おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


くいだおれ(食記録)

リリィ

先日、福知山に帰省してたので、Guuさん、琥珀さんと丹波オフがてら以前から気になってたリリィへ。
冬になるとグラタンうどんなる珍妙食品を繰り出してくるという、Guuさん行きつけの店ですな。

所在地は福知山駅から徒歩5~10分といったところ。ちょっと細い路地に入ったところなため、店の位置はやや分かりにくいかもしれません。
ていうか住んでた頃には知りませんでした。まあこっちの方はあまり生活圏じゃなかったせいもありますが。

今月のおすすめ(10月)、鶏の唐揚げ もみじおろし和え(600円)。Guuさん注文。
この店はおすすめメニューが一品あり、これが一月ごとに新メニューに変わるシステム。噂のグラタンうどんも冬季にしばしば登場するおすすめメニューの一つらしいです。
このときは9月末だったんですが、ちょうどこの日から10月のおすすめメニューに切り替わったとのことで早速。

メインの唐揚げにご飯、みそ汁、小鉢、漬け物とシンプルかつスタンダードな構成。
大根おろしたっぷりの唐揚げの横に鮮やかに辛そうな色合いのもみじおろしが鎮座してますが、なにぶんGuuさんは辛い物が苦手なので、もみじおろしはそのまま隔離しての摂取。それはメニューの根幹からの否定では。
ちなみにキャベツの千切りの上に散らしてあるトルティーヤチップスっぽい物は、Guuさん食材アナライザーの分析によると餃子の皮の素揚げではないかとのこと。



続いてMayuge注文、サラダうどん(ごま味)定食(700円)。
これまたGuuさんからの噂でよく耳にするメニューです。注文する際は壁の張り紙のをそのまま注文したんですが、あとから聞いたところによると、どうもごま味とそうでないサラダうどんが存在するらしいとの噂。

左側の黄色い謎の球体は茶巾おにぎり。薄焼き卵で包んであります。そいや遠足の弁当とかにこんなの入ってたなぁ。そこはかとなくノスタルジックな食べ物。
これが付いてるのが定食(700円)で、サラダうどん単品だと500円。
サラダうどんは水にさらしたざるうどん風の麺の上に色とりどりの野菜を散らし、ごまだれで仕上げた料理。
イロモノメニューと思うなかれ、うどんはもっちりとしてコシが強く、なかなかしっかりしたもの。ごまだれはおそらく既製品ではなく、複数の何かをブレンドしてるか、自家製なのではないかと思います。ほのかにしょうゆ風味のするクリーミーなドレッシング風で、サラダ、うどんのどちらにもよく合ってました。



最後に来たのが琥珀さん注文、焼きうどん定食(700円)。こちらも茶巾おにぎり無しの焼きうどん単品だと500円。

こう、定食を持ってくるおばちゃんがテーブルに近付いてくるにしたがって背後からジュージューぐつぐつと食欲を刺激する音が…って焼きうどん普通はグツグツいわねぇ!
トリを飾るにふさわしく意表を突いたブツが出現しましたな。熱した鉄板に乗せられてグツグツ言ってるのは溶き卵。サラダうどんと同じコシのあるうどんを卵とじにしておたふく系のソースで仕上げ、かつお節をトッピングした感じの料理。
明らかに既存のどんな料理のカテゴリーからも外れるこの料理を、あっさりと焼きうどんという平凡な名前でメニューに載せてしまう辺りにリリィの底知れない懐の深さを感じました。下手をしたらこの他の一見平凡な名前のメニューも、注文したら何が出てくるやら判ったものではありません。

ちょっと味見させてもらいましたが、濃そうな外見とは裏腹にけっこうすっきりとまとまっててなかなかいけます。ただ、私が知ってる何の料理とも似ていないというだけです。


ということで初リリィでしたが、ちょっと遠いにもかかわらずGuuさんや琥珀さんが通うのも納得の店でした。メニューが独創的でいずれも美味しく、また来て他のメニューも試してみたいという気になります。
ついでに伝えるとするなら、どうやら焼きうどんには「焼きうどんカレー味」というバリエーションも存在するようです。


 リリィ

  所在  京都府 福知山市 昭和新町153-4
  TEL   0773-22-7603





2008年10月18日(土)02:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

味奈登庵

スリランカフェスティバルとニケPCの修理の翌日は、昼からニケとカラオケ2時間やった後、ニケ's旦那とブックオフで合流して晩ご飯に。
ていうかただの合流場所のはずのブックオフで1時間以上時間が経ってる不思議。

晩ご飯の行き先はニケ's旦那の希望で味奈登庵 都筑佐江戸店。
都筑佐江戸店は古民家を改装して店舗にしたそうで、なかなか風情のあるたたずまい。サイトのトップページのイメージ画もこの店を元にしているようです。

ニケ's旦那によると、この店は天ぷらとそばの味ももちろん評価が高いんですが、ざるそばの大盛りサービスに定評があるとのこと。
一部メニューを注文した場合、追加料金なしで大盛りサービスがあるんだそうです。

ちょうど晩ご飯どきに着いたこともあり、順番待ちの人々が入り口からあふれて店外まで行列する人気具合。ただ、座席数が多いので回転もいいのか、思ったより早く店内に入れました。

ということで写真左側はニケが手始めに注文したおろし梅酒。
言葉ですよね。たしか仏教用語でしたっけ?

あと、右側はなんかすごく惹かれた単品メニューで、揚げ出しそばがき。
カリッと香ばしく表面を揚げたモチモチのそばがきに、とろみのあるちょっと濃いめのつゆがよい感じ。



ニケ注文、海老のり巻き御膳。蕎麦は温かいのを。
海老のり巻きは天むすののり巻き版という感じの物。えび天は肉厚で端までみっしり身が詰まっていて美味。
あと、付け合わせはきのこ天、サラダ、しば漬けと甘味の白玉あんみつ。
白玉の茹で加減ももっちりと良い具合で、わりと白玉にうるさいニケも満足の出来栄え。



Mayuge注文、天ぷらが評判つってるのになぜかカツ丼セット。
いや、見本のとこにあったカツ丼が非常に美味しそうでつい。セットは冷たいそばを選択。
染み込んだタレと半熟卵の合間に所々揚げたてのサクサク感が残ったトンカツが美味。
付け合わせの浅漬けが自家製っぽいあっさり味なのも良いです。



そして最後にニケ's旦那の注文、つけ天の富士山盛り。
富士山て。

最初に触れた大盛りサービスにはじつは2種類ありまして、大盛りの他に富士山盛りという上級ランクが存在します。マンガの大盛りを地でいってる感じですな。
このボリュームでなんとお値段そのまま(立ち食い店舗以外)。
来店時はMayugeとニケも富士山盛りについては知らされずに来たため、運ばれてきた時点でかなりのインパクトでした。
ていうかこれ何人前乗ってるんだ。先ほどのカツ丼セットと比較すると吉。

さっそく消費を開始したニケ's旦那でしたが、標高を半分程度まで切削した時点で動きが一旦停止。当然裾野ほど断面積は広くなっているため、まだ半分以上残っていることになります。
もちろんそばはとても美味しいんですがなにしろあの量、一旦満腹感を感じ始めると少々食べ進んでも一向に減ってるように見えません。
ていうか高さを半分まで減らしたにもかかわらず、一見普通に大盛りがたった今運ばれてきたとこという風格。

おそらく敗因は、海老のり巻きとかカツ丼とか揚げ出しそばがきなどをお互いに交換し、先に試食したため。そばはみんな自分のにも付いてるため、ニケ's旦那のとこからは誰も取っていってないんですよね。
富士山盛りにチャレンジする方は道草をせずに自分のそばだけをまず一気に食べるのがよいのかもしれません。

どうやらニケ's旦那としては富士山盛りを自分一人で完食達成したかったようですが、もうしばらく食べ進んだところで断念。
ということでそば湯で終了モードに入ってたニケとMayugeも参戦し、3人で最後まで平らげました。

ここで痛恨の事実。最後のお楽しみに取っておいた海老の天ぷらを収容するだけの能力が、すでにニケ's旦那には残されていないもよう。

 「この店に来てつけ天たのんでおいて、えび天を食べずに帰るなんて!」

ニケ's旦那の無念の叫びがこだまする中、えび天はニケとMayugeが山分けして食べました。肉厚でプリプリのえびが端までしっかり詰まっていてたいへん美味しゅうございました。

翌日、ニケからのメッセによると、ニケ's旦那は朝から胸焼けで少食だったそうです。そばで胸焼けとか初めて聞きましたが。
お疲れ様でした。


ていうか富士山盛り注文してる女性とかいた。



 味奈登庵 都筑佐江戸店

  所在  横浜市都筑区佐江戸町1801
  TEL   045-937-0070
  営業  11:00~22:30(ラストオーダー 21:45)定休日なし





2008年10月3日(金)00:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

スリランカフェスティバル 2008

ファインボーンチャイナのカップがダイソーの210円の植木鉢に敗北っ!(挨拶)

げふ会in京都のときに買ったカップが割れました。
植木鉢は無傷。

13日は去年に引き続き今年もスリランカフェスティバル。ニケのインド舞踊のレッスン修了後にということなので午後から行ってきました。
場所は代々木公園イベント広場。5月のタイフェスティバルと同じ会場ですね。今回は天気も良くてわりとフェスティバル日和。



会場にはステージがあり、スリランカの民族舞踊とか日本の民族舞踊とかスリランカのウィッキーさんなどが披露されてました。
とりあえずニケが空腹で唸ってるので食べ物方面の露店に。



一番上、チキンビリヤニ、中段、グリルドチキンBBQソースとエッグロティ、下段、カッツレットセット。

ビリヤニはインド料理とかでも見かけるピラフみたいなやつですな。ピラフの仕上がりはパラパラというか、ちょっと芯が残ってザクザクとやや残念な感じ。
米にピンク色のカラーリングが成されてる理由は謎です。

グリルドチキンは焼き上がりも香ばしく、バーベキューソースも美味でしたが、よく考えたらこれはスリランカ料理だったのか謎。ひょっとしたら別にスリランカ名もあるのかもしれませんが。

エッグロティは薄く焼いたロティの生地に野菜炒めの卵とじを乗せて包んだ感じ。味付けはシンプルに塩系。日本のどこかの郷土料理だと言われても疑わないかもしれません。クセが無くなじみやすい味。熱々が美味しいですな。

カッツレットセットの構成が何なのかは買った店には書いてなかったんですが、他の露店で見かけた様子では、春巻きみたいなシルエットのがロールス、丸いのがカトレット、餃子型のがパティスと思われます。

ロールス(とかロルス)と呼ばれてるのは、マッシュポテトとひき肉、野菜などを混ぜたものをロティの生地で巻き、衣を付けて揚げたもの。ロティ生地がもっちり柔らかくて面白い食感でした。
これに対してパティスは、材料の構成は同じような感じですが、ロティっぽい生地のままで表面をアップルパイのようにサックリと揚げたもの。
カトレットはツナらしき物が入ってるコロッケのようなもの。294で以前に食べたのと同じものっぽいです。



そしてデザートとスナック系。
器に入った茶色いのがワタラッパン、同じく白いのがキリパニ、丸い物体がダールワディ。
ワタラッパンも上記の294に食べに行ったときにデザートで出てましたね。カシューナッツの粉末とココナッツミルクとスパイスの蒸しプリンのようなデザートです。けっこう甘い。シナモンとかジンジャー系の香りが好きな人にはなかなかおすすめ。ただし、食べるときは甘くないお茶必須。
キリパニとダールワディは去年もスリランカフェスティバルで食べましたね。
キリパニは蜂蜜がけ自家製ヨーグルトといったところ。蜂蜜はスリランカ名物のキトルハニーでしょうか。
ダールワディは皮むきのムング豆らしき物をスパイスと一緒に練って衣を付けずにそのまま揚げたもの。サモサの衣無し版といったおもむき。今回のは去年食べたものに比べ、表面がかなりカリカリになるまで揚げてあります。



おおむねこんな感じでスリランカフェスティバル満喫。
フェスティバルというか食ってただけじゃないかとか言わない。
いちおう食うだけじゃなくて雑貨や服なども見て回ってます。去年寄ったのを同じ服屋でシャツを買ったところ、「去年も買っテくれましたヨネー」と言われました。や、たしかに去年もシャツ3枚ほどまとめて買いましたけど。よく覚えてるなおっちゃん。

ちなみにシャツに全然値札とか付いてなかったんで店員に聞いたところ、「机の上に並んでるのと箱に詰めてあるのがどれでも1500円、壁に掛けてあるのが2000円」とのこと。1500円のと2000円のやつ、メーカーも素材も作りも全部同じに見えるんだけど。差がわからないなぁと思いながら机の上に積まれたシャツを片っ端から物色し、さらにそのまま店の隅に並んだ箱(ワゴンセール的な箱というより、おそらく補充用の在庫品)にかぶりついて一番下までほっくり返すこと十数分。箱の底から発掘したシャツ2枚と壁に掛かってたうちの1枚を厳選してレジへ。

 「1500円が3つデ4500円になりマース。」

自分でも違い判ってねぇんじゃねぇか。
あと、雑貨の詰まった小物箱から好きな物一個どうぞと言われてオマケもらいました。どうもありがとうございます。この店の染め物シャツはなかなか好み。

写真は会場で見かけた謎の緑ゲル。
ハーバルスープなんだそうですが、気になりつつも手を出す勇気がありませんでした。

あと、カレラトス。



2008年10月1日(水)23:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ナマステカトマンズ

以前とそそ。でちょっと触れられていた五街さんイチオシのカレー店、ナマステカトマンズに行ってきました。

なんでいきなり吉祥寺かというと、バレエの舞台小道具作成の依頼がまた来てまして。その材料を購入にユザワヤまで来たついでです。そっちの工作の方はまたいずれ。

吉祥寺からちょっと歩いて店に到着。店舗は地下ですが、入り口にはメニューや見本のディスプレイがあるので簡単に見つかりました。
ちょうどお昼どきだったんでけっこう混雑してます。カウンターの一番端の席に案内されましたが、ここはどうやら普段は営業スペースというより、完成した食事をキッチンから店内に受け渡すためのスペース。「ごめんなさいねぇ」と言いながらちょっと作業がしにくそう。

ランチメニューは、カレー1種(チキン、マトン、野菜、豆からどれか1つ)、ナンまたはライス、サラダのAセット840円、豆カレー、野菜カレー、漬け物、ライスが一皿に盛りつけられたダルバード(Bセット)998円、タンドリーミックスにカレー1種、ナンまたはライス、サラダのタンドリーミックスセット(Cセット)1100円、野菜・チキン・マトンのカレー3種とナン、ライス、サラダのティンタリコカレーセット(Dセット)1260円、カレー3種、タンドリーチキン、シークカバブ、ナン、ライス、サラダ、デザートのスペシャルセット(1575円)の5種類。

カレーを色々試したいので今回はDのティンタリコカレーセットを。ところでてぃんたりこって何。

ついでに上記リンクページのクーポンが携帯画面での提示でも可だったので、せっかくだからと使用。ネパールティーorマンゴーラッシーサービス。
すみませんー、これ使えますかー。

 「あ、はい、使えますよ。マンゴーラッシーですか?」

や、ネパールティーがどんな感じにネパールなのか気になるからネパールティーを。ていうかなんで問答無用でマンゴーラッシー推し?

しばらくしたらちょっと奥のカウンターが空いたのでそちらに案内されました。やっぱここ邪魔だったんですね?
ほどなくカレー到着。「お待たせしましたぁ。Dセットと、マンゴーラッシーです」

…なぜにそこまでマンゴーラッシー推し? まあ辛いものにはいいんですけどね。

さて、カレー。辛さは日本のカレー店の辛口くらい。上に乗ってる白いのは刻んだショウガ、赤いのは紅ショウガじゃないかとちょっとドキドキだったんですが、どうやら刻んだパプリカ。野菜カレーはジャガイモ、ニンジン、ブロッコリー、あとインゲンらしき物もいたような? とインド方面野菜カレーとしては標準的なたたずまい。写真では沈んで見えませんが、チキンカレーもごろっとしたチキン塊が下に沈んでます。それぞれ微妙にベースが違っていていずれも美味。ライスはジャポニカ米のサフランライスっぽいですね。そして五街さんお奨めのナン。これが確かに噂に違わぬパリパリっぷり。ここまで全面カリッと焼き色を付けてるナンは珍しい気がします。溶かしバターの香りもよい感じ。

食後、持って帰って夜食にしようかとサモサ(2個400円)のテイクアウトを追加。待ち時間中にアイスコーヒーをいただきました。
あ、サモサの写真忘れた。
けっこう大きめのサモサに緑のミントチャツネをだーっとかけてありました。これも美味。



 ナマステカトマンズ

  所在 : 武蔵野市吉祥寺本町2-11-7 横瀬ビルB1F

  TEL  : 0422-21-7010
  営業 : 11:00~23:00 L.O.22:30(ランチ 11:00~16:00)





ナマステ カトマンズ Namaste Kathmandu (ネパール料理 / 吉祥寺、井の頭公園)
★★★★ 4.5




2008年9月21日(日)19:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

NON2号店(カマンベールバーガー)

けっこう前の話なんだけど書きかけで放置して掲載が延びてた記事。

ちょうどつくばの北の方に行くことがあったので、ついでに昼食に以前試しに行ったNON2号店に行ってきました。

ということで今回注文の品、カマンベールバーガー。
以前ちょっと目撃情報を聞いたことがあった一品です。真ん中にカマンベールチーズが丸ごと1ラウンド。
見るからに驚異のこってりさを誇りそうな危険オーラを放ってますが、実際食べてみると、熱々のハンバーグとバンズに挟まれてカマンベールチーズは非常に柔らかくなっており、クリーミーなソースっぽい感じ。警戒したようなくどさを感じさせませんでした。
やはりイロモノっぽいメニューでもきっちり美味しい、相変わらずのNONクオリティー。

冷めてチーズが固まってくると急激に消費が厳しくなってきそうな気配がしたため、熱々のうちにさっと食べてしまうことが美味しく食べるポイントかと思われます。



さらにデザート。
写真左がアボカドレアチーズのハニーバナナパフェ。
これは以前に1号店で似たものを食べたことがありますね。レアチーズケーキにアボカドの組み合わせがイロモノっぽくも不思議なまとまり具合。違和感を感じず、普通に美味しいです。
ちなみに前回の掲載以来、アボカドのレアチーズケーキに関する検索が時々来るため、意外にある組み合わせなのかもしれません。

右側がティラミスとあずきの和風パフェ。
このメニュー自体は初ですが、和風パフェ自体はNONではけっこう定番かもしれません。
アボカドレアチーズケーキとあずきティラミスで、似たベースを使用しつつ見事に別方向の仕上がり。

あらためて眺めてみると「なんだその組み合わせ」っていうようなイロモノずくめのオーダーなんですが、一つも外すことなくしっかりした完成度でした。



 NON アメリカンカフェ&ダイナー

  つくば市上野700-5
  TEL. : 029-857-6050
  営業時間 : 11:00~23:00(L.O.21:30)





エヌオーエヌ ファニチャー&カフェ (カフェ / つくば、研究学園)
★★★★★ 5.0




2008年9月12日(金)01:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

天丼屋 ふくすけ

先日、このBlogのアクセスログを見てたらなぜか天丼の何だったかを検索して迷い込んだ人がおり、その検索結果を流し読みしたところ、評判らしい天丼屋に関する記事がいくつか目に止まりまして。
ということでそのお店、天丼屋 ふくすけに先日行ってみました。

場所はNON2号店とかアンマーカリヤなどの店があるテクノパーク桜の周辺から少し外れた辺り

道に面した壁に「天丼」と大きく書かれた垂れ幕がかかっててわかりやすいです。


せっかくなので特上天丼(800円)を注文。
天ぷらでこんもり丼のフタが持ち上がってなかなかの迫力。

この他に天丼、かき揚げ天丼(それぞれ500円)、穴子天丼、海老天丼(800円)といった定番的な天丼系メニューの他に、肉天丼、スタミナ天丼(700円)、のり天丼、ねぎ天丼(600円)といったちょっと名前だけでは想像しにくい天丼がメニューに並んでました。

あと、女性限定の上天丼(800円)というのがあるようです。ご飯七分目でアイスクリームが付くとのこと。それは氷と天ぷらでは。


あちこちのレビューを見てると、この店は天丼のタレが美味しいという評価がけっこうありまして。タレってそんなに味変わるのか?と思ったんですが食べてみたら納得。タレ自体の味がというより、タレの濃さの加減がこれまで食べた天丼とはけっこう違う気がします。天丼を自分で作ろうとしたときなど、ついタレの濃度を天つゆよりやや濃いめくらいにして、これをたっぷりかけてしまいがちだったんですが、この店は甘辛くかなり濃いめに作ったタレを少量だけかけてある感じ。
これが味がしっかりしつつ天ぷらはサックリ、ご飯もべたつかずで非常に美味。ていうか天丼のタレはこう作るものなのかと初めて認識しました。
しかし市販の天つゆの素をこのくらいの濃さにしたら、多分うま味調味料の味が濃すぎてダメだと思うんで、やはりこれはタレが美味しいという表現で合ってる気もしますが。

具は海老、穴子ハーフ、ホタテ串、ピーマン、茄子、カボチャ。もう一つくらいなにか入ってたような気もします。はて…。
内容は季節によって若干変化しているらしく、苦手な具があった場合は2つまで別の具に変更できるそうです。
海老は身がしっかり詰まっていてぷりぷりの歯ごたえ、穴子も臭みが無くて非常に美味でした。

特上の場合、具が豪華なのもあってボリュームはけっこうあります。次回は並に好みの具など追加するのも試してみたいところ。




天丼屋 ふくすけ

TEL 029-857-1005
住所 つくば市柴崎1050-1
営業時間 [月~金] 11:00~13:50 17:00~20:30
     [土] 11:30~13:50 17:00~20:30
     日曜定休





2008年9月11日(木)00:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

タイフェスティバル 2008

さて、ゴールデンウィークが明けて翌週、5月10~11日はGuuさんとユイナさんの関東襲撃だったんですが、10日夕方に合流という予定なので、まずは10日昼にニケと合流してタイフェスティバル 2008 in 代々木公園に。写真は会場で見かけたちょっとしたパラダイス(ニケ的な意味で)。

13時に現地集合という約束なのでそれに合わせて自宅を出発。電車の時間とかが悪くてちょっと時間に遅れそうだったので連絡など入れつつ。

家を出るときは曇りだったんですが、電車に乗ってるうちに雨が降ってきまして、いまいち野外イベント向きではない天気に。雨天決行らしいのでイベント自体はやってるとは思いますが。


「ちょっと遅れそう」とメールしたのに対してニケから返信が。

 「13時出発予定。先に会場に行ってて」

何やら返信の内容が不審。何をどう間違えたら13時集合が13時出発になるのだ。
とりあえず時間通りにニケが現れることはなさそうなので、進路を変更して中野方向へ。shop MECANOに。
しばらく前、平沢進が核P-Model名義でシングル 核P-Model / Big Brother - 可逆的分離態様というのをこのショップからの限定販売で出してまして。こっちの方に来ることがあれば買いに行こうと思ってたんですが、この機会に行ってこようかと。

店のある中野ブロードウェイ内は、何やらハードロック専門の中古CDショップだの化石屋だの妙な店がみっしり入っていて、なかなかに時間が潰せそうではあるんですが、待ち合わせもあるのでそれほどゆっくり見てまわってるわけにもいかず、目的の平沢進と、あとついでにRhapsodyのCD2枚ほどを物色して早々に再び移動。暇があって天気がよければ哲学堂公園なども見に行ってみたいところなんですが。ていうかタイフェスティバルで昼ご飯にするつもりだったから腹が減ってるのが移動の原動力。



そんな感じで14時前に会場到着。
もう思いっきり雨。ニケからは「先になにかつまんでて」という返信が来るものの、どうもまだ家を出てないんじゃないかという疑惑が。
ということでまずは昼食。

イエローカレーと揚げ物セット。揚げ物セットの内容は、海老ニラ饅頭、ト・マンタン(海老のさつまあげ)、ト・マンムー(豚肉のさつまあげ)。
ここで問題発覚。雨が降ってるのでベンチ等は使用不可、片手には傘、さらに手提げカバンという状況でカレー+おかず1品という買い物をすると、食べる方法がありません。
何か気合いで荷物を片手にまとめて持ち、立ったままどういう風にかスプーンを使用して食べたと思われますが、具体的にどうやったのか憶えてません。
カレーはなかなか本場風味、ト・マンムーもレモングラス系の香草が効いていてなかなか本場風味でしたが、海老ニラ饅頭とト・マンタンは既製品っぽくてそれほど本場風味を実感できる感じではありませんでした。ちょっと残念。

そして先週に引き続きガイ・ヤーン。ガイ・ヤーンが毎週食べられるとは、いい世の中になったものです。タイ風焼き鳥という説明で、串で売ってました。
こちらはかなりしっかりタレに漬け込んでから焼いてるらしく、味がよく浸みてるんですが、その分ジューシーさが惜しい感じ。とはいえこれはこれで。やっぱ白いご飯が欲しいなぁ。

ひとまず空腹は満たされたので、しばらくウロウロして目に付いたデザートっぽいものを。雨で寒いから温かそうなもので。

カノムコック。米の粉とココナッツミルクを混ぜて焼いたものだそうです。外見は具のないたこ焼きっぽい感じ。
米をパリっと焼いた香ばしい香りがしていまして、味は具のないたこ焼きを甘くしたような感じ。ココナッツミルク風味。
外がカリっとしていて中身がトロっとしてるところもたこ焼きそのまま。だけどココナツ風味でほんのり甘い、微妙に不思議な感覚。
多分たこ焼きを知らなければ不思議でも何でもないんでしょうけど。わりと上品な甘みで美味しいです。

一番下の緑の物体は後から追加で買ったもの。カノムチャン。
「バナナの葉包みもち菓子」だそうです。見た目でいったいどんな物なのかが想像できなくて気になったので。
たぶんもち米の粉をココナッツミルクと混ぜて薄くのばし、重ねて蒸したのではないかと思われます。ココナッツミルク風味に上品な甘みがあってなかなか美味しいです。ってこれカノムコックと組成同じじゃないか。



どうでもいいことですが、とある屋台に貼られていたビラ。

 「船橋から来ました」

近いわ。横着すんな。
次はちゃんとタイから来るように。



空腹は落ち着いたもののニケは一向に来る様子はなく、まもなく15時。会場も一回り見終わってしまい、やることもなくなってきました。そもそも雨なのでちょっとその辺に座って休むこともできないのが致命的。
いちおう休息所用にテントが立てられてはいるんですがこの有様。心休まる気がしねぇ。越冬中のペンギンか貴様ら。

ここでニケからメール。「大和駅で待ちぼうけ中。寒すぎる」
それさっき家出たとこだろう。というかそれは全部こっちのセリフだ。

ここでいったん宿についてくつろいでるらしいユイナさんからメールが来たので、「13時集合の予定が、いまだにニケが現れない」と返信しておきました。山賊フリーダムっぷりを喜んでいただけた様子。

ちなみに、宿でくつろいでるというか、ユイナさんが持参してたニンテンドーDSの鉄道クイズを、Guuさんがやらされていじめられていたというのが真相のようです。

そんなこんなで16時頃、やっとニケ夫妻到着。3時間遅刻て。
ニケ's旦那は別に用事があったので後から合流の予定だったんですが、そっちの予定が潰れたらしいので一緒に。



ということでニケ夫妻のご飯調達。まずはカオマンガイ(蒸し鶏のせご飯)とクティオトムヤム(トムヤムラーメン)。
カオマンガイは塩味の蒸し鶏にパクチー風味。シンプルな味でなかなか良いです。
トムヤムラーメンは見た目通りそこそこの辛さと酸味。カプサイシンを含んだ酢の蒸気が食べる者全てをむせさせます。麺は米粉の麺っぽいです。美味しいけど辛い/辛いけど美味しいというタイ料理らしい仕上がり。

ここでニケ's旦那が「本場の味と辛さ100%」「本当に辛いのはここだけ!」という不穏な看板を立てた店の方に歩いて行ってます。
いやいや、それはどう見ても危険だと思いますが。どの店もある程度列ができてるのに、その店だけ明らかに客列んでませんよ。
まあコンスタントに客が入ってはいるんですが、この店だけ列ばなくてもすぐ買える感じ。

ということで100%らしい「タイ南部カレー」。
外見はココナッツミルクベースにひき肉、タケノコという、標準的なタイレッドカレー的たたずまい。

ニケはなんかどこかからガイヤーン買ってきて一人で食ってます。こちらは串式ではなく皿に一枚肉が乗ってるタイプ。
片手に傘を持って、もう片方の手で皿を受け取ったら食べる方法がなくなったらしく、皿に乗った肉を上から直にガツガツ囓ってます。野生生物か貴様は。

あ、カレー食べ始めたニケ旦那の動きが止まりましたね。せっかくだからちょっと味見を。

辛! ていうか痛!

いやいや、これはもう先週やったから。
美味しいことには間違いないんですが口の中が痛い。
こういうのは一口味見するだけなら「美味しいけど辛いね」で済むんですが、口の中が痛い状態で追加投入をするのがなかなかつらいですな。

そんな感じで一回りしてきました。食べ物の屋台はかなり充実してたので、天気が良いときにさえやってくれれば、また来たいイベントではあります。
雨で荷物を増やしたくなかったので、果物とか食材を置いてるコーナーをほとんど見て回れなかったのが残念なところ。



2008年6月4日(水)01:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

亜細亜屋台食堂 エナ・パサール

さて、陶炎祭からつくばに帰還して、晩ご飯は職場の人のお奨めだというエスニック料理の店、亜細亜屋台食堂 ENAK PASAR(エナ・パサール)に。
市の中心部から離れていて少々判りづらい場所にありますが、情報提供者の言によると「ハズレ無し」とのこと。

ということで3人で気ままに目に付いた物を注文。
店は休日の夜にしては空いてたんですが、今、店員の人がどうやら一人しかいないらしく、案内からオーダー、調理、客席に持ってくるところまで一人でやってるようでかなりいっぱいいっぱいな気配。



写真1枚目、上から順に、ヤムヌア(タイ風牛肉のたたきサラダ)、空芯菜のにんにく炒め、ナシゴレン。

ヤムヌアが酸味のあるさっぱりサラダと見せかけてなんかすごい辛いんですが。いや、見せかけてっていうか酸味のあるさっぱりサラダなのも間違いはないんですが。美味しいんですけど口の中が痛いっていうレベルでのっけから強烈。
空芯菜はニケの好物なので見かけるたびに注文してる気がします。こちらはなにやら赤いモノも入ってますが普通に美味。名前の通りにんにく風味が効いていて味付けはわりとシンプル。
ナシゴレンもまあこの手の店では定番でしょうか。魚醤の香りが効いたチャーハンと半熟卵が美味。たしかにハズレ無しの情報に偽りありません。初撃が痛かったけど。



2枚目写真は上からベトナム風春巻き、ガイヤーン(バーベキューチキンタイスタイル)、ベトナムヌードル(鶏)(フォーガー)。
先ほども書いた通り、店員の人が一人っきりで頑張っているため、料理が1品来ては3人でわーっと食べ、その後数分間雑談などしつつぼんやり待つ感じになってまして。どれも美味しいのですぐに食べちゃってますし。

まあ後半から応援が一人来て作業量が緩和してたようです。なんで連休の晩ご飯どきなどという危険な時間帯を一人で切り盛りしてたんだろう。

ベトナム春巻きは生春巻きじゃなくてあえて揚げ春巻きの方を。タレがベトナム方面風っぽい以外はまあ普通に揚げ春巻き的な。皮が違う気がするけど、これは何なんだろう。
ガイヤーンはよくタイ風焼き鳥などと表現されてるもの。Mayugeの好物。甘辛いタレにハーブやスパイスで味付けしたものですが、店によってかなり方向性が違ってたりします。好物とは言いながらもいまだにどういうのがスタンダードなスタイルなのか知りません。
甘辛いタレと焼き目の香ばしさが非常に良い仕上がり。パクチー乗ってるのは他では見なかったかも。
ラストは鶏肉のフォー。どうでもいいことですが、メニューの名前、「現地語(解説)」スタイルだったり「訳名(現地語)」だったり品物ごとにバラバラなのは何か意味が? いや本当にすごくどうでもいいことではあるんですが。
フォーは、パクチー、レモン、ニョクマム、チリソースなどの薬味が別で付いていて、ベースの味付けは薄めにシンプルに押さえてあります。これを各自取り分けて好みの味付けを足しながら食べる感じ。
Mayuge的にはニョクマム、レモンを等量くらい足し、少しだけチリソースを混ぜ込むくらいが好みでした。味が薄めなのをニョクマムで塩味を調製し、レモンで整える感じで。

全体としてけっこう本格的なんではないかと思える東南アジア系の各国料理が楽しめ、しかも試した中ではどれもハズレ無し。かなり高得点なお店でした。最初人手が足りなくて回転が遅かったですが、まあこれはやむを得なかったということで。



 亜細亜屋台食堂 エナ・パサール

  所在: つくば市上広岡 482-6
  TEL: 0298-57-8905
  営業時間: PM5:00~PM12:00





2008年6月4日(水)00:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

Mira3

つくばのインドカレーの店としては古参らしく、方々の評価の高いIndian Restaurant Miraですが、店自体が分かり難いことに定評のある1号店、植物園の隣で説明しやすい2号店に引き続き、このほど新たに3号店ができたらしいという情報を得ました。
このほどって言っても半年くらい前だったかもしれない。

1号店と2号店が比較的近い範囲に収まってるのに対して3号店はずいぶん遠くにあるため、多少気になりつつも今まで行ってなかったんですが、Miraは1号店と2号店でそれぞれカレーの味が違いつつどちらも美味しいので、いつか3号店も試しに行こうとは思ってたんですよね。

ということで四月中ばの日曜、昼頃に自宅を出て行ってきました。運動と散歩を兼ねて自転車で。
土曜が天気がよくて気温も高かったので油断してわりと軽装で出かけたんですが、なんか本日は天気もイマイチで妙に気温が低い、っていうか寒いんですけど。もう一枚着て出ればよかったなぁとか思いつつ自転車で移動。

店自体はわりと大きい道に面していて、周辺に遮蔽物もなく簡単に発見。
ていうか瓦屋根? 店内のカウンターの形状等から察するに、この建物は以前はラーメン屋だったんじゃないですかね。

店に到着したのは2時前くらいだったため、昼食を食べに来てる客はある程度はけてるだろうと思ってた(というかそのくらいを狙って行った)んですが、どうやらご近所の方々がランチ集会を開いていたらしく、6組ほどの夫婦と小学生くらいの子供で座敷席がびっしりという感じ。インドカレーでランチ集会というのも意表を突いてますが、インドカレー屋に座敷があるという事実にもびっくりです。

まあランチ集会はすでに食事も終わってだべりモードに移行してるし、他にはすでにカレー食ってる客が一組いるだけだから問題ないだろうとメニューなど検討開始。


ランチメニューはMayuge記憶(うろ覚え機能内蔵)によると多分NewMiraに準じてる感じ。
カレー一品にナンorライス、サラダ、ドリンクがセットになった通常ランチがカレーの種類ごとにA,B,C…という感じで何種かあり、さらにカレー、ナン、ライス、スープ、サラダ、ドリンクの日替わりセットが4種類くらい。あとはカレーが複数になって肉系サイドメニューが付いてるレディースセット、Mira3スペシャルセットなどがありました。

この他にキーマチキンカツカレーセットというのがありまして、サフランライスを使った日本的カツカレーなシルエット。本格インドカレー屋でカツカレー見たのは初めてかもしれない。スープ、サラダ、ドリンク付き。

とりあえず今回は色々試すためにMira3スペシャルセット注文。カウンター席に座ったので厨房が目の前でした。中ではインド人シェフが2人忙しく動き回ってナンをどんどん焼いたりカレー作ったりしています。

ていうかお昼時も過ぎてるのにどんだけナン大量生産してるんだって思ったら、どうやら先客のランチ集会ファミリーがみんなで揃ってテイクアウトを注文しやがったらしく、カレーもナンもどんどんテイクアウト用にパックされていきます。あー、こりゃしばらく私の注文の分は来ないな。

ひとまず先にスープとサラダが来たんですが、揃ったところでまとめて撮影したかったのでそのまま待機。



そんなわけで忘れかけた頃にカレー到来。サグチキンカレー、ダールカレー、タンドリーチキン、ガーリックティッカ、シークカバブ、ナン、ライス、サラダ、スープ、ドリンクのセット。タンドリーチキンとガーリックティッカ、シークカバブは別皿で少し遅れてきたんですが、ナンがすごく焼きたてで冷ますのが惜しかったので、そっち待たずに食べ始めることに。

スープはいつもMira系列の店で出てくる、外見味噌汁っぽいけど味噌味じゃなくて微妙にスパイスっぽい謎スープ。シーフード入り。サラダは普通のサウザンアイランドドレッシングのようです。
写真でカレー色の方が豆主体のダールカレー、緑色の方がおろしほうれん草ベースのサグチキンカレー。
中辛で注文したんですが、どちらも辛さはそれほどなく、味的にはNewMiraの方に近い気がします。
そしてナンが目の前の厨房で焼き上がってそのままカウンター越しに届いただけあって、触れないほどのの熱々。おっちゃんさっきこれどうやって取り出して皿の上に置いたの?
無論フワフワパリパリで溶かしバターも効いていて文句のあろうはずもなく。



厨房にタンドリー窯が据え付けてあるので、カウンターに座ると、ナンを伸ばして窯に貼り付けたり、りシークカバブを棒に巻き付けて窯に入れたりしてるのが目の前で見られるのもちょっとお得感があります。
窯の上にある金属製のくぼみはいったい何だろうと思ってたら、ナンの仕上げにかける溶かしバター用の保温器でした。

ということで後半戦。シークカバブ、ガーリックティッカ、タンドリーチキン。
シークカバブがジューシーかつスパイシーで、個人的には本日の料理で一番の高得点。
残りの赤いのと白いの、どちらがタンドリ-チキンでどちらがガーリックティッカか判りません。なんか以前にもこんなことがあった気がする。タンドリーチキンの仕込みにもニンニク使うしなぁ。
どっちがどっちか判らないけど両方美味。炊きたての白いご飯に合いそう。

ていうか美味しいんだけどこのセットはちょっと量が多かったかも。胃が苦しいんですが。

ということでMira3、Mira系列らしい本格インドカレーが食べられる店でした。味はNewMiraに近いんじゃないかなぁというのがMayugeの印象。辛さは控えめ(ただし、NewMiraと同じ系統とすると、中辛→辛口の間にかなり極端な変化が起こる恐れがあります)。
インドカレーを使用したカツカレーというのは多分他のMira系列店には存在しないので、次回来ることがあればこれを試してみたいところ。
難点はMayuge自宅から遠いってことですな。


 Mira Indian Restaurant 3

  営業時間:  平日11:00~15:00、 17:00~23:00
         土日11:00~23:00

  TEL:  029-847-7003

  茨城県つくば市今鹿島4015-1





2008年5月22日(木)20:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

さくらチャリティーバザー2008

毎年桜が咲く頃の恒例行事といえばこれまでにも何度か取り上げていますインド大使館さくらチャリティーバザーですが、今年はインド大使館が立て替え工事中で移転しているため、開催しないという話が流れてました。

それでも3月半ばから「インド大使館 さくら バザー 2008」などのキーワードによる検索が毎日数件来てました。先日、なんとなくその検索結果を逆に辿ってみたところ、規模を縮小して今年もやっているという情報を載せているBlogがありまして。
しかも3/28~4/14と、開催期間も妙に延びています。

ということで土曜日に行ってきました。
昼頃になると例によってものすごい混む恐れがあるため、ニケとは11時に現地集合ということで出発。駅の手前の信号に捕まってボンヤリと信号待ちしてると、ホームに入ってくる電車が見えました。
そして信号が変わらないうちにそのまま発車していく電車。…あれはひょっとして我々が乗る予定の電車では?

どうやらMayugeの腕時計は若干のゆとりを持って運行中の様子。ニケに2、30分遅れる旨をメール。待ってる間に酒でも探してるという返信が来ました。



そんな感じで予定より30分ばかり遅れてインドに到着。
やはり桜の見頃は先週辺りだったようで、例年すごいことになってる千鳥ヶ淵周辺は思ったほどの混雑ではありませんでした。

大使館跡地は工事中のフェンスに囲われ、内側にはクレーンなどが見えますが、その手前にテントが並んで小規模にインドが主張中。
出店してるのはインド料理一店、雑貨・衣装が一店だけで非常にプチインドという感じで、去年の盛況ぶりを知ってると物足りない感じではありますが、周辺にはいい感じにスパイスの香り。



花見客も例年のように遊歩道に入るために列ばないといけないというほどではなく、また、食べ物を買ってもたむろうほどの空きスペースもないため、会場周辺はわりと空いてました。まあそれでもカレー買いに来る客は切れ目なく来てて、それなりに盛況の様子。
写真は大鍋いっぱいのタンドリーチキンを運び込んでる店員の人。
メニューにあったカディ パコダというのがどんな物か気になったんですが、残念ながら品切れとのこと。



上から順にMayuge選択のキーマカレー、同行者の人選択のマトンブリヤニ、ニケ選択のドネルケバブサンド

節子… それインドやない…トルコや!
新メニューと見せかけてインドじゃない料理が堂々と売ってますがインド人にとってはそんな違いは些細なことなんでしょう。悠久の国ですし。

  「まあトルコもインドもそんなに違いませんし」

同行者の人がさらっと暴言吐いてます。

あと、Mayugeはキーマカレーをライスで注文したような記憶があるんですが、蓋を開けたらナンが入ってました。悠久の国の前ではライスかナンかとか些細な問題です。ひき肉はマトンらしく、マトンカレーっぽい香り。辛さはそんなに無茶ではない中辛インドカレー程度。ナンも焼き目がサクサクしてたのでおおむね満足です。ライスじゃないけど許してやる。

ブリヤニはMayuge的にはビリヤニと呼ぶ方が馴染みが深いですが、多分どちらがより原語に近いのかとかインド人にとっては些細なことでしょう。マトン、チキン、ベジタブルの3種がありました。インディカ米使用のピラフで、かき混ぜると下からけっこう大きな肉の塊がゴロゴロ出てきます。カレーピラフ的な感じで日本人にはなじみやすい食べ物かと。こちらも美味。

あ、ドネルケバブサンド味見させてもらうの忘れた。ニケはケバブサンド食べながら「ギュギュッと搾ったプレミアムカクテル 白桃」など開封してご満悦。あと、ニケと言えばサモサ袋という感じですが、ケバブサンド食べ終わったと思ったら袋からゴソゴソとサモサを取り出してました。

まあサモサはMayugeも注文したんですが。基本ですし。揚げたてのサクサクした皮が香ばしくて美味。自作するとどうも皮がしっかりしすぎるのは、生地を捏ねすぎてるんですかねぇ。こう、パイ生地みたいにサックリ仕上げたいところ。
皮にはアジョワンシードらしき物が練り込んであってちょっと香ってました。クミンシードに似た感じでやや丸っこかったんでアジョワンだとは思うんですが確信はありません。あと、具に混ぜ込んであるカシューナッツも香ばしくて良い感じ。

ちなみにサモサを食べ終わったニケはそのままサモサ袋からタンドリーチキンを引っ張り出し、満面の笑みでシードル開封中。待ってる間にどんだけ酒買い込んでたんだ。
ていうか四次元ポケットかそのサモサ袋。



せっかくなので千鳥ヶ淵の遊歩道の方もまわってみました。これまで大使館には数回来てるけど遊歩道入ってみたのは初めてです。いつも列ぶ気にもならないくらい順番待ちになてるんですよね。今回は人が少なめでよかったです。
とはいえ、それでもボート乗り場とか数十mの順番待ちになってましたが。写真に写ってる優雅に船遊びを楽しんでいる人々は、じつは過酷な順番待ちをこなした忍耐力の持ち主です。
花の方はピークをちょっと過ぎて、近くで見るとすでに花が散ってる枝先があちこちに見える感じではあるんですが、全体としてはまだまだ満開に近い雰囲気。風が吹くたびに惜しみなく桜吹雪が舞い、これはこれでいいタイミング。そういえばカレー食べてるときにもカレーの上に桜の花びらが乗ったりして風流なんだかミスマッチなんだか。
そのまま桜並木が終わるところまで歩いて往復してきました。

そういえばカレー食べてるときにいい感じに桜吹雪になったので動画に撮ってたんですが、背後のインドから漏れてくる大音響のマサラ音楽がBGMに入ってちょっと奇妙なPV風に仕上がってました。日本の春浸食中。



2008年4月8日(火)01:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理


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