おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


くいだおれ(食記録)

I-N Kitchen(アイエヌキッチン)

先日、水戸の方に行く用事があったついでに、ドレッシングの際にも情報源となった2chの茨城の美味しいカレー屋さんスレッドにて固定ファンの多さが窺える店、I-N Kitchenに行ってみました。

水戸周辺もつくばに劣らずインドカレー店が多いようなんですが、このI-N Kitchenは特にナンについての記述が多く、以前から気になってたお店。
Mayugeはこれまでインドカレー店のナン評価は表面のパリっと加減に重点を置いてたんですが、このI-N Kitchenのナンはもちっとした食感が特徴とのこと。

駐車場有りとのことなので店に行ってみたんですが、表通りからは場所が判らず、店の裏側かと思い横の路地へ。
しかし裏にもそれらしい空間は無く、途方に暮れて切り返しのために隣のカラオケ屋(1Fがぶち抜きで駐車場になってる)に乗り上げたところ、その一角にインドカレーのパネル。どうやらカラオケ屋の駐車場の一部がI-N Kitchen用になってる様子。柱が多くて狭く、車庫入れとか苦手なMayuge的にはちょいと厳しめ。ていうか駐車スペースのど真ん中に自転車駐めてる奴誰だ。

店の場所はもともとモスバーガーの店舗だったそうで、通りに面した側は大きくガラス張りで店内はかなり明るいです。

ランチのメニューはカレー1種、ナンorライス、サラダのAセット(¥650)、ナン+ライス両方の付いたBセット(¥690)、カレー2種、ナンorライス、サラダのCセット(¥840)、カレー1種、ナンorライス、サラダ、チキンティッカ、シークカバブのDセット(¥950)の4種類。
カレーはチキン、マトン、キーマ、野菜、サグチキン、ダールカレーの6種から選択できます。価格帯はつくばと同程度、ランチメニューとしては平均的な構成ですかね。ランチタイムはナン、ライスがお代わり自由というのも嬉しいサービス。しかしそれはBセットの存在意義が揺らぎませんか。
今回はカレーを色々試したいのでCセットで。



サラダはキャベツの千切りに例のおろしニンジンドレッシング。
クミンの香りは控えめでマイルドな普通のドレッシングという感じ。

そして待望のナンの方は、たしかに焼き色は少なめで柔らかめの焼き上がり。
手触りがふわっと柔らかく、引っ張るともっちりした粘りがあってたしかに独特です。
ほんのりと甘みのある味がもっちりふわふわの食感とよく合っていて、これは確かに他の店のナンとは一線を画する感じ。固定ファンがいるのも頷けます。



カレーはチキンカレーとダールカレーを中辛で。
辛さは日本人向けインドカレーのまさに中辛クラス。日本のカレーとしては辛口程度。

ダールカレーの方は豆の香りがしていていかにもダールカレーという感じ。フェヌグリークとガーリックかなーという感じの香りはどこかで食べたことがある物に似てると思ってたんですが、アナン豆ブックで作るカレーと同じ系統の香りっぽい。このタイプのカレーを何ベースと呼べばいいのか知りませんが、これけっこう好きなんですよね。

インドカレーのチキンは大きめに切ったのがゴロッと入ってるパターンが多い気がするんですが、ここのチキンは一口大に切られていて、ナンに乗せて食べやすいです。
どちらもそんなにスパイスの主張が強くなく、比較的マイルドな口当たりのカレーです。辛さ以外にもガツンとスパイスが効いたタイプのカレーが好きな人には物足りないかもしれませんが、ほのかな甘味のあるもちもちのナンとはよく合っていると思います。


店内は、インド人の店員が常に動き回ってこまめに水を足してくれたり

  「辛さドウデスカー?」
  「ナンかライスお代わりドウデスカー?」

という感じで聞きに来てくれて対応が細やか。
お代わりも食べ終わったら来るのではなく、今食べてるナンの残り少なくなったら先に確認に来てくれるため待ち時間がありません。

ペース的にナンとカレーだけでも満腹になりそうだったんですが、せっかくなのでライスも試しておきたいところ。別の席にいた人がお代わりを聞かれて「ライスの小さいのを」と言ってたのが聞こえたので、それは良いなと思い、こちも小さいライスをお願いしてみました。



「小さいライス」というと、よくインドカレー店のセットでプレートに乗っているプリンくらいのが来るかと思ったんですが、普通にお茶碗こんもり一杯分くらいのライスが皿で来ました。多いよ!

ライスはジャポニカ米のサフランライス。クミンらしきスパイスが一緒に炊き込んである様子。主張しすぎない程度にスパイスが効いていてこちらも美味しいです。


ちなみに情報源となったスレッドでは各々のファンがお薦めポイントについて語っています。

「ディナー時なら是非チーズナンを試してみて下さい。笑えます。チーズ苦手な人には拷問なのでお勧めしませんが。」


いや笑えるとか。お薦めの言葉が若干おかしいし。
どうやらチーズナンにはかなりもっさりとチーズが挟んであるらしく、非常に食べでがあるとのこと。ていうか一人で完食するのはけっこう厳しいボリュームらしく。この他、キーマナンもかなりの具だくさんで、平たくのばした中華まんのごとき食べ物と書かれていました。
あとタンドリー系の焼き物の評価も高いようですし、大人数で行って色々食べ比べてみたい店ではあります。



 I-N Kitchen

所在:  水戸市上水戸3-6-28 マルシンテナント1F
電話:  029-227-5633
営業:  ランチ11:00 - 15:00、ディナー17:00 - 24:00 年中無休





2010年2月3日(水)00:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

蘭亭(ふわとろオムライスと2種類の鮪のフライ)

さて、先日フィッシュアンドチップスを食べそびれた件が尾を引いてるのか、たまたま目にした地元フリー誌に「蘭亭の今月のオムライスはフィッシュフライのセット」と書いてあるのが目に止まりまして。そんなわけで先日の昼食に蘭亭に。つくばに引っ越して来た頃に何度か食べに来たことがあったんですが、店の場所が普段あまり来る用事のない辺りなので足が遠のいてましてけっこう久しぶりです。

ということで、今月限定ふわとろオムライスと2種類の鮪のフライ(自家製タルタルソース) ¥1360。

オムライスの卵は名前の通りふわトロで、半熟の面を上にした薄焼き卵をかぶせてあるタイプ。チキンライスはケチャップというよりはトマトソースの風味といった感じ。
味が強すぎず、わりと上品な感じで美味しいですが、オムライスに「ケチャップ!」という主張の強さを求める人には物足りないかも。本格洋食屋さんのオムライスという感じの方面です。


そういえばメシマズスレまとめのどこかで嫁がオムライスの卵を甘く味付けしたことに腹を立ててる旦那の話があり、これを読んでて初めて気が付いたんですが、Mayuge内ではオムライスの卵は甘いのがデフォでした。あまりにデフォすぎてこれまで外食で食べたオムライスの卵は基本的に甘くなくて自分とは違うということすら気にもしてませんでした。
Mayugeの実家では卵焼きは甘いのがデフォだったので、その流れでオムライスの卵にも甘い味が付いたのではないかと思われます。Mayuge自身はなんか子供の頃に仕出し弁当に入っていただし巻き卵に衝撃を受け、それ以降は塩味の卵焼きをリクエストするようになったような記憶がおぼろげにあります。父親は甘い卵焼きに醤油かけて食べてたような気がします。卵焼きカオス。

とりあえずオムライスの卵を甘くすることがどのくらい許されないことなのかは判りませんが、Mayugeは自分用のオムライスは今後も甘い卵で作っていく所存。オムレツは塩味の方が好きなのにオムライスの卵は甘い方がしっくりくる感覚は自分でも謎ですが。



あと今回の原動力の鮪フライ。
お品書きによると白身のカジキ鮪と赤身のメバチ鮪を使用とのこと。
フライはさっくりと香ばしく、自家製タルタルソース付きでどちらも美味しかったです。個人的には白身のカジキマグロの方が好み。
脂の乗り具合とミディアムレア的な絶妙な火の通り具合が良かったです。この一枚で最近燻ってた魚フライ欲が満たされました。



デザートはクレーム・ド・ヴリュレ(シナモン又はココア蘭亭風)と、カスタードプリン(奥久慈の卵を使用)と、蘭亭特製黒糖プリン(沖縄の黒糖工場より直仕入れ)の三種から選択のため、クレーム・ド・ヴリュレで。シナモンかココアかは選択できないそうで、シナモン風味というのが気になったんですが来たのはココアの方でした。
シナモンじゃなかったのは残念ですが、トロっとクリーミーでコクがあり、カラメリゼも香ばしくて美味しかったです。

食べに来るのは久々でしたが、つくばでも老舗の洋食屋さんだけあってどれも安定した美味しさでした。やはり回転の激しいつくばの飲食店で、中心地から離れているにもかかわらず長く営業が続いているだけのことはあります。
そういえば以前、つくば近くに住んでいたMayugeの後輩が「蘭亭のクリームブリュレ美味しいっすよ!お薦めです!」と言ってたのを思い出しました。この後輩が食べたのがどちらの味だったのか、もしくは他にも種類があるのかは不明。


 蘭亭

  所在:  つくば市下広岡1055-11
  電話:  029-851-2603
  営業:  AM11:00-PM2:15(LO)、PM5:30-PM9:00(LO) 日曜定休





2010年1月31日(日)23:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

旭屋(朝獲り純生アンキモ刺身定食)

茨城のみつをはちょっとアウトロー。

刺身が美味しい店として何度か取り上げている旭屋ですが、最初に記事にしたときに副料理長さんからコメントで、この時に気になったけど選ばなかったあん肝刺身が実は大変お薦めであるにもかかわらず滅多に入荷しない稀少品だという情報をいただきました。ニケがそれを見てアンキモ食うべしと騒いだりしてましたが、その後はアンキモ刺身定食を見かけることが無いままに過ごしてました。

で、しばらく前からアクセス解析に「あんきも刺身」というキーワードでの検索がちらほら来るようになり、そろそろシーズンかーと思い、何気なく旭屋の日替わりメニューをチェックしたところ、まさにそのアンキモ刺身定食が載っていたのがこの前の金曜日。


相馬産朝獲り純生アンキモ刺身定食(アジフライ付)

蒸したアンキモとはまるで別のモノという美味しさです!しかも本日朝獲り!アンキモは蒸してあるのが普通ですが(ボストンや中国からの冷凍輸入品を蒸して作ってます)鮮度抜群の相馬で今朝、水揚げされたばかりのアンコウのキモは生で食べてみてください。臭みの無い濃厚な旨みとほんのりとした甘味は今までのアンキモは何だったのか!と思うはずです。世の中こんなに美味しいものがあるんです!超絶の逸品、絶品です。食べた事が有るのを自慢に出来る一品です。食べた人にしかわからない美味しさです。

本日と明日分を確保していますが、売切り終いですので予約をお勧めします。
 


ということなので金曜に帰宅したらまず電話してまだあるか確認し、念のため予約して旭屋へ。



相馬産朝獲り純生アンキモ刺身定食(アジフライ付)¥2100。
着いてみるとやはりアンキモ刺身が人気。普段の日替わりに比べると高めなんですが、注文している人がけっこういました。予約は大げさだったかな?とも思ったけどまあ横着して食べられないよりはいいです。
定食の内容はアンキモの刺身にアジフライ、納豆、味噌汁とあとなぜかバナナ付き。この店のアジフライも好きなんですよね。
この店は夜に来ると定食にバナナが付いてるようなんですが、ボリュームがけっこうあるのでバナナはテイクアウトするのがMayuge内ではいつものことになっています。



アンキモは外見的にもかなりトロッとしてますが、箸で持ち上げても崩れたりすることはなく、形を保つ程度にはしっかりしてます。
生の魚の肝ということで癖が強そうなイメージがありますが、評判通り魚臭さも内臓臭さもまったく感じず、クセがありません。
口に放り込むと何の抵抗もなく溶け崩れるように口に広がり、ワンテンポ遅れてご飯を放り込んだ頃に急にコクとうま味が口じゅうに浸透してくる感じ。これはたしかに味、食感ともに蒸したアンキモとはまったく別のものです。
あと、醤油ではなくだしポン酢か何かが付いてまして、これに紅葉おろしを入れて使うようになってました。これが普通のポン酢ほど主張が強くなく、アンキモの味を邪魔せずに引き立てていて非常に良いバランスです。
シーズンでも入荷するかどうかがまったく読めず、今期はこれが最初で最後になる可能性もあるとのこと。希少さも相まって、日替わりで見かけたらぜひ食べておきたいメニューというのにも納得の味でした。

どうでもいいことですが連休明けにかばんの中から忘れられていたバナナが発見されました。まだ黄色いうちに見つかって幸いでした。


 旭屋

  土浦市荒川沖 6-138
  TEL : 029-841-0022
  営業時間 10:30~23:00 





2010年1月14日(木)01:22 | トラックバック(0) | コメント(3) | くいだおれ(食記録) | 管理

kebabs & Iran Restaurant Ali's Kebab

先日、ちょうど昼どきに産総研の方に行く用事があり、そのついでで以前からインディカ米のライスを美味しく出す店として何度か触れてました、kebabs & Iran Restaurant Ali's Kebab(アリーズ・ケバブ)に久しぶりに行ってきたので収録。
行ってみたら思ったほど産総研から近くなかった。



注文したのはランチプレートのクビデケバブ(¥880) ドリンクバー付き。
牛挽き肉と子羊挽き肉をミックスしたポピュラーなケバブということで、久々なのでベーシックなところから。

ケバブ本体とライス、サラダが1つのディッシュに盛られています。付け合わせにピクルスとレモン。添えられた焼きトマトの存在がそこはかとなく異国情緒。
インディカ米のライスはなんというかこの店独特の茹で上がり具合。うっすら塩味が付けてあるほか、油を入れて茹で上げてあるようで、表面が妙にツヤツヤしています。表面に独特の張りというか弾力のあるプチプチとした食感で、インディカ米のご飯が食べられるエスニック系料理屋はいくつもありますが他とは一線を画する印象。個人的にはこのライスは好きです。もはやご飯とはまったく別カテゴリーという感じですけど。

ケバブはラム肉っぽい香りがほんのりしますが、クセがあるというほどではないと思います。多分わりと万人向け。
これ自体への味付け自体は薄めで、別添えのオリジナルソースで各自好みに味付けするシステム。



ということでソース各種。
右から、オリジナル、ミックス、マスタード、スパイシーとなっており、「左に行くほど辛いです」との説明。
右側3種類はイメージとしてはどちらかというとドレッシングっぽい感じかもしれません。左ほど辛いという説明でしたが、マスタードソースも警戒が必要なほど辛いというレベルではなく、普通にぺたっと付けて口に放り込める程度。
赤いスパイシーソースは見るからに警戒感をあおる色合いですが、こちらも赤色のほとんどはベースのトマトによるもの。これでピリ辛くらいの辛さで、強いて例えるならピリ辛の自家製トマトケチャップという感じ。しかし市販のケチャップのようにゴテゴテに濃い味が付いてる感じではありません。適当に切り替えたりブレンドしたりしつつ使用。



ついでに店内の様子およびドリンクバー周辺。
店内には背の高い水煙管など中東風の小道具が置かれていてそことなくオリエンタルな雰囲気。しかしなぜかMayugeにはドリンクサーバから奥の壁の大型ディスプレイ辺りにかけて、なんとなくコーラ片手にスポーツ中継を見ながら騒いでるアメリカ人がギッシリいそうなイメージがあるんですよね。アメリカの下町のスポーツバーのような。なんでそんなイメージが付いちゃったのかは不明。記憶には残ってないけど最初の来店時にそんな集団がいたのかも。
ドリンクバーにはよくある飲料メーカーもののサーバがある他、温かい紅茶のポットが置かれています。こっちの紅茶をもらってくるのがMayuge内では定番。もしくはコーラ。

あと、今回はインディカ米が目的だったので見送りましたが、アブグシュトというイランでは一般的らしいスープのセットがメニューに加わってました。初めて聞く料理でこれも気になります。
写真と食べ方の説明が載ったシートが置いてありまして、これによると見た目は金属トレイにスープとナンが乗っていてインドカレーのセットみたいな感じ。スープは羊の骨付き肉や豆、野菜などが入った具だくさんスープらしいです。
食べ方は、まずスープに千切ったナンを投入してスープを吸わせて食べます。で、上澄みのスープ部分が無くなったら薬味や骨などを取り除き、付属の棒で具をぐしぐし潰してペースト状にし、これををナンで包んで食べるとのこと。1回の食事で2種類の楽しみ方をできるというイランのひつまぶし的な食べ物の様子。
そのうちこちらも試しに来てみようかと思います。


 kebabs & Iran Restaurant Ali's Kebab(アリーズ・ケバブ)

  所在:   土浦市西根西1-2-20
  電話:   029-843-8033
  営業:   11:00~23:00(火曜定休)





2009年11月19日(木)21:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ディワリ イン ヨコハマ2009

10月17日はディワリ イン ヨコハマに。
去年ニケが踊ってたインドの正月祭ですな。今年はそれどころではなかったのでニケは舞踊は休止中。一昨年の様子はこちら

本日はニケ夫妻がそろそろ1ヶ月になる赤ちゃんを連れて外出にチャレンジということで、昼過ぎに現地で合流予定。
‥‥が、予想通り出がけに手間取ってる様子。というか出発時間が赤ちゃんの機嫌しだいなのでいつも以上に時間の読めない移動となってる様子。
赤ちゃん関係ないときでも時間はいつも読めないとか言わない。



ということで先に食べ物を調達してることにしました。まずは手始めにスナック的なものということで、シンガラ(¥100)とシシケバブ(¥200)
バングラディシュ料理らしいです。シンガラはサモサっぽく見えるけどどう違うんだろうと思って買ってみましたが、食べ終わっても結局サモサと何が違ったのかよく判りませんでした。シシケバブもどちらも美味。なんかずいぶんお手頃価格ですし。

下側の写真はラムティッカ(¥500)。
これはシンプルながらも初めて見た気がします。チキンティッカと同様のスパイスソースに漬け込んだと思しいラム肉ぶつ切りの串焼き。なかなか食べごたえがあるボリュームです。ラム肉っぽい香りはありますがそこまでクセは強くなくて美味。



上はMayugeの昼食、2色カレーセット¥600。カレーはバターチキンとアルバジを選択。
バターチキンは定番のクリーム系のマイルドなカレー。好物なので一方は無難なところに。アルバジはジャガイモのカレー。アルはたしかヒンディーでジャガイモだった気がしますがバジが何なのか不明。記事書くために検索したらマラーティー語で野菜、もしくは野菜炒めというような意味らしいとラニ人が言ってました。本当に細かい情報出てくるなここ。
じゃあマラーティー語でもジャガイモはアルなんだろうかとついでに検索してみたところ、マラーティー語でアルというと山羊肉とのこと。どうなってるんだ。
インド人相手に細かいこと気にしても仕方なさそうなので、南インド風のジャガイモ炒めカレーという解釈でいいでしょうか。わりと酸味があって、バターチキンに比べると辛さもちょっと辛め。

下はニケが買ってきたキーマカレーセットとタンドリーチキン。
キーマカレーはチキンキーマで美味しいんですがけっこう辛め。普通のタンドリーチキンも串に刺してあるのは、こういう場所で食べながらウロウロするにはなかなかいいアイデア。

会場全体としては、去年から土日の2日間開催に拡大して飲食店も増えましたが、今年もこの方針で継続してるようです。会場の広場を挟んで左右に店のテントが並び、正面奥のステージで催し物をやってるスタイル。右に飲食店、左に雑貨店が多く並んでますが、べつに厳密に住み分けてるわけでもないようです。謎。
真ん中はスペースが広く空いてますが、置かれているテーブルなどはだいたい常にいっぱいな感じ。代々木公園のアジアイベントなどに比べればスペースには全然余裕があるため、敷物とか持ってきているといいと思います。
と書きつつ今年も忘れました。

あと、他のイベントでは見かけなかった食べ物として、チョコバルフィなる物を見つけてニケが買ってました。



こんなところにもポータブルタンドール。
こちらはナマステインディアで見かけたのとは別物で、山文製陶所という工房のもの。
今回は販売ではなく、試作品のアピールのためにブースを出されているようです。
インドカラーにペイントされたペール缶に素焼きの窯を内蔵し、コンパクトなタンドリー窯として仕上げた感じ。
会場でのお話しでは3万円程度で販売予定とのことでしたが、サイトの方を見ると大きさが各種揃って価格も定まったようですね。
実際に調理するとなると、実用的なのは今回の見本よりひとまわり大きいタイプくらいからではないかという気がします。

あと、会場内にはオーラの写真を1000円で撮ってくれるという店もありました。店頭にはオーラの説明用イラストしかなく、どんな写真が撮れるのか判らなかったため、なつかしのキルリアン写真なのかどうかは不明。
もしキルリアン写真を撮ってくれるサービスならちょっと見てみたかった気もするんですが‥‥。



この他、会場で売ってた妙な物。

上段・ハリープッター。

‥‥。

Mayugeはこの映画の内容について一切何も知らないんですが、偏見のみに基づいて予想させていただくと、名前はハリーポッターからのパクリで、内容はホームアローンからのパクリなんではないかという予感がします。
根拠は無いけどそんな気がします。

下段・オピウムとカンナビスのお香。

オピウム、カンナビスがそれぞれどういう香りなのかはとりあえず具体的に触れないことにしておきますが、最近はこういうのも売っていいことになったんですかね、日本政府的に。さすが政権も交代するとやることがビッとしてますね。

あと、ニケの高校時代からの友人で当Blogの方でも時々コメントをもらっているオリゼーさんも来られているようで、どうやら会場近くにまだいるようなのを察知したニケが通信中。この後無事に合流し、会場内の雑貨屋や隣のバラ園など一緒に散策してました。そういえばmixi日記から察するにナマステインディア2日目でも多分Mayugeとは会場内でニアミスしてるんですよね。

そんな感じでしばらくぶらついてたところ、赤ちゃんがぐずり始める前兆のような気配を感じたということでニケ夫妻はあわてて撤収準備開始。日が暮れる頃に解散になりました。
Mayugeは会場内でテイクアウト用にタンドリーチキンを購入後、中華街を横切ってゴマ団子、月餅など買い込んで撤収。



2009年11月19日(木)20:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ナマステインディア 2009

ベトナムフェスティバルの翌週、9/26、27はアジアンフェスティバルのメッカ、代々木公園にて今度はナマステインディア

まずは代々木公園恒例の定点観測。さすがに日本最大のインドフェスティバルと称するだけあって観測地から見える混雑具合も最高級。しかし去年に比べ、特に飲食店周辺の通路がかなり広く取られている印象。中央はあえて通路とせず、ゆったり気味に机を並べた飲食スペースにしてあり、おかげで客の数の割には会場内は歩き易かったと思います。これはなかなかの好印象。

入り口付近には去年と同じく謎の粘土像が並んでおり、Mayugeが来たときには粘土製のガネーシャがまさに制作中でした。写真は2日目の様子で付属パーツを付けてるところ。初日は帽子や手がまだありませんでした。



ということで今回の食べ物第一弾。
上段、左がバタタ・プーリで右がアル・ティッキ。これまで見たことなかったので試しに購入。どちらも同じ店で¥500。
マッシュポテトの団子の表面に鉄板で焼き色を付け、お好み焼きのヘラみたいなものでペシャッとつぶしたものがベースで、ここにスイートチリ系の甘辛いタレをかけてクラッカーと揚げそうめん的なスナックを散らしたのがバタタ・プーリ。酸味のあるチャナ豆のカレーとヨーグルトをかけて同じスナックをトッピングした感じのがアル・ティッキ。
マッシュポテト団子はちょっともっちりしてスパイシータンドールで出てきた謎ジャガイモと同じ物ではないかという感じ。
店の中ではおっちゃんが黙々と芋団子を焼いてはつぶしていて、仕上がった団子を店の外に立った兄ちゃんに渡しています。カウンターには皿に入ったスパイスやソース各種が並べてあり、オーダーに応じて陽気な兄ちゃんがパッパッとそのスパイスやソースをトッピングして完成。なんかいかにも本場もんって感じですな。かけるスパイスの組み合わせもそれぞれで若干違ってるようでしたが、インド人のやることなので単なる適当な可能性も否定できません。

下段、チキンティッカ串はこういう場所で食べ歩くには食べやすくてなかなか良い感じ。
この日はここでインド分補給した後、インド食品を携えてニケ邸にお邪魔することになってたので、タンドリーチキンと右側のバルフィ2種はニケへのお土産に。ていうかカジュ・バルフィはニケから会場で探してこいという注文。丸いパックに入った銀色の物体がカジュ・バルフィで去年のディワリ イン ヨコハマで売っててニケの好みにヒットしたやつ。今年はできれば大きいパックで欲しいとの注文。カシューナッツの粉末を牛乳で甘く煮詰めて固めた感じのお菓子で、自家製ミルキーといった感じ。上側の箱は別の店で売ってたピスタ・バルフィ。多分ピスタチオで同様のお菓子を作ったもの。



あと、店ではないですが会場内で展示してて面白そうだったもの。ポータブルタンドールだそうで。
Potable Tandoor Projectというのをやっておられるそうで、売ってるのかと思ったらひたすら小型タンドリー窯を布教するのが目的? しかしなかなか楽しそうです。
展示してあるものは市販のテラコッタの植木鉢を使って自作した窯だそうで、これなら工具さえあればちょっと工作好きの人ならすぐに再現できそう。以前から植木鉢を使ってタンドリー窯もどきを自作するというネタはネット上で何度か見かけてたんですが、こうして実物を目の前にするとやってみようかという気分が一段とわき上がってきますね。



さて、ニケ邸にお邪魔したあと2日目は秋葉でPCパーツの下見して帰るつもりだったんですが、食べ物に若干心残りがあったので一旦代々木公園に再来。
左下がその心残りのタカタク(¥500)、上段は店でタカタクを作ってる様子。羊の内臓、トマト、タマネギ、ショウガ、ニンニクをスパイスで味付けして炒めた物で、インドでは定番のファーストフードだそうです。初めて聞く料理で面白そうとは思ったんですが、初日はすでに色々食べて満腹だったので手を出せなかったんですよね。
お好み焼きのヘラみたいなもので「カカカカカカカカッ!」と材料を細切れにして混ぜ合わせてる音がけっこう離れた場所まで通ってました。よく見たらべつに調理してるときじゃなくても鉄板叩いて音を出してましたが。客寄せか。
説明が難しいですがスパイスが強めに効いた炒め物という感じで、カレー味とはまたちょっと違う食べ物。味付けはわりと濃いめなので付け合わせのキャベツに乗せて食べると非常によい感じ。白いご飯に乗せても間違いなく美味しそうだし、ナンかドーサのようなもので包んでもよく合いそう。
羊の内臓肉ってクセが強そうだけど、こんなとこで一般人に売って食えるのかなーと思ったんですが、Mayuge舌アナライザーによる分析では、どうも入ってる肉の大部分は細切れの鶏肉と鶏の挽肉じゃないかという気配。おかげでまったくクセはなくて食べ易いです。まあインドならいざしらず、さすがに日本じゃ羊の内臓肉なんかそうそう手に入らないし、ファーストフードどころか逆に高くつきそうですしね。
検索したところ、本場物は羊の脳とか使うみたいです。あー、それは美味しそうだけど今の日本じゃ再現は無理だろうなぁ。インドの羊ってスクレイピーは大丈夫なんだろうか。雰囲気的には南インド方面っぽい食べ物でしょうか。南インドの山羊の脳を使ったカレーというのも一度食べてみたかったんですが、これも今の状況じゃ難しいだろうなぁ。

下段右側はモモ(¥500)。インド風蒸し餃子といえば雰囲気は通じやすいかもしれませんが、チベット料理らしいです。
皮、具の組成は非常に餃子に近いですが、具に混ぜ込んであるスパイスやハーブが明らかに中華ではない感じ。これもけっこう好きなんですが久しぶりに食べました。だれか白いご飯もってこい。



あと、去年のナマステインディアで見かけて非常に惹かれつつも見送った手漉き紙とぬめ皮装丁のノートが、あの後もずっと気になってたので会場内をウロウロとその店を探索。
店を発見したところ、店の前に皮装丁のノートが前回よりサイズなどのバリエーションを増してずらっと並んでました。
去年目に止まったのはぬめ皮装丁で、紙の端も処理してない荒い感じの手作り感あふれるノートだった気がしたんですが、今回店頭に並んでたのは写真の濃い茶色の方のみ。端はきっちり裁断され、皮の表面には模様が押してあって、去年のとはだいぶ違う印象。しかし皮の装丁に自然石を埋め込んだ怪しい小道具感がたまりません。お値段うろ覚えですが¥4800と、まったくもって実用的な使い道の無いものとしてはちょいとお高め(控えめな表現)。しかしやっぱ買っておけばよかったかなぁなどと1年間ずっと考えてた勢いがあるため、つい購入してしまいました。

さて、このあとまた食べ物など求めてウロウロした際、この同じ雑貨屋の裏側を通りまして。するとちょっと奥にある棚に去年見た記憶とぴったり合致するぬめ皮装丁のノート発見。あー、こっちだったか‥‥。
こちらは¥2200と(先ほどのノートに比べれば)お手頃価格。そして写真でも判る通り、皮や紙の端のラフな処理が手作り感を醸し出していて、盗掘品を思わせる良い感じの胡散臭さ。名前書いたら人の一人くらい死にはしなくても行方不明になる程度の効力はありそうな。
明らかに実用的な用途のないものを2つも買うのはどうかと思いましたが、やっぱりこれ以外の場所で見ることが難しい商品な気がしたのでつい購入。

とりあえず予想通り今のところ何に使うでもなく棚に立てかけてありますが、Mayugeの部屋の一角の胡散臭さが飛躍的に上がったので個人的には非常に満足です。

ちなみに去年買わずに見送った後、「皮 装丁 手漉き ノート インド」などのワードで検索してもさっぱり見つからなかったんですが、実は普通に楽天に出店されてる様子。商品紹介がMayugeの予想と相当にかけ離れていたんですかねぇ。ていうか検索結果には自分とこのBlog記事が出てくる始末。


そういえば会場内を歩き回ってるとき、この付近で何かの店かイベントの宣伝でベイビークリシュナ(ヒンズー系の絵でよく見かける青い赤ん坊)らしきモチーフが描かれたビラを配ってる人がいまして。
で、この近くの店の前の通路にこのビラが一枚落ちてたのが何となく目に入ったんですが、インド人らしき女性がこれを拾ったので店の人かなーと思ったら、このビラを軽く頭と胸にあてて祈りの仕草をし、手近な台の上に置いてまたふいっとどこかへ行ってしまいました。どうやら店の人が自分の店の前に落ちてるものを掃除したとかではなく、ビラとはいえ仮にも神様が描かれてるものを地面に落としておくわけにはいかないという行動だった様子。信仰がごく当たり前に感覚になじんでるんだなーと印象に残りました。



2009年10月26日(月)00:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ベトナムフェスティバル 2009

9/19、20はアジアンフェスティバルのメッカ、代々木公園でベトナムフェスティバルでした。
ゴタゴタしてて1ヶ月遅れですがレポ。
ベトナムフェスティバルは一昨年くらいから気になってはいたんですが、毎回終わってからあったことに気づく感じで逃してまして、今回が初来訪です。



上、バインミー(ベトナム式サンドイッチ)。
ベトナムの定番ファーストフードらしいフランスパンのサンドイッチ。フランスパン好きなので試しに購入。蒸し鶏と各種野菜を酸味のあるさっぱりしたドレッシングで仕上げ、パリッと焼いたフランスパンに挟んであります。
これの存在自体は話には聞いてたんですが、正直ベトナムっぽさには欠けるなーと思ってました。しかしシンプルながらもアジアンテイストの不足感を補って十分に有り余るくらい美味。明日から即自分の料理レパートリーに組み込めそうなお手軽さも魅力。

下、焼きつくねのブンチャー。
ブンチャーが何なのかはよくわかりませんが汁ビーフンっぽい物。焼いた鶏団子と揚げ春巻き、焼き肉、各種野菜が入ってます。スープはほのかな酸味がある甘めの薄味。麺はビーフンっぽい材質で、そうめんと冷や麦の中間くらいの太さ。けっこうざくざくとした強めの歯ごたえがあります。スパイスとハーブの香りがする鶏団子が良い感じ。



緑豆とタピオカのチェー ココナッツミルク風味。
甘いタピオカココナッツに緑豆を加えたもの。東南アジア風の冷製お汁粉といった感じでしょうか。豆の粒が入ってるので出身が関西のMayuge的にはぜんざいといった方がしっくりきますけど。
意外性はないけど落ち着いた良い味。氷が入っていてよく冷えてるので、天気が良い中を歩き回るながら食べるにはちょうどよかったです。



お、こっちの店にはカオマンガイとカノムクルワイが‥‥ってこれタイ料理じゃないか。
注意深く見回してみると、会場にしれっと出店してる店のうち4割くらいはタイ料理な気がします。やっぱベトナム専門の店って少ないんですかねぇ。

ということでカノムティアンとクルワイケーク購入。それぞれ緑豆と餅米のお菓子、バナナとサツマイモの天ぷらと説明されています。
クルワイケークはタイフェスティバルで買ったやつですね。なかなか美味しかったので今回も購入。蒸しバナナペーストのカノムクルワイもまた食べたかったんですが、今回は売り切れてたので似た感じのカノムティアンを試してみました。真ん中のが緑豆の餡で周りは餅米ベースのココナッツミルク風味ペースト。ちょっとぺったりした大福のような。



さて、代々木公園でアジア系イベントがあると歩道橋の上から混雑具合を定点観測するのがなんとなくmayuge内で定番になりつつあります。
ということでベトナムフェスティバルの混雑具合はナマステインディアやタイフェスティバルに比べると一歩譲る感じ。通路が広めに取ってあるので歩きやすく、客側としてはわりとストレス無く歩き回れて良い感じです。
スリランカやベトナムはタイやインドに比べると元々の店の母体数自体が少なく、結果としてイベントの規模がやや小さくなるのかなーという感じはしますが、普段見かけない独特の食べ物などが試せるのはやはり面白いです。
あとは食材店でエル・ダンジュで出てたものと同じと思しい蓮茶を見かけたため、試しに購入。ベトナムのものだったんですね。ちょっと香りがあっておもしろいお茶。



2009年10月25日(日)16:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

リリィ(チキン和風ステーキ)

げふ会in白浜も無事に終わった9月中旬、そのまま数日間実家に帰省してました。
ということでげふ会翌日はちょうどGuuさんが休みだったので、福知山恒例リリィ訪問。

昼頃にGuuさんに連絡し、まずは合流すべくGuu窟まで移動。さらに、店までの移動の足確保と称して式さんが福知山まで召喚されてました。お疲れ様です。
この時点ではまだ行き先は決まっておらず、たらふくなども候補に挙がったんですが、昼の営業をしてるかどうかが分からないので結局無難なリリィに決定。式さんの運転で移動開始。

ということで写真はMayugeが注文した今月(9月当時)のおすすめ、チキンの和風ステーキ定食(¥600)。
鶏モモ肉を醤油でパリッと焼いて、細切れ野菜の入った酸味のあるソースで仕上げてあります。チキンステーキはけっこうボリュームがありますが、酸味と香辛料の効いたソースのおかげでしつこさは感じません。醤油の下味ともよくマッチしていてなかなか良い組み合わせ。



式さんは無難に親子丼。
そういえばこの店に来ると月替わりメニューとかが斬新でついそちらを選んでしまうため、こういうベーシックな感じの料理は選ぶ機会がないんですよねぇ。

本日のGuuさんはげふ会前からの体調不良の残滓がまだある感じ。胃が本調子ではないのであっさりしたもので済ませたいとのこと。
新型サラダうどんとして「サラダうどん ゴマ味(単品¥500,定食¥700)」というのがあり、「さらに美味しくなってバージョンUP!」というキャッチコピーにも惹かれるものを感じてはいるようでしたが、ごまだれは本日の体調にはややくどいのではないかという判断のようです。
しぐれうどんは大根おろしが入ってるうどんだったか、それとも牛肉のしぐれ煮が入ってるうどんだっただろうかなどという会話をしつつあっさり目なメニューを検討し、心が決まったようです。

  「うーん‥‥。しぐれうどん‥‥あとオムライス。」

前半はともかくサイドメニューがあっさりしてませんよ、多分ですけど。



 「なんかこれ、盛りが多くない?」

ここでどうやらGuuさんのオムライスにオート大盛り(Lv10・パッシブスキル)が発動したもよう。
オート大盛りは食べ物をオーダーした際に一定確率で自動的に発動するスキルで、発動時は何も言わなくても食べ物が大盛りで出てきます。発動率は不明ですが、関西、行きつけの店、 おばちゃん お嬢さんの店員等の条件が揃うと発動率が上がるという噂もあります。見事に揃ってんじゃねぇか。
他にも体育会系の学生などという条件も強力なトリガーになるようですが、逆に集団の中で一人だけ目立って小柄だったり痩せてたりすると発動することもあるようです。この場合はスキル発動時に「しっかり食べなあかんで」などというメッセージが表示されるのが一般的です。

あと、どうやらしぐれうどんは大根おろし入りのうどんの方が正解だったもよう。まあこれはあっさりしてそうですしジアスターゼが消化を助けてくれそうでヘルシーな雰囲気ですな。オムライスの方はごく普通な作りのスタンダードなオムライス。

思わぬタイミングでオート大盛りが発動してGuuさんが若干苦戦してましたが、料理は全体的に相変わらず美味しゅうございました。
一応、うどんにおにぎり2個が付いたしぐれうどん定食というメニューも存在はしてたんですが、もう少しだけしっかりしたものが欲しいかもという判断がどうやら裏目に出たようです。

うどんにおにぎり2個では心許ない‥‥そんな風に考えていた時期がGuuさんにもありました。


食後は例によってGuu窟にお邪魔し、しばらく雑談。ますます標高が高くなってるGuu山脈を、雑談の片手間に式さんがせっせと掘り崩して分別してました。運転ともどもお疲れ様でした。


 リリィ

  所在  京都府 福知山市 昭和新町153-4
  TEL   0773-22-7603






2009年10月20日(火)00:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

味太助 つくば分店

先日、某大学の図書館に資料を入手に行ったついでに昼ご飯をその辺で食べてこようと思いまして。せっかくだから平日だと少しランチが安くなっている味太助 つくば分店に。

このお店、仙台を牛タンの街に仕立て上げる原因となったとされる牛タン専門店、味太助からの暖簾分けで、つくばに居ながらにして本場の味を楽しめるけど店の場所が非常に分かりにくいことに定評があります。
また、頑なに牛タンのみにこだわったスタイルを貫いていて、夜の営業では入店するとまず「お酒ですかご飯ですか」と訊かれることもよくネタとして取り上げられます。すなわち牛タンはデフォ。
現在は夜の営業にも定食ができたため、このオーダー方式は変更になっているかもしれませんが。
Mayuge職場では来客があった際の会食などに何度か利用していて、ここの牛タンの味と香りの良さはMayuge的にも非常にお気に入りだったんですが、アメリカでBSE騒ぎがあって牛丼と牛タンが大打撃を受けた頃から何となく値段が怖くて足が遠のいてました。今回は数年ぶりの訪問となります。

あー、場所どこだ。

そういえば昼間に来るのも初めてですし、予想通り店が見つからずにしばらく周辺をぐるぐる回ってました。



ということで牛タン定食¥1400(平日昼)。牛タン4枚に麦飯、漬け物、テールスープ付き。
このほかに牛タンが6枚になる1.5人前があり、こちらは¥2100。
ちなみに夜および土日祭日には1人前が¥1600、1.5人前が¥2300になります。事前に検索した値段より1人前が安く、1.5人前が高くなってました。この辺はおそらく仕入値の変動によって時々変わってるのかもしれません。
ついでにいうと単品価格は牛タンが¥1050、麦飯が¥150、スープが¥400となっているため、足すと¥1600でちょうど土日休日価格。ここはやはり平日ランチのサービス価格が狙い目。
この他、以前は見なかった気がするメニューとして、牛タン丼(舌先)¥1000、牛タン弁当¥1200という紙が貼られてました。とりあえずMayugeから見える範囲の客は全員定食を食べていたため詳細は不明。



せっかくなので牛タンに寄って撮影してみました。牛タンというと非常に薄く切るのが一般的ですが、この店の牛タンは厚く短冊切りにしてさらに包丁が入れてある独特のスタイル。いや仙台では普通かもしれませんが。
厚切りであるにもかかわらず非常に柔らかく焼き上げられており、適度な歯ごたえとジューシーさが格別。あと、仕上げに直火で炙った感じの香ばしさも久々に味わいました。ご壮健で何よりです。

あと、付け合わせのテールスープがシンプルなあっさり塩味にもかかわらず非常に旨味が強く、それでいてしつこくなくて絶妙。たっぷりのネギがほんのりと甘味を感じさせます。真水かと思うような完全に透明なスープに、これだけしっかりと旨味があるというのが驚きです。

ということで数年ぶりの味太助は相変わらずであることが確認できて満足の結果でした。牛タン不足の際に廃業する店も多かったと聞いて心配はしてたんですよね。
ちょっと通りすがりに確認しようとしたら場所分からなくて見つからないし。



ちなみに店からちょっと引いて店の入り口を見るとこんな感じ。飲屋街の路地に入り、さらに脇の駐車場の奥から続く路地裏を進んだ辺りにあるため、最初から知ってないと絶対にたどり着けないレベルの難易度。


味太助 つくば分店


  所在:   つくば市天久保1-6-11
  電話:   029-855-8785
  営業:   11:30~13:30、17:30~21:30





2009年9月9日(水)02:54 | トラックバック(0) | コメント(2) | くいだおれ(食記録) | 管理

ミラ 花畑

無闇にインドカレーの店が点在しているつくばですが、古参であり評価も高い店としてIndian Restaurant Miraがあります。で、以前に3号店のMira3が開店したんですが、その後この場所は別のオーナーさんに譲られてPREMとなり、Mira3のスタッフは新たにできた店舗に移動したと聞いていました。

ということでその新店舗、ミラ花畑へ。
Mira各店の関連性及び独立性がどんな感じなのかがいまいちよく分からないんですが、とりあえず現在この店の公称はIndian Restaurant Miraである様子。ただ、これでは本店と見分けが付かない上、なぜかこの店の情報は公式ページには載っていないという微妙な扱い。移転前のMira3は(移転で存在しなくなった後もけっこう長い間)載ってたんですけどね。ということで以前どこかの地元情報誌に紹介された際に使われていた、「ミラ 花畑」という呼び名を便宜上採用することにします。所在地は筑穂なのになぜちょっと場所がずれた花畑を呼称に採用したのかも謎。

店内はまたしてもラーメン屋跡地を改装したらしく、今回もインドカレー屋なのに座敷席があります
メニューはミラ3のものをそのまま使用し続けてるようで、ミラ3スペシャルの名前がありました。日替わりランチのメニューはニューミラのものと共通ではないかと思います。



ということで以前に食べ損ねていたキーマチキンカツカレーが健在だったのでこれを選択。スープ、サラダ、ドリンク付きで¥1100。
サラダは普通にサウザンアイランドドレッシングっぽいやつ、スープはいつもの味噌汁っぽく見えるけど味噌味じゃない謎スープですな。コンソメっぽいベースで、今回はセロリに少し似た風味がするけどセロリではないような気がする謎の野菜が入ってました。
チキンカツは衣が薄めでこれ自体にちょっとスパイスが効いており、チキンカツというより唐揚げの方がイメージが近い気がします。肉はおそらくモモ肉。
キーマカレーはチキンキーマで、辛さはわりと抑え目(中辛で注文)。クリーム系のマイルドなカレーです。細く切ったショウガのトッピングがアクセントになって美味。ライスはジャポニカ米のサフランライス。
Mira3のメニューで見てから1年半ぶりくらいの再会となりましたが、ミラ系列らしい間違いのない仕上がりでした。



ところでこれは何の暗号であるか?
少なくともこの前に何らかの具体的な情報を含んだ張り紙があるのではないかと思ったんですが、周辺を見回してもそれらしいものは無く。
斜め下の張り紙は研究者向けの専門書の宣伝と思しき内容。期間限定とはあまり関係なさそうです。ていうかこれはこれでなんでインドカレー屋の壁に貼ってあるのか謎ではありますが。



ついでに外に出たとき、ふと目がいった外壁に以前のテナントのラーメン屋のものと思しきキャッチコピーが残っていましたがインド人はうろたえないッ!!



 Indian Restaurant Mira(ミラ 花畑)

  所在:   つくば市筑穂1-16-4
  電話:   029-864-3017
  営業:   11:00-15:00、17:00-23:00(年中無休)





2009年9月8日(火)20:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理


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