京都散策 2日目午後 |
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| 朝からの雨も昼前には上がり、チャーミングチャーハンで昼食を取ったあとは四条河原町方面へ。 そこでふと思い出したのが錦市場。 寺町のアーケードを歩いてると突如現れる、いつもごった返してる細い商店街です。京都在住時代から前を通るたびにわずかに見えるお総菜などに惹かれるものは感じてたんですが、いつ見ても細い路地にぎっしり人がいて精神的に圧倒され、実際に立ち寄ってみたことはありませんでした。というかそもそも自転車でその中に突入することが物理的に不可能だったとも。自転車その辺に置いてこいよと思わなくもないですが。 ということでXX年越しリベンジ。
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| ちょうど晴れてきたせいもあって暑くなってきていたので京とうふ 藤野の直営販売店、こんなもんじゃで豆乳ソフトクリームを購入。甘味にほんのりとした豆乳の香りがさっぱりとよい感じ。普通のソフトクリームより少し歯ごたえがあるというか、しっかりしてる気がします。 そしてソフトクリームを買うために近付いたカウンターの内側に何やら魅惑的なマシンが。全自動ドーナツ製造機。 奥のサーバーから自動的に投下されたドーナツ種が、油の中をベルトコンベアー状にゆっくりと手前に向けて搬送され、完成したドーナツが装置のこちら側に積み上がっていく仕組み。途中に水車のようなパーツがあって、ちゃんとドーナツをひっくり返してる辺りがよくできてます。ソフトクリームを巻くために店員さんが手を取られてる間にドーナツがどんどん山に。 せっかくなのでこれも購入。うむ、ふんわり柔らかで熱々が美味。というか紙袋が本当に持ってられないくらい熱い。
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| さて、ドーナツをもさもさ頬張りつつ探索続行。 威勢のよい呼び声に目を向けた先は魚屋かと思ったら焼き魚専門店 魚力。ずいぶん特化した店だなーと思いつつ鱧が目に止まりまして。そういえば食べたことないなと思って天ぷら串に初挑戦。せっかくそろそろ旬ですし。 串は表面を軽く炙り、塩を振って出てきました。写真は狙ったような図になってますが、実際には天ぷら炙ってる間に店の様子を撮影しようとしてたところ、ちゃちゃっと作業を仕上げたおっちゃんが鱧を突きだしてきて、さっさと受け取れと催促されてるの図。 天ぷらは炙られてカリッとした食感の衣とふんわり柔らかい鱧の身のコントラストが面白く、あっさりとした淡泊な味わいが美味。Mayugeは天ぷらはどちらかといえば天つゆ派ですが、さすがにこれは塩で正解という気がします。
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| さらにお総菜方面ではずらっと並んだ練り物色々が目を惹いて京蒲鉾 丸亀で色々と物色。たこボール、よせだんご、れんこん天、ねぎ生姜天などを購入してご飯用に。 京都在住時には「ここの総菜屋で何か買って晩ご飯のおかずにするのもよさそうだなぁ」とは思っていましたが、まさか茨城まで持って帰っておかずにする機会があるとは思いませんでした。
あとは先日職場で「そばぼうろって何?」というような話題が出てたので、お土産に+αすべく菓子卸売りを覗いたりしつつ。 あ、そういえば先日、Mayugeが陶炎祭の記事において、こんなマシーンで栗を焼いてるところなんか京都で見たこと無いと発言した件について少々お話しが。
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| 焼いてました。
ここに訂正するとともに、正確でない主張を致しましたことをお詫び申し上げます。 けど今まで錦市場に入ったことなかったから「見たこと無い」という主張は間違ってはいません。
こちらの栗マシーンは京丹波の仕業。 たしか陶炎祭会場で見たときは、この装置の蓋を開けるたびに蒸気抜きでものすごい轟音がしてたんですが、ここでもやってるんですかね。この狭い市場であんな音立てたら苦情がきそうですが。他人事ながら心配になります。
こんな感じで市場を2往復ほどして満喫。あまり遅くならないうちに自転車を返却して京都巡りを終了しました。新幹線で豆餅など食べつつ。
ところで、Mayugeはしばらく前から少し体重に気をつけていたんですが、4月後半辺りから色々とたて続いた際、4kgほど体重が落ちまして。せっかくだからとその状態を維持してたんですが、関西周遊から帰ってみたら体重が4月前半の状態に戻ってました。amazing関西! いやこういう意外性はいらないから。
京 錦市場 こんなもんじゃ
所在: 京都市中京区錦小路堺町通り 電話: 075-255-3231 営業: 10:00~18:00
名代はも 焼魚専門店 京都 錦 魚力
所在: 京都市中京区錦通富小路西入ル北側 電話: 075-221-4003 営業: 8:00~18:00(水曜定休)
京蒲鉾 丸亀
所在: 京都府京都市中京区錦小路通柳馬場東入東魚屋町166-1 電話: 075-221-2434 営業: 8:00~17:30(木曜定休)
京丹波
所在: 京都市中京区錦小路通麩屋町東入ル鍛冶屋町206 電話: 050-5527-1603 営業: 11:00~18:00
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2009年7月21日(火)20:02 | トラックバック(0) | コメント(2) | 徒然(日記) | 管理
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チャーミングチャーハン |
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| 1年半の沈黙を破り、私は今、再びこの地に!
というわけでせっかく京都市内を自由に行動できる機動力を手に入れたので、2日目の昼食はチャーミングチャーハンの正体を見極めに。 ていうかげふ会in京都のしばらく後にテレビで紹介されてたんで、おおむねどういうことかは判ってるんですが。
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| たしか他の中華料理店との差別化を図るため、メニューとしてチャーハンセットを推していこうという戦略を店主が考え出したとかいう話だったと思います。 つまり全ての定食はプラス100円することで白ごはんをチャーハンに変更可能、全ての単品メニューはプラス200円することで炒飯付きのセットにすることが可能というシステムだそうです。なかなかお得。
ちなみにテレビの取材の際、店主の方はチャーハンは特別な思い入れがあるとか他にはない特殊な工夫が盛り込まれているとかそういうことは一切無く、ごく普通のチャーハンだと答えていた思います。
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| 「全ての単品メニュー」とはつまり丼物やカレーといったライス系メニューも含みます。 そしてこの店での定番ボケであると思われる「焼飯のチャーハン付きセット」。400円のチャーハンにまったく同じチャーハンがプラス200円で付いてきます。 明らかなボケであるにも関わらず、一切の主張を盛り込まずにしれっとメニューに載せてる辺りに小憎さを感じます。ここはスルーするのが礼儀!
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| ということで普通に五目ラーメンにチャーハンのセット750円。 かき玉がたっぷり入った塩味のあっさりタンメンに白菜と豚肉主体の野菜炒めがドサッとトッピングされた五目ラーメンはシンプルに美味。 特別これといって他の店には無い特徴があるわけではありませんが、ニンジンと白菜がどちらもシャキッとした歯ごたえを残しつつちゃんと火は通っている加減などは技術力の高さを伺わせる仕上がり。単なるイロモノとか安さだけが売りの店ではありません。 チャーハンも確かにごく普通。ラードの良い香りとパラッとした仕上がりがこれまた基本に忠実であり克つ美味。これは看板のインパクトによるネタ加減以外、ごく普通に街の美味い中華料理屋ですな。近所にこういう店があったら嬉しいです。
ところでなんでチャーハンの皿にはわざわざチャーハンって書いてあるんだとか考えながらチャーハン食ってたところ、後ろから
「はい、チャーハンです。」
というシュールな受け答えが聞こえたので何事かと思ってみたら出前の応対。 どうやら「チャーミング」と名乗るのは若干恥ずかしいのか、電話に出るときは省略してチャーハンと名乗ってるもよう。 店名に相当するのかチャーハンは。つまり器に書かれていた「チャーハン」の文字は器の中身を説明していたのではなく、他の店なら「来々軒」とか書いてあるはずの部分。 五目ラーメンを食べ進んでみるとラーメンの丼にも「チャーハン」と書いてありました。なんだこのシュールな器。
チャーミングチャーハン
所在: 京都市中京区丸太町通り油小路西入る丸太町27 高陽院ハイツ1F 電話: 075-211-0229 営業: 11:00~15:00、17:00~21:00 (月曜定休)
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2009年7月21日(火)02:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理
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京都散策 2日目午前(買い出し) |
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| 京都散策二日目は主に買い物。 本日は昨日から一転して梅雨らしく霧雨しとしと。
朝、ホテルをチェックアウトしてまずは出町ふたばへ。人気の和菓子屋さんで、おもに豆餅で有名です。この天気にもかかわらず早くも行列ができてます。 店の奥から大量の豆餅が並んだ餅箱を運んでくる店員さんがいるかと思えば、オーダーに従ってその豆餅を片っ端から箱に詰めていく店員さんもいてカウンターの向こうは朝っぱらから戦争状態。 とりあえずMayugeも行列に参加して豆餅と団子を購入。 歌舞伎団子は赤・白・緑の三色の団子なんですが、赤い部分はニッキ味らしく、注文するとニッキ味ですが大丈夫ですか?と確認されました。親切システム。 すぐ横に似た色の黒糖団子があるため、赤は黒糖だろうと思って購入して苦情を言ってきたニッキ嫌いの人でもいたのでしょうか。Mayugeも見たときは黒糖かと思いましたし。
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| ここのお餅は柔らかいうちに食べないともったいないと言われていたので、帰りの新幹線内でさっそくお茶に。 豆餅、茶団子、歌舞伎団子。 豆餅内部はみっしりと巨大なあんこの塊という感じ。周囲の豆がほんのりと塩味なのと、あんこ自体の甘さはわりと抑えめに仕上げてあることから全体としてさっぱりした印象。 甘い物が食べたいときというよりは、ちょっと小腹が空いて軽食が欲しいときなどにも対応できそうな気がします。 団子の方はやや透き通った感じの色合いで、どちらも非常にもっちりと柔らか。すごく滑らかで喉ごしがいいです。団子で喉ごしがいいとか初めて思いましたが。
さて、出町ふたばで餅を確保したあとはそのまま賀茂川沿いに北上して紫明通り辺りから左折、そのまま堀川通りを過ぎて茶洛、さらにル・プチメックというげふ会in京都の際と同じ買い出しハシゴコース。
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| あと、今使ってるのよりちょっと容量があって肩から掛けられるカバンが欲しかったので、前回黒いカバン買ったTEMASと、相続のいざこざで知名度が上がっちゃってる感のある一澤信三郎帆布と一澤帆布に。 そういえばちょうどこの旅行から帰った2、3日後、このいざこざが上告を棄却されて決着が付いたってニュースやってました。 記事書くために今両方のページ開いてみたら、逆転負けした兄の「一澤」の方、「当分の間休業いたします」と書かれてサイト内のコンテンツも全て凍結されてますね。 旅行中はは両方元気に営業してたので、それぞれの店を行き来しつつ比較できました。
まずは黒染御司と称してた黒カバンのTEMASから。こちらの店は、前回見かけた河原町四条の店舗を閉めて先斗町に移転してました。 前回買ったカバンはデザイン的にはけっこうお気に入りなんですが、手提げが短く、肩に掛けられないのが難点。 で、なんかいいデザインで肩から掛けられるやつでもないかなーと。 結局、容量の大きめのタイプにはこれだっていうのが見つからず、そのまま鴨川を渡って兄弟ゲンカの店の方に移動。これまた気付いてみれば、げふ会in京都で泊まった宿の近くだったんですね、この店。
最終的に「信三郎」の方の店のこれの色違い(生成り)を購入。「一澤」にもほぼ同じデザインのものがあったんですが、店名タグの位置が決め手になってこちらに。 基本デザインはほぼ同じですが、「信三郎」は縦書きの店名タグが側面に、「一澤」は横書きの店名タグが正面ポケットのど真ん中に付いてたんですよね。 帰ってから検索してたら、縫製や仕上げのレベルが全然違うというような評価がけっこうネット上で出てましたが、店を行き来しながらぼんやり眺めてる程度ではそこまで気付いてませんでした。
買い物ひと回りしたら次は昼食に。
出町ふたば
所在: 京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236 電話: 075-231-1658 営業: 8:30~17:30(火曜・第4水曜定休)
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2009年7月21日(火)02:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理
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