ドラゴンカレー |
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最近あまりインドカレーの記事書かなくなったので「Mayugeカレーさぼってんじゃないか」とお思いの諸兄、ちゃんと食べてますよ。ちゃんと食べてます。記事にしてないだけです。やっぱさぼってんじゃねぇか。
ということで土浦にあるドラゴンカレーに行ってきました。
この店はBlogにカレーの記事を書くようになったかなり初期から存在は知っていて、独特らしいそのカレーがずっと気になってはいました。 ただ、所在地が土浦なので行くとしたら車かなぁという感じなんですが、ゴチャッと入り組んだ一帯なのでちょっと面倒に思えて、その上に駐車場が無し。微妙にめんどくさい条件が少しずつ積み重なって今まで気になりつつあと回しにしてました。
で、先日出掛けた帰りにちょうど晩ご飯どきに土浦付近を車で通過することがあったため、今を逃すとまたしばらく機会が無いかもと意を決して訪問。 車は店の横のコインパーキングに駐めました。
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ドラゴンカレー(¥1500)。サラダ、ライスorナン付き。メニューには書いてないけどアチャールも付いてきました。 通常のカレーは辛さを「甘口、中辛、辛口、激辛」の4段階から選べるんですが、ドラゴンカレーおよびチェンナイチェティナールカレーは辛口or激辛の選択肢しかないとのこと。値段もこの2品だけ他のカレーよりやや高く、スパイスで原価が上がってると思われます。とりあえず辛口で。 あとナンかライスか聞かれたのでライスを選択。
「すミまセン、今ライスはチョットねー」
なぜ聞いた。お茶目さんめ。ナンで大丈夫です。
ちなみにもう一つのオリジナルカレーであるチェンナイチェティナ-ルカレーは、南インドのチェンナイにあるチェティナールという街の錬金術師が食べているカレーを店長が自ら現地で確かめ、それを再現したものだそうです。こちらも一度試してみないと。
しばらくしたらMayugeの前に入店してた常連っぽい二人連れのところにライスが運ばれてきてました。貴様らの仕業か!
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店の名前を冠したドラゴンカレーは、店長が試行錯誤してたどり着いたという20種類のスパイスを使ったオリジナルレシピとのこと。 インド系カレーというとさらっとしたイメージがありますがこのカレーはもったり半固形。日本で一般的にいうカレーよりもさらに固形っぽく、ヨーグルト程度の流動性です。 写真では埋まってますがここに大きめサイズの野菜やチキンなどの具が入っています。 オリジナルブレンドというだけあってカレーは非常に独特の風味。最も前面に感じた香辛料はクローブだったような気がしましたが、辛味だけではない様々なスパイスが混然と一体になってこってりと効いています。「スパイスこってり」などという表現など今まで想像もしたことがありませんでしたが。常連の方のレビューで「リッチなスパイス使い」と表現されるのが納得のカレー。 「辛さ」以外のスパイス感も満載ですが、辛さももちろんなかなかのものです。
ナンはぱっと見インド系カレー店にしてはかなり小ぶりに見えますが、生地はけっこう厚みがあります。中はきめ細かく気泡が入ってもっちりふわっとした食感で、ナンというより白パンに近いイメージ。厚みと密度がある分けっこうお腹に溜まります。1枚でしっかり満腹。
小鉢でついてくるアチャールはわりと甘味がある味付けです。たぶん実際にはしっかり辛く、しっかり甘い味付けなんでしょうけど、カレーの辛さでマスクされてアチャールがひたすら甘く感じます。生姜のすっきりした香りも効いて美味しいアチャールです。箸休めにつまむも良しカレーに混ぜて食べるも良し。タンドリーチキンなんかと一緒に食べてもよく合いそうです。
食後、店を出てしばらくすると胃の辺りがなにやら熱を発しているのが分かります。まさにカレーは薬膳という感じ。食べただけでデトックス効果がありそうです(個人の印象であり実際の効果を保証するものではありません)。
そういえば今は亡きスパイシーキッチンのウッタラカンカレーがこれとよく似てた気がします。こちらもスパイスをふんだんに使用したドロッと濃いカレーで、食後に体内から熱くなってきた記憶があります。スパイシーキッチンは開店にあたって周辺の店をけっこうしっかりリサーチしてたっぽいことがメニューから覗えたため、このカレーも参考にしてたのかもしれません。
それはそうとこのお店、半年くらい前に現在地に移転してきたところでして、移転後にさっそく訪れた人々のレビューでは「子供や女性を連れては行きにくいエリア」と表現されてました。夕暮れ時に入店してカレーを食べ終わり、店を出てみるとすっかり夜。明るめの色に髪を染めたお姉ちゃんが店の前をぞろぞろと通過していきます。あ、ご出勤ですか。 なんとなく行列の進行方向に目を向けると、角には「案内所」というネオンが煌びやかに輝いてました。中に入ったら地元の名所とか歴史とか特産品について教えてくれるんだと思います多分。
ドラゴンカレー [食べログ] 電話: 029-821-7617 所在: 茨城県土浦市桜町1-3-16 営業: 11:30~14:00、18:00~状況によって
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Jul.4.2015(Sat)01:44 | Trackback(0) | Comment(0) | くいだおれ(食記録) | Admin
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どまん中(馬刺し定食) |
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以前、食べログで何かを検索していて何をどう辿ったのか忘れましたがたまたま見付けて気になってた店、どまん中 秋葉原店に行ってきました。秋葉の駅から電気街とは反対側、昭和通り口に出てそのまま路地を少し進んだ辺り。 こちらの店は居酒屋なんですが平日の昼間はランチ営業していて、そのメニューの中にあった馬刺し定食が妙に美味しそうに見えまして。 ということで平日に休みを取って馬刺しを食べに秋葉まで。いやべつに馬刺しだけのために有給取ったわけではないんですが、せっかく平日動くなら土日では食べられないものをと。
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ということで熊本県産馬刺し定食(¥1000)。 馬刺しとごはん、味噌汁の他、サラダと小鉢が付いてます。 このほか刺身定食、海鮮丼、焼き魚とミニ刺身セットなどの定食も同じく¥1000である他、さらに¥800~900程度の定食が各種揃ってる様子。 むしろ基本的には海鮮系の料理がメインのお店のようです。 そのほかの定食もかなり惹かれるんですが初志貫徹で馬刺し。
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メインの馬刺しアップで。そういえばMayugeは馬刺しは旅館や飲み会の料理なんかで食べたことくらいはある気がしますが、馬刺しがメインを張ってる食事を取るのは初めてです。 肉は非常に鮮やかな赤色で綺麗。おろし生姜、おろしニンニク、レモンが添えてあります。 赤身の桜肉の他、右側の白い切り身はたてがみとのこと。馬油の素ですかね。なんか馬のたてがみにやたらと脂肪分があるというのは聞いたことがありましたが、こういう風に食べるものだとは知りませんでした。
赤身の方は馬刺しと聞いてイメージする通りの、あっさりクセのないまさに赤身肉という感じ。ごはんが進みます。 そしてたてがみはこれとは対照的にしっかり濃厚。舌の上に乗せると体温で脂が溶け出して脂の旨味が口の中に広がります。これまたご飯が進む食べ物。ていうか飲み込んだあと口の中に残った油膜でもう一口ご飯が食べられるレベル。脂にほんのりと上品な甘味があって非常に美味しいです。
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小鉢については特に説明が出てないんですが鶏のたたきっぽいです。オニオンスライスと一緒にポン酢で和えてあり、こちらも馬肉とはまた違ったあっさり感。こちらもご飯に合って美味しいです。ご飯が進む食べ物が多すぎる。 定食はご飯と味噌汁のおかわり自由とのことなんですが、おかずがどれもご飯消費能力が高くてダイエットの敵な定食です。
ということで非常に美味しいランチでした。 他のメニューも非常に気になりますが、また来てもたてがみ目当てにまた馬刺し定食を注文してしまいそうな気がします。
どまん中 秋葉原店
所在: 東京都千代田区神田佐久間町3-37 酒販会館 B1F 電話: 03-3866-7675 営業: 月~木 11:30~14:00、17:00~23:00 金 11:30~23:30 土 17:00~23:00 日曜日・年末年始定休
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Jun.30.2015(Tue)01:12 | Trackback(0) | Comment(0) | くいだおれ(食記録) | Admin
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ひき肉少年 |
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先日、店だか神社だかの位置を確認するためにGoogleマップを拡大して街を眺めていたところ、どうにも目を惹くランドマークに目が止まりまして。
「ひき肉少年」
なんですかね。そこはかとなく昭和のノスタルジックさを匂わせつつ、ちょっとバランスを誤ると通報騒ぎにもなりそうな取扱注意感。小女子で逮捕者の出るご時世ですし。
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ということで都内の方に出たついでに訪問。 この辺りはオサレな雰囲気の通りから一本小道に入ると急に下町風になったり風景の変化が激しいですが、ちょうどその境界付近に店が存在しています。店内はそれほど広くはなく、カウンターのみのラーメン屋くらい。キッチンを囲むようにL字型のカウンターがあって入り口に食券の券売機があります。
メニューは基本的には「ひき肉ライス」(¥850)というオリジナル料理がメインで、これにトッピングやサイドメニューによるバリエーションを付けた感じ。
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ということでベースとなるひき肉ライスにチーズ、ゆで卵、トマトの3点セットをトッピングした「少年の夢」(¥1000)を注文。ライスが大・中・小から無料で選択できるとのことだったので大で。あとパクチーが平気かどうか確認されました。入れちゃってください。 ちなみにパクチーはトッピングの一環として+¥150で増量することもできます。また、+¥100でライスをジャスミンライスに変更するというオプションもあるようです。
外見か予想される味はキーマカレーか、ひき肉のハヤシライスか、もしくは麻婆系の何かといったところですが、口に運ぶとそのどれでもない独特の味。 無理にたとえるとすると、まずカレーの味を想像して、これを基準として中央に据えたとします。次にハヤシライスの味を想像して、これをカレーの左隣に配置したとします。この状態でカレーからハヤシライスとは反対の右方向に味が変化したものがひき肉ライスだと思ってもらえればいいかもしれません。よけい分かりませんか。書く前から薄々そうじゃないかという気はしてました。 強いて知ってる物で雰囲気を表すとしたら中東系の料理の何かでしょうか。 カレーとは違う独特のスパイシーさがあるルー(っていう表現で良いのかコレ?)からはたぶんオールスパイスっぽい香りをはじめどこかで嗅いだことがある気がするけど言い当てられない様々なスパイスの香りがします。たぶんオールスパイスからドネルケバブ系のものを連想して中東が浮かんだんだと思います。 また、トッピングのパクチーを混ぜ込むと国籍不明加減にますます拍車がかかりますがよく合ってます。デフォルトのライスはチキンスープとトマト、クミンで炊き込んであるとのことですが、ジャスミンライスに変更した場合も相性が良さそうです。
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サイドメニューにからあげ(1個¥80、3個¥230)があったので1個。 胸肉の唐揚げで作り置きではなく、1個でも注文を受けてからわざわざ揚げてるようです。熱々。 甘味のある薄味のタレで下味を付けてあって唐揚げなのになぜかどことなくあっさり目という不思議な印象。お手頃なのに肉もジューシーでなかなか美味しい唐揚げです。 Mayugeが待ってる間にテイクアウトで家族分と思われる量の唐揚げだけをどっさりで買っていくお客さんもいました。
あとテーブルの上には春巻きの皮フライと特性にんにくダレの小瓶があって自由に使えます。 春巻きの皮はパリパリの素揚げにして砕いたものでスナック的な香ばしさ。ライスの上に散らすと期待通りの食感と風味。 特製にんにくダレはみじん切りしたニンニクとタマネギなどをミックスして何かした感じのソース。 名前から桃屋のきざみにんにくみたいなものを想像したんですが、そこまでニンニクをメインで前面に押し出した感じではなく、ガーリック風味が効いた野菜ディップソースという感じ。ひき肉ライスに混ぜ込むとちょっと風味が変わって面白いです。 特製にんにくダレは小瓶で販売もしてるようですが、買って帰って肉料理なんかに合わせても美味しそうな気がします。
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ということでたまたまGoogleマップで不穏な単語を見かけてなんとなく寄ってみた店でしたが、なんともいえず独特の料理で非常に美味しかったです。 また機会をみてバリエーションやトッピングを色々試したいところ。
そういえば店外に「シンガポール名物料理 紙包鶏(ペーパーチキン)」というプレートが出ていて気になってたんですが、券売機に見当たらなくてそのまま注文し忘れました。こちらもどんなものか気になります。
ひき肉少年 (食べログ)
所在: 東京都港区白金1-11-15 1F 電話: 03-5420-1929 営業: 11:30~20:00
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Jun.30.2015(Tue)00:21 | Trackback(0) | Comment(0) | くいだおれ(食記録) | Admin
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キノコ発生 |
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このところ雨続きだったし6月というとそろそろアンズタケが出始めてたりするかな? といつものポイントを巡回してみたところ、そろそろどころかヤマドリタケモドキとムラサキヤマドリタケが朽ちてるのを大量に発見しました。不覚。 どうやら先週半ばから週末にかけていいくらいに育ってたらしく、ちょっと開きすぎだったりすっかり分解してたり。そういえばもう6月も終盤じゃないですか。うっかりしてましたよ。 朽ちキノコの写真撮るのも悔しいのでついでに見かけたテングタケ。
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これもたぶんテングタケ科の何か。 名前まで調べてませんが食えないんじゃないかと思います。
とりあえず気を取り直して巡回してみた結果、アンズタケも発生し始めてました。ただしこちらはまだ小さいのがちらほらという程度。 あとそこそこの大きさで食べ頃だったと思われるアンズタケが芝刈り機でコナゴナにされてるのも発見。もったいない‥‥。
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そしてこのキノコ、写真撮って画面でプレビューを見たときに「なんか質感おかしくねぇ?」と思ってカメラの設定画面を開いてみたところ、美肌機能がONになってました。 どうやらカメラがキノコ部分を肌色と判断して勝手に美肌加工をサービスしたもよう。いやそれ人肌違うから。
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Jun.25.2015(Thu)01:42 | Trackback(0) | Comment(0) | 徒然(日記) | Admin
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福招き猫絵馬 |
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週末、都内に出掛けたついでに代々木八幡宮へ。 あいにくの雨の中 、鬱蒼とした良い雰囲気の境内を歩き回っていたところ、福招き猫絵馬というのを売っていました。思ったより立体的な作りです。
ちょっと欲しかったんですがこのあと1歩横に動いたら睨まれまして。 さらに半歩前に出たら逃げてしまったので買うことはできませんでした。購入難易度高ぇ。
画像検索してみた結果、たぶんこれとかこれとかこれとか同じ猫っぽいですね。どうも寝場所チョイスがいつも面白い猫なのか。
ところで福招き猫絵馬に逃げられたってよく考えたらすごく験が悪くないか。ににに逃げられたんちゃうわ! ちょっと寝場所変えるとこに居合わせただけやわ!
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Jun.23.2015(Tue)00:43 | Trackback(0) | Comment(0) | 徒然(日記) | Admin
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御朱印帳継続中 |
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1冊埋まる前に絶対飽きるだろうと思ってた御朱印帳ですが、あと数個で1冊目が埋まってしまいそうです。 まあ片面使いだと23頁ある御朱印帳ですが、1ヶ所の神社で複数の御朱印がある場合もあって意外と消費ペースが速いんですよね。
さて先日、御朱印帳を閉じておくための御朱印帳バンド代わりとしてダイソーのブックバンドを使ってると書きましたが、デザイン的には気に入ってるものの毎回いちいちスライダーゆるめて取るのが意外と面倒でして。もっとこうワンタッチに取り外せるようにならんかなぁとか思ってたんですが、ふと差し込みバックルなんか仕込んでみてはどうかと思い付きました。 そしてそのまま考えてるうちに差し込みバックルよりもマジックテープにしちゃった方がコンパクトに薄くできて良いんじゃないかと気付きました。
私女だけど彼氏の御朱印帳がマジックテープ式だった 死にたい。。
∧_∧ ( ゚ω゚ ) 御朱印は任せろー バリバリC□l丶l丶 / ( ) やめて! (ノ ̄と、 i しーJ
一瞬なかなか良いのではないかと思ったけどすぐに上記のAAが浮かんだので即座にプラン破棄。 いやなんか社務所の前でバリバリ音立ててるのもなんですし。
って書いてて思ったけどもしマジックテープ式御朱印帳バンドを実際にお使いの方が居られたら申し訳ありません。べつに含むところがあるわけではないんです。
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Jun.5.2015(Fri)02:25 | Trackback(0) | Comment(0) | 放浪(旅行・御朱印) | Admin
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陶芸体験教室 完成 |
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週末、3月末に行った陶芸体験教室から焼き上がった器が届きました。 左側2つが後輩の作品で右側4つがMayugeのもの。
届いた荷物を開封しての第一印象、思ったより縮んでます。 乾燥、焼成のそれぞれの段階で少しずつ小さくなるのは頭では理解してたんですが、それでも思った以上でした。 小ぶりな茶碗くらいを予想していた茶色の器が小鉢くらいのサイズ。お通し出てきそう。 皿の方は今自宅にカレー皿サイズのものと一回り小さい皿が複数個ずつあるので、この中間くらいのサイズがあっても良いかなと思って作ったんですが、やっぱり思ったより縮みまして。だからこのサイズの皿はもう充分あるんだって!
後輩の丼も店で出てくるラーメン丼くらいの感じだったのがサラダボウルくらいになってまして。
釉薬は色だけ選んで指定してくるシステムなので模様っぽいのは工房の担当者のセンスにお任せ。あと、乾燥、高台の加工といった処理もすべてプロ任せです。高台の加工は初心者にはちょっと難しく、しかも見栄えにもその後の使い勝手にもかなりダイレクトに影響してくるとのことなのでプロにお任せできるシステムはなかなか良いです。 たしかによく見ると水平じゃないっていうくらいなら自作の味ということで納得できるかもしれませんが、使うたびにグラグラしてるのはちょっと嫌かも。 まあ高台をまっすぐ作ってもらってもどっちみち上半分が曲がってるんですけどね、Mayuge作の方は。
なんやかんや言ってますが自分で作った器がちゃんと仕上がって戻ってくるとなかなか嬉しいものです。 思った以上にお手軽にチャレンジできることも含めてなかなか良い体験でした。
そういえば後輩の作った丼、がんばってかなり薄く作ってありまして、手に取るとちょっとびっくりするくらい軽く仕上がってました。 で、家に持って帰ってさっそく中華スープか何かを作って丼に入れてみたところ、熱くて持ち上げられなかったそうです。市販の丼が厚く作ってあるのにはまさかそんな理由が‥‥。
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May.28.2015(Thu)01:14 | Trackback(0) | Comment(0) | 工作 | Admin
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あとはフォトショでなんとか |
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お気に入りだったタオルケットがだいぶ色あせてることに気付いて、ナチュラルに「コントラストかトーンカーブいじって彩度上げたらもうちょっとなんとかできないかな」と考えたあと我に返った。
写真はGW頃の笠間稲荷の藤。
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May.27.2015(Wed)01:03 | Trackback(0) | Comment(0) | 徒然(日記) | Admin
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氷上神社、奇跡の一本松 |
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さて、陸前高田に行った際のベルトコンベアー以外のものもいくつか。
盛岡出張のついでに「せっかく同じ岩手県内なんだし」という安直な考えで行ってみようと思いついたんですが、岩手に限らず日本の交通網って縦断方向には発達してるけど横断方向って微妙なんですよね。正直なところ交通手段を検索して陸前高田-盛岡間が3時間半近くかかると知ってちょっと止めようかと思いました。東京-盛岡間(2時間ちょい)の1.5倍以上じゃねぇか。
まあ行ったら行ったで移動もなんだかんだで楽しいんですが。
ということで写真は一ノ関-気仙沼間移動中の大船渡線の線路。 単線で車両の幅ぴったりまで草木が茂っている場所があったりして運転席横の前面窓が楽しいです。やってることが鉄っちゃんの子供と同じとか言わない。 もっと本当に緑のトンネルみたいになってる場所もあったんですがカメラが間に合いませんでした。
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御朱印の収集を始めたことは先日触れましたが、出発前になんとなく調べたところ、陸前高田市にも御朱印を受けることができる神社があるらしいと知りまして。ベルトコンベアに行く前にまず氷上神社へ。 気仙沼でバスに乗り換える際の待ち時間に電話で確認してから参拝しました。陸前高田の駅から歩くと言ったら電話の向こうから感心したようなあきれたような微妙な声が聞こえたような気がしたけどキニシナイ。3kmくらいで徒歩30分といったところ。
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参拝後、社務所で御朱印をお願いしようとしたら神主さんから中に上がるように声を掛けていただきまして、待ってる間にお茶をいただきながら神社のことなど話を伺ってました。 この神社に祀られてるのは御朱印にもある登奈孝志(となこし)神、理訓許段(りくこた)神、衣太手(いたて)神の三柱の神様で、もちろん記紀の神様ではなく名前からしておそらく蝦夷の神様とのこと。よく知りませんが式内社なのにそういうこともあるもんなんですね。なんかフランチャイズに加入したのにファミチキ売らずに独自の竜田揚げ作ってるみたいな。
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氷上神社から住宅地、ベルトコンベア地帯を抜けて海際の奇跡の一本松まで来た後、陸側を振り返るとこんな感じ。ベルトコンベアの向こうに見えてる緩やかな稜線の一番高くなってる部分が氷上山で、この麓に先ほどの氷上神社があります。あそこから歩いてきたのか。最初にこの景色知ってたら絶対やらなかったな。 氷上神社はもともとこの氷上山の上にある登奈孝志、理訓許段、衣太手の3神の名を冠した3つの神社が由来だそうで、この山は海から眺めたときに一番高く見え、なおかつこの山を目指して戻ってくると陸前高田の港に辿り着くことができるため、太古から漁をする人々の間で重要な目印であり、なおかつ信仰の対象とされてきた山だそうです。おそらく氷上神社の成り立ちもこの辺りから来ているのではないかとのこと。
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おなじみの奇跡の一本松。 この周辺はいくつかの破損した建物が震災遺構として残されてまして、当時の被害が偲ばれます。 松については保存にかけた費用等に批判もあるようですが、どうせこれに使わなくても何らかのモニュメントは作られてたでしょうし、Mayuge個人としては同じく費用がかかるなら珍妙なオブジェを作られるよりこの松でよかったんじゃないかと思います。
結局12時過ぎにBRT陸前高田駅を降りて氷上神社に立ち寄ってから海側に向けて移動し、コンベア撮りつつ奇跡の一本松まで辿り着いたのが4時前でした。ふらふら寄り道しながら移動した道のりを憶えてる範囲でGoogleマップでたどってみたところ8kmちょいくらい歩き回ってた様子。
このあとさらに周辺を軽くウロウロして夕方5時頃のバスで陸前高田をあとにしました。 ちょっと薄暗くなったとことか夕焼けとベルトコンベアーとかの写真を撮るのもいいかなと思ったんですが、夜9時頃までに盛岡に着くためには5時のバスに乗るのが必須で。翌日仕事ですし。 広い さすが岩手ひろい。
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May.25.2015(Mon)03:44 | Trackback(0) | Comment(0) | 放浪(旅行・御朱印) | Admin
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陸前高田ベルトコンベア |
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先週の前半にかけて仕事で盛岡に行ってました。
以前、何か他の調べ物をしてる時にデイリーポータルZの記事で陸前高田市の嵩上げ工事に動員されてる巨大ベルトコンベアのことを知りまして。巨大構造物とか好きなのでちょっと惹かれます。 秋ごろには使用を終えて撤去されてしまうらしいしちょっと見てみたいとは思ったものの、そっちの方に行く機会なんか無さそうだなぁとスルーしてました。 ところが急遽仕事で盛岡に行くことになったため、このチャンスにと週末の空き時間を利用して陸前高田まで足を伸ばしました。
これにあたってあらかじめ見学会を主催してるらしいところにメールで問い合わせてみたんですが、2週間くらい待っても何の返事も来ないのでとりあえずこっちは放置。勝手に行くことに。
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ちょっと離れた斜面からベルトコンベアおおむね全景。 こんな感じで向こう側の山を丸ごと削り出して市の元中心部一帯を15mほどかさ上げしてます。 ここからだとほぼ全てのベルトコンベアが重なって見えるため本当に縦横無尽に機械で埋め尽くされてるように見えますが、実際に近くに行ってみると意外とまばらです。
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先ほどの遠景から現地まで徒歩でほぼ1時間。なにしろバスが1時間1本とかなので歩くしかないんですよね。よっぽど折りたたみ自転車持ってこようかと思ったんですが、いちおう仕事がメインということでさすがに自重。 嵩上げが進行中の元市街地はほぼ通ることができず、一部の主要な道路のみ通行可能でベルトコンベアの隙間を縫うように通っています。 この辺まで来ると道路から上を見上げるとベルトコンベアという感じで、巨大構造物的には見応えがあります。
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先ほどの地点から工事現場を挟んで反対側に回り込み、陸側を見たところ。 津波被害で有名になった奇跡の一本松の方に行く通路の途中です。
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現在は嵩上げ済みの地面は目測でだいたい5~10mといったところが多いんですが、奇跡の一本松の近くに完成予定の高さまで一足先に土が盛られて展望台になってる場所があると紹介されてまして。そこからだとベルトコンベアにかなり近い高さから見ることができるらしく、わりと期待してたんですが、現地に着いてみたら閉鎖されてました。残念。 理由等は書いてなくて不明。
震災直後、土木の専門家でも何でも無い人から「山を削って市街地全体を埋め立てて高くすればいい」という意見が出たのを聞いたとき、技術的には可能でもコストと時間でまったくもって現実的じゃないだろうと反射的に思ったのは今でも憶えています。もっと端的に言えば「アホか」と思いました。ところが実際には現実の方がさらっとMayugeの想像を上回ってまして。ぜひ一度見てみたいと思ってた現場でした。 まあ最初に聞いた時点ではMayugeはダンプカーでちまちま運ぶのを想像してたんですが、試算ではその方法だと9年がかりの作業になるとのこと。これがベルトコンベアだと工期を2年に短縮できるそうで、一気に計画が現実的になったようです。Mayugeの感覚もあながち的外れではなかったのではないかという負け惜しみも書いておくことにします。
まあなにはともあれ見応えのある巨大機械でした。
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May.25.2015(Mon)03:40 | Trackback(0) | Comment(0) | 放浪(旅行・御朱印) | Admin
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