おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 

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シルエット工場 猫七福神

GW明けに本ときのこ展の記事で採り上げた古今東西雑貨イリアスにて、シルエット工場 川口喜久雄氏の作品の企画展示、「小さな店と謎の街」をやってまして。
新作もあるらしいのでちょっと見に行ってきました。 まんまと洗脳 同じく氏の作品を気に入った後輩も同行して。
相変わらず緻密な作品を眺めて猫分を補充してきました。
どうも手を伸ばす商品が同系統に偏ってしまいがちで、似たようなものばかり買ってしまうのが困りもの。



で、近所だしついでだからと以前に田崎太郎氏の個展を見に行ったことがあるギャラリー猫町にも足を伸ばしてみました。
写真は入り口の階段にいた門柱猫。以前はこんなのいなかった気がするんだけど。
こちらについては特にお目当てとかあったわけではないんですが、2Fのギャラリーでまいけるからわた氏の作品展、「まいけるの福もの」をやってまして。
初めて知った作家さんながら和テイストかつコミカルで怪しげな作風がわりとMayugeの好みにクリーンヒット。作家さんの解説を聞きながら作品を眺めてると、作品とは関係なく猫をかたどって複雑に切り抜いた御幣なんかがしれっと壁に貼り付けてあります。

 「‥‥いざなぎ流ですか」
 「あ、そうです。いざなぎ流」

どうやら後輩に「こいつら変だ」と思われたようですがキニシナイ。
なんか色々妙なネタの引き出し持ってそうな方です。

小物のオブジェの一個くらい非常に欲しいところだったんですが、そこそこ値段もするし、さっきイリアスで無駄遣いしたとこだったのでここは我慢。ハガキだけ貰って帰りました。
で、帰って作品群とか検索して眺めてたらやっぱり改めて気になってきまして。
あ、そうだ、ちょっとパソコンの不調パーツを買い足しに秋葉に行かないといけない。そうだ今度の週末にでも買ってこないと。秋葉まで行ったら谷中が近いからついでに猫町に寄るのもいいかもしれない。



‥‥ということで毎年冬になると異音を奏でるケースファンの交換部品を買いに秋葉に行ったらいつの間にか手に持ってました。猫七福神から一柱、「びしゃもんてんさま」。

以前の田崎さんが焼き物だったしこの時ちょうど1Fでも猫の焼き物の展示してたため、これも勝手に焼き物だと思い込んでたんですが、手に取ってみたらレジンキャストか何かの樹脂ベースの様子。そーいや造形作家であって陶芸とはどこにも書いてなかったな。
まあ実際に焼き物の作品もあるんですが。猫用骨壺とか。突っ込んでみたら案の定カノプス壺でしたが。
 
 「本当ならアラバスターで作りたかったんですけどコストがねぇ‥‥」

なんとなく陶炎祭で見かけた松本良太氏にもなんか通じるものがある気がします。独特の作風がけっこう好みなので今後とも活動が気になる作家さんになりそうです。



2013年9月10日(火)02:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | 物欲(商品レビュー) | 管理

ルピシア グラン・マルシェ 2013 東京

文章を書き上げたまますっかり忘れてましたが、8月17日はルピシア グラン・マルシェ 2013の東京会場の開催日ということで池袋まで行ってきました。
ニケにも声をかけようかと思ったけど子供が保育園から持って帰ってきたおたふく風邪に蹂躙されてしばらく前から開催日当日辺りまでダウンしてたもよう。



いつも通り午前中に予約してたんですが、ちょっと日和って11時~の枠で予約し、電車の都合で11時半頃に着いてみたら会場に入った途端身動き採れなくなるような混雑っぷり。夏休みのせいもあるかも。
やっぱ次からは多少起きるの面倒でも10時~の枠にしておこう、と自分用メモ。

道中わりと暑かった上に試飲コーナー付近の殺人的な混み具合で近寄る気にならないため、試飲会なのにお茶にはあまり手を出さず、ぐるっと場内巡って普段に比べるとわりと早々に会場を後にしました。
夏の水出し紅茶用のフレーバーティーも今夏分くらいストックがあるため、追加の購入もちょっと自粛中。

コバラヘッタこと有料の飲食コーナーはここ最近の流れを継続して非常に充実してます。
前回見かけたポークソーセージやミルフィーユ、フレンチトーストなどが今回もありました。
新製品の「子羊のモロッコ風煮込み~クスクスと一緒に~」というのがちょっと気になったんですが、今回昼食に行ってみたい店が外にあったので間食は我慢。ていうかちゃんと見てなくて「ロコモコ風煮込み」だと勝手に思い込んでました。いや写真がぜんぜんロコモコっぽくないなぁとは思ってたんですが。



ということで今回の戦利品。
ここ最近の定番になってるお土産品のお茶用のクリップは大小のセット。お茶請けはクッキー3個にchamiのパイナップルとイチゴ。

お茶は以前に試飲して以来気に入ってるイタリア風麦茶のORZOのプレーンを。
冷蔵庫で牛乳に入れて水出し(?)するのが香ばしくて好きです。
あとマンゴーのドライフルーツと、前回悩んだけど買わなかったアーモンドのグラッセとクルミのグラッセ。やっぱりあの後ずっと気になってたので。
今回は試食が出ていまして、ちょっと風変わりな甘納豆という感じで美味しかったです。甘さはわりと控え目のあっさりした味。
ドライフルーツおよびグラッセは1袋500円で、よりどり3袋で1200円になってました。

ということで普段以上の混雑っぷりに早々に敗退してきたルピシア試飲会でした。やっぱり昼近くなってくると混みますね。
また夏休みじゃない時期にもうちょっと早い時間帯で。


↓ 過去のルピシア試飲会

 2007年 ・ダージリンフェスティバル ・武夷岩茶フェスティバル
 2008年 ・ダージリンフェスティバル ・グラン・マルシェ
 2009年 ・ダージリンフェスティバル ・グラン・マルシェ
 2010年 ・プティ・マルシェ「大走り」
 2011年 ・ダージリンフェスティバル ・グラン・マルシェ
 2012年 ・グラン・マルシェ
 2013年 ・グラン・マルシェ



2013年9月10日(火)00:42 | トラックバック(0) | コメント(2) | くいだおれ(食記録) | 管理

OCN モバイル ONE

スマホを買いまして。
ていうか6年くらい前からスマートフォンは使ってたんですが、iPhoneのせいで社会で通用する「スマートフォン」という言葉の定義の方が変わってしまい、世間から置いて行かれまして。
現代的な意味でのスマホへの乗り換えは以前から時々検討してたんですが、ハードウェアに金を払うことにそれほど抵抗はないにしても、やっぱり毎月の料金が地味に高いんですよね。そして何より契約期間の縛りが嫌。

改めて考えるにスマホで何がやりたいかといえば、出先での地図の確認、行き先の情報、電車の乗り換え、ちょっとした検索など。

近年、Web上に散らばるデータの充実化とサーチエンジンの機能向上に従って、人間が自らものを覚える必要がますます下がってきています。自宅でも仕事中でもすぐ近くにパソコンがある状態だと、ちょっとしたデータや知識などべつに自分で覚えてなくてもすぐ調べられますからね。記憶をアウトソーシングしがちな現代人はネットワークから切り離されると自分が情報を暗記しなくなっていることを実感します。
あ、最近ものが思い出せないのは高度情報化社会の弊害ではなくて老化現象ですかそうですか。

まあ実際出先で目にしたりふと思い出した言葉がなんだったか思い出せず、こんな時に検索が使えたらなぁと思うことはちょくちょくあります。
で、こういうときにやっぱりスマホだろうと思うんですが、冷静に考えてそんな機会はせいぜい月に1、2回。スマホ用のプランに変更しようとすると、Mayugeの場合現在よりも月額でおおよそ3~4000円高くなります。
正直出先でフォーマルハウトが何だったか3000円払ってまで今すぐ思い出したいかといわれるとこれまた微妙。いあ!くとぅぐあ!

そんなわけで対費用効果的にいまいち踏ん切りが付かずにズルズル放置してたスマホ乗り換えですが、最近中古や海外版などのSIMフリースマホをOCN モバイル ONEで運用するのが安上がりな割にそこそこ使えると話題になってるのを知りまして。
ていうか文章を契約時のプラン名、「OCN モバイル エントリー d LTE 980」で書き上げた後しばらく放置してたら、アップするまでの数日間の間にサービス内容が刷新されて名前まで変わってやがる。訂正訂正。
月額980円でdocomoのXi回線を1日30Mまで使用可能、それを越えたら通信速度が200kbpsに制限されるものの、それ以上の追加料金は発生しないというプラン。翌日になれば回線の速度制限は解除されるため、似たような料金で月ごとに通信量が決まってるプランに比べて安心感がある気がします。1日30Mは動画見たりするのはきつそうですがMayugeの使用法だとほぼ引っかかることはなさそう。
情報端末として使いたいだけで、キャリアメールや電話番号がべつに必要ないならなかなかいい選択肢です。

ということでSONYのXPERIA Zの中古品を購入し、amazonでSIMを購入して刺してみました。
ちょっと持ち歩いてみたところ、出先で食べログを確認してうろ覚えだった店の位置を確認し、Googleマップで道順を表示しつつ店まで歩き、さらにそこから移動用の乗り換えを検索、ついでに一部のアプリが何か更新して合計の通信量が2~3M程度。たまに出かけるときにこの程度の運用をするには1日30Mでまったく問題なさそうです。
情報端末用途はこちらにして、通話とメールは従来の機械で料金プランを下げれば月の維持費の合計はこれまでよりむしろ下がる見込み。

‥‥という文章を書いた翌日、Willcomがスマホのライトユーザー向けの新しい割安プランを発表しました。世界は敵色。
まあこの新型プランよりさらに安上がりに収まってるからべつに構わないんですが。

写真はドコ○ダケにちなんで先日見かけたフクロツルタケらしきモノを。致死性の毒キノコじゃねぇかとかキニシナイ。



2013年8月30日(金)00:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 物欲(商品レビュー) | 管理

煙雨スカイツリー

先日、夜にスカイツリー定点観測地点を通過したところ、雨で上半分が無かったことになってました。
ちょっと綺麗だったので久しぶりに撮影。

境界が妙にくっきりしていて突き刺さってるみたい。



2013年8月26日(月)20:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理


先日、町中を歩いてたら2歳前後と思しい男の子が、若干頼りない足取りで「ペタペタペタペタペタ!」と早足に歩道を横切っていきまして。
なにやら

 「うおーーーー!」

と叫びながら魚民の赤い看板に突進し、「民」の辺りをぺしぺし叩いてました。
ちなみにアクセントは「ゥオァァァァァァ!」というような語尾が上がる雄叫び系のアクセントではなく「工藤」と発音して語尾をそのまま伸ばし続けたような感じ。伝わるか分かりませんが。
近くにいたお母さんらしき女性はチラっとそちらの方を見たあと、物静かな感じに

 「そうだねー、魚民だね-」

と返事。え、返事それなの?
子供はまた別の方向に走っていき、

 「うおーーーー!」

と言って別の魚民の電飾看板の電球部分を掴んでました。お母さんは

 「そうだねー、それも魚民だねー」

とまたそれほど気にも留めない感じにローテンションに受け答えしてました。
魚民の看板にエキサイトする幼児も謎ですが、やたら対照的なお母さんのぬるいテンションも妙にツボ。



2013年8月22日(木)00:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

アカヤマドリ

猛暑ってますな。
しばらく前の豪雨で良い感じに地面が湿り、ヤマドリタケモドキがまた少し顔を出してまして。「明日辺りが収穫どきかなー」と思って余裕ぶっこいてたら翌日には猛暑のせいか開きすぎになってました。

いつものヤマドリタケモドキ採取ポイントからちょっと移った辺りに時々アカヤマドリが生えてまして、しばらく前に見かけたときの写真。非常にインパクトのある外見のキノコ。
これも食用可で人によってはヤマドリタケよりも高く評価されたりもするようなんですが、Mayugeはいまいち食べ頃のに当たったことがなくて試したことありません。写真のも若干食べ頃には遅めという感じ。
香りはヤマドリタケモドキより強くクセがある印象。あと、煮ると煮汁が真っ黄色に染まるそうで、これもあって繊細な料理には使いづらいとのこと。カレーに入れるとかよく書かれてます。



名前不明。
このときの一番上の写真と同じ辺りだったので同じキノコの出始めかも。虫ピンみたいで可愛いです。



2013年8月14日(水)00:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

ホテルオークラ特製 フレンチトースト

以前、この記事を見て表面はカリッと中はふんわりとろーりのフレンチトーストというのが無性に食べたくなりまして、このホテルオークラ特製 フレンチトーストというのを試してみました。
もちろんこんなに大量に作っても仕方ないので適当にダウンサイジングして、パンも厚切りじゃなくて普通の食パンで。

で、こないだまたやってみたので家庭用スケールで収録。
この時はフランスパンを使用。
特に何か思惑があっての選択ではなく、以前にフランスパンの食べ残しを切って冷凍してたらそのまま忘れてしまい、気づいたら完膚無きまでパリッパリに乾燥してまして、普通に使用するにはどうにもならなそうだったのでダメモトでフレンチトーストにしてみようかと。
冷凍庫臭くなってそうなので一度トースターで軽く炙ってから漬け込みました。

 フランスパン    4切れ
 卵         2個
 牛乳        120mL
 砂糖        20g(大さじ2=18g)
 バニラエッセンス  少々
 バター       少々
 サラダオイル    少々



卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスをよくかき混ぜ、皿やタッパーなどの浅い容器に移してパンを並べて浸す。

写真は最初卵1個でやり始めたときのもので、あっという間に卵液を全部吸われたのでこの後卵一個分を追加しました。合計で上記の卵2個分のレシピになります。

ラップしてそのまま12時間冷蔵庫で保存。

12時間後、パンを裏返してまた冷蔵庫に戻し、合計24時間漬け込んで卵液を浸透させる。

開始から12時間後って平日にやろうとするとけっこう微妙なタイミング。



フライパンを熱してサラダオイル、バターをひき、パンを並べて蓋をして弱火で加熱する。

そのまま表面7分、裏面7分、ロスタイム1分の合計15分間焦がさないようにじっくり焼く。

7分間焼きっぱなしなのでかなり弱火にしないと焦げ付きます。


以上です。基本焦がすか腐らせるかくらいしか失敗の要素がないシンプルさにもかかわらず、表面はカリッと中はふんわりトロッとした、なにやらプロっぽい雰囲気のフレンチトーストができます。
1年近く冷凍したまま忘れてたパンだったんですが、軽くトースターにかけたのが良かったのか元々問題なかったのか、冷凍庫臭いということもなく上々の仕上がりでした。


このレシピの特徴はなんといってもパンを卵液に片面ずつ12時間、合計24時間じっくり時間を掛けて漬け込み、中までまんべんなく卵を行き渡らせるところですが、一方で、この行程を1分間に短縮するレシピというのも出回ってまして。
レンジにかけて膨張した空気が冷えて収縮するのを利用し、代わりに卵液を吸収させてしまおうという、おでんを一旦冷まして味を浸ませるのと同じ原理。

ホテルオークラのレシピを試したあとにこのレシピを知り、原理的には納得できるけどどのくらいうまくいくものなのか気になりまして。正直なところ「ある程度染み込むけど芯までしっかり行き渡らないんじゃない?」「パンがしぼんでペッチャンコにならない?」「食感がベチャベチャのヘナヘナにならない?」と、わりと失敗イメージがふんだんに脳内シミュレートされる感じ。
それでも前日から用意しておかないといけないのが、思いついたらその場で作れるようになるのはかなり魅力的です。
ということでまず倍量の卵液を用意し、半分に分けてレシピ通りに24時間前から漬けておいたものと、その場で電子レンジにかけたものの2種類を作り比べてみることに。

まあ実際のところ食べ比べてみる前から、というか試してみようと思いついた瞬間には、「まあ食べ比べるとさすがに差はありますが、下拵え時間を1/1440まで短縮できるというメリットを考えればこの方法もアリだと思います」などとドヤ顔で〆るところまで脳内文章構成を済ませてたんですけどね。

ん、びっくりするくらい違いがわからん。

1分レシピの方で卵が染み通ってない部分があるとかパンが薄くなってるとか食感が悪くなってるとかいうような違いは、少なくともMayugeが食べ比べて感知できる範囲内ではまったくありませんでした。交互に囓ってもどっちか分からないレベル。
少なくとも厚切りじゃない普通の食パンで作ってご家庭で楽しむ分には「卵液に浸してレンジで1分」のレシピで問題なくいける様子。

ホテルオークラのレシピに出てる写真はさすがにプロの仕事だけあって真ん中がこんもり盛り上がった良い形をしてますが、このレベルを目指そうとしたら電子レンジ方式では難しいんじゃないかと思います。レンジで温めて吸わせた場合、おそらくパンの中の気泡をロスする分が確実に出るはずなので。Mayugeが試したときはそもそもどっちもこんなに膨らみませんでしたが。
あとは今回のMayugeの都合みたいにパサパサに乾いたパンとか使う場合も時間をかけて漬ける方が良いかもしれません。

まあ1分レシピと24時間レシピは各自こだわりと時間の都合の兼ね合いで。
やっぱり24時間かけて下拵えしたフレンチトーストとか食ったら気分は良いですよ。若干。



あと、Mayuge的にはフランスパンの耳とか歯ごたえがあるパンは好きなんですが、ふわトロ系のフレンチトーストを楽しみたい場合はやはり耳を落とした食パンを使うのがいいと思います。パンも使い残しではなく新しいうちに使う方が食感や香りが良いでしょうし。
レシピ比較はちゃんと食パンでやったんですが、やり始めの写真は撮ってあったけど一番肝心なここから先の写真が無いんですよね。何やってんだ私。



2013年7月30日(火)00:27 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理

夏への扉

先日、某書店に寄ったところ「夏に読みたい小説」なるコーナーが設けられており、夏をテーマにしたり題名に夏の文字が入った小説が各種並べられていました。姑獲鳥とか。

その中にハインラインの「夏への扉」が含まれていまして。
ルンバ的なものを開発して社会的成功を修めた男が、巨乳にふられたショックで突発性のロリコンを発症し、こじらせるという内容の近未来SFです。

この小説、ジャンルはSFなんですが、猫マニア御用達としても知られてまして。
主人公の飼い猫ピートは気象の変化は飼い主の責任と思っており、冬、猫用扉の外が雪景色になると「人間用扉のうちどれかは夏の空間に通じてるはず」と考え、家にあるすべての扉を主人公に順番に開けさせてチェックします。そして扉を開けても夏には通じてないと確認できるたびに不満げに咽を鳴らし、気象を管理できていない飼い主に無言のプレッシャーを与えてきます。ピートがこうして探しているのがつまり夏への扉ということらしいです。
この独自理論とマイペースさがいかにも猫の性質をよく表しているように思えて猫好きの心をくすぐるんじゃないかと思われます。
本編は今となってはやや古くさい感じのするSFかもしれませんが、Mayugeもこのエピソードはわりと好きです。

けどこの小説に夏は出てこねぇから。
むしろ夏へ通じる扉とかいま間に合ってるから。


写真はピートではなくニケ家のチャパティ。
なんか箱に入って妙に満足そう。



2013年7月29日(月)00:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

2013年ヤマドリタケモドキ

アンズタケのことは書きましたが、6月末~7月頭にかけてMayugeがナワバリとしてる周辺でヤマドリタケモドキが発生してまして、こっちも多少採って活用したので収録。
梅雨が早々に明けてしまったので今は発生ポイントの地面がカサカサでキノコとか生えません。雨早よ。

次生えてくるのはやっぱり9月頃になってからかなぁ。



ヤマドリタケチャーハン。
具はヤマドリタケモドキ、タマネギ、卵のみ。仕上げにちょっとパセリ振ってますが。
ボリュームで言えば具の7割くらいヤマドリタケモドキという贅沢な構成で、バターたっぷりめの洋風チャーハン。
ヤマドリタケとバターの相性が良好。スライスした柄のシャキシャキした歯ごたえも面白いです。
ただ、傘の表面に若干ぬめりがあるので、パラッとしたチャーハンとはちょっと違和感がある気がします。



ヤマドリタケモドキのクリームシチュー。
市販のルーで作成。
ヤマドリタケモドキはバター、クリーム等の乳製品と相性が良いようなのでクリームシチューは用途としては鉄板。
ただ、クリームでコーティングされるので風味はおおむね市販のクリームシチューの味そのままになる気がします。ゴロッと大きく切ったキノコの満足感はありますが、味的にヤマドリタケ独特の何かがあるかというとちょっとどうだろうという気も。
柄のシャキシャキした食感はこちらでも健在。



クリームシチューの残りでヤマドリタケモドキのクリームパスタ。
鍋の最後に1食分にするには微妙な量のシチューが残ったので、カレーの残りでカレーうどん作る要領で適当にクリームパスタ的なものに。
シチューの残りを牛乳で水増しして、ちょうど残ってた6Pチーズも砕いて一緒に煮溶かし、別で茹でたパスタを投入して馴染ませただけ。正しいレシピとか知りません。

そういえば某明治の十勝6Pチーズの「ほろうま新食感」というフレーズに惹かれて買ってみたんですが、Mayugeの好みとはいまいち合わなかったので料理に使用中。たしかにほろほろした食感で旨味も強いんですがなんか。
非常にナチュラルチーズっぽく進化したものだということはよく分かるんですが、まあこの辺は個人の好みの問題ということで。
ついでに同社からモッツァレラ6Pチーズというのも出てまして、こっちは真逆の方向にこれまたナチュラルチーズっぽく進化した感じ。たぶん旨味の強さという点では負けてますが、トロッとぺったりした感触でクセは少なめ。手に持つと体温で緩んで指にくっつくくらいで、モッツァレラと銘打ってるけどどっちかというとカマンベールチーズを連想させると思います。こっちは気に入ったのでリピーター中。
というか十勝消費しきってないのにこっちも買っちゃって、こっちばっか食ってました。

話が逸れましたが初夏のキノコ活用はだいたいこんな感じで。
アンズタケの乾燥したやつがまだ残ってるのでリゾット試してみたいなぁとも思いつつ。



2013年7月27日(土)02:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理

ザワークラウトでポトフ

そういえばしばらく前にザワークラウト自作にはまったとき、香りがイマイチな感じの仕上がりになったことが一度ありまして。

不味くて食べられないというほどではないけど付け合わせにしても楽しくないので、どうにかしようと思ってレシピ検索。
もともと本場ではザワークラウトをさらに調理するのも一般的とのことで、見かけた中で一気に消費できそうなポトフ的なものにしてみました。

参考にしたレシピに再会できないので引用はできませんが、普通のポトフと違う点はキャベツの代わりにザワークラウトを使って、使う前に一度水洗いすることくらい。
若干酸味があるのが思ったより抵抗なく、むしろあっさりしてなかなか美味しかったです。
辛くない酸辣湯とかそんな感じで。



2013年7月26日(金)02:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理


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