おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


2007年7月18日を表示

ヤマドリタケモドキ

ということでキノコ。
連休の雨が効いたのか職場の林がキノコ三昧となっております。
写真のは名前はさっぱり分かりませんが柄がすごくささくれ立っていて特徴的なキノコ。17、8cmくらい。

昼休みにそんなのを撮りながら蚊と格闘しつつ歩き回ってたところ、前方に異様な物体が。



どうみてもイグチの一種なのは間違いなさそうな一本。高さは20cmちょっと。
絵に描いたような姿というかオモチャみたい。そして圧倒的な存在感。
去年見かけたマントカラカサタケに比べると、背の高さはそれほどでもありませんが、重厚さと質量でインパクトは充分。

みたところヤマドリタケにそっくり。ヤマドリタケはポルチーニとかセップとかいってイタリア料理だのフランス料理だのに使われてるやつですな。なんかヨーロッパでは食用として人気のあるキノコだそうで、やや気になってはいたんですよね。



ちょっとその迫力を実感していただくために手と比較写真。
こんな調子でまとまって4本生えてました。

イグチ科のキノコはシルエットが特徴的でちょっと好きなんですが、ここまで巨大化してるのも初めて見ました。せっかくだから種類をしっかり調べてみたいと思って採取したところ、4本で自転車のカゴがいっぱいに。見ず知らずの職員が不審者を見る目でこっち見てたけどキニシナイ。


調べた感じ、ヤマドリタケの近縁種のヤマドリタケモドキっぽくみえます。こちらもヤマドリタケに劣らず美味しい食用キノコらしく、調べてるとサイトを開くたびに絶品だの最高だのという言葉で挑発してきて困る。
ただし、よく似たキノコで有毒のドクヤマドリが存在しています。
基本的にMayugeスタンスでは、そこら辺で見かけたキノコを素人鑑定で食べてみるような危険を冒す気はさらさらありません。
とりあえず調べた結果、ドクヤマドリの特徴として傷が付くと青く変色するという分かり易いものがありました。
さっそく試してみた結果、今回みつけたキノコは引っ掻いて放置しておいても色は変わらず、また柄にうっすらと網目模様もあることから、少なくともドクヤマドリではなさそうです。

そしてこの辺を調べてる課程で「一昔前まではイグチ類には毒キノコは無いといわれていた」という記述を、Mayugeが所持している図鑑をはじめあちこちで見かけました。たいていはこの後、「現在ではドクヤマドリがイグチ科の毒キノコとして~」と続きます。これはつまりドクヤマドリでないことの確認さえ取れれば比較的安全ということでは!(注 この文を読んで本気にした人がいても責任は負いかねます)
あと、中毒症状は下痢、腹痛程度、と。死にはしなくても肝臓、腎臓障害とか起こすキノコも勘弁ですな。
ヤマドリタケモドキ自体は可食だけど、傘の裏の管孔部分は消化が悪いから取り除いた方がよい、と。ほうほう。


…バター炒めにしてみました(テヘ

いやさすがに怖いから端っこの方数cmをスライスして試してみただけですが。
これは絶賛されるだけのことはあります。塩を振ってパターで軽く炒めただけなんですが、今まで食べたキノコのバター炒めの中で最高の味と言っていいでしょう。もっともキノコのバター炒めなんか今まで数えるほどの種類しか食べてないですが。

とりあえず今後二度とこのBlogの更新がされなくなった場合は、ヤマドリタケモドキの鑑定法にはまだ改良の余地があるとみてください。


どうでもいいことですが、「チャレンジ可」の判断を後押しする原動力として大きな割合を占めた「一昔前まではイグチ類には毒キノコは~」の記述をあちこちで見かけた件、単にMayugeを含めた全員が同じ図鑑を読んだだけではないかという気もします。みんなが同じこと言ってるからっても何の根拠にもなりませんな。

明日も無事だったらパスタとかにしてみようかなぁ。



2007年7月18日(水)02:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理

骨董ジャンボリー 2007サマー

連休最終日の月曜、骨董ジャンボリーを眺めにビッグサイトまで行ってきました。去年の夏以来。
写真はちょっと色合いが綺麗だったカップ。
連休の最初2日は雨、というかもろに台風でまったく部屋から出ないで生活をしていたんですが、最終日は絵に描いたような台風一過。
ていうか暑い。

昼食摂ってから午後に会場に到着。あとは例によって端から順に巡回開始。



なんかクマが物陰からこっち見てる。
いや、犬か? 多分クマじゃないかとは思うんですが自信なし。木を模したカップになってるのもあるし、多分クマだと思います。

このカップ自体は非常にかわいらしいんですが、もし実際に森の中で木の陰からこうやってこちらの様子をうかがってる熊がいたら、多分それは生命の危機。



この某乳清飲料の広告が懐かしいと言ったら年がばれますか。
これを見てつい写真を撮ろうと思ったところ、デジカメを向けただけでなぜかこのクリアファイルが自然にズシャーっと崩れ落ちまして(Mayugeは2mくらい離れて立ってた)。直しに来た店員の人が「もうちょっと立てようか? そこライトが反射して映らない?」と妙に嬉しそうに協力してくれました。こういうのを見てると、店によっては売り物とかどうとかいうより、自分のお気に入りの物を展示するスペースという性格が強い気がする。

そんな感じで会場を歩き回って、一巡し終わった頃には5時過ぎに。閉館は6時ですが、すでに方々で撤収準備が進められてる感じ。
そんな撤収準備をものともせず足下に置かれた箱からトンボ玉だの根付けだの玉(ぎょく)だのを漁ってました。せっかくなので動物が彫られた玉を購入。といっても1個500円の模造品ですが。

…ときに店主、



これはいったいいつ頃の時代の物かね。



だからなんで骨董市に行くとこういう時代が謎のキューピーものが点在してるんだ。

よかったらお宅の床の間に一幅いかがでしょうか。



2007年7月18日(水)01:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理


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