おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


くいだおれ(食記録)

民宿 はまゆう

今回の式根島滞在中の根城は民宿はまゆう。主催のダイビング集団の人々は古くは30年前から式根島に入り浸ってるらしく、どうやらその間ずっとこのはまゆうを利用してる様子。売りは宿のご主人夫婦のアットホームな対応と魚主体の美味しい食事。

ということで初日の夕食の写真をば。
海老フライとタカベの煮付け、タカベの刺身、タケノコの煮物。あと、写真に撮りそびれましたがタカベのつみれとアシタバの味噌汁。

そうそう、タカベだ。タカベ。Mayugeがなぜか名前を覚えられない魚
今回は多分しばらくは名前を覚えておけそうな予感!

伊豆諸島周辺で獲れるんですが鮮度が落ちやすく、本土では高級魚としてわずかに出回る程度。刺身が食べたかったらやはり現地に来るしかないという魚だそうで。
これがあっさりした白身魚なのに非常に脂がのっていて衝撃の美味しさ。
刺身、煮付けも美味しいんですがMayuge的には塩焼きで是非。検索したら英語名がイエローストライプド バターフィッシュだそうです。 毛唐もたまには上手いことを 非常に的確な名前です。塩焼きが乗っていた皿を食べ終わったあとに見たら、塩焼きじゃなくてソテーが盛ってあったんじゃないかと思えるようなバターのような脂がこってりと溜まってました。こんだけ脂のってたらそりゃ美味しいわ。



ということでその塩焼きがある2日目の夕食の写真。

タカベの塩焼き、刺身盛り合わせ、豚肉の味噌包み焼き、揚げ出し豆腐、海老の味噌汁、カボチャサラダ、黒蜜寒天。
刺身はタカベとイカとアワビ(?)がデフォルトで、さらに同行者で今日は釣りをしてた人がブダイとカワハギを確保したため、これを一緒に調理してもらいました。当然のごとくこれまた美味。
さらに一人あたりの割り当ては極少量しか行き渡りませんでしたが、カワハギの肝がコクとうま味の塊といった風情で非常に美味しかったです。

あと、この辺りは気候の都合でワサビが採れないため、刺身の薬味としてカラシを使うっていう話は以前テレビで見たことがあったんですが、今回、青い島唐辛子の刻んだのが薬味として出てきました。一般に島唐辛子というと沖縄の丸っこい唐辛子のことですが、ここでいう島唐辛子はあれとは別物らしく、長さ3、4cm、太さ5mmくらいのすごく小さな唐辛子です。ただし、むちゃくちゃ辛いです。写真の醤油に刻みねぎのような物が浮いてるのが見えると思いますが、これがそうです。この程度の量を醤油に浮かせただけですでにこの醤油は激辛醤油。この醤油をちょっと付けただけで刺身がビリビリ辛くなっています。ご飯が進む。唐辛子本体を刺身と一緒に食べるなどもっての他。
刺身をヅケにする時もどうやら島唐辛子の刻んだのを一緒に漬けるのが一般的らしく、一昨年来たときにヅケがタッパーで出てきたのでいただいたら、ものすごい辛さで驚愕した記憶があります。いやすごい美味しいんですけどものすごい辛い。なかなかクセになる味ではあります。


ちなみに、島を歩いてるときに地元の方とちょっと話しまして、宿を聞かれたのではまゆうと答えたところ、「ああ、あそこ魚美味しいでしょ」と言われました。
はまゆうの食事で魚が美味しいのは地元的にも周知である様子。


   民宿はまゆう

 住所  東京都新島式根島222-1
 TEL.  04992-7-0318



2008年 追記

Mayugeは2008年の式根島ツアーには不参加だったんですが、ツアー案内のメールによると、民宿はまゆうはご主人がご高齢のため営業を終了し、今後は漁師としての仕事に専念されるとのことです。
料理が非常に美味しかったので残念。





2007年9月21日(金)02:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

イル・クォーレ

土曜に市街からはちょっと外れたところの店新規開拓ということでイル・クォーレに。
といっても元々は新規開拓が目的だったわけではなくて、何度かここでネタにしている田崎太郎氏、通称猫戦車の人の個展の案内ハガキをいただきまして。で、この個展やってるのがたまたまイル・クォーレの向かいの建物でして、こちらも以前から気になってた店だったので、これはちょうどいいと。
最終日直前ということで売れてしまってる作品も多かったようですが、相変わらずの味わいのあるメカと珍妙生物の焼き物による不思議世界で楽しめました。個人的には「土蜂の巣焼いてみました」もちょっと予想外で面白かったんですが。合作?
あと、個展など見に来てたのを憶えられてたようでちょっとびっくり。
前回の個展の時はお願いして写真を撮らせてもらったんですが、今回はけっこう混んでたので写真はお願いしませんでした。ファンの方は申し訳ありませんがご本人のBlog「土から生まれる」でお楽しみください。ていうかあらためて検索してみたらいつの間にやら公式Blogが。

さて、イル・クォーレの方。
今回はランチコース1680円。前菜、パスタ、メイン、デザートとドリンクで、パスタとメインはそれぞれ4種ほどの中から選べます。

写真は前菜のクリームチーズのブルスケッタと自家製コッパ。コッパって何。
生ハムみたいなものですか。煮こごりのようにして野菜とあわせ、黒酢っぽいソースで仕上げてあります。紫キャベツの苦みがけっこう効いてましたが、これはこれで。
と思ったら後ろの席に座ってた親子連れの子供が「苦ーいー」と言ってました。さもあらん。



北海道秋刀魚とリコッタチーズのトマト風味スパゲッティー

スパゲッティーの「ッ」は外してはいけないポイントなんでしょうか。
チーズ、トマト、パスタときてそこにサンマが加わるという組み合わせがすごく想像しにくかったのでまずはこれを選択。
最初は生サンマを使った冷製パスタみたいなものも想像したんですが、それなら冷製って書いてるはずだな、と。

皿が運ばれてきたあと、白兵戦用の武器かと思えるような巨大な金属製おろし金を使って、その場でチーズを好みの量トッピングしてくれます。
写真はあまり秋刀魚ってませんが、下にサンマ本体が半身くらい埋まってます。ソースはけっこう魚の風味がしますが、「アンチョビーは我とは不倶戴天の敵」とかいうような人でもなければ平気な程度。ソース部分は魚風味がわりと強いんですが、サンマ本体はむしろそんなにクセがない不思議。わりとチャレンジメニューかと思ったんですが普通に美味しかったです。強いて何か言うとすると、サンマの風味に負けてチーズの記憶が一切残ってない点でしょうか。



豚ばら肉とオリーブ・ズッキーニ・プチトマトのスパゲッティー

注文の時点では秋刀魚スパゲッティーは気になるものの、けっこう警戒心が働いていたため、もう一品はつとめて無難なものを、ということでこちらを。
こちらは非常にあっさりしたシンプルな味付けで万人向け。プチトマトの風味がけっこう濃厚で、シンプルな味に対してアクセントとしてよい感じでした。
ズッキーニがどっちかというとキュウリっぽかった気がしたがそこんとこどうか。



上 新鮮な金目鯛のムニエル タイム風味レモン添え

下 豚バラ肉のグリリア いろいろなきのこのソース

グリリアって何、って思ったらグリルですか。メインは特にチャレンジメニューはなく、どちらも普通というかだいたい想像が付きそうな選択。
金目鯛のムニエルはカリッと香ばしい表面にハーブとレモンがさっぱりとしてシンプルながらも美味。
対して豚バラ肉のグリリアは濃厚というかけっこうしっかりした味付けで、こちらも美味しかったです。きのこソースをパンにつけて食べてもよい感じ。
オーダーの時点ではいろいろなきのこはどのくらい色々なんだろうと思ってたんですが、食べる時点ではキノコ鑑定のことなど忘れてました。ということで舞茸、ブナシメジ、エリンギ辺りくらいはいたんじゃないかと思いますが詳細は不明。Mayugeは食べ物が目の前に来ると色々なことを忘れます。



イル・クォーレからのドルチェの盛り合わせ

盛り合わせの内容はおまかせ。散らしたソースの彩りが鮮やかで見た目になかなか華やかです。
それぞれクルミのタルト、カボチャのプティング、シュークリーム、シャーベット(桃、マンゴー)。

シュークリームは何か別の名前をいわれた気がしますが覚えてません。検索した結果、ビニエだったかもしれないといと推測されます。本日焼いたものだそうです。プチシューサイズですがトロリとしたクリームがたっぷり。
カボチャのプティングは濃厚カボチャ風味。口に入れた瞬間はカボチャの煮物かと思うくらいしっかりカボチャ。その後ちょっと遅れてカラメルが香ってくる感じで、カラメルのビターがけっこうよく効いてます。
タルトはこんがりしたクルミがよい香り。

今回1時前に店に着いたんですが、休日ということもあってか、まだ満席でした。まあ、そろそろ昼に来店した客がはけるかなーというタイミングではあったようで、ほどなく座れました。
あと、この店の周辺は、いかにも人工的に作った感じのつくば中心部とは違って、道が入り組んでいるというか法則性なしに交差してるため、店の位置がわかりにくいかもしれません。古そうな民家など見栄えのする建物もあって、これはこれで町並みは面白いんですけどね。



  イル・クオーレ  

 住所: つくば市吉瀬1642-3
 TEL.: 029-857-7179
 定休日: 月曜日
 営業時間: [火~金] 11:00~14:00(L.O) 18:00~21:00(L.O
       [土・日・祝] 11:00~14:30(L.O) 18:00~21:00(L.O)





2007年9月11日(火)01:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

JEWEL OF INDIA

先日、市内を何かの用事でウロウロしたとき、いつの間にかインドカレー屋ができてたのを見つけまして。先週の日曜に食べに行ってきました。
もともとは他の店で昼を食べようと思って外出したんですが、行ってみたら日曜はランチやってないみたいだったので代わりにこっちに(ちゃんと調べてから出ろ)。

最初に見つけたとき、表からカレーバイキングっぽい容器が店内中央に鎮座してるのが見えたので、ランチはバイキング形式なのかと思ったんですが、どうやらランチバイキングは平日のみの様子。
チラシや看板によると平日のランチバイキングは780円でドリンクバー200円。日替わりカレー4種とサラダ、ナン、ライス、デザートが食べ放題とのこと。けっこうよさそうなんじゃないですかね。
週末はランチメニューは特に用意されていないようで、つくばインドカレー事情からするとランチ価格としてはやや高めでしょうか。単品カレーにナンまたはライスがついたのが850円~で、だいたいのものが1000円前後、セットは1350~3500円まで。

さて、注文したのはAセット1350円。
ダルマキニ、サグパニル、サラダ、ナン、ライスのセット。
豆カレーとほうれん草チーズカレーですな。ライスはジャポニカ米。サラダに何やら辛そうなドレッシングがかかってますが、おろし野菜ベースでむしろ甘いという意外味。
ダルマキニはレンズ豆とあとムング豆かな? がかなりしっかり入っていて、日本式カレーかと思うほどのトロっとした仕上がり。味はインドカレー。
サグパニルはおろしほうれん草ベースにカッテージチーズを入れて煮込んだカレー。チーズは自家製だそうです。この店のはチーズの代わりに豆腐が使ってあったりしない(個人的にはあれはあれで面白いと思うけど)のはもちろん、ここ最近食べたサグパニルの中で一番コクがあるというかうま味が強かった気がします。チーズの違いでしょうか。
今回、辛さはミディアムで注文したんですが、どちらのカレーもほとんど辛くないといっていいくらいのマイルド系カレー。スパイスがビリビリ効いてるようなカレーが好きな人はホットかスーパーホットで注文しないと物足りないかもしれません。しかしベースのカレーが辛くない店だからといって、ホットを注文したら今度はどんな物が出てくるか油断ならないのがインド人の店。注文する際は用心しながらどうぞ。
まあ用心したからといって適度な辛さのカレーが出てくるわけではありませんが。



あと、店を出るときにドア(引き戸)のサッシに青い衝撃吸パットがぺったり貼り付けられてるのが目につきまして。

 「開閉の音か振動でも大きかったのかなぁ」

と思いながら店を出、後ろ手にドアを閉めた瞬間に納得。

ドアノブの金具の取り付け方が妙なせいで、ごく自然にノブとサッシの間に指を挟む構造になっています。衝撃吸収パットのおかげでたいして痛くはないんですが。

ご来店の際は帰りのドアの開閉にご注意ください。
ていうかこの妙なノブをさっさと外したまえ。


JEWEL OF INDIA

 つくば市天久保3-10-16 横田ハイツ1F
 電話:029-828-5540
 営業時間:11:00~23:00





2007年9月9日(日)23:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ラ・ヴィ・プロヴァンサル(マンゴー・桃)

先週末、春にいちごフェアーやってときに行ったラ・ヴィ・プロヴァンサルにまた行ってきました。フルーツ系デザートが充実してるこの店なら、多分この時期マンゴーを使用したデザートが盛り上がってるであろうという予測の元。
ということでこの記事のメニューは8月の物です。

ガレット アヴィニオン(¥680)
ミートソースと半熟卵のガレット。ガレットは古い紫色の箱から出る例のアイテムではなくてそば粉のクレープの方。
だいたい説明から予想する通りの味。包まれていてぱっと見わかりませんが、ミートソースとチーズがけっこう入っていて意外にボリュームがあります。味付けはけっこうしっかり目。ミートソースにチーズがよく合っていて美味。トロっとした半熟卵もよい感じ。



アボカド&シュリンプのパンサラダ(¥580)
たかがサラダと侮るなかれ。前回はパンサラダをほぼ真上から撮影したため、なんか皿に盛ってあるっぽい画像になってしまいましたが、横から見るとこんな感じ。ほぼボウル。サラダどころかこれだけで一食になりかねないボリュームがあります。
ドレッシングはイタリアンっぽい感じ。アボカドがかなり存在感がありましたが、シュリンプはいずこへ?
以前に比べてパンの量がが少し手加減気味になってる気がしましたが気のせいかもしれません。
なんか文句ばっか書いてる気がしますが普通に美味しいです。



そしてメインの目的であるマンゴーもの。
マンゴーシェイク(¥580)

…シェイクと称する物が盛られて出てきたのを見るのは初めてな気がするんですが。
さすがにフルーツ系のデザートが充実してる店の出すシェイクだけあって、マンゴー風味しっかりのボリュームどっしり。
ただ一つ難点を挙げるとするなら、食事の前に出てきたことでしょうか。どうしろと。

まあしかしそんなことも気にならないほどの迫力。あと、上にかかってるソースはマンゴーソースではなくオレンジか何か。
オレンジピールの香りがちょっとするのがこれまたマンゴーによく合ってます。



そしてデザートもマンゴー物にするつもりで来店したんですが、メニューの写真を見てつい惹かれて方針転換してしまった逸品。
もぎたてモモプレート(¥1050)
契約農家直送の桃の実を丸ごと一個使い、種をくり抜いた後にチーズクリームを詰めたもの(ロワードペシェとかいう名前でコートダジュールの方で単品売りしてるお菓子のようです)をメインに、桃のムース、ジェラードを寄せ、さらに周辺にフルーツを散らしたという無闇に豪華な桃尽くし。
正直、食後に更にこれを丸ごと食すのはつらいです先生。や、さらっと食べましたけど。
どのパーツも桃の風味が芳醇。ムース、ジェラード、桃玉がどれもベクトルの違う味付けなので、交互に食べ進めてればこのボリュームにもかかわらず途中で飽きが来ません。とはいえ食後に食べるなら複数人で分けるのは必須だとは思いますが。純粋に体積の問題で。
桃玉を切り分けるためにナイフが欲しいところでしたがテーブルに備え付けのカトラリーのナイフは食事の方で使い尽くしてしまい、デザート用のスプーンでぐりぐり切りながら食べてました。

総括としてどれも大変美味でしたが腹が苦しいです。



  ラ・ヴィ・プロバンサル

 茨城県つくば市小野崎147-1
 TEL 0298-60-5380

 営業時間 11:00~19:00(L.O. 18:00)
 定休日 火曜日、水曜日



2008年 追記

閉店のご様子。店舗はそのまま残してあることや、告知の内容から察するに、まだ何かたくらんではいる様子。いまだに閉店を知らずに駐車場に入っていく車などを時々見かけることがあります。





2007年9月3日(月)02:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

cha cha boo (チャチャブー)

ブルーベリー松阪牛・コーラメントスと立て続けに堪能した週末の締めは中国茶。

ということで海岸でコーラまみれのニケ夫妻と別れたあと、ニケがこっちの方に棲んでた頃にお気に入りだった喫茶店、cha cha boo(チャチャブー)に行って昼食。

どうでもいいことですが記事を書く下調べをしようと思って検索したら、全く同名のモンスターがモンスターハンターシリーズの敵キャラでいるらしく、そっちばっか出てきて店の情報が集まらないんですが。

さて一品目、目玉焼きのっけタコライス、900円。
ご飯の上にピリ辛の挽き肉にサルサソース、目玉焼きと、一般に言われる標準的なタコライスにほぼ準拠。スープ付き。強いていえば野菜がダイレクトにご飯の上に乗ってない点が違うかもしれませんが。
とか書いた時点でなんとなくタコライスについて検索してみたら、トマトとかチーズを乗せるのが正式ですか。目玉焼きって乗せないの? Mayugeがこれまで食べたタコライスにはいずれも目玉焼きが乗ってた気がするんですが。チーズも入ってなかった気がしますし、こうやってみるとけっこうアレンジの加えられたタコライスだったのかもしれません。沖縄の民の査定求む。
とりあえず記事を書くにあたってMayugeのタコライスに関する造詣が非常に浅いことが露呈しました。
あと、皿の端っこに盛ってあるマヨネーズの使いどころが最後まで分からず、結局こんもりと残ったまま食べ終わってしまいしました。あとからメニューを撮った写真を見直したら、混ぜて食べろと書いてありました。
ということで何から何までよく分かってないままに食してましたが、トロッとした目玉焼きをピリ辛の挽き肉に絡めて食べるのが非常に美味。卵の黄身のトローリ加減をお伝えすべく目玉焼きを切り開いた状態での写真も撮影したんですが、あとから見てみたら単なる食べ残しみたいな写真になってて見栄えがよろしくないので掲載は断念。こ、こんなはずでは!



さて次、牛肉のしぐれ煮ごはん、950円。
こっちは和風。甘辛い牛肉のしぐれ煮をご飯に乗せて半熟卵ときざみ海苔をトッピングしてみました的な丼。サラダ、スープ付き。
特に奇はてらってませんがスタンダードに落ち着いた味。いや、飲食店で奇はてらわなくてもいいんですが。
あと、この店はサラダのドレッシングが3種ついてきてちょっとお得風味。写真のサラダの後ろにもちらっとボトルが写っています。それぞれ青じそ、フレンチ、オリジナルだったような気がします(うろおぼえ)。



杏仁豆腐の"ふるふる"デザート、550円(セット950円)。
杏仁豆腐とフルーツ、アイスクリームの盛り合わせ。黄色いのは黄桃で、杏仁豆腐はとろっとした柔らかめのもの。アイスクリームとの組み合わせがいい感じ。



りんごとシナモンのマフィン、380円(セット750円)。
表面がサクサクで中はふんわりしたマフィン。シナモンはそれほど強くないので苦手な方でも平気かもしれません。温かいマフィンをサクッと割って生クリーム乗せて食べるのが至福。
後ろに写ってるのはセットで注文した中国茶のカップ。



この店のお奨めポイントの一つがお茶。
特に中国茶が非常に充実してまして、このようにびっしりと説明が書かれたメニューが付属しています。毎回お茶をどれにするか決めるのに時間がかるのが困りどころ。
セットで注文した場合、お茶は茶こし付きのカップに入って出てきます。で、飲み終わったら茶こしをまたカップに戻し、ポットのお湯を注ぐことで何杯も楽しむことができるシステム。蒸らし時間を加減するための砂時計付き。4杯くらいはいけます。5、6杯目あたりになると味はまだ出るんですが香りが少なく、渋みが増えてくる感じなので個人的にはお奨めではない気がしますが、この辺は個人の好みとか茶葉の種類によるかもしれません。
こんな感じで中国茶を繰り返し淹れつつケーキなど食べてると、かなりダラダラと時間を潰すことができるあたりがニケのお奨めポイントだそうでして、午後辺りになるとそんな風に集会を開いている奥様方などでいつも満員状態だそうです。この日も昼前に来店したんですが、来店時はそれなりに空席もあったのもほどなく埋まり、その後は多少入れ替わりつつずっとほぼ満員でした。
中国茶用カップ、ポット、砂時計のお茶セットを並べて撮影してたんですが、シルバーのポットにカメラを構えたMayugeご一行の姿がバッチリ映り込んでたのでお蔵入り。今回こんなんばっかか。

ここで注意点。数人で来店した場合、知らずに一人だけコーヒーとか注文すると、その人だけ先に飲み物を飲み尽くしてしまい、非常に手持ち無沙汰になります。歩調を揃えましょう。
紅茶などもポットで2杯分入ってるとのことなんですが、何しろエンドレスに淹れられる中国茶とは耐久時間が桁違い。

あとこの店、車で来るしかないような立地なんですが、中央分離帯の植え込みが邪魔で反対車線からはかなり見つけにくいです。これはいったいどこに文句を言えばいいんだ。店も道路より一段高い所にある割に、微妙なカーブの加減のせいか妙に見逃しやすく、今回も気付かずに一度店の前をスルーしてしまいました。以前にニケの運転で来たときにも一度店を通り過ぎてしまったため、これはMayugeが不注意だからとかではないと思います。ニケとMayugeのどちらもが不注意なためである可能性は捨て切れませんが。
店を探すときはこっちのページに載ってる水色のボートの看板を見逃さないように探すのがいいかもしれません。



   cha cha boo (チャチャブー) 

  住所: 神栖市奥野谷5556-3
  TEL.: 0299-96-7650 
  定休日: 月曜日 
  営業時間: 11:30~20:00





2007年8月21日(火)00:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ルーラル吉瀬 ブルーベリーの丘 ピクニック

野生のキノコ採って食ったまま更新が途絶えるとか人聞きが悪すぎ。
ということでMayugeですごきげんよう。単に眠かったりゲームが忙しかったりで更新が後回しになってただけです。

7月末の土曜、つくばにある自然村、ルーラル吉瀬内のブルーベリーの丘でやっているカフェに行ってみてました。HPには書いてありませんが、カフェの名前はPique Niqueのもよう。
カフェがあるというよりは、ブルーベリー狩りなどができる農園にオープンテラスがあり、そこで食事やデザートも楽しめるようになっっていると思っていただけると想像しやすいかと。
食事のメニューはランチプレート(¥550)が洋風・和風各1種、気まぐれサンド(¥450)が1種で、あとブルーベリーを使用したデザートが数種ある様子。
当日のランチプレートは和風がさっぱりおろしハンバーグ、洋風が生マスのソテー バジルバター風味となっていたため、洋風ランチプレートを。
生でソテーというパラドキシカルなネーミングにどのような物が出てくるのか若干期待したんですが、予想通り普通のソテーが出てきました。
おそらく塩漬けではなく生のマスを使ったという程度の意味だったのでしょうか。ソテーはカリッとした表面にほんのりバジル風味で美味。あと、下に敷いてあるスパゲティーがありがちなケチャップ和えではなく、トマトソースに絡めてあるのも地味に好評価。
コロッケは俵型ですが普通のポテトコロッケ。そういえば俵型のコロッケは外から見ただけでクリームコロッケなような気がしてくるのはなんでだろう。Mauyugeの実家ではコロッケはすべからく俵型でしたが。
付け合わせのラタトゥイユも美味しかったです。全体的に意外性はないけど、どれも丁寧に作ってあって好感が持てる感じに美味。



で、もう一品は気まぐれサンド。本日の気まぐれベクトルはしょうが焼き方面。

…しょうが焼き?
一瞬和風ランチプレートと間違えたんじゃないかと思ったんですが、どうやらサンドイッチがしょうが焼きで間違いないもよう。
イロモノっぽいというかわりと予想外の組み合わせですが、食べてみたらけっこう普通に馴染んでました。見れば判りますが表面をカリッと焦がしたホットサンドで、しょうが焼きのタレの他にマヨネーズっぽいソースが絡めてあった気がします。全然違和感なく美味しいです。ランチプレートと同じコロッケとミニサラダが付け合わせ。



あと、デザート代わりにブルーベリーのフレッシュジュース(¥450)。
せっかくブルーベリー農園で食事してるんだから一つくらいブルーベリーの物を試さないとということで。
見るからにブルーベリー100%。一切何も足さずにグラスいっぱいのブルーベリーだけをミキサーにかけた風味。強烈に濃厚そうな外見に何やら記憶が刺激され、ついついストローで意味もなくグルグルとジュースを念入りにかき混ぜてみたり。
ブルーベリーを皮まで丸ごと使用して作ってるようなんですが、飲んでみたら予想したような酸味も渋味もなく、非常にあっさりした適度な甘味。
ガムシロップが付いていて甘味を調整できるようになっていましたが、ガムシロップ無しで美味しくいただけました。スッキリした甘味が夏場でもしつこさを感じさせず、なかなかお奨めです。

この他にもテラスの端や店内で自家製野菜やタルト、マフィンなどが売られていて、これらもなかなか気になります。


  ルーラル吉瀬 ブルーベリーの丘 Pique Nique

  住所:つくば市吉瀬1680
  TEL.:029-857-3355
  開園時間:午前9時~12時
  休園日:水曜日及び隔週火曜日
  開園期間:6月中旬~8月末





2007年8月10日(金)00:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

イル・ティネッロ

土曜日は昼にイル・ティネッロ (il tinello)に。

この店は去年の秋頃にも一度食事に来てたんですが、その当時はぶっとびねっとのBlogが不具合で話にならない時期だったため収録は断念しました。
ということで名前が読みにくいこの店、2回目の来店です。

1品目、3種ミートのスタミナ丼。
せっかく3種らしいので表と裏の両方から撮影してみました。黒豚のローストポーク、牛サイコロステーキ、鴨のタタキで3種。
ご飯は五穀米で上に散らしてあるひょろひょろした物体は揚げネギ。醤油ベースに酸味の効いたタレがかけてあり、ボリュームがありながらも意外にさっぱりした感じ。洋風とも和風とも言えない不思議な仕上がりで、食べる場所によって印象がかなり違うのも面白いです。サイコロステーキが合成肉っぽいのが微妙に惜しい感じですが、全体として非常に美味。
ポタージュスープが付いてたんですが、肉に気を取られて撮影し忘れました。



本日のパスタランチ、ジャガイモとソーセージのスパゲティー。
スパゲティーにジャガイモという組み合わせが妙に気になったので注文。ジャガイモがどういう状態でパスタに合わせられているのかという点について「短冊切り説」「薄切り説」が対立したんですが、正解は「ブロック状にゴロゴロ入ってる」でした。両者ひとし君人形ボッシュート。
ソーセージはチョリソソーセージらしく、全体として味の印象はピリ辛。トッピングされたローズマリーの香がけっこう強く、爽やかでななかないいです。メニューに名を連ねることを許されなかったオクラもなにげに存在感を発揮してますが。
全体としてジャガイモ・ソーセージ・パスタという組み合わせは意外に悪くないです。ただし一緒に食べるのがやや難しいですが。物理的に。

あと、パスタランチにはスープ、サラダ、スコーンが付いてきます。サラダとして何やら納豆ライクな物体が侍ってますが大豆withマヨネーズ。
スコーンはチョコスコーンですが、甘さはかなり抑えめでデザートという感じではなく、食事と一緒に食べてもそれほど違和感はなさそうです。



デザート、マンゴーとライチのトライフル。しまった、ライチ写ってねぇ。
マンゴー食うべし!との号令の元、今回の来店となったんですが、ややマンゴーの香りが弱くて残念な感じ。まあ材料のマンゴーの個体差の問題かもしれません。
それ以外は問題なく標準的な仕上がり。
食べてる最中、なんか懐かしいような味と食感を感じたんですが正体が分からず、なんだったかなぁと考えながら食べてたんですが、最後にカップの底から種が出てきて正体が判明。スイカ入ってた。
あと、ハーブティー各種が充実してたんですが、ラベンダーティーが美味しかったです。
運ばれてきたときはラベンダー香が強烈に周囲を支配し、デザートに合わせるには強すぎるかなぁと思えたんですが、実際に飲んでみると香りが思ったほどしつこくなく、あと口がさっぱりしてなかなか高得点。
今までラベンダーティーは主張が強すぎるだろうと思って手を出したことはなかったんですが、認識が変わりました。



さて、前回の来店時は入り口脇にある窓際のテーブルに座ったんですが、その時になにげなく机に付いていた引出を開けたところ、中身がなにやらオモチャ箱。
ケロちゃん、サトちゃん、キューピー人形、絵本などが次から次へと。
店内はアンティークが多く配置されているんですが、こうなってくると全ての引出になにか仕込まれてるんじゃないか気になってきますな。

ちなみに今回は窓際の席には一人で食事に来てた男性が座ってたんですが、同様に絵本に気付き、しばらく何やら見入っていました。
ご来店の際はぜひ窓際テーブルに座って引出の中身が変わってないかのご確認を。



イル・ティネッロ
茨城県つくば市竹園2-6-1
電話 029-856-5558
営業時間 11:30~21:00(金・土曜は~22:00)
定休日 火曜



2008年 追記

閉店したようです。検索結果によると、お店の方から「行き先はまだ決まっていないが移転するつもり」と聞いた方もおられるようなので、どこかで新店舗としてやり直してる可能性はあります(店名が同じかは不明)。





2007年6月27日(水)02:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

アンマーカリヤ(デビルチキン)

しばらく前にも一度行ってきたスリランカカレーのお店、アンマーカリヤで16、17両日に野菜カレーのテイクアウトが100円というフェアーが開催中と聞きつけ、食べ損ねてたロティのリベンジに行ってきました。
ていうかこの前のスリランカフェアーの時に一応ロティは食べてはいるんですけど。

といいながら写真はのっけからキノコ。途中、某大学の横を通ったら敷地に生えてました。そろそろキノコシーズンも到来ですな。一目見てテングダケ科であろうことは予想が付くんですが、とりあえずテングダケに特徴的な点々は無い様子。図鑑で見たところはドウシンタケに似てますね。合ってるなら食べられるキノコです。テングダケ科は食用キノコと毒キノコが紙一重ですし試す気はありませんが。



ということで前回ちょっと気になってた単品のデビルチキン(500円)にロティのセット(350円)。あと、せっかくなので野菜カレーのテイクアウトも。

デビルチキンは名前ほどには辛くはなく、まあピリ辛といったところ。具は主にチキン、ピーマン、玉ねぎで、チキンは衣をつけてから炒めてある感じ。どちらかというと中華系の炒め物に近い印象ですかね。酢豚から甘味と酸味を差し引いてピリ辛にしたような感じというか…いやこれじゃ酢豚をたとえに出す意味がないな。レモングラスとか入ってますが、比較的日本人にとって違和感のない味付けの料理だと思います。

ロティはナンみたいな物と紹介されてるのをどこかで見た気がするんですが、この紹介はかなりいい加減な物だと思いました。むしろパイ生地に近い作り方をしてるように見えます。厚さはナンと同じくらいですが薄い層が重なってできていて、表面はパリパリで中身はもっちりという、焼きたてでかたまる前のパイ生地が一番近い感じ。写真ではロティの上に揚げせんべいのパパダムが乗ってます。

あと、前回来たときからメニューの変更があったようで、いくつか見覚えのない物が増えてました。セットメニューの構成と価格も若干変更されたもよう。
アンマーセットが野菜カレー2種+肉カレー(ポーク、チキン、マトン、豚モツ、ホタテから選択)、サラダ、パパダム、ターメリックライスのセットで990円、これにロティまたはデザート、もしくはライス2倍のいずれかが追加になるセットが1190円、ドリンクとデザートが追加されるセットが1280円などとなっています。ちなみに本日のデザートはマンゴームースだったようす。
セットは以前よりちょっと値上げした代わりに野菜カレーが一品増えた感じでしょうか。

あと、ベジタブルビーフンやエッグパンケーキ、エッグ春巻きといった、以前は無かった気がする単品が追加されてました。あれ、モツカレー294まで行かなくてもここで食えるんじゃないか。


テイクアウトの野菜カレー(本日は豆カレー)は夕食に。こちらは前回と同じくココナッツミルクベースの黄色いカレー(写真撮り忘れ)。
前回食べたときよりココナッツミルクがややあっさりだったような印象ですが、単にその日の気分次第じゃないかという気がします。


帰宅途中に某大学内で赤松の倒木が放置されているのを発見し、マツオウジでも生えてないかと林に分け入っていく不審者やってきました。カラスが荒らしたゴミしか見つかりませんでしたが。あと、秋に有望そうな栗の木発見。



アンマーカリヤ

つくば市桜2-15-3-103
tel:029-857-8977

11:30~15:00、17:30~21:00
火曜定休



2007年6月18日(月)01:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

インドスリランカレストラン 294

日曜日、昼前後に休日当番の作業をしに職場に。
で、作業終了後、なんかカレーが食べたいかなぁという気分だったんですが、職場から一番行きやすいカレー屋であるアバンティは、先日のパニールマカニ事変によってMayuge内株価を著しく下落させております。

ということでちょっと遠いですが水海道市にあるインドスリランカレストラン 294まで行ってきました。

以前、Mayugeの職場の近所に、そこらへんのおばちゃんが寄り合って経営してる食堂があったんですが、ここがスリランカカレーを週に一回、この294から取り寄せで出してまして。この食堂が閉店することになったときに仕入れ元の話を聞いておいたんですが、当時は車(ていうか免許)がなかったのでそのまま放置してました。それが先日、スリランカフェアーに出店されているのを見て思い出したため、さっそく探しに。

ということで写真はスリランカカレーセット1680円。
内容は、肉のカレー2種(チキン、マトン、ポーク、キーマ、スタミナより選択)、野菜カレー2種、カットレット(スリランカ風魚コロッケ)2個、ナンまたはライス、サラダまたはドリンク、デザート(ワタラッパンまたはキトルハニーヨーグルト)。

肉カレー選択肢のラストを飾っているスタミナカレーというのはモツのカレーらしいです。これが一番気になったんですが、残念ながら本日は売り切れとのことなので、今回はチキンカレーとマトンカレーを選択。
野菜カレーは見ての通り豆カレー。
デザートは名前からさっぱり正体が分からないワタラッパンという物体をチョイス。
キトルハニーヨーグルトは多分、スリランカフェアーで見かけた茶色い小ドンブリの例のヨーグルトでしょう。

出てきたとき、左上の黄色い短冊切りがマンゴーか何かのフルーツを煮た物に見えたので、そのワタラッパンかと思ったんですが、食べてみたらどうやら大根。
最近どうも他の野菜に偽装した大根の煮物が多くて困る。
大根のカレーというか、大根をココナッツミルクとウコンで煮て塩で味付けしたような感じの料理。

カレーはいずれもココナッツミルクベースにスパイスしっかり。こぶみかんやレモングラスらしき葉っぱが入っていてタイとインドカレーの中間っぽいいつものスリランカカレー。辛さは特に指定しませんでしたのでマイルドが出てきたと思われますが、それほど辛くないです。ていうか、ここに写ってる物の中で一番辛いのはコロッケという意外さ。
カレーではマトンカレーが東南アジア系カレーにしては珍しく、かなり肉ゴロゴロ。弾力のあるサイコロ肉が「肉カレー」の名に恥じぬ勢いで投入されています。やや塩味がきつめかなぁとも感じましたが、Mayugeがここ最近で食べたマトンカレーの中で一番の出来だったと思います。

カットレットはツナ入りコロッケという感じだけどかなりスパイスが強め。カレー味とは違います。こちらからもレモングラス系の葉っぱハーブの気配。



デザート、ワタラッパン。
目の前に出てきてもぱっと見にどういう物なのかがやっぱりわかりません。
強いて似てる物を挙げるとすれば蒸しプリンでしょうか。蜂蜜でかなり甘く作った蒸しプリンにジンジャーをしっかり効かせ、カシューナッツのクラッシュしたのを混ぜ込んだものというとおおむね伝わると思います。しかし上半分の食感が、なんか口に入れるとモロモロと崩れる感じで不思議。甘みがかなり強いので、ちょっとずつ食べながら甘くないお茶などを飲むのがよさそうです。


この他のメニューとしては、カレー3種を乗せたカレーライスのホームスタイルカレー、各種ロティやナン、ホッパーといった主食系粉物にカレー1品のセットなどが1000円前後、これに対して単品カレーもやはり1000円前後と、この辺の価格設定が謎です。カレーセットは各種カレーとライスのセットに野菜カレーが一つ付いて1350~1450円という、なんかちょっと変則的な印象。
あと、テイクアウトの単品カレーがなぜか330~560円と格安。容器を持参すればさらに30円引きだそうです。これはこっちの方に来る用事でもあればまとめて買って帰って、しばらくカレー三昧するのも悪くないかもしれません。



インドスリランカレストラン 294
常総市水海道市山田町1130-1
0297-30-0508 
無休 
10:00~23:00 





2007年6月6日(水)01:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

Back Yard CAFE(ジンジャーエール)

土曜日はBack Yard CAFEに行ってきました。
最初は例によって月が変わったのでNONの妙な新メニューを確認に行こうとしたんですが、順番待ち席まで満員だったため、近所で他に気になっていた店ということで。

店は通りからちょっと奥まった場所にあって、この通りは普段よく通ってたんですが店自体を今までちゃんと見た記憶がありませんでした。店の前は柵と植物が配置され、そこにテーブルと椅子が並べられて店名通りどこかの裏庭といった風情。厳密に突っ込むならこれは前庭だと思うけど話が進まなくなるのでそれはさておき。

店内はアンティークがふんだんに配置さた不思議空間。テーブル、椅子もアンティークらしく、席ごとに雰囲気が違うようになっています。

ということで食事。
フランクサンド
フランクフルトを挟んだホットサンド。具はフランクフルトの他にレタス、トマト、チーズ。
メニューにはホットドッグ風サンドイッチと書かれていますが、それほどホットドッグというわけでもない気がします。
そういえばサンドイッチにソーセージって入れないけど悪くないなぁという感じ。



パニーニ
メニューに載っている写真ではパニーニと聞いて普通に想像するような白くてのっぺりしたパンが使われていたんですが、料理が届いてみたら明らかにフランスパンにしか見えない物に挟まれて出てきました。
一瞬注文を間違えたかと思ったんですが、持ってきたウェイトレスは「パニーニでございます」って言ってたと思います。
具は生ハム、チーズ、サニーレタス。チーズはちょっとクニッとした歯ごたえのあるナチュラルチーズっぽかったですが、知識がないため何チーズかは不明。
フランスパンをさらにパニーニ用の型にはめて焼いたらしく、カリッとしていて非常に香ばしいです。ただ、これがパニーニかと言われるとやや疑問な気もします。いや、パニーニの基準知らないので実はこれでもいいのかもしれませんが。
むしろこのやや平べったいフランスパン、サンドイッチにするのに便利そうなんで近所で売ってるなら欲しいんですが。



ミックスベリーパフェ
ああ、パフェってべつに意表突かなくていいんだ。
ここんところ妙なパフェばかり食べていたため、基本がおろそかになってました。
上に乗った各種ベリーがシャキシャキと凍っていてちょっといい感じ。少々ヨーグルトの気配もします。



チョコケーキパフェ
こちらはなんか期間限定デザートと書かれていたので。これとは別にチョコパフェが通常メニューにあります。賽の目に切ったガトーショコラがけっこうゴロゴロ入ってるあたりがおそらくチョコケーキ。

ところで店内は最初に書いた通りアンティークがふんだんに飾られてるんですが、中でも特に時計があちこちに配置されてまして、Mayugeが座った席の正面の壁には一面に大小取り混ぜて6、7個の時計が掛けられています。しかも全部止まっていてバラバラの時間指してるし。Mayugeの席から見えて唯一正しい時間を指してると思われたのは、正面の壁際に立てられた棚のガラス戸に映って見える、反対側の壁に掛けられた時計のみ。

と思ってたんですが、パフェ食べてるときに気付きました。この時計止まってる。最初見たときにたまたま時間が合ってただけだ。
あれか。一日に2回だけ正確に時間の合う時計か。


それはそうと、デザートセットのドリンクを選ぶとき、ひときわ目を惹く飲み物が。

  手作りジンジャーエール(ハード or マイルド)

…手作りですか。しかもハードがありますか。

  [>せっかくだから俺はハードを選ぶぜ!

どうも最近食事の選択肢がイロモノ付いてる気がします。Blogとか書いてるせいでしょうか。

さて、

「あ、あそこで準備してるの、ジンジャーエールですかね」

の声に振り向いてカウンターの方を見ると、ウェイトレスがカウンター越しに厨房から受け取ったグラスをトレイに乗せてるところでして。
いやジンジャーエールはあんな乳白色の液体じゃないだろう常識的に考えて。

と思う間もなくまっすぐこっちに向かってくるウェイトレス。



すごく…フレッシュジュースです…

どうみてもショウガの搾り汁使ってますねコレ。
さて、味見を…

  辛!

なんていうか、甘みの中にショウガ味がピリピリ辛くて…炭酸冷やし飴?
しかし辛味がけっこうあるものの、口の中がスッキリするのも確か。ただし、スッキリさせた後、ショウガの味がそのまま口の中を占拠し続けますが。
そしてなんか後を引くというか、ついついまた口に運んでしまう謎な魅力がある不思議飲料。
なんというか、飲んでしばらくするとまた何となく手にとって、しかしすぐに飲むではなくストローでカラカラと念入りにかき混ぜてしまうという行動を繰り返していたというと、なんとなくその場の雰囲気を察していただけるでしょうか。

デザートに合わせるにはちょっと強すぎますが、こってりしたハンバーガーとか、油っこい食べ物と一緒に飲むにはけっこう悪くないんじゃないかと思います。

そういえばこの文を書いていて思い出したんですが、Mayugeが子供の頃、Mayuge母が「ジンジャーエールって全然ショウガの味がしないけど、元々のジンジャーエールはショウガ味だったんじゃないか」というようなことを言ってまして。Mayuge的にはジュースがショウガ味などということはあり得なかったため、その時は全力で否定したんでよ。今さらですがMayugeが間違っておりました母上。
ついでにショウガ味のジュースも思ったほど悪くないと思えるようになりました。これが大人になるということか。

この後の協議の結果、ジンジャーエールの元々の立ち位置は寿司のガリのようなものだったのではないかという推論に達しました。
本当にそうかどうかは知りません。

あと、手作りジンジャーエールのマイルドはどのくらいマイルドなのかも気になるところ。



Back Yard CAFE&ANTIQUE

つくば市二の宮2-14-15
TEL&FAX 029-855-4561

OPEN 11:00 CLOSE 21:00(LO 20:15)
※水曜定休





2007年6月4日(月)00:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理


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