おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


くいだおれ(食記録)

ラ・ヴィ・プロヴァンサル(いちごフェアー)

さて、かなり以前に上司がケーキの大人買いとかやらかしてた洋菓子屋、コートダジュールの別店舗、ラ・ヴィ・プロヴァンサルでなにやらいちごフェアーをやってるとかいう広告を見かけたので昼食に行ってみました。
ちなみにげふ会の際に配布したチーズケーキもこの店もの。

ベジタブルディッシュ
メイン。パスタはケッパーとツナのトマトソース。奥のカップはクラムチャウダーです。いや、海鮮入ってたかな?単なるクリームスープかも。スープがけっこう具だくさんで、どちらかというと「食べる」という感じ。美味。左のココットは抹茶のムース。そして謎なのが右奥にある鮮やかな赤紫の物体。最初は海藻サラダとかに入ってる天草みたいなのかと思ったんですが、どうやら刻んだキャベツ。これを赤紫の色を付けつつピクルスのような液に漬け込んだと思われるんですが、かなり甘い。そしてちょっとだけ酸っぱい。強いて言えば刻みキャベツで甘めのラッキョウを作って紫色にしたような感じ。美味しくないわけじゃないんですがどうにも浮いていてどう扱ったらいいのかが不明。
この紫色の物体以外はどれも文句なく美味でした。
ところでココットの横あたりに黒いソースが回しかけてあるのが見えると思うんですが、ムース用のチョコレートソースか何かに見えるじゃないですか。まあ本命がチョコレートソースで対抗が抹茶に合わせて黒蜜、意表を突いてカルーアのようなコーヒー系リキュールというのもアリかもしれません。で、同行者の人が先にこれをちょっとつけてムースを食したんですが、食べた途端笑い出しまして。どうかしたのか尋ねても返事をせずに笑いながら無言で勧めてくるので、とりあえず試してみました。

  うん、黒酢だ。

Mayugeが世界を征服した暁には、デザートのココットから3cm以内の範囲に黒酢を散布することを法律で禁じることにします。
ていうか黒酢にわざわざトロみつけてデザートの横に撒くな。なんの罠だ。
近くのテーブルに陣取った おばちゃん マダムが、ちゃんと黒酢ソースを野菜に付けて食べてたのが見えてなんか敗北感。



生ハムとくるみのパンサラダ
写真で見たら皿に乗っててそれ程ボリュームなさそうに見えたんですが、実物が出てきてみたらボウルでした。意外に深さが。
野菜の下にはフランスパンが並べてあります。生ハムにくるみという組み合わせがなかなかよい感じ。くるみが香ばしくて美味しいんですが、ちょっと水分を吸ったフランスパンがナイフでもなかなか切れないほどの強度を誇っていてけっこう手強いです。



そしていちごフェアーの目玉、いちごのパフェ。
ベースは上から、生チョコサンド、いちごアイス、いちごムース、チョコクッキー、ストロベリーソース。
崩落しないように食べるのが非常に困難なんですが。なかなかいちごが濃厚で看板に偽り無しです。あと、下の方のチョコクッキーがけっこうしっかりしたビターチョコ味で、歯ざわりと共にいいアクセントになっています。



いちごのフローズンヨーグルト
これもけっこういちご成分多め。横の赤インクみたいなのはいちごシロップ。これ自体はほぼ甘味はついてなくて、好みでシロップを足せるようになってます。ただ、デザートと一緒に飲むにはシロップなしでもけっこういい感じ。
ていうかシロップ足した状態で味見しなかったことに今気付きました。

この店は初めてだったんですが全体的に食べ物は美味しかったです。評判のケーキ屋の別店舗だけあってデザートがしっかりしてますし高レベル。
今回ちょうど昼頃に行ったため、しばらく順番を待ちましたが、待合い席の辺りから厨房が見えるように大きな窓になっていて暇つぶしによかったです。働いてる方は落ち着かなそうですが。
食事も美味しかったことだし待ち順を呼び飛ばされたことはこの際忘れてあげましょう。

あと、オーダーのシステムがなんかちょっと独特になってまして、席に着くとメニューが出されるんですが、注文が決まったら客がメニューを持ってレジに行くという方式になってます。そこでオーダーと、あと支払いを先に済ませて席に戻ると。料理は店員さんが運んできますが、おしぼりなどはセルフサービスというセミセルフ方式。人気店ですし支払い等で手間取るのを省くためですかね。



2008年 追記

閉店のご様子。店舗はそのまま残してあることや、告知の内容から察するに、まだ何かたくらんではいる様子。いまだに閉店を知らずに駐車場に入っていく車などを時々見かけることがあります。



2007年3月5日(月)00:45 | トラックバック(0) | コメント(2) | くいだおれ(食記録) | 管理

げふ会冬の陣・怒濤編

副題に深い意味はありません。黎明編疾風編の続き。

ということで翌日。宿を出て戎橋でGuu宿組、ユイナさん宿組と合流。ユイナさんは今回おとなしいと思ったら(それでも両手に徳利持って直飲みしてたが)、昨夜さらに大阪在住の友人に召還され、朝5時まで飲んでいたとのこと。
そしてそのまま道頓堀極楽商店街の開店待ちへ。

こちらは以前にもちょっと紹介しましたが、ビル内に昭和テイストの下町を再現し、飲食店がぎっしり入ったアミューズメントパーク。まずはニケと五街さんが「明石焼き!明石焼き!」と叫んだため、そちらの方向に。ゾロゾロと総勢20名で明石焼 中瀬に移動するも、店は屋台よりちょっと大きいくらいのスペースで、そのうち2辺がカウンターになってるのみ。どう見ても店のキャパを超えてます。我々の手にかかれば商店街のどの店でもあっという間に行列のできる店にデッチ上げることが可能!

おっちゃんがありがた迷惑そうにしてるので、食べ終わったらとっとと次の店に移動することにします。後ろもつかえてますし。
これ以降5、6人程度の小集団に別れてウロウロすることに。こちらは妙に食い物の嗜好の方向性で一致をみているニケと五街さんを先頭にして、にゃーたん、零さん、としさん、Mayugeの6人PTでそのまま以前採り上げた新吉士小籠堂に。些細なことですが、道中、フルーツジュース パパジでマンゴーミックスジュースを入手したところ、山賊に強奪されました。さらにこれを見たにゃーたんがフルーツ好きとして是非おさえておかねばと、ものすごい勢いでジュースを買いに戻って行きました。
さて、焼き小籠包と、せっかくなのでもう一品ということでカニ味噌小籠包も注文。前回食べたときは焼いてからちょっと時間が経ってたのか、今回の方がスープたっぷりで美味しかったです。やはり焼きたてがお奨め。

食べてるうちに後続でユイナさん、苑香さん、蘭さん、皇子、伝さんなどの小集団も来店。しかし我々は次なる食品の元へと旅立たねばならない!(主に山賊が)
ということでそのままネギ焼きを食べにお好み焼 来たろうに移動。そして店外に行列作成サービスを実施。先ほどまで何の変哲もなかった店があっという間に行列のできる名店に! ここで行列してる間にソロで歩き回ってたnobiさんをPTに吸収。ネギ焼きをやっつけた後は再びnobiさんとPTを分離しつつ松治郎の舗に移動してアイスもなか。あと十八番のたこ焼きを移動中に食べた記憶が。さて、だいぶ一段落したところで楓衆の面々が集合をかけながら伝令に回ってきました。Guuさんからフルーツパーラー コロンビアに集結せよとの号令が発せられたとのこと。



あー、このプランですな。
商品名「富士山」。バニラアイスを8L使用したという巨大アイス。3人までで30分以内に食べきれば無料というチャレンジメニュー。ちなみに普通に食べれば代金は9800円。

ということで最後の〆にこれをみんなで注文しようとの趣向だそうで。例によって全員集結すると店内は完全に満員に。さらにここで虎野さんも合流。
サイズとしては子供が砂場なんかで遊ぶバケツをそのまま2倍の深さにしてそれを型にアイスを作り、その周りにデコレーションをこれでもかっ!と配置したような感じ。



これが運ばれてきた途端、誰も手を付けずにまずは撮影会。店の前を通った人々も、まずは店内にぎっしり詰まった集団を見て何事かと覗きこみ、そこで富士山を見つけて写真を撮っていくというのを繰り返してます。それも次から次へと通行人が立ち寄っては撮影していく感じで。

先生! zエロさん(なぜか変換される)が女の子に「すみませぇん、一緒に写ってもらっていいですかぁ?」と言われて嬉しそうです!
あ、一緒にって、富士山と一緒にです。



さて、被写体としては名残惜しいんですが、いつまでもこうしてるわけにもいかないので全員(約一名除く)で掘削開始。さすが道具屋横名物・数の暴力、巨大な塊がみるみる分解されていきます。体温を奪われて機能停止しかけてる人が数人いましたが、とりあえず消費自体はそれなりの速度で完了。


荒れ地のようになった机と富士山跡地。途中で結局時間忘れちゃいました(というか最初の撮影がけっこう続いてたし)ので消費にどのくらいの時間を要したのか不明ですが、ちょうど30分程度でしょうか? しかしこれを3人で食べるってどういうチャレンジだ。

代金は人数で割る予定だったんですが、なにやらこれをネタに各自Blogを更新することを条件にGuuさんの奢りになるとのこと。ごちそうさまです。

こんな感じで2日目も終了。そのまましばらくだべった後、そろそろ苑香さんが帰路の飛行機のリミットが近づいてきたということなので、南海電鉄の難波駅にみんなで移動してお見送り。この場で次回、げふ会夏の第二陣は名古屋で行われるという発表と共に皇子、伝さん、零さんが現地対策係に任命されつつお開きとなりました。

皆様お疲れ様でした。また夏にお会いしましょう。
登山実行するの?


げふ会大阪冬の陣2007レポート

 黎明編
 疾風編
 怒濤編



2007年3月1日(木)19:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

イタリア家庭料理 ヒルトップ

やや近所にいつの間にかできていた店、イタリア家庭料理 ヒルトップを試しに週末に食事に行ってきました。
以前にラケルというオムライス専門店に行きまして、なかなかよかったんですが(Blogがメンテで1ヶ月近くまともに動かなかった時期なので収録してません)、このヒルトップはどうやら同じ系列のようでちょっと気になってまして。
公式ページらしき物がラケルのHP内部に間借りするように存在しているのを見つけ、それとわかりました。

ということで料理。
バイキング形式の前菜があったのでまずはこれを。
10種類ほどの前菜と、あと生野菜、スープ等が置いてある感じ。ブロッコリーのペペロンチーノなどが変わっていて美味しかったです。美味しかったですと言いながら写真が無いってどういうことだとかキニシナイ。
あと揚げえびせんべいもありました。これ好きなんですよ。って中華じゃねぇか。これまた写真は(以下略
写真に写っている中ではもっとも目立っている、グラスに入ったゼリー寄せですが、全体的に美味だった前菜の中で唯一「?」な味の物体でした。
見た目からコンソメ風の味がするかと思って食べたんですが、いまいち何の味もせず。トマトと一緒に口に放り込んだところ、強いて言えばトマトっぽい味がしました。おっちゃんコレ何か材料入れ忘れてない?
言ってみれば幼少の頃、縁日で買って貰ったタコ焼きにタコがいっさい入ってなかったときのような落胆。
この他の前菜はいずれも美味しかったです。わりとシンプルな物が色々置いてある感じ。今回、行った時間がちょっと遅かったので、無くなってる前菜があったのがやや残念。



で、メイン。洋野菜と海老のペペロンチーノ。野菜はどこからが洋野菜ですか。
料理を運んできたとき、その場でコショウを仕上げにかけてくれるんですが、そのミルが何やら30cm以上ありそうな長大な物。ええと、それにはいったいどういう効果が?
とりあえずズッキーニとパプリカが洋野菜であると認定されたもよう。海老の食感がプリプリと弾力があってなかなかよい感じ。
どうでもいいことですが、Mayugeの父が港町の育ちでして、そこの風習だかなんだか知りませんが魚介類は頭も食べるように幼少の頃から強要されていたことを思い出しました。
海老は頭は食べない方が美味しいと思う、とこの辺でひっそりと反抗期しておこうかと思います。



あと、ドルチェのセット。
8種の月替わりメニューからお好みの物3種類を選べます。
上側の左から、バナナのシブースト、マロンのチーズケーキ、ガトーショコラ、下段にいってミルフィーユ、ベリーのムース、洋なしのタルト。
写真では大きさが掴みにくいかもしれませんが、一個一個はけっこう小振りなので食後でも大丈夫です。
Mayuge的にはムース、タルト、シブーストが特に美味しかったですが、全体的にどれも良かったです。ムースにぎゅうひという組み合わせが妙ですがこれがなかなか悪くなく。一口大に切り分けるのに難儀しますが。
マロンのチーズケーキがかなり謎な組み合わせで気になったんですが、どちらかというとレアチーズケーキが勝っていてそれほどマロンではありませんでした。
あと、今回はあまり長居するヒマがなかったので試しませんでしたが、ドリンクバーにハーブティーやフレーバーティーなどの面白そうな物を色々置いているようでした。
店内も明るく、わりとよい雰囲気なので、ドルチェのセットとドリンクバーなど注文して数人でダラダラするのにもなかなかよさそうです。



2008年 追記

なんか週末の夕食どきにもかかわらず看板が暗かったのを見かけて「おや?」と思ってたら、しばらくしたら居酒屋に改装されてました。



2007年2月6日(火)21:18 | トラックバック(0) | コメント(2) | くいだおれ(食記録) | 管理

ラ フランドル(ガレット)

さて、わりと頻繁にここのBlogで書いてますNONですが、その向かいに花屋がありまして。
花屋とは書いてあるんですが生花店という感じでもなく、なんか花を置いているようなそうでもないような、お洒落な外見ではあるけどいまいち何をして生計を立ててるのか外からは量りがたい店です。強いて言えばガーデニングが趣味の人がついでに植物をお裾分けしつつ隠居してるような印象でしょうか。

そんなお店、ラ フランドルが、何やらカフェを始めたらしいという情報をしばらく前に得ました。以前から、向かいのNONからも何か工事してるのが見えてたんですが、このためのものだったらしく。で、先週、NONの帰りに表のメニューを見てみたら主力商品とおぼしき部分に「ガレット」の文字。

…いや、例の紫色の球体ではないのは判るんですが。

まあこちらのBlog側にはつくばの食品情報を検索してくる人も結構いるので、あまりガレットネタで引っ張るのも何ですし。
「意味わからねぇよ」って人は、某ゲームに「ガレット」という鳥のエサくらいにしか使えない、紫色をした球体のアイテムがあり、なおかつそれがけっこう高価な宝箱から出てしまったりすることが局所的にままあると。それだけ心の隅にでも留めておいていただければ結構です。
多分大部分の方には何の役にも立たない情報ですが、そういうものこそ人生の潤いだったりするかもしれません。

さて、そんなわけでガレット(人間が食べる方)を試しにいってきました。
調べたところこっちのガレットは、そば粉を使用したクレープのような物だそうです。
店は1Fがカフェに改装され、以前あったフラワーアレンジメント教室などは2Fに押し出された様子。

ということで注文したのはガレットとクレープのセット。メニューの中からお好みのガレットとクレープの組み合わせと、あとサラダまたはスープのどちらか、さらにドリンクがセットになってます。
写真はまずはガレット2種から。

上:サーモンとレレモンクリームのガレット
下:キノコとクリームのガレット



そしてそれぞれサラダとゴボウのスープ。
サラダはドレッシングというか主にレモン果汁を搾ってある感じで、トッピングはフライドオニオン。スープの方は粗くおろしたゴボウをベースにした物で、どちらも素材感たっぷりの素朴な味わいでした。

ガレット自体は特にそば粉の存在感はなく、普通にクレープと変わりません。運ばれてくると非常に香ばしい香りが漂っていて食欲をそそりますが、その時もそういえばそば粉風の香りはそれほど感じなかったような。縁の部分がカリッとしていてこれもよい感じです。
サーモンとレレモンクリームのガレットは、ガレットの上にスモークサーモンを敷き、さらに野菜と一緒に包んでレモンとサワークリームを乗せてある感じ。
ぱっと見た感じよりけっこうサーモンが強めです。
スモークサーモンに野菜、さらにレモン風味のサワークリームという組み合わせがなかなか絶妙。
レが一個多いような気がしますがメニューにそう書いてありました。第二外国語がドイツ語選択で、ラ フランドルのラが何なのかも知らない身としては、レレモンのレにも何か意味があるかもと考えただけで誤記じゃないのかとか怖くて迂闊にツッこめません。
などと書いていたらサワークリームの上に乗っていて我々がレモンだと思いこんでいた黄色い物体は、実はレモンではない何かなのではないかという戦慄すべき可能性に思い当たり、名状しがたき恐怖を味わっています。(((´・ω・)))ガクガク H.P.ラブクラフトでも降りてきそうな勢い。

キノコとクリームのガレットの方は、たたんだガレットでたっぷりキノコとホワイトソース、チーズを包んだ感じ。キノコはブナシメジとエノキダケ、エリンギは判別できました。わりとクセはなく、こちらも全体的に素朴な味わい。こちらはおおむね見た目から想像される通りの味がします。

そういえばガレットはナイフ、フォークと一緒に出てきたんですが、どうやって食べるのかけっこう悩みます。崩れるし。正しい食べ方に関する情報求む。

あと、その他のガレットとしてココナッツミルクベースのカレーのガレット、「サイゴン」というのもありました。
最初、これが気になったのでこちらを注文しようと思ったんですが、「申し訳ありません、本日売り切れてしまいまして…」とのこと。残念。

ちなみにカフェは11:00~の営業です。店に入ったのは11:30過ぎくらい。開店早々にベトナム人の大集団に店が蹂躙されたのではないかとMayugeはやや心配です。
つまらない物ですがこれドウゾ
(´・ω・)つ[今日は作ってないと答える勇気] コト



で、デザート。それぞれあったかリンゴのクレープとフルーツミックスのクレープ。
フルーツミックスの方は美味しいですが、まあ普通に見た目通り。ただし別名がベルサイユ。なぜにベルサイユ。
あったかリンゴのクレープがシナモンが効いていて良い香り。クレープ内部にもリンゴが包んであります。
ここ最近リンゴ系デザートの当たりが続いていて満足。こちらにも何か別名が付いていましたが、ベルサイユのインパクトに負けて記憶から押し出されてしまいました。ていうか多分ガレットにもそれぞれ別名は付いてた。

ということで、全体的に素材を生かしたシンプルな味付けがメインな感じです。建物や庭も雰囲気良こだわって作られていますし、こういうのが好きな人には堪らないんじゃないでしょうか。個人的にはサラダとスープはもう少し素材感を抑え気味にしてもいいんじゃないかという気がしなくもないですが、獅子は兎を倒すためにも全力を尽くすと言いますし、まあこれはこういう物でいいのかもしれません。

倒す気なのか。



2007年1月29日(月)02:24 | トラックバック(0) | コメント(4) | くいだおれ(食記録) | 管理

NON(あったかキャラメルリンゴパフェ)

土曜日に久しぶりにNONに行ってきました。ニケ来襲以来だから3ヶ月ぶりくらいです。
12時前に店に入ったんですが、普段この時間だとすぐ座れるか微妙だったりするのが、2階に上がってみると他の客は一組のみ。この日、日中になっても一向に気温が上がらなかったんですが、やはり普段の混んでるのは同峰公園に散歩やスポーツに来た人がそのまま流れ込んでるんですかね。多分、今日わざわざ公園に散歩に出ようという酔狂はいない。

さて、今回の注文。煮込みチキンとチーズのブレッドサラダサンド。
ブレッドサラダサンドは普段グリルチキン系が多いんですが、珍しく煮込みと冠した料理がでてたのでこれを。
煮込みチキンということですが、歯ごたえはけっこうしっかりしてます。むしろ一度焼いてからトマトソースと一緒に加熱してなじませてあるんじゃないかという気がしました。
煮込みチキンという名前から想像する物とは違う気がしますが美味しいので問題ありません。



そしてデザート。右が抹茶ティラミスの和風パフェ。左があったかキャラメルリンゴパフェ。ちょっと名前がうろ覚え。

抹茶ティラミスはティラミス部分がややわかりにくいかもしれません。上に乗ってる緑色の部分が抹茶風の何か正体不明な物体。抹茶ババロアのような、泡雪かんのような…。

「…ずんだ?」

いやそれそもそも抹茶じゃないし。
食べ進んでると時々クリームチーズ風味がすることがあり、おそらくこの辺りがティラミス部分ではないかと思われます。
そして生クリーム、フルーツ、チラッと見えてるグレーの物体は黒ごまアイス。底の方には黒蜜ソースと、この店の和風パフェとしては標準的な仕上がり。それほど抹茶という感じではありませんが、間違いのない和風パフェという感じ。美味。

そしてあったかキャラメルリンゴパフェ。
こちらはアイスとフルーツを盛った器と、カップに入ったリンゴのキャラメル煮が別々に出てきました。
名前のとおりリンゴは温かく、アイスの上に盛ると湯気が立ちます。リンゴはキャラメルというか、けっこうビターなカラメルで煮てあって、クリームやアイスの甘みとのコントラストが非常に良い仕上がりです。
当然の事ながらリンゴをかけると熱でどんどん融けていくので急いで食べる必要があります。

ええ、リンゴ乗せた状態で写真撮るのを完全に忘れて食べてました。
Mayuge的にはスパイスティーシフォンケーキのパフェに匹敵する当たりでした。日替わりメニューだったのでいつ行ってもあるとは限りませんが、見かけた方は是非。おすすめです。



2007年1月23日(火)00:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

シークレットベース(12月限定デザート)

ということで年末に行ったランチ収録。以前にも一度紹介したシークレットベース。今回は前回なんか反響の多かったミキシングアイスのセットが12月限定で特殊シュークリームに変わってたのでそれを見に。

まずはパスタ。ピンクサーモンのアマトリチャーナ。アマトリチャーナって何とか聞くの禁止。
とはいっても気になったので調べてみました

 - アマトリチャーナは「アマトリーチェ風」という意味合い。 -

何ひとつ解決しねぇ!
トマトソースにタマネギとかチーズが入ってればなんとなくアマトリチャーナという理解でよろしいでしょうか。普通やん。
パスタは生パスタを使用していて相変わらず触感がモチモチと良い感じ。サーモンにトマトソースも意外によく合ってます。



エビと卵のホットサンド
こちらはエビ、卵にタルタルソース味。

 「…けっこう薄味ですね」
 「? そうですか?」
 「パクチー足してもいいくらいです」

それはそれで全然方向性が変わってしまいそうな気がしますが。
前回のバジルチーズはけっこう濃いめの味だったのに比べ、こちらはなんかパンチが弱いとのご意見。
そして二切れ目。

 「あ、こっちはすごいしっかり味ついてる」

単にタルタルソースが行き渡ってない場所があっただけでした。
私は平均的にタルタルソースが行き渡ったパーツを取ったらしく、美味しくいただきました。



で、地味な性差別かもしれないレディースセット。不都合が男性側にある場合は一般的に問題視されません。
ランチセットに+400円で普段ならミキシングアイスが付きますが、現在(というか12月)は期間限定でシュークリームとフルーツのセット。
相変わらずサクサクしたシュー生地がちょっと変わってて美味しいです。
アイスクリームも果物の味がけっこうしっかりしてて美味。



あと、クリスマス前後限定でオマケに自家製ジャムがもらえました。ベリー系のものを数種類使ってるもよう?
手作りらしくけっこうさらっとしたジャムです。ヨーグルトソースとして使うのもいいかも。



2007年1月9日(火)23:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

新吉士小籠堂(生煎包)

以前ここでも書いた焼き小籠包ですが、百香亭のは記憶の物とけっこう違う感じでして、その後も探索を続けてました。で、他でも焼き小籠包として売っていた物をちょっといただいたりしたんですが、これまた微妙に記憶とは違う物。というかこうなってくるとMayugeが大阪で食べた焼き小龍包の方が一般的な焼き小籠包スタンダードから外れた物なのではないかという疑惑が湧いてきまして。

ということで帰省のついでにちょっと寄り道して大阪は道頓堀に立ち寄ってきました。目指すはサミー戎プラザ道頓堀極楽商店街



ここはいってみればバブルの終わり頃からよく作られてた、新横浜ラーメン博物館に代表される「ビルの中に昭和テイストの下町を再現して入場料を取ってみました」的アミューズメントパークの一種でして。ビルの5~7Fを昭和の下町風に仕上げてあります。その7Fにあるのがこちらの新吉士小籠堂。以前、なんでこれに小籠包の名を冠してるのか理解に苦しみつつもMayugeが大変気に入った「焼き小籠包」を出しているお店です。


ということでさっそく生煎包2個セットを注文。

うん、まさに! …こんなんだっけ?
いやなんか前回食べたときは両面に焼き色が付けてあった気がするんだけど。
あと刻みネギとかトッピングしてなかったような気がするんだけど。

おかしいなぁ。まさか本当に秋山図現象でも起こったんですかねぇ。
しかし小籠包というにはちょっと大きく、肉まんっぽい皮だけど肉まんというには小さい物体はやはり記憶通り。あと、前回はお婆ちゃんの店員がいたような気がしましたが今回は見あたりません。代替わりして微妙にレシピが変わったとか? まあ焼き色も広めに付いてるし納得しておくことにしておきます。



調理中のところをちょいと盗撮。巨大な鉄板にたっぷりの油をひき、そこに小さめの肉まんのようなものを並べて焼いてます。さらに焼いてる間、鉄板を常に傾けておいて端に溜まった熱い油をヘラですくって饅頭にふりかけるという作業をずっとやってまして、これが表面をカリッとさせてる秘訣かと。
ということで、仕上がりは焼き小籠包というより揚げミニ肉まんといった風情。
結局、実物を目の前にしてもこれが間違いなく自分が衝撃を受けた食品かどうか、細部で今ひとつ確信が持てないという頼りない状態ですが、美味だったので良しとしておきます。

機会があればぜひお試しください。
ちなみにこの施設、入場時にICカードを配られ、場内での買い物は一切現金を使わずにカードのチェックのみで行われます。調子に乗って食ってるとけっこう危険なシステム。



2007年1月4日(木)01:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ベトナムフロッグ

さて、今回はインドではなくベトナム。
つくばQ't内にあるベトナムフロッグ
名前の通りベトナム料理です。
というかベトナム料理って具体的にどんなの?というといまいち出てこないですね。フォーと生春巻きと、他には…? という感じで。

 「トムヤムクンとか?」
 「それはタイ料理です」

…うん。自分でも言いかけてる途中でそう思った。
とりあえずこの店、しばらく前から気になってたんですが店外から手に入る情報が少ないんですよ。こんな感じで店の前のショーケースある見本がそんなに多くないのと、あと入り口から客席が見えない作りになってるので入りづらいんですよね。まあ店内が見えないのに関しては、一旦中に入ってしまえば落ち着けていいんでしょうけどね。中が見えるところまで入ってみてガラガラだったりしたらどうしようとか心配してしまう小心者。
まずは店外に日替わりメニューが書いてあるボードを出したり、写真が入ったメニューを下げておいたりするといいと思います。

さて、店の前で悩みつつも結局店外から見える情報がもっと多い別の店に入ってしまうこと数回。今回こそベトナム、ということで行ってきました。
まずは写真。海老と野菜の生春巻。定番中の定番。
とりあえず知らない料理はどんな味付けの物体が出てくるかさっぱり分からないため、保険として非常に無難な物など頼んでみます。
タレはニョクマム、チリソ-ス、味噌ダレ(何)が置いてあって自由に調合するようになってます。チリソースは甘辛いのを想像してダーっと使ったらけっこう辛いソースでした。ああ、甘辛いあれはバリ料理のタレだ。また騙された!



そして小皿料理、揚げ茄子と蟹のベトナム風。
ベトナム風が何なのかさっぱり分かりません。この店のメニューは名前のみで写真が入ってないため、初めて来て知らない料理を注文するのに決め手に欠けます。
料理の方は揚げ茄子にほぐした蟹の身が乗せられて上から甘辛酸っぱくてニョクマム風味のタレをかけた感じ。なるほど、ベトナム風。ニョクマムがそれと分かるくらいには効いているけど強すぎなくていい感じです。



もう一個小皿料理、フクロタケの煮込みベトナム風。
だからベトナム風て何やねん。この店のメニューには「ベトナム風」とつく料理が妙に多いんですが、それぞれの料理がどんな物か知らない人間からするとこう和訳されても問題が先送りにされただけで全然解決してないんですよね。「フクロタケの煮込みのベトナム風」と「ベトナム風揚げワンタン」のそれぞれの「ベトナム風」部分が、おそらくそれぞれ全然違う実体を指しているであろうことは想像できるんですが。
ということである意味どんな物がベトナム風なのか期待しつつ注文したのがこのメニュー。
結果は「メンマ風味の効いた醤油ラーメンのスープでフクロタケを煮たような料理」。ほほぉ、これがベトナム風というものか。
多分同じ料理を「中華風」と名付けて出されたら、「なるほど、中華風煮込み」と言うと思います。
味はなかなか美味しいです。ご飯のおかずにもおつまみにもなりそうな。



そしてメインも定番っぽく鶏肉のフォー。
あっさり塩味のスープに米粉の麺。ほんのり漂う揚げネギの香りがいいです。
あと、パクチーが小皿に別でついてきて好みの量入れられるようになってるのがちょっと親切。さっそく丸ごとひっくり返して全投入。気配り不要!
まあ一般的には苦手な人も多いでしょうしね。

Mayugeはちゃんとしたベトナム料理は初めてだったんですが、料理はどれも美味しかったです。内装もベトナム風にまとめてあり、女性店員の制服がアオザイになっていていかにもベトナムという雰囲気。むしろこの店は冒頭に書いた通り、料理自体よりメニューとか店構えとかに惜しいところが多い気がします。店の前で迷いつつ結局他の店に行っちゃう人が多いんじゃないですかねぇ。



2006年12月22日(金)22:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

Asian Sweets Cafe 天香

ということで土曜日から急にニケに呼び出されて中華街。

目的はカラオケ。中華街までわざわざ出向いていってカラオケがメインとかおかしくないかと一般には思われるかもしれませんが、そこはニケのやることですし。まあ単に収録曲のむやみに多いカラオケの鉄人のうち、ニケ邸に一番近いのがたまたま中華街にあるってだけです。
とりあえず車で来たニケ夫妻と現地で合流。

店員: ワンドリンクの最初の注文を先にお願いします
ニケ: 緑茶サワーで

うわ、こいつ帰りの運転とか交代する気(以下略
で、3人でカラオケを3時間ばかり歌った後、月餅と天津甘栗だけ買って帰途に。数ヶ月の新婚生活でニケの突飛な行動パターンにもすっかり慣れた旦那、今さら動じません。

とりあえず今回の呼び出しはカラオケでストレス発散と、鍋をやってニケ邸の在庫一掃が主目的ということで、夕暮れまで中華街にいたにもかかわらず晩ご飯は食べずにニケ邸に。

そして駐車場へ移動する道すがら、ニケの目が一軒の店にいってるのを見て、「あ、これは立ち止まるなー」と思いながら歩いてたら案の定ニケはそっちの店の方へ。

ニケ: ここ入る。
旦那: え? 今日はうちで鍋食べるんじゃないの?
ニケ: 食べるよ?
旦那: もういい時間だよ? 今から食べると晩ご飯食べれなくなるよ?
ニケ: 別腹ー!

いや別腹って普通食後に使わないか。
とかなんか理不尽に感じつつも結局ペースを乱される旦那。
まあ、なんだ。慣れてください。

そんなわけでAsian Sweets Cafe 天香



花茶(たぶん『金元宝』)
花茶が面白そうなのでこれを。ジャスミンティーっぽかったので多分金元宝の方。ちゃんと確認してなかった。
わりと有名ですけど、最初はビー玉くらいにキュッと丸めた葉っぱのかたまりになってるが、お湯でふやけるにしたがって花が開いた形になっていくお茶。



フレッシュマンゴーとやわらかマンゴープリン
普通にマンゴープリン。マンゴーがよく熟しててかなり軟らかです。
上に乗ってるのはライチシャーベット。マンゴーとの組み合わせがなかなかよい感じです。



タピオカココナッツミルク
ココナッツの殻をそのまま器に使用してる以外はごく普通にタピオカココナッツ。
いや、タピオカココナッツ好きだからごく普通とか大歓迎ではあるんですが。
これはこれで完成された食べ物なので変にひねりようがないな。



九龍球
これがなんか外見が面白かったので。
とはいえ、まあ材質は寒天ゼリーのフルーツ入りってことで、味はほぼ予想できるんですけどね。
だいたい見た目から予想される通りの味がします。

全体的に、なんかメニューにある物が目で楽しめる系。
あとは、メニューにあった物の中で、「フカヒレ杏仁豆腐」とか「燕の巣のデザート」あたりが気にはなったんですが。機会があったらまた試してみるか、誰かの感想を聞きたいところ。


ちなみにニケ邸の庭には10箇所くらい穴を掘って植樹してきました。どんだけ買い込んでるねん。



2006年12月11日(月)02:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

bruno・できるだけ

さて、しばらく前、まだこのBlogがメンテ中で写真が載せられなかった時期にわりと数回食事に行ってました。

ということでデジカメ整理してたら出てきたので収録。
しばらく前に黒酢パフェ見に行ったお店、bruno

例のステッキ作製の材料買い出しに行ったついでに、なんとなく野菜が食べたい気分ということになりまして。せっかくなので前回メニューで異彩を放っていた「出来るだけ有機野菜のサラダ」がどれくらいがんばっているのかを確認に行くことに。

まずは主食。
ハムとスカモルツァのドリアと、5色野菜と海老のトマトクリームのオムライス。
運ばれてきてから気付きました。この二つ、味が同じだ。
不覚。orz

スカモルツァとは何ぞや、ということで注文してみたんですが、どうやらチーズの一種みたいですね。やや弾力がある感じでよく伸びるチーズが入ってます。上に散らしてある粗挽きコショウがいい香りでした。

オムライスの方は野菜な気分ということでこちらも野菜を前面に押し出してるメニューをチョイス。
5色野菜。上に乗ってる野菜チェック。
ズッキーニ、タマネギ、赤ピーマン、黄ピーマン。

4色。

協議の結果、最後の一色はソースのトマトか、もしくはパセリのどちらかではないかということになりました。
ちなみにライスはターメリックライスです。



そしてお待ちかね、出来るだけ有機野菜のサラダ。
店員さんが運んできたときに
「で、今日はどのくらいまで有機野菜なんでしょうか?」
とかよっぽど訊きそうになったのは秘密。
残念ながら確認はしてません。勇気が足りない。そんな勇気はいりませんが。

まあ、胡麻ドレッシングの普通のサラダです。普通に美味。
残念ながらMayugeは有機栽培センサーとか内蔵してないので、この店の出来るだけがどれくらいの水準に達しているのかは知ることが出来ませんでした。



あとデザート。リンゴのオムレットだったか何か。名前また忘れました。
リンゴにシナモンが効いててなかなか美味。個人的には今回の注文の中ではこれが一番でした。

今回の感想としては、前回に比べると意外さというかインパクトにやや欠けた感じ。まあ全体的に水準は高いんですが。
やはり前回はパスタの食感が印象的だったのと、あとオムライスが意表を突きすぎでしたし、まあ比較対象が高レベルすぎるかもしれません(ネタ的に)。

とりあえず有機野菜について店員に質問するのは他の人に任せます。



2006年12月8日(金)00:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理


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