おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


くいだおれ(食記録)

創作ダイニング 北

土曜日はNONと同じビルの斜め向かいのテナントに入っている店、創作ダイニング 北に。
しばらく前(といってももうけっこう前)に新しくできて、NONに食事にくるたびに微妙に気になっていた店です。しかしNONの不思議かつハズレのない完成度から、ついついそちらに足が向いてしまい、今まで入らずじまいのままになってまして。この前の連休中に行ってみようということになっていたんですが、ちょうどその直前に地元情報誌の表紙を飾ったためか、それとも純粋に連休で天気がよかったせいか、満席で入れませんでした。ということでその日はあきらめてエル・ダンジュに。

ということで今回リベンジ。
とはいえ本日もなかなか盛況。空いてる席は2つほどのみ。この日はなぜか花粉があまり飛んでないようだったので、天気もいいしテラス席に。

ランチ用のメニューは会席膳、お魚膳、創作膳の3種のランチが各1680円、さらにきた膳ランチが2200円というラインナップ。

1枚目の写真はお魚膳ランチ。内容は以下のように。

 ・刺身盛り合わせ
 ・ハムのムース パパイヤと共に
 ・野菜の春巻き風
 ・車えびと小柱のクリーム和え
 ・ハマチとノルウェーサーモンのムニエル
 ・地元野菜のにぎり寿司

和食を中心にした創作料理という風に聞いてたんですが、バランスは和食よりもやや創作寄りな気配。

にぎり寿司の赤いのは赤貝かと思いましたが、ミョウガ。この野菜握りはあっさりめでけっこう良かったです。エリンギは野菜に入りますか?
卵焼きはだし巻き。関東に来て以来、久しぶりに食べた気がします。だし巻き好き。
ハムのムースに入っているオレンジ色の物体がパパイヤだったことにはこの記事を書くためにメニューを見直すまで気付きませんでした。何かの野菜かと思ってた。
ハマチとノルウェーサーモンのムニエルが、ソースが何やら酸味が効いていて意外な味でした。デミグラスソースにバルサミコ酢かレモン果汁かを足したものではないかとの分析結果が出ましたが、予想外かつ今回の中で一番の評価。



創作膳ランチ
 ・刺身盛り合わせ
 ・ハムのムース パパイヤと共に
 ・野菜の春巻き風
 ・スズキの味噌幽庵焼き
 ・牛頬肉の柔らか煮 ヌードル添え
 ・地元野菜のにぎり寿司

こちらは牛頬肉の柔らか煮がその名に恥じぬ柔らかさ。箸でどんどん切り崩せます。ソースとも非常によくなじんでいて美味でした。一緒に煮込んである付け合わせの野菜がジャガイモに見えたのに、囓ってみたら大根というサプライズ付き。
この柔らか煮とお魚膳のムニエルが美味しかったと言ったら、同行の人からその二つの味付けは同じベースではないかと指摘されました。ムニエルの方には酸味がつけてあったので気付きませんでしたが、言われてみれば。
ということでMayuge的にはこのお店はデミグラスソース系の物がいち押しらしいという結論になりました。和じゃないじゃないかとか気にしない。



あと、デザート。
ムースにアプリコットソースとイチゴを乗せた感じ。特にサプライズ等は仕込まれていなくて、まあ普通。

創作と銘打ってるとはいえ、全体的にそこまで野心的に創作に走ったりはしていないため、どの料理も安心して楽しめます。
飲み物は紅茶、コーヒーがバーに置いてあり、セルフサービスで自由におかわりできるシステム。客層は向かいのNONに比べてわりと高めで、お茶しながらくつろいでる奥様の団体などがけっこうおられました。
Mayugeが来店してテラス席に座ったときも、もう一つあったテラス席にはマダム集団が座っておられました。こちらの集団がおタバコを召される方々で、おそらくそれを気にしてわざわざテラス席に座られたのではないかと思うんですが、そちらの席はMayuge席からみると風上。
気配りは認める。認めるけど惜しいところで一歩足りてませんマドモワゼル。



創作ダイニング 北

つくば市二の宮2-17-12 ARUMIKビル1F
029-855-7799

ランチ 11:30~14:00(L.O.)
ディナー 17:00~21:00
定休日 月曜 第3日曜日





2007年5月29日(火)01:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

スリランカフェスティバル2007

さて、本日は五街さんが紹介していたスリランカフェスティバル2007に行ってきました。例によってニケ夫妻が一緒。ただし、ニケ's旦那は本日は最初の食事だけの参加。
動物と山賊をこよなく愛する優しいニケ's旦那におかれましては、本日はご贔屓のお馬の成長ぶりを確認し、さらにエサ代をあげに行かれるとのこと。これで温かいものでもお食べ。

ということでまずは会場で合流。本日は天気も快晴、代々木公園のイベント広場をいっぱいに使ってテントを並べ、本格スリランカ料理、紅茶、果物、雑貨、衣料などが売られています。
趣旨としては似たような感じですが、先日のインド大使館に比較すると、会場が広く取れる分かなり大規模になっています。たとえてみれば大学の学園祭にランプの魔神が舞い降りて、煙幕と共に模擬店の店員を全部スリランカ人にしてしまったくらいの規模でしょうか。
よけいわかりにくいですか。Mayugeもそうじゃないかと薄々思ってました。



さて、ちょっと早めの昼ご飯。
左上からライス・コットゥワ、チキンの何か、エッグホッパー、スリランカカレー、ダル・ワディ、フィッシュ・ロティ。
それぞれチャーハンのような物、スパイシーな鶏もも焼き、クレープと目玉焼きのあいのこのような物、激辛カレー、衣の無いカレー風味豆コロッケのような物、ツナ入りマッシュポテトをもっちりした皮で包んで焼いたような物といった感じ。せっかくなのであまり見かけない物の方を優先してみました。ダル・ワディがシンプルでなかなか好みの味。衣のないサモサとか言わない。

昼食の後、ニケ's旦那は馬を愛でに旅立っていかれました。
ちなみに旅立つ旦那を見送る際、ニケと旦那の間で、今日一日で夫婦のどちらがより無駄遣いをするかについてささやかかつ不毛な激論が交わされていました。



食後は紅茶、雑貨、民族衣装などの露店を端から順に。
露店の他にも、ステージでは日本とスリランカの民族舞踊なども披露されてました。エスニック料理と民族衣装と民族舞踊の好きなニケにとってはまさに夢の祭典。
さっそく民族衣装を試着するからかばんを持ってくれと頼まれて、ニケのかばん(お持ち帰り品用に別に持ってきてたエクストラバッグ)を肩に掛けつつ店内を物色。
なんか後でゴソゴソと違和感があると思ったら、ニケが買い足した荷物をいそいそとMayugeが背負ったニケのカバンに詰め込んでます。

うわ、こいつ自分の荷物自分で持つ気無ぇ。



さて、そんなんしてるうちに午後もいい時間になってきました。満腹感も一段落したので次はデザート分補充。こう、会場内を歩いてると他人の持ってる妙なデザートがすごく気になります。会場の片隅に近付くにつれ、妙な焦げ茶色の茶碗を手に持った人が増えてきました。その謎茶碗が写真の左側、キリパニ。軽めのヨーグルトムースっぽいものに黒蜜のような蜂蜜のようなソースをたっぷりかけたデザート。見た目ではフルーツソースかと思ったんですけどね。

予定外に重い荷物を一個余分に肩からさげて歩いているMayugeとしましては、冷たい物が欲しくなってまいりました。
ということで、これまた他人が持ち歩いてたデザートを見てそれを探しに。
ジューシーマンゴーデザートというそのまんまかつ抽象的な名前を掲げる店発見。写真右側、かき氷にカットマンゴーのゴロゴロ入ったソースをかけ、練乳をまぶしたもの。
時間は午後2時半。昼ご飯でふくれたお腹にも少し余裕ができて、強い日差しが会場の人々を自然と冷たいデザートへと誘う時間帯。マンゴーデザートのテント前に列ぶ行列は通路を横断して対岸に達し、さらに折れ曲がって伸びる盛況ぶり。そこに列んでなんとか入手して戻ってきました。
まずは記録記録。マンゴーデザートの器を左手に持ち、右手にデジカメを構えてっと。

いや待て。これはお前が食べやすいように前に掲げ持ってるわけじゃないから。写真撮ろうとしてるうちからぐしぐしかき混ぜて食う体制にはいるのはやめろ。私は自動給餌機じゃないぞ。
ということで写真で突き刺さってるスプーンはこういう風に配置されていたわけではなく、ニケがソース、マンゴー、氷を自分好みの比率に調製しようと作業をしてるところ。
最初はかき氷の上にもっさりマンゴーが乗ってたのに、写真撮る前に崩しやがった。


会場内は日本人、スリランカ人はもちろんのこと、世界各国から様々な民族の方々がおいでになって楽しまれてました。
あと、こういうのが好きな人が来てるので、民族衣装風の服で来てる人もけっこういて、そちらもなかなか面白かったです。



しかしいくら民族が多彩に集まってるからといって異星人まで来るのもいかがなものかと思う。
お前らそういえばクローン人間はどうした。



2007年5月27日(日)23:45 | トラックバック(0) | コメント(2) | くいだおれ(食記録) | 管理

キッチン&カフェ エル・ダンジュ

5日は昼食にキッチン&カフェ エル・ダンジュに。
しばらく前から近所のスーパーなどに行くときに看板だけが見えていて、何の店だろうと思ってたところ。
職場の送別会で一度デリの弁当を利用したんですが、全体的にあっさりした味付けに野菜たっぷりといった感じの料理でした。

店の位置は、地図上ではつくば近辺の地理をご存じの方ならすぐわかりそうに見えるんですが、周囲の建物とかの関係で奥まった感じの場所にあり、ちょっとわかりにくいです。
ていうか手前の別の店と勘違いしそうになりました。
駐車場からわかりやすい位置にメニューとか矢印を書いたプレートを立てるとかして店の位置を主張した方がいいんじゃないかと思います。

上の写真は旬野菜いっぱいランチプレート。900円。
内容は
 ・タケノコ入りミートローフのパセリクリームチーズソース
 ・銚子産カツオのカルパッチョ
 ・朝採り野菜のマリネ ゴマ風味
 ・サツマイモとカボチャのヨーグルト和え
 ・紫芋入りポテトサラダ
 ・ヒスイ卵
 ・スープ

看板に偽り無く野菜たっぷり。ご飯は黒米が一緒に炊き込んであります。
味付けは全体的にシンプルであっさり目。かといって味が薄いということもなく、素材の種類が豊富なのもあってけっこう満足感があります。ぱっと見で名前がわからない野菜がいたり。



野菜炒めチェダーチーズ丼。800円。
これまたメニューで名前だけ見てもどんなものが出てくるか想像しにくいので頼んでみたメニュー。
最近注文するものはこのパターンが多い気がします。
野菜炒めという名前になってますが、油っ気が少なくて炒めてるという感じではなく、どちらかというと茹で野菜のような感じ。温野菜丼といって出してもよさそう。そこにチーズと半熟目玉焼き。
こちらもランチプレートと同じポテトサラダ付き。



キャラメルブルーベリーパイ 300円。
ブルーベリーの下に敷かれたカスタード層がとろっとクリーミー。さらにパイ生地はサクサクした食感がしっかり残ってて、非常に香ばしくて美味。



ベトナム風プリン。こちらも300円。
ベトナム風って何だろうと思ったら厚焼き卵に大根おろし乗せたようなものが出てきて驚愕。
卵焼きライクなのは食感しっかりめの蒸しプリンを四角く切ったもので、上に盛ってあるのはカラメルのシャーベット。夏向きでインパクト、味ともになかなかいいです。



ドリンクセット(食事に+180円)で注文したブラックベリーティーは、フレーバーティーじゃなくて実際に実がポットに放り込まれてるタイプでした。
なぜかベリーというよりは黒糖っぽい香りがしてました。仕組みは謎。
あと、後ろにちょっと写ってるグレーのポットはハス茶。こちらはジャスミンティーに似た感じ。すっきりしていて和菓子や中華菓子などにも合いそうでした。

全体として健康によさそうな食事という印象が強いです。
どちらの料理も味付けがあっさり目なので野菜の味がしっかり感じられます。あと、ヘルシーさを売りにしてる料理にありがちな、「葉っぱっぽい味が強くて食べにくい」とかいうようなこともなく、大変食べやすいです。
野菜を食べて健康な気分になりたい人などにおすすめ。

あと、テイクアウト可のお弁当が600円~であるようです。
以前利用したのはこちらでしたが、これもヘルシー路線で入ってる品数も多く、なかなかよかったです。


キッチン&カフェ エル・ダンジュ

つくば市竹園2-7-27猪野MS1階
029-858-2370
定休日 毎週日曜日、第三水曜日
AМ11:00 - PM9:00(L.O)



2008年 追記

平沢進御用達だったかもしれないことが判明したと同時に、どうやら閉店したらしいことが確認されました





2007年5月16日(水)01:09 | トラックバック(0) | コメント(4) | くいだおれ(食記録) | 管理

Raja(タンドリーセット)

タケノコを求めて来襲したニケの希望で、夕食はインド料理。インド・ネパール料理 Rajaへ。
あんた1週間前にインド旅行から帰ってきたとこじゃなかったか。

Rajaは家から近いのもあってこれまでか来てますが、夜に来るのは初です。
今回はタンドリーセットを各自注文。1760円。つくばインドカレー事情からするとやや割高かもしれませんが、多分都心方面のインド料理屋で考えたら普通かやや割安価格といったところでしょうか。

内容はカレー1種、ナンまたはライス、タンドリーチキン、チキンティッカ、カバブ、ミニサラダ、ドリンク。
カレーは通常メニューの中から好きなものを一つ選べるため、選択肢が40種類弱あってなかなか迷うところ。
私がチキンパッサンダ(生クリームとカシューナッツソースのカレー)というのを選んだら、ニケがちょうどそれかもう一つかで悩んでたらしく、満面の笑み。すでにかすめ取る気満々。
ニケが選んだのはチキンララ(鶏もも肉とひき肉のトマトソースのカレー)だったかな? うろ覚え。
それぞれ選択をナンとライスにして適当に分けることに。

チキンパッサンダはそこまでびっくりするほどカシューナッツという感じでもなく、まあ普通にインド風カレー。ややカシュー風味という感じ。チキンララの方はなんかダルカレーっぽかったような印象が。
これはひょっとしてニケが頼んだのがチキンララだったというMayugeの記憶の方が間違ってるだけか?



タンドリ-部分。
カバブが生姜風味がしっかり効いていて、ちょっと変わった感じだけど非常に美味でした。ごはんと醤油を持ってこい。焼きすぎてなくてジューシーだったのも高得点。
赤いのがタンドリーチキンかと思ったらどうもシンプルな味わい。赤い焼き鳥(塩)?
普通に焼き鳥色の方がタンドリーチキン味。まあ以前にレシピ調べたときにタンドリーチキンの赤色は単なる食紅という記述を見かけたので、別にタンドリーチキンが赤い必要はないということは理解してますが、それでも赤いのと赤くないのが出てきて、赤くない方がタンドリーチキン味だとなんか変な感じ。
チキンティッカと称してタンドリーチキン風の外見のタンドリーチキン風味が出てくる店もあるので、あいかわらずチキンティッカの基準が何なのかが不明。
美味しいからべつに名前が何でもかまわないんですけど。


食後、腹具合に余裕があれば単品でモモ(サモサの中身が肉になったようなの)を追加したいと言ってたんですが、余裕がなかったのでまたの機会に。


インド・ネパール料理 Raja(ラージャ)

茨城県つくば市二の宮2-2-3 パークサイド内
029-855-2667

定休: 年中無休
平日: 11:00 - 15:00 / 17:00 - 24:00
土曜: 11:00 - 24:00
日祝: 11:00 - 24:00



2007年5月14日(月)19:38 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

アバンティ(ラニセット)

29日は休日当番で午前中にちょっと出勤したついでに、昼食をけっこう久しぶりのティで。

カレーの他にも何か副菜が欲しい気分だったので、ランチメニューではないですがラニセットを注文。
うちわけはカレー1種(チキン、野菜、ポーク、ラムから選択)、パニールマカニ、ナン(Mサイズ)、ライス、チキンティカ、パラククロケット、サラダ、デザート。
パニールマカニって何だろう。名前からチーズの何かってことは判るんですが。
パラククロケットはメニューの単品のところを見た結果、ほうれん草のコロッケとのこと。



ということで出てきました。パニールマカニって何だろう…って、ええと、左から、ライス、サラダ、カレー、コロッケ、チキンティカ、サラダ、そして下にナン。

…それらしいのが無いよな。とりあえずパニールはヒンディーのチーズなのでチーズの何かなのは間違いないと思うんだけど。いやこの店のことだから豆腐が出てくる可能性も否定できませんが
この緑色のコロッケっぽいのが意表を突いて中身はチーズってことは…ないか。そもそもそれだと今度はパラククロケットが無いことになるし。
ていうかどうみても間違えてサラダ2つ置いてるだろこれ。これは厨房のどこかにMayugeの皿に乗るはずだったパニールマカニが取り残されてるはず。

とりあえず店員にご注進。

「すみません、サラダが二つ付いてるようなんですが、合ってますか?(意訳:パニールマカニが付いてないようなんですが)」
「ア、すみまセーン」

あわててサラダを片方持って厨房へ戻っていく店員。そしてそのままご休息モード。

忘れてた。ここはインドだ。治外法権だ。こんな遠回しな指摘で店員が自ら間違いを発見するとか思ったら大間違い!
サラダを持っていった店員が流れるように休息に移行したのに気付くのがちょっと遅れたため、そのままリアクションを待ってて半端に間を開けてしまいました。そのため、今さらあらためてまた指摘するのもなんかなぁという雰囲気に。結局そのままそれ以上主張せず、ある物だけで食べてしまいました。
イエス!アイアムアチキン トゥー!!

ちなみに自分の記憶違いでないか確認のためにメニュー眺めてたら、単品カレーのところでパニールマカニがトマトとクリームソースにチーズを加えて煮込んだカレーであると判明しました。

あと、デザートは後から出てきたので撮り忘れましたが、チャツネらしきものをかけたマンゴーソース。けっこう甘いけどカレーの後にはちょっといいかもしれません。



2007年5月13日(日)03:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

陶炎祭うちあげNON

さて、30日は笠間陶炎祭のあと、ひとまずつくばまで戻ってきまして、一旦Mayugeの部屋で一休み。

とても他人の家にいるとは思えないくつろぎっぷりで寝っ転がってそのへんから発掘した漫画を読むニケ、ネタを忘れないうちにBlogの文章を書くMayuge、そして完全にダウンして仮眠に入るニケ's旦那。朝6時から運転で酷使されてきたのでやむを得ないかと。

そういえば別の時にニケが発言してました。

  ニケ 「車の中で寝てて、目が覚めると怖くないですか?」
  Mayuge 「居眠り運転しかけててってこと?」
  ニケ 「いや、人に運転任せて寝てて、助手席で目が覚めたとき。」
  Mayuge 「? というと?」
  ニケ 「自分がこんなに眠いんだから、運転してる人も眠いはずじゃないですか。本当に大丈夫なのかって」

そこで運転を交代するとか、せめて起き続けて話し相手になるくらいする気はないのか

  ニケ 「いやだって眠いし。」

まさに外道。


こんな感じで2時間半ほどの休息の後、夕食に。行き先はここではよく採り上げてるNON

ニケ's旦那はニケからの伝聞とかここのBlogから情報は得てると思われますが来店は初。
8時過ぎに入ったものの店内はけっこう混んでまして、通常は2人掛けに使われるテーブルに3人で座ることに。

注文は各自一品たのみ、さらにサービスセットをプラスすることに。

 ・ドリンクセット  +250円
 ・Aセット(ドリンク、サラダ、スープ)  +300円
 ・Bセット(ドリンク、サラダ、スープ、デザート)  +500円

全員Bセットを注文。
まずサラダとスープが来たんですが、テーブルが小さめで3人分の料理はきつそうなため、メイン料理が来る前に片付けておかないとスペースが足りなくなるのは火を見るより明らか。ということでひとまず全員で黙々とサラダ、スープ消費。

ちなみに一枚目の写真はニケ's旦那の注文したハーブチキンといろいろきのこのぺペロンチーニ。
ここの料理はわりとむやみにボリュームがある印象が強いですが、パスタはわりと普通サイズ。



さらにナチョアボチーズバーガー。Mayuge注文。
前回のアボカドショックが尾を引いているのかもしれません。
これでも一般的なハンバーガーとしては充分に型破りだと思うんですけど、この店に来慣れるとこれすらごく無難な選択肢に見えてくるから不思議。
相変わらずフワフワにカリカリのバンズが美味。

ちなみにアボカドレアチーズケーキのパフェは予感が的中して月替わりのメニュー変更を前にメニューから消えてました。なかなか悪くなかったのになぁ。一般の理解を得るほどには世の中が進んでなかったということでしょうか。
ここの店のメニューは一見妙な組み合わせの料理でも破綻してたことがなく、安心してチャレンジできるんですが、これを見るにちょっと変わった物を試してみたければ、月の初めのうちに来ておいた方がよいのかもしれません。あまりにチャレンジ色が強すぎると注文する人が少なくて月末にはエントリーから外されてる恐れが。

このへんが届いた辺りまでの旦那の反応は「まあハンバーガーとしては大きめかなぁ」程度。



そしてニケ注文、パルミジャーノチキンとフレッシュトマトのサンド。パンをベーグルかバケットで選べたのでバケットで。
なんか標高、横幅ともにNONの本領発揮という感じの物が出てきました。

どうでもいいことですがこの店で「~サンド」という名前のメニューを注文して、まがりなりにもパンで挟んだシルエットの物が出てきたのは今回が初めてなような気がします

グリルチキン系はやはり貫禄の完成度。
スープはカップくらいのサイズだったんですが、サラダは普通に皿で各自に出てきたので、それも合わせるとなかなかのボリュームに。
まあニケなのでしっかり自分で食べてましたが。ぬかりなく全員の注文した物を味見するのも忘れずに。



さて、デザート。チーズケーキとあずきの和ぱふぇ。
そうそう、前回アボカドチーズケーキパフェっていうとこんな感じで出てくるかと思ったんですけどね。チーズケーキ丸ごとトッピング系。

ていうかサービスセットに付いてくるデザートって値段的にミニサイズのだと勝手に思ってたんですが、レギュラーサイズですか。



NON風フルーツショートケーキ。

…これは明らかに世間的に「ショートケーキ」と言われて一般人が想像する物とは違う気がする。
ここから察するに、これすらさらっとショートケーキと名乗らせてしまうほどのキャパシティーを持った「NON風」という接頭語のフトコロが深すぎる。


ということでニケ's旦那はNON初体験となりましたが

「Aセットにプラス200円であのデザートが付くって、絶対計算おかしいって!」

楽しんでいただけたご様子。


ニケ夫妻はこの後、例によってドリアンを購入した後、横浜まで帰っていきました。
もちろん運転の交代は無しで。

お疲れ様でした。



2007年5月13日(日)01:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

アンマーカリヤ

土曜日は久々にカレー。今回はインドではなく、スリランカカレーのお店、アンマーカリヤに行ってきました。
先月あたりにポストに放り込まれてた地元情報誌で見かけて気になっていた店です。

とはいってもスリランカカレーとインドカレーの違いが何なのかよく知らないんですが。
冊子によるとナンに似た感じのスリランカ風のパン、「ロティ」が名物とのこと。

ランチメニューは

お得ランチ    790円
おすすめランチ  990円
まんぞくランチ  990円

いずれもカレー2種にダーメリックライス、ポテト、サラダ、スープ、パパダム、ソフトドリンクが付きます。
さらにおすすめランチにはロティがつき、まんぞくランチはターメリックライスが2山になります。

この他、単品カレーや一品料理などが500円程度であり、この手のアジアカレー専門店としては全体的にかなり割安な印象。



ということでまんぞくセット。
ターメリックライス2山がなかなか迫力ですな。

ってしまった! ロティ食べようと思って店に来たのにメニュー見間違えた!
どうやら私が注文すべきだったのはおすすめランチだった様子。
まあご飯好きなんでいいですけど。さすがにこれに単品追加はちょっと多すぎるので、ロティはまたの機会に。

黄色っぽいのが本日の日替わり野菜カレーで豆カレー、赤っぽいのがチキンカレー。チキンカレーのかわりにポークカレーも頼めます

カレーはどちらもココナッツミルクがベースで、スパイスがしっかり効いたスープタイプのカレー。
どちらかというとインドカレーよりはタイカレーに近いように思えます。
見た目通り豆カレーの方がココナッツミルク風味が強めで、辛さはどちらもけっこう辛め。私としてはどちらかというとチキンカレーの方が好みでした。味自体はスリランカ(店名)と同系統の印象。ちなみにスリランカは何度か食べに行ったんですが、写真撮影不可とか書いてあるのでうちでは未収録。

そういえば現在の職場と、以前在籍していた大学の食堂の両方で「スリランカカレー」というメニューがありまして、これはココナッツミルクの気配がしないトマトベースの赤っぽいカレーなんですが、アンマカーリヤやスリランカのカレーとは全然似ても似つかない物です。職場と大学のスリランカカレーはあきらかに同じ物なんですけどね。同じ業務用のベースでも使ってるんだろうか。
スリランカカレーの基準をよく知らないので、どっちがより正しい姿なのかは知りませんが。

手元にあるアジアカレーレシピの本に載ってるレシピは(作ってみたことはないですが)どうもアンマカーリヤ系列のカレーと思われます。
一方、以前職場の近所にあった大衆食堂がスリランカレストラン294のスリランカカレーを週に一回取り寄せ、数量限定で出してたんですけど、これは学食の方のスリランカカレーと同系統だった気がします。
この辺から察するにスリランカカレーと呼ばれるものにはココナッツミルクベースのものとトマトベースのものの2種類の派閥があるんでしょうか。

サラダとスープはそれぞれサウザンアイランドとコンソメのわりと普通の物。
なにげに横に添えてあるポテトがピリ辛にスパイスが効いていて美味。
カレーの後ろに立てかけてある白い板がパパダム。薄く伸ばした小麦粉を油で揚げて膨らませたもの。インド料理店に行くとお通しみたいな感じで出てくることがありますね。油がよく切れてるのか、油っこさは感じないです。素朴な塩味でけっこう好き。


ということで、ココナッツミルク風味のタイカレーなど好きな方にはお勧め出来るのではないかと思います。
あとMayugeとしては食べ損ねたロティをまた試したいのと、単品料理にあったデビルチキン、デビルポテト、フライドライスあたりを試してみたいところ。



2007年4月24日(火)00:24 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

NON(アボカドパフェ)

土曜日、ちょっと久しぶりにNON
今回はいい天気で気温もちょうど適度なくらいなのでテラス席に陣取ってみました。

ていうか入店したらまずは普通に店内のテーブルに案内されたんですが、注文のついでにテラス席が空いてないか聞いてみまして。

 「申し訳ありません、本日はテラス席はいっぱいになっております」

あー、まあ天気いいしみんな考えることは一緒ですねぇ。
そして注文を待ってる間にちょうどテラス席にいた先客が帰っていくのが見えたので再度テラス席希望。無事に移動と相成りました。
無理言ってすまん。Mayugeもうすぐ花粉症の季節だから今しか座れないんだ!
花粉症終わる頃には梅雨だし。

ということでランチメニューからアイダホバーガー。
真ん中にはさまってるマッシュポテトの辺りがおそらくアイダホ。
ていうか相変わらず標高の高いハンバーガーで。どうやって食べるんだこれ。

この店のバーガーはバンズの表面がカリッとしつつ中はふわっとしていて非常に美味しいんですが、ナイフで切って食べるには難儀します。かといって直に囓るには厚みがありすぎますし。今回はそれに加え、中央のマッシュポテトレイヤーの存在がさらに難易度を上げてます。

ハンバーグは手作りっぽく素朴な味わい。しかし厚切りのベーコンとも相まってボリュームは例によってしっかり。

というような文を書いてたら、「そういえばなんでアイダホといえばポテトになるんだ?」とふと疑問が浮かんだので検索検索。
ジャガイモ博物館というサイトに「アメリカでのフレンチフライの製造は、良質のジャガイモが生産されるアイダホ、ワシントン、オレゴンの3州で主に行われています」との記述が。どうやらアイダホの特技はジャガイモということで問題ない様子。
と思ったら「お前ら、アイダホつったらポテトって言うのやめろ! ていうかアイダホ住民も嬉しそうにナンバープレートに芋とか書いてんじゃねぇ!」とお怒りの上院議員様がおいでになる様子。どうでもいいやん。

ということで「アイダホのナンバープレートには『芋・超有名』とか書いてある」とMayuge記憶にどうでもいい新たな項目が加わりましたので皆様にもお裾分け。あと、アイダホの上院議員に芋の話をすると突然怒り出す恐れがあるので、会うことがあれば気をつけてください。



アボカドレアチーズケーキとバナナのはちみつパフェ。
とにかくどんな物体が出てくるのか名前から想像しにくかったことと、なんとなく今回を逃したら二度とお目にかかれないような予感がしたため注文。以前、ケーキが丸ごと乗ってる感じのパフェがあったので、想像し難いなりにもアボカドのペーストが練り込まれたレアチーズケーキが上に乗ったパフェを思い描いてみたんですが、なんかざく切りアボカドがゴロゴロトッピングされた物が出てきて驚愕。
内部に埋没したレアチーズケーキがほんのり緑色なので、こちらはこちらでアボカドも練り込んである様子。
しかしイロモノかとおもいきやなかなかちゃんとデザートとしてまとまった仕上がり。この店はこういう妙な物を作らせてもしっかりと一定の水準に達した物が出てくる安心感があります。不思議。


ふわふわイチゴシフォンと朝摘みいちごの練乳パフェ。
注文時、アボカドのパフェがどのような結果になるか非常に不透明だったため、保険でもう一個は力いっぱい無難そうなデザートに。
シフォンケーキもけっこうしっかりいちご風味、あとふんだんにいちご。こちらも非常に美味しかったんですが、なにぶんアボカドのインパクトに負けてしまい、印象が薄く。ていうかこの店に来るとたいてい一品はインパクトがありすぎてそれ以外の物の印象が薄れてしまうような気がします。



2007年4月16日(月)02:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

さくらチャリティーバザー

この線からこっちインドな。(挨拶)

以前にもレポートしたインド大使館さくらチャリティーバザーの季節がが今年もやってまいりました。

以前の記事にも書いてありますがこのバザー、「桜が咲く頃の日曜日開催」というアバウトな日程と決められていまして、確実に開催日を知るにはインド大使館に直電で聞くしかないようです。一昨年は大使館HPにどういう気まぐれか日程が告知されていたんですが、去年はついに日程告知らしきものは出ずじまいでした。

ということで今年。例によってというかなんというか、大使館のHPには告知は出てません。しかし2年前と比較してWebテクノロジーが格段に進化した世界に住む我々には新たな武器があります。いまや数時間前に更新されたBlogの情報がサーチエンジンで手に入る時代!

検索した結果、インド大使館に電話連絡を取って情報を入手された方のBlogなども見つかり、今年の開催日は3/24、25両日に確定したとの連絡を受けたと書かれてました。いつの間にか日曜日開催から土、日開催になったんですね。
ついでにBlogのトップに行ってみて、と。
早くも3/31、4/1の両日に変更されたっていう追加情報が出てますね。お前ら、確定の意味を言ってみろ。
いくら情報交換の手段が発達しても大元の情報そのものがどんどん変化していくカオス。

まあ今年は気象庁自らが桜の開花予想に失敗したりしていますし、それの影響もあるということにしておきましょう。
エントリには「開花予想が繰り下がったけどバザーは予定通り3/24、25に開催するとのこと」って書いてあったけどな!
ちなみに引用するためにもう一度そのBlogを探そうとしたけど、もはや検索結果がバザー体験談のエントリで埋め尽くされてさっぱり見つからない罠。

ということで相変わらずなインド人的スケジュールに翻弄されつつもハッピーフィートOFFの翌日、4/1はニケ夫妻と共にインド大使館に行ってきました。
写真は千鳥ヶ淵周辺の桜。そして九段下からびっしりと人。



そしてインド大使館に着いてもやっぱり人。
前回来たときは大使館の表側で店をやってましたが、今回は裏側に移転した様子。店もずいぶん増えてますね。
写真はテントに設置された窯でナンを焼くオヤジ。カレーの他、サモサ、タンドリーチキンといった定番と、その他その辺のインド料理屋では見かけない色々が並んでます。



とりあえず各自自由行動というか、人がびっしりでどうにもならないので一旦散開して食べ物を買いに。カレー系はだいたいどれも700円、スナックなどの単品は500円前後。ニケはベジタブルカレー、ニケ's旦那はチキンカレーをどこかで買ってきました。写真上はベジタブルカレー(ナン付き)。

下の写真、右のカレーはMayugeが買ったヨーグルトカレーwithサフランライス。肉団子入り。ていうか強いていえば肉団子ですけど、スパイスというか薬味野菜っぽい物がふんだんに使ってあってなかなか変わった感じ。ただしちょっと塩辛い。

左側にあるのはインド風コロッケと称して売ってた物。
前回行ったときにサモサとはどうやら別にインド風コロッケというものを売ってた様子だったんですが、売り切れていてさっぱり正体不明だったので気になってた一品。
中身はカレー風にスパイスの効いたジャガイモと豆など。それを皮で包んで揚げ、ミントチャツネらしき物をトッピングした感じ。
…サモサと何が違うんだ。三角が丸になっただけに思えるんだけど。正確な名前が何なのかよく分かりませんでした。「インド風コロッケ」で検索してもサモサばっかり出てくるし。

学生時代に時々行っていた自由が丘のインド料理屋、サンガワでサモサを注文すると、何やら緑色のゾルがついてくるんですが、当時からこのソースが何なのか気になってたんですよ。で、会計の時にちょうどインド人シェフが来たので、「サモサの緑色のソースって何ですか?」と聞いてみたところ、「チャツネ。」との返事が返ってきました。
ニュアンスとしては「タレだよ。」と答えられたような感じでしょうか。何のヒントにもならねぇ!

でまあ、最近思い出して検索し、ミントチャツネだったんじゃないかと思ってたんですが、今回意識しながら食べてみた結果、やはりヨーグルトベースのミントチャツネだったんだろうという結論に達しました。ミントチャツネのレシピ自体は検索すると多少出てくるので、そのうちサモサ作ったときについでに試してみようかとか思案中。



あと、せっかくなのであまり見たことない物を買ってみましたシリーズ。
左側、SAMBAR WADA(野菜スープドーナッツ)と書いてありました。ドーナツは豆腐ドーナツのような食感。小麦粉じゃなくて大豆粉でも使ってるんですかね。
野菜スープはやや酸味があるというか、使ってる野菜にピクルスのような酸味があり、その酸味がスープ全体に移ってる感じ。野菜はどうやら大根。ちょっと予想と違うドーナツの食感とも相まって、全体的にやや不思議な味。

右側、ジュレビ。
豆の粉を練った物を油で揚げてシロップにくぐらせたという、聞くからにカロリーの高そうなデザート。
インド大使館に着いてすぐ、インド人幼女がなにやらひょろっと長いオレンジ色で透明なの紐状の物体をモリモリ囓りながら歩いてるのに出くわし、「何食ってたんだ今の子供?」と思ったんですが、どうやらこれだった様子。
さて、味の方は、と。

油甘物(C)西原理恵子

なんていうか脳に衝撃が来るぐらい甘い。辛いカレーを食べたときよりも切実に水がほしくなる一品。や、シンプルで美味しいんですけど。お茶と一緒にちびちび食べてると、ついついいつまでも食べてしまいそうな感じ。甘くない飲み物が一緒にないと無理だが。



そんな感じでインド食品を堪能。
この他、チャイ、ラッシー、マンゴーやグァバのフレッシュジュースなどの飲料品(写真上)、ヘナアートの実演(写真下)、民族衣装やアクセサリーの販売など色々やってました。
検索中に「インド大使館建て替え工事のため、さくらチャリティーバザーは今回で最後」という情報を見かけたんですが詳細は不明。工事が終わったらまたやってほしいところです。



2007年4月12日(木)23:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ハッピーフィートOFF-アラビアンロック

週末はニケ主催のハッピーフィートOFFとなっておりました。とりあえずMayugeは午前中に休日当番があったので昼過ぎに新宿でニケ、五街さん組と合流。あと、ツインさんが五街さんにお好み焼きせんべいを渡すために登場するもそのまま遁走。伊織さんは休日出勤から逃れられなかったために夕方の飲み会から合流予定。無理矢理カウントされた魔王・峰さんはこっちに向かってるような向かってないようなメールを返して来つつも現れる様子はなく。
ということでニケが金券ショップで買ったチケットが「どこでも使える」という触れ込みだったにもかかわらず、特定の映画館限定だったとかいう微妙詐欺もありつつも無事に映画館に。
ていうか予定と違う映画館になったので上映時間まで1時間の半端な空き時間が。ロビーでポップコーンでもほおばりつつダラダラ時間潰し。なんか館内からペンギン映画のものとは考えにくい爆発音が繰り返し聞こえるんですが。

総括

 ・ 子ペンギンがかわいい
 ・ CGはマンガチック過ぎず、リアルだけど動きが適度にコミカル
 ・ 子ペンギンがかわいい
 ・ 背中のアレが自爆スイッチに見えて仕方ない。
 ・ 子ペンギンがかわいい

そんなところで。
映画館が急遽変更になった都合上、字幕版で見る予定が吹き替え版になったんですが、 変な子役の棒読み台詞を聞かされるようなこともなく 歌部分は元の音声のままだったし、それほど違和感はなかったです。
ややオチが強引な気がしましたが、画面いっぱいのペンギンの集団が踊るという馬鹿映像を堪能するのが主目的なので問題ありません。おおむね満足。

上映後、ニケがパンフとシールを買おうとしたんですが、シールは在庫が無く、展示してあった物になるけど構わないかと店員に聞かれてます。まあ別に展示してたからってすり減る物でもないし、それを購入。
ニケの後ろに列んでた親子連れの方から

「あら、シール売り切れちゃったって」
「ぇ~、シールもう無いのー?」

とか聞こえてるけど気にしない!
無慈悲に子供の前から最後のシールを持ち去ってました。



さて、魔王はどうも近くにいるようなメールを送って来つつ相変わらず合流する気はない感じなので飲み屋に移動。
今回の会場はアラビアンロック新宿スクエア店
以前のにゃふ会の時に候補地に上がっていて気になってた店ですな。


 「こちらのドアを開けていただきますと、壁に埋め込まれた魔法のランプがございます。そこに手をかざして『ひらけゴマ』と魔法の呪文を唱えれば、お客様の前に幻想のアラビア世界が広がります」

という説明とともに一枚目の扉が開かれてまずは小部屋に。どっちかというと消毒室のような。
正面の壁に窪みがあり、そこに金色のランプが。その隣に次の扉。

 「ランプってこれですかね、なんて言うんでしたっけ?」

といいつつ手を伸ばしたら勝手に扉オープン。え、呪文は!?

 「はぁ~ぃ、幻想世界、アラビアンロックへようこそ!」

の声と共に扉の向こう側から中東風の踊り子さんの衣装を着た女性二人登場。

 「お客様がおいでになることは占星術によりあらかじめ判っておりました!」

え、ああ。占星術ね。うん、便利だよね、占星術。調べ物したり予約したり。
うちの地元の方言ではネットとかメールって呼んでるけど。

「この店の中では皆様がキングとクイーンになっていただけるよう魔法をおかけします。」

といってまた現れたランプからの煙幕を食らう一行。
ということで客席の方に。客席は個室ベースで薄暗めの照明にアラビア風の装飾だの小道具だのが配置されてます。ただ、よく見るとエジプト~インド辺りまでの色々が無秩序に混ざってる気配がします。そもそもメニューの表紙の写真、どうみてもインドのタージマハル寺院ですが。
今回はコースで予約してあったのでメニューは必要ないんですが、とりあえずチェック。

・パニック! 羊飼いのライス
・クラッシュ! ポテチのシーザーサラダ
・スプラッシュ! ベリーxベリーヨーグルト

全体的にカオスな気配。
羊飼いの身にいったい何が!とか言ってたときに五街さんがボソっと言った、「う、うわぁぁぁ! 羊燃えとる!」がわりとツボに。パニックってライスじゃなくて羊飼いにかかってたのか。ていうかそんなイヤな汗をかきそうな料理は御免こうむる。

さて、そうこうするうちに伊織さんも到着し、宴開始。
召使いが前菜の小皿を持ってきて差し出します。
ちなみにこの店では料理を運んできたり注文を聞きに来たりする担当店員を召使いと呼称するようです。

 召使い 「ではこちらから皆様お好きな皿をお選びください」

ん、なんか裏面にリンゴのマークが付いてますな。

 召使い 「底にシールが貼ってある皿をお取りになった方が本日の王様となります」

待て、さっき皆様がキングとクイーンとか言わなかったか?
いや、全員が王様でもその中のさらに王様ということなのか。
いうなればキング オブ ザ キングス。

とりあえずMayuge王様。
王様なので目印がわりに首にレイをかけられます。
いや待て、これもずいぶん遠くの風習が紛れ込んでないか。
ということで運ばれてきた料理にどんなソースをかけるかも王様が決定します。

 召使い 「黒ごま、白ごま、トマトの3種類のソースがございますがどれにいたしましょう?」
 平民  「3つ全部ってできます?」
 召使い 「…はい、大丈夫です」
 王様  「じゃあ、それで」

この王権は間違いなく傀儡。

3種全部でもいいか聞かれたとき、答える前に店員さんが一瞬、あきらかに困ったような顔をした気がするけど王様なので気にしない。



炎のサーベル プロシェットイリュージョン

 召使い 「私が『ベサメ・クニオ(?うろ覚え)』と唱えますので皆様で続けて『ファイアー!』と唱えてください」
 伊織さん「邦男って誰ですか?」

疑問をシカトして準備を続ける召使い。
サーベルに刺したプロシェットを客席まで持ってきて、その場でフランベにするあたりがイリュージョンだそうで。この文だけ見たら日本語とは思えませんな。
思ったほどボワっと燃えるわけでもなく、わりとゆらゆらと燃え続ける感じ。



 召使い 「パニック!アリババと40人の盗賊ライス」には『小パニック』『中パニック』『大パニック』とございますが、どれにいたしましょう?」

  [> せっかくだから俺は大パニックを選ぶぜ!

で、結局なにがパニックなんですか? ああ、辛さですか。なるほど。意外に普通。

 召使い 「では、今から料理が美味しくなる魔法をかけます。私が『ハ!』と言ったら皆様で『マーラーサー!』と呪文を唱えてください」

ということでみんなで呪文を唱和して美味しくなった大パニックのアリババ山賊盗賊ライス完成。

…なぜ誰も手を付けようとしませんか?
庶民の皆様におかれましては王様が味見を終えるのをじっくり待ってから食べるかどうかを決めようという魂胆の様子。
私の理解が正しければ、このポジションは王様ではない気がする。

…ん、まあそれなりに辛いけどピリ辛程度?
という感想を聞いてみんなも食べ始める。まあパニックっていうほど辛くはないなという概ねの空気のなか、辛い物に耐性のない伊織さんだけがプチパニックを満喫してました。そういえば他の3人はエスニック耐性高めですな。特にニケと五街さんなんか、今朝インド大使館でエスニック三昧してきたとこだし。



あと、デザートが王様と庶民で別になってました。
庶民向けデザートはカスタードワッフル、王様専用デザートがプリンアラモード。

店を出るときは入り口とは別に「現実への扉」と書かれた扉があり、こちらから退店する仕組みになっています。外に出てみたら入り口前の階段に行列が。けっこう人気なんですかね。
料理は大衆居酒屋としてはこんなもんかなーと。特にハズレだった食べ物はなく、飲み放題の種類もそれなり。色々妙なカクテルとかもあったんですが、飲み放題には含まれてなかったので今回は試せず残念。
アラビア料理を忠実に再現しようとかいうような気概は特に感じられず、全体的に「なんとなくアラビア方向風」といった方がいい気がします。むしろテーマパーク風居酒屋?
どちらかというと二次会等でアルコールもまわってテンションが上がってきてるときに来るのがお奨めかもしれません。



さらにこの後、タカノフルーツパーラーにそのままなだれこみ、存分にフルーツ分を補給して解散となりました。
皆様お疲れ様でした。



2007年4月5日(木)01:42 | トラックバック(0) | コメント(2) | くいだおれ(食記録) | 管理


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