おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


くいだおれ(食記録)

ナマステインディア 2011

9月末に例によって代々木公園でやってるナマステインディア 2011に行ってきました。書きかけでどんだけ放置してたんだとかキニシナイ。

今回は話を聞いて興味を持った友人がいたので一緒に。あ、辛いもの苦手でしたっけ。大丈夫なのかそれ。
もともとは代々木公園でやってるアジア系イベントの話をしたら興味があるとのことだったので、この前の週にあったベトナムフェスティバルをお勧めしたんですが、開催日の都合が悪いとのことで断念し、ナマステインディアに行くことになりまして。辛いもの苦手ならベトナムの方が辛くない料理の選択肢も多そうではあったんですけどね。

Mayugeはベトナムフェスティバルも見に行ったんですが、日記は書きかけのまま放置中なのでそのうち。



インド料理 ムンバイでバターチキンセット(¥600)。横のは定番のマンゴーラッシー(¥300)。

とりあえず友人が辛いもの苦手とのことだったため、高確率で辛くないと思われるバターチキンを選択。
定番通りトマトベースで甘酸っぱいソースにほんの少しピリ辛のカレー。ナンも焼きたてでパリっとしていて良い仕上がり。
友人は「バーモントカレーならなんとか中辛までいける」という程度の辛さ耐性でしたが、美味しく食べられる範囲内の辛さとのこと。


あと、タンドリーチキン丼(¥800)などというMayugeも自作したことがあるようなものを売ってたので1個購入。写真が見切れてたんですがROYAL CURRYという店だったと思います。この他にもタンドリーチキンをナンで巻いたナンドッグというのも売ってました。アレンジ系インド料理店でしょうか。

ご飯の上にタンドリーチキンと刻みキャベツを乗せ、ヨーグルトっぽいようなオーロラソース系なようなドレッシングっぽいものをかけた品。
見栄えが若干今ひとつですが、タンドリーチキンに酸味のあるソースの組み合わせはなかなか悪くないです。
ついでにここでサモサも購入。この組み合わせは喉が渇くことが判明。



最初にバターチキン買ったインド料理 ムンバイにミタイセット(¥500)というインドのお菓子詰め合わせがあったので購入。
中身は白い菱形のがカジューバルフィ、オレンジの丸いのがバルサヒ、丸い茶色いのがクラブジャムン、黄色いのがパティーシャの4種。
見た目で以前のディワリ横浜で見たモティカル・ラドゥーが入ってると思ったんですが別物の様子。

カジュバルフィは上記のディワリ以来見かけたら時々食べてるカシューナッツの粉とコンデンスミルクを練ったようなキャラメルっぽいお菓子。インド菓子基準としてはわりと甘さ控えめ。

クラブジャムンは以前にPREMのメニューで見かけてそのうち食べてみたいと思ってたんですが、先に店の方が無くなってしまいまして。
甘ったるいとは聞いてましたが例によって揚げ菓子をシロップに浸してたっぷり染み込ませた王道インド菓子。噛むとじゅわっと砂糖水が沁み出してくる感じでがっつり甘いです。


丸いやつで汁気が少なそうな方がバルサヒ。囓ってみた友人が複雑な顔をしてます。

  「段ボールの味がする…(-"-)」

あー、一口囓ると口の中に広がる豆の粉を揚げた香ばしさとほのかなターメリックの香りが混ざり合って絶妙のダンボール具合。
Mayuge舌アナライザーではジュレビと基本的に同じ組成ではないかと思うのですが、検索してもこれが何なのかさっぱり情報がありません。
ジュレビほどどっぷりシロップという感じではなく、生地は隙間無くみっしりと密度が高い感じ。発酵させずベーキングパウダーも入れてない小麦粉系揚げ菓子というか。


黄色い外見のパティーシャは囓ってみると表面が溶けたソーンパブディっぽい。
表面はしっとりほくほくしたカボチャの煮物のような香ばしさと舌触りに、中心はシャクシャクした荒めの綿菓子のような歯ごたえ。あとほんのりカルダモンの風味。Mayuge的にはこれはけっこう好きです。例によって甘くないお茶などと合わせるのがいいと思います。



写真の下段は「ラジャスタンの不思議な触感 スパイシーなスナック」という売り文句のビカネリガッタ(¥500)。
説明文よく見ずにインドでスナックというから甘いものかと思って買ったらかなりの辛さ。

小麦粉もしくは豆の粉ベースで、みっしり中身が詰まったプレッツェルに似た食感。といっても元大統領が喉に詰めて遊ぶやつではなくドイツの固いパンっぽい方
チリの辛み以外にもグリーンチャツネと粒ごと入ったスパイスが噛み締めるたびによく香ってなかなかクセになる味です。入ってるスパイスは主にクミンとコリアンダーシード辺りが強く感じられます。酒のつまみになりそう。

あと、こちらを売ってたヴェジハーブサーガは名前の通りインドのベジタリアン料理に特化したお店のようで、ちょっと普通のインド料理屋とは毛色が違って面白そうです。サイトをざっと見ただけでも他の店では見かけたことのないメニューがちらほらと目に付きます。



あと野生生物の保護活動のブースで売られていたエコバッグで虎の尻が可愛かったので購入。
他にも父親の象牙を抱えて泣いてる子象の絵柄などもあって切ないけどなんか絵が可愛い。

針金細工で虎やキリンをかたどったクリップも買ったんですが撮影しないうちにどこかに紛れ込ませてしまいました。

ということで相変わらず盛況な上に食べたことないインド食品が出てくるナマステインディアでした。
友人的には案の定辛さでギブアップというものも多かったですが、バターチキンやマンゴーラッシー辺りの辛くない食品は好評だったのでまあよしとしておきます。



2012年2月13日(月)00:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

Ali's Kebab

先日、昼頃に用事があってそちらの方に行ったので久しぶりにイラン料理の店、kebabs & Iran Restaurant Ali's Kebab(アリーズ・ケバブ)へ。
以前にも何かの機会に触れましたが、Mayugeはつくば周辺で食べられるインディカ米はこの店のものが一番好みです。
が、今回は以前にメニューで見かけて心の隅に引っかかったまま忘れ去ってたアブグシュトというイランのスープとナンのセットがお目当て。

さて、メニューは、と。

‥‥予約制?



ということでランチセットからマヒチェ・グスファンド(子羊の骨付きスネ肉の煮込み)¥880を注文。
骨付き肉の煮込みというから肋骨が一本付いたリブ肉かと思ったら、スネ肉が一本丸ごとゴロっと出てきて予想以上の迫力。
インディカ米のライスとサラダがワンプレートになっていて、レモンが一切れ添えてありました。

肉の方は野菜と一緒にトマト煮にしてある感じ。味付け自体はそんなに意外性のあるものではありませんが、スプーンでつついただけで崩して食べられるほど柔らかく煮込まれていて、軟骨までトロトロで非常に美味しいです。ラムの独特の香りがけっこう強く出てるのでこの香りが苦手な人には厳しいかもしれませんが、Mayuge的には問題ありません。半分ほど食べて後半は上からレモンを搾って振りかけてみましたが、さっぱりしてこれまたよく合います。レモンの使い方はこれで正しいのかどうかは知りませんけど。

ということでお目当てのアブグシュトはまたしてもおあずけとなりましたが、美味しいものは食べられました。
アブグシュトに関してはまたあらためてチャレンジしたいと思います。


 kebabs & Iran Restaurant Ali's Kebab(アリーズ・ケバブ)

  所在:   土浦市西根西1-2-20
  電話:   029-843-8033
  営業:   11:00~23:00(火曜定休)





2011年11月14日(月)00:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

スリランカフェスティバル 2011

何度か行ってるスリランカフェスティバルに今年も行ってきてました。けっこう前に。
ここ2回ほど他の用事とかぶったりで行ってなかったので久しぶりです。



さっそく食べ物を求めて会場を一回りしてみたところ、カリリーヴスがトーセ(¥500)をその場で焼いて売ってるところに妙に人だかりができてまして、なんか惹かれたのでMayugeも購入。
トーセ(トウセと書いてる紙もアリ)の語感と外見から察するにおそらく南インド料理のドーサと同系統というか基本同じものとみてよさそうです。
パリッと薄く焼いたクレープのような生地でスパイシーなマッシュポテトを巻いた料理。



写真(左)で判るとおり皿から余裕ではみ出るくらい大きいので、買った人が持ち歩いてるとかなり目を惹きます。多分これが宣伝効果になって客が集中してるのではないかと。
ソース代わりに野菜カレーと、サンボールの一種でしょうか、ココナッツ入りの薄緑色をしたチャツネっぽいペーストが付いてきます。写真では薄緑のソースが完全にトーセ本体の下敷きになって写ってません。不覚。
ヨーグルト系の酸味があって微妙なピリ辛でさっぱりしたソース。

すぐ横には294が出店してたのでワデとスパイシーチキンを購入。
ワデはスリランカ系の店でダールワディとかの名前でもよく売ってます。スリランカフェスティバルに来ると毎回どこかで買ってる定番品。スパイシーに味付けした豆を平たくまとめてカリッと揚げたもので、皮で包んでないサモサという感じ。直に揚げた豆がざっくりした食感になっていて、サモサとは違った趣でけっこう好きです。今回の294のワディは豆がひき割り。

スパイシーチキンはタンドリーチキン的なものかと思ったら揚がってました。
スパイス風味を付いたチキンを衣無しで素揚げにした感じのもの。思ったより固い。



Court Rodgeという店がテントにけっこうしっかりとしたカウンターを作り、食堂のようなトレイを各自に渡すというちょっと新しい方式を取り入れてました。テント内で調理された完成品がカウンターに並べられているので気になったものをトレイに取っていって最後にレジで会計するようになってます。讃岐うどんの天ぷらトッピングトラップと同じく目の前に並べられた完成品料理が非常に危険なシステム。
Mayugeはさきほどのトーサでわりとお腹が満たされていたもののどうにもチキンカレーが気になって並んだ感じだったため、むしろ他のものに手を出す余裕無いくらいの状態でしたが、空腹時にここに並んでたら危険だったと思います。なんか目の前で妙なもん包んで焼いてるし! 中身気になる!

写真下段はそのお目当てのスリランカカレー(チキン)¥500。
豆のカレーと相盛りでちょっとお得な感じ。

この他、店名も何も掲げてないテントでマンゴージュースとパックに詰めたマトンビリヤニをひたすら売ってる店がありました。
持ち帰り用にちょうどいいのでマトンビリヤニ1パック購入。うろ覚えですが500円か600円くらい。
ラベルを見ると横浜にあるインドレストランZARAとのこと。
帰宅後、レンジで温めて晩ご飯にしましたが、インディカ米をちゃんと炊き込んで作ってあるビリヤニで、マトンもふんだんに入っていて非常に美味しかったです。スパイスの香りもよく、マトンは骨ごとぶつ切りという感じの肉だったため、骨から良いダシが出てたのではないかと。具を混ぜただけではない、ちゃんと炊き込んだビリヤニは店でもなかなか食べれないと思いますし、コストパフォーマンスも高くて好評価。
Mayugeとしてはテイクアウトにちょうど良かったんですが、やっぱり周りにその場で調理してる店が並んでる中、ただテントに机を置いて折り詰めが積んであるだけという外見では引き込みが弱いらしく、周りに比べると閑散としてる感じでした。
看板を掲げるとか、長机そのままじゃなくて布か何かかけるとか、写真に料理名と値段でも書いたものをプリントして貼るとか、ちょっとした工夫をすればかなり売り上げが違ったんじゃないかという気がします。料理がとても美味しくてお手頃だったのに、売り場が地味というだけでお客が少なかったっぽいのが非常に惜しい。



あと、ココナッツウォーター。
大量に並んだココナッツにテンションの上がった姉妹がなんか遊んでました。

ということで久々のスリランカフェスティバルでしたが、相変わらず活発なようで何よりでした。
いつも染め物シャツを買いこんでた店が今年はいなくてやや残念。

あと会場の端の方でアユルヴェーダ系のエステみたいな店がホスト顔の兄ちゃんを前面に押し出しながらハーブカレーを売ってて、「何の商売だコレ」とか思いながらスルーしてたんですが、あとからその店のカレーが風変わりでなかなか美味しかったというレポートを見かけ、スルーしたことを若干後悔。

ともあれインドと似てるようで微妙に違う食べ物が久しぶりに堪能できました。



2011年11月1日(火)00:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

インド アフリカフェスティバル

この線からこっち立ち入り禁止な。


写真は帰りに代々木公園の立木で見かけた蝉の抜け殻の群れ。
どうもテープのせいでここから上に登れなかったらしく。

Mayugeが写真撮ってたところ、通りすがりの家族連れが何撮ってるのかと思って気づいたようです。

 子 「うっわぁ! すげぇ! これ持って帰る! 取って!取って!」
 父 「えぇ~、嫌だよ‥‥」

お父さん率直すぎ。


セミはさておき先日、というかけっこう前というか8/13、14は例によって代々木公園でインドアフリカフェスティバル
インドフェスティバルとアフリカフェスティバルの同時開催ということで、Mayugeはどちらもこれまで見に来たことがなかったので初訪問。



と言いながら実際会場に来てみると国別でいえばインドよりタイ料理店の方が多くないかコレ?という気がしなくもありません。
まあネパールとかスリランカとか、インド料理とイメージが近くて違和感の無い店も多いですが。
というかちょっと中央に進むと佐世保バーガーとかタピオカジュースとか喜多方ラーメンバーガーとかも紛れ込んでて完全に無国籍化。さすがインドとアフリカが合同になっちゃったらアバウトさも半端ありません。ていうか会場のど真ん中を占拠してるのがほぼインドとアフリカ以外だった気がしますが。かといって端っこの方にいくと「アラビアンドネルケバブ」というのぼりが立ってたり「本場韓国料理」と掲げた車がタイ料理らしきものと韓国料理を半々で売ってたりと取り繕う気一切無しの無秩序感さらにアップ。「こまけぇこたぁいいんだよ!」のAAが自然と脳裏に浮かびます。

あと今回はデジカメを忘れてしまい、すべての写真を携帯で撮ったので若干画像が不鮮明ですがインドとアフリカの前には些細なことです。



まずはネパールインド料理 サパナでラムタス(¥500)を購入。
ラム肉のぶつ切りスパイス炒めにカレー風味のやや酸味のあるソースが付いてる感じ。
白いのは米か麦の粒を潰してパリッと揚げたような感じのスナック。非常に軽いパフのようなさくさくした食感で、主食というよりトッピングのような雰囲気。
ネパールにチウラというそのまま食べられる乾燥米があるらしいですが、これがそうかもしれません。
全体的に主食というよりおつまみっぽい食べ物ですが少し風変わりで美味しいです。

この店で同じく豚タスという料理も売ってましたのでどんなものかは各自ご想像ください。


あと、写真下側、看板が出てないけどブラジル料理と思しき店で某農大収穫祭でも食べたパステルを購入。
店頭に並べてある完成品があったんですが、注文したら奥の方から「3分ほど待ってもらえれば新しいの揚げて出しますよ」と言われたので待つことに。中身はチーズとベーコンだったので熱々が非常に良い感じ。



モグライポルタ。
購入したお店は記録のために撮影しておいたんですが、Mayugeが写真を撮った瞬間に目の前を横切った某国の工作員と思しき女が日傘で看板を隠したので不明。何らかの諜報活動と思われます。
ロティでしょうか、鉄板にのばしたクレープのような生地の上に卵を落として塩味で味付けしつつなんかニンジンやニラのような刻み野菜と一緒に焼き上げ、折りたたんで包み込んだような料理。調理としては焼いてあるっぽいんですが油をたっぷり引いてるせいか表面は揚げたようにパリパリしていて、内側のもちっとした食感と相まってなかなか面白いです。スパイス等は特に強く感じず、基本的に塩のシンプルな味付け。
辛くないチヂミ的な。



チュニジア料理店 ブラッスリージェルバで目に止まったのが「マクロード」というチュニジアのお菓子。お店の人にどんなものなのかを尋ねたところ、小麦粉の生地にナツメの餡を入れて揚げ、シロップで仕上げたお菓子だそうです。
表面の生地が非常にサクッと揚がっており、シロップに浸してあるにもかかわらず不思議なほどにさくさくした食感。
シロップ漬けという言葉から想像したほど甘ったるくはなく、けっこう食べやすいです。もっともMayuge的に「シロップ漬け菓子」の基準がベッタベタに甘いインド菓子になってるせいもあるかもしれませんが。
店の人が非常にリピーターが多いというようなことを言って勧めてくれましたが、それもうなずけます。見た目はオールドファッションドーナツの生地によく似てるんですが、囓るとサクサクというかザクッとした良い歯ごたえ。翌日に残りを食べたときもまだそのザクザクした食感が湿気ることなくしっかり維持されてたんですが、どういう生地なんだろう。どこに行けば手に入るか微妙ですが、またあれば買ってみようという気になります。

ということで初インドアフリカフェスティバルでしたが、色々と見たこと無い料理などもあって面白かったです。
よく見たらインドでもアフリカでもない店で買ったものが多かった気がしますが気にしたら負けです。多分店も気にしてませんし、インド人もアフリカ人も気にしてません。



2011年9月28日(水)00:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

スパイスキッチン デビ

またつくばに新しくインドカレー屋ができたようなので。

Mayugeの職場ではたまに数人で昼食に出ることがあるんですが、ミジンコマニアの上司がを気に入ってることもあり、昼食がラジャで集団でインドカレーになることが時々あります。で、以前から給仕を担当してる店員さんが「アナタ3日前も来たネー。アナタ2週間くらい、アナタ1ヶ月くらい前に来たネー」と話しかけてくることがあり、よく覚えてるなーと印象に残ってました。たしか2回目に訪問したときに「あ、アナタ前にも来たことアリマスネー」と言わわましたし。

で、この店員さん(バスマットさんらしい)がしばらく前から姿が見えなかったんですが、例によって「茨城の美味しいカレー屋さん」スレッドにて8月に開店した店、スパイスキッチン デビに移られてるらしいという情報を見かけまして。
ということで先日職場の集団でこちらの店を訪問しました。で、このときは写真とか撮らなかったので先日の週末に改めて昼食に。

職場の人々と来たときは客が我々以外に2組ほどいる程度で、大通に面してる割に街路樹なんかで店が見えにくいし、回り込まないと入れないから客の入りが良くないのかなぁとやや心配してたんですが、土曜は打って変わって大混雑。Mayugeが入ったのは12時過ぎだったんですがほぼ満席だったためカウンターに案内されました。どうやら店舗はもともとバーか何かだったと思われ、厨房のところにカウンターがあるんですが、普段は主に客席というより厨房から料理を出すための台として使われてる様子。
ということで邪魔にならないようにカウンターの端っこを占拠。ちょうどいいので厨房の作業を間近で眺めてました。

ランチメニューはToday'sセット(日替わりカレー+ライスorナン+小サラダ+ドリンク)¥730、Officialセット(カレー2種+ライスorナン+小サラダ+ドリンク)¥990、Ladiy'sセット(カレー1種+半ライスor半ナン+小サラダ+ドリンク+デザート)¥850、Specialセット(カレー2種+ライスorナン+小サラダ+ドリンク+タンドリーチキン+チキンティッカ)¥1400、Childセット(カレー1種+半ライスor半ナン+小サラダ+ドリンク+デザート+おもちゃ)¥350というラインナップ。カレーの選択はチキン、キーマ、ダール、サグチキン、マトン、シュリンプ、ベジタブルから。ナン、ライスはおかわり自由。
あと、+¥200でチョイスナンを選択可能。ゴマ、オニオン、チーズ、ガーリック、チーズガーリック、レーズンがあるようです。

前回はToday'sセット(ダールマトンカレー)を食べたので、今回は色々試すためにSpecialセット。カレーはチキンとエビを選択。



非常に混んでるのでけっこう時間がかかりましたが、厨房を間近で眺められたのでわりと退屈しませんでした。

ということでチキンカレー(手前)とエビカレー(奥)。

チキンカレーはわりとスタンダードにおろし野菜の気配のするクリーミーなカレー。ラージャのチキンカシミールと似た感じで好きなタイプです。辛さは普通で注文したんですがわずかにピリ辛という感じで日本のカレーの中辛程度。


エビカレーはおそらくバターチキンと同じ系統のトマトベースと思われるマイルドなカレー。クリーミーな口あたりに微妙な甘みと酸味があるタイプ。エビは小エビがわりとゴロゴロ入ってます。インド方面のエビカレーというとクリームベースのカレーに大きめのエビがゴロンと入ってるイメージだったのでわりと予想外。バターチキン以外でこの甘酸っぱいベースを使ってるのは初めて見ました。辛みもやや抑えめだった気がします。



あとタンドリーチキンとチキンティッカ。
タンドリーチキンはけっこう大きめの骨付きもも肉を半分にしたものでわりと食べ応えがあるサイズ。チキンティッカは骨なしのもも肉です。どちらも美味しかったですが、相変わらずタンドリーチキンとチキンティッカの色以外の明確な境界が分かりません。この店の場合はタンドリーチキンの方がスパイシー?な気がしました。上に振ってあるスパイスが香ばしい。

この他、カウンターの端にディナー用のメニューが置いてあったので待ってる間の暇つぶしに眺めてたんですが、ここに載ってた「くるみ入りメープルシナモンナンセット(ソフトドリンク・アイスクリーム付き)¥680」というのがけっこう気になります。
ぜひ試してみたいけど一人でデザートに具入りナンを丸ごと1枚はやや厳しそう。

食べ終わって店を出る頃には1時半くらいになってたと思うんですが、店外にはまだ順番待ちの家族連れなどもおられました。
後で聞いたところによると、この時はちょうど地元のフリーペーパーでこの店が採り上げられた直後だったそうで、それもあってすごい混雑になってたのかもしれません。
大通り側から店がわかりにくく、入りにくいという難点はありますが、料理がどれも高水準だったのでぜひがんばっていただきたいところ。
街路樹が邪魔なので道路側から見えやすいようにのぼりとか立てるのも手かとは思います。


 スパイスキッチン デビ

  電話:  029-852-6007
  所在:  つくば市松代1-17-3 102
  営業:  11:00~15:00 17:00~23:00(無休)





2011年9月13日(火)00:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

天津閣

京都市内の妙な店、チャーミングチャーハン掲載以降時々この関連の検索からうちに来る人がいるんですが、なんとなく検索結果を眺めてたらこの付近にもう一軒チャーハンで話題の店があるらしいことが書かれてるのを見かけまして。
まあ一回さらっと読んだだけでこのことは忘れ去ってました。
そして先日、帰省のついでに京都に降りた際、昼食をとり安で食べようかと思って市バスで烏丸四条まで行き、御池通りの上の方までぽくぽく徒歩で移動したところ、昼の営業がすでに終了していました。
さてご飯どうするか。この日は半日ほど市内をウロウロするつもりでバスの一日乗車券を買ってまして、今回市バス路線図貰って初めて知ったんですけど、烏丸通りって地下鉄とのシマ争いの結果か何か知らないけど市バスルートから妙に冷遇されてるんですよね。

さて、地名や通りでいわれても分からない方のために碁盤の目といわれる京都の市内を大雑把にテンキーで喩えるとします。
2と3の間の縦ラインが烏丸通り、2のキーの下辺が四条通りとするとMayugeがバスを降りた烏丸四条が0のキーの右上の角、とり安が6キーの左下辺りとなります。
ご飯どうするかなぁと考えつつふと向こうを見ると北の彼方に交差点が見えていてそれがおそらく丸太町通り。テンキーなら8と5の間の横線。そしてチャーミングチャーハンは8のキーの左下辺り。ちょっと歩くけどそっちまで行ってみるかと思い立ち、また北に向かってぽくぽく歩き出しました。
そして歩いてる最中に冒頭で触れたもう一軒のチャーハンの店のことを思い出したわけです。ええ、話が始まるまでが長いとよく言われます。
歩きながら検索したところ、そのお店、天津閣は烏丸今出川にあるとのこと。Mayuge脳内京都地図によるとその場所は8キーの右上角。現在地(5、6キーの間)からなら8キーの左下に行くのも右上に行くのも大して変わりませんし、それなら新規店を開拓しようかと。
ちなみにこの喩えだと9のキーの1ブロックがほぼ丸ごと京都御所です。

で、歩き出したんですが御所を右手に見つつ歩いても一向に8の上ライン、今出川通りが見えてくる気配がしません。
歩けど歩けど延々と京都御所。すんません御所甘く見てました。
ていうか帰宅後に地図確認したらこの一角だけ一辺が他の2倍近くあるし。この碁盤チートじゃねぇか。



そんなわけで予定外に歩く羽目になりつつやっと到着しました、天津閣
御所の北西の交差点の南西側のほとんど角あたり。場所柄、同志社大生御用達とのことで、外見はどこにでもあるような古い昔ながらの食堂かラーメン屋といった風情。中に入ると細長い店内にテーブルが並んだだけの簡素な作り。メニューは小サイズやスープ付きなど若干のバリエーションがあるものの基本的に「中華そば、やきめし、ぎょうざ」の3アイテムで構成されるシンプルなもの。なんか本当に昔ながらの町のラーメン屋って感じですな。
ていうか実際に昔ながらの町のラーメン屋なんだから当たり前といえば当たり前ですが。

とりあえずやきめし(スープ付き)¥700が基本とのことなのでこれを注文しました。



スープでかっ!
やきめしは白っぽく外見は家で作ったちらし寿司のような感じ。にんじんのせいでそう感じるのかもしれません。
具は牛肉とネギとニンジンのみで、卵すら入ってない非常に簡素なものですが、一口食べただけで他所のチャーハンにはない独特の香りがするのが分かります。これは確かに美味しい。
おそらく牛肉の赤身を生姜を効かせてしぐれ煮のようにしてから使ってるんじゃないかと思うんですが、これが強すぎず弱すぎずの独特の風味を生み出してます。

スープの方はサイズも相まって「中華そばの麺抜き」と表現されてる方がいましたがまさにそんな感じ。あっさり鶏ガラ出汁の醤油味でまさに昔ながらの中華そばという感じのスープです。いっそ中華そばを注文してしまってもよかったんじゃないかという気も。


すでにご飯時はだいぶ過ぎてたんですがMayugeの後にも2組ほどの来客があり、うち一方は常連+その友人と思しき組み合わせの2人組。
常連らしい方が「ここのやきめしが美味いんだよ」と言いながら2人ともやきめしを注文してました。食べたとたん連れの方が「うンまっ! なにこれ!」と派手なリアクション。その後も店の人に「うまいっす!」とか大声で報告しながら食べてたのでかなり感動した様子。

ということで店の外見は地味ながらも、一般的なものとはひと味違う独自の工夫が効いた非常に美味しいやきめしでした。強く推してる人がいるのも納得の味です。
なかなか来る機会の無さそうな場所ではありますが、ぜひぎょうざや中華そばも試してみたいところ。


 天津閣

  所在:  京都市上京区烏丸今出川町下ル
  電話:  075-431-5227
  営業:  11:00~19:00(日曜祭日定休)







 -追記-

この記事を書いた時点ですでに引退して店を閉めることが決まっていたそうで、'11年11月に閉店されたようです。



2011年9月10日(土)02:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

インドネシアフェスティバル 2011

7月9日、例によって代々木公園で開かれていたインドネシアフェスティバル 2011に行ってきました。
先月にもバングラディシュ食ってきたとこじゃないかとかキニシナイ。

Mayugeは前回のバングラディシュフェスティバルに引き続きインドネシアフェスティバルも初来訪です。
ついでにいうとインドネシア料理の予備知識もナシゴレンとサテチキンくらいしか浮かばない程度の能力。

会場には昼過ぎに着いたんですが、会場のはこの手のアジアイベントとしてはやや小規模気味。しかし快晴と言っていい天気のため、先日のバングラディシュフェスティバルに比べると店の行列は全体的に長め。



ということでまずは上の写真、Indonesia Style Restaurant & Bar 南風 (NANPU~)という店でサテ・アヤムを購入。
インドネシア風焼き鳥と表現されることの多いお馴染み料理。甘いタレが日本人にも馴染みやすくて美味。食べ歩きにも便利ですし。

そしてそれを食べながら主食になりそうでなおかつ物珍しくてできれば長い列に並ばずに買えそうなモノが無いか探索。

ほどなく店名とか書かれてなくてまったく不明な店に行き当たりました。店番のおばちゃんもインドネシア人らしい女性などがメインで、かろうじてテントに貼られた写真で料理の名前が判る程度。列んでる人への対応を見るに、少なくとも日本語が流暢に話せる人はいなさそうな雰囲気。値段も書いてある料理と書いてない料理があって不安要素たくさんですが、書いてある料理が500円なのでそれ以外の物もそんなに変わらない値段だろうとチャレンジすることに。
ということで写真下段、「ロントン・サユル・ダギン(牛肉)」とだけ書かれた料理を注文。
ていうか「(牛肉)」と書かれてるにもかかわらず、料理写真に写ってるパーツの中で一番質量が多そうなのは組成不明の白い四角い物体なんですが。

帰ってから調べたところによると、ロントンはどうやらちまきのような蒸し米、サユールは野菜、ダギンは肉のことらしいです。

味はココナッツミルクベースのカレーといったところ。外見的に似てるタイカレーに比べると辛さはそこまででもなく、辛み以外のスパイスもそんなにシャープという感じではありません。どちらかというとマイルドなカレー。
謎の白い物体はどうやら蒸し米を押し固めたもの。日本人的にはおはぎの中身みたいなものを想像してもらえばいいかと。これはこれでなかなか面白いし店で出す側としては便利そうですが、個人的にはカレーに合わせるなら普通のご飯の方が良いかなーという感想。
肉は筋張った部分やレバーっぽい部分など、内臓も含めてごちゃ混ぜという気配。なかなか野趣溢れる感じで美味しいです。



焼き鳥とカレー食べてお腹も落ち着いたので雑貨店など散策。

写真は途中で見かけたガネーシャTシャツ。目つきが可愛い。

店のうち一つで無地シャツと手染めシャツが気に入ったので何枚か購入。インドのクルタっぽい形で、インドネシアにもこういうのあるのかーと思って帰ってからよく見たらMADE IN INDIAって書いてあった。普通にクルタだったようです。べつに良いけど。
バングラディシュフェスティバルに引き続きこちらもインドが侵蝕中。

あと、木の葉で装丁したノートがちょっと惹かれたんですが2年前に買った革装丁のノートを案の定まったく活用してないので我慢。

さて、炎天下を歩き回って冷たいものが欲しくなってきたので「ニルマさんのインドネシア家庭料理」という店でエステレール(インドネシア風かき氷)というのを買ってみようと行列に参戦。
そこへさっき歩き回ったときに品切れで涙を飲んだルンダン・カンビンの追加が完成したとのコール。張り紙には「マトンとモツのカレー」と説明書きがある料理。
いやいや、カレーさっき食ったし。今暑いからとりあえず冷たいものが欲しいし。



と思いながら列んでたけどどういうわけかMayugeの順が回ってきたら口が勝手にルンダン・カンビン言うてました。
帰ってから調べたところによるとルンダンはインドネシアあたりの家庭料理で、ココナッツミルクと香辛料で作る肉の煮物。要するにカレー。カンビンは山羊のことらしいので、言葉としてはそのまま山羊カレーですね。

先ほどと同じココナッツミルクベースの内臓入りカレーではありますが、肉/汁比などかなり別物。感覚としてはしぐれ煮に近い位置付けになりそうな。
肉は一見角切り肉に見えますが、肉を角切りにしたものというよりは動物を角切りにしたものと呼ぶべき状態。その場所が肉だろうが骨だろうが関係なしにひたすら3cm角の賽の目に切ったような肉。頭部っていうか耳の付け根辺りじゃないかコレっていう感じのパーツとかありました。
骨ごとゴロゴロ放り込んで煮込んであるから非常に良いダシが出てて美味しいです。
あと、カレー部分本体はそれほど辛くないんですが付け合わせのキュウリの和え物っぽいのが異様に辛くなってます。付け合わせというよりカレー全体に混ぜ込むのが正しい食べ方なんだろうか。フライドオニオンも香ばしくてよい感じ。



ということで初のインドネシアフェスティバルでしたが堪能できました。
インド周辺ともタイともまた違った料理の雰囲気もさることながら、変に日本人向けアレンジがしてない感じで、現地料理っぽさを満喫できたのも大きかったかもしれません。

あと、帰り際にいつもの歩道橋の上からイベント広場定点観測。
出店数の都合で隙間は多めですが、それぞれの店にはけっこうな人数が行列してるのが分かるかと思います。



2011年8月1日(月)03:21 | トラックバック(0) | コメント(2) | くいだおれ(食記録) | 管理

バングラデシュフェスティバル 2011

6月18日に代々木公園であったバングラデシュフェスティバルに行ってきました。
代々木公園といえばアジア系のイベントの定番会場ですが、バングラデシュは今回初。

ナマステインディアやタイフェスティバルなど、同じ会場を使う大手アジアイベントに比べると規模は小さめになりますが、飲食店、雑貨店などがそれぞれエリアごとに出てる感じ。
残念ながら当日は曇りに時々小雨がぱらついたりでイベント向きではない天気でした。写真は食べ物屋が並んでる会場の一角ですが、人が少なめなのもやむを得ないところでしょうか。

やはりバングラデシュ料理の店となるとそこまで多くはないようで、スリランカ、インドなど、その他の国と併記しての店が多い様子。



ていうかキミとこの店は普段「インド、スリランカ料理」という触れ込みで営業してるんじゃないかという気がするんだけど、そこんとこどうなのかね。

あまり真剣に取り繕う気も無さそうなインド方面気質が本場風味。



ということで昼食がてら。まずはRUCHIという店でダブルカレー&ルマルロティセット(¥500)を購入。クレープみたいに薄く焼いて巻いたロティと豆カレー、チキンカレーのセット。
カウンターのすぐ内側でコンロの上に中華鍋を伏せて置き、鍋の底を使ってロティを焼いていてちょっと見た目に面白かったです。家でも再現できそうですな。生地の塊をシェフの人が手際よくくるくる回しながら延ばしていき、均一な薄い円盤ができたら中華鍋の上にON。そのまま何度かひっくり返して焼き色を付けていく感じ。
カレーはインドカレーに基本的に似てますが、インドカレーでは感じたことのないスパイスの香りが少しある気がします。何かは分かりませんが。焼きたてのもっちりしたロティとよく合って美味。
あと、この店ではフスカという明石焼きのような物体が少し気になりました。あとでお腹に余裕があったら試そうかと思ったけど満腹で断念。汁物では持って帰るのも厳しそうですし。



カレー食べ終わったあとはその隣のバングラデシュレストラン Basmati(バスマティ)の露店へ。インドの気配が強いですがちょっと見たことない物がいくつかあったので。サモサの横にシンガラという見た目どう見てもサモサな物が売っていて、これがサモサとはどう違うのかが非常に気になります。
あとは明らかに見本写真も名前も値札も無い謎の商品が複数並んでます。そのうち一個がジュレビなのは判るんですが。
とりあえず気になる辺りでピアジュとシンガラとダール何とかを1個ずつ購入。‥‥したはずがなぜかシンガラが2つ入っていて代金も2個分徴集されました。注文の時点で意思の疎通がかなり微妙っぽかったこともあり、まあ2個あったら持って帰ってでも食べるし説明めんどくさそうだからいいか、とそのまま購入。Yes! I am checken!
ダール何とかは店員に「これ何ですか?」と聞いてみたんですがなんだかよく分かりませんでした。少なくとも値札、名札が下げてある商品の中にダールから始まる単語は無かったはず。まあ揚げパン的なものの中に豆が入ってるようなので美味しいに決まってるだろうと選択。

ていうか、名札だけあって写真がないのでどんな物かさっぱり分からないハリム、フィルニ、パティ シャプタ ピタ、カシハリム、ペグニといった食品群がそれぞれ非常に気になるんですが、説明してもらうのが困難そうなことはすでに判明済みだし、かといって全部買って食えるほど胃に余裕も無いので今回は断念。

ということでサモサと何が違うのか気になるシンガラから試食。

‥‥中身はスパイスの効いた豆、芋等の野菜にナッツと、見た目通りにサモサ。
サモサ好きだからいいんだけどサモサとは何が違うのか、やっぱ両方買ってみたらよかったかなぁとか思いつつ完食。久々で美味しい。
ピアジュはぱっと見でフライドチキン的なものに見えたんですが、囓ってみると中まで肉の気配がない均一素材。豆の粉にタマネギのみじん切りを練り込んで揚げてあるんでしょうか。少しスパイスの香る塩味で、甘くない野菜ドーナツといった雰囲気。

シンガラもう1個とダール何とかは持って帰って夜食に。


そして記事を書くために検索して判明。バングラデシュではインドで一般的に「サモサ」と呼んでるものを「シンガラ」と呼び、普通はサモサには入れない肉を使ってあるものを「サモサ」と呼ぶとのこと。
どうやら私が買って試してみるべきはサモサの方だった様子。また次回にでも。



次はスパイスマジック カルカッタという店でサモサチャートとハリヤリカバブ。
ていうかこの店もはやは100%インドでは。

サモサチャートは以前にナマステインディアでも購入しましたが、基本的にサモサに何らかのソースをかけたものということのもよう。チャナダール入りのサルサっぽいソースがけっこう辛かったですが美味。ハリヤリカバブはホウレンソウのペーストを塗って焼いたチキンティッカ的なものの様子。どちらも美味しかったです。

ということで初バングラデシュフェスティバルでしたが、微妙に隣接した国とはいえインドとは違う料理などもありなかなか楽しめました。規模が小さい分スペースに余裕があり、買ったものを食べるのに座る場所を確保しやすいのも地味に利点。ちょっと待てば会場に備え付けのテーブルすら使えそうな様子でした。身動きすら取れなくなるようなメジャーなアジアンフェスティバルに比べると動き回りやすく、けっこう穴場かもしれません。



2011年6月29日(水)19:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

アンマーカリヤ(スリランカ豚モツカレー)

先日、以前から少し気になってたインド料理店、パラダイスに行ってみようとしたんですが、現地に着いてみると臨時休業中とのことで断念。帰り道に々のアンマーカリヤに寄ってみました。

どうやらランチメニューの構成が変わったようで、ライスセット(¥350・倍¥500)、ロティセット(¥350・2枚¥500)、ライスロティセット(¥500)、ホッパーセット(¥500)、ブリヤニセット(¥500)というセットメニューのベースがあり、これに好きな単品カレーを組み合わせる方式になってます。単品カレーはスリランカ、インド、タイのカレーがあり、合計15種くらいから選べて値段は¥600~800。それぞれに半額のミニカレーもあります。
このほかにチキンブリヤニ、ストリングホッパー、コートロティ、デビルチキンライスなどの¥1000前後の定食っぽいメニューもあるようです。
というかこの店来るたびにシステムが変わってる気がするんですが。まあメニューの自由度が上がっていて気になるものも多いので個人的には歓迎です。

今回はスリランカチキン(小 ¥300)とスリランカ豚モツ(小 ¥350)の2種のカレーにライスロティセットを合わせて¥1150。ライスとロティにサラダとパパダムが付いていて、このセットは以前からあったセットの内容を踏襲してる感じ。



この2種のカレーはベースが辛めらしく、注文時に「両方かなり辛いですが大丈夫ですか?」と確認されました。
左がスリランカチキンで右がスリランカ豚モツ。
どちらもスリランカカレーらしくスパイスがシャープに効いたカレーで、ココナッツミルクのまろやかさはあるもののけっこう辛め。


スリランカのモツカレーは以前にインドスリランカレストラン294で食べ損ねたりしててわりと気になってたんですが今回初挑戦。
モツの独特の香りがあるので人によって好みが分かれそうではありますが、Matugeはモツの香りは特に気にならないので問題なし。むしろスパイスとモツの香りの組み合わせがエスニック料理らしさを引き立てていて期待通りといったところ。
上にかかってる謎の黒い粉の正体が気になりますが、特にこれだけが辛いというわけではなく全体的に辛かったです。粉のかかっていないチキンカレーも同程度の辛さでしたし。

ということで久々の訪問でしたが相変わらず高水準のカレーでした。インドカレー、タイカレーも今度ぜひ試してみたいところ。
スリランカチキン、スリランカバターチキン、インドチキン、インドバターチキンのそれぞれのカレーの比較とか。



 スリランカカリー アンマーカリヤ

  所在:   つくば市桜2-15-3-103
  営業:   平日 11:30~14:30(L.O. 14:00)、17:30~21:30(L.O. 20:50)
        土日・祝日 11:30~15:00(L.O. 14:30)、17:30~21:30(L.O. 20:50)
        火曜定休
  電話:   029-857-8977
  FAX :   029-857-4852





2011年6月1日(水)19:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

Indian Restaurant TANDOOR

先日、昼に出かける用事があったのでついでにインドカレー。
せっかくなので行ったことのない店にと思ってIndian Restaurant TANDOOR (タンドール)に。
この店は以前モバラクヒマラヤなどと一緒に、この周辺に立て続けにインドカレー店が出店したうちの一店。一度行ってみようと思いつつ、何となく今まで行く機会がないままになっていた店でした。

今回はシェフのスペシャルランチ(¥1000)を注文。
構成は、ランチメニューのA~Fのカレー(チキン、マトン、ベジタブル、ダール豆、キーマ、サーグチキン)どれか1つ、えびのカレー、チキンティッカ、ナン、ライス、サラダ、ドリンク(チャイ、コーヒー、ウーロン茶、マンゴージュース、ラーシから選択)となっています。ラーシは多分ラッシーだと思います。カレーはチキンカレーを選択。

ついでに、その他のランチメニューは上記A~Fにおかわり自由のナンまたはライス、ドリンクが付いて、ベジタブルカレーとダール豆のカレーが¥700、それ以外が¥800。
あと、シェフのスペシャルランチのうちチキンティッカがタンドリーチキンに変わってシークカバブが追加されたタンドリーミックスランチ(¥1180)というのがあります。
このほか、ディナー用メニューのカレーを注文した場合はナンまたはライスが無料で付いてくるとのこと。



ということでセット外観。

インドカレーでエビをはじめとするシーフードのカレーというとココナッツミルクがベースのものをよく見る気がするんですが、このエビカレーはカッテージチーズがベースになってるようで初めて見るタイプ。
インドカレーでカッテージチーズというと角切りのパニールを具として使ってるタイプが思い浮かびますが、このカレーは押し固めずにモロモロに崩れたままのチーズをルーのベースとして使用してる感じ。乳製品らしいコクを感じさせつつしつこいというほどではなく、わりとどんどん食べられます。
チキンカレーの方はスタンダードにインド風チキンカレーの外見ですが、シナモンかな?という香りが強めに効いているのが特徴的。どちらのカレーも他店のものとちょっと違う特徴があって美味しいです。
ナンは厚めのもっちりした柔らかめの焼き上がりで、あらかじめ3つにカットしてあります。ライスは普通にジャポニカ米のご飯。

チキンティッカはけっこうスパイスしっかりで辛め。いやそんな無茶苦茶辛いというわけではありませんが、この手のものにしてはややピリ辛めという印象。肉汁がしっかりある良い焼き加減。



ドリンクはホットチャイを選択。わりと暑い日ではあったんですが何となく。濃いめにしっかり淹れてある紅茶が美味。

以前から気になってたわりにずいぶん経ってからの来店になりましたが、ちょっと特徴があって美味しいカレーでした。

食べ物以外では、水の補充やナンのおかわりの確認などをこまめにまわったり、店に入ってくる客に先回りしてドアを開けて出迎えたりと、接客担当の店員さんが非常にまめで好印象。

あと、ランチタイムにディナーメニューのカレーもちょっとお得に選択可能というのは地味に魅力的なサービスだと思います。
ランチメニューのカレーはどの店でもポピュラーなカレーのみで、ディナーメニューだとちょっと凝ったカレーや変わったカレーが選べる場合が多いですし。
この店の場合もディナー用のメニューはチキン、ベジタブル、マトン、シーフード等、それぞれのカテゴリーごとに6種類程度のバリエーションがあり、気になるものが色々ありました。以前から噂に聞くナブラタンカレーなどもあるようなので一度試してみたいところ。野菜やフルーツなどを種々使用した甘くてマイルドな一風変わったインドカレーらしく、店やシェフによってかなり違ったものになるそうで。
しかしディナーメニューだとバトゥラもあるようなので、せっかくならナンじゃなくてこちらでとか考え出すと結局ディナーにも来ることになりそうな。


 Indian Restaurant TANDOOR

  所在    つくば市竹園2-11-15
  電話    029-859-8834
  営業    11:00~14:30(L.O.), 17:00~22:00(L.O.)





2011年5月26日(木)01:27 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理


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