おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


2017年5月26日を表示

中国家庭料理 楊 2号店

池袋ということでついでにもう一つ。中国家庭料理 楊 2号店

孤独のグルメの舞台となっていることで知られる店ですが、主演の松重豊さんがドラマ収録後、放送されると店が混むだろうからと放送前にプライベートで再訪したらしいと紹介されています。Mayugeは特に激辛系料理がものすごく好きというわけではないんですが、こういういかにも日本向けアレンジを加えない中華料理を中国人シェフが作ってる感じの店は妙に惹かれるためチェックしてました。

で、御朱印などで池袋周辺に行った際に2度ほど訪問したので収録。



まず初回訪問時のの注文。
本来なら当然名物の汁無し担々麺を注文すべきなんですが、メニューに香腸炒飯を見付けてしまいました。香腸はチャイニーズソーセージなどといって売られてることもあるそうですが、外見はサラミによく似た保存食です。外見に反してけっこうしっかり甘めの味が付いているらしく、蒸して柔らかくしてから使ったり、ご飯と一緒に炊き込んだりするらしいと以前に見てなんとなく気になってました。
そのうちアメ横辺りで探してみようかと思ってたんですが、まずはちゃんとプロが調理したものが試せればということで香腸炒飯(¥950)と水餃子(¥490)を選択。
炒飯内に点在するサラミの角切りっぽいものが香腸。外見はまるっきりサラミなのに噛むとたしかに甘辛味。チャーハンに甘い具ってどうなのという感じがしますが意外と違和感がありません。本格中華店らしく非常にパラッと仕上がったチャーハンにたまに潜む甘味がいいアクセントになっています。
水餃子はもっちりとした分厚い皮に包まれたいかにも手作りという感じの餃子。囓ると中に肉汁がたっぷりで非常に美味しいです。



2回目の訪問時は定番に従って焼き餃子(¥590)と汁なし担々麺(¥800)。
前回訪問時にこのパンケーキみたいなもの机の上に乗せてる客が妙に多くて何だろとは思ってたんですが。いわゆる羽根付き餃子がフライパンそのままの形になって裏返しに皿に乗っている状態。羽部分がパリパリで非常に香ばしく、肉厚の皮を囓るとこれまた肉汁が流れ出してきます。肉汁含有量はさすがに水餃子の方が上。



そして孤独のグルメ登場回でタイトルにもなってたらしい名物、汁なし担々麺。
ちなみにMayugeはこの作品については断片的にしか知らず、該当の回はドラマも原作も見てないんですけども。好きではあるんですけどね。

出てきた時点ではそんなに辛そうな料理に見えません。給食のスパゲティーを思わせる太めの麺に肉味噌、チンゲンサイ、ローストピーナッツが乗り、器の底にヤバげな色をしたソースがチラッと見えています。



しかし問題ありません。混ぜてしまえば見た目は完全にナポリタン。もはやケチャップ味にしか見えずお子様にも安心です。
‥‥辛っ! 食べて即咽せるような辛さではなくタイムラグを置いてじわじわ盛り上がってくるタイプの辛さです。そしてそれ以上に強いのがカプサイシン系の唐辛子辛さではなく花椒の痺れるような刺激。ただ辛いだけでなくオイルかナッツか胡麻ペーストか、その辺り由来と思われるコクが非常に深く、万人向けとは言えないかもしれませんが独特の癖になる味です。これは確かに美味しい。
しかし花椒の刺激が着実に舌にダメージを蓄積していくため、Mayuge程度の防御力では後半ほとんど味が分かりません。Mayuge的には2人以上でシェアするくらいが美味しく食べられる範囲な気がします。
あと、焼き餃子もけっこうボリュームがあるため汁なし担々麺+焼き餃子は完食はしましたが1人で食べきるにはちょっと多めでした。初回の炒飯+水餃子は良いくらいの量だった気がするんですけどまあ腹具合にもよるかもしれません。
どの料理も本場っぽい中華という雰囲気満載で美味しかったため、できれば複数人で来て料理をシェアしながら色々試してみたいお店です。


中国家庭料理 楊 2号店

  所在:  東京都豊島区西池袋3-25-5
  電話:  03-5391-6803
  営業:  [平日]11:30~15:00(L.O.14:30)、17:30~23:30(L.O.22:30)
       [土日祝]12:00~15:00(L.O.14:30)、17:00~23:30(L.O.22:30)





2017年5月26日(金)01:04 | トラックバック(0) | コメント(2) | くいだおれ(食記録) | 管理

火星カレー

池袋でカレーというとこちらもそのうち収録しようと思いつつ放置してたのでついでに。
所用で池袋に行き、ちょっと早いけどご飯にしてもいいかなというくらいの時間だったので以前から気になってた火星カレーへ。
以前に池袋まで出かけた際、駅から何処かへの地下通路でこの奇妙な看板の広告を見かけ、さらに店の前も偶然通りかかって個人的には非常に気になってたんですが、その日同行してた人物がカレーに微塵の興味も示さない人種だったためとりあえずその日は脳内メモに留めておいてました。次に池袋に来たときには立ち寄ってみたら閉まってました。日曜定休なんですね。



ベースとなる火星カレーは挽肉主体のキーマカレー的なもの。ここに各種具材がトッピングされ、鶏カレー、豚カレー、草カレー、豆カレー、馬カレー、鹿カレー、牛カレー、羊カレーといったそれぞれの派生メニューになります。店内メニューには書いてないんですが壁に貼られた紙から鴨カレーも存在してる様子。あと、検索するとカンガルーカレーというのもあったようなんですが、今回見た限りでは見当たりませんでした。妙な食材が確保できるたびに短期メニューとして採用されたりするのかもしれません。

今回は「エゾジカ肉の橋本シェフ風煮込み」をトッピングしたという鹿カレーを選択。ところでメニューで馬カレーと鹿カレーが縦に隣接してるのは何か意図があってのことでしょうか。トッピングは個別に追加もできるため馬鹿カレーを作れという無言の圧力を感じるような気がするんですが。

鹿肉は煮込みということでクセも無くジビエ初心者でも馴染みやすそうな仕上がり。普通に柔らかく煮込まれた赤身肉という感じです。
「これが鹿か!」という特徴的な主張が無くて個人的には名前のインパクトに比べるとやや拍子抜けですが、料理としては美味しく綺麗にまとまってると思います。
ルー自体は水分が少なめのキーマカレーという感じで、ドライカレーとまではいかない中間くらいの水分含量。
ライスの上にルーをまんべんなく敷き詰めた後、その上にトッピングの具を乗せ、仕上げとして頂上にもう一度ルーをひとかたまり盛ってあるようです。ルーに使用されていると思しいスパイスの中ではメースの香りが印象的。

他店とは違う独特のルーに個性的なトッピングが面白い店でした。今回はつい物珍しさに惹かれて鹿に走ってしまいましたが、パリッと焼き上がったグリルチキンが乗っているという鶏カレー、ほうれん草のバターソテーがこってりと盛られた草カレー辺りはぜひ試してみたいところ。

ところで、なんで火星? と考えててふと気付いたんですが、オリエンタルが出してるカレールーでマースカレーっていうのがありますね。マース → マーズ → 火星 という駄洒落型リスペクト系ネーミングという説を思いつきました。根拠はありませんけど。

オリエンタルといえば濃縮生乃カレーとか男乃カレーのレトルトがけっこう好きなんですがこっちの方ではなかなか手に入らないのが残念なところ。いや名古屋方面でも普通に売ってるものなのかどうかも知りませんが。


 火星カレー [食べログ]

  所在:  東京都豊島区西池袋3-27-3 S&Kビル B1F
  電話:  03-5927-8959
  営業:  [月~金]11:45~14:30(L.O.14:30) 18:00~21:45(L.O.21:15)(火は昼のみ)
       [土]11:45~15:00(L.O.15:00) 17:30~21:45(L.O.21:15)日曜定休





2017年5月26日(金)00:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理

バロッサ(スープカレー)

先日、鴨台さざえ堂の御朱印を戴きに巣鴨方面に行ったのでついでに池袋にて昼食。
池袋は気になってる店があちこちあるのでどれにするか悩んだんですが、バロッサのスープカレーに。数年前からちょっと気になりつつなかなか来る機会が無かった店です。
たしかルピシア試飲会に興味を持った友人と同行したときに昼食の下調べで見付けて、その友人が辛い物が苦手ということで没案となってそのままだったから6年近く経ってんじゃないか。むしろよく行きもせず忘れもせず脳内リストに残ってたな。

店はオーストラリアのワイナリーのイメージとのことで、なんとなく南欧風のバルとかそんな感じのものを連想させるお洒落な佇まい。まあオーストラリアのワイナリーも南欧のバルも見たこと無いので知りませんけども。とりあえず「池袋」「カレー」というキーワードからMayugeが想像する店の雰囲気からはだいぶ離れてますがこう見えてもランチの名物はスープカレー。
ちょうどこの当時スープカレー食べられる店探してたんですよね。



カレーセット(¥1050)はチキンカレー、サカナカレー、ヘルシーカレー、野菜カレーの4種からの選択でサラダとドリンク付き。
今回はチキンカレーに半熟ゆで卵(¥100)を追加で。辛さの指定はなく一律の様子。
ヘルシーカレーの牛タンと豆腐という組み合わせもちょっと気になります。

ライスはせっかくなので大にしてみたんですがおかわり可能とのことなので普通で注文して様子を見てもよかった気はします。
ていうかライスのサイズを聞かれて答えた後に「ライスはおかわりもできますので」って言われたんですが。先に言ってくれてもいいのよ?



カレーは土鍋でサーブされてさすがの保温力、出てきた瞬間はまだ思いっきり煮立ってます。鍋内のそのえらいこっちゃ具合をぜひお伝えしたかったんですが写真を撮ろうとした瞬間にカメラの電池が切れ、交換してる間に鍋が落ち着いてしまいました。
食べてみるとココナッツミルクの風味があり、色合いも含めてちょっとタイカレーを連想させます。しかしスパイスの組み合わせはタイのそれではなくいわゆるカレー風味。タイカレーベースのスープカレーというよりは札幌風のスープカレーにココナッツミルクを足したものという方が近い気がします。
具は圧倒的にチキン、あとジャガイモ、オクラ、タマネギという感じ。色は赤っぽいですがそこまで激辛というわけではなく、ほどほどに一般的な辛口程度。
辛口ながらもココナッツミルクがややマイルドさを与えていて美味しいスープカレーでした。



 バロッサ(BAROSSA)

  所在:  東京都豊島区東池袋2-39-15 大場ビル1F
  電話:  03-5979-1505
  営業:  11:00~15:00、17:30~22:00(L.O.21:15) 日・祝定休





2017年5月26日(金)00:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理


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