おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


スリランカフェスティバル 2012

9月8、9日は代々木公園でスリランカフェスティバル
毎年9月は代々木公園のアジア系フェスティバルがほぼ毎週開催でMayuge的に多忙です。休日出勤してる場合じゃねぇ!
以前のスリランカフェスティバルについてはこんな感じで
今回は8日(土)、例によってお昼時に到着して色々と昼食を物色。写真は入り口および歩道の上からの定点観測。
インドやタイなど、料理が比較的メジャーなイベントに比べると空いてますが、アジア系イベントの中では近隣国の混入抜きでも出店数がわりと多くて選択肢が豊富。
個人的にはスリランカ料理のちょっとシャープなスパイス使いはわりと好きで、むちゃくちゃに混んでないから会場内も歩きやすいためスリランカフェスティバルはリピート率高めです。



まずご飯的なものをと写真上段、『LION』のコットゥロティ(¥500)
通常コットロティというと焼きそばっぽい炒め物というイメージですが、なにやら刻みロティの気配が少なめで野菜たっぷり。なんとなくスパイシーな煮浸しのような仕上がり。期待したものからちょっと外れてる気はしますが美味しいです。白いご飯に乗せて丼にしたらよく合いそう。

主食のつもりで買ったコットロティがおかずだけ食べたような感じだったので追っかけデンプン。
『スリランカ天国料理 NIRVANA』のカレーライス(¥600)にワデ(¥100)を追加。
たぶん以前から蓮の花を図案化したようなロゴの看板が記憶に残ってた店ですが買うのは初。
インディカ米のサフランライスに豆のカレーと正月祭でも見かけた野菜の甘辛煮、タンドリーチキン、パパドのセット。カレーはスリランカの豆カレーでよく見かけるココナッツミルク風味のマイルドなタイプ。
ワデはスリランカ系イベントに来ると毎回買ってますが、豆で作った衣の無いコロッケ的なもの。今まで見たワデは豆が粒のまま入ってるのが多かった気がしますが、この店のはけっこうしっかり豆を潰してあります。写真でもコブミカンの葉っぽい破片が見えてますが、思った以上にスパイシーでした。
全体的にどれも美味。



ちょっと暑かったのでデザートに冷たいものでもと、看板で惹かれたフレッシュココナッツアイスクリーム(¥450)。売ってたのは店名不明で「ハーブジュース&フレッシュフルーツスムージー」という看板を出してる店で、この手のアジア系イベントでよく見かける常連。何か買ってみたのは初めてですが。
アイスの上にはココナッツミート、スイートコーン、ピーナッツ、ルークチットが乗ってるとのこと。
ルークチットってなんだかよく分からないので帰ってから調べてみたところ、タイ語でサトウヤシの実の胚乳のシロップ漬けだそうです。スリランカ違うし。
これ自体はなんか柿の種(亀田製菓のじゃない方)の中身がもう少し人間に対してフレンドリーになった感じの味と食感。
要するにほぼ無味。食感はもっちりしたようなくにくにしたようなしゃっきりしたような何とも言えない感じ。ナタデココなんかと同じく食感を楽しむための素材と思われます。
ココナッツミートはココナッツの果肉でしょうか。細切りされた真っ白の薄い板で味はほとんど無くコリコリした面白い食感。Mayugeが知ってる食物の中で言えば焼き鳥のナンコツに激似。
アイスクリーム自体はほんのりココナッツミルク風味でわりとさっぱりした味。甘さも東南アジアスイーツとしてはかなり抑えめな印象。アイスにはミスマッチに思えたスイートコーンもショリショリした歯ごたえが意外と悪くないです。クラッシュしたピーナッツも良い風味でした。全体的に具は味や風味よりも食感のために入ってる感じで、日本でアイスクリームに求められるものとはかなり方向性が違ってると思いますが、これはこれでけっこう良いと思います。



この他、食べなかったけど目を惹いたものとして、人の顔面くらいあるやたらでっかいカニを持った店員さんがカニカレーを宣伝してました。
店の奥で真っ二つに叩き切ったカニがそのままフライパンに放り込まれてるのが見えてなかなか派手。
1.5kgサイズのカニを丸ごと使った料理が¥10000、ハーフで¥5000とのことで、なかなか買ってる人は見かけませんでしたがとにかく人だかりができて目立ってました。
テント壁面にはオーナーの全身写真とかフルネームを大きくプリントして載せ、「スリランカ人気#1レストラン 日本DEBUT!」と押し出してる割には店名がどこにも書いてなかったり、カニカレーの値段も壁には書いてなくて、¥500、¥1000のチキンカレー、エビカレーだけ値段載せてるなど妙にアンバランス。関係してると思われる単語を検索したところ、本業はカニの輸入や卸しではないかという印象で、まだ飲食店としての業務形態とか方向性がきっちり定まってないのかもしれません。


あと、スパイシービストロ タップロボーンのテントの端っこに以前どこか経由で出版の話を知って気になってた本、『家庭で作れるスリランカのカレーとスパイス料理』が売られているのを発見。
本屋で見かけることがあったら一度内容を見てから買うかどうか決めようと思ってたんですが、勢いでそのまま購入してしまいました。
店番をしてたスリランカ人っぽい顔立ちの少年に「今日ちょうど著者がいるんで、よかったらサイン入れますよ」と流暢な日本語で言われ、せっかくだからお願いしたところ、テントから通りに向かって「おかん!おかーん! お客さん!」と呼びかけてて日本語が流暢というより日本語が母国語レベル。彫りが深くて整ったいかにもな顔立ちから「おかん」って単語が出るとインパクトありますな。
Mayugeとしてはモツを使ったスリランカカレーのレシピが知りたかったんですが、残念ながら収録はされてませんでした。本に載ってるレシピのどれかの応用で作れるのか、サイン貰うときに著者に聞いてみればよかったと後から気づきました。不覚。



さらに店自体はスリランカではないものの、こしょう本舗という店がブースを出してまして、スリランカ産のコショウを使用した製品、「生こしょう」を販売してました。特別価格¥500。
生の粒コショウを塩漬けにした柔らかいコショウで、試食でもらったところ乾燥品にはないシャープな香りがなかなか良い感じ。
潰してある通常のものと丸い粒そのままのがあったので粒の方を一本購入。
GABANからグリーンペッパーの水煮の瓶詰めが販売されてますが、風味はこれに近い感じです。水煮は若干酸味があるんですが、この生こしょうはそれよりも雑味が少なくて使いやすそうです。
ローストガーリックと一緒にステーキに添えて焼くと風味やアクセント付けに良さそう。

また、コショウ料理に特化した直営店、胡椒饅頭PAOPAO胡椒饅頭KIKIというのもあるそうなのでそのうち試してみようかと忘れないうちにメモ。

どうでもいいけど何回打っても「生こしょう」を「ナマコ賞」と変換するうちのATOKに誰か何とか言ってやってください。



2012年11月19日(月)02:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

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