スマホ用革ケース |
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| 先日というか夏くらいにスマホを導入しました。 機種はちょっと前のXperia Z(SO-02E)。 で、本体にはカバーではなくバンパータイプのフレーム枠みたいなのを付けたんですが、鞄の中に放り込んでおく時にはガラス面の保護のためになんかぴったりしたケースが欲しいなと思いまして。 しかし枠が付いてるせいでぴったり収まるケースなどあるはずもなく、それならということであるもん使いなさいの精神と無ければ作りなさいの精神。 ちょうどうちに革細工用の道具一式とヌメ革が1枚あります。
なんでそんなもんがちょうど家にあるんだって話ですが、以前にちょっと触れたデジカメ買い換えの際、情報収集中に見かけた革カバーに非常に惹かれまして。 ただ、いくつか出ているこれらのカバーについて、「こっちの形でこの色があればなぁ」という感じでいまいちこれだ!と定まりきらず、結局購入には至っていません。で、そうこうしてるうちに「安めのカバー買うくらいの金額で材料と工具一式買えるな」と思い、とりあえず基本的な工具一揃えを買ってしまいまして。製作も開始してたんですが、途中でもくろみが外れた部分があって加工を中断し、そのまま放置してるのが現状。
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| ということでとりあえず革細工の練習を兼ねてちょっとスマホ用ケースを製作してみることにしました。 いちおう入門用の革細工の本なども買ったんですが、ちょっと作りたい形の都合で変則的な加工をしてます。
まずはベニヤ板をスマホと同じサイズに切り出し、重ねて貼り合わせて厚みもスマホと同じにします。1枚目の写真のあと微調整のために厚紙を追加したので中段の写真では表面が白くなってます。 この型に合わせて革を切り出し、両面テープで型に貼り付けてそのまま型ごと菱目打ちで穴空け。この辺が変則。 菱目打ちは3mmピッチの6本打ちと2打ちを使い、防音の良くないアパートで夜中の作業なので木槌は使わず、体重をかけてグッと押し込むだけで。 作業音を考えて菱目パンチも買ったんですが、この形状では使えないので今回は出番無し。
革細工というと普通は縫い代が外側に出ているものですが、スマホが5インチのちょっと顔面のでかい機種なので、できればこれ以上投影面積を大きくしたくありません。しかし革は布と違って「縫ったあとに裏返す」というわけにいかないのが厄介なところ。まあべつに裏返すのも不可能ってわけじゃないでしょうけど。
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| とりあえず目打ちが終わって型からひっぺがした革の底辺部分を縫い始めます。 ここで問題発生。型に貼り付けるときに使った両面テープの粘着材が革の裏地と馴染んで取り除ききれず、革の裏側が微妙にベタベタします。次回から仮止めには両面テープ禁止、もしくはダイソー以外のやつで試してからで。
で、中段が変則作業その2。裏返せないなら4辺同時進行で縫製すればいいじゃない。革細工は糸の両端に針を付けて交互にクロスさせながら縫い進むため、2本x4辺で合計8本の針を同時に使うことになり、非常にごちゃっとした見た目になってます。
そのまま最後まで縫い進めて完成。 脳内で考える分には簡単でしたが、実際に作業をやってみると2本の針を使って作業してる間、残りの6本の糸と針がブラブラしてて非常にうざったいです。
8本の針を付けて作業を始めたときにはどうなるかと思いましたが、慣れてくればけっこうなんとかなりました。 よく見ると縫い目が乱れてたりいかにも素人仕事という感じではありますが、初心者が初挑戦のくせに基本を無視した変な構造にチャレンジしたにもかかわらず、無事に完成までこぎ着けただけ上等としておきましょう。 製作着手から完成まで3ヶ月半、実質作業日は1週間ほど。大部分は細部の構造を脳内で練ってた時間と革に穴を開ける作業の際の騒音対策をどうするか考えあぐねて放置してた期間です。試しに体重かけて押してみて、それなりに穴が空くことが確認できたら2日で完成しました。
端っこの丸い穴は着信ランプの確認用。シルバーの葉っぱは以前に貴和製作所で買ったアクセサリパーツで本来は何用なのか不明。
両面テープの粘着材は2週間ほどはけっこうベタベタしてましたが、だんだん剥がれてきたのか使ってるうちにだいぶマシになりました。ただしいまだに完全には無くなってない様子。
「革細工で縫い代を内側にする」という工夫については、たぶん一般には「? それが?」というようなピンとこないポイントである上、効果としては「横幅が4mm小さくできた」という程度で、苦労のわりには伝わらない感が強いのではないかと思います。思い付いたからやってみただけという。
ついでに1枚目の写真のストラップはガチャガチャのブンチョウストラップからシロブンチョウのもち寝。 昔文鳥飼ってたせいかこのシリーズが妙にツボってます。
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2014年1月9日(木)01:23 | トラックバック(0) | コメント(2) | 工作 | 管理
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トマトサンボールもしくはオニオンサンボール |
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| バナナリーフに行った時に何度か見かけ、気に入っていたトマトとタマネギを和えたやたらと辛いサラダがありまして。
たしか以前に店員になんていう料理か聞いたときにはトマトサンボールといわれたような気がしたんですが、スリランカフェスティバルで買った本、「家庭で作れるスリランカのカレーとスパイス料理」や検索結果を見てるとオニオンサンボール(もしくはオニオンサンボーラ)と呼ぶ方が通りがいい様子。材料は似たようなものなので、どっちを多めに入れてメインっぽいかっていう気持ちの問題でしょうか。それともオニオンサンボールと言われたのをMayugeが勝手にトマトと脳内変換してただけでしょうか。
どうでもいいことですがMayugeにとってスリランカの「サンボール」という概念がどうにも理解しづらく、なんだか漠然とやたら広い範囲をカバーしてるイメージ。もちろん辞書的な意味は検索すればいくらでも出てくるんですが味とか素材とか加工法とか、共通項が実感として掴みにくいんですよね。
ということで話が逸れましたが上記の本などから材料としてスリランカで伝統的に使用されている鰹節によく似た物体、モルジブフィッシュが必要ということは分かってまして。で、たしかバナナリーフの店の端でそんな感じのものを売ってた気がするなと。先日の移転先訪問はあわよくばこの辺も買えないかというのも目的でした。 いやべつに鰹節でも代用できるとの噂ではあるんですが。
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| で、食事のあと、シェフと思しい店員さんにトマトサンボールを作ってみたいというようなことを日本語が通じないようなので片言の英語で伝えてみたところ、「あんたそらモルジブフィッシュ入れんと!」というようなことを言われたような気がして指さされた先にモルジブフィッシュサンボールと書かれた茶色い瓶詰め。またサンボールか。さらにその隣にいかにも辛そうな色をした瓶詰めがあり、Mayuge的にあのサラダというと鬼のように辛いイメージがあったため、「こっちのは?」と聞いてみたら「こっち(茶色)は少しだけ辛くてこっち(赤)はもっと辛い」というような雰囲気の返事だったようなのでとりあえず両方購入してみました。にゅあんすでいきておりますゆえ。
ちなみにその赤い方はカッタサンボールというらしく。 カッタサンボールで検索するとモルジブフィッシュをベースにタマネギとかレモン果汁とか唐辛子などを和えた感じのもののようで。以前にバイキングで初めて食べた際浮かんだ「トマトとタマネギにこの赤い瓶詰め混ぜればできそうじゃね?」というMayugeの直感はあながち外れてもいなかった様子。
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| ということで玉ねぎは常備してるのでさっそくトマトを買ってきてチャレンジ。 なにも冬になってからわざわざ試すレシピでもない気はしますが、まあせっかくモルジブフィッシュ買ったので。 季節外れなせいでトマトが高いです。小さいやつでいいか。
レシピを検索した結果、玉ねぎは水に晒さないで作ると強調されてたりしましたが、以前に水に晒してないオニオンスライスを食わされて胸焼けになったトラウマがあるので、とりあえず安全策としてオニオンスライス準拠で水に晒して作成することにします。 例によって行き当たりばったりに適当クッキング。
材料: 玉ねぎ 半分 トマト(小) 1個 モルジブフィッシュサンボール 小さじ2 (鰹節で代用可) ポルサンボール 少量 (唐辛子で代用可) 塩 少量 レモン果汁 小さじ半分
玉ねぎはスライスして軽く水に晒します。 トマトも半切りにしてヘタを取ったあとスライスし、水を切った玉ねぎと共にボウルに入れ、その他の材料を入れてひたすら混ぜ、味見をして塩、レモン果汁を微調整して完成。 レシピとかクッキングとかいうのもおこがましいくらいのお手軽さ。
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| 塩とレモンベースで非常にシンプルな味にもかかわらずモルジブフィッシュのおかげで意外と旨味があり、さっぱりした美味しいサラダという感じ。 言ってしまえば醤油と鰹節とレモン汁ぶっかけた和風オニオンスライスの延長上にある食べ物と思って問題ないかと。 あっさりした味なので極端に辛くしなければけっこう何にでも合いそうです。
今回は入れてませんがバナナリーフで出してたものにはスライスしたピーマンらしきものが入っていて、これも良い香りだった記憶があります。上記の本のレシピでは青唐辛子とシシトウを使ってまして、手に入る季節ならその方が美味しそうです。ちょっとの加減で鬼のように辛くなりそうですが。
あと、モルジブフィッシュは鰹節(できれば塊の)やなまり節で代用可能とのことで、そこまで来たらほぼトマト入りオニオンスライスだと思います。
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| トマトに酸味のあるサラダ系というとアボカドも合うんじゃなかろうかと思い、アボカドを入れたアレンジバージョンを作ってみました。 なんというか、別に不味くはないんですがアボカドが馴染まないというか、アボカドを入れたことによって特別何かプラスになったポイントが感じられず、いまいちでした。 ほとんど同じ材料使うならワカモーレにした方が美味しいかも。
アボカドはさておき、簡単に作れてクセがないサラダとして最近は付け合わせのローテーションの一つに採用しています。
インド料理屋のドレッシングといい、自宅での料理はカレーよりもサラダの再現ばっかやってる気もしますが。
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2014年1月9日(木)01:03 | トラックバック(0) | コメント(2) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理
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