おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


くいだおれ(食記録)

いんど 前編

さて、日曜に都内の方に行ってきました。写真は武道館あたりですが、桜が満開で晴天とあってやたらと混んでました。武道館なんか来るのは大学院の卒業式以来ですな。修士の方。
九段下駅の出口から武道館、千鳥ヶ淵の遊歩道の入り口までびっつり人。お前らそんなに桜が好きか。
そして100m以上続く順番待ちの列と警備の警察官。何かと思ったら遊歩道に入るための順番待ちとか。列んでまで入りたいもんかなぁ、遊歩道…。

さて、べつに私は桜見るために都心くんだりまで1時間以上もかけて出てきたわけじゃないんですよ。
目的はその横にあるインド大使館。ここで毎年春になると「さくらチャリティーバザー」なるものを開催してまして。大使館職員の家族のおばちゃんとかが本格インド料理を作って売ってるわけですよ。つまりカレーを食べに都心くんだりまで1時間かけて来たわけで。
ただこのバザーがなかなか曲者でして、これが開催されてること自体は3、4年前から知ってたんですが、開催日が「だいたい桜が咲いてる頃の日曜日」と定められてまして…。開催日からしてものごっつアバウトという本格インド仕様。つーかそれ定まってないし。そしてそのアバウトな開催日がさっぱり一般に告知されないというやる気のなさ。以前調べたところによると、開催日を知る方法は「大使館への直電(日本語不可)」。お前ら、さては日本人嫌いだろう。
で、数週間前このバザーのことを思い出しまして、「大使館のHPに告知でも出てないかなぁ」と思ってHP見てみたんですが該当するページは無く、直電にチャレンジするかどうか悩んでました。
その一週間後、再び検索してみたら大使館にバザーの告知が出たという記事を発見。確認してきました。

「今週末にやりますぅ(はぁと」

一週間前告知かよ!
さすが本格インド風、仕事の感覚が違います。お前ら客に来て欲しくないのか。
そんなことをやってたのが先々週。その土曜日になって「もっかい確認と、あと乗り換えでも調べるか」と思って大使館ページを見たところ、

「天気予報が雨って言ってるから来週にするぅ(おんぴう」

さすが悠久の国インド、この国の時の流れの前に一週間や二週間の誤差は意味を持ちません。怒らないから、桜の開花が遅れたから延期したって正直に言ってみ?
そんなわけでやっと行ってこれたわけですな。

投稿しようとしたら「長い」と言われたので後編に続く。↑



2005年4月12日(火)12:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

マウンテン

というわけで予定通りマウンテン登山行ってきました。
というか、予定通りじゃないです。昨日、件の友人とハウル見に行った時に、上映までの時間つぶしに入った店のケーキとお茶が予想外にクリームたっぷりで重く、にもかかわらず映画の後予定通りに鰻を食べに行ったため、深夜に「胸焼けがする」「おなかが痛いような気がする」などというメールをやりとりする羽目になり、不安感たっぷりの登山となりました。
そんなこんなで集合時間を1時間半ほど繰り下げて集合し、てくてく店まで歩いてきました。

店内に入ってみると、お昼時ということもあってそこそこ混んでます。
客層は、チャレンジに来たとおぼしい3~5人程度のPTがもっとも多く、よくみるとたいていのPTにはVIT型とおぼしい前衛が一人は配置されているようです。
その一方、普通に昼食を取りに来てるとおぼしいサラリーマン風の男性や、夫婦子供連れなどもいます。店内はけっこう活気がある感じ。
ソロの人もいましたね。一人でチャレンジメニューに挑むもよう。
「甘口抹茶スパと、ストロング。」
すとろんぐ!? 何ですかストロングって!
そして突然、さっきの親子連れの子供が激しく咳き込み始めるし! 泣きそうな声で「食べて~」とか言ってるし!
あんたら子供に何食べさせたんだ。

で、各経験者やHPの登山記録からの情報により、今回はあまり無理をしないことを心がけるということで、オーダーは「甘口キウイスパ」、「和風サーモンピラフ」、「レモンティー」、「ブランデー紅茶」とし、2人で適当に分けながら食べるということになりました。

さて、オーダーをしてしばらくするとおもむろに運ばれてくるレモンケーキとミルクケーキ、それにクラッカー。…お通しがあるのかこの店は。
んで、まず飲み物到着。レモンティーはまあ普通。やや甘いけど。そしてブランデー紅茶、口に近づけるとブランデーの芳香というか、明らかに酒のにおいがします。つーかこれ、お湯割りのレシピで作ってるだろ。たぶん厨房の奥にヤン提督が潜んでます。

飲み物が届いただけで言いようのない不安感が漂うテーブルに甘口キウイスパ降臨。湯気が不審不思議な酸っぱさを含んでいます。
他のテーブルとか眺めてたんですが、通常スパがかなりの大盛りなのに比べると、甘口スパは普通の店くらいのボリュームですね。あのサイズのキウイが来たらどうしようかと思いました。
ほどなく和風サーモンピラフも到着し、とりあえず甘口を2人がかりで先に全部処理することにしました。
しましたというか、別に何の打ち合わせも取り決めもしなかったんですが、「こっちを先に片付けないと泥沼になる」という共通認識が無言で成立したもよう。
とりあえず麺自体がなんともいえず甘ったるいです。ソースを甘くするならパスタ自体に味を付ける必要は無いと思うんですけどね。甘味が染み込んでるだけで麺に味付けてる訳じゃないのかなぁ…。とりあえず、甘ったるい麺の合間に食べた、温かいキウイの酸味が非常に美味しく感じました。
まあ心配したほどの大事故も起こらず、無事に処理し終わりました。
黙々と微妙に酸っぱい甘口スパを食べてる間に「これはキウイソースを甘口ではなくて普通のパスタソース風に味付けすれば、それなりに食べられる非甘口キウイスパが作れる!」という啓示がどこかから降りてきましたが、たぶん気の迷いだと思います。
甘口キウイスパには右脳の妙なところを刺激する物質とか含まれているのかもしらん。
ネタに詰まったら食べに行くといいかもしれませんよ。>某マンガ家
ちなみに、その場で非甘口キウイスパの可能性について友達に主張してみたら、無言で曖昧な笑顔を返されました。

さて、通常メニューである和風サーモンピラフの方はいたって無難な味で、なんでピラフのくせにコゲてるんだとか、なんでわざわざ食紅入れてピラフをピンク色にしようとしてるんだとか、しかもちゃんと混ざってないからマダラ模様じゃないかとかいくつか疑問点はありますが、まあ問題なかったです。
あと、甘口メニューと通常メニューを両方頼んだ客にはスプーンとフォークを2組出してもらえるとありがたいです。甘味が移る…
ここでレモンティーを飲み干した友人がおもむろにキウイジュース注文。キウイ好きやな、君。
ほどなく席に届くミルクケーキとクラッカー。これ飲み物のオマケか! しかも毎回か!
そして蛍光ペンみたいな緑色の液体登場。一口飲んで笑い出す友人。もらって飲んでみる。

甘。

…原液?
なんか、「緑色の砂糖水、ほんのり何かのフルーツ風味」といった風合いでしょうか。かき氷のシロップを少しだけ薄めて飲んでるような気分です。
そしてテーブル上に取り残されるミルクケーキ2個、レモンケーキ、小皿に盛られたクラッカー、緑色の砂糖水、紅茶風味のお湯割り。
ケーキ類は持ち帰ることにして、クラッカー囓りながらこれらの予想外の伏兵となった飲み物群をのんびり消費しました。

まあそんな感じで、遭難することもなく、無事に初マウンテン終了しました。次があるのかは知りませんが。
どーでもいいことですが、メニューにあるサボテン料理は店外に生えているウチワサボテンを使用しているとの噂がありますが、私が行ったときはサボテンはけっこう大幅に伐採された跡がありました。これが伐採だったのか収穫だったのかは不明です。

下山後、大須の方で雑貨屋と骨董市とか見て回ってたんですが、その場で服を\12kほど衝動買いしてしまったのとか、たぶん甘口スパの影響でしょう。
さらにお金を支払っておつりを受け取り、商品を持たずに店から出てしまったのとかも甘口スパの影響と思われます。
ええ、たぶんそうです。

とまあそんな駄文を帰りの新幹線で打ってるわけですが、たった今気づきました。
赤福と天むす(自分用)買い込むの忘れた!

おのれ甘口スパ!

結論:甘口スパは脳に悪い。



2004年12月18日(土)22:53 | トラックバック(0) | コメント(2) | くいだおれ(食記録) | 管理


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