アヒルの卵(バレエ小道具 2012) |
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| 採集生活というBlogがありまして。 管理者のFujikaさんは食への探求心とDIY精神に溢れた方のようで家庭菜園からキノコ採取、料理レシピ掲載、日曜大工と様々な活動が日々記録されています。 というとほのぼの日常日記に聞こえますが家庭菜園を作れば品種まとめ表ができ、料理を作れば聞いたこともない異国料理がまろび出、豚の足丸ごと一本使って生ハム作成が始まり、部屋の模様替えをすれば明らかに日曜大工の域を越えた工事が始まり、なかなか目が離せない事態となっています。 Mayuge内ではFujikaさんはMayugeとニケを足して2で割り忘れたような人間像でイメージされていますがそれはさておき。
もともとはヤマドリタケモドキを採取しはじめたあと、調理法を調べていてBlogに辿り着いたんだったと記憶しています。たしかレシピを載せてるBlogからキノコの提供主として採集生活へのリンクがあり、さらにキノコ採取記事を読んでみるとどうも見覚えがある気がする柵が背景に写っていて、記事を色々遡ってみたらおそらく生活圏がMayugeとかなり重なってる方だろうと思われまして。 その後も採取やら工作やら料理やらで検索する度にしばしば記事が引っかかることからついでに過去ログも読み、新規記事もチェックするようになってました。 で、先日、きのこネタがあったのでなんとなくコメントしてみたところ、逆にこちらのBlogも数年来見ていると言われてしまいまして。こちらが検索すれば向こうの記事によくぶち当たるということは逆も起こり得る道理。
ということで特に工作カテゴリの記事を楽しんでいただいてるようで、2年ほど前にやったけど記事にしそびれてまあいいかとそのまま放置してた恒例のバレエ小道具のネタをリクエストされたのでこの機会に収録。
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| 2012年の発表会の演題は「みにくいあひるの子」。 どんなシーンで使う物をどうやって作ったのかはこの写真一枚でおおむね伝わるのではないかと思います。 材料はベニヤ板、板きれ、発泡スチロール、紙粘土。
ちなみに端っこに写ってる小さい机みたいなのはVIC's D.I.Y.さんで設計が公開されている改良版作業台。ちょうどこの工作を始めるちょっと前にサイトに行き当たり、便利そうだったので作りました。のこぎりで材木切る場合なんかのために2個セットで作るのが良いようですがそのうちもう一個作ろうと思いつつそのまま。 こちらのサイトも日曜大工的なことをする際に非常に参考になる情報がてんこ盛りな上、読んでると色々と工具が欲しくなります。
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| ベニヤは3mmほどの薄いものを使ったのでカッターナイフでゴリゴリ加工。 発泡スチロールは今回は5cm厚の板を買ってきて使用しました。職場に山ほどあった発泡スチロール箱のうちめぼしい物はだいたい三輪車と七面鳥とネズミになりましたゆえ。 ベニヤ板に合わせて卵形に切り抜いた後、外周を削ってやや立体感のある浮き彫りに。
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| 発泡スチロールの表面に紙粘土を貼り付け、さらに水でゆるめに溶いた紙粘土を指で塗りつけて表面を滑らかに。いっそこのままの方がなんか卵っぽい質感なような気もします。 卵から生まれたひよこがサ○エさんのOPみたいに殻を頭上に掲げて踊るシーンがあるとのことで、裏側には取っ手代わりの板が突き出てます。
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| 乾燥後、アクリル絵の具で色付けし、ニスで表面を固めて完成。 通常卵はあひるだからということでダッグエッググリーン気味で、みにくいあひるの子の卵だけ若干大きめで灰色になっています。 足元の草はプラダンの表面に画用紙を貼ってそこにアクリルガッシュで絵を描きました。
完成後に判明した難点として、紙粘土は乾燥後の強度が意外と低く、移送中にぶつけたりすると簡単に凹みそうです。 なんか子供の頃に使った紙粘土はもっとガチガチに固くなったような気がするんだけど気のせいだったのか素材違うのか。
あと現場では卵本体よりも下草の部分の絵がなぜか評判が良かった様子。
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2014年12月11日(木)01:36 | トラックバック(0) | コメント(2) | 工作 | 管理
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ひよこちゃん
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| 文頭から見覚えのある単語が出てきてびっくりしました。過分なお言葉をありがとうございます。オロオロしております。 工作記事、待ってました! 卵の裾の草、好評なの分かります。私も好きです。こんもり丸い卵とぴったり。可愛いひよこちゃん達が飛び出してきて、観客は大喜びだったでしょうね。 毎回新しいものを、新たな素材や道具を駆使して使ってつくってらしてすごいです(氷のゲルの接着剤や卵の紙粘土など)。 今年の工作も楽しみにしています。 粘土で思い出しましたが木粉粘土ってご存じですか?乾くと木みたいに固くなってネジも効くそうなのです。何かこれが必要になる日がくるかもと思って頭の片隅においてありますが、まだ出番がありません。
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by Fujika | HP | 2014年12月24日(水)23:26
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素材
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| Fujikaさんありがとうございます。 バレエ工作は毎回楽しんでやってるんですが、間近で見るとけっこう荒い作りなので「こんなんで本当に大丈夫なのかなぁ」といつもヒヤヒヤものです。 受講生や保護者の方々が手芸などそれぞれ得意分野を活用して色々作られてるようで、他の方が作られた物をさらに加工してほしいと渡されたりするとなかなか面白いです。「あー、これ作った人はビーズアクセやってるんだろうなぁ」とか、「ディップアートやってる人もいるんだー」とか。
木粉粘土、パッケージを見たことはありましたが、もっとモサモサしたおが屑の寄せ集めみたいなものを想像してスルーしてました。ネジ止めできるほどの強度になるっていうのはなかなか侮れませんね。私も頭の片隅に素材候補として置いておくことにします。 こういうちょっと変わった素材とかで「今は使い道思いつかないけど、いつか何かに使えるかも」っていうものを売り場でチェックするのって楽しいですよね。
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by まゆげ | 2014年12月29日(月)02:31
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