おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


工作

無印ブックカバー追加

しばらく前から加工してた無印良品のジーンズラベルブックカバーですが、栞にキノコ増したりして現状こんなんなってます。

あと無印、ブックカバー、アレンジなどのキーワードからの検索の気配もちらほら。



で、Mayugeが使ってるのを見て友人が「あ、いいなぁそれ」と言ったので、気をよくして追加作成したものを進呈。
ハンコは「森の人工房 Orang de Utan」さんでこの前買ったやつとか。
栞に付けるキノコは手持ちを使い切ったので、以前にガーネットのビーズでいくつか作って残ってたブドウのストラップを分解して流用。



ツタのはんこは何かのコーナーを飾るのに使えそうと思って買ったやつだったのでさっそく活用。

やはりこのブックカバーは値段がお手頃な割に質感が悪くなくて耐久性もあるし、気軽に色々手が加えられて良いです。



2013年3月17日(日)03:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | 工作 | 管理

月はんこ

しばらく前から突発的にハンコ作ったりしてましたが、なにぶん突発的だったため消しゴムハンコの正しい作り方とかまったく調べずに見切り発車してまして。
で、改めて工作法など検索してたところ、消しゴムはんこガールさんところで公開されてる動画に行き当たりました。ここで紹介されてる、針で消しゴムをチクチクやって点描っぽく彫るオーロラ彫りなる手法がちょっと面白そう。

しばらく前から脳内そのうち作ってみようリストにピックアップしたまま放置されてた図案にちょうど良さそうなのでまたしても突発的に作業開始。



図案は黒地に白で押す用の満月のハンコ。
とりあえず余ってたハンコ消しゴムの切れ端にサプリのボトルで丸描いて適当にアタリをつけた後、画像検索で見かけた月面の画像を見つつ下描きとも言えない程度の線を引いて一発本番でチクチク。

あまりにも行き当たりばったりだったので作業中の写真とか撮ってません。
そのまま一気に完成。

んー、なんか月と言えば月に見えてくるような、なんだか分からんと言ってしまえば身も蓋もないような。
全体的に月面の質感が惜しい感じ。唯一中央下部あたりのティコクレーターは適当にやった割に思ったよりうまくいったかもですが。



脳内構想ほどぱっとしなくて非常に自己満足的な仕上がりですが、とりあえず完成はしたのでこないだのブックカバーに一押し。
押し方失敗してちょっと薄ぼけてるくらいの方がそれっぽいな。

しかし黒っぽいところに白インクで押す用途限定なので、使用できる場所が非常に限られててちょっと使いづらそう。



2012年12月6日(木)01:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 工作 | 管理

キノコ栞とブックカバー

先日職場の地面に生えてた5mmくらいのキノコ。名前不明。

さて、先日、無印のブックカバーにキノコのハンコ押してキノコの栞とセットにしてみたのを載せましたが、あの栞、実際に使ってみたらちょっと難点がありまして。
電車の中などで使うと、本を閉じて持ち替えたりカバンに放り込んだりしたとき、カーブしてる部分がカバンの縁や袖口に引っかかって落ちることがあるんですよね。
ていうかすでに2回くらい落としまして、幸いすぐに無くなってることに気付いて回収できましたが、一度などホームに落としたまま電車に座ってから気付いたくらい。



ということで改造。ブックカバーの端に穴を空けてハトメで補強、そこからチェーンを掛けてみました。
チェーンはダイソーのストラップか何かを分解。
あと、ついでにどこかのアクセサリパーツ屋で見かけた小さい葉っぱのパーツを追加。
ちょっとジャラジャラしますが落とすよりはマシということで。




その後、さらにハンコ足したり追加作成したりしてます。



2012年12月1日(土)02:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | 工作 | 管理

ササクレヒトヨタケはんこ

ふと気が向いたので日曜夜に消しゴムハンコ作成。
なんかずっとウサビッチばかり作ってましたが、もともと購入したキノコスタンプに触発されてキノコハンコを作りたくなったたのがきっかけなので、原点に帰って唐突に実行。
モチーフは以前に職場に生えてたこともあるササクレヒトヨタケ。



ということでその記事の翌日辺りに撮った写真を参考にしつつシャーペンで下描き。
そして消しゴムに押しつけて転写。今回の消しゴムはダイソーのやつ使用。
ダイソーのハンコ消しゴムは鉛筆の写りがよくて下描きが楽です。



小さめなので1時間ほどで完成。
今回は輪郭はおおむねデザインナイフで、ささくれ部分は彫刻刀の角刀を使用。ダイソーのじゃなくて1本600円弱くらいのちゃんとしたやつ。
さすがに細い線を薄く彫ろうと思ったらダイソーの彫刻刀では引っかかりがあって厳しかったです。

あと押してみてちょっと手直ししてを何回か。上一列が左から下描きと右向きに順次修正版。
あと、下段が板きれに貼り付けてから押してみたやつですが、細い線がしっかり出るようになってちょっとそれっぽくなりました。
傘が開くに従って色が変わって分解し始める感じの質感がうまく伝わればいいなと。



2012年4月15日(日)23:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | 工作 | 管理

メカネンコはんこ

消しゴムはんこでプチ切れキレネンコとか脱走シーンとか作って以来ウサビッチはんことか消しゴムスタンプあたりのキーワードでの検索から人が来てまして。
そんな検索結果を眺めてたとき、たまたま目に止まったのがStazOn(ステイズオン)というスタンプ用インク。
金属やプラスチック、ガラス、陶器等にスタンプできてちょっと面白そうな画材ということで記憶の隅に引っかかってました。

で、先日、引っ越しに伴って必要になった色々を買いにホームセンターに行ったときにたまたま見かけたので、ちょっと珍しい気がする白のスタンプインクを購入。
さっそくクッキー缶やペン立て、小物入れ、カーナビのキャリングケースなどに試してみまして。
ベタ面の多いハンコはにゅるっと滑ってちょっと押しにくいですが、ラインが細いハンコはけっこう良い感じ。発色もわりとくっきりしてるしプラスチックやゴム面には特によく馴染むようで、小物に色々押すのが楽しそうです。ただ、日用品に押すとなると耐磨性がどのくらいあるか気になるところ。
まあそのうち他の色も買ってみようかと。

けどなんとなくアクリルガッシュにステンシル用スポンジ辺りで代用できそうな気もする。



と、そんなことをやってたら以前に「次はこれ」とか注文が入ってたメカネンコの消しゴムはんこに、なぜか唐突に着手する気になったので作業開始。
まずは画像検索で適当な絵を探して下描き→消しゴムに押しつけて転写→細いペンで清書。
作品見たときの印象では直線的なパーツが多くて楽かと思ったら、思ったよりゴチャゴチャとパーツ付いてますな。
あと削るのが地味に難しい上に歪むと目立ちやすい「縁取り付き丸パーツ」が多い迷惑なデザイン。



とりあえず適当に面倒そうな部分を省略したりしつつ切削開始。前回の工作の結果、ある程度使い方が分かったら広い空白部分の削り落とし以外はデザインナイフ一本でいけるような気がしてきたため、今回の作成は輪郭部分はほぼデザインナイフ使用。あと消しゴムはダイソーのスタンプ消しゴム。
曲面や細かいパーツの多い工作はダイソーの消しゴムの方が柔らかくてやりやすい気がします。
逆にセリアの消しゴムはんこはやや硬めで、一気に直線を取るような彫り方をするときには手ブレしなくて良い感じ。あと同じ値段で面積が倍というコストパフォーマンス。デザインによって使い分けるのがよさそうです。



ということで2時間ほどで彫刻終了。
とりあえず下絵だけでも描いてみるかと思って始めたのになんで完成まで一気にやってるんだ。
右から下絵、試し押し、修正と、台木に貼り付けて保護シール貼ったところ。

メカネンコが感電しながらダンスしてる辺りのシーンから模写したんですが、完成してみると躍動感が皆無。
もうちょっと前傾姿勢っぽくアレンジすればよかったかも。
あと足の辺りの形がよく分からなかったのでかなり適当。



2012年3月13日(火)23:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | 工作 | 管理

ウサビッチはんこ

メリークリスマスって言いながらドブにはまれ(挨拶)

Mayugeですごきげんよう。

べつにクリスマスネタではなく、先日のこと。きのこスタンプから妙な横滑りで作成したキレネンコ消しゴムはんこがそこそこ好評だったんですが、職場にコマネチが好きという 悪趣味 物好きの一団がいまして。
次はぜひコマネチをというリクエストをもらったため、ぼんやり画像検索したり動画を見たり。

で、動画を見てたらまたふと思い付いたので作成開始。

あ、写真はきのこ展のときに実験植物園内で見かけたキノコ。図鑑眺めたけど名称不明。



キレネンコ脱走シーンをモチーフに適当に改変してみました。
発想的には前回と似たようなものです。これさえ押せばどっからでもキレネンコが出てくる感じで。

初回前回と消しゴムにトレーシングペーパーの乗りが悪いと書いてましたが、なんとなく検索してみたら濃いめの鉛筆で下絵を描いて消しゴムを押しつければ簡単かつ自動的に鏡像が写せて壮絶に楽との情報が出てきました。あ、そういえばこの方法見たことある。
知ってても必要なときに出てこない情報にはなんの価値もないことを如実に示す例です。
左から下書き、押しつけた消しゴム、さらにマジックで清書したもの。

あと、前回はダイソーのハンコ消しゴムを使いましたが、同じく100円ショップチェーンのセリア(Seria)にもハンコ用消しゴムがあると聞き付けて今回はそちらを試してみました。



制作時間は下描きしたり消しゴムに写して清書したりで1時間、彫るのに3時間くらい。
前回より絵が細かくなったことで目を彫るのがけっこう厳しいです。
あと、今回は線部分には主にデザインナイフを使用し、面で落とす部分だけ彫刻刀を使用しました。

彫り終わったら一回紙に押して彫り残しとか修正箇所をチェックして手直し。
左上が下絵で右上が試し刷り、真ん中が修正版。

よく見たらど真ん中に思いっきりミスを見付けましたが修正がきかないので見なかったことに。



ということでまた両面テープで木片に貼り付けて完成。
ついでにリクエスト通りコマネチも作っておきました。

目線とかキレネンコの口元とかプーチン全体的にとか気になる部分はありますがMayugeの手先的にはこの辺が限界な感じ。



あとダイソーとSeriaの消しゴム比較。
コマネチは前回のキレネンコの残りのダイソー消しゴムに彫ってます。

Seriaにはダイソーと同じくらいの面積で厚さが普通の消しゴムくらいあるものと、厚さがダイソーと同じくらいで面積がほぼ倍の葉書サイズの2種が売ってました。
比較するとダイソーの方が柔らかく、普通に消せる消しゴム素材という感じ。Seriaのはそれより少し固く、ガチャガチャの消しゴム人形のようないかにも塩ビそのままという感じの材質です。

写真はコマネチの下絵を押し付けてダイソー消しゴムに写したところですが、見て分かる通り一目瞭然でこちらの方が綺麗に下絵が写ってます。Seriaのは表面がスベスベしてて鉛筆の粉の食いつきが悪い感じ。
どうせ彫る前には清書するのでたいした影響はないですが、今回キレネンコの囚人番号を間違えたのはこの時点で移りが不鮮明だったのが原因ですし。

ダイソーの方が柔らかい分彫り易く、細かい部分の細工も楽ですが、刃に押されて素材自体がたわみやすいためか、線がぶれやすいように感じます。
あと、細い線にすると強度的に若干頼りない感じ。

Seriaの方はキレネンコの輪郭みたいに滑らかな線を一気に引いてしまうときには非常に削り易いですが、顔周辺のように細かい細工をしようとするとダイソー製よりやりにくい感じ。あと、微妙な硬さの差ですがダイソーの彫刻刀でダイソーの消しゴムは容易に削れますが、Seriaの消しゴムを綺麗に削るにはダイソー彫刻刀では鋭さが足りない様子。ちゃんとした彫刻刀やデザインナイフなど、よく切れる刃物推奨です。

まあ面積当たりのコストとそのとき彫りたい絵柄の複雑さ、あとは手触りの好みでどちらの方がいいか分かれそうです。
あと、消しゴムハンコ用の消しゴムという商品が400~800円くらいで画材屋に売ってますが、検索で見かけた情報によるとダイソー消しゴムよりさらに彫り易いとのことなので、どんだけ彫り易いのかと若干気になります。



2011年12月25日(日)17:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | 工作 | 管理

消しゴムハンコふたたび

仕事をしてると不意にどうでもいいアイデアが浮かびませんか?(挨拶)

先日、マミさんのハンコを作ろうとしたら詰めが甘かったのでそのまま放置してたんですが、勤務中に突然またなにか降りてきたので週末にふたたびハンコ作成。

というか先日の大家さんや不動産屋との話し合いのために部屋を大幅に片付けたら彫刻刀が行方不明になったため、やっと発掘できた日曜の夜から作成。

あ、前回のハンコ作成の際、「ダイソーの印鑑用下敷きが面積も広くてお手頃」と書きましたが、その後画材屋で同じくらいのサイズの版画用ゴム版が68円で売られてるのを発見しました。なんでも100円なのも考えものですな。
どっちにしろこれらは素材が固くて細かい細工がやりにくそうなので、今回はダイソーにて消しゴムはんこ用消しゴムを購入。薄っぺらくて面積が広い普通の消しゴム。

あと写真は秋に見かけたフクロツルタケではないかと思われるキノコ。食えません。



図案は監獄の窓からガン飛ばしてるキレネンコのイメージだけど、作中通りだと目しか見えないのでその辺はイメージ優先で適当に。

ということで例によって画像検索結果など眺めつつ模写して下書き後、今度はちゃんと左右反転して消しゴムに転写。
というか結局消しゴムへのカーボン紙の写りが悪かったのでほぼ手描きで描き写すことに。



マジックで太めの線に直したらあとはひたすらざくざく掘るのみ。
今回使用したのはダイソーの彫刻刀の丸刀、三角刀一本ずつ。
掘り終わったら一度押してみて削り残しや不格好な部分をチェックして修正。最後にちょうど手元にあった木箱の残りと思しき木片に両面テープで貼り付けて完成。

ここまででおよそ1時間半くらい。

やはり素材は消しゴムが適度に柔らかくてなめらかな線も彫りやすく、完成後も綺麗に押しやすくて良いようです。
前回のゴム板より作業のやりやすさが格段に上でした。
この前は切れ味が悪くてボツ判定してた彫刻刀でも楽々削れます。



ノートを開いたらキレネンコとか。


2011年12月13日(火)00:11 | トラックバック(0) | コメント(6) | 工作 | 管理

消しゴムはんこ作成

こないだからキノコのハンコを衝動買いしてましたが、リアル系キノコのスタンプの商品はあまり無いようで、あとは消しゴムハンコでも自作かなぁというような結論に達してました。

で、ダイソーに行ったついでに彫刻刀などいくつか買い込んで、あと素材の消しゴムを‥‥って以前見かけた消しゴムハンコ用消しゴムが無くなってるし。
なんか悔しいので消しゴムではなくハンコ用の下敷きのゴム板を購入。板状のゴムなら何でもいいんじゃね?ってことで。

で、その後ちょっと忙しかったのでそれらの素材はそのまま放置すること数週間、先日唐突に脳内に何かが降りてきまして。

あ、写真は脳内に降りてきたのとは特に関係なく、先日見付けた群生キノコ。



ということで練習を兼ねて突発的に一点作成。
まずは適当に画像検索で資料探してきて下書き。
適当に模写してバランスのアタリを取って、3cm x 3cmの実物大で清書。



そしてカーボン紙で転写してゴム板サクサク。

ここで問題点露呈。
印鑑用下敷きゴムはカーボンの乗りが悪く、転写がくっきり写りません。
あと、けっこう固く、細かく彫るのには向いてません。やっぱ次は消しゴム買おう。
あと、ダイソーの彫刻刀は5本くらいセットになって100円のと2本セットで100円のがあったんですが、5本くらいのセットはぱっと見ただけでまともに刃が付いてないのが高頻度で混ざってるように見えたので却下。2本セットの方もちゃんと選ばないと刃が真っ直ぐ付いてなかったりするのがけっこう混ざってる感じ。
まあ値段が値段ですしな。2本セットのやつを三角刀と丸刀、切り出し刀などの組み合わせで2セット購入しました。
で、結局使ってみたらまともに切れたのは丸刀のうち1本だけでした。作業の大部分は元々持ってたデザインナイフ使用。
まあそんなこんなで2時間半ほど試行錯誤してそれなりに形に。



あ、やらかした。


2011年10月19日(水)01:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | 工作 | 管理

小道具公演終了

12月半ば、夏前からやってる小道具作成の本番がありました。

内容は前々回のシンデレラ、前回のくるみ割り人形に続くバレエの公演で、演題は眠れる森の美女。
公演時間3時間という大作で見ごたえがありました。

今回手がけた小物としては、まず写真のフィナーレで背景中央に揃ってる魔法使いの皆様方の杖。
今回は杖そのものの作成ではなく、以前に他の誰かが手作りで作ったと思われる杖に細工して光るようにするだけの工作。
ステッキの色に合わせた発光ダイオードを秋月電子や千石電商などで買い集めて電池ボックスとともに杖に組み込むだけの簡単なお仕事です。工作内容は基本的に以前やった仙女の杖と同じ感じ。柄に電池を仕込み、今回は杖の素材が中空でないので先端の宝飾部分に直接LEDを設置しました。
高輝度でかつ杖に合う色のLEDを探すのに少し手間取った程度。



そしてこちらも同じくMayugeの前に誰かが作った小物の加工。後ろに一列に並んでる銀色の人が手に持ってる赤い台座の上に載ってる金色のブツになんか装飾を入れるお仕事。なんか、緑の鞄にに500万入れて白の紙で黄色の鞄て書いて赤のカバンて言いながら置いてくれたら、俺、黒のカバンて言いながら取りに行くわ。みたいな文章ですが。

LEDで光るようにしたり、そのLEDが点滅するようにしたり、金色にペイントしてラメを上塗りしたり。あとついでに倒れないように足下を重くしたり。
今回光らせる系工作をやった小道具はわりと明るいシーンでの使用が多かったため、全体的にあまり電飾が目立たない感じでした。



この前完成写真は載せてました乗馬鞭。茨に包まれた城跡に散策に来る集団が手に持ってる小道具。本物っぽくというより、芝居と踊りの邪魔にならないのを第一に、それなりにそれらしく見えるものをという感じの注文。
ていうかMayugeは本物の乗馬鞭見たこと無いんですが。
乗馬やってる人から「短鞭みたいでわりとそれっぽい」という感想をいただいたので多分それっぽいんでしょう。
以前に書いた通り、Googleイメージ検索から適当にピックアップした画像を参考にしたため、実は馬を叩くための鞭ではない可能性がありますけどキニシナイ。

ストラップにスライドできるストッパーを仕込んで腕に固定し易くするなどの細かい工夫がしてありますが、ちゃんと伝わったかどうかは知りません。



そして一部の方々お待ち兼ねの
姫にかけられた呪いの発動を阻止すべく編み物禁止令が出された城下でうっかり編み物をしてしまって捕まる人々のシーン用。
遠目に見る分にはまったくもってリアルな質感である必要性がないんですが、ちゃんと木製でパーツの継ぎ目まで消してあり、金具も古びた黒鉄色風で、Mayugeの無駄なこだわりが若干邪推を生みそうなレベルで発揮された一品。

繰り返しますが、手が小さめの女性とかだと金具を留めたまま手を抜くことができるので、実用的な拘束には使えません。ご注意ください。



そして今回一番の大作(質量的に)、魔女の三輪車。
最初に話を聞いた時点では、魔女が車輪の付いた玉座のようなものに座って登場するので、車輪の付いた椅子を作ってほしいということだったんですが、打ち合わせしてるうちに演出の先生の中でどんどんイメージが 横滑りして 膨らんでいき、最終的に「三輪車に魔女っぽい装飾を、田舎の暴走族のように派手派手しく」という話になりまして。
さらにここから魔女っぽさがMayuge的飛躍解釈で黒山羊の頭付きになってこんなんなったことは以前に触れた通り。
それ以外の部分は式典の垂れ幕っぽいイメージで携帯とかのデコ用のストーンなど使って適当に。
暴走族っぽくという部分の解釈に悩み、のぼりでも立ててみるかとか竹槍マフラーでも付けるかとか考えたんですが、デザインがうまくまとまらなかったんで実行せず。
大きさ的にバッテリーくらい仕込めそうなので、暇があれば派手にイルミネーション仕込むのも面白そうだったんですけどね。

下は魔女退場シーン。もう来ねえよ ウワアアアン!的な。

ということでなんとなく2年に一度恒例な感じの小道具作成も無事に終了しました。関係者の皆様お疲れ様でした。
また打ち上げにも呼んでいただき、ありがとうございました。今回はなんかパンフに小道具作成として名前まで入ってるらしいんですが。



2011年1月11日(火)01:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 工作 | 管理

山羊頭付きデコ三輪車

しばらく作り続けてたバフォメットっぽい山羊の頭ですが、本体部分も含めて完成したので発注主のところに届けてきました。写真は搬入用に梱包した状態。これはこれでなんか別種の怪しさが。

とりあえずこれで今年の手枷とともに小道具工作は完了。この他にすでにあった小道具に電飾を仕込むといういつものお仕事もありましたが。



で、完全体がこんな感じ。
何者なのかわかりにくいと思いますが、山羊の頭付き三輪車デコ仕様。

元々の注文は、悪い魔女の登場時、手下が押す椅子に座って出てくるので、車輪付きの椅子を作って欲しいという話でした。
で、打ち合わせをしてるうちに車椅子的なものが横滑りして最終的に三輪車に。理由は「面白そうだから」。
ということで「三輪車を魔女の乗り物っぽく、イメージは田舎の暴走族で」という得体の知れない、抽象的というかなんというか方向性がよく解らない注文となりました。

なんとなく正面イメージは族車っぽいような気がしなくもない仕上がりではないかと思います。たぶん。



横から見るとかんな感じ。

三輪車は幼稚園児向け?くらいのちょっと大きめのをおもちゃ屋から調達されていて、これをベースにしてなんとかデコせよとの話。とりあえず「魔女っぽさ」について考えていった結果、前述の通りサバトの山羊的なものを装飾するイメージが沸いたのでバフォっぽい物作成と相成りました。

いや頭の中で考えたときはこんなに山羊盛ってなかったんですが、実際に作ってみたら思ったより山羊がデカくなりまして。
脳内イメージでは山羊がこの7割程度のサイズで、三輪車がもう2割ほど大きめだったんですが。

あとは山羊以外の部分どうするかですが、候補としては適当に黒系のボロ布ゴテゴテ貼り付けておどろおどろしい感じにするか、ハウルの荒地の魔女の御輿みたいに貴人の乗り物っぽくするかといったところ。
装飾の参考にと家具屋やリサイクルショップで椅子とか眺めてるうちに、「椅子そのまま乗せちゃえば早くね?」と思いつき、サイズとデザインとお値段が良いくらいな椅子を物色。

結果的に楽どころか今回の工作で一番大変だったのは三輪車に椅子を合体させる工程でしたが。

いや、ただくっつけるだけならどうにでもなるんですが、大人が座って、それを後ろから押されながらけっこうアクロバティックに舞台を走り回っても大丈夫そうな強度を維持っていうと素人工作ではなかなか。

椅子周りの装飾については黒系でおどろおどろしい地味ボロ系が魔女っぽい気はしたんですが、別件で預かってるこの魔女用の杖がかなりストーンでデコってあったため、派手好きでプライドの高そうなイメージが追加されたらなぜか金とか赤とか入ってきて成金趣味に。よし、ついでに石足そう。



山羊部分は発泡スチロールが芯なのでわりと軽いんですが強度がありません。輸送中の破損というか、首が根こそぎもげるくらいの事故が起こりそうな予感がしたので脱着式に。金属レールと木板の組み合わせでスライドさせて簡単に脱着できるようになってます。後頭部の穴の中は目に仕込んだLED用の電池とスイッチ。


背もたれの後ろには手下が押すための取っ手付き。
これまた体重がかかる部分のため、見栄えよりも強度重視で。背もたれが曲面になってて面白いなとデザインでこの椅子を選んだんですが、取っ手を付ける段階で後悔しました。
結局、木片を背もたれの曲面に合わせながら地味に微調整しつつ手作業で削り、おおむねぴったり合うようにして接着、ボルトで固定という感じに。手すりはトイレとかのバリアフリー改造用のやつ。

ということで断続的とはいえ半年くらいちょこちょこ続けてた工作はひとまず終了。

ちなみに乗馬鞭は「鋲がなんかSMっぽい」と言われたので撤去。
参考にした写真に鋲が打ってあったから付けてみただけなんだけど、SMっぽいかなぁ?と思いつつ参考画像あらためて確認してみたところ、鋲が打ってあるのはたまたまメインで参考にした1枚のみ。参考画像はGoogleで画像検索してよさげなのを適当に保存しただけなので、それがどういうサイトからの画像かすら確認してません。
参考にした鋲の打ってある鞭はそもそも馬以外用だったんじゃないか疑惑。

まあ叩く部分ももうちょっと幅が狭い方がいいということなので、その辺を改修して複製品作って4本納入。

バフォ三輪車は発注主の先生とは会えないまま納入してきたため、先方のお気に召したのか今のところ不明。



2010年12月7日(火)22:48 | トラックバック(0) | コメント(2) | 工作 | 管理


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