おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


Show by May/23/2010

潮干狩り 海の公園

ニケがしばらく前から、というか学生時代から潮干狩りに行きたいと騒いでまして。学生時代にもある程度下調べして検討などしてはいたんですが、実行しないままに終わってました。
それが最近何のきっかけかで再発しているようで、この前の土曜の午後になって「明日潮干狩りを決行する」という旨の通達が来ました。

ということで土曜の夕方からニケ邸に移動して翌日曜、潮干狩りに。運転は例によってニケ's旦那。

あ、写真はニケ邸に移動する最中に見えた建設中のスカイツリー。だいぶ育ってきてます
たしかつい先日、日本一高い建造物になったとかニュースでやってたような。そろそろ半分越えたくらいだったでしょうか。
ニケ邸への移動中、なんかグランさんが出張と同僚の結婚式で横浜にいるらしいので、ちょっと会って一緒にトンカツ食べてきました。

行き先は横浜 海の公園。八景島シーパラダイスのすぐ横にある人工の砂浜で、入場料などは必要なく潮干狩りができます。ただし、有料の場所とは違って稚貝の放流などを行ってるわけではないので、本当に収穫があるかどうかは運と実力次第。
この土日はちょうど昼の1時頃に干潮のピークがきて、その前後2時間くらいが潮干狩りチャンスのとこと。この日を逃すと次はGWまっただ中になるそうで。
そんなわけで朝の9時過ぎに出発してがっつり潮干狩ったあと午後には解散くらいのプラン。
お弁当作って持っていくとか言ってるので休日にしては早起きしないと。大丈夫かね。

  「赤ちゃんの授乳で6時くらいに多分起こされるから、そのまま起きてればなんとか!」

ああ、なるほどね。天然の強力な目覚まし付きなのね、最近。

- - - -

  「寝過ごしたー! 起きれー!」

なにやらデジャヴを感じる声で起こされる朝9時。

  「一度起きたと思ったらいつの間にか二度寝してた!」

とりあえず朝ご飯にホットケーキを焼くのと、お弁当用におにぎりと唐揚げ作成を急ピッチで。

  「じゃあそこに出てるホットケーキの粉に牛乳入れて焼いてください。片方はココア風味にしてバナナ乗せて!」

遅れ気味でもご飯に手を抜かないのはいつものこと。

  「あ、あと唐揚げ揚げておいてください」

おおむね分担がこっちに来てませんか。
とりあえずせっかくなので以前にためしてガッテン!でやってた、「1分30秒揚げて半生のまま油から取り出し、4分放置して余熱で火を通して、最後にもう一度揚げて表面をカリッとさせる」という揚げ方を試してみました。
たしかにジューシーに揚がったような気もしますが、単品で食べても普段と違うかどうかよく分かりません。ていうか普段唐揚げとか自宅で揚げない。

そんな感じでバタバタしつつご飯済ませて準備して出発。11時前くらい。昨日まで冷え込んでましたが、今日は天気もよく暖かくなりそうです。かなりの行楽日和。

公園に近付いてきた辺り、何やら半端な場所で渋滞。もしやと思って交差点で誘導してるおっちゃんに聞いたところ、

  「ええ、海の公園に行く列です。駐車場はもういっぱいだから、このまま列んでても何時間かかるか分かりませんよ」

誰も考えることは同じだな。とりあえず埒があかなそうなので、少し離れたところで駐車して電車で公園に行くことにしました。



‥‥本当に誰も考えることは同じだな。
公園に到着したのは12時過ぎといった頃。佃煮にするくらい人がいるんですが。

ひとまず高台にベースキャンプを設置して荷物をまとめ、ニケ's旦那は赤ちゃんのお守りと荷物の番。ニケとMayugeが獲物を持って浜辺に行くことに。しかしこの人出では収穫は期待できなそうかなぁ。場所残っちゃいねぇ。
ていうか胴長着込んでる人とか肩まで海に浸りながら最前線で採ってる人がいますよ。もはや潮干狩りなどという牧歌的な響きではなく、普通に漁です。食糧争奪戦。

水辺に降りてみると波打ち際は砂っていうか貝殻。これだけ人が押し寄せても潮干狩りポイントとして持続され続けてるだけのことはあり、かなりの数の貝が生息してるのも確かなようです。
ということでさっそく侵入。とはいえニケ:長靴、Mayuge:サンダルの装備では入れる水深もたかが知れており、そのくらいの一帯はすでにさんざん先客に荒らされ済み。出てくるものはことごとく殻のみです。軽く一回りして「これはダメだねぇ」という結論になり、一旦ベースキャンプに戻って早々に昼ご飯。
そして栄養補給したら改めて再侵攻。今度は陸地側で。
とはいえ陸地なんかなおさら激戦区。あらゆる地面がすでに掘り返されてます。ちょっと砂をかいては移動を繰り返し、10分ほど過ぎた頃、Mayugeが地表の雰囲気からして「ここ朝から一度も掘り返されてなくね?」という場所を見付けまして。人が大量にいる一角ではあるんですが、心理的な死角になってたのか波に均されたままっぽい地面の場所がありました。ということでここに陣取って軽く穴掘り。お、ひと掻きで3個くらいアサリが。ちゃんと中身入ってるし、店で売ってるサイズ~むしろちょっと大ぶりかもというくらいのサイズのアサリが、熊手で砂を掻くたびに出てきます。良い場所発見。近くでカニと戯れてるニケも呼んでここに集中することに。



しばらく掘ってるうちに、濁って中が見えない水に手を突っ込み、砂を素手でさっと撫でて感触で生きてる貝だけを選び出せるようになりました。横から見てると泥水に手突っ込んでひょいっと横に動かすたびにアサリを数個持って出てくるように見えるためか、それともこの人混みの中でアサリがゴロゴロいる一角を発見したことを指してか、「それは現代人用の生存能力じゃない」と例によっていわれのない非難を受けつつザクザクとアサリを掘り出してました。毎回Mayugeの可食物センサーに文句を言いつつ、実際にそれを食べてるのは主にニケな気がするんですが。
しかし良いポイントを確保できたおかげで25cmほどのバケツにびっしり5cmくらい敷き詰められる量のアサリが採れました。これが30cm×60cmくらいのスペースに埋まってたということは、この浜全体でいったいどれだけの量のアサリがいたんだって気になります。



と、小エビ発見。「エビがいたよ」と言ってニケに見せてみました。

  「お、本当だ。おどり食いにできるかな」

ああ、そうね、このくらいの大きさならちょうど良いかもね。ってなに早くも口モゴモゴさせてますか?
甘エビみたいな感じかね?

  「甘くはないけど磯の香りと歯触りを楽しむ感じ」

ん、潮干狩り満喫してるようで何より。その食への飽くなき探求心もちょっと現代人基準からは外れ気味だと思うぞ。
まあ実際のところMayugeもその辺の食性に特に抵抗はないんですが、生のエビはそれほど好きでもないので遠慮しておこう。

あと、カニとかハゼとかツメタガイとかけっこう色々生息してます。海そうめんがあちこちに転がってたので、アメフラシもいるんじゃないかと思います。見かけなかったけど。

写真一番下がニケが捕まえたツメタガイ。貝殻はどこの海岸でもよく見かけるんですが、生きてるのは初めて見ました。
よく海岸に小さな虫食い穴みたいなのが空いたアサリの貝殻なんかが落ちてるのは、こいつが穴から中身だけ食べた痕。今回も序盤に何度か「閉じてると思ったら穴が空いてて中身が空」というアサリにぬか喜びさせられました。
一般的に食用という認識はなく、潮干狩りの対象にはならない貝ですが、食べられるという記述をどこかで見たのでニケ的にはすでに食材の一種。
煮物とかにできるらしいんですが、しっかり火を通さないと生臭く、加熱しすぎると硬くて食べられないそうです。素人に調理できるのかそれ。

後半は荷物の番をMayugeがニケ's旦那と交代し、ニケ一家で潮干狩り。
ちょこちょこ掘りながら浜を移動して回ったそうで、さすがに前半のような手つかずの地面は見つからなかったようですが、それでもふた掴みほどのアサリを確保。あとカガミガイを一個だけ見付けたようです。まあ時間的に出遅れても、気合いがあればこのくらいの収穫は期待できるという感じでしょうか。うまく未開拓地を発見すれば前半のようなフィーバーがある感じで。掘ってた時間は前半後半それぞれ1時間ずつくらい。
昼頃から来ても気合い次第でかなり楽しめることが立証されましたが、収穫量的に満足したければ、やはりかなり早めに来ておくことが必須でしょうか。

そんなわけで4時頃に解散。
足や器具を洗える公共の水道があるのは非常に助かります。ただ、ここの水道、かなり水量が絞ってあるのか、蛇口全開にしてしばらく待たないと水が出てきません。ダミーの蛇口があるのかと思った。



Mayugeはアサリはそれほど消費しそうにないので、2掴みほどアサリの分け前をもらって翌日ボンゴレのようなものに。
刻んだニンニクの他、冷蔵庫にあったタマネギとピーマンとエリンギを気の向くままに追加して、さらに白ワインがなかったので日本酒で蒸してみました。もはやボンゴレと呼んでいい範囲内にいるのかどうかも疑わしいところ。
パスタは以前に店で見かけて使い方も知らないけど買っておいたブカティーニを試しに使ってみました。乾麺でも直径数mmある太麺で、真ん中に穴が空いてるパスタ。食感が独特で面白いです。

ペットボトルで海水を持ち帰り、自家製3%塩水と混ぜて翌日の夜まで砂抜きしたんですが、砂も残ってなくて上出来。吐いたのは砂というか泥多めかも。
臭みもなくて非常に肉厚の美味しいアサリでした。

ニケは「マテ貝を捕る」という野望が達成できなかったため、まだもう一回くらい潮干狩りをやるつもりのもよう。



Apr.23.2010(Fri)00:52 | Trackback(0) | Comment(2) | 食糧(レシピ・栽培) | Admin


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