おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


2012年5月22日を表示

スガヤコーヒー(カレー)

なにやらコーヒー豆のお店の方が唐突に気まぐれでカレー作って店の端で売ってることがあるという噂は以前から聞いてまして。
しかもインドカレーというとデリーを中心とした北インド方面~ネパール辺りのカレーを出す店が多い中、南インドのカレーにこだわって作られているとのこと。
ただ、基本的に週末に十食分ほど作って売り切れたら終了という感じで、作る場合はBlogで告知があったり事後報告だけだったりと難易度高めのため、気になりつつもなかなかチャレンジできずにいました。

で、最近知人がつくば駅前でやってる「つくいち」という朝市に手伝いでたまに出てるらしいんですが、そこにこの店が出店してるという話をたまたま聞きまして。

ということでGWの最終日、5/6がちょうど開催日だったのでちょっと行ってきました。

‥‥という導入部で使うべく会場全体の写真を撮っておいたつもりが全然撮れてませんでした。デジカメを買い換えて以降、「なんか撮れたような音がしたくせに何も記録してない」ということが時々あって困る。

それはさておき、実は先月のつくいち(毎月第一日曜日開催)も見に来てたんですが、店はあったもののカレーが売り切れてたので今回はリベンジ。

お店はスガヤコーヒーさん。
今回は昼より少し前に会場に着き、無事にカレーを入手できました。



買ったのはポークビンダルー(¥600)。
インド系カレーのレシピ本か何かで見たことはあると思うんですが、店で出してるのを見るのは初めてです。
そもそも本格カレーでポーク使ったレシピ自体珍しい気がしますしね。Mayugeがインドに行ったとき、ガイドの人が「ヒンズー教徒はポーク食べられるんだけど、イスラム教徒も住んでるし、チキンやマトンがあるからわざわざポーク使わないネ」と言ってたので、そんなもんかーと認識してました。

味の方は酸味のあるさらさらスープのカレーという感じ。スパイスと酸味のさっぱりした口あたりが美味しいですが、カレーというよりはエスニック系の煮込み料理をごはんにかけたものと思った方がしっくりくるかもしれません。ちなみにライスもちゃんとインディカ米。基本に忠実にわざわざ湯とり法で炊いたんじゃないかなーという食感。
‥‥って書いたらその後の公式Blog炊飯器で炊いてるっぽい写真が出たので訂正。

黒ごまのペーストの使い方がよく分からなかったんですが、混ぜ込んでみるとゴマが香りつつ味が若干マイルドになってこれはこれで。
アチャールもシャキッとして美味しいです。

カレーの酸味はタマリンドか何かかと思ってたんですが、あとで調べてみたらポークビンダルーは豚肉のワインビネガー煮込みとのこと。普段食べられるインド料理とはまた違ったジャンルという感じで美味しかったです。
つくいちには基本的に毎回店を出されてて、カレーにもかなりレパートリーがある様子なのでまた色々試しに来たいところ。


 スガヤコーヒー

  所在:  つくば市春日4-24-19
  電話:  029-886-6877
  営業:  12:00~19:00(平日)、10:00~18:00(土日祝)、月火定休




カテゴリーがエスニックの店になってるけど気にしない。



2012年5月22日(火)01:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

洞峰公園 スリランカ正月祭

4月22日はつくば市内の洞峰公園にてスリランカ正月祭というのがあると聞き、ちょっと見に行ってきてました。

昼前に公園に到着しましたが天気は曇り、ときおり細かい雨がぱらつく感じ。
グランドの隅にステージが設置され、その左右にいくつか露店が出てる感じです。ステージに向かって右側に食べ物の店があり、左側は携帯や旅行代理店などでこちらはスリランカ人向けの雰囲気。

他の方が書かれてたイベントレポートを見てると日本、スリランカからそれぞれ政府関係者も顔を出してたほか、正月向けの料理の配布なんかもやってたらしいんですが出遅れたもよう。政府要人は別にいいんだけど主に配布に。



コットロティを鉄板カンカンいわせながら調理してる店員さん。会場はこの音が定期的に響き渡ってました。
昼前後だったこともあってどの店もけっこう人が列んでます。人口比率は日本人とスリランカ人と思しき人々が半々くらいという感じ。そこここで「おー、久しぶり!」「最近どーよ?」的なことを言ってるんではないかと思われるような挨拶を交わしてる人々が見えます。



まず写真上段はセイロンインでライスセット(¥600)。
こちらは普段中目黒でやってるお店らしいです。
チキンカレー、カシューナッツカレー、ライス、バルマッリ(?)、パパダン入りのお得なセットとのこと。
ていうかバルマッリなのかパルマッソなのか文字と写真写りが微妙でよく分かりません。思い付く組み合わせで検索してもどれも全くヒットしない。
スリランカはわりと海産物も食べるイメージですが煮干しによく似た食材があるそうで、これを使用した家庭料理とのこと。初めて見ましたが他の店でもセットに付けてたので正月向けの料理なのかもしれません。日本のごまめ的な。
小魚をタマネギか何かと一緒に甘辛くスパイシーに煮付けたような料理で、テキトーな表現をすれば佃煮を伝言ゲームでスリランカ人が作ったような雰囲気。
酸味のあるカレーと一緒に口に放り込むと不思議なマッチング。付け合わせとして物珍しいですがこれはこれでという感じ。
チキンカレーは酸味と辛みでいかにもスリランカカレーというタイプ。カシューナッツカレーは初めて見ましたが、スリランカ方面の豆カレーでよくある、ココナッツがしっかり効いたマイルドなカレー。どちらも美味しいです。パパダンは砕いてライスの上にまぶしてあります。

写真下段、以前に店舗の方にもに行ったことがあるランデワも出店を出してたのでこちらではワデ(3個¥500)を購入。
揚がった豆のザクザクした歯ごたえと香ばしさにスパイスの組み合わせがシンプルながら好みなので、最近スリランカ系のイベントに来ると毎回買ってる気がします。このワデはフェンネルシードっぽい香りがメインで主張してるのが特徴的でした。



「インド,スリランカレストラン ディヤダハラ」では写真上から反時計回りにチキンコットロティ(¥500)、チキンロールス、タンドリーチキン(各¥200)、ワタラッパン(¥300)を購入。
見覚えのある看板と思ったらよくインドになったりバングラデシュになったりしてる店だなキミは。
こちらはテイクアウトしてコットロティ、ロールスはワデの食べ残しとともに翌日の弁当に。

コットロティは以前から気になってた食べ物ですが今回初挑戦。ロティはスリランカ辺りでよく出てくるクレープみたいなやつですが、これを刻んでドライカレー的なものに混ぜ込んだ料理。もっちりした食感の細長い生地がスパイシーなご飯の合間合間から顔を出し、なんというかカレーそばめし的な。B級グルメっぽい雰囲気でなかなか美味しいです。

チキンロールスはよくSpring Rollとかいって売ってるのを見かけるんですが、中国を出てヒマラヤを越え、インド亜大陸を縦断する間に春巻からだいぶヒンディーに訛った様子。そぼろ肉とタマネギか何かの具をクレープのような皮でを巻き、衣を付けて揚げてあります。辛くはなく普通にお総菜な雰囲気。

タンドリーチキンとワタラッパンは当日の夜に晩ご飯のおかずおよびデザートとして。
ていうかワタラッパンが容器が白飛びして写ったせいもあってすごく謎の物体に写ってますが。ジンジャーとかカルダモン辺りと思しき風味が効いてエスニックな蒸しプリン。例によってかなり甘めなので甘くないお茶との組み合わせが美味しいです。


会場ではこの後トラックの方に人が出てきて運動会のような催し物が始まってました。
ずっと降ったり止んだりだった小雨がちょっと強くなってきて、傘も持ってなかったのでMayugeはこのへんで撤収。

エスニック好きの日本人来訪者も多かったですが、基本的には近いタイミングで開催してたボイシャキメラと同様、日本に滞在してるスリランカ人同士の交流会という性質が強いのかなという印象でした。



2012年5月22日(火)00:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理


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