味噌完成 |
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| 春頃、ちょっと寒仕込みと言うには微妙な時期に突如作成にチャレンジした自家製味噌ですが、その後1ヶ月ほどで天地返しが必要とか、3回くらいに分けて天地返ししろとか、別にやらなくていいとか色々な説に翻弄されつつ熟成は進んでいってまして。 まあとりあえず手袋買ってから考えるかな、と思って保留してたらすっかり時期を逃してしまいました。結局やってません。
さて、先日、里芋の味噌汁を作成していざ味噌を足す段になって味噌が必要量の1/3くらいしかないことに気付きまして。 この機会だからと半年以上熟成という名の放置をしたまま封印され続けてた味噌を開封してみました。
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| おお、けっこうちゃんと味噌っぽくなってる。 袋で密閉した外側にどこからだか分かりませんが醤油っぽいものが滲み出して、その部分がカビてるのか単に膜産酵母が繁殖したのか微妙な感じの何かの生息具合でしたが、外側をを拭き取ったら袋の中はカビ一つ無く無事でした。拭き取る前の写真撮っとけばよかった。あまり写真撮りたいような風景でもなかったんですよね。 仕込んだときに目立っていた麹の強めの匂いも消え、味もちゃんと味噌らしくて味噌汁もおおむね良い味。ひとまず成功と言って良さそうです。 固さは市販の味噌よりちょっとだけ柔らかめという感じ。
ただ、なんというか味噌自体が田舎臭いというか、お祖母ちゃん家っぽいというか、ぬか床のような香り。そういえば実家で母が作ってた味噌も若干こんな匂いがしてたような気はしますが、開封してすぐのせいかけっこう強め。手作り発酵品に理解のある人ならともかく、初心者にドヤ顔でお裾分けできるような品ではない感じ。
まあ開封してしばらく経てばまた変わるかもしれません。 とりあえず味は良かった気がするので自分用としては充分満足。
あれだけ適当にやってこのくらいに仕上がるなら、来年用もまた仕込んでみようかという気になります。 こんどはちゃんともう少し寒い間に。
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2012年12月13日(木)01:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理
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