予想してなかったような盛況っぷりで正直驚きました。お見それ致しました。
大仏様のポーズが横から見ると波動拳っぽいなーとか思いながら撮った写真をいじって遊んでたら「お釈迦様は地上を滅ぼすことに決めたようです」みたいな画像になってしまったので収録。
牛久滅波動拳だよ。ラーマヤーナではインドラの矢とも伝えているがね。


御朱印帳 経過記録
 ・ 神社 1~4冊目
 ・ 神社 5冊目
 ・ 神社 6冊目
 ・ 寺院 1冊目



Mar.26.2016(Sat)00:30 | Trackback(0) | Comment(0) | 放浪(旅行・御朱印) | Admin

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