おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 

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乾しヤマドリタケ作成

そろそろすっかり冬の様相ですが、秋に収穫したヤマドリタケモドキを乾しておいた写真があったので収録。
毎年ヤマドリタケモドキは真夏の暑い時期を避けて6月後半~7月にかけて1度と、9月頃に1度発生ラッシュがある感じのイメージ。
今年も9月中旬を過ぎて少し暑さが弛み、ひと雨降って地面が湿った状態が数日続いた頃に発生ラッシュがありまして。



昼休みに収穫用ナイフとコンビニ袋持って一巡りしてきたらこんな感じ。
虫食いが無くて傘が開きすぎてなくて見栄えのいいのだけを選り好みして収穫しても袋がいっぱい。

とりあえず一人で消費しきれる量ではないので職場の物好きな希望者に振る舞った後、残りをこの前のアンズタケの時に使ったダイソーの干し網を使って乾燥ポルチーニにしてみることに。



まあ作業はキノコをスライスして干し網に並べて吊しておくだけですが。
ダイソーの干し網はS字フックが付いていて縦に連結できるようになってるんですが、この前使ってみた結果、接続部がゆらゆらして非常に使いにくく、さらに強風とかあるとそこから外れそうで不安なので同じくダイソーで買ったタイラップで固定してみました。無駄にグラグラ揺れなくなって快適。

そのまま天気のいい日に2、3日軒先に吊しておいたら写真右のようにいい感じに乾燥して縮みました。中身が飛ばされて減ってるんじゃないかと心配になるようなスカスカの縮みっぷり。
相変わらず収穫して加工しただけで満足してしまい、ここまでで放置しちゃってます。



2013年11月27日(水)01:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理

TRATTORIA AREQUO REINO(アレコ・レーノ)

以前に行った首都圏外郭放水路の見学会をまたやってるので久々に行ってみようかと思い立ち、ついでだからその辺りで何か美味しそうなものはないかと検索してまして。
そんな折にたまたま目に止まったのがジビエを取り扱ってるイタリアンの店、TRATTORIA AREQUO REINO(アレコ・レーノ)食べログページはこちら

この店のシェフはプロのハンターとのことで、念能力を駆使して自ら獲ってきた獲物を調理し、ジビエとして提供してるという一風変わったお店です。
ということで16日、この店でお昼にしてその後首都圏外郭放水路の見学に行くことに。
店に着いたのは1時半ごろで、なんとなくお昼の混雑が一段落したところという感じ。先客で半分ほど席が埋まってました。
店内は明るめで、壁際の棚にはオシャレな小物が飾られてます。そんな小物の合間にヤマドリの尾羽とか、鹿の角とか、ライフルの弾丸が突き抜けた木とか、ハンターらしいモノがちらほら見え隠れ。

せっかくならなんか野生の肉食わないとダメだろってことで今回の注文はお肉ランチ(¥1600)。
このセットはメインの肉料理が数種類から選択できますが、鹿肉のハンバーグ(+¥300)やソテー(+¥600)などの一部の料理には追加料金が必要になります。ランチでジビエを試したければ実質¥2000前後からという感じ。

あと前菜はハーフサイズのパスタに変更も可とのこと。
この日の前菜は鹿肉のカルパッチョと自家製ハムらしく、そちらも非常に惹かれたんですが、パスタメニューの中に食べたことがないキノコであるブナハリタケの名前あり、迷ったけどこっちに。キノコは季節逃したら食べられないかもしれないし。

パスタメニューの一部も追加料金が必要となっているんですが、前菜代わりのハーフパスタの場合でもこの追加料金は同じ金額だそうです。ハーフサイズといってもパスタの量が半分なだけで具やソースはレギュラーサイズと同じになるためとのこと。



ということで前菜から変更、ブナハリタケのスパゲティー(追加料金 +¥400)ハーフサイズ。

ハリタケの仲間はは傘の裏側がヒダではなく剣山みたいになってるのが特徴。こういう形状をしたキノコはカノシタとかコウタケとか味の評価が高いものが所属してるイメージがあるせいか、個人的に妙に惹かれます。

口に含むとほんのりとした芳香があるんですが、なぜかこれが他のきのこでは嗅いだことのない香りなのにきのこらしいと感じるのが不思議。
ブナハリタケ本体にはほんの少し苦みがある気がしますが、個人的には気になるほどではありませんでした。とにかくきのこのダシが出たスープが非常に美味しく、バター醤油のようなコクのある風味でパスタによく合います。パスタも具も食べ尽くしたあとも、残ったスープだけをスプーンですくって飲んでました。

キノコ本体は戻した干し椎茸みたいな食感。一度干してあるのかなと思いながら食べてたんですが、元々こういう食感のキノコなのかもしれませんし実際のところは不明。なにぶん食べたことがない食材なので。



肉料理は鹿肉のハンバーグ(追加料金 +¥300)を選択。
玉ねぎの和風ソースとのことですが、とろみのあるソースは醤油も使ってるかなーという程度で、それほど醤油メインという感じではなく、名前から想像するほど和風を主張はしていません。なら何と呼べばいいかと言われると困りますが、和洋不明な感じながら非常に美味しいです。
本体はゴロッと厚みのある丸いハンバーグで、切ってみると内部はは生でもなく焼きすぎずの絶妙な火の通り具合。
鹿肉というとけっこう赤身肉なイメージですが、ハンバーグも切り口から脂ジュージューというタイプではなく、しっかりした肉質でみっしり詰まってる感じです。この肉感があっさり目のソースとよく合っています。

鹿肉といってもそれほどクセはなく、口に含むと牛肉とはちょっと違うかなという香りがやや感じられる程度。慣れない人でも抵抗なく食べられそうです。



デザートは洋梨のコンポートのゼリー仕立て、と聞いたような気がしますが入力情報がオーバーフロー気味なので若干間違ってるかもしれません。
わりとしっかりた食感のゼリーに上品な甘さのコンポート。香りも良くて美味しかったです。


ちょっと自宅からは離れてますが、今回食べそびれた鹿肉のカルパッチョの他、鹿肉のソテー、オオカミウオのポワレなどまだまだ気になるものもたくさんありますし、どの料理も非常に美味しかったのでぜひまた来てみたいところ。ディナーメニューも一度見てみたいですし。

あとで道具屋横の面々と話してたところ、館長がこの店のことはよく知ってたらしく、ニョッキがお勧めとか2週間前に予約しておけばカラスを捕ってきて調理して出してくれるとか色々有用な情報が貰えました。



満足して首都圏外郭放水路の方に移動してみたところ、余裕こいてるうちに3時を10分ほど過ぎてまして。


 TRATTORIA AREQUO REINO(アレコ・レーノ)

  所在:  埼玉県春日部市中央5-4-37
  電話:  048-739-1100
  営業:  11:00~15:00、17:30~22:30(月曜定休)





2013年11月26日(火)22:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ディワリ イン ヨコハマ 2013

先日、ニケが庭の木の植え替えをしたいをいうことで週末に呼び出されまして。
ちょうど日程が合っていたのでついでにインド歴の正月を横浜で祝う謎のイベント、ディワリインヨコハマに久しぶりに行くことに。
以前に訪れたときの様子はこんな感じ
年々規模が充実してきています。2012年辺りにも来てたんですがblogに収録しそびれまして。

今年は10月19、20日の土日開催。19日に植木の植え替えなどの用事を済ませ、20日にコストコで買い出しがてら山下公園まで。
が、折から接近中の台風の影響でけっこうな雨。いちおう雨天決行とのことなので会場まで来てみましたが、到着した4時前には雨がほぼ横殴り。傘さしてても雨がざんざん入ってきます。あ、これダメじゃね?

公園の入り口に近づくと案の定「ディワリ中止でーす!」という声がテントの方から聞こえてきてました。



どうやらイベント自体は中止になったようですが、一部の店は気合いというか根性というか意地で商売を続けてるようで、ちらほら人がいます。
ということでせっかくだからいくつか晩ご飯および自宅用のテイクアウト購入。
まず自宅用に定番のタンドリーチキンと、サモサ、と。両方¥500が¥400円に値下げしてますね。じゃあこれと、あと今食べる分にインドの串焼き(¥200→¥100)を一本。

 「串焼きあと3本買ってくれたら全部で千円にするヨー」

じゃあそれで。串焼きは3本だと500円だったらしいので結局合計¥1700分が¥1000に。



あとは隣の店に移って晩ご飯用にカレーをテイクアウト。
こっちの店は神戸から来てるそうです。わざわざ来たのに雨で大変でしたな。チキンカレーください。
雨降ってるしもう薄暗くなってきてそろそろ人も来なくなりそうだし、関西弁を話すインド人の兄ちゃんがこちらでも大盤振る舞い中。

  「チキン多めにしとくから!インド人の心やから!」
  「こっちの豆カレーも横にかけとくから!」
  「スプーンいる? インドのいいスプーン付けとくから!」

あ、ベジタブルビリヤニもある。じゃあせっかくだからこれも。

  「ベジタブルビリヤニにもチキン入れとくから!心やから!」
  「割り箸も徳島の高級品やから! 入れとくから!」

なんかサービスもさることながらやたら陽気な兄ちゃんでした。

  「雨の中わざわざありがとうなー。明日もよろしくなー。」

ん?ディワリって今日までだよな? 個人的に明日も露店続けてるのかな?

  「僕ら帰るから明日おらんけどなー。」

おらんのかい。
なんなのこの高田純次みたいなインド人は


ビリヤニは普段買うとしたらチキンとかマトンが入ってる方を選んでしまうのでベジタブルビリヤニは初めてでしたが、肉無しでもけっこう期待以上の味。
白っぽいサイコロのような具があったのでじゃがいもかと思ったら、もっちりした食感でどうやら角切りしたカッテージチーズの様子。この辺の働きなのか、肉が入ってないとは思えない旨味がありました。
いや肉も最終的にはサービスで放り込まれて入るんですが。

ということで雨で残念でしたが、いろんな食べ物を格安で買い込めてなかなか有意義でした。また天気のいいときに楽しみたいところ。
あとソーンパブディとかカジュバルフィとかインド菓子を買い込む算段でいたのにアテが外れました。



ちなみに徳島の高級割り箸はいまいち冴えない感じの割れ方をしました。


2013年11月22日(金)01:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ドイツフェスティバル

10月11~14日にかけて、2、3年前から存在は聞いてたものの毎回気付いたら終わってたりしてたイベント、ドイツフェスティバルをやってまして。
会場はいつものアジア系イベントのメッカ、代々木公園ではなく青山公園 南地区グランド

先日のナマステインディアに行くのに折りたたみ自転車を使ってみたら思ったより快適だったので今回も自転車で。
写真は行きがけに通った紀尾井坂辺りから見えた江戸城の外堀。

この前日辺りまではけっこう気温が下がってきてたんですが、この日は天気も良く、というか夏がぶり返したかのごとく、お出かけ日和というには若干過酷な気温。



会場は公園の一角をドイツ色の布で囲んでその中に各種ドイツ露店が列んでる感じ。奥にはステージもあり、ドイツに関係あるんだか無いんだか微妙な感じの出し物が順次行われてます。

ドイツソーセージやドイツビールの露店の他、雑貨やワイン、チーズ等の店もありました。
ビールはビール代の他にグラスの保証金を支払い、グラスを無事に返せば保証金が戻ってくる仕組みの様子。



昼どきだしさっそく食べ物調達。

ソーセージはシンケンクラカワ&チューリンガー(¥600)。パイナップル入りのザワークラウト付き。
よくわかりませんがこの2種のソーセージはセットにするのが定番なんだそうです。個人的に白いタイプのソーセージはけっこう好きなので機会があると買ってます。
パイナップルの入ったザワークラウトってちょっと聞いてもどういう状態になるのかイメージできませんでしたが、細切りにしたザワークラウトと缶詰っぽいパイナップルを一緒に軽く加熱てあるらしく、パイナップルの甘味でザワークラウトの酸味が少し和らいで食べやすい感じ。酢豚のパイナップルと同ジャンルで許せない人もいるかもしれませんが、Mayuge的にはソーセージとも意外と合っててアリでした。

奥のホットケーキのようなものはポテトパンケーキ(¥500)と書いてありました。主にジャガイモの塊で妙にもっちりした食感。シンプルな味ですがソーセージに添えて主食的に食べてもよし、横に付いてるアップルコンポートで甘くデザート的に食べてもよしでなかなか美味しかったです。ちょっと500円は高くないかって気がしますが。
紙コップはグリューワイン。
Mayugeはビールは飲まないのでビール祭であるオクトーバーフェスタはあまり楽しみようがないんですよね。飲み物の方は諦めてたらグリューワインを置いてる店がいくつかあったのでこれ幸いと注文。喉も渇いてますし。

  「こちら熱いワインですがよろしいですか?」

お‥‥、おう。

会場にはテーブルと座席が並べてあり、わりと座れるんですが屋根とか無いので季節外れの気温と天気で日射病になる人とか出そうな状態。
あとから写真見返してたらグラスワイン売ってる店もあったようです。そっちにしとけばよかった。
いやグリューワイン自体は好きだしこれも美味しかったんですが。おおむね冷めてから飲みましたけど。


あと写真下側はスイートクリームチーズプレッツェル。
生地は普通のプレッツェルほどみっしりした密度ではなく、フランスパン程度の固さ。筒状になった生地の中に焼けて柔らかくなったほの甘いクリームチーズがたっぷり入っててけっこう食べでがあります。プレッツェルって感じではないけどけっこう美味しいです。

ということで数年越しでやっと見に行けたドイツフェスティバルでしたが、食べ物も美味しくて楽しめました。
代々木公園の各種イベントに比べると店の数はやや少なめなこともあり、わりとさっとひと回りできる感じ。あとは、アジア系イベントに比べると若干バイタリティーが低めというか、どの店でも似たようなラインナップで「やっぱこういうとこ来ないと食べれないな」っていうようなモノがいまいち無かった気がします。
まあ店の方もそうそう博打は打てないでしょうけど、今回のポテトパンケーキのように「こんな料理あるんだ」というような物が今後色々出てくると嬉しいです。



帰りに「いい並木があるなー」と思ってスマホで位置確認したら以前に銀杏見に行った神宮外苑でした。
この時はまだ真緑でしたが、そろそろいい感じに黄葉してそうです。



2013年11月22日(金)01:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

自家製イクラ醤油漬け

先日、ザワークラウトの使者、みりーさんがSkypeに唐突にイクラ丼を貼りまして
以前から、苑香さんが毎年筋子の季節になると自家製のイクラの醤油漬けを作り置きすると言ってたのを聞いて、北海道いいなぁとか思ってました。で、先日、魚コーナーが充実してるスーパーに寄ったら筋子セール開催中で、完成品のイクラの半額くらいだしせっかくだからとこの機会にチャレンジ。

とりあえずほぐし方や漬けダレのレシピのバリエーションが色々あるようなので検索して先ほどの動画やこの辺のレシピなどを参考に。

最終的に漬けダレの配合はこんな感じ。

  酒 100mL
  みりん 75ml
  しょうゆ 80ml

これらを鍋に入れて軽く煮立ててアルコールを飛ばし、馴染ませたら熱を冷まして完成。



筋子はほぐして周りの膜を取り除くところからですが、この行程でしっかり膜を取り除いておかないと異様に生臭いイクラができるとのこと。
まずパッケージを開けて筋子を取り出したところ、下敷きになってた漬けダレのパックが出てきました。せっかくレシピまでわざわざ検索したのに!
値札の陰になってて気付かなかったもよう。無駄にするのも悔しいので先ほど作った自家製漬けダレに混入。

卵をほぐす方法は検索すると色々出てきますが、ちょうど一斗缶スモーカーの金網があるので金網すり下ろし方式で。やった人みんなが書いてますが、生の卵は一個一個がイクラのイメージよりもしっかりと硬く、けっこう手荒に扱ってもほとんど割れる様子がありません。絵的には金網ですり下ろしてるように見えますが、実際にはどちらかというと金網に押さえながらこすり付けて、金網で卵を膜から削り落としていく感じ。
金網の下には塩水を入れたボウルを用意しておき、バラバラになった卵をここに落としていきます。
残った薄皮からは内臓臭というか魚臭さの悪い部分だけを濃縮したような臭いがしてます。これはこの行程をしっかりやらないと不味くなるといわれるのも納得。

写真一番下は漬けダレを煮立ててるところ。
写真撮っておいたから載せてみたけど、実際見るとあったからどうっていう写真でもないな。



バラし終わったら水を捨て、新しい水に入れ替えて、取り損ねてる膜の残骸や潰れた卵の皮を取り除きます。
水を捨てては洗うのを数回繰り返し、納得がいくまで不要物を取り除いたら終了。真水に晒すと卵の表面が白く濁りますが気にしなくていいようです。
そのままザルにあげてしばらく水を切ると、白濁していた表面がまた透明に戻ってきます。なかなかイクラらしくなってきました。



充分に冷ました漬けダレにイクラを投入し、冷蔵庫で数時間~数日間漬けて完成。最初はちょっとしんなり萎んでた卵がタレを吸って綺麗に丸く膨らみ、透明感が増してイクラっぽくなります。
このまま数日中に食べきるもよし、小分けにして冷凍すれば1シーズンくらいは保存しておけるとのこと。

実際にやってみた結果、筋子だったら既製品のイクラの半額くらいで買えるしなかなかお得というイメージでしたが、やっぱりそこそこ手間がかかりました。
「卵バラバラにして漬けるだけやん」と思ったら、バラした後のゴミ取り除きがなかなかに曲者。何度洗ってもぽろぽろ出てきてキリがないにも関わらず、ここをいい加減にすると生臭くて食えたもんじゃない仕上がりになると言われるとおちおち手も抜けません。
100gあたりおおよそ500円の筋子の隣に100gあたり1000円くらいでイクラを売ってましたが、500円はこの行程の手間賃と言われてもおおむね納得。



で、後日、人と話してたらその人も以前よくイクラを漬けてたそうで、盛り上がったついでにお裾分けしたら触発されて久しぶりに漬けてみたらしく、イクラトレードで返ってきました。
こちらは貰い物の方で作ったイクラ丼。
Mayugeのものよりやや薄味で柔らかめに漬かってて、制作者的にはもっと濃い味でプチプチした食感に仕上げたかったらしいんですが、卵かけご飯に似た風味でこれはこれでまた美味しかったです。シソの穂の季節が終わってしまったので乗ってる緑色のはワサビ。この組み合わせもなかなか。

写真比べるとこっちの方が妙に綺麗に丸く仕上がってるな。
柔らかさなどは漬けダレの塩加減や筋子の鮮度、鮭の成熟具合で変わってくるらしく、どれが主原因とは一概に言えないようです。
一般的には漬けダレが薄味、卵の成熟が進み気味、シーズン遅めになるほど柔らかくなるとのこと。

季節のうちにもう一回くらい作って数食分くらい小分けにして冷凍しておきたいところ。



2013年11月20日(水)03:01 | トラックバック(0) | コメント(4) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理

ナマステインディア 2013

9月28、29日はいつも通り代々木公園ナマステインディア 2013が開催されてました。

ところで先日、帰省の際に折りたたみ自転車を新幹線に持ち込んで京都をウロウロしてみるというのを試してみたんですが、この際、つくば~東京の高速バスでの移動部分はその後の駅構内のゴチャゴチャとした移動に比べて非常に楽というのが実感できまして。高速バス乗り場まで自転車で行ってその場でたたんでバスの側面トランクに収納するだけですし。
ということでむしろ都内を散策するのに使いやすいのではないかと思ったのでちょっと試験運用。
東京駅で降りて適当に西の方へ進んでいき、およそ1時間弱で代々木公園到着。
京都での運用からスマホ固定台を導入したため、地図確認がしやすくなりました。

写真は会場入り口といつもの歩道橋から混み具合の定点観測。



ちょうど昼くらいだったのでまずは食べ物ということで、写真上段、インド料理ラジモニでスパイス ビーフ ブリ(¥500)。
「牛モツスパイス 牛の胃袋です!(辛くありません)」などの説明が付いてまして、内臓肉のカレー味の煮物。
けっこう柔らかく煮込んであってもっちゃりした食感にコクのある味で、こてっちゃんカレー味という感じ。スパイスがよく効いていてモツの臭みはなく、けっこう食べやすいと思います。スパイス感はありますがこんな色のわりには辛さもそれほどではないです。
カレーとしてではなく単品料理としての販売ですが、ご飯のおかずにもなりそうな感じ。


炭水化物も摂りたいので次は写真下段、インドカリーダイニング コバラヘッタの露店で、ラクナウ地方の激辛カラヒチキン カレー&ナン(¥500)と三色チキンティッカ(¥250)。

香辛料の良い香りと辛味がシャープに伝わってくるスパイシーなカレー。けっこう好きなタイプの味と香りです。系統としてはアイキッチンのネパール風スープカレーにちょっと似てるかも。

タンドリーチキンは定番通りのスタンダードな味で、ガーリックチキンは名前の通りガーリックがよく効いた味。そしてホワイトチキンはどういう素材に漬けたのか分かりませんが、なんとなく味噌漬けのような落ち着いた味。いずれも白いご飯に乗せたらよく合いそうで美味しいです。



食事がひと段落したら今度はお菓子類。左端の黄色いのはマンゴーハルワ(¥200)。
ハルワはインドのインドのお菓子と認識してましたが、調べたら中東方面~南アジア辺りまでで幅広く雑多な種類が存在してるもよう。何かベースになるものを細かくすり下ろして牛乳と砂糖でじっくり煮詰めた感じのもの。以前にインド大使館のバザーでニンジンのハルワを買ったことがあります。
食感と値段からしてさすがにマンゴー100%ではないと思いますが、ほのかな酸味と控えめの甘みにちょっとプルプルした感じの食感がなかなか面白いです。
横に写ってる銀色のはいつも買ってるカジュバルフィ(¥300)。カシューナッツベースの自家製ミルキーという感じのインド菓子。
ほの甘いミルクとカシューナッツの味にほんのりカルダモン風味。

真ん中は「インドの濃厚アイスキャンディー」と銘打って売られていたクルフィ(¥300)。Blogには収録しそびれてますが、以前にディワリでもおそらく同じ店で買った記憶があります。
乳脂肪分はそんなに多くなさそうだけどすり下ろしたカシューナッツっぽいものがふんだんに入っていて、ナッツ由来らしいコクがあります。甘さはインド菓子にしてはやや控えめ。基本的にナッツアイスという感じですがカルダモンがほんのり香ってインドらしさを醸し出しています。あれこれカジュバルフィと一緒じゃねぇか。この日はけっこう暑かったので一段と美味しく。

右端の緑色の液体はJAL-JEERAという名前で「ミントとハーブのスパイシーな飲み物」と説明されていました。¥200。ジャルジーラと読むんでしょうか。
ちょうど暑くて喉も渇いてきてたのでどんなもんだろうと購入。甘くてミント効いてたらちょっと暑さが和らぎそうでなかなか惹かれます。
さて、

あ、甘くないんだコレ。

主な知覚は、酸っぱい・塩味・辛い・草っぽい。
トータルで大雑把に表現すると梅酢を辛くして青臭さを足したような飲み物。
ミントの清涼感がある甘い飲み物を期待して口に含むとユダ級のがっかり感を味わうことになります。

記事を書くにあたって軽く検索してみたところ、パニプリという揚げたスナック菓子にかけて食べたりもするそうで、その食べ方はなんか美味しそうに思えます。


あと変わったところではバスマティライスのレトルトパックを売ってました。サ○ウのごはんみたいなやつ。Mayuge個人の事情としてはバスマティライスは自宅に常備してあり、食べたくなれば茹でればいいじゃないという感じなため、その場では「へー、こんなの作ったんだ」と思っただけだったんですが、よく考えたらこんな需要の読みにくそうなものを製品化した熱意はなかなかすごい気がします。味見と応援も兼ねて1個くらい買ってみればよかった。写真撮り忘れたので詳細不明。



食べ物以外で買ったもの。
石を削って作られたお猪口のような杯のような小皿のような何か。
植物のような鮮やかな緑の模様がなかなか綺麗で、素材は何なんだろうと気になりまして。しかし店のおっちゃんは若い女性客に話しかけるのに夢中でなかなか質問できそうになく。
と思ったらお目当ての女子が居なくなると今度はこっちに向かって唐突に蘊蓄の放出を開始しました。しかし「これなんていう石ですか?」というMayugeの質問は聞こえなかったかのごとく関係ない内容を喋り続けてます。おっちゃんトークの隙間を狙って2回ほど質問を放ってみたんですがことごとく無視されたので、「ひょっとして材質不明なのか?」とか思いつつまあいいかとあきらめて聞いてたら、「これはモスアゲートという石を使っててね‥‥」としれっと回答を入れてきやがりました。知ってんじゃねぇか。しかしMayugeが質問したから答えたという感じではなく、あくまでもおっちゃん内のシナリオに添って説明を進め、ついに素材について語るときが来たので触れたという雰囲気。ペース崩さねぇおっさんだな。
ということで苔瑪瑙。どうもMayugeは瑪瑙の色合いに惹かれやすいらしく、これまでもちょこちょこ瑪瑙のコースターだのなんだのを買ってます。
サイズはお猪口をさらに浅くしたような感じなので実用的には使いにくいかも。
まあ観賞用もしくは何か小物の置き場所としてでも。

あとは衣料系雑貨店でクルタとかタイパンツを安売りしてたので部屋着にでもしようかと購入。



この他、会場を顔面がナンのゆるキャラが歩き回ってました。
あとで調べたらインド映画をアピールするゆるキャラ、ナン子さんだそうです。
ていうかナンの質感の再現率が異様に高いんですが。直に見ても一瞬本物のナンに見えます。
あまりにナンがリアルなので写真撮っておこうと思ったら、手前に写り込んでるカメラ小僧がそのまま年食ったようなオレンジ色のオッサンがずっと正面に張り付いてまして。写メとか撮ろうとしてる人はけっこういたんですが、人がいようが関係無しに最前列に割り込んできて撮りまくる撮りまくる。向きが変わったらまたカニ走りでザザッと正面に回り込んできます。邪魔。オッサン避けようとしたら肝心のナン子さんが端に寄った写真になったじゃねぇか。
写り込み方を見れば分かりますがこのオッサン、実際にはナン子さんには目もくれずにその横の女の子をひたすら撮りまくってるだけです。「そぉい!」とか言いながら頭にカレー皿叩き付けたくなりますな。

ということで秋のアジアイベントラッシュの大御所、ナマステインディアは相変わらず盛況でした。



2013年11月15日(金)02:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

とり安(からあげげ丼)

さて、先日、帰省のついでに折りたたみ自転車を新幹線に持ち込んで帰りまして。
京都で途中下車して久しぶりに京都市内をウロウロしてました。
で、以前に営業時間を逃して入りそびれたことなどちょっと触れたことがあるとり安で久しぶりに昼食にしたので収録。
この店の名物はからあげ丼。鶏肉の代わりに唐揚げを使ったというちょっと変わった親子丼を出すお店。
ちなみに普通の親子丼もメニューにありますが、唐揚げ丼を注文する客の方が圧倒的に多い印象。次によく見るのはとり安定食で唐揚げがメインの定食。



ということでからあげ丼(¥780)。

丼飯に唐揚げを盛って大量のふわっとした卵でとじた感じ。
唐揚げには醤油系の下味が付けてあり、どちらかといえば竜田揚げに近いかも。薄味の卵としっかりした味の付いた唐揚げが好対照で、ご飯にもよく合って美味しいです。
肉ははもも肉、胸肉両方が使われてる様子。

卵の上には軽く粉山椒が振ってあり、この香りもアクセントでなかなかよい感じ。
そういえば鳥岩楼の親子丼にも山椒がかかってました。京都では親子丼には粉山椒がデフォ?

わりとお手頃価格なこともあり、主立った観光名所からは微妙に外れた場所の割に修学旅行生っぽいグループから単独行動の観光客まで色々な人を見かけます。さらに周辺はオフィス街でもあるためか付近のサラリーマンの昼食と思しい人々もけっこう来るようで、お昼どきには店外まで順番待ちの列が伸びてることもしばしば。とはいえ、座席数はそれほど多くはないものの客の回転は速いようで、思ったほど待たされない印象。
今回も到着時(12時半頃)には店外まで5人ほど溢れ出てまして、ぼーっと待つのもだるいし、先に買い物でも済ませて1時過ぎくらいに戻ってこようかと思ってそちらの情報検索してたら、検索が終わる頃には列が1人だけになってました。これならいいかと買い物止めて列んでみたら程なくカウンター席に案内されました。



ちなみにお隣は肉屋らしいんですが営業中なのかどうか外見からちょっと判断しにくいです。まあさすがにMayugeは京都で生肉買っても仕方ないんですが。
看板が目だつので烏丸通り沿いに進んで探すならこっちを目印にするのが良いかも。鐘鼎文風の「鳥」のロゴが素敵。



 とり安

  所在:  京都市中京区烏丸通押小路角
  営業:  11:30~14:00、17:00~19:30(L.O) 木・土・日曜、祝日定休





2013年10月10日(木)00:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

Curry House Dr. Spice Lab.

先日、帰省したついでに例によってGuuさんおよび式さんと食事に行きまして。
行き先はカレー専門店、Curry House Dr. Spice Lab.。普段の行動範囲よりちょっと離れた石原駅近くにあるお店。
実は正月に帰省したときにもここには来てみてたんですが、年末年始で短縮営業中だったため食べることができず、今回はそのリベンジ。辛い物が苦手なGuuさんがスパイシーで気に入ってると聞いて以前から気になってました。

建物はログハウス風で前に立ったDr. Spice Lab.の看板が目立ちます。
店内も内装からテーブル、椅子、カウンターまで総無垢板で統一されておしゃれな雰囲気。なんか総天然木のブランコまであってカレー専門店っぽくはないかもしれませんが。

メニューは基本部分で「ナスとトマトのキーマカレー」と「10時間煮込んだスパイシーカレー」の2種類に分かれていて、これに各種のお勧めのトッピングを加えたバリエーションメニューが展開している形。
トッピングは個別にも追加注文が可能で、定番と思われる半熟卵やチーズの他、豚カツ、エビフライ、イカリング、手羽先唐揚げなど主に揚げ物方面が充実しています。



写真上段、Mayuge注文のメンチカツ玉カレー(¥650)ライス大盛り。
何か対比物でも置けばよかったですが、皿がけっこう大きめで深さもあるため、盛られたライスの存在感がかなりのもの。
色々なトッピングも気になったんですが、とりあえず初訪問なのでメニューのスタンダードなところから。

下段、式さん注文のプレーンカレー(¥550)をライス、ルー大盛りにして豚カツ、ヘルシーなキノコ、チーズ、半熟卵をトッピング。
先ほどのライスのみ大盛りに比べて明らかにルーの喫水線が上がってます。チーズもかなりがっつりと入ってる感じ。



そしてGuuさんはやわらかジューシー鶏モモ(¥800)のルー大盛りに海老フライ、ヘルシーなキノコ、チーズをトッピング。
運ばれてきた皿を見た途端「やべ、やりすぎた」とか言ってます。なんとなくデジャヴを感じる光景です。
最初見たとき「あれ、これライス、ルー両方大盛りになってない?」「いつも両方大盛りにしてるからオート大盛り発動したんじゃねぇ?」とか話してましたが、こうやって写真で見比べてみるとルー喫水線は上がってる一方、トッピングが盛り上がってるだけでライス標高は低めな気がするので、やっぱりオーダー通りだったのかも。

トッピングは半熟卵が¥50で上記の他の品々は各¥250。この他、牛肉コロッケ、メンチカツなど¥100のトッピングもあります。あと大盛りはライスが¥100、ルーが¥200。ただし元から量がそこそこある上に大盛りにするとけっこうな勢いで増えるので注意が必要なようです。プレーンのカレーをそれぞれ大盛りしただけでもけっこうな勢いの体育会飯。
Guuさん曰く、「大盛りにするなら初回はライスかルーかどちらかだけにして様子を見た方が無難ですよ」とのこと。

ルーは既製品のカレー粉の気配をまったく感じさせない独自のもの。いわゆる「カレーの香り」とはかなり違います。
カレー自体に固形の具は無く、ベースにふんだんに使われていると思われる野菜もしくは果物に由来するらしい甘味が非常に特徴的です。スパイスもふんだんに使われていて非常にスパイシーですが、「スパイシー ≠ 辛い」というのがよく分かる味です。
料理の売り文句に「スパイシー」と書かれてる場合、単にコショウもしくはチリが大量に放り込んであるだけということがままありますが、ここのカレーは「リッチなスパイス遣い」という表現がまさに当てはまる味。辛いものが苦手なはずのGuuさんが気に入って通ってるのも頷けます。
辛いだけではなくスパイスの重厚な存在感があるという意味では、Mayugeが食べたことある中では今は無きスパイシーキッチンのウッタラカンカレーがちょっと似ているかもしれません。
逆に「coco壱みたいなカレーが食いたい」とか「給食みたいなカレーが食いたい」という気分の時には向いてないかもしれませんが。

トッピングのメンチカツはメンチ部分に焼き色があり、どちらかというとハンバーグに衣を付けた感じ。半熟卵は白身はしっかりと火が通っていて、これを割るととろりとした黄身が流れ出します。ルーやトッピングに絡めると見た目にも鮮やかで非常に美味しそうです。
半熟卵は目の前で見ると非常に食欲をそそるのにドヤ顔で撮影しても残飯にしか見えない物が撮れるのはなぜなんでしょうか。撮影者の腕が悪いんですか。そうじゃないかと思ってました。



あと、「ポテトサラダがお勧め!」と二人が口を揃えるので、とりあえずカレーも選ばないうちからサイドメニューの大人のポテトサラダ(¥100)を選択。
食感を残しつつ荒く潰したじゃがいもに薄切りソーセージと野菜を混ぜ、ややあっさり目の味付けに仕上げてあります。
メニューを見たときは何が大人のポテトサラダなのかと思いましたが、こってりマヨネーズ味にしてしまわず、じゃがいもの素材の味を生かした味付けが「大人の」と言われるとなんとなくそんな気がします。

下段はカレーパン(¥250)。カレーパンはいつ来ても買えるというわけではないらしく、今回は店内に「カレーパン本日あります」の張り紙。
これも美味しいらしいのでせっかくだからとテイクアウトで注文。
油が滲みないように加工された紙袋にお手拭き、さらにハンバーガーに付いてるような手に持つための紙パックまで付いてる親切仕様。
生地の外はカリッと内はふわっと食感も良く、こちらも美味でした。中身の写真を撮っておけばよかったんですが忘れてたのが不覚。カレーは刻んだ具が入っていてカレーライスのものとは根本的に別のベースの様子。ひょっとしたらキーマカレーと共通なのかもしれませんが、今回キーマは試してないので分かりません。



公式ページにクーポンがあり、これを利用すると一部ハーフサイズドリンクのサービスがあるのでこれを利用。
写真はアイススパイシーチャイとストロベリーミルク。
アイスチャイは牛乳と一緒に煮立てたチャイそのままではなく、チャイをさらに牛乳で割ってあるようで、一般的なチャイより牛乳味が濃厚。紅茶・スパイス・牛乳の三者の中で牛乳味が一番勝ってる感じです。

下段はカウンターに置いてあって自由に取れるようになっている福神漬けおよびピクルスなど。
これらも自家製のようで福神漬けのレシピが置いてあります。福神漬けって自家製で作れるイメージがまったくなかった。
市販品に比べるとややあっさりした味でなかなか美味しいです。ここのカレーはルー自体がスパイシーながらけっこう甘いという特徴的な味なので、福神漬けもこういうタイプが合ってるのかもしれません。
なんかレシピがあると自家製福神漬けとかちょっとチャレンジしてみたくなります。


ということで半年以上越しでやっと訪問できましたが、期待に違わない個性的で美味しいカレーでした。
帰省したときくらいしか寄ることができませんが、次回はぜひキーマカレーや各種トッピングも試してみたいところ。
しかしこのトッピング群の誘惑はちょっと自制しないとカロリー的にも予算的にも危険そうです。

店内の張り紙やアンケートによると現在メニュー改変を計画中で、そのための要望なども募集中とのこと。


 Curry House Dr. Spice Lab.

  電話:  0773-45-8388
  所在:  京都府福知山市石原2-63
  営業:  11:30~15:00、17:30~20:30 木曜定休





2013年10月4日(金)00:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

ベトナムフェスティバル2013

9月14、15日は例によって代々木公園ベトナムフェスティバルでした。
15日から台風で大荒れになる見込みということなので初日の14日に来訪。

写真は会場内にあった門。どこかの名所を再現してるのかもしれませんが詳細不明。
下側はベトナムの解説ブースにあった提灯。蓮の花型でちょっとよい感じ。



昼どきに到着したのでなにはなくともバインミー。
バインミーはベトナム名物のフランスパンのサンドイッチ。野菜が甘酸っぱいなますにしてあるのが特徴。
Mayugeはわりとこれが好きでベトナム系イベントがあると必ず買ってまして、今回もどの店で買うか会場に入ってまずバインミー探索。具の肉はハムや蒸し鶏が多く、豚肉を前に押してるのは初めて見た気がするので「ベトナム料理 ロータスパレス 蓮花館」の露店から豚肉のバインミー 大辛(¥550)。ちなみに大辛じゃない通常のバインミーが¥500。

「辛口」ではなく「大辛」と書くだけあってさすがになかなかの辛さ。辛いですが美味しいです。おかげで豚肉の印象が殆ど残ってませんが。

どうでもいいことですがこの店が「ゴイ君」というゆるキャラマスコットを前面に押してるようで、着ぐるみが歩き回ってました。ただ本日の露店でゴイクン(生春巻き)は取り扱ってない様子。


サンドイッチだけではちょっと口さみしいので下段写真、「ベトナム本格料理 ホァングン」の露店よりバインセオ(¥400)。
バインセオも会場内でわりとよく見かけた気がします。

ベトナム風お好み焼きと説明されてることが多いですが、もっちりした生地を油たっぷりで薄めに焼き上げて酸味のあるタレで仕上げてあり、印象としてはお好み焼きというよりは辛くないチヂミ。
初めて食べましたがジャンクフードっぽい油っこさをタレの酸味が爽やかにしててなかなか美味。なんかいかにもお祭りの食べ物という感じ。



わりと暑いので冷たいものでも欲しいなと「本格ベトナム料理レストラン ベトナムガーデン」の露店でソラ豆チェー(¥400)を購入。
以前のベトナムフェスティバルで緑豆のチェーが美味しかったので空豆もよさげかと購入。
‥‥空豆なら澱粉ホクホク系だと思うんですが、噛みごたえの緻密な蛋白質感はどちらかといえば大豆かその仲間っぽい印象。私が知らないだけでこういう食感の空豆もあるのかもしれませんが。
字面から想像したお汁粉のような食感とはかなり違いました。

透明な部分は豆を煮込んだ煮汁っぽく、主に素材の甘みという感じの淡白な味付け。ちょっと不思議なとろみがついてます。
白い部分は店頭においてあった見本を見たときは何か丸い固形分が入ってるのかと思ったんですが、液体がたまたま丸くなってただけで豆汁部分をカップに注いだ後にお玉で流し込んでました。ココナッツミルクか何かかと思ったんですが、この部分もこれまた味が淡白で正体不明。
なんか分からない尽くしですが、謎の現地食物気分を満喫できる一品でした。
東南アジア系デザートってわかりやすくがっつり甘いものが多いイメージですが、それとはちょっと違った毛色。万人受けはしなさそうですけど素材の甘味とか好きな人には受けそうな味です。



最後に恒例の混み具合定点観測。
2009年に比べてちょっと人が多めな気がします。まあ時間帯にもよるでしょうけど。真ん中へんのテントは食事用のテーブルとか。
ちゃんと確認したわけではないですが、なんとなく以前に比べるとタイ料理店などの侵蝕が減ってちゃんとベトナム料理店率が上がってきてるような印象でした。



2013年10月1日(火)23:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

バジルペースト(ヒマワリの種代用)

バジルを観賞用に鉢植えしてみたのは以前に書きましたが、その後根が巻いてきたので少し大きめの鉢に植え替え、そのついでに肥料を追加したらいきなりすごい勢いで伸びてきまして。
プチプチちぎってサラダに添えてる程度では消費が追い付かず、せっかくなのでなんか作ってみようかと。
といってもバジルをまとめて消費できそうなものがバジルペーストくらいしか思いつきませんでした。
Mayugeがパスタを選ぶとたいていトマト系かガーリックオイル系に行ってしまうため、ジェノベーゼって個人的にはわりと馴染みがない食べ物。

とりあえず手始めにレシピ検索。
松の実の手持ちなんか無いけど、伸びすぎた観葉植物を処理するのに食材をわざわざ買い足すのも本末転倒。松の実ってちょっと高いし。どうしようかと考えたところ、以前につまみに買ったけど思ったほど消費できなくて残ってたヒマワリの種があることを思い出しました。これでなんとか。

ということでレシピ。


バジルペースト(ジェノバペースト): パスタ2、3皿分

 バジル     40g
 ヒマワリの種  40g
 オリーブオイル 40g
 塩       少々



分量にはあまり根拠がありません。検索した感じだいたい葉っぱと種と油が1:1:1かなーということで。
40gは目の前のバジル適当に毟ったのを計ったらこの量だったので。

ヒマワリの種はフライパンで軽く煎ってから使用しました。松の実を使う場合べつに火を通したりしないようなんですが、なんか香りが良くなりそうだったので。
材料は適当にミルサーで粉砕。
バジルの葉は最初そのまま容器に放り込んでみたんですが、上の方で引っかかって刃が空転するので横着せずにある程度包丁で刻んでからミキサーにかける方がよさそうです。もっと良い機械使ってればそうでもないのかもしれません。
うちのミルサーは前世紀から使用し続けてる老兵ですし。



ということでバジルペースト完成。
密閉瓶で保存すれば1週間くらいは保存できるらしいですが、今回は2日で使い切りました。
何しろ本職の作ったジェノベーゼを食べたことがないので加減が分からないんですが、この分量でパスタ2、3皿分というところではないでしょうか。
保存する場合は容器に追いオリーブオイルして油膜で表面を覆い、本体部分を空気に触れさせないようにするのがいいようです。
完成直後から空気に触れてるとことがあっという間に真っ黒に変色していきます。混ぜると表面以外は鮮やかな緑色のまま。

まあ残すならジップロックして冷凍保存の方が使い勝手がよさそうですが、Mayugeは冷凍するとたいてい忘れて二度と出してこないクセがあるので、敢えて冷凍せずにすぐ使い切りました。



さらにそのままジェノベーゼのパスタにしたときのレシピ。


 パスタ     100g
 ニンニク    1片
 バジルペースト 40~60g(先ほどの半分)
 塩       適当
 オリーブオイル 適当

ニンニクはあらかじめみじん切りにしておき、鍋に湯を沸かしてパスタ茹で開始。
パスタは指定の茹で時間-3分くらいでタイマーをセットし、時間になったらそのまま茹で続けつつ隣にフライパンを用意。
フライパンにオリーブオイルをひいて刻んでおいたニンニクを加熱開始。
あまり高温にしないように注意しつつ、ある程度ニンニクの香りが油に移ったらバジルペースト投入。
軽く混ぜ合わせたら隣の鍋からパスタを投入。指定の茹で時間より1分30秒くらい短めに、というレシピをどこかで見たので、このくらいでやればだいたいそんなもんになるだろうと。
パスタの移植はザルに揚げたりせず、若干の茹で汁を持ち込むくらいの気持ちで。混ざり具合の様子を見ながら適当に茹で汁足したりしてました。
塩で味を微調整して気の済むまで馴染ませたら完成。


ということで伸びすぎたバジルと食べ残しのヒマワリの種から作った割にはなかなか美味しくできました。本物のジェノベーゼをどのくらい再現できてるのかは分かりませんが。
動物性タンパクも出汁も一切入ってない割にコクがあって食べやすく、松の実を安価なヒマワリの種で代用するのはそこそこいけそうです。
まあどっちにしろ常備しておくような食材でもないですが。
そのうち機会があればちゃんとプロが作ったジェノベーゼを一度食べておこうと思います。

気になった点としては、ちょと舌触りが粉っぽくざらついた感じでしたが、最初にヒマワリの種を強く煎りすぎたのかもしれません。



2013年9月30日(月)21:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理


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