おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


徒然(日記)

自販機

いや、フォトショップ仕事ではなく。
確かにサイトトップに時々手作りコラ貼ったりしてますけど。

Mayuge宅の近所で、普段の通勤路とは外れた場所に某大手飲料会社の自動販売機がありまして。
しばらく前、通過したときになんか「ん? 今自販機の陳列棚に妙なスペースが空いてたような?」と多少の違和感を感じつつもスルーしてたんですよ。

で、数日ぶりにこの自販機の前を通ったところ、明らかに違和感どころじゃなくなってまして。むしろ業務放棄。
某飲料会社の身にいったい何が!

 1. 猛暑の影響
 2. バイオエタノール需要による穀物不足の影響
 3. 馬鹿には見えないコーラ



2007年9月5日(水)01:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

ペルセウス流星群

暑!

ということで見るからに暑苦しそうな写真が撮れたのでお裾分け。

先週末、つくばに来てすぐの頃に連れて行ってもらった店のライスコロッケが妙に美味しかったなぁというのをふと思い出しまして、店の名前すら覚えてなかったので確認でもしてみようかと思い立ち、うろ覚えの記憶に従って進んでました。その道すがら、農産物直売所とかといっしょにヒマワリでできた迷路とかいうのがあったのでついでに撮影。
写真ではわりとしっかりして見えるヒマワリですが、連日の酷暑でかなりしおれて下向いてました。全部しゃんとしてた頃は大人でも隣が見えないくらいの高さだったのではないかと。

ちなみに目的地の店は、場所は確認できたんですが潰れてました。



ということとは何の脈絡もなく13日はペルセウス流星群。
12日の夜はベランダから少し外を眺めてみたものの、いまいち星が見えにくかったので終了。13日の夜にちょっと気が向いたので外に出て近所に暗いところがないか探してみました。
結局いまいちいい場所がなかったんですが、そういえばミジンコ好き上司が、職場の屋上が近くに街灯も少なくて星を見るにはけっこういいとか言ってたなぁと思い出し、夜10時頃に職場に。

すでに先客が屋上に三脚立てて星空撮影中でした。もちろんミジンコ好き上司。



せっかくなので流星撮影に挑戦。ペルセウス流星群はそれほど大きな流星はない代わりに、一分間に一個くらいのペースでそこそこ頻繁に流れ星が見れるのが特徴。なんとなく適当に撮っててもそのうち流星が写りそうな気がしなくもないです。
使用したのはFinePix F10。夜景モードで長時間露光ONに変更し、三脚で適当な方向に固定してでたらめに撮影。露光時間はこの機種でMaxの15秒。この15秒の間にカメラを向けてる方向を流れ星がたまたま通れば勝ち。

結局、1時間半くらい屋上にいて肉眼ではけっこう何度も流れ星は見ることができました。そして露光中に「今のは写ったんじゃないか?」というような方向・タイミングの流星が数回あったんですが、液晶で確認しても写ってるのは星ばかりという感じでした。
しかし帰宅後、なんとなく真っ暗な画像のうち一枚を適当に補正したところ、流星らしき物が写ってるのがありまして。結局60枚くらい適当に撮影してたのを全部補正掛けてみたら、中に2、3枚それっぽいのが写ってました。掲載したのがそのうちの一枚。斜めに走ってる細い直線がそうです。かなりきつめに補正かけてるのでザラザラですが、それでも手持ちのカメラで適当にやっただけで流れ星なんか撮影できるもんなんだなぁと。

ちなみにこの流星、ペルセウス流星群で見えるなかではそこそこ大きかった方と記憶してます。1秒弱ほど流星痕も残ってました。
逆に言えばそれでもこのくらいにしか写らない程度ということでしょうか。



あまりにも写らないもんだから途中から飽きて夜景撮ってたとか秘密。
三脚あれば夜景もけっこう写るもんなんだな。
時々、ネット上でライトアップされた夜の工場なんかを長時間露光で撮影した写真を見かけることがありますが、一瞬CGかと思うような、現実感のない不思議な光加減になっててなかなか面白いです。何か本格的な機材でもないと撮れない写真なのかと漠然と思ってたんですが、手持ちのコンパクトデジカメ程度でも意外にお手軽にチャレンジくらいできるものなのかもしれないなぁと思った次第。



2007年8月23日(木)01:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

松阪牛とニケのコーラ和え

ブルーベリー飲んだあと太平洋付近まで移動し、去年何度か参加させてもらったニケの元所属サークルによるバーベキューの集いに。Mayugeはサークル関係者でも何でもないけど今さらそんなことはキニシナイ。
写真は現場周辺にやたらと立ってる風力発電のプロペラ。霧でちょっと不思議な感じに霞んでたので撮影。
普段遠くから見てるとそこまででもないけど、下に駐まってる車とかと比べるとやはり巨大さが異様。



さて、今回のバーベキューの目玉は松阪牛のステーキ肉。

って松阪牛炎上してるし。脂が炭火の上にボタボタ垂れるもんだからそれが燃料になっていいあんばいです。フランベいらず。
ていうかこの前の段階では垂れてくる脂があまりにも多すぎて炭火が消えました。おそるべし松阪牛。
味の方は脂たっぷりに肉質もやわらか。さすがです先生!

さて、肉かっ喰らって酒を飲んだ山賊がひとしきり暴れたあと、遠征組はそのまま会場のお宅に泊めていただいてバーベキュー終了。
ていうかニケは朝6時から起きて横浜から車で移動し、さらに渋滞に巻き込まれたりしてたため非常に眠かったらしく、それほど暴れずに入滅してました。それでもなんか突然人に絡んだりしてましたが。

ちなみに早朝から運転してたのはもちろんニケ's旦那であってニケではありません。



翌日はニケの希望で海岸まで行ってコーラメントス実行。
写真は海岸に移動してる途中に見かけた謎の散髪ボランティア。

…ていうか実験代?
この看板で実際に被験者が現れたのかどうかが気になります。

さて、コーラメントスですが、数ヶ月前からアメリカ方面でコーラのペットボトルにメントスを入れて爆発させたり噴出させたりするのが流行ってたらしく、色々な場所でその手の動画を見かけるようになってまして。
見てみたければYouTubeで検索とかしてみるといいかもしれません。世界中のバカが様々なことをやってるのが見れます。
で、ニケが最近になってそれを知り、自分でもやってみたくなったようで。

とりあえず本日はリハーサルということでコンビニに寄って500mlのペットボトルとメントスを購入。
あと、500mlではちゃんと勢いよく吹き出すかどうかが分からないため、ノズルを絞って出力を上げるために100円ショップで水やり用のキャップを購入。ペットボトルのフタと同じサイズのネジになった円錐型で、ぽつぽつ穴のあけてあるアレですな。
このキャップの内側にメントスを入れ、ペットボトルに蓋したらメントスがコーラに落ちて反応が始まるだろうという計画。

ということで満面の笑みのニケが砂浜でコーラのボトルを持ち、我々は数m離れて遠巻きに見物。半笑いで。

フタにメントス仕込んでボトルに付けて軽くボトルを叩いて、と。

 …あれ?
なんか思ったほど何も起こらないですね。シュワシュワ言ってはいるけど特別吹き出してくるほどでもなく。

 「1個じゃ足りなかったかなー」

とか言いながらニケがキャップを開け、メントスをもう一個取り出してボトルに入れた瞬間



「ぼしゅわ~」という音と共に一瞬にしてボトルが真っ白になったと思ったらすごい勢いでコーラ噴出。
あわててキャップをしようとするも容赦なく噴出し続けるコーラと格闘するニケ、爆笑しながら遠巻きに動画を撮影する我々。

結局キャップを閉めるまでにコーラの半分くらいが噴出してしまいました。



キャップを閉めてもしばらくはシュワシュワ言いながらピンホールから噴出し続け、結局大部分のコーラが消失しました。メントスすげぇ。

実験の犠牲として偉大なる探求者であるニケが朝っぱらから全身コーラまみれになりましたが些細なことです。

そうこうするうちにニケが「ひとが大変なときに安全な場所から動画撮影とかしてるのに殺意を憶えた」とか理不尽なことを言い出したので解散解散。

帰路もずっと一緒な旦那南無。



2007年8月13日(月)01:41 | トラックバック(0) | コメント(2) | 徒然(日記) | 管理

きのこ

今日、帰宅する途中に自転車をこぎながら携帯で話してる女性とすれ違ったんですよ。すれ違う瞬間に女性の話してる内容が聞くとも無しに聞こえてきたんですが、

    「うん、飛行機が爆発したの。」

と、確かにそう言ってました。
Mayugeですごきげんよう。世界は今どんな感じでしょうか。


ん、あいかわらずテングダケはフォルムが美しいですな。
つるっとしてなかなかきれいな個体発見。

さて、ヤマドリタケモドキを採取してたという情報が例のミジンコ好き上司に知れまして。この方は現在の仕事(兼趣味)こそミジンコ専門家ですが、ミジンコの仕事をする前はキノコの仕事をしていたという謎人物。

  「Mayugeさん、キノコ! キノコ生えてるんだって? 写真撮りに行こう! 場所どこ?」

ということで先日の採取地点周辺などで、Mayugeがあらかじめ見つけていたキノコ発生地点を巡回。



痛快!ドクツルタケ一家!

まずは見かけたキノコ名を列挙したところ、もっとも食いつきのよかったドクツルタケ。真っ白できれいな外見とは裏腹に、一本食えば人が死ぬとかよく書かれてる猛毒キノコ。Destroying Angelとか死の天使とかいう英名もよく引き合いに出されますね。ちょっと美味しそうに見えるのも中毒がいつまでも無くならないポイントでしょうか。
なんでこんなもんが駐車場の横にぽこぽこ生えてるんだ。しかも群生。



次、イグチ科の何か。
この前のヤマドリタケモドキの生えてた辺りに群生中。同じ仲間だし似たような場所を好むんでしょうか。サイズはちょっと小振りで10cm未満くらい。
図鑑見てもいまいち決め手に欠けて、これに違いないっていうのは分かりませんでした。



シロソウメンタケ。
いや確証はないですが図鑑で見た限り。
なんかひょろひょろと地面を制圧する勢いでけっこう群生していて妙。
大きさは2~4cmくらい。いちおう食べられるキノコらしいです。食べでがあるほど集めるのはちょっと大変そうですが。



、マントカラカサタケ。
写真の2枚は同じキノコで右側が翌日の様子。これまたきれいに開いてます。
高さは30~40cmくらい、開いた傘は17、8cmくらいの個体。

ということで今年も雨の合間に梅雨満喫中。



2007年7月23日(月)23:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

骨董ジャンボリー 2007サマー

連休最終日の月曜、骨董ジャンボリーを眺めにビッグサイトまで行ってきました。去年の夏以来。
写真はちょっと色合いが綺麗だったカップ。
連休の最初2日は雨、というかもろに台風でまったく部屋から出ないで生活をしていたんですが、最終日は絵に描いたような台風一過。
ていうか暑い。

昼食摂ってから午後に会場に到着。あとは例によって端から順に巡回開始。



なんかクマが物陰からこっち見てる。
いや、犬か? 多分クマじゃないかとは思うんですが自信なし。木を模したカップになってるのもあるし、多分クマだと思います。

このカップ自体は非常にかわいらしいんですが、もし実際に森の中で木の陰からこうやってこちらの様子をうかがってる熊がいたら、多分それは生命の危機。



この某乳清飲料の広告が懐かしいと言ったら年がばれますか。
これを見てつい写真を撮ろうと思ったところ、デジカメを向けただけでなぜかこのクリアファイルが自然にズシャーっと崩れ落ちまして(Mayugeは2mくらい離れて立ってた)。直しに来た店員の人が「もうちょっと立てようか? そこライトが反射して映らない?」と妙に嬉しそうに協力してくれました。こういうのを見てると、店によっては売り物とかどうとかいうより、自分のお気に入りの物を展示するスペースという性格が強い気がする。

そんな感じで会場を歩き回って、一巡し終わった頃には5時過ぎに。閉館は6時ですが、すでに方々で撤収準備が進められてる感じ。
そんな撤収準備をものともせず足下に置かれた箱からトンボ玉だの根付けだの玉(ぎょく)だのを漁ってました。せっかくなので動物が彫られた玉を購入。といっても1個500円の模造品ですが。

…ときに店主、



これはいったいいつ頃の時代の物かね。



だからなんで骨董市に行くとこういう時代が謎のキューピーものが点在してるんだ。

よかったらお宅の床の間に一幅いかがでしょうか。



2007年7月18日(水)01:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

東京お宝市場

先週になりますが、1日は東京お宝市場に行ってきました。去年見に行ったときにニケのイメージを山賊で決定づけた記念すべきイベントですな。去年は9月だったんですが、今年は開催時期がちょっと早くなったもよう。

今回、ニケ夫妻は旦那さんのご両親なども見に来られてる様子なので、ひとまず現地で落ち合ったあと別行動という形に。とりあえずニケがしばらく前から在庫処分に苦慮しているニンニクの消費に協力すべくお裾分けを貰う。なんか実家で収穫したニンニクが段ボールで届いたとかで…ってでかっ! タマネギじゃないのかこれ? という大きさのニンニクが旦那のリュックからゴロゴロ出てきました。徒歩移動でも負担が旦那に行く仕組みには変わりないようです。

写真は会場に入ってすぐに無闇に妙なオーラを振りまいていたベネチアングラスコーナーの仮面。
いや、なんか味があって好きではあるんですが。

例によって会場はアンティークショップ、雑貨屋などを中心に、傘専門店、にほひ袋専門店、化粧筆専門店など、妙に細分化された専門店まであってまさに暇つぶしのるつぼ状態。



まあ見てまわってると妙な物があるのもいつも通り。
なんかブースのど真ん中に巨大な親指鎮座させてる店が居ますよ。写真ではわかりにくいと思いますが、直径がだいたい人の頭と同じくらいです。
全力でネタやってるなぁって思ってよく見たらお値段180万円て。ネタどころか儲ける気満々か。ていうかバカラの仕業か。いくらバカラのガラスだからってこれに180万出す奴はいないだろう普通。
って文章書くためにふと思いついて検索してみたら、どうやら180万円でもお買い得だった様子。世の中がわからん。



さらに会場を歩き回ってたところ、必要以上にゴージャスな感じのネコがつぶらな瞳でこっち見てたのでちょっと眺めに。
商品名は「大将の椅子」。大将なのか君。スターリンっぽいヒゲのせいかね。
と思ったら指より高価い280万円。こんなカバン引っかけて倒しそうな通路わきに置くのやめてもらえますか。



会場の一角は食品コーナーになっているんですが、今年はなにやら中華街が特集だそうで中華系食材や料理を置いてます。
とりあえず昼食はこの辺でスープ餃子やワンタン麺、貝柱ちまきなどを買い込んで。試食に配ってたスープ豚だんごが、皮が非常にモチモチしていて美味しかったんですが、冷凍食品だったため購入は断念。茨城遠い。
あと出来が良かったのが台湾デザート称して売られていた雪花氷マンゴー 500円。きめが細かくてフワフワのマンゴー味のシャーベット。+100円でシャーベットの下にブロックマンゴーが入ります。



あと、去年に引き続きトルコアイスも来てました。
よく見たらトルコ人らしい店員がいるにもかかわらず、練ってる人がどうみても日本人。なんでかなーと思いつつもさして気にもとめずにいたところ、後で見たらアイス混ぜてた日本人の兄ちゃんはどうやら隣にブースを構えている京都のカステラ店の店員。
おそらく店番をやってた間、アイス練りがやってみたくて仕方がなかったところを、最終日に思い切って体験させて貰ったのではないかと予想。

結局昼前に会場について、そのまま夕方までずっと会場内をウロウロしてました。
見に行った7/1が開催の最終日だったため、閉園間際の食品コーナーで怒濤のディスカウントが始まりまして、中華街コーナーなどで餃子だのチルドチャーシュー麺だのつい色々買い込んでしまい、かなり荷物を重くして終了。



2007年7月9日(月)19:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

キノコ

去年見かけたヤグラタケを今年も職場の林で発見。去年のよりかなりキノコの上に生えてる様子がわかりやすかったので記念に掲載。

ヤグラタケの土台にされるキノコは自然状態ではクロハツだけとのこと。したがってこの下のキノコはクロハツと思われます。食べられるキノコです。
このクロハツ、外見や植生がよく似たニセクロハツというキノコがありまして、こちらはなかなかの毒キノコ。確か昨年も誤食による死亡事故のニュースを見たような記憶があります。

ということでヤグラタケが生えているならその心配は無いことになりますが、図鑑を見たところ、「実験室内で植菌するとクロハツ以外にも着生するのに、自然状態ではクロハツ以外に生えているのは見つからない」という微妙に不安な記述。

さらに読み進めたところ、クロハツについて新たに重要な情報が。

   『 味は粉っぽい 』

命かけて試食するほどの物じゃねぇな。



あとその近くで見つけたホウキタケっぽいもの。
緻密でなかなか綺麗。

手元の図鑑に載ってる中ではフサヒメホウキタケに似てる様子。松の切り株に生えてた点も特徴に合致。
ホウキタケは美味しいらしいんですが、フサヒメホウキタケはフサヒメホウキタケ科のキノコで、ホウキタケとは科からちがうようです。食毒不明。まあ自力判定で食べる気はありませんが。

ということで今年もキノコの季節がやってまいりました。
今後、秋の終わりごろまで、更新したと思ったらキノコの写真が載ってるだけということがたびたびあると思います。
そういう季節だと思ってあきらめてください。



2007年6月29日(金)00:10 | トラックバック(0) | コメント(4) | 徒然(日記) | 管理

ヨエコの逆襲

世の中のヨエコマニアに朗報。DAMマジオススメ。リクエストに書くだけで頼んでもいない曲まで収録されるかも。

ということで以前に五街さんがとそそ。で取り上げるやホラーなPVで道具屋横メンツを文字通り震撼せしめた異色アーティスト、倉橋ヨエコですが、以前、ニケへのイヤガラセも含めてアンケート記入を呼びかけてみたところ、いつの間にやらカラオケに「楯」がしっかり収録されていました。

まあ身内による書き込みがどの程度あって、さらにそれが全体でどの程度影響したのかは不明ですが、リクエストに出した物がいつの間にやら収録されているということ自体は朗報に分類していいでしょう。

さて、先日のキノコ狩りツアーの後、例によってニケとカラオケに行きまして。で、何となくアーティストで倉橋ヨエコで検索してみたところ、なんか収録曲が増えてるじゃないですか。しかもこれまたPVが強烈だった「人間辞めても」とか収録してますよ。
ちなみにどのくらい強烈かというとオフィシャルサイトでの「人間辞めても」のマキシシングルの解説からその片鱗も伺えようかというものですよ。
以下引用。



倉橋初のマキシシングル。自称ヤサグレロックの「人間辞めても」昭和の名曲「東京ドドンパ娘」のカバーを含む4曲入り。聴く者にシングルとは思えない疲労感を約束する濃密マキシ。「人間辞めても離れない。虫にされてもアンタの手の中に」みたいな歌詞を、あろう事か忠実に再現してしまったPVは、この世のものとは思えないドン暗い世界。お子さんは、お母さんと一緒に見てね。




引用ココマデ。
あれですよ。売ろうという意思が感じられません。
まあ楯のPVが図らずもホラー化してしまったのに対して、こちらは手加減抜きに暗黒面ですしやむを得ないといったところでしょうか。
楯は「PV怖いけど曲だけ聴けばいい曲だよね」というフォローができましたが、「人間辞めても」を繰り出されたらフォローのしようがありません。いやにテンションの高いダークサイドです。ヘタな場で歌うとお手軽に周囲を無人にできそうです。

とりあえずDAMについては、最近になって平沢進の「ロタティオン」、「夢の島思念公園」などを相次いで収録するなど、妙な物わかりの良さを発揮していてMayuge内株価が上昇中。ロタティオンに関しては楯をリクエストするときについでにリクエストしておいたのですが、この効果かどうかは不明です。

あとは今回の「人間辞めても」収録が、どこかの誰かのリクエストによるものなのか、それともDAM担当者様の独断によるものなのかが気になるところ。担当者様の独断によるものだったとしたら、担当者様の精神状態がやや心配です。多数のリクエストがあって収録されたのなら日本の社会がやや心配ですが。

さあ、この調子でココに「倉橋ヨエコ」の「夜な夜な夜な」と書いてくるんだ!



2007年6月15日(金)00:47 | トラックバック(0) | コメント(2) | 徒然(日記) | 管理

キノコ狩りツアー

さて、去年からキノコ好きであることをBlogの記事のそこここで暴露してるMayugeですが、ことキノコに関しては食用とそうでない物を自力で見分けようとするような蛮勇は持ち合わせていません。

そんなわけで学生時代から同じくキノコ好きで自然からの搾取大好きなニケと、ガイド付きでキノコ狩りをできるツアーに参加してみたいというような話はしてたんですよ。というか6年ほど前に実際に手配しかけて、結局スケジュールとかの都合で流れてそれっきりになってたんですが。
で、しばらく前にニケ家に届いたバスツアーの案内の中に、山でキノコを拾ってきたらガイドの人が食べれる物かどうかを鑑定してくれるというプランがありまして。
8日はこれに参加してきました。

バスツアーというと普通は目的地以外の土産屋などに連れ回されるものと相場が決まっているのですが、今回のこのツアーは朝8時集合の後、山に直行してそのままキノコ採取地を転々とし、途中立ち寄るのはトイレ休憩のみ、昼食すら各自持参という硬派なプラン。

それはさておき天気予報が、8日は山沿いで時々雷雨、場所によっては雹とか言ってるように聞こえるんですが。
ちなみにこのツアー、各自持参する物に雨合羽とかも含まれていまして、雨天だった場合の予定変更とかには一切触れられていません。これらの状況を鑑みるにおそらく雨天決行。


ということで当日集合場所へ。集合場所が近付くにつれ、どうも道端で元気に挨拶を交わしてる人々が点々といるなぁと思ってたら、なんかその人々が同じバスの方に集まっていきます。どうもこのツアー、参加者は20人以上いたんですがほとんどは顔見知り同士で、ほぼ常連で形成されてるもよう。年齢層はおおむね定年後の夫婦の山歩きとかそんな感じ。
添乗員さんが「今回は初参加の方もおられるようなので、前の方から順番に自己紹介をしてもらいましょう」とか言ってるし。新顔はMayugeとニケを含めても4、5人のようです。

ここでガイドさんから本日のお目当ての発表。マツオウジだそうです。ん、どんなキノコか全然知らない。
赤松の倒木などから生え、緻密な食感でクセが無く、松茸もしくは松ヤニのような香が少しするキノコとのこと。
採取のコツはとにかく歩き回ることだそうで、ひたすら松の倒木を探して森の中をさまようしかないそうです。数日前に実施された同じツアーでは参加者全員が一本は収穫したとのこと。むう、採れたっていってもその程度なのか。我々初心者としては早くもボウズの気配が濃厚に漂ってる気がしてなりません。


さて、1ヶ所めの採取場所に到着し、ガイドさんの「ではあちらに見える森で探してください。集合時間は1時間半後です」の声と同時に散開する参加者。Mayugeとニケが持っていく物をちょっとリュックから取り出してる間に、20人以上いたはずの人々は全て茂みの奥へと分け入っていき、林道を見てもその辺に人がいたような気配すらありません。お前らゲリラ兵かなにかか。

ということで我々もなんだかよく分からないままに茂みの中へ。さすがにガイドさんのお奨め地点だけあって松の倒木はあちこちに点在しています。



しかし森の中を歩き回って倒木を探って回るもキノコの姿はいまいち見つかりません。やはりキノコの季節本番は梅雨が本格的に始まる今月後半からの様子。
なんか食べれそうには見えない黄色の小さなキノコが生えてるのはけっこう見かけるんですけどね。あとサルノコシカケのやたらと大きいのがむやみにあちこちに生えてます。探してるのはお前らじゃねぇー。



しかし探索開始後30分ほど経過しようかという頃、Mayugeが倒木の隙間に生えたマツオウジらしき物を発見。しかし古いらしく、傘が自己消化して崩れ始めてます。いちおう柄の部分はまだ丈夫そうなので念のため採取。そしてそのまま探索を続け、探索開始から1時間弱経過しようかという頃、再びMayugeが今度はちゃんと原型を維持したマツオウジを2本まとめて発見。とりあえずボウズは免れました。
さて、ここまでブッシュに身を潜めた ゲリラども 参加者の姿は一切見なかったんですが、よく分からない方向に森を突っ切ってどこか判らない林道に出たところで参加者の女性に会いました。「調子はどう?」との問いかけに、「なんとかそれらしいのを見つけました」といって収穫を見せたところ、「あら、すごいわね。よかったじゃない」とのお言葉。女性の方はまだ収穫が無いらしく、言葉とは裏腹に明らかに対抗意識が含まれる視線を感じたのは気のせいでしょうか。
まあ手ぶらで帰るハメになる心配はなくなったところで我に返ってみると、今度はちゃんと集合場所に戻れるのかが心配になっていた矢先だったため、ひとまず他の参加者の姿が見れたことで一安心。あとはニケに「その食べ物察知能力はおかしい。ていうかむしろそれは現代人用の機能じゃない。」と、いわれのない非難をまた受けながらも探索継続。帰り道とおぼしき方向に進路を取りつつ。
ここでニケもかなり大きめのマツオウジをついに自力発見。写真はニケ発見の個体。

帰り道(ていうか道歩いてなかったけど)は完全に直感に従って進んでたんですが、なんとか最初に入った林道の隣の道に出たようで、時間ギリギリにバスのところに戻ってきました。やれやれ。
バスに戻ると、森とは反対方向にある沢の方から両手いっぱいに何やら山菜を抱えた一団が戻ってきました。さすが歴戦のゲリラ兵、キノコが採れないと見るや即座に目標を変更、意地でも手ぶらでは帰らない覚悟のようで。ノビル、三つ葉、玉ねぎなどを抱えて帰ってきました。いやまて、玉ねぎって山菜なのか。お前らそれ本当に山で採ったのか。周囲のロケーションが「山・松林・畑」から成っていることとの関連は不明です。

1ヶ所目では常連の方々でもマツオウジを採取できなかった方がけっこういたようで、そんな中で服装からしても明らかにど素人の初参加者であるMayuge一行が3本半も持って帰ってきたのは少々予想外だったと思われます。採れなかったでしょ?的なことを聞かれて収穫を見せたら、意外さを隠さないリアクションをいただきました。田舎育ちなめんな。

ここで添乗員さんが「3人ほど行方不明です。」と、こともなげに発言。
まあ携帯が使えますし、3人とも道路には出てこられたようなので、道すがら拾いつつ次の場所へ移動するとのこと。

というか迷子のうち一人は先ほど森を突っ切ったところで会った女性っぽいんですが。他の参加者がいたから安心してたら、実はその参加者がどうやらすでに迷子だったというオチ。あの人に戻り道訊かなくてよかった。

というような紆余曲折もありつつ無事に全員揃いまして、移動の後各自昼食。そのままこの周辺が次なる採取場所となるそうで、集合時間は2時間後。
持参したご飯を食べ終わって一休みしてるところで添乗員さんから「もう午後最初のキノコを見つけた方がいるそうですよー」との言葉が。
途端にランチタイムの雰囲気は消し飛び、そこは再び戦場に。皆様あっという間に山の中へ消えていきます。



先ほどの採取点が平坦な森だったのに対し、今回は小山。斜面を登っていくと、松林を切り開いて下草を焼き払ったと思われる広場に出ました。上の方にはまだ残っている松林が見えたため、これを目指して登ってみたところが写真。どうみても予想外に火が広がっちゃって、ちょっとドキドキだったのではないかという感じの痕跡。
目標にしてきた松林はこんな感じでキノコどころではなさそうなので次なる標的を。ちょっとした谷を挟んで向こう側に松林が見えたため、藪を突っ切ってそちらの方向に進撃することにしました。
いざ藪に入ってみると小さなトゲがチクチクするイヤな感じの野イチゴと、攻撃目標を人間に定めたかのような背の低い松の木がチクチクする混生藪。しかしニケは「あ、もう実がなってる。こっちの木のが美味しー。」とか言いつつ野イチゴを食い比べながら進んでます。食べ物が目の前にあれば何も気にしねぇなコイツ。
そんな感じでしばらく進んで松と野イチゴが途切れたところで、次に現れたのがウルシの藪。しまった!これは孔明の罠だ!
「どうする?」と隣に尋ねてみたところ、「進むしかないんじゃないですかねぇ」との山賊らしいお言葉。しかし自ら進み始める様子はなく。
あれか、道の開拓は他人にやらせる気か。

まあすぐそこに目標の松林も見えてることですし、かぶれないといいなぁとか思いつつウルシを薙ぎ払って進撃。なんとか突破しました。

そういえばバスでの移動中、ちょうどニケとタラの芽の話をしてるときに窓からウルシの新芽(タラの芽と似ているため、山菜採りに来た人が間違えて食べる事故がほぼ毎年起こる)が見えまして。タイムリーとか思っていたら、前の席に座っていたご婦人二人連れがまさにそのウルシを見て、「あら、あの芽とか美味しそうねぇ。ツヤツヤしてて」などとおっしゃってました。食うな。ヘタしたら死ぬぞ。

その後、ちょっと雨などもぱらつきましたが雹が降ってくるようなこともなく、比較的無難に進行はしました。しかし一向にマツオウジの姿は見えず、結局そのまま時間だけが過ぎていきました。そうして気が付いたら直進してたはずなのに目の前に人家が。やべ、山まるごと突っ切っちゃった。
ガイドさんの言っていた、「マツオウジは歩いた分だけ見つかります。しかし体力勝負ではありません。強いていえば欲の勝負です。」という言葉が思い出されます。山をも越える山賊の欲!
さて、時間も差し迫ってるし集合場所の方に戻ろうとしたところで、Mayugeとニケが考える集合地点の方向が180°対立。Mayugeは午前中の移動で、林道を無視して森を突っ切りつつもちゃんと集合場所に戻った実績があるため、ニケの意見を押し切って自分の信じる方向に移動開始。
そして山を再び越え、道路に出たところでさっぱり見たことのない場所に。あれだ、さっきのウルシの藪と松と野イチゴの複合チクチク地獄を迂回しようとしたせいで方向がずれちゃったらしい。ということで添乗員さんと携帯から連絡を取り、バスに拾って貰って無事帰還となりました。
一応バスは予想した通りの方向から現れたため、Mayuge脳内地図はそれほど間違ってはいなかっただろうという自信はあるのですが、集合地点に戻れなかったという事実に違いはなく。



ということで今回の収穫。
最初にMayugeが見つけた崩れかけキノコの柄部分と、続いて見つけた中くらいのキノコ2本、あと、ニケがセットで見つけたけっこう大きなキノコと脇に付いてた小さいキノコ。

身がしっかり詰まってそうな若いキノコを炊き込みご飯に、残りのキノコは味噌煮込みほうとうに入れてみました。
写真は調理前に水に浸してるところと、炊き込みご飯。
このキノコは特に柄の部分が非常に硬く、生えているものを手で折り取ろうとしても折れないほどです。薄切りにして火を通すとエリンギに似ているけどさらに弾力を増したような感じで、コリコリとした歯ごたえがなかなか面白いです。香りは松茸に似ていますがそれほど強くありません。調理中は少し香ってたんですが、加熱してる間にほぼ飛んでしまう感じ。

とりあえず難易度が高めだったらしいにもかかわらず、そこそこ採れて合格点といったところでしょうか。常連の方々でも今回採れなかった方がおられたようですし。
外見や生える場所の条件が似た毒キノコは無いようですし、今後Mayugeが移動中に気にする物体リストに松の倒木が追加されそうです。

あと、強行突破したときにウルシにやられたらしく、左腕がかゆいんですが。
ちなみに今のところ食べた人で腹痛など起こしてる人はいない様子。



2007年6月11日(月)01:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

東西ネギ格差問題

さて先日のエントリにおいて虎野さんから疑問が呈されました。
いわゆる関東ネギの白化現象についてのご質問です。

まずは図をご覧ください。一般にネギと称して市販されているものを西日本と東日本で比較するとこのようになります。
西日本では左のように、ネギといえば根本近くまで緑色の、いわゆる青ネギを指します。これに対して関東で同様にネギと称して売られているものは右のような白ネギです。

同じネギでなぜこのような違いが現れるのかということですが、結論から言ってしまえば「光が当たらないから」です。

日本列島は南北に細長く伸びており、東に行くほど同時に北上することになります。地表はなだらかな球面となっているため、北半球では北上するほどに日光は浅い角度で差すようになり、単位面積あたりの光量は弱くなります。
また、地球の自転軸は公転軸からおよそ23°ずれています。このずれが地球に四季をもたらし、また、夏と冬で昼・夜の長さが変わる原因となっているわけです。この昼夜の長さの季節ごとの差は、赤道から北、または南に離れるほど大きくなります。つまりネギが主に育成する冬の期間、日本では北に行くほど夜が長くなるということです。



以上のことを踏まえまして簡単に図解するとこのようになります。

関東ではネギの下の方まで光が当たりませんので白い部分が多いのです。東日本で青ネギを作る際は地面にアルミシートなどを敷き、光を下から反射させて根本まで青いネギを作ります。

また、津軽半島以北では、ネギは上まで全部白いものが採れることが知られています。

ではまた。



2007年5月27日(日)02:04 | トラックバック(0) | コメント(3) | 徒然(日記) | 管理


(24/38ページ)
最初 20 21 22 23 >24< 25 26 27 28 29 最後