ディワリ イン ヨコハマ 2008 |
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10月19日はディワリ・イン・ヨコハマ 2008に行ってきました。ここんとこ立て続けにインドイベントでしたな。
ディワリはインドの正月を祝うお祭りだそうで、これに合わせてヨコハマでインドフェスティバルをやっているのがディワリ イン ヨコハマです。去年までは1日間だけだったのを、今年は土、日の2日間とし、出店数もかなり増やしたとのこと。 確かに去年は食べ物の店も選択肢が2店ほどしかなく、ちょっと寂しい感じだったんですよね。その代わりにその店にはものすごい行列できてましたけど。
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ニケは横浜に引っ越した頃からインド舞踊とか習いに行ってまして、去年のディワリでもこの教室の方々がインド舞踊を披露されてました。で、今年はなんかニケも舞台に上げられるらしく。 ということでインド食品を堪能しつつテンパってるニケをニヤニヤ見物する会。会員は2人。すなわちニケ's旦那とMayuge。
なにかにつけ直前になると逃避傾向のあるニケは、前日の夜になると「うおぉ~。会場燃えたら中止になるかなぁ」とか不穏な呪文を唱えながら衣装とか準備してました。Mayugeは「パソコンから音が出ない」というトラブルで呼び出されて対処中。てめ、緑色のCD入れてサウンドドライバ入れろって言ったのにやってねぇじゃねぇか。
まあ舞台の本番はなんだかんだ言って問題なくこなしてたように見えました。素人目にはなので、よくわかりませんが。 もっと大人数でバックダンサー的な働きなのかと思ったらけっこう少数で、しかも一人で中央に立ってポーズつけるシーンとかもあってなかなかプレッシャーそうでした。
さて、昼ごろに会場に到着したんですが、ニケはそのまま舞台の準備の時間だったので何も食べずにそちらへ。ニケ's旦那は他に用事を済ませてから舞台の時間頃に来るとのこと。 Mayugeは舞台までヒマなので食べ物探索開始。
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まずはスナック系、上段はラッドゥーとサモサ。
ラッドゥーは豆の粉っぽい物と人参とその他なんだかよく分からないものにカルダモンシードと生姜あたりで風味を付け、たっぷりの砂糖でシャリシャリした歯ごたえになるまで煮っ転がして丸めたような感じの食べ物。なにやら知ってる物のなかにこれと似た食べ物が一切無いので説明のしようもないんですが、何となくお婆ちゃん家でおやつに出てきたりしそうな雰囲気。
サモサは普通にサモサ。
さらに下段、伝統的なインド菓子方面。 オレンジ色の方、モティカル・ラドゥー(Moti Chur Ladoo)、銀色の菱餅っぽいの、カジュー・バルフィー(Kaju Burfi)。
モティカル・ラドゥーは名前からすると上のラッドゥーと関連のある品でしょうか。店の人が豆の粉だと言ってました。こちらは蒸すか何かしてる感じで食感は別物。ひとかたまりに見えますが、粟粒くらいの小さいつぶつぶの集合体で、囓るとぱらぱら崩れる感じ。見た目でジュレビを丸くしたような物かと思って買ったんですが違いました。 しかしたっぷりのシロップに浸してある感じには違いなく、これまたがっつり甘いです。シナモンとカルダモン系の風味がしますが色々複雑な風味。
カジュー・バルフィーは牛乳を若干の香辛料とカシューナッツの粉と砂糖で煮詰めた気配。自家製ミルキー(カシューナッツ入り)といったところ。 今回のインド系デザートの中では一番クセが無く、インパクトの強いメタルな外見の割には日本人にも馴染みやすい味。Mayugeが購入したのを横からつまんでみたニケが気に入り、自分でも店に買いに行ってましたが、残念ながら売り切れてました。しかたなくMayugeのを横からモリモリと。
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上はMayugeが待ち時間の間につまんでたケバブカレーセット¥700。これ売ってる店、明らかに普段はドネルケバブがメインと思われる気配でしたが、トルコ人がどさくさにまぎれてインドカレー売ってるのか、それともインド人が普段そ知らぬ顔でドネルケバブを売ってるのか、どちらなのかは不明です。サフランライスにチャナ豆のカレーをかけて横にチキンケバブを盛った感じ。
下は舞台を終えたニケの遅めの昼ご飯。2種のカレーセット¥700。バターチキンとキーママタルにナンのセット。わりとスタンダード。
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こちらは売り場に「チョーリィー バテゥラ」とか不思議な読み仮名が振ってありましたが、つづりはCholle Bhatturaらしいです。揚げパン。 上がニケ's旦那購入のキーマカレーとバトゥラのセット。記録し忘れて値段不明。 下、Mayuge購入のは豆カレーとのセットで¥500。ちなみに揚げパンのみだと¥200。
ニケ's旦那は先日のナマステインディアで食べた揚げパンが気に入ったそうで。 Mayugeもこれ好きなんですけど、インド料理店とかではなかなか置いてないんですよね。今回各自ウロウロしてそれぞれにご飯買ってきたんですが、集まってみたら揚げパンかぶってました。同じ店で買ったのかは不明。
ナマステインディアで食べたのは全粒粉っぽかったんですが、このバトゥラは精製した小麦粉のパンっぽい気配。
で、Mayugeはインドの揚げパン=プーリーと認識してたんですが、このバトゥラとは何が違うんだろうと思い、記事を書くついでに検索してみました。その結果、
小麦粉のパン=ナン → ナンを揚げたもの=バトゥラ 全粒粉のパン=チャパティ → チャパティを揚げたもの=プーリー
という関係だったことが判明しました。 ということでおそらく、ナマステインディアにあったのがプーリー。
やはり香ばしさや舌触りではバトゥラの方がいいし一般向けな感じですが、プーリーやチャパティのざっくりした歯ごたえもなかなか捨てがたいところ。
ちなみにニケ's旦那の方のキーマカレー、煮込んでる最中に一度焦がしちゃってる気配を感じました。 なんでそんなことが判るかというと、以前にMayugeが煮込み中に焦がしてしまったカレーを大量生産し、コゲ臭を何とかするために苦労したことがあるからです。
ということでディワリ イン ヨコハマ、規模拡大してなかなか充実した感じになってました。特に食べ物の露店の充実具合が去年の比ではないですね。ただ店舗が増えただけでなく、余所ではあまり見かけなかったような食品が売られていたことも個人的に評価が高いです。まあ、その辺は出店次第なので来年以降も同じとは限りませんが…。
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Nov.18.2008(Tue)02:18 | Trackback(0) | Comment(0) | くいだおれ(食記録) | Admin
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