おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


京のつくね屋 親子丼

京都に降り立つとなぜか親子丼と新福菜館を食すのがほぼ恒例となってる気がします。
夏の終わりというか秋の初めというか微妙なくらいのタイミングで実家に帰省しまして、ついでに折りたたみ自転車を担いで行ってまた京都市内をウロウロしてました。写真は鴨川の川床。
で、昼食に親子丼を食べに京のつくね屋に。

以前に親子丼食べに行った鳥岩楼とかとり安の情報を検索しようとするとこの店がちょこちょこ出てきて数年来気になってたんですよね。
ちょうど京都みやげとして京華堂 利保しぐれ傘を買おうと思ってたので場所も近いしそのついでで。
しぐれ傘は巨大などら焼きにあんこの代わりに羊羹を挟んだ感じの和菓子で、切り分けてサイドから付属の楊枝を刺すと閉じかけた番傘のような外見になるという趣向。以前に京都みやげで貰ったという友人から「『雨傘』っていう大きなどら焼きみたいな京都の和菓子が美味しかった。切ると傘になるの。」という絶妙にうろ覚えな情報を聞いて知りました。前回京都市内を自転車でウロウロした際に試しに買ってみて、美味しかったし未開封ならけっこう日持ちするのでお土産に使おうかと。どら焼きとかシベリアケーキが好きな人にはお勧めだと思います。
ちなみにこの日、京華堂 利保はなんか休みだったのでしぐれ傘は買えませんでした。



傘はさておき。
GoogleMapで京のつくね屋の住所を表示して店に向かってたところ、マップでは川端通り沿いみたいに見えたので現地に着いて「店がねぇよ!」と思ったけど拡大してよく見たら一本東に入った小道沿いでした。
時間は2時前とお昼どきを過ぎ気味だったんですがいまだに満席で、入り口付近の待ち合い席に2組ほど順番待ち中。10分ほどで席に案内されました。



もちろん親子丼を食べるつもりで来たんですがメニューを見たら鴨なんばが異様に食べたくなってきたので間を取って親小鴨セット(¥1500)をうどんで。それぞれハーフサイズになった親子丼と鴨なんばがセットになってる感じで、鴨なんばはうどんかそばかが選べます。
ちなみに通常の親子丼は¥1300。
親子丼はトロッとした半熟卵がたっぷりで、肉も火の通り加減が絶妙で柔らかくジューシー。さすがに評判なだけあって美味しいです。
このセットだとこの店の親子丼の特徴の一つであるトッピングの卵黄が乗ってなかったのがちょっと残念だったかも。
あと、やっぱり山椒が乗ってます。親子丼に山椒という組み合わせはわりと気に入ったため、最近は自宅でも親子丼には山椒をかけるようになってきました。
鴨なんばの鴨肉は思ったより柔らかめ(鴨にしては)でクセも強くなくて万人向け。しかしつゆにはしっかりと鴨風味の油が出ていてこちらも満足の味でした。



あと、注文を待ってる間にメニューを眺めてたらコラーゲンたっぷりカップスープ(¥300)というのが気になってきたので追加注文。
濃厚な鶏ガラスープが湯飲みくらいのサイズの器で出て来ました。
親子丼に鶏ガラスープというと鳥岩楼が連想されますが、あちらのスープは濃厚なダシ味ながらわりとさらっとした口当たりだったのに対して、こちらのスープはいかにもコラーゲンたっぷりという感じのぺったりした口当たり。ていうか実際に飲んでると唇がくっつく感じ。あと他の物食べてる間にスープの表面に油膜ならぬコラーゲン膜が湯葉のごとくどんどん形成されていきます。
これまた非常に美味しい濃厚鶏ガラスープでした。持て帰って雑炊にしたい。


 京のつくね家

  所在:  京都市左京区丸太町川端東入一筋目上ル東丸太町8-3
  電話:  075-761-2245
  営業:  11:30~15:00、17:00~21:00(月曜定休、祝日の場合は火曜)





2014年12月18日(木)00:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

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