おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


リリィ

先日、福知山に帰省してたので、Guuさん、琥珀さんと丹波オフがてら以前から気になってたリリィへ。
冬になるとグラタンうどんなる珍妙食品を繰り出してくるという、Guuさん行きつけの店ですな。

所在地は福知山駅から徒歩5~10分といったところ。ちょっと細い路地に入ったところなため、店の位置はやや分かりにくいかもしれません。
ていうか住んでた頃には知りませんでした。まあこっちの方はあまり生活圏じゃなかったせいもありますが。

今月のおすすめ(10月)、鶏の唐揚げ もみじおろし和え(600円)。Guuさん注文。
この店はおすすめメニューが一品あり、これが一月ごとに新メニューに変わるシステム。噂のグラタンうどんも冬季にしばしば登場するおすすめメニューの一つらしいです。
このときは9月末だったんですが、ちょうどこの日から10月のおすすめメニューに切り替わったとのことで早速。

メインの唐揚げにご飯、みそ汁、小鉢、漬け物とシンプルかつスタンダードな構成。
大根おろしたっぷりの唐揚げの横に鮮やかに辛そうな色合いのもみじおろしが鎮座してますが、なにぶんGuuさんは辛い物が苦手なので、もみじおろしはそのまま隔離しての摂取。それはメニューの根幹からの否定では。
ちなみにキャベツの千切りの上に散らしてあるトルティーヤチップスっぽい物は、Guuさん食材アナライザーの分析によると餃子の皮の素揚げではないかとのこと。



続いてMayuge注文、サラダうどん(ごま味)定食(700円)。
これまたGuuさんからの噂でよく耳にするメニューです。注文する際は壁の張り紙のをそのまま注文したんですが、あとから聞いたところによると、どうもごま味とそうでないサラダうどんが存在するらしいとの噂。

左側の黄色い謎の球体は茶巾おにぎり。薄焼き卵で包んであります。そいや遠足の弁当とかにこんなの入ってたなぁ。そこはかとなくノスタルジックな食べ物。
これが付いてるのが定食(700円)で、サラダうどん単品だと500円。
サラダうどんは水にさらしたざるうどん風の麺の上に色とりどりの野菜を散らし、ごまだれで仕上げた料理。
イロモノメニューと思うなかれ、うどんはもっちりとしてコシが強く、なかなかしっかりしたもの。ごまだれはおそらく既製品ではなく、複数の何かをブレンドしてるか、自家製なのではないかと思います。ほのかにしょうゆ風味のするクリーミーなドレッシング風で、サラダ、うどんのどちらにもよく合ってました。



最後に来たのが琥珀さん注文、焼きうどん定食(700円)。こちらも茶巾おにぎり無しの焼きうどん単品だと500円。

こう、定食を持ってくるおばちゃんがテーブルに近付いてくるにしたがって背後からジュージューぐつぐつと食欲を刺激する音が…って焼きうどん普通はグツグツいわねぇ!
トリを飾るにふさわしく意表を突いたブツが出現しましたな。熱した鉄板に乗せられてグツグツ言ってるのは溶き卵。サラダうどんと同じコシのあるうどんを卵とじにしておたふく系のソースで仕上げ、かつお節をトッピングした感じの料理。
明らかに既存のどんな料理のカテゴリーからも外れるこの料理を、あっさりと焼きうどんという平凡な名前でメニューに載せてしまう辺りにリリィの底知れない懐の深さを感じました。下手をしたらこの他の一見平凡な名前のメニューも、注文したら何が出てくるやら判ったものではありません。

ちょっと味見させてもらいましたが、濃そうな外見とは裏腹にけっこうすっきりとまとまっててなかなかいけます。ただ、私が知ってる何の料理とも似ていないというだけです。


ということで初リリィでしたが、ちょっと遠いにもかかわらずGuuさんや琥珀さんが通うのも納得の店でした。メニューが独創的でいずれも美味しく、また来て他のメニューも試してみたいという気になります。
ついでに伝えるとするなら、どうやら焼きうどんには「焼きうどんカレー味」というバリエーションも存在するようです。


 リリィ

  所在  京都府 福知山市 昭和新町153-4
  TEL   0773-22-7603





2008年10月18日(土)02:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

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