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2012年4月26日を表示

ルピシア グラン・マルシェ2012

ちょくちょく見に行ってるルピシアの試飲会ですが、先日横浜で開かれたグラン・マルシェ2012にまた行ってきました。同行者はちょうど都合が良くて久しぶりに行きたいと言ってたニケ。
経験上午前中に入っておく方が空いてていいとは思ったんですが、今回予約の出足が遅かったため午前が取れず午後1時からの部となりました。

写真は入り口近くにあったお茶っ葉ディスプレイ。なんかテンションが上がる感じの展示ですが、軽く見積もっても葉っぱを数万円分は使ってあるように見えます。思わず材料を金額に換算してしまう辺りに庶民臭がただよってますが豪勢ですな。



会場はどーんと広いホールの入り口側にいつも通り各種お勧め紅茶や「ココデシカ」などの限定紅茶、お茶関連の商品や雑貨などの売店があり、さらに試飲ブースがあって一番奥が会場で食べる用のお茶請け各種の販売コーナー「コバラヘッタ」となっています。
そういえば先日、「ルピシア グランマルシェ 2012ココダケの値段」で検索してきた人がいました。惜しい、ココデシカです。あと値段は覚えてません。

写真は会場奥のコバラヘッタ前にある飲食スペースから入り口方面。
この日は朝からかなり雨風が強く、ニケ邸から駅までの移動中にも風で傘を壊されてる人を5、6人見かけるような状態だったため、ちょっとは空いてるんじゃないかと期待したんですが全然そんなことも無く満員御礼。



例によってニケと出かけるとズルズル出発が遅れるため、今回も計画では昼食後に試飲会のつもりだったのが会場に直行することに。
ということで昼食抜きなので会場に着いたらお茶もそこそこにまずは食糧。

今回のコバラヘッタは普段より充実さ5割増し。去年のダージリンフェスティバルで見かけた坦々うどんやスコーンをはじめ秋のグランマルシェでも売ってたキッシュ、さらにフルーツタルトやスコーン、ルピシアの紅茶を素材に使ったマカロンなど新旧取り混ぜて選択肢が非常に増えてます。

ということでまずはごはんとして上段がキッシュ「ベーコンと春キャベツ」「イワシと新じゃがいも」の2種とニョッキ。中段が坦々うどんとソーセージデニッシュ的なもの。
キッシュは焼きたてのタルト生地が非常にさっくりとして香ばしく、どちらも美味しかったです。ベーコンと春キャベツは想像通りの味という感じでしたが、イワシと新じゃがいもも思ったほどイワシが前面で主張しておらずクセがない味でした。ニョッキは濃厚なクリームチーズのソースにモチモチの生地がよく合ってます。ニケ的にはたっぷりパクチーの風味が効いた坦々うどんの評価が非常に高かったらしく、早速自宅で再現すべく算段してました。ちょうど去年のパクチーから落ちた種がすでに食べられそうなくらい芽吹いてるそうで。

下段はデザート群。
左から白桃ラズベリーのタルトレット、同じくアプリコットキャラメル、日向夏。
白桃ラズベリーとアプリコットキャラメルの2種のタルトレットは表層はしっとりしてますが下層にはざっくりとしたタルト層があって食感、香ばしさもなかなか。
ビジュアル的に右端のの日向夏にいちばん惹かれたんですが、期待通りクリスピーっぽい生地がサクサク香ばしくて美味。

あと、飲食コーナーの端にお茶がポットで置いてあり、自由に注いで飲めるようになってました。なかなかありがたいです。
Mayugeが行ったときには緑茶でしたが、美味しかったしせっかくなので銘柄も書いてあってもよかったのではないかと思います。

この他、よく分からないところでは小さい造花が100円で売られてまして。しかもけっこうな人が集まってきて買ってます。



試飲コーナーブース内。
相変わらずの混雑っぷりが見て取れると思いますが、やはりブース内でお茶の準備を担当する人はかなり減っています。
中の人はほぼ休み無く動き続けてるんですが、それでも以前のようにほとんどのお茶が常に出揃っているという状態ではなく、お茶が入ったら名前をコールしつつ配膳されて、そこにわーっと人がたかってくる感じ。準備中のポットにかかってる名札をチェックしてまわり、気になるお茶の配膳が近くなったらブース前に陣取って待機する戦略を取ってる人が多いようです。
昔のように気になるコーナーを端から順にすべて味見するような回り方は難しくなってます。



以前は会場内での買い物については500円だったか1000円だったかごとに1枚カードが貰え、これが3000円分貯まると通販での購入と同様にルピシア便りに1年間登録できるというシステムがありましたが、今回からこれが変わってました。
入場時にこのようなスタンプカードを渡され、場内で買い物をすると100円ごとにスタンプが押されます。そして3000円分のスタンプが貯まればルピシア便りが登録でき、さらに4000円以上だとティーバッグセットのプレゼントが貰えるようです。
ついでに貰えるティーバッグセットは金額が1000円上がるごとにランクアップしてる様子。

会場内でアーモンドやクルミのグラッセというのが売っていてちょっと惹かれるものがあり、両方買えばポイントが貯まってワンランク上になるとか考えたんですがなんとか我慢。
今回Mayugeはお茶は贈答用のプチ缶を買った程度で、結局出費の大部分は場内での飲食費でした。

以前の方式だとけっこう端数で消えちゃう金額があったんですが、このシステムならロスが少なくて良いです。特に我々のように会場内の食べ物などで細々と買い物をするタイプにはありがたいシステム。

と、ここでさっき100円の造花を買ってる人が妙にたくさんいたことに納得。端数合わせ用かアレ。
あと、このスタンプカードは再入場の際のパスとしても使えるとのこと。

ということで毎回着々とシステムが改善されてるルピシア試飲会ですが、今回も地味に改善点が見られ、客がよりお金を落として行きやすいシステムに仕上がってました。昔の「これ本当にルピシアは元取れてるのか?」と心配になるような一方的大放出感は無くなって採算性重視に軸足を移してきてる印象はあるものの、イベントを楽しめる工夫には相変わらず手を抜いてなくて好感が持てます。お茶以外にも楽しみが充実してるのは歓迎です。



2012年4月26日(木)00:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理


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