おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


くいだおれ(食記録)

大珍樓(アヒルの舌)

さて、GW後半は逆に横浜に拉致されて中華街。まだ1ヶ月前の日記書いてるのかよ。
まずは昼ご飯に大珍樓げふ会 in 横浜の企画段階で、会場の候補として最後まで残ってた店の一つです。食べ放題の内容がなかなか魅力的だったんですが、お酒の飲み放題の料金などの点で惜しくも一歩譲りまして。色々と惹かれる料理があったのでそのうちまた食べに来ようという話はしてたんですがこの機会に実行。

店の前で食べ放題と単品のメニューなど見比べてたんですが、どうも気になる料理は食べ放題に含まれてない物が多く、今回は敢えて食べ放題にはしないで入ってみることに。食べ放題が3000円くらいだったので、まあ2人で6000円と考えたら気になる物を適当に選んでいってもそのくらいには収まるだろうと。

ということでまずは蒸籠もの。
一番上がスペアリブの黒豆ソース蒸し。スペアリブを骨付きのままブツ切りにしてトウチで味付けして蒸したもの。
のっけからなかなかのヒット。赤味噌っぽいトウチの味付けがシンプルながらのちょうどいいバランスで非常に美味。白いご飯かお酒が欲しくなる一品。

中段、生ホタテ貝柱入り蒸し餃子。
半透明の皮が綺麗な蒸し餃子。もっちりした皮の食感にぷりっとした具が好対照。というかこのぷりっとしてるのはエビ?という感じの食感でしたが。ホタテの貝柱をこういう風にブリブリにする加工法があるのか、それともプリプリしたのは実際にエビであってその周りの練り身部分が貝柱入りなのか不明。美味しいから細かいことは別にいいです。

下段、餅米の揚げ餃子。
皮を餃子の皮ではなくお餅にして揚げた感じの餃子。中が餃子の具になった揚げ団子といったところ。皮はほんのり甘味があります。
揚げたての皮のサクサクした歯ごたえと香ばしさが期待通り。



主菜、上段がアヒルの舌の大珍特製ソース。
まず名前を見てもどんな状態なのか想像つかないし、これは是非試してみないと、ということで。
ていうかメニューでこれが気になったけど食べ放題メニューには含まれてなかったという、今回オーダー方式にすることに決定した原動力がこの料理。舌と思しいパーツには芯のように薄い板状の骨が入っており、根本の方が細く二股に別れてY字型になってます。これを手に持って舌の肉部分をこそげ取って食べる感じ。野趣に溢れてますな。甘辛いソースに絡めた舌をサッと素揚げにしたあと、青ネギと薬味と一緒に軽く炒めたような感じ。舌自体は肉部分が少ないですが、タンと同じで脂が乗っていて旨味とコクがあります。青ネギと一緒に口に入れるとねぎのピリ辛味との相性がいい感じです。主菜というよりこれまたつまみという感じがしなくもない。

下段は雪菜とアヒルの汁ビーフン。
こちらはあっさりした味つけの汁ビーフン。強めの味の食べ物が続いてたのでちょうどいいバランス。麺はポりっとしたわりと強めの食感があります。



そしてデザートはハス餡入り桃饅頭とメロン入り杏仁豆腐。
桃饅頭は蒸したてのせいろで登場。ハス餡は白あんよりもクセが無くて美味しいですよね。蒸したての饅頭を食べる機会ってあまりない気がしますが、やはりできたてのお菓子は美味しいです。
杏仁豆腐はややしっかりめの歯ごたえにあっさりした甘味とメロンのバランスがいい感じ。風味もほんのりベンズアルデヒド。

というような感じで食べ終わってみると、結局食べ放題にした場合と同じほぼ6000円のご会計。アヒルの舌とか珍しいもの食べられたので結果オーライ。




 大珍樓本店

  所在   横浜市中区山下町202
  電話   045-681-3277
  営業   11:00~26:00





2009年6月10日(水)21:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

スパイシータンドール 土浦店

ちょっと戻って連休直前の4月末、パイシータンドール 土浦店に行ってきました。

バイキング形式の食べ放題で、以前から時々話は聞こえてて気になってた店です。ランチが平日が¥1050、土日は¥1350(大人)ということなので、ちょうど土浦方面に所用があって半休を取る機会があったときに平日ランチを試しに。

店の場所が土浦市街からもちょっと離れているのもあって、今まで来る機会がなかったんですよね。

システムは90分の食べ放題で、ランチが先ほど書いた通り平日が¥1050、土日は¥1350、ディナーは¥1480。あとドリンクバーが¥210。さらにアルコールドリンクバーが男性¥1280、女性¥800らしいです。



ということでまずはバイキングコーナー各種。

上段の写真は店に入ってすぐの場所に並んだカレー各種の保温容器。
奥側左から、シーフードカレー、ナス入りキーマカレー、シェフスペシャルカレー、バターチキンカレー。
手前に移って左から、名前無し(おい)、ウッタランチャルカレー、ミックス野菜カレー、何か書いてあるけどラベルが読めません、の合計8種類(?)のカレーが並んでいます。なぜか前列が若干カオスな印象ですがバイキングでカレー8種はなかなかの充実っぷり。

手前に「辛」と書かれた謎の瓶が置いてあって中身が気になります。気になるだけで試しておくのを忘れていたことを記事書いてて思い出しました。

そして中段の写真はカレーの裏側に回りこんだところ。こちらには「サブジ」と書かれていて個別の説明は無し。
サブジというとおかずとか付け合わせというような意味と理解してますが、合ってるかどうかは知りません。
左からゆでカボチャ的なもの、白菜あんかけ炒め的なもの、ナス的なもの、赤いもの、焼きそば的なもの。

写真下段はサブジコーナーの対面にある厨房カウンター。
こちらには揚げ物とデンプンが鎮座。さらにナンはここでオーダーするとその場で焼いてくれるシステム。
タンドリーチキン、インド餃子、バトゥラ(揚げナン)、ミックス野菜のロティ、一口大に切ったシークカバブ、ミックスパコラ(天ぷら)などが並んでました。

立ててあったプレートによると、ナンはプレーン、バター、セサミ、ガーリック、チーズ(ディナータイムのみ)バジル、ペッパーのバリエーションがあるとのこと。
さらにクルチャ(具入りナン)としてキーマ、ベジタブル、ミックス(肉、野菜、チーズ入り)、あんこがあるとのこと。
あんこ入りナンとはまた意表を突いた和印折衷。カレーうどんという日本的和印折衷に対するインド人からのアンチテーゼと見てよろしいか? いちおしデザートという位置付けらしいです。アイスと一緒に食べるのもお薦めとのこと。
イメージ的にはかなり意表を突いた組み合わせですが、素材的には無理なく美味しそうです。ていうか平べったいあんパン?



こちらの上段はサラダコーナー。
こちらは普通に生野菜各種とドレッシングが並んでいて普通のサラダバーとそんなに違いはありません。ラッキョウの隣にいるのはアチャール?

下段、デザートコーナーはマンゴープリン、木苺ヨーグルト、パンナコッタ、カスタードプリン、あんこ。
とくにインドのデザートというわけではない様子。あと、撮し忘れましたが横にソフトクリームのサーバーがあり、これも通常の食べ放題の一部とのこと。ドリンクバーとどっちに分類するかが微妙なとこですな。



ということで気の向くままに確保。
ナンはガーリックかペッパーあたりが普通に気になったんですが、初めて見たのでバジルナンを。焼き上げたプレーンナンにギーの替わりにバジルバターを塗ったような感じですね。ほんのりバジルが香りますが、カレーと一緒に食べるとそこまで主張は強くない感じ。
ナンは小振りで実質ハーフナン程度のサイズ。色々試したいのでむしろありがたいところ。

カレーはまずはバターチキンとシェフスペシャルカレーから。
バターチキンは普通に「インドカレー屋でチキンカレーといえばコレ」という感じのカレー。Mayuge的にはバターチキンを名乗る場合、もうちょっとバター風味というか乳製品臭さを前面に押し出したバランスの方が好みなんですが、スタンダードに美味しいです。
シェフスペシャルカレーの方はちょっと酸味のあるおろし野菜ベースかな?という感じのカレー。大きめに切った野菜ゴロゴロでチキンカレーに比べるとあっさり目。こちらもなかなか。
ナンを円盤状にしたようなのはバトゥラ。ディワリ イン ヨコハマで食べたのと同様の揚げナン。カリッと揚がった表面の風味がよいです。中はもっちり。インド料理店で普通のセットメニューに入ってることは滅多にないので、これが食べられるのは嬉しいところ。
三角に切ってあるのはミックス野菜のロティ。ロティはアンマーカリヤとかスリランカフェスティバルなど、インドというよりはスリランカ方面の店やイベントでよく見るナンに似た感じの小麦粉のもの。小麦粉カナニカダ
バターを練り込んでパイのように多層になってることが多いのと、おそらく無発酵なのと、何となくタンドールではなくフライパンで焼いてるのではないかなーという辺りがナンとは別物と理解していますが確認したわけではありません。
こちらは刻んだ野菜が生地に練り込んであって薄焼きでどっちかというとチヂミっぽい感じ。これはこれでカレーにもいけます。

サブジのコーナーにあったゆでカボチャ的な物は見た目の通りゆでカボチャでした。notカレー味。
トレイ真ん中の上の方にコロっといるのはシークカバブ。一口大に切ってあって最初見たときに何だろこれっ思いましたが、味は普通にシークカバブ。美味しいです。せっかくなら切り口は斜めにした方がそれっぽいんじゃないかと思います。
シークカバブ横にいるタンドリーチキンはカレー風味すらなくてどう見ても唐揚げです本当にありがとうございました。

あと右端とカレーの横にいる天ぷらっぽいのはパコラ2つ。
右端のはさつまいものパコラ。こっちは普通に日本の天ぷらと変わらない感じ。
カレーの横にいる丸っこい方は、囓ってみたらマッシュポテトに何かツブツブした物が入っていて全体に妙にもっちりした食感。これはちょっと面白いし素朴な味ですがなかなか美味しいです。



そしておかわり。
今度はサブジ的な物を重点的に。
左側のトレイ、サブジのコーナーから取った3点は全体的にスパイス味、カレー味ではなく、中華料理っぽい感じ。
焼きそばっぽいやつはちょっと平たくて縮れた麺で、インド旅行中にカレーに飽きたら利用していたチャイニーズレストランのchow mienとかいうの(うろおぼえ)に似てます。すなわちたぶん炒麺。

ちなみにインドでのもう一つのカレー休めとなった食品はfried riceでした。すなわち炒飯。この二品はインドで注文しても日本人に馴染み深い物と同じ味で出てきて安心。
当たり前じゃないかと思われたアナタ、インド人に当たり前などという単語は通用しないということを脳みそかっぽじってよく憶えておきやがれです。
いったいどうやったらブツ切りの鶏と野菜を鍋に入れて水で煮るだけの料理を間違って憶えるんだ。

話が逸れました。
あとはさっき美味しかったシークケバブと謎のパコラをもう一度。
厨房にいた兄ちゃんにその丸いパコラを指して「これ何ていう料理ですか?」と聞いてみたところ、「ジャガイモ。」と言われました。

…いや、素材がジャガイモなのはおおむね予想は付いてたんだけど、なんかヒンディーでもいいから料理名が知りたかったなーと思いつつおとなしく撤退するチキン。
で、囓ってみたら本当に中身はジャガイモオンリーなんですが。え?さっき私が食ったのはいったい何!?
ひょっとしたらこれは粗めに潰したマッシュポテトに衣を付けて天ぷらにするのが正しい姿であり、さっき私が食べた部分はつなぎか何かが混ざりきらずにたまたま絶妙なモチモチ具合のバランスになってただけだったんではないかと解釈することにしました。しかし実際のところは不明。

そして餃子的なもの。
初回見たときはただの既製品の餃子に見えたのでスルーしたんですが、よく見たらボードに「インド風自家製餃子」と書いてありまして。
餃子はもちろん中華料理なんですが、近年インドでもガラムマサラやスパイスを加えてインド風にアレンジした餃子が広まってるとのこと。これはちょっと面白そうなのでチョイス。

…どうもこれはMayuge舌アナライザーによると、味といい形といい、やっぱり普通の既製品の餃子ではないかと思うんですが。

右側のディッシュ、ライス二山は黄色いのがマサラライス、赤いのがマトンビリヤニ。
黄色いのでサフランライスかターメリックライスだろうと思ったらマサラライス。黄色いのはまあターメリックなんでしょうが、クミンなど何種かのスパイスが一緒に炊き込んであるようです。米自体はどちらもふつうのジャポニカ米。ほんのりとスパイスが香ってよい感じです。
ビリヤニは要するにスパイスの効いたインド風ピラフ。
ビリヤニがメニューにある店はそれなりにあるんですが、日本のインド料理店ではおそらく一日にそんなに何度も注文されるものでもないでしょうし、本来の炊き込み式ではなく、ご飯に具を混ぜる方式で出しているところがほとんどだろうと思います。本当に炊き込みご飯のビリヤニが食べられるのは意外に貴重なんではないかと。けっこう辛めですが美味しいです。

カレーはウッタランチャルカレーとナス入りキーマカレー。うったらんちゃるとは何ぞや。

調べてみたら地名でした。シェフの出身地のカレーとのこと。
奇抜な名前の割にはわりと普通にインド風野菜カレー。先ほどのミックス野菜カレーとはまたベースが違うようで、これはこれで美味。ちょい他のカレーより辛めだった気がします。
キーマカレーにナスって組み合わせは定番なんでしょうか、以前もどこかで見たなと思ったらGunsでした。キーマはマトン風味だった気がしますけどちょっとうろ覚え。



あ、サラダコーナーのこれ。

 ドレッショング。

惜しい。

ということでちょっと食べ過ぎ感が強いですがしっかり堪能しました。
とにかく選択肢が豊富なのはいいですね。今回一回では気になる物を一巡することすらできませんでしたし。特にナンとクルチャ各種はそうそう何枚も食べられるものではないですし、一通り試すには何度か来店する必要がありそうです。
価格は休日のランチはちょい高くなりますが、メニューの充実度からすればこの価格でも妥当なとこではないかと思います。平日ランチならかなりいいコストパフォーマンスと言えるでしょう。

若干惜しいところというとタンドリーチキンと餃子ですが、下調べの時点では少なくともタンドリーチキンがちゃんとタンドリーチキンだったという証言があったため、シェフの余裕とかローテーションでこの辺りは変わるのかもしれません。

あと、アンケートが置いてあったので、追加希望メニューにとりあえずサモサと書いておきました。
さらについでに要望のところに、デザートコーナーにインドらしさが無いのでバルフィとかハルワのようなインド菓子希望、とか無茶を承知で書いてみました。


 スパイシータンドール 土浦店

  所在  土浦市都和4-4233-2
  電話  029-835-3841
  営業  11:00 - 16:00 [LO 15:00]
      17:00 - 22:00 [LO 21:00]





2009年5月27日(水)23:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

旭屋(関アジ・大トロカンパチ相盛り・タイラ貝)

祭のあとは鶏の丸焼きに寄り道してつくばに戻り、晩ご飯は刺身定食で何度か採り上げている旭屋へ。

ニケ的には去年のGWに逃して以来の一年がかりのリベンジとなります。残念ながらあん肝刺身は完膚無きまでにシーズン終わってますが。


まずは今日一日(ていうか実際には昨夜のつくばまでの移動もだけど)ずっと一人で運転を担当していたニケ's旦那への労いのため、能登産岩ガキ(¥980)を注文。
厚みのある大ぶりな岩ガキは貝好きのニケ's旦那もご満悦の一品。



そして定食を各自注文。

例によってまずは日替わりのお薦めを確認。Mayuge的には、極上ノドグロ(赤ムツ)刺身定食というのが目を惹いたんですが、残念ながら本日はすでに完売だそうで。
本マグロ大トロ・カンパチ相盛り定食(トンカツ付き)(¥1680)を選択し、これのトンカツをナス焼きに変更しました。
というのも、3人でそれぞれ注文決めてみたら全員副菜がトンカツだったので、それなら以前から気になってたけど組み合わせの都合で今まで食べる機会がなかったナス焼きを試してみようかと。

ちなみに定食の副菜は別のものに変更が可能ですが、組み合わせによっては若干追加料金が発生するとのこと。
トンカツ→ナス焼きの変更は追加料金は発生しませんでした。

本マグロ大トロ・カンパチ相盛り定食はわりと日替わり定食の中では常連なため、よく見たら以前の記事の時にも食ってますな。まあ、これはもう名前を聞いただけで美味しくないはずがないじゃないですか。透明というより白く見えるほど脂ののったカンパチも当然美味しいんですが、大トロのトロっぷりが相変わらずの素晴らしさ。口に運ぶと即座に溶けて無くなる感じ。

副菜のナス焼きは味噌ダレに漬けた揚げ浸しっぽいもの。しぎ焼きってやつですかね? ナスの揚げ浸しはけっこう好物なのでこれまた非常に嬉しい食べ物。
付け合わせは納豆、そしてバナナ。

そういえばニハさんが「あそこはトンカツとバナナを食べる店かと思ってました」と言ってたのを思い出しました。どうやらつくば在住時に来店したことはあったものの、魚が美味しい店だと知らず、刺身を試してなかったそうで。もったいない。

バナナはどうも夜に定食を注文するとデフォで一本付いてくる様子。Mayugeは普段昼食に来るのがメインで、この店で以前に1度だけバナナを目撃した記憶があり、あれは何だったんだろうと思っていたんですが。



ニケは関アジ刺身定食(トンカツ付き)(¥1480)
写真ではお伝えしきれない感じですが、アジの切り身の光沢がすごくキラキラしていて見るからに美味しそう。
口に含むと新鮮なアジ特有の香りがあって、当然ながら非常に美味しいです。
港町とかで魚を食べると、刺身を口に含んだときに不意にこの香りがすることがあるんですが、何か呼び名とかありそうな気はするんですけどね。
副菜はトンカツ、付け合わせは納豆、そしてバナナ。

本日は味噌汁がアラ汁だったため、お得感はMayuge内比率で平常時からさらに20%増し。



貝好きなニケ's旦那は定食も殻付きタイラ貝刺身定食(アジフライ付き)(¥1680)を選択。さらに副菜のアジフライをトンカツに変更。
おそらくタイラ貝刺身はあっさりした食べ物になるだろうから、ガッツリしたトンカツとのカップリングが胃袋的に嬉しいだろうとの判断だそうで。
アジフライ→トンカツへの変更は追加料金がかかる組み合わせだったらしいです。が、いくらなのか聞いておくのを忘れました。

ちなみに以前アジフライが副菜になってる定食も食べましたが、アジフライも美味しいです。肉厚で食べごたえもあり、これだけをメインにアジフライ定食で食べても十分に満足できるであろう完成度でした。


そして届いた定食を見て、まず器になっている貝殻の大きさに驚愕。
トンカツを基準にアジ刺身定食と比較してもらえればおおよその感覚が掴めるのではないかと思います。

貝本体の刺身を盛りつけた他に、貝ヒモ、貝柱をそれぞれ別々に小鉢に。さらに横には副菜のトンカツが控えており付け合わせは納豆、そしてバナナ。

柔らかい食感にほのかな甘味という刺身は、淡泊な味わいという点では予想通りでしたが、このボリュームともなればやはりこれだけで十分に満足できるレベル。これだけでは物足りないかもとふんで副菜をトンカツに変更したニケ's旦那の読みは完全に裏目に。最初に岩ガキも食べてますしねぇ。
しかし富士山盛り騒動から大切なことを学習したニケ's旦那は、今回はデンプンを後回しにしてでも主菜を思い残すところ無く食べておく戦術で対応。納豆は苦手だそうでそっちはまるごとニケへ。ニケが何やら真剣な顔で考え込んでるので何かと思ったら、刺身を味わうためのご飯と納豆ご飯を楽しむためのご飯の配分比率について検討してた様子。



あ、貝柱を付けるのを忘れてたといってあとから届きました。もう本体食べ始めちゃってたので別写真で。

胃袋に余裕がなかったためバナナは全員テイクアウト。



 旭屋

  土浦市荒川沖 6-138
  TEL : 029-841-0022
  営業時間 10:30~23:00
  定休日 日曜・祝日





2009年5月21日(木)00:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

若鶏の丸焼き クロサワ

先週末、カレー食べて廃墟団地を眺めてくるというハシゴをした後、記事書くためにその周辺のことをちょっと検索してたところ、なにやら美味しそうな物がMayugeアンテナに引っかかりまして。
若鶏の丸焼き クロサワ

石下の辺りで室前団地よりさらに数km先になりますが、ちょいとググっただけで地元民フィーバー。これはなかなかに惹かれるものがあります。

ということでこの前の週末にちょっと見に行ってみようかと思ってたんですよ。さすがに今度は車で。
さて、日曜日、ふと気付いたらなかなか良い天気。これは運動がてら自転車で行くのもいいんではないかと突発的に思い立ったので、やっぱり今回も自転車で出発。

ということで寄り道もせず特に迷うこともなくつくばからおよそ1時間、無事にクロサワ西原店に到着。ちょっと派手めな店舗にひっきりなしに車が入っていってる感じで、近所まで来ればすぐに判りました。
店内はガラスのショーケースにびっつり並んだ鶏の丸焼きとカウンター前にごった返す客、ひたすら鶏を袋詰めしてはまたガラスケースに補充する店員ですごい活気です。しまった、迫力(主に買い物のおばちゃんの)に圧されて店内の写真撮るの忘れた。ていうかまあ忘れてなくても客びっしりでガラスケースは写らなかっただろうけど。



下調べ情報によると鶏の丸焼きは小振りなのが500円、スタンダードタイプが800~900円(重量しだい)、さらに手羽焼き200円、モモ焼き250円とのこと。
今回は試しに小さい丸焼きを買ってみようかと思ってたんですが、店に着いたのが3時半頃と中途半端だったためか500円の丸焼きは無し。レギュラーサイズの方はちょっと一人では手に余るかもしれないと思ったので、自分用はモモ焼きと手羽焼きを一本ずつ購入。

それぞれモモ焼き、手羽焼きとなっていますが、手羽焼きはどうも大きいと思ったら実際には胸肉まで含んでおり、実質この2本で小さめの鶏の半身弱という感じ。
基本の味付けは醤油なんですが、方々の評価にもあるようにタレにスパイシーな香りがあって独特の風味がします。カレー味と言ってしまうと身も蓋もないんですが、確かにカレー粉を連想させる香りも含んでいて、かなり食欲をそそる感じ。
肉も非常に軟らかく、特に手羽焼きの肉の柔らかさとあっさりした味わいはかなりのものです。

「普段この店の鶏を食べていると、スーパーのモモ焼きなどを食べても満足できない」という評価を検索結果のどこかで見かけましたが、多分このスパイスのせいでしょう。これを食べ慣れると、普通のタレで焼いた鶏では何か一味足りないような気になるのも納得。

次回は丸焼きを購入して数日に分けてでも食する所存。



さて、丸焼きを購入して帰宅の途に付いたとき地平線の彼方に何やらけったいな建造物が見えまして。
地平を普通に撮った写真に該当部分を最大にズームした写真を切り貼りしてみました。
和風…というか上古の神殿風とでもいう感じの風変わりなシルエット。そういえば以前にもこの辺りを通った際にあれは何なのかなーと思った記憶があります。
一瞬ばんどう太郎の店舗かとも思ったんですが、距離感からするとかなりの大きさがあるように思えますし、やはり違うかと。
まあちょい帰路を外れるけど、おおむね方向は合ってるしせっかくだから何なのか確認して帰ることに。



そんなわけで道はよくわからないながらも大雑把な方向だけ定めて移動開始。
しばらく進むと小貝川の堤防に突き当たったんですが、ちょうど堤防が菜の花に覆われていてなかなかの絶景。
ていうかさっきからなんか堤防の上をゆっくり走ってる車が遠目にもちらほら見えていて、何なのかと思ってたんですが菜の花見に来てたんですかね。
堤防脇にはところどころにかなり古そうな桜の木もありました。残念ながら桜の花はおおむね散っていましたが、先週辺りにはこちらも併せてなかなか見ごたえがあったんじゃないでしょうか。



さらにその近くで田んぼの真ん中に古墳っぽいものが見えたのでちょっとそっちに寄ってみたところ、小さな祠なども乗っていてやはりなんとなく古墳っぽい雰囲気。航空写真にも写ってますな。
上下で微妙に段差があって上円下方墳?とはるか昔に授業で習った記憶が出てきましたが、記事を書くにあたって検索してみたところ、上円下方墳は全国でも数例しか確認されてないレアな形だそうで。単に上部が崩れ気味の方墳か、周りを耕作の都合で四角く削られた円墳かってところでしょうか。よく見たらあぜ道と平行に四角いので、たぶん後者なような気がします。四角くなったのは耕耘機導入以降ではないかと。
名前や由来なんかあれば知りたいところでしたが、周辺に案内や看板のようなものも一切無く。
帰宅後ちょっとこの辺の地名などで検索してみたんですが、これのことを示すと思われる記述は見つからず、本当に古墳なのかどうなのかすら確認できませんでした。


そんな感じで天気の良い春の午後にちょっといい運動になりました。さすがに足は少々疲れましたが。

あ、謎の建造物は近寄ってみたら新興宗教だったのでレポートはこのへんでうやむやに終了ということで。



 若鶏の丸焼き クロサワ

  所在:  茨城県常総市本石下3050
  電話:  0297-42-3362
  営業:  9:00 - 18:00
  定休:  火曜





2009年4月17日(金)19:38 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

PREM(プレーム)

室前団地探索のついでに昼食にインドカレーと思い、以前紹介したMira3でインド風カツカレーとでもいうべきキーマチキンカツカレーセットを試してみようと寄ってみました。


店、変わってます。

出かける前に店が無くなってないか心配で検索はしてみたんですが、ミラ3に関する情報が全然出てこなくて警戒はしてたんですよね。
ミラのオフィシャルページには載ってるものの、こっちはこっちでこの前オープンしたはずの新店舗が載ってないから更新されてないのが明かですし。

まあとりあえずインドカレー屋はあったからよかった。というわけでPREM(プレーム)のインドカレー。

内装はそのままで相変わらずラーメン屋っぽいまま。お座敷ありのインドカレー店。せっかくだから俺はこのお座敷でインドカレーを食べるぜ!
メニューは完全に一新されており、ミラ色はありませんでした。名前を変えて系列店から独立したのかと思ったんですが、今回記事を書くにあたって検索してみたところ、2ちゃんカレー板に店員と話してみたという人の書き込みがあり、それによると以前のミラ3とは完全に別物な様子。ただ、今度のオーナーはミラの関係者とも友達らしいとのこと。ミラ3が撤退するにあたって設備を譲り受けて新たに出店したとかですかね。せっかく厨房にタンドリー窯ありますし。
厨房で働いてるスキンヘッドっぽい細身のにーちゃんは何となく見覚えがある気がするんだけど、ミラ3時代からいなかっただろうか。まあ前回来たのもかなり前だし、まったくもって自信はないですけど、ひょっとしたらオーナーが変わっても一部スタッフはそのままとかの可能性もあるかもしれません。



今回はランチメニューからプレームスペシャルセット(¥1050)を注文。
ダルチキンカレー、ナン&ライス、タンドリーチキン、シークカバブ、スープ、サラダ、デザート、ドリンクのセット。
オプションがフルに付いて一通り試せるこの手のセットしてはかなり割安かと思います。

この他のランチメニューは、カレーライスセット(日替わりカレー、ライス、サラダ、スープ、ドリンク)¥580、Aセット(ベジタブルカレー、ナン&ライス、スープ、サラダ、ドリンク)¥700、Bセット(チキンカレー、ナン&ライス、スープ、サラダ、ドリンク)¥750、Cセット(マトンカレー、ナン&ライス、スープ、サラダ、ドリンク)¥800。全体的に割安で、特にカレーライスセットの値段がインドカレー店としては際立ってる気がします。

辛さをきかれたので中辛はあるかなーと思ったら「ホット? オア マイルド?」とのことなのでとりあえずマイルドで。

どうでもいいことですが、席に座ってまだ注文決めてもいないうちにスープが出てきました。何セットたのんでもどうせスープは付いてくるからってことですかね。ニューミラでも非常によく似た体験をした気がするんですが、本当に別系列なんでしょうか。

スープはMira系で定番の、ほんの少しスパイスの香りがするけど辛くないまろやかな白いスープ。名前は相変わらず謎。具はほぐした鶏胸肉でしょうか。
カレーは黄色いクリーム系で具はごろっとした鶏肉と、おそらく皮むきムング豆? 辛さはマイルド指定なこともあり、かなり控えめでNewMiraと同じ程度という印象。メインの具が2種類なインドカレーって珍しい気がしますね。ライス、ナンのどちらにも合う感じ。
カレーやチキンなどの準備が全て終わって、テーブルに運び始めてからシェフがナンの生地を伸ばし始めたので、ナンが来るまでにカレー冷めるんじゃないかと心配してたらあっという間に焼き上がりました。タンドリー窯温度高ぇ。おかげで触れないほどに熱々のナン降臨。あれ、さっきこれどうやって皿に盛りつけたんだ。ナンの食感はもっちり系。ただし窯に貼り付いてた裏面はけっこうパリパリです。
ていうかミラ3時代にも熱々ナンに苦しめられたような記憶があるんだが。
ライスは普通のジャポニカ米のご飯。
サラダのドレッシングはラージャのと似た感じの、自家製っぽいおろし野菜のドレッシング使用。これ好きなんですよね。
もう一つサラダっぽいのの上に乗ってる赤いのは噂に聞くアチャールでしょうか。Mayugeは「これが間違いなくアチャール」というものを見たことないため、多分これがそうなんじゃないかなぁ程度にしか判りません。ちょい甘味のあるかなり辛いピクルスという感じ。千切りキャベツとグリグリ混ぜて食べるとピリ辛サラダという感じでなかなか美味しいです。
タンドリーチキンもスパイシーかつジューシーで美味。なにげに手で持つ部分がホイルで包んであるのはインド料理屋らしからぬ気配り。シークカバブはちょいパサッとしてたのが惜しい感じですが、シークカバブはむしろこういうのがデフォな気がしなくもないです。



デザートはこの前のモバラクでも出してたココナッツパウダー入りヨーグルト。
カレーにヨーグルトの組み合わせは食後に口をすっきりさせるのにいいです。
ドリンクはホットチャイを選択しました。チャイのカップに明らかにどこかよその店の名前が書いてあるけどインド人はうろたえないッ!

ついでに帰る前にサモサをテイクアウトで注文。2個入り¥400。
帰宅してからパックを開けてみたら、野菜とアチャールらしいものが一緒に入っててミントチャツネ付き。ナマステインディアで買ったサモサチャートみたいな感じになってました。
まさかトッピング乗ってると思わなくていい加減にカバンに入れてたため、グチャグチャになってたので写真は無し。美味しかったです。アチャールはサモサにも合う。



帰ってからこの記事書くためにメニューの写真眺めてて気付きました。何を入れた。

ランチメニューの他にはクラブジャムンなども置いてるようです。ミルクから作るインドのデザートと説明されています。これは置いてる店は初めて見た気がします。機会があれば試してみたいところ。そうとう甘ったるい食べ物らしいですが。


どうでもいいことですが、店の向かいにあった農産物の直売所に入ったら店番のおばちゃんに話かけられまして。

 「今日は天気がいいから自転車でも楽でしょう。遠くまで行くの?」
 「いや、つくばから来たんですよ」
 「あー、山の方から」

や、そうじゃなくてええと、と返答を考えてたら、「あ、学園の方ね」と言われました。この辺的にはツクバというと昔からの筑波山周辺のことであってつくば研究学園都市の方は次候補になるもよう。


 PREM(プレーム)

  所在:  つくば市今鹿島4015-1
  電話  029-847-7139
  営業  11:00~15:00(LO14:30)、17:00~22:00(LO21:30)
      (土日・祝日 11:00~22:00)





2009年4月17日(金)01:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

FRIJOL(フリホール)

先月になりますがメキシコ料理の店、FRIJOL(フリホール)に行ってきました。
天久保の、東大通りから少し入った住宅地の中にある店で、なにやらおもちゃ箱かキャラメルの箱を思わせるような雰囲気の建物。
つくばでメキシコ料理といえば定番のお店であるエルトリートにもほど近い辺りです。エルトリートは何度も行ったことがあったんですが、こちらの店は今回初めて知りました。



ということで今回の食事。
白菜と豚肉の重ね煮メキシコ風(¥980)

こちらは1日10食限定の週替わりランチのこの週のもの。この日は昼すぎに店に入ったんですがまだ残ってました。
料理はピラフと煮物とサラダと謎の付け合わせをワンディッシュにまとめてあります。いや名前が謎なだけでチリビーンズっぽい煮豆とかさやいんげんとかですが。
煮物は薄切りの豚肉と白菜をミルフィーユ状に交互に積み重ねてトマトソースで煮込んだ感じ。ピリ辛のトマトソースが明らかにメキシコ風であるにもかかわらず、なぜかどことなく実家の料理を思わせるような懐かしい味わい。
メニューの説明によると、「日本のご家庭でもお馴染みの白菜と豚肉の重ね煮。FRIJOLでは、旨味たっぷりのスープにサルサチポトレを加えてじっくりと煮込みました。かすかに残る上品な辛みが後をひきます。」とのこと。ははあ、なるほど。チポトレがねぇ。どうりでねぇ。
当然のような文脈で語られるサルサチポトレがいったい何なのか想像も付きません。調べてみたところ、どうやらハラペーニョを乾燥させて薫製にしたメキシコの食材らしいです。



アロス・コン・ポージョ(¥980)
こちらは3月限定ランチとのこと。
検索してみたところ、本来のアロス・コン・ポージョは皮に焼き目を付けた鶏肉を使って炊き込むピラフという感じの物らしいですが、今回の定食は特製サルサに漬け込んだ唐揚げをピラフにトッピングするというアレンジ。サルサ風味の唐揚げが美味しいです。
上にかかってる緑色のはアボカドソースで葉っぱはコリアンダー。パクチーですな。アボカドにライム、パクチーという組み合わせも、これまた非常によいです。



ランチの定食はどちらもドリンク付きだったので、これに+¥250でオリジナルデザートを追加しました。
この二つで付いてくるデザートが違うということだったんですが、この2種のどっちがどちら用のデザートだったのかそういえば不明。
左側はスポンジの上にクリームでわりと普通な感じですがトッピングされたピスタチオがそこはかとなくメキシコ方面な風情。香ばしくていいです。
写真ではなんか判りにくいですが、黒いウサギの耳みたいなパーツが刺さってます。これはクッキー生地かと思ったら、どちらかといえばパリッと焼いたトルティーヤ的なもの。かりんとうのような歯ごたえがあります。
右側のは同じく写真では判りづらいですがトルティーヤ的なものをカリッと焼いて作った器の上にアイスが乗ってます。
これまたザクザクした面白い歯ごたえ。

あと、せっかくなのでランチメニュー以外のメニューもリサーチしてたんですが、アボカドスープ、ラム肉のタコスといったいかにもメキシコ料理という感じのメニューをはじめとして、有名というか名前が印象的なアステカスープ、鶏肉のチョコレート煮込み、魚のトマト煮込みベラクルス風といったなんだか正体の分からないものまで、かなり興味深いものがまだまだたくさん後ろに控えてました。

すぐ近所にあるエルトリートがレストラン的なメキシコ料理であるのに対して、フリホールの料理は非常に家庭料理っぽく、店としてはほとんど別ジャンルだと思います。
もっともMayugeはメキシコへの渡航経験とか帰宅してみたら部屋にメキシコ人が勝手に住み着いてメキシコ料理作ってた経験とかは無いので、メキシコの家庭料理が実際にどんなものなのか知りませんが。
白菜と豚肉の重ね煮の印象が強いせいもあるんでしょうけど、異国情緒に溢れているにもかかわらず、非常に馴染みやすく、どこか懐かしい味でした。


 FRIJOL(フリホール)

  所在:  つくば市天久保2-10-1
  電話:  029-859-6988

  営業:  11:30~14:30(L.O)
       15:00~17:00(L.O)
       17:30~21:30(L.O)
  定休   火曜日(祝・祭日の場合変更あり)、12/31~1/2






2009年4月15日(水)00:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

te.to.te(テトテ)

以前から若干気になってたte.to.teに行ってきました。
…2月の半ばに。

風邪気味かなーと思いつつ出かけてたんですが、帰宅したあと発熱して3、4日寝て過ごしてたら記憶が揮発気味。
ということで記事にするかどうしようかなーと思いつつ今まで放置してたんですが、せっかく美味しかったので収録。

店の場所はアンマーカリヤNON2号店ふくすけなど、ここでも取り上げてる店が点在している桜周辺。
赤いティーポットの看板が地元情報誌の記事などでも印象に残ってたんですが、店の写真撮ってくるのを忘れました。風邪気味ということでここはひとつ。
店内は大きく取られたカウンター内にキッチンが見えるようになっていて、灯りが控えめで落ち着いた雰囲気だったような気がします。
微熱で印象が薄らいでいるだけな可能性も否定できませんが。
アンティークっぽい小物を配置すると同時に、壁に古布のパッチワークを使用したり絵本や雑誌を立てかけたりして独特のセンスでまとめられてありました。頭上に冬物っぽい服が吊り下げられていたんですが、あれは季節ごとに変わるんだろうか。



さて、注文したのは、
 ・きのこいっぱい・OMU・ごはん(¥1300)サラダ、スープ、コーヒーor紅茶付き
 ・アボカド丼(¥850)に+¥400でサラダ、スープ、コーヒーor紅茶がつく丼セット
の2品。

アボカド丼はご飯の上にざく切りのアボカドを盛り、さらにイクラと明太ペーストをトッピングしてあります。
わさび醤油で食べると普通に海鮮丼風味。アボカド好きにお薦めの一品。

オムごはんは一見普通のオムライスに見えます。オムライスと何が違うのかと思ったら、ごはんを卵で包むのではなく、ご飯と卵を混ぜてから焼いてオムレツ型にまとめる製法な様子。バターの香ばしい香りとたっぷりのトマトソースがよい感じです。



あと、デザート。
モコモコパフェ(¥580)と、カップケーキとアイスのセット(値段不明)。
モコモコパフェのモコモコ部分はプチシューが担当しています。その他の部分においては普通にチョコパフェ。
…というか食事の最後の方に至って加速度的に記憶が薄れています。店にいるあいだは別にそんなに体調は悪くなかったんですが、帰宅後に脳が加熱されて記憶が揮発した様子。
美味しい物を食べてその記憶が消えているというのは何やらだいぶ損をしてる気がしますが。

カップケーキの価格が不明なのは、新メニューかバレンタインあたりの期間限定だったかでメニューには載っておらず、壁の張り紙にしか書いてなかったため。張り紙撮るの忘れた。たしかこのカップケーキのみでのテイクアウトが可能とか書いてあった気がします。
このカップケーキが非常にふんわりと仕上がっていて、とても美味しかったという印象が靄のかかったような記憶の中にもはっきり残っています。

強いて難を挙げるとすると、空調の向きのせいか、店員の休憩室の方からタバコの匂いが漂ってきたことでしょうか。非喫煙者にはけっこう気になる匂いなので、せっかくなら何か対策していただきたいところ。

食事、デザート共にとても美味しかったので、意識が、というか記憶がしっかりしているときにまた行ってみたいところです。



 te.to.te

  所在  つくば市 桜 2-1-7
  TEL   029-857-7793
  営業  12:00~24:00





2009年4月14日(火)19:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

MOBARAK(モバラク)

しばらくMayugeがつくば市内のインドカレー店を新規開拓してない間にも着々とインドカレーは増殖を続けてまして。
どこへ向かってるんだこの街は。

ということで新しくできた、というにはだいぶ経ってた気はしますがMOBARAK(モバラク)に行ってきました。
なんかできたときから建物の前にチャイナドレス着た猫が立ってる店、という印象があり、「なんでインドカレーにチャイナ服?」とか思ってたんですが、今回よく見たらチャイナじゃなくてサリーでした。むしろなんでチャイナドレスだと思ってたんだ私。



今回の注文はカレー2種が試せるCセット(¥980)。
内容は、チキンキーマカレー、野菜チキンカレー、サラダ、ナンまたはサフランライス、デザート、ドリンク。
ということで選択肢はライス、中辛、チャイで注文。あと、このときはサービスだそうでスープが付いてきました。

2種のカレーはぱっと見同じ系統っぽいですが、チキンキーマの方が若干ココナッツミルクか乳製品系のクリーミーさがあるベースで、野菜カレーの方があっさりめです。あと、野菜カレーは完全なベジタリアンカレーではなく、ごろごろした大きめ野菜と共にチキンが入ってました。
どちらもシャープな辛みが効いたスパイシーなカレーで、中辛ベースで比較した場合、つくば市内のインド系カレー店のなかでは辛い方になるのではないかと思います。

  [Mayuge内辛さランク]  アンマーカリヤモバラクMiraラジャガンズNewMiraジュエルオブインディア

とはいえ、辛くない方のNewMiraでも辛口をオーダーするといきなりアンマーカリヤ並かそれ以上くらい辛くなったため、多分中辛以外をオーダーした場合、このランキングはまったく無意味になると思われます。あくまでもデフォで出てくるカレーの辛さランク。
アバンティーがランクに入ってませんが、あの店は毎回辛さが変動するので。
あと、アンマーカリヤでも豆のベジタブルカレーはそんなに辛くなかった記憶が。

ていうか、これはあくまでもMayuge個人の見解で根拠は無いんですが、日本向けの「中辛」ってインド人シェフにとっては「辛さが無い」くらいにしか感じなくて、辛さに関しては微調整ができないんじゃないかとふんでるんですが。

ライスはジャポニカ米のサフランライス。上にココナッツが振ってある辺りが少し新しいです。
これがカレーと一緒に食べたときに少し香ってきて、ほんのりとした甘味がカレーと好対照になって意外と合います。

スープはMiraで出てくる味噌汁っぽいやつと同系統ではないかと思われる辛くないインド式スープ。名前不明。これはトマトベースらしく、少しトマトの風味がしてます。

サラダはサウザンアイランドドレッシングの普通のサラダ。

デザートはフルーツヨーグルト。こちらも上にココナッツパウダーが振りかけてあります。
わりと甘めで濃厚なヨーグルトは辛めのカレーを食べたあとの口に非常によい感じ。
ヨーグルトにココナッツパウダーという組み合わせは初めてですが、こちらも意外によく合っています。


 MOBARAK (モバラク)

  電話   029-859-3787
  営業   11:00-15:00 / 17:00-23:00
  所在   つくば市竹園2-4-1 パセオパルケビル1F







2009年3月24日(火)00:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

HERB (AJITO)

さて、年が明けて年始のくいだおれ紀行。
以前、初めて行ってみたら閉店1週間前だったお店、シェフシェフを取り上げましたが、その建物に新しく店が入るという噂は聞いてたんですよ。噂というか、お店の方とおぼしい人が今度そこに店を出すという話をしてるところにたまたま居合わせたという人から聞いたんですが。ややこしい。

年明けにちょうど前を通ったところ、営業を始めたらしくてメニューのボードが出てたので1月の中頃に行ってきました。
ボードやメニューにHERBとAJITOと店名らしいものが二つあるので何かと思ったら、ランチタイムの営業はHERB、ディナータイム~深夜の営業はAJITOの店名でやっているとのこと。

こちらはラーメンパスタと称するスープパスタっぽい物体がメインの売りの様子。
ランチにはセットメニューとしてパスタ+ドリンクセット(¥980)、パスタ+サラダ+ドリンクセット(¥1080)、パスタ+サラダ+ドリンク+口直し+デザートの贅沢ランチセット(¥1380)の各種セットがあります。

ということで贅沢ランチセット(¥1380)を2つ。

一つ目は野菜たっぷり塩スープパスタ。
ラーメンパスタはスープたっぷりめのスープパスタという感じ。丼の形状がそこはかとなくラーメン。
名前に違わずなかなかに野菜たっぷりです。スープは野菜コンソメスープのようなシンプルな味のものを想像したんですが、思ったよりコクがあるというか、塩バターラーメンのスープのような感じ。トッピングの刻み海苔も相まって和・洋・中のどれともつかない不思議な仕上がりになってますが、そんな些細なことはどうでもよくて美味しいです。
これをただ塩味の一言で片付けてしまうのは惜しい気がしますが、だからといって何味と言えば伝わるかというと難しいところ。何ベースなんだろう。



もうひとつは野菜とベーコンとツナのクリームスープパスタ。
こちらの方はスープパスタといわれれば普通に想像するであろうものに近い感じ。さらっとしてるけどコクが深いクリームスープが美味。
ベーコンとツナ両方一緒に入れるというのは少し変わってる気がします。
麺は生パスタを使用しているとのことで、もっちりした食感もいい感じです。
ただ、スープパスタの性質上、最後の方はスープを吸ってもっちり感が減ってくるのはちょっと残念。
まあこれはどうにも防ぎようがない気がしますが。

どちらも冬向けのメニューっぽい気がするんですが、夏場もスープパスタでやっていくんでしょうかね。
それぞれ違いがしっかりしていて、どちらもよい出来でした。



で、お口直し。すぐ近所にあるPrimeを意識してるんでしょうか、食事とデザートの間にお口直しが出てくるシステム。そいやセットの価格設定も近いです。
お口直しはシャーベット。マンゴーっぽい風味でしたが何だったかをちゃんとヒアリングしてませんでした。ただシンプルにマンゴーとは言わなかった気がする。ええと…。



自家製ティラミスパフェとオールドジンジャー。
ティラミスパフェはスタンダードかつ間違いのない仕上がり。ほどよく甘すぎずで美味しいです。
ドリンクに、ジンジャーエールと並んでオールドジンジャーというのががあったので、とりあえずなんだろうと思ってこれを選択。
手作りでこそないものの例のアレを彷彿とさせるショウガ風味。
ジンジャーがほんのり香るとかいうような生やさしいものではなく、明らかにショウガで辛いというレベル。
これはこれでクセになる味ではあるんですが、デザートと合わせるにはちょっと向いてないかもしれない。カクテルの素材とかにはよさそうなんですが。



もう一つは超うまバナモンパイとジャスミンティー(ホット)。
なんか店のお勧めなのか自信作なのか、バナモンパイを選んだ瞬間に「ありがとうございます!」というリアクションが来ました。
バナモンパイっていうとバナナのパイにレモン風味を加えてあるんでしょうか。ちょっと変わってるけどよさげな組み合わせです。

出てきたパイは焼きたてサクサク。
口に含んだときのパイ生地の歯ごたえと風味が非常に良いです。これは美味。ちょっと香るシナモンもバナナといい相性です。
さて、咀嚼しつつ同行者の人と会話中。

 「特にレモンっていう感じの味はしませんねぇ」
 「ですねぇ」
 「シナモンは効いてて美味しいですけどね」
 「…バナモンのモンってレモンじゃなくてシナモンのモンじゃないですかね」
 「( ゚д゚)!」

ということでおそらくバナナレモンパイではなくバナナシナモンパイ。
予想とは違いましたがこれは非常に美味しいです。

あと、ついでに発見した怪現象を。
オールドジンジャーを飲んだあとにホットジャスミンティーを飲むと口の中の辛さがすごいことになります。


 HERB(AJITO)

  所在   つくば市松野木152-37
  営業   11:00~15:00(L.O.14:30)、18:00~26:00(L.O.25:00)
       月曜定休






2009年9月追記
先日店の前を通ったところ、電気が消えて「テナント募集」の看板が出ていました。料理はいずれも美味しかったんですが、激戦区すぎたんでしょうか。残念。
移転なのか閉店なのかなど、詳細は不明。



2009年2月5日(木)01:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

うどんグラタン定食 他

年末食い倒れ紀行の第二弾は一部の方々に大人気のリリィ
帰省したついでにグラタンうどんを食すべく1年前のリベンジに。

と思ったら、帰省初日はMayuge実家に立ち寄った際にそのままMayuge親にトラップされてしまい、Guuさんと共におでんなどで実家晩餐。
そのまま実家でコタツなどあたりつつ雑談してたところ、Mayuge母が「こんなもん落ちてたけど」と持ってきたのはWebmoneyの用紙。
どうやらGuuさんが来がけにコンビニで買ったWebmoneyが、おでん食ってるときにポケットから落ちてた様子。額面1万円。
いやいや、これ現金落としてるも同然だから。よくレシートと間違えて捨てられなかったな。

いやー、危ない危ないと言いながら用紙を受け取ってそのままコタツで雑談など継続し、リリィは明日のお昼に、ということになって適当なところでお開きとなりました。


ということで翌30日の昼食はリリィ。
まず一枚目はMayuge注文のうどんグラタン定食(¥850)。
これまでグラタンうどんと称してましたが、正式にはうどんグラタンでした。
麺は前回のサラダうどんとおなじもっちりコシのあるうどんで、ダシの代わりにとろみが強めのクリームシチューを加えた感じ。熱した土鍋を用いて上にはチーズを散らし、仕上げに表面に焼き目が付けてあるあたりはやはり何かと問われれば確かにグラタン。
食べてみた印象は、思った以上に違和感なく普通に美味しく食べられます。
感覚的にはスープスパゲティー食べてるのと変わらないですね。冬場に熱々で食べるにはなかなかいい食べ物。

ちなみに数人に写真を見せたところ、

 「なんで関西人は炭水化物にご飯つけるかなぁ」

某道民からうどん+グラタン部分ではなくうどん+ご飯の部分に対してクレームが来ました。そっちかい。


いいじゃないか
こむぎこだもの

      みつヲ



Guuさんは煮込みハンバーグ定食(¥850)。
こちらもうどんグラタンと同じ熱した土鍋風の容器を使い、たっぷりのトマトソースで煮込まれたごろごろハンバーグがぐつぐつ言いながら登場。仕上げに盛られたチーズもいい感じです。
味見に一切れお裾分けを貰いました。うむ、肉にはトマトソースがよく似合ふ。意外にさらっと仕上げられているトマトソースがハンバーグによく染みこんでいて非常に美味しいです。

どうでもいいことですが、某サイトで管理人が松屋のうまトマハンバーグ定食があまりにも美味かったことに感動し、「神は松屋に降臨した!」と讃えていたのを何となく思い出しました。
いくら八百万いるからって気軽に降臨しすぎだろう。庶民的なとこに。

そんな感じでリベンジ完了。あとはGuuさんの部屋にお邪魔してノートで回線に寄生し、ROとかメッセ繋いでみたりしつつ雑談とか。

 「あれ、Webmoneyが無い!」

Guuさん現金1万円相当ボッシュート。
そういえば昨日Mayuge母から受け取ったあと、あの紙切れをどうしただろうかと。
とりあえず持ち帰り忘れたなら「やっぱりいらない物か」と思われて捨てられてないといいんですが…。

そんなこんなでメガテンオンラインの画面など見せて貰ったりしつつ夕方になり、リガさんがこちらに出てくるとのこと。
リガさんの希望により夕食はリリィとなりました。



そんなわけで30日の夕食もリリィ。
Mayuge注文、ステーキ定食(¥980)。
価格は現在(08年末)サービス期間中とのこと。写真の端が切れてて普段の価格が確認できませんでした。
たっぷりデミグラスソースにマスタードという組み合わせがなんとなくノスタルジック。
洋食屋さんのステーキという感じ。
これまで変則うどん系メニューに目が行きがちでしたが、洋食屋さん系メニューも順当に美味しいです。



Guuさんはみそカツ鉄板焼き定食(¥650)。
またなんか変化球ですな。私の知ってる味噌カツはジュージューいいながら出てきたりしなかったような気がします。
Guuさん的には味噌カツにはそれほど惹かれないらしいですが、このメニューはアリだそうで。
壁に貼ってある手書きメニューだったので期間限定品かもしれません。



そしてリガさんはカツカレー(¥650)。
カレーとサラダがワンディッシュに盛られ、さらにカツを敢えてルーの下に置かずに横に盛ることで、漢の完全栄養食たるカツカレーがなにやらおしゃれなランチ風に。こういうちょっとしたとこにも変化球のセンスが現れますな。
※真の漢は「肉、油、米」の三大栄養素だけで生きていけます。

ここで問題発覚。

 「え、カレーって辛口!?」

よくみたらカツカレーのメニューの上に赤い文字で辛口カレー!と書いてあります。
どうやらリガさんの苦手なものにはレモンの他に辛いものがエントリーしてる様子。

動揺してるうちにリガさんの前に姿を現すカツカレー。


 りがさんは がんばってたたかってました まる

あ、GuuさんのWebmoneyはコタツの上に置いたままになってました。


 リリィ

  所在  京都府 福知山市 昭和新町153-4
  TEL   0773-22-7603




2009年2月3日(火)02:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理


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