おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


馬賊

日暮里の駅前に目を惹く名前の中華料理屋がありまして。

 馬賊

‥‥どういう経緯でこれを店名に採用したのか気になりますが。
日暮里駅は革の端切れなど工作系材料を買いに行ったりイリアスとか猫町とか見に行くときなどに利用するため、以前から気になっていたんですが何度か訪問したので収録。

たしか最初に気付いたのはイリアスにシルエット工場展を見に行った帰りだったと思うんですが、この際は同行してた後輩が「なんか名前が怖い」と入店拒否したため昼食は別の店に。
で、先日、ニケと出かけるにあたって昼食の候補を話し合ってたところ「その馬賊って店が気になる」との返事。なんですかねこの突撃スピリッツの違いは。



店外からも見える厨房ではやたらと屈強そうな料理人が常時小麦粉を打って麺作成中。
よく中国人が「日本のラーメンは拉麺とは全く別の料理になってる」と言いますが、中国語でいう「拉麺」の条件は「生地を何度もたたんで伸ばしてを繰り返し、細く伸ばして作った麺」ということだそうで、薄くのばした生地を包丁で切って作った麺は『拉』麺とは呼べないとのこと。
ということでこの店のラーメンは中国語的に正しい拉麺と思われます。いや中国人に言わせるともっと色々と条件がある可能性もありますが。



写真上段がニケ注文、拉麺(¥700)、下段がMayuge注文の馬賊つけ麺(¥1150)。

拉麺はあっさりしたスープで、昔ながらの中華そばというかいわゆる支那そばと言われて連想する系統のもの。
麺は先ほど触れた通りたたんで伸ばして作ってるのでやや太さに揺らぎがあります。もっちりと強めのコシがある麺。

馬賊つけ麺はなにやらすごい色合いのつけダレですが警戒したほどの激辛というわけではなく。
主に胡麻の風味が強く感じられるつけダレです。普段つけ麺をあまり食べないので評価のポイントをよく知らないんですが拉麺と同じコシの強い麺がタレとよく合ってる気がします。



上段が手打ち餃子(¥500)、下段は以前に一人で来たときに注文した五目焼きそば(¥1200)。

餃子は一個一個がけっこう大きいです。手打ち餃子と名乗るだけあって皮が非常に分厚く、この皮が麺と同じく強いコシがあって食べ応えがあります。焼き目はカリッとしていてそれ以外の部分のもっちりした食感の対比も面白いです。個人的にはこういうタイプの餃子好きです。

五目焼きそばはシンプルな塩焼きそば的なもの。加熱されたラードの香ばしい匂いがします。個人的にはこの香りがすると「中国人が作った中華料理食ってる」という気分になります。
こちらも同じく手打ち麺を使ってるようで焼きそばとは思えないコシのある食感。伸ばして作られた麺にところどころある太さのムラがむしろ良い感じに食感のアクセントになってる気がします。
Mayugeとしてはいまのところこの店の麺類の中でこれが一番好きかも。


 馬賊 日暮里店

  電話:  03-3805-2430
  所在:  東京都荒川区西日暮里2-18-2 
  営業:  11:00~23:30(日・祝 22:30)





2015年9月16日(水)21:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

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