おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


食糧(レシピ・栽培)

ヤマドリタケモドキ

毎年なら7月頃にあるはずのキノコピークがずれ込んでるのか、それとも9月頃に始まるはずのピークが早まってるのか、ここのところキノコが色々と顔を出してきてます。

とりあえず今度は毎年恒例ヤマドリタケモドキ。

今回は話を聞いた同僚が興味を持ってるので採取して進呈。
写真のやつはやや育ち過ぎなので、胞子の散布がんばってもらうために残し。



ヤマドリタケモドキ幼菌。
なかなかスタイルが良いです。



こちらはムラサキヤマドリタケ。
ちょうど食べ頃なので収穫。



2011年8月9日(火)18:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理

薬味栽培2011

そういえば今年もいちおうプランターで薬味植えてます。
ここ数年の経験より、世話が楽で、あればそれなりに使って、けどそんな毎日使う物でもないから買うと逆に余って困るという立ち位置から青ジソとパセリを選択。
やっぱりこの辺が思い付いたときにその場で使えるとちょっと便利。

ということで5月頃に適当にプランターを用意して種を蒔いておき、水などやりつつ放置。先月になって芽が出てきてました。上が青ジソで下がパセリ。
なかなか芽が出てこなかったのでちょっと種蒔きが遅すぎたかと心配してましたが一安心。



ってよく見たらお前らパセリじゃないだろ。

 「あー、芽が出てきたなー」と思ってから数日間、「‥‥これ、パセリじゃないよな? けど新芽だけちょっと違う形だったりするかな?」とか考えつつ様子を見てましたが、葉っぱに産毛が生えてきたあたりでどう考えても別カテゴリーの植物だろうと見切って撤去。
現在はちゃんとパセリらしい形の芽が出てきてます。



2011年7月5日(火)22:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理

雨で

今年のMayugeベランダ農園のプチトマトですが、16日、閣下をして『俺がカメハメハ大王なら確実に全国的に休日にするレベル』と言わしめた豪雨によって真ん中からぽっきり折れました。

ちなみにこの日は6時起きで上司とともに野外調査。
上司と合流して機材を車に積み込むときとか傘をさすのもままならないほどの雨脚だし、作業終わって程なくしたらピタッと雨は止むし、実際に屋外を歩き回る頃にはむしろ炎天下って感じの天気だしで、全体的にどういうことだって感じですな。帰ってきたらトマト折れてるし。

折れた部分を除去したら残りの部分は今のところ元気な様子。



2010年6月20日(日)01:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理

ベランダ農園2010

今年のMayugeベランダ農園について。

以前はベランダにヘチマをてみたりキュウリとゴーヤーを植えてみたり、蔓植物でベランダに日陰を作る戦略を試みてました。ベランダの日光を遮ってくれるのはいいんですが、夏場に布団が干せなくなるという問題があったため、去年はヒモを撤去してパクチーのプランターを置いてました
しかし夏になってみると足もとでパクチーが繁茂し、結局布団を干せないという問題が発覚し、結局同じことならと今年はまた蔓復活の方針で。
とりあえずキュウリとゴーヤーの苗を植えてます。



あと、直売所で何となく買ったミニトマトが美味しかったので勢いで苗購入。
早くも実ができはじめてます。
植えた翌日にいきなり強風が吹いて真ん中からぽっきり曲がるという芸を見せてくれたんですが、添え木への固定を増やして無理矢理戻してみたら無かったことになったみたいです。今のところ元気。



あと、去年採れたパクチーの種も引き続き蒔いてみました。
去年は4月頃に種を蒔き、7月いっぱいくらい食べ頃の葉が出てたんですが、そのまま花がつき始めてしまいシーズン終了。
で、検索の結果、前年の秋から種を蒔いておくと花が遅くなって食べ頃が長く続くという情報を得、こちらを実践してみました。

で、5月末くらいからすでにパクチーに花が咲いてて話が違うんですが。
責任者出てこい。

この他、パセリが去年からそのまま冬を越したのでちょこちょこ使用中。

あと、青ジソはわりと毎年植えてたんですが、夏辺りからなんか店で買うのに比べるとバリバリ硬い葉っぱになるなぁと思ってまして。で、ふと日当たりが強すぎるせいではないかと思い当たり、今年は日当たりの悪い玄関側の廊下にプランター移動。
種から芽は出てきたんですが1cmくらいになってから育ちません。難儀な奴。



あと、例年通りタケノコ掘りも実行しております。
今年はGWに予定が合わなかったのでちょっと遅らせて15日に。

さすがに5月中旬だとタケノコの数も減っていたため収穫は例年より少なめ。
山分けしてタケノコご飯を数回作るに留まりました。



2010年6月7日(月)22:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理

潮干狩り 海の公園

ニケがしばらく前から、というか学生時代から潮干狩りに行きたいと騒いでまして。学生時代にもある程度下調べして検討などしてはいたんですが、実行しないままに終わってました。
それが最近何のきっかけかで再発しているようで、この前の土曜の午後になって「明日潮干狩りを決行する」という旨の通達が来ました。

ということで土曜の夕方からニケ邸に移動して翌日曜、潮干狩りに。運転は例によってニケ's旦那。

あ、写真はニケ邸に移動する最中に見えた建設中のスカイツリー。だいぶ育ってきてます
たしかつい先日、日本一高い建造物になったとかニュースでやってたような。そろそろ半分越えたくらいだったでしょうか。
ニケ邸への移動中、なんかグランさんが出張と同僚の結婚式で横浜にいるらしいので、ちょっと会って一緒にトンカツ食べてきました。

行き先は横浜 海の公園。八景島シーパラダイスのすぐ横にある人工の砂浜で、入場料などは必要なく潮干狩りができます。ただし、有料の場所とは違って稚貝の放流などを行ってるわけではないので、本当に収穫があるかどうかは運と実力次第。
この土日はちょうど昼の1時頃に干潮のピークがきて、その前後2時間くらいが潮干狩りチャンスのとこと。この日を逃すと次はGWまっただ中になるそうで。
そんなわけで朝の9時過ぎに出発してがっつり潮干狩ったあと午後には解散くらいのプラン。
お弁当作って持っていくとか言ってるので休日にしては早起きしないと。大丈夫かね。

  「赤ちゃんの授乳で6時くらいに多分起こされるから、そのまま起きてればなんとか!」

ああ、なるほどね。天然の強力な目覚まし付きなのね、最近。

- - - -

  「寝過ごしたー! 起きれー!」

なにやらデジャヴを感じる声で起こされる朝9時。

  「一度起きたと思ったらいつの間にか二度寝してた!」

とりあえず朝ご飯にホットケーキを焼くのと、お弁当用におにぎりと唐揚げ作成を急ピッチで。

  「じゃあそこに出てるホットケーキの粉に牛乳入れて焼いてください。片方はココア風味にしてバナナ乗せて!」

遅れ気味でもご飯に手を抜かないのはいつものこと。

  「あ、あと唐揚げ揚げておいてください」

おおむね分担がこっちに来てませんか。
とりあえずせっかくなので以前にためしてガッテン!でやってた、「1分30秒揚げて半生のまま油から取り出し、4分放置して余熱で火を通して、最後にもう一度揚げて表面をカリッとさせる」という揚げ方を試してみました。
たしかにジューシーに揚がったような気もしますが、単品で食べても普段と違うかどうかよく分かりません。ていうか普段唐揚げとか自宅で揚げない。

そんな感じでバタバタしつつご飯済ませて準備して出発。11時前くらい。昨日まで冷え込んでましたが、今日は天気もよく暖かくなりそうです。かなりの行楽日和。

公園に近付いてきた辺り、何やら半端な場所で渋滞。もしやと思って交差点で誘導してるおっちゃんに聞いたところ、

  「ええ、海の公園に行く列です。駐車場はもういっぱいだから、このまま列んでても何時間かかるか分かりませんよ」

誰も考えることは同じだな。とりあえず埒があかなそうなので、少し離れたところで駐車して電車で公園に行くことにしました。



‥‥本当に誰も考えることは同じだな。
公園に到着したのは12時過ぎといった頃。佃煮にするくらい人がいるんですが。

ひとまず高台にベースキャンプを設置して荷物をまとめ、ニケ's旦那は赤ちゃんのお守りと荷物の番。ニケとMayugeが獲物を持って浜辺に行くことに。しかしこの人出では収穫は期待できなそうかなぁ。場所残っちゃいねぇ。
ていうか胴長着込んでる人とか肩まで海に浸りながら最前線で採ってる人がいますよ。もはや潮干狩りなどという牧歌的な響きではなく、普通に漁です。食糧争奪戦。

水辺に降りてみると波打ち際は砂っていうか貝殻。これだけ人が押し寄せても潮干狩りポイントとして持続され続けてるだけのことはあり、かなりの数の貝が生息してるのも確かなようです。
ということでさっそく侵入。とはいえニケ:長靴、Mayuge:サンダルの装備では入れる水深もたかが知れており、そのくらいの一帯はすでにさんざん先客に荒らされ済み。出てくるものはことごとく殻のみです。軽く一回りして「これはダメだねぇ」という結論になり、一旦ベースキャンプに戻って早々に昼ご飯。
そして栄養補給したら改めて再侵攻。今度は陸地側で。
とはいえ陸地なんかなおさら激戦区。あらゆる地面がすでに掘り返されてます。ちょっと砂をかいては移動を繰り返し、10分ほど過ぎた頃、Mayugeが地表の雰囲気からして「ここ朝から一度も掘り返されてなくね?」という場所を見付けまして。人が大量にいる一角ではあるんですが、心理的な死角になってたのか波に均されたままっぽい地面の場所がありました。ということでここに陣取って軽く穴掘り。お、ひと掻きで3個くらいアサリが。ちゃんと中身入ってるし、店で売ってるサイズ~むしろちょっと大ぶりかもというくらいのサイズのアサリが、熊手で砂を掻くたびに出てきます。良い場所発見。近くでカニと戯れてるニケも呼んでここに集中することに。



しばらく掘ってるうちに、濁って中が見えない水に手を突っ込み、砂を素手でさっと撫でて感触で生きてる貝だけを選び出せるようになりました。横から見てると泥水に手突っ込んでひょいっと横に動かすたびにアサリを数個持って出てくるように見えるためか、それともこの人混みの中でアサリがゴロゴロいる一角を発見したことを指してか、「それは現代人用の生存能力じゃない」と例によっていわれのない非難を受けつつザクザクとアサリを掘り出してました。毎回Mayugeの可食物センサーに文句を言いつつ、実際にそれを食べてるのは主にニケな気がするんですが。
しかし良いポイントを確保できたおかげで25cmほどのバケツにびっしり5cmくらい敷き詰められる量のアサリが採れました。これが30cm×60cmくらいのスペースに埋まってたということは、この浜全体でいったいどれだけの量のアサリがいたんだって気になります。



と、小エビ発見。「エビがいたよ」と言ってニケに見せてみました。

  「お、本当だ。おどり食いにできるかな」

ああ、そうね、このくらいの大きさならちょうど良いかもね。ってなに早くも口モゴモゴさせてますか?
甘エビみたいな感じかね?

  「甘くはないけど磯の香りと歯触りを楽しむ感じ」

ん、潮干狩り満喫してるようで何より。その食への飽くなき探求心もちょっと現代人基準からは外れ気味だと思うぞ。
まあ実際のところMayugeもその辺の食性に特に抵抗はないんですが、生のエビはそれほど好きでもないので遠慮しておこう。

あと、カニとかハゼとかツメタガイとかけっこう色々生息してます。海そうめんがあちこちに転がってたので、アメフラシもいるんじゃないかと思います。見かけなかったけど。

写真一番下がニケが捕まえたツメタガイ。貝殻はどこの海岸でもよく見かけるんですが、生きてるのは初めて見ました。
よく海岸に小さな虫食い穴みたいなのが空いたアサリの貝殻なんかが落ちてるのは、こいつが穴から中身だけ食べた痕。今回も序盤に何度か「閉じてると思ったら穴が空いてて中身が空」というアサリにぬか喜びさせられました。
一般的に食用という認識はなく、潮干狩りの対象にはならない貝ですが、食べられるという記述をどこかで見たのでニケ的にはすでに食材の一種。
煮物とかにできるらしいんですが、しっかり火を通さないと生臭く、加熱しすぎると硬くて食べられないそうです。素人に調理できるのかそれ。

後半は荷物の番をMayugeがニケ's旦那と交代し、ニケ一家で潮干狩り。
ちょこちょこ掘りながら浜を移動して回ったそうで、さすがに前半のような手つかずの地面は見つからなかったようですが、それでもふた掴みほどのアサリを確保。あとカガミガイを一個だけ見付けたようです。まあ時間的に出遅れても、気合いがあればこのくらいの収穫は期待できるという感じでしょうか。うまく未開拓地を発見すれば前半のようなフィーバーがある感じで。掘ってた時間は前半後半それぞれ1時間ずつくらい。
昼頃から来ても気合い次第でかなり楽しめることが立証されましたが、収穫量的に満足したければ、やはりかなり早めに来ておくことが必須でしょうか。

そんなわけで4時頃に解散。
足や器具を洗える公共の水道があるのは非常に助かります。ただ、ここの水道、かなり水量が絞ってあるのか、蛇口全開にしてしばらく待たないと水が出てきません。ダミーの蛇口があるのかと思った。



Mayugeはアサリはそれほど消費しそうにないので、2掴みほどアサリの分け前をもらって翌日ボンゴレのようなものに。
刻んだニンニクの他、冷蔵庫にあったタマネギとピーマンとエリンギを気の向くままに追加して、さらに白ワインがなかったので日本酒で蒸してみました。もはやボンゴレと呼んでいい範囲内にいるのかどうかも疑わしいところ。
パスタは以前に店で見かけて使い方も知らないけど買っておいたブカティーニを試しに使ってみました。乾麺でも直径数mmある太麺で、真ん中に穴が空いてるパスタ。食感が独特で面白いです。

ペットボトルで海水を持ち帰り、自家製3%塩水と混ぜて翌日の夜まで砂抜きしたんですが、砂も残ってなくて上出来。吐いたのは砂というか泥多めかも。
臭みもなくて非常に肉厚の美味しいアサリでした。

ニケは「マテ貝を捕る」という野望が達成できなかったため、まだもう一回くらい潮干狩りをやるつもりのもよう。



2010年4月23日(金)00:52 | トラックバック(0) | コメント(2) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理

猪鍋と中華まんと鶏丸焼き

19、20日はニケ邸忘年会。
ニケは以前にも猪肉とか買ってたことがありましたが、そろそろ野生肉成分が不足してきたのか、猟師の人が捕ったという猪肉を出品されていたのをまたしてもオークションで落札してきまして。
今回は普通の肉の他、心臓やリブなどの各部位が詰め合わせになってるものだそうで、この辺の物珍しさも衝動買いの原動力。



とりあえずリブ肉は塩コショウとローズマリーで焼いてみました。
けっこうしっかり肉を取ったあとの肋骨なので食べるところは少ないんですが、骨を手で持ってガシガシ囓ってこそげ取るのが野趣溢れてて良い感じ。肉がほとんどなかったやつは手で折り、ダシとして鍋の方に。



メインの肉は塊肉だったので適当に薄切りにし、ゴボウやキノコと一緒に味噌仕立ての鍋に。牡丹鍋の正式な作法とか知らないので適当で。赤身の肉に分厚い脂の層が付いていて、わりとしっかり目の歯ごたえがあり、豚肉とはかなり違った食感と味。どちらかというと鴨肉に近い印象です。ゴボウや春菊などの主張強めの具との相性が良い感じでした。

  「初猪肉です(´・ω・`)」

いやニケ旦那、たしか前回の猪鍋の時も参加してませんでしたか。

  「あの時は警戒して豚キムチ鍋の方だけ食べてました(´・ω・`)」


さて、ニケ邸では出産祝いにもらったホームベーカリーが現在ブームだそうで、そろそろパン以外への活用を開始したところ。というわけで写真下側はベーカリーで作った手打ちうどん投入。ベーカリーから出したあともビニール袋に詰めて念入りに足捏ねしたおかげで非常に強力なコシが出ました。というか麺棒で伸ばしても弾力で戻るのでかなりの太麺に。
まあイノシシのダシが強力なのでこのくらいのインパクトがあってちょうど良いくらいかもしれません。



そして翌日も引き続き宴会。
今度は中華まん作成。ベーカリー任せで非常によい生地が仕上がってきました。ふわふわでよい触り心地。具は残念ながらイノシシではなく豚肉。
上側の写真は包んだあとの発酵中。このあと半分は普通に蒸して残りの半分は焼き中華まんに。これは香ばしくてなかなかお薦め。焼き小籠包に近いものになります。
この辺からナタさんが彼女さんとともに参戦。車での移動なのでお二人ともノンアルコールですが。



さらにいつも通り鶏丸焼き。なんか最近ニケ邸で宴会をやると必ず丸焼きしてる気がしますが、今回のは狙ったのではなく、単に思いつきで生協に注文していたものが忘れた頃に届いたとのこと。丸鶏注文して忘れるかね普通。
思いつきでイノシシの肉塊を注文するのが普通でないことは聞くまでもなさそうなのでさておき。

ニケ夫妻は赤ちゃんの機嫌の合間を縫ってじゃないと落ち着いて料理が食べられないため、交代であやしながら食べてました。途中、ニケ's旦那が担当してる間は赤ちゃんがぐずって泣きやまず、ニケに渡すとピタッと泣きやむということが数回ありまして。

  「父親なんてこんなもんすよ(´・ω・`)」

とか言ってましたが、ニケ's旦那がぐずってる赤ちゃんを抱えてヒンズースクワット的な動きをしてみたところ、お気に召したのかピタッと泣き止みました。しかし動きを止めると再びスクワット要求。すでに米袋くらいの重さがある山賊娘を抱えて旦那がんばってた!

  「連続は10回くらいが限度です(;´・ω・`)」

旦那にまかせっきりで呑気に「がんばれー」とか言いながらスフレでお茶してるニケですが、娘っこがスクワット気に入ったら平日昼間にはあなたが同じことをやる羽目になるんですが?

その後だらだらしてたらM-1が始まってしまい、つい目が離せずに終わるまで居座ってました。どうも長々とお邪魔しました。鳥人の出来が良かったと思います。

そんな感じのニケ忘年会でした。忘年会ネタを残したまま年を越すのもなんなので取り急ぎ。

それでは皆様よいお年を。



2009年12月31日(木)23:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理

薬味菜園2009

ベランダを中心に繰り広げられている恒例のMayuge菜園ですが、今年はパセリ、パクチー、青ジソ、日光トウガラシなどを取り扱ってました。
このうちパクチーは4月初旬に種を蒔いて6月の終わり頃から活用してたんですが、この前の週末、収穫した種を来年用に撒いたので日付メモも兼ねて記録。

写真は食べ頃だった7月頭ごろのパクチー。
春に種を調達してから知ったんですが、どうやらパクチーの種まきは春でもいいけど、前年の秋に撒いておくのがお薦めとのこと。パクチーの葉は、最初は一般に店などで見慣れたパクチーらしい形をしてるんですが、花が付く頃から細く枝分かれした形の葉が出始めます。こうなると歯ざわりも繊維っぽく、香りも弱くなってしまうそうです。で、前年の秋のうちに種を蒔いておくと花が付くのが遅くなり、それだけ食べ頃が長く続くようになるとのこと。
まあ今年は情報自体が遅くて間に合わなかったので春蒔きで。
秋になったら来年用を撒かないとなーと思いつつダラダラしてるうちに冬が目前に迫ってきたため、あわてて種蒔きというていたらく。



結局、今年のものは7月の中旬を過ぎた頃には新芽から葉の形が細くなり始め、下旬頃には花を付けてました。
こちらは花と実の写真。
さらにこの後、枯れたのを刈り取って軒先に下げておき、乾いたかなーというくらいで種を回収しました。
コリアンダーシードの在庫は間に合ってるので、食用にはせずにそのまま種として来年用に。

ちなみにニケはMayugeより1ヶ月近く遅れてGW頃に種蒔きをしてましたが、Mayuge菜園よりかなり早く葉っぱが細くなって花が咲き始めてました。
茨城と横浜では気候の違いもあるかもしれませんが、種蒔きが遅いほど食べ頃期間が短くなるというのは本当のようです。



ということで今年のパクチー活用色々。
ちょうど職場の人がベトナム旅行に行き、お土産にキューブ状に固めたフォーのスープの素というのをもらったため、フォーの乾麺を買ってきてフォー・ガーに。薄味のフォーに刻みパクチーてんこ盛り。フォーといえばニョクマムということで、たしか土浦の業務用スーパーに売ってたはずだと思って行ってみたんですが、売り場から姿を消してました。必要なときに限って!
で、輸入食材店など何カ所か見て回ったんですが買おうと思ったときに限ってどこにも無く、仕方ないのでナンプラーを買って代用。こちらはなぜかどの店にも置いてありました。
ちなみにその後、ふと立ち寄ったイーアスつくば内のカルディコーヒーでさらっとニョクマム売ってやがるのを発見しました。Mayugeは間に合いませんでしたが必要な方は情報としてご活用下さい。

あと、フォーにも具として使用しましたが、鶏胸肉で酒蒸しを作成したのでこちらにもパクチー。

職場のパクチー好きにパクチーをお裾分けしたところ、刻んでレモン果汁とナンプラーで和えて味を調えたパクチーソースになって帰ってきまして。このパクチーソース+生の刻みパクチーでパクチー風味蒸し鶏。

そういえば雑談してたらにゃーたんから鶏の酒蒸しレシピの公開要求が来たので、そっちの手順もそのうち写真撮って軽くまとめます。



青ジソとパセリはそれなりに。
パセリはそれほど活用という感じでもなかったんですが、タルタルソースなど自作する際に数回使ったので元は取れただろうという感じ。それほど繁ってる感じではありませんか今も元気です。冬越す気だろうか。

青ジソは冷ややっこやそうめん、冷やし中華、唐揚げ用ソースなど多岐にわたって活躍してくれました。しかしベランダだと日当たりが過酷すぎて夏以降はバリバリした硬い葉っぱになってしまうため、来年はちょっと弱めの日光にするために玄関通路側に移そうかと画策中。

そういえば去年トウガラシ植えてたプランターに今年もトウガラシを仕込むべく、梅雨ごろにプランターの雑草を抜いて底肥追加して整えてまして。
で、数日後、トウガラシの苗売ってたんで買って植えにきてみたら、何やら見覚えのある形の芽がひょいひょい繁殖中。



プランターに勝手にアサガオ植えた奴ちょっと出てこい。

2つあるプランターにまんべんなくアサガオの芽が出てました。これはまさしく小学校で観察した芽。
どうやら手頃なプランターがあるとみて種を適当にばら撒いた奴がいるようで、埋めてすらない種がぽろぽろ転がってました。
わざわざ草を抜いて耕してあるプランターを見て、なぜ空いてると考えたのかは謎。

とりあえず片方のプランターからはアサガオ除去してトウガラシの苗移植。残る一方のプランターは除去した種と芽を移植してアサガオ用に提供。

写真は夏になって咲いてたアサガオ。



2009年11月26日(木)02:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理

インド風ニンジンのドレッシング

「この保険はお客様の味方です。」というCMを最近よくやってますね。当たり前だ。金払ったあげくに敵対されてたまるか(ここまで挨拶)。
そこから断っておかないといけないほど保険業界はすごいことになってますか?


Mayugeは以前からラージャとかPREMなどで使われているおろしニンジンがベースの自家製っぽいドレッシングがわりとお気に入りでして。これの作り方が知りたいなーと思いつつ情報収集などはしてたんですが、それらしいレシピはこれまで見つかってなかったんですよ。

さて、先日アクセスログを眺めていたところ、なにやら2chと思しきアドレスからのアクセスが数件見えまして。何事だろうと思ってたどってみたところ、リンク元は、2chカレー板の「茨城の美味しいカレー屋さん」スレッド。さもあらん。
どうやらスレッド内で土浦のスパイシータンドールのメニューについてやりとりがあった際にうちの記事を参考に出された方がおられた様子。
つくば周辺は無闇にインドカレー店が密集してる印象ですが、県内にはインドカレーが密集するホットスポットが他にも数カ所存在してるようで、こちらのスレッドでは異様に濃い情報交換が日夜行われています。以前からカレーを食べに行く際や記事を書く際に情報収集しようとすると時々引っかかっていたんですが、改めて眺めてみると板内にある他の地方別カレースレッドと比較してもやりとりの内容というか、1レスあたりの情報量がやたらと多い気がします。

で、やはりここでもインド料理屋特有のニンジンドレッシングについて気になってる同士がいるようで、何度か話題にも上ってる様子。しかし逆に「インド人はそもそも生野菜にドレッシングは使わない」などというネガティブな情報が出てくる始末。

そしてこの度、ついにインド人シェフから直にドレッシングの組成を聞き出した猛者が現れまして、その全貌が我々の前に示されました。「すりおろし人参+マヨネ+ケチャップ+黒胡椒+クミン等々の自家ブレンド」というインド人らしいアバウトさで。

マヨネーズベースでしたか。白っぽくてほのかに酸味があるからヨーグルトベースかと思ってたんですが。
ということで比率が分からないけど本当にこれであのドレッシングが再現できるのか、さっそくチャレンジ。



ニンジンを適当におろし金でおろし、適当な量のマヨネーズを入れて適当な量のケチャップを足して適当に潰したクミンシードとコショウを添加。
適当な作業の結果、比率はニンジン:マヨネーズ:ケチャップが3:2:1くらいになりました。
これをかき混ぜてキャベツの千切りで試してみた結果、かなり良い感じにインド料理屋で出てくるものに近い感じ。細かいところはさておき、おおむねこんな感じの配合でよさそうです。

ちなみにさっぱりするかなーと思ってアレンジでレモン果汁を数滴加えてみましたが、酸味が強まっただけで別に特に美味しくなったとは感じなかったのでどうでもよさそうです。

ていうか偉そうに「おそらくヨーグルトベースと思われる」とか言っておいて蓋開けてみたらマヨネーズじゃねぇかバーカバーカということで、このまま引き下がるのもなんなので改変レシピ模索。
というか実際に作って食べてみて思ったんですが、味はたしかにインド料理屋で出てくるオレンジ色のニンジンドレッシングを良い感じに再現してるんですけど、この量のキャベツ食べるのにこのマヨネーズ消費量はちょっとないなーと。
私はキャベツはマヨネーズ+しょうゆ派で、最初の写真くらいのキャベツを消費するのに使用するマヨネーズはせいぜいこの半分くらい。



そんなわけでマヨネーズ減らして水で薄めるとか色々考えてみたり試してみたりしたんですが、最終的に初心に戻ってヨーグルト。
いや別に意地になってるわけではなく。
結果↓

  すりおろしニンジン  大さじ3
  マヨネーズ      大さじ1
  ヨーグルト      大さじ1
  ケチャップ      大さじ1
  塩          少々
  クミンパウダー    少々
  コショウ       少々


最初に試したときはクミンシードの潰しきれないツブツブが邪魔な感じだったので、クミンパウダーにしました。
あと、好みによってはチリペッパーを若干加えても違和感はないと思います。


しかしクミンの香りでインド特有のドレッシングという先入観にやられてましたが、これって要するにサウザンアイランドドレッシングの野菜をニンジンのみに減らしてクミンを足したものですよね。分かってみると意外にシンプルな答えでした。

そういえば以前からコブサラダのドレッシングと似てる気がするなーとは思ってたんですが、今回ついでに検索したら、成り立ちからしてコブサラダのドレッシングはおそらくサウザンアイランドドレッシングにチリパウダーを足したものだろうという記述を見かけました。チリパウダーはチリペッパーがベースで、クミン、オレガノ、ガーリックなどを加えてあるようです。
ちなみにコブサラダサンドを初めて食したとき、Mayugeはドレッシング中にクミンの気配を、同行者の人はオレガノの気配を感知した記憶があります。これまたアプローチは別方向ですがニアミスという感じ。


ということで思わぬところから気になっていたドレッシングのレシピ情報が入ってきました。けっこうお手軽に再現できるので、今後のドレッシングローテーションに組み込んで活用していこうかと思います。

あと、このBlogへの直リンがスレに貼られた際、別の方から「個人ブログは晒さない方が」とお気遣いいただいたようです。Mayugeとしてはカレーに関する情報交換に活用していただく分にはまったく問題無いので、引用してくださった方、お気になさらないでください。



2009年11月25日(水)02:24 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理

乾燥ヤマドリタケモドキ作成

先日、雨が降ってやや涼しかった折にヤマドリタケモドキがまたにょきにょきと生えてきまして。

Mayugeの通勤ルートの歩道脇に定点ポイントが一ヶ所あるんですが、ここで発見したため、昼休みに職場周辺の巡回ルートをぐるっと一回り。
毎年だと梅雨後半から7月初旬ごろにかけて一度ピークがあり、その後8月いっぱいくらいは暑すぎるのか生えてこない感じ。9月に入ってしばらくした頃からまたポツポツと見かけるようになる印象なんですが、今年は冷夏といわれてる影響なのか復活が早いですね。



こっちはニケがキノコ狩りに来たときにも大量に生えてたポイント。今回もなかなかの密集具合。
ただ、採り頃はどうやら昨日一昨日辺りだったようで、わりと開きすぎの固体が多い印象。
まあ大量にあることだし、開き気味のやつは贅沢にスルーしていくことにしました。



この結果、収穫はこのくらい。見かけたキノコのうち6~7割は開きすぎとか虫が入ってそうな雰囲気を感じたとかいう理由で放置し、それでもこの量というのはなかなか。
とりあえず状態の良いのを選別して職場の モノズキ 勇気ある人にお裾分けと、あと持ち帰ってオムライス、焼きそばなどに投入。和風しょうゆ焼きそばにヤマドリタケモドキ。
残りは乾燥させて保存しようかと思ったけど、問題はこの量をどこに干すかですな。Mayugeの部屋のベランダは例によって薬味プランターに占拠されてて場所がないんですよね。



職場の屋上の一角を占拠してみました。

同室の秘書さんから、ここの屋上がものを干すには非常に良い条件であるとの情報提供をいただきまして。ちなみに秘書さんは梅干しを自作するのにここの屋上を活用したそうです。

ということで収穫の翌日の昼休みは屋上にまな板持って行き、ひたすらヤマドリタケモドキをスライスして並べる仕事。ちょうど天気も異様に良く、日光が良い仕事をしてくれそうな雰囲気。

さて、夕方、勤務を終えて様子を見に行ったところ、なんか遠目に見てもかなりヤマドリタケの敷設密度が下がってます。
んー、乾燥して縮むとけっこうスカスカに見えるもんだなぁなどと思いつつ近寄るにつれ、向こうに向けて点々と何か広がってるのが見えてきます。本日は東の風。

どうやら、『キノコが乾燥する → 軽くなる → 風が吹く → 乾燥したキノコから順に飛ばされる』という手順が自動的に進行してたもよう。これは西側にサッカーゴール的な物を用意しておけば自動的に乾燥したキノコから回収していくシステムが構築できてたかもですな。

  本日の学習事項:  干しキノコは梅干しより軽い



あーもう。と思いつつ回収できる分は回収し、電子レンジで仕上げ乾燥して密閉しておきました。干してた場所から屋上の端に向かって点々とキノコが散らばっていたため、ある程度の数はそのまま屋上からI can fly!してたもよう。やっぱり干し網とか必要かもしらん。


2009年8月31日(月)02:09 | トラックバック(0) | コメント(2) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理

鶏の丸焼き・いろいろ燻製

週末、一斗缶石焼き芋と同時進行で進めてたのがダッチオーブンによる鶏の丸焼きと色々な食品の燻製。

土曜日、のろのろと昼前に起き出してきてまずは鶏の丸焼きの準備から。前日から解凍しておいた冷凍丸鶏を水でサッと洗い、水を切った後詰め物をします。
参考にしたレシピではニンジンやタマネギなどの野菜を賽の目に切って炒めたものを詰めてたんですが、なんとなくピラフを詰めるのが美味しそうというニケの要望。で、買い出しに行ったときに冷凍ピラフから惹かれるものを選んだ結果、中華風エビチャーハンになりました。なんか早くもレールから脱線した気もしますが多分大丈夫でしょう。ていうかそもそもレールなんかあったか?
せっかくなので炒飯は解凍してニンニクとコショウを強化して炒め直し、スパイス強めのチャーハンにしました。これを鶏の内部に詰めて竹串で穴を閉じます。
さらに適当に切ったり切らなかったりしたニンジン、タマネギ、ジャガイモなどの野菜を周囲に配して底網を敷いたダッチオーブンにセット。そのまま蓋をしてじっくりと加熱開始。こちらは炭火ではなく普通にガスコンロ使用。写真は加熱開始後1時間頃の状態。ひとまず火は通ってそうなんですが焼き色を付けるためにひっくり返してさらに加熱。
鶏肉から滴り落ちた油がオーブンの下に溜まり、そこから撥ね飛んでくる油で自ら揚げ物になってる感じ。



途中、野菜に火が通りすぎそうなので先に野菜だけを救出し、合計1時間半くらいの加熱で完成。よい焼き色が付いてます。
あ、そういえば鶏肉と野菜に何の味付けもしてませんな。まあ鶏肉に味が付け忘れたのが原因で人が死んだって話も聞いたことがないし大丈夫でしょう。ということでそのまま食卓に。クレイジーソルトやカレー塩、レモン果汁などを各自適当に振りつつ食べることにしました。
すごく昼食でも夕食でもない時間帯だけど気にしない。

圧力をかけてじっくり加熱された鶏肉は骨も非常に分解しやすくなっていて取り分けるのも簡単。内部のチャーハンから味が染み出てるのか、味付け忘れた割には肉にほんのり薄味が付いてる感じでした。またこのチャーハンが鶏のエキスを存分に吸収していて美味。
味付けとしては個人的にはカレー塩が良い感じ。
あと、鶏の周囲に置いて加熱してた野菜がいずれも妙に甘く茹で上がっていて非常に美味しかったです。

骨は回収してガラスープにするとニケが意気込んでいます。
なにひとつ残さない覚悟ですな。



そして本来メインだったはずの燻製。
最初、ニケが自宅で燻製をやりたいと言いだしたことから今回の企画が始まりまして。うまくいくか分からないけど試しにちょっと、というにはスモーカーも高価かなぁと思っていたら、ニコニコ動画やウェブサイトで一斗缶を使ってスモーカーを自作してる報告をいくつか見付け、これは安上がりで良いかもと思って情報収集し始めたという流れ。
その後、Mayugeのところに相談が来て、一斗缶自体はタダで手に入るにしても、周辺の加工で1000~2000円くらいはかかるかな、と見積もったりしてたんですが、「SOTO お手軽香房」という入門用の小型スモーカーが2000円程度で買えるのを見付けまして。ニケにこれを伝えたところ、数時間後にはスモーカーとチップやウッドなど一揃えがセットになった入門用セットを購入してました。
本当に「XXが一式揃った入門用キット」っていうのが好きだなキミは。

ということで写真は「SOTO お手軽香房」で燻製中のチーズ。
大きさは一斗缶よりひとまわり小さいくらいで、写真から受ける印象よりかなりコンパクト。「座ってるネコがぴったり収まるくらい」と言ったら「なんて表現だ」とニケに不評でした。わかりやすいのに。
色々燻製してみるという話をしたところ、以前から家族で手作りベーコンなどにハマり中の苑香さんから「チーズが簡単で美味しくてお薦め」との情報が来たため、推奨素材である切れてるチーズを購入。あとは雪印6Pチーズやアーモンド入りチーズ、サラミ入りチーズなど気になったものをそれぞれ購入して適当に配置。
お手軽香房に付属の金網は非常に目が粗く、おそらくチーズを直に置いたらそのままたれて落ちてしまうだろうということでクッキングシートを下に敷きました。薫製が終わった後、シートからはみ出た部分がダリの時計みたいになってたことから察するにやはりシートを置いて正解。
こちらはクルミのスモークウッドを使用し、形式的には冷燻になります。ただし、炎天下でやったのでスモーカー内は火を点ける前から35℃オーバー。スモークウッド投入後は40℃前後と、温度的には温燻条件。

スモークチーズはやはりハズレのない美味しさ。確かに切れてるチーズをバラして並べるのが楽で、しかもよく燻蒸香が染みて良い感じです。
アーモンド入りのチーズもアーモンドの香ばしさがちゃんと残っていて相性が良いです。
サラミ入りチーズはサラミ風味と燻蒸香がおもいっきりかぶってるのであまり意味がありませんでした。特にマイナス点はないんですがちょっと残念な感じ。
気付いたら3人で第一陣のチーズをほぼ完食してました。どう見ても乳脂肪とか摂りすぎ。しかしめげずに明日用とお持ち帰り用のスモークチーズを作るべく買い出しに出るのだ!
‥‥ニケ's旦那が。



こちらは鍋とザルを使ったを使った温燻。素材は一度ボイルして表面を乾かしたソーセージです。
弱火とはいえ火にかけてますし、温度は計ってませんが実際のところ温燻と言っていいか熱薫と言っていいか微妙なところかもしれません。
ものはニケが冷凍庫から出してきたので正確に何なのか知りませんが、バジルソーセージっぽい感じ。燻製のよい香りが付き、温かいうちに食べるのが美味。
これとは別にソフトサラミっぽいソーセージも燻製にしてみてたんですが、ソフトサラミが普通にサラミソーセージになりました。そりゃそうだ。



さらに燻製卵。
市販の燻製卵はニケ's旦那お気に入りのつまみらしく、今回のスモーカー購入のための説得にあたっても「これを買えば自宅で薫製卵が作り放題に!」という甘言が使用された様子。
塩水に漬けたものと醤油ベースのタレに漬けたものの2種で試作。写真は醤油タレの方。
塩味の方はニケがどこかで見かけたレシピにしたがって、ゆで卵にして殻を剥いた後10%食塩水に一晩漬けておいたんですが、かなり塩辛くなっていました。塩抜きしたら香りも抜けそうだし、何かの具として流用するしかなさそうな雰囲気。
醤油タレの方は非常に良い味の加減で、うまく半熟にできていて見た目にも上出来。半熟具合は偶然ですが。
タレの組成は水、醤油、砂糖、みりん、酒とかそんな感じらしいですが分量は不明。漬け置きは同じく一晩。
卵の燻製はなかなか思い通りにいかないという話を聞いてただけに、旨く仕上がって満足感もひとしお。ただ、次回同じ出来の物が作れるかは不明。

この他、明太子、かまぼこ、茹で蛸、ホタルイカ、塩鮭などの海産物シリーズもニケが衝動買いしてスモークしてました。後半にやったのでテンションが落ち着いてたせいか、撮影するのをごっそり忘れていて写真がありません。
海産物系は元から素材の匂いがけっこう強いため、全体的に燻した香りはそれほど目立たたない印象。
かまぼこは丸ごとのまま燻製したら、表面はけっこう色が付いていても食べるとほぼ何も変わってない状態。薄切りにして並べて燻製したところ、表面がパリッとしてほのかに香りは付きましたが、食べてみるとやはり燻製という感じではなく。まあ普通に焼きかまぼこのようになってて美味しかったですが。
タコ、イカは汁気が多くて苦戦してましたが、冷蔵庫内で広げて一晩乾燥させてみたり、クッキングシートを下に敷いてみたりして対応。
いかにもおつまみという感じのものが続々と完成してきてますが、いずれもハズレのない仕上がり。

燻製というと今まで敷居が高い印象だったんですが、やってみたら意外になんとかなる感じでした。スモーカーも一斗缶加工でいけそうですし。石焼き芋用一斗缶を作成した際、スモーカーとしても流用できるように金網固定用の穴を余分に空けておいたんですが、同じものを自分用にも一個作っておこうかと検討中。



後日、石焼き芋用一斗缶で燻製してみた記事はこちら



2009年8月13日(木)02:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理


(5/11ページ)
最初 1 2 3 4 >5< 6 7 8 9 10 最後