金環食 |
|
| 金環食でしたな。 春先に秋葉原で日蝕グラスを500円くらいで売ってるのを見かけ、「ああ、そのうち買わないとなぁ」とか思ってはや2ヶ月、一昨日の深夜にまだ買ってなかったことを思い出しました。 そして昨日、市内で売ってそうなところを一回りしてみたところ、どこも「日蝕グラス売り切れました」の文字。 仕方ないから昨日の夜、昔のネガから感光部を切り出してました。だからそれをやるなとニュースでもさんざん流れてるだろうが。 肉眼で見るよりマシだろ。 あとさすがに白黒フィルムのネガなんか自宅に転がってなかったため、止めときなさいランクが一段上のカラーフィルム。
ついでに水面の反射光で観察というのを試すために黒インクと皿も用意してみました。
そして欠け初めから眺めようかと6時くらいに目覚ましをセットして今朝、目が覚めたら7時。ギリギリじゃねぇか。 目覚ましが鳴ったのかどうかすら不明。
ともあれ外に出て太陽を見てみたところ、半分を超えたかなーという見頃くらいのタイミングだったのでギリギリで良しとしておきます。 写真はフィルム感光部1枚越しでデジカメ撮影。 肉眼で見るにはちょっと光が通り過ぎてる感じなので、使うなと言われるのも納得。
| |
| ネガ1枚じゃ透過光が多すぎるだろうと予測して二枚用意してたんですが、二枚重ねだとこんな感じ。肉眼で見るときは基本こっちで。 ちゃんと日蝕グラスを用意してた同僚は全体的にこんな感じで太陽のみが写ってました。 同僚の写真は非常にきれいに撮れてたんですが、雲が一緒に撮れてるMayugeの写真を逆にうらやましがられまして。
日蝕グラスをちゃんと入手してたらこんな事試さなかっただろうし、雲も一緒に写った日蝕写真はなかなか趣があって良かったので結果オーライとしておきます。
| |
| ということで金環食。 今回つくばは金環食の見える地域の中央ラインにかなり近かったため、環の太さがほぼ均一に見えてます。 早起きして日蝕開始前~前半のうちに撮影条件とか色々検討するつもりが寝坊でグダグダになったため、とりあえず数撮っておいて後から取捨選択する方式。 できればもちょっとなんとかしたかったところですが、まあ最低限画像が残せたから良しとしておきます。
金環食は皆既日食と違ってそれほど暗くならないという話でしたが、微妙な薄暗さというか日が照ってるにもかかわらず微妙に日光に力がないというか、何とも言い難い雰囲気。
| |
| ネガの端に穴が空いてたのでピンホールで欠けた日光型の光点もやってみました。 金環食直前にやってみたらものすごく地味だったため、その後は忘れててそれっきり。 せっかくだから金環食になってるときにもやってみるべきだったか。
あと、地面にうつる木漏れ日が全部三日月型という写真でなかなか綺麗なのが出回ってますが、私もあれ撮りたくて金環食の10分ほど前に木陰の様子は見に行ってたんですよ。しかし全体的にばらついた感じで全く綺麗になってなくて、あー、ここじゃダメかーと思ってそれ以降見てませんでした。 あとになって同僚が同じ辺りで綺麗に三日月型の木漏れ日だらけになってるのを撮ってて、もっとこまめにチェックしておけば良かったと後悔。
ついでに、黒インク水に反射させて太陽観察についてですが、風で水面が乱れて滅多にまともに見えないので最初に数十秒眺めたあとは存在自体を忘れてました。
日蝕はそれなりに見る機会がありますが、金環食となるとなかなかチャンスが無さそうですし、色々バタバタしましたがそれなりに満喫できました。
| |
|
2012年5月21日(月)23:30 | トラックバック(0) | コメント(2) | 徒然(日記) | 管理
|