おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


TRATTORIA AREQUO REINO(アレコ・レーノ)

以前に行った首都圏外郭放水路の見学会をまたやってるので久々に行ってみようかと思い立ち、ついでだからその辺りで何か美味しそうなものはないかと検索してまして。
そんな折にたまたま目に止まったのがジビエを取り扱ってるイタリアンの店、TRATTORIA AREQUO REINO(アレコ・レーノ)食べログページはこちら

この店のシェフはプロのハンターとのことで、念能力を駆使して自ら獲ってきた獲物を調理し、ジビエとして提供してるという一風変わったお店です。
ということで16日、この店でお昼にしてその後首都圏外郭放水路の見学に行くことに。
店に着いたのは1時半ごろで、なんとなくお昼の混雑が一段落したところという感じ。先客で半分ほど席が埋まってました。
店内は明るめで、壁際の棚にはオシャレな小物が飾られてます。そんな小物の合間にヤマドリの尾羽とか、鹿の角とか、ライフルの弾丸が突き抜けた木とか、ハンターらしいモノがちらほら見え隠れ。

せっかくならなんか野生の肉食わないとダメだろってことで今回の注文はお肉ランチ(¥1600)。
このセットはメインの肉料理が数種類から選択できますが、鹿肉のハンバーグ(+¥300)やソテー(+¥600)などの一部の料理には追加料金が必要になります。ランチでジビエを試したければ実質¥2000前後からという感じ。

あと前菜はハーフサイズのパスタに変更も可とのこと。
この日の前菜は鹿肉のカルパッチョと自家製ハムらしく、そちらも非常に惹かれたんですが、パスタメニューの中に食べたことがないキノコであるブナハリタケの名前あり、迷ったけどこっちに。キノコは季節逃したら食べられないかもしれないし。

パスタメニューの一部も追加料金が必要となっているんですが、前菜代わりのハーフパスタの場合でもこの追加料金は同じ金額だそうです。ハーフサイズといってもパスタの量が半分なだけで具やソースはレギュラーサイズと同じになるためとのこと。



ということで前菜から変更、ブナハリタケのスパゲティー(追加料金 +¥400)ハーフサイズ。

ハリタケの仲間はは傘の裏側がヒダではなく剣山みたいになってるのが特徴。こういう形状をしたキノコはカノシタとかコウタケとか味の評価が高いものが所属してるイメージがあるせいか、個人的に妙に惹かれます。

口に含むとほんのりとした芳香があるんですが、なぜかこれが他のきのこでは嗅いだことのない香りなのにきのこらしいと感じるのが不思議。
ブナハリタケ本体にはほんの少し苦みがある気がしますが、個人的には気になるほどではありませんでした。とにかくきのこのダシが出たスープが非常に美味しく、バター醤油のようなコクのある風味でパスタによく合います。パスタも具も食べ尽くしたあとも、残ったスープだけをスプーンですくって飲んでました。

キノコ本体は戻した干し椎茸みたいな食感。一度干してあるのかなと思いながら食べてたんですが、元々こういう食感のキノコなのかもしれませんし実際のところは不明。なにぶん食べたことがない食材なので。



肉料理は鹿肉のハンバーグ(追加料金 +¥300)を選択。
玉ねぎの和風ソースとのことですが、とろみのあるソースは醤油も使ってるかなーという程度で、それほど醤油メインという感じではなく、名前から想像するほど和風を主張はしていません。なら何と呼べばいいかと言われると困りますが、和洋不明な感じながら非常に美味しいです。
本体はゴロッと厚みのある丸いハンバーグで、切ってみると内部はは生でもなく焼きすぎずの絶妙な火の通り具合。
鹿肉というとけっこう赤身肉なイメージですが、ハンバーグも切り口から脂ジュージューというタイプではなく、しっかりした肉質でみっしり詰まってる感じです。この肉感があっさり目のソースとよく合っています。

鹿肉といってもそれほどクセはなく、口に含むと牛肉とはちょっと違うかなという香りがやや感じられる程度。慣れない人でも抵抗なく食べられそうです。



デザートは洋梨のコンポートのゼリー仕立て、と聞いたような気がしますが入力情報がオーバーフロー気味なので若干間違ってるかもしれません。
わりとしっかりた食感のゼリーに上品な甘さのコンポート。香りも良くて美味しかったです。


ちょっと自宅からは離れてますが、今回食べそびれた鹿肉のカルパッチョの他、鹿肉のソテー、オオカミウオのポワレなどまだまだ気になるものもたくさんありますし、どの料理も非常に美味しかったのでぜひまた来てみたいところ。ディナーメニューも一度見てみたいですし。

あとで道具屋横の面々と話してたところ、館長がこの店のことはよく知ってたらしく、ニョッキがお勧めとか2週間前に予約しておけばカラスを捕ってきて調理して出してくれるとか色々有用な情報が貰えました。



満足して首都圏外郭放水路の方に移動してみたところ、余裕こいてるうちに3時を10分ほど過ぎてまして。


 TRATTORIA AREQUO REINO(アレコ・レーノ)

  所在:  埼玉県春日部市中央5-4-37
  電話:  048-739-1100
  営業:  11:00~15:00、17:30~22:30(月曜定休)





Nov.26.2013(Tue)22:41 | Trackback(0) | Comment(0) | くいだおれ(食記録) | Admin

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