おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


徒然(日記)

引っ越しのお知らせ

メッセンジャーなどやり取りしてる人には伝えてますが、唐突に引っ越すことになりました。

とはいっても転職や転勤ではなく、アパートの取り壊しです。もしや先日のアレはこのことに対する暗示だったのか!
とりあえず退去や引っ越しの条件などについての交渉が終わったので転居先など物色中。今の場所が居住環境的に色々手頃なので、できれば1km以内くらいの移動で済ませたいところ。

あと、職場近くの博多ラーメンの店で久しぶりに食べ、「なんか味変わった?」と思ってたら翌日に腹を壊しました。

そんな生活。



2011年12月8日(木)22:40 | トラックバック(0) | コメント(2) | 徒然(日記) | 管理

筑波実験植物園 きのこ展

先日職場でポスターを見かけてチェックしておいた筑波実験植物園の企画展示、きのこ展を見に行ってきました。最終日の午後ギリギリで。

写真はきのこアートコーナーにあった押し花というか押しキノコ作品。
このコーナーは押し花をはじめデッサンやデザイン作品などけっこう好みな感じの作品がいくつかあって面白かったです。



展示コーナーは模型や標本の展示と園内で撮られたと思しきキノコ写真パネルなどが並び、コンパクトな空間にもかかわらずなかなかのボリューム。
個人的にはニオウシメジ(上の写真の一番右のやつ)やオニフスベなどの巨大キノコの現物標本があったのがちょっと高得点。このへんは一度実物が生えてるところを見てみたいものです。

そしておそらく今回の展示のコンセプトはどちらかといえば資料や標本を眺めることではなく、実際に触れてみることにあるのではないかと思われ、おさわりOK、匂い嗅ぎOKというコーナーが。
中段の写真は香りで有名なキノコやにおいに特徴のあるキノコを並べてあって体感できるコーナー。
真ん中、トリュフと書いた札がありますが、現物は隣にいた別の客が嗅いでるところなので写ってません。
左端のケースにはマツタケのエキスを染みこませたガーゼが入っていてマツタケの香り。真ん中の青いタッパーにはバカマツタケの本物が入ってました。名前からしてただ者ではない雰囲気が感じられるキノコですが、外見も香りもマツタケそっくりのクセに松の木じゃないところに生える馬鹿なキノコという、あんまりといえばあんまりなネーミング。
ただ、マツタケのニセモノみたいな扱いの割にこのキノコ、図鑑などでは味、香り、そして希少性のいずれにおいても松茸よりも上と記されていることもあり、以前から見てみたいと思ってました。予想外にこんなところで見られて、これだけでも来た甲斐があったというもの。

ただ、いかんせんナマモノですので最終日ともなるとさしもの馬鹿も疲れが見え始めたのか、期待したほどの香りはありませんでした。残念。けど確かに見た目も香りもマツタケそのもの。

右端の赤いのは一切説明無しでただ置いてあったんですが、おそらくキツネノエフデ。
このキノコを含むスッポンタケ系のキノコはハエなどに胞子を運ばせる目的で悪臭を放つことで知られています。キツネノエフデもよく「掃除してない公衆便所の臭い」などという婉曲な表現をされたりしますが、端的に言ってウ●コ臭いことに定評のあるキノコ。
何も説明を書かずにこれを展示してることにイタズラ心もしくは若干の悪意を感じます。

‥‥が、なぜか図鑑に書いてある通りの臭いではなくどちらかというと栗の花のような香りがしてるんですが。
Mayugeの隣にいたカップルが交互に嗅いだあと、「あー!このニオイ知ってる!嗅いだことある! ええと、あれ!なんだっただろう‥‥ あっ!」と言ったまま気まずく沈黙しました。
なんか大人がこのケースを嗅いだあと苦笑いしながら立ち去るという微妙スペースになってます。違うんだ。多分企画の時点ではこのコーナーはそういうシニカルな笑いを狙ったコーナーじゃなかったんだ。もっとダイレクトに小学校低学年的な笑いを取るはずだったんだ。
なんで私が言い訳してるんだ。

さらに下段は様々なキノコの現物に自由に触れられるコーナー。
写真では手前の栽培品種がよく目立ってますが、奥の方は栽培品種ではない各種キノコが並べられています。
香り高いと聞いていて一度どんなものか嗅いでみたかったコウタケなんかもありました。



あと、展示コーナーの隣にはキノコ塗り絵やストラップ作成などの工作コーナーがあり、主に親子連れで賑わってました。
Mayuge的にはさらにその横にあるキノコグッズコーナーの吸引力が強烈。
キノコの精密な模型が付いたストラップなども非常に惹かれたんですが、結局鮮やかなキノコのイラストが描かれたキノコトランプ、さらにキノコのイラストのTシャツを購入。Tシャツは未開封なので写真は売り場にあった見本。
ヤマドリタケを中心にリアルなイラストが描かれたシャツとシンプルな線でデザイン化されたイラストのシャツ、どちらにするか非常に悩んだんですが、とりあえず両方買っておきました。サイズの都合で線画の方は白を。



あとはせっかくだから企画展以外の場所も見てこようと園内を一回りしてきました。
写真は園内で自生してたキノコ。たぶんナラタケではないかと思いますが確証は無し。合っていれば食用になるキノコです。
ちょうど季節もよく、これ以外にも園内のあちこちでキノコを見かけました。



これも園内に自生してたキノコ。
こちらはどういうわけか花やハーブが植えてあるコーナーの通路のど真ん中から顔を出してたため非常によく目立ち、立ち止まって写メ撮ったりしてる人がたくさんいました。多分カラカサタケかその仲間ではないかと思いますがこれまた確証は無し。Mayugeの職場によく生えてるマントカラカサタケに似てるけど若干質感と雰囲気が違う気がするんですよね。

ということで最終日の午後になって慌てて見に行った感じでしたが、以前から一度見てみたいと思っていたキノコなどもいくつか現物を見ることができ、なかなか有意義でした。
ただ展示された資料を見るだけでなく、実際に触れて学習できるという趣旨も荒削りな感じではありますが非常に面白かったです。

あと、きのこ展以外に温室の植物群を見るのを楽しみにしてたんですが何やら工事中で入れませんでした。温室はまたの機会に。



2011年11月18日(金)02:10 | トラックバック(0) | コメント(2) | 徒然(日記) | 管理

首都圏外郭放水路

巨大構造物は好きですか?(挨拶)

以前にツインさんがSNSの日記だったかで触れているのを見て気になってた首都圏外郭放水路の見学会に行ってきました。東京の地下神殿とか言われてますが埼玉は春日部にあります。千葉にある東京ディズニーランドとか東京ドイツ村とかと同じようなもんだと理解しておけばいいと思います。

見学会は年に一回、地上でやってる彩龍の川まつりに合わせて地下で行われてまして、去年、一昨年あたりは何かと予定がかぶったり当日に忘れてたりで今まで行けなかったんですよね。

会場周辺に駐車スペースは無いらしいので移動は電車で。
南桜井駅から臨時バスが出てるとのことですが、けっこうぎっしりだったため、散歩も兼ねて江戸川の堤防に沿って徒歩で行くことにしました。こんなこともあろうかと地図を印刷してきておいたんですが、カバンから出すことなく適当に歩いても20分ちょいくらいで到着。

祭の会場に着くと水路の入り口に誘導する係員が配置されており、場所はすぐ分かりました。
けっこう人気らしいので混んでるかと思いましたが行列になるというほどでもなく、階段の入り口からパラパラと列んだ人が立ち止まらずにゆっくり進んでるくらい。
ちなみに到着は午後1時頃。



階段を下まで降りて見上げたところでこんな感じ。
入り口前には、「約100段の階段が続くためヒール・サンダル等禁止、小学生未満不可、あと自力で降りて登ってくる自信がない奴はカエレ」との張り紙アリ。ごもっとも。
能書きで「首都圏の地下50mを走る地下水路云々~」と聞いてたので50m延々と降りるのかと思ってたら、今回見学できる調圧水槽までは20mほどとのこと。
この放水路は、地上から水を取り込んで一旦溜めておける巨大マンホールという感じの「立坑」、江戸川に向けて水を運ぶ横穴の「トンネル」、そして放出前に水流と圧力を調節するための空間である「調圧水槽」で構成されていて、巨大な柱が列んで通称「神殿」と呼ばれているのはこの調圧水槽の部分。



ということでむしろメインの空洞部分である第一立坑とその上の地上開口部。
さすがにこれ以上近づけないようになってますが、この丸い穴が真っ直ぐ下に50mほど続いてるはず。ギリギリまで寄って見てぇ。

使用後はここからクレーンでブルドーザー搬入して溜まった泥とか掃除するそうです。



一角になにか人だかりができてるので近づいてみると、係の人がこの施設の説明をしてました。この放水路が造られるようになった経緯から設備の概要、構造の技術的な説明などの簡単なまとめという感じ。
この迫力のある柱群は天井を支えるためのものというより、巨大な空洞であるこの調圧水槽を地下水の豊富な地盤の中に沈め、浮いてこないように押しつけておくためのものであるという解説が非常に印象的。最初に見たときの印象で「こんな密に柱必要なのか?」と思ったんですよね。いや構造とか強度計算のこととかまったく分かりませんけど。

あと、音楽会と称してフルートの演奏とかやってたんですが、話し声が反響してバックグランドが常時「ざわ‥ ざわ‥」状態のため、いまいち聞き取れない感じ。
多分リハーサルのときは静かな楽器が反響して非常に神秘的な雰囲気になったんでしょうが、人が入って好きなように話してる状況ではちょっと厳しそうです。
かといって強めの楽器じゃそれこそ反響でどうにもならなそうですが。



だいたいこんな感じで写真など撮りつつ存分に中を歩き回っておよそ30分くらい。地上に戻ってきました。
出口側の階段は水槽の壁沿いに登っていく構造のため、できればこの上の方からの眺めを撮影したいところだったんですが、誘導の係員が所々に立っていて立ち止まったり撮影したりしないように常に声をかけてました。まあみんな考えることは同じだろうし、いちいち立ち止まらせてたらここで渋滞して収拾付かなくなるんでしょうけど残念。

写真の矢印で左手前側が出口、右奥の茶色の建物の前に小さく見えるのが入り口です。
それぞれ調圧水槽の両端にあるので、この距離がほぼそのまま水槽の長さ。

あとは祭会場のフリーマーケットとか屋台とかぐるっと一回り見で終了。
2年越しくらいの初訪問でしたが、期待を裏切らない雰囲気と迫力でした。
平日で事前申し込み制の見学会もあるそうで、そちらは今回よりやや詳細な説明が付いてるとのこと。
機会があればそちらも行ってみたいところです。

帰りのバス待ちの行列がえらいことになってたので駅への移動もふたたび徒歩で。



2011年11月17日(木)21:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

転居のお知らせ

今日、雑用で出かけて帰宅したところ、ポストに一通の葉書が。

  『転居のお知らせ』

という書き出しと共に、異動により山形へ引っ越した旨と挨拶、そして新住所が記してあり、葉書の真ん中には転居先の駅前にある噴水で遊ぶ男の子の写真が大きく印刷されていました。

で、誰だこれ。

肝心の名前が書いてないんだけど。
せめて写真に親も写ってれば分かるんだけど写ってるのは男の子一人のみ。あれか、「お前らうちの子の顔見ただけでちゃんと判るだろ?」的な選別なのか。

まあ異動先の地名に支所があって写真くらいの息子がいるという条件からおおむね候補は絞り込めはしたんですが。



2011年11月5日(土)18:33 | トラックバック(0) | コメント(2) | 徒然(日記) | 管理

降臨

先ほど、お風呂に入っていたところ、天におわす父なる神より唐突に、「部屋とYシャツと大五郎」というフレーズが降りてきました。

なにこのリストラされて帰ってきたら嫁が出て行ってたみたいな寂寥感。荒んだ部屋に西日が差してる気しかしない。

そのまま湯船に浸かってたら畳み掛けるように全智なる神が「いとしさと せつなさと 大五郎」という追加オーダーを入れてきました。先ほどにも増してうらぶれた場末感。語呂悪いし。

しかしこの件に関しては「恋しさと せつなさと 糸井重里」に勝てるものが存在しないと思うので。

いやだから何だと言われても困るんですけど。

写真は使いどころが無くて放置してた群生キノコ。
夏ごろに生えてたテングタケ科の何か。色の薄いテングタケかもしれないけど詳細不明。



2011年10月27日(木)02:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

ルピシア グラン・マルシェ 2011

ついこの前ダージリンフェスティバルがあったとこのような気がしますが、今度はグランマルシェ。
ということでちょっと前というか1ヶ月ほど前の週末、いつも通りルピシア秋のグラン・マルシェを見に、池袋の東京会場まで行ってきました。
なんか話を聞いて興味があるという希望者がいたのでそちらも一緒に。

時間帯は午前中の最後の方。例によってそこそこの人混みですが、まあ人気のお茶のカウンター前以外はそれなりにすいすい歩けます。

時々会場の端の販売ブースで「タイムセールでーす!」の声とともにすごい人だかりができてました。
どうやら定期的に特定の商品が値引きされて放出される棚が設置されてる様子。
いきなりどわっと人が押し寄せて、あっという間に机の上が空になって人の波が引いていく感じ。蝗という単語が思い浮かんだけど気にしない。

チャイの実演試飲コーナーは相変わらずの混雑っぷり。

いつも通り端からぐるっと巡りつつ試飲。
前回もそうでしたが、ここのところなぜかダージリンティーでMayugeの好みの香りが強いものに全然巡り会えず残念。
以前だと毎回数点はあった気がするので、なんか茶葉というよりはMayugeの鼻の問題なんじゃないかと思えるようになってきたんですが。
贅沢になっただけか?

試飲コーナーのスタッフはやはり以前に比べるとかなり少人数で回してる印象。その影響か、淹れた直後のお茶が試せることが減ってるようで、それも関係あるかもしれませんが、実際のところは不明。



あと、今回印象に残ったのは「ハーブティー」「フレーバーティー」などというカテゴリーと並んでしれっと1ブース占有してる「生姜の力」コーナー。
生姜フレーバー紅茶はけっこう良いんですが、和生姜焙じ茶とジンジャー烏龍は正直どうかと思います。
いや好きな人もいるのかもしれませんが。あくまでも個人的な意見として。

フレーバーティーといえば、前回の試飲会で出ていたアイスティーを使ったソーダが美味しかったので、この夏はフルーツ系のフレーバーティーを使ってよくマネしてました。生姜フレーバー紅茶はそういう用途でもいけそうな気がします。ジンジャーエール的な雰囲気で。



昼前でお腹が空いてきたので、とりあえず例によってコバラヘッタのコーナーへ
今回は「いも くり かぼちゃ大集合」というグランマルシェのコンセプトに合わせてか、カボチャと芋の気配が濃厚なラインナップ。
リゾットをその場で作ってるんですが、鍋が鮮やかな赤色のルクルーゼを使ってるのが遠くからも目を惹きます。

さつまいもときのこのリゾット、かぼちゃのキッシュ、焼きかぼちゃの3点を購入。

キッシュはタルト生地がサクサクして香ばしくよい感じ。
あと、リゾットが非常に美味しかったです。今回一番の当たり。紅茶の試飲会に来ておいて一番の評価がリゾットってどういうことだよって思わなくもないですが美味。
純粋に調理の腕の問題なのかルクルーゼのご威光なのかは不明。
かなり売れ行きがよいらしく、ひっきりなしにどんどん作り足してました。

焼きカボチャはじゃがバター的なものかと思ったら予想に反してデザート系。
バター風味にホイル焼きしたカボチャに生クリームとカラメルソースを添えたもの。
デザート風とはいえクリームもソースもわりと甘さ控えめで、全体的に素朴な味わいがこれはこれでなかなか。
生クリームに振ってあるスパイスミックスがアクセントになってちょっと変わった感じ。ルピシアで売ってるマサラミックスのどれかなのかもしれませんが詳細不明。

一人で出かけるとどうしてもこういった食べ物系で手を出すものが固定化されてくるため、同行者がいるとこういうときの選択肢に幅が広がって面白いです。今回ならMayuge一人だとリゾットは試してなかったでしょうし。



お茶請けは例によってchamiとクッキーの詰め合わせ。ルピシアのトレードマークのラクダ模様のクッキーがちょっとかわいい。
あと、今回のお土産はミニサイズの紅茶缶と、その缶がぴったり収まる紅茶携行ポーチ。
紅茶の葉っぱってそんな携帯する機会あるんだろうか?
いや缶もの好きだからこれ自体はけっこう嬉しいんですが。



で、昼ご飯を会場周辺であらかじめ検索しておいたらなんかハンバーグが美味しそうな店があったので行ってみたところ、アバウトな感じで閉まってました。
撤収。



2011年10月25日(火)00:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

追記事項

先日の布告の件ですが、本読んでたら中から紐だけ出てきました。

どうやらブックオフの店員が縁の日焼けをやすり掛けして削った際に一緒に削り取ってしまった様子。

しおり紐ってわざわざ切り落としたくなるほど邪魔か?と疑問に思ってたんですが納得。



2011年10月12日(水)01:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

布告

ブックオフに読み終えた文庫本を売り払う際、しおり紐を切り落としてから売ることを禁ずる。


2011年10月9日(日)23:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

きのこ展メモ

なんか職場に変なポスターが。わくわくもりもり!

筑波実験植物園これっぽいですな。

実験植物園というと以前に五街さんがホルツミイさんに熱烈ラブコールを送ってたついでにプチカレーオフしたりしてた辺り。

ちょっと面白そうなので忘れないようにメモ。



2011年9月22日(木)00:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

円筒分水

先日、ニケ邸にいったついでに、@nifty デイリーポータルZで以前になんとなく読んだ記事、「気になる堰、そして円筒分水へ」で印象に残ってた「二ヶ領用水久地円筒分水」を見に行ってみました。場所はこのあたり

Mayugeは学生時代に川崎辺りに住んでいたため、たまたまこの記事を見かけたときに見覚えのある風景の写真に目が止まって読んだんですが、記事中で追跡してる水路が当時のニケ宅のすぐ裏を通ってて見覚えがあったりとなかなか懐かしい雰囲気。
他にも見た記憶がある場所が何カ所かあったんですが、水路の先にこんなものがあったとは知りませんでした。けっこう近くまで行ったことも何度もあったんですが。

円筒分水は装飾的な外見をしてますが農業用水などを正確に分配するための完全に実用的な設備。現代の我々には水の対立というと香川のうどん用水くらいしか想像できませんが、水の分配が地域同士の対立に発展することすらあった昔にあっては、こういう風に水を誰の目にもわかりやすく公平に分配できるということは重要な要素だったのかもしれません。。



ともあれ噴水のように装飾を目的として作られたものではなく、単に機能性を追求しただけの実用設備が結果として幾何学的でユニークな外見に仕上がったというところに妙に魅力を感じますね。
写真は水路側から見た様子。
この分水は水路の先の耕作面積に応じて比率が決められているそうで、仕切りの広さがそれぞれ違っています。

記事の写真からは学校の池くらいのサイズを想像してたため、現物を見ると思ったより大きく、底の見えない深さから静かに水が湧き出してくる様子はなかなか迫力がありました。この季節だと田んぼへの注水はけっこう減っているかと思われるため、5~6月くらいに来ればもっと水量が多くて迫力が増しそうです。



2011年8月19日(金)18:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理


(14/38ページ)
最初 10 11 12 13 >14< 15 16 17 18 19 最後