デジカメ用グリップベルト |
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| ツグミはんこ革刻印の工作で作成してた革の用途がこちら。 デジカメ用のグリップベルト的なもの。
やや大ぶりなデジカメになるとネックストラップで肩や首からさげるのが一般的ですが、Mayugeはなんかあれ落ち着かなくて好きじゃないんですよね。カメラを使う上で非常に実用的なスタイルであることは理解できるんですが。 発端としては3月にCanonのPowerShot SX60SHをわりと衝動買いしまして。いや買った直後にCOOLPIX P900が発表されてちょっと早まった感もなくはないんですが。 まあとにかくズーム特化でこういうの撮ったりするのに強いカメラです。 で、普段使ってるRX100の場合はフィンガーストラップがちょうどいいんですけど、このくらいのサイズになるともうちょっとしっかりしたものが欲しい‥‥ということで検索してて見かけたのが革製のグリップベルト系の商品。
それはそうと、ここで商品写真をざっと見ただけで勘違いしてたんですが、この手の商品を付けるためにはデジカメの側面に上下2カ所のストラップホールが必要なものと思い込んでまして。あ、うちの付いてないわ。無理だわ。 実際は下側は三脚穴に固定されるんで使えたんですけど。
ということでそんなことには気付かないまま無いなら自作しましょうの精神発動。 まあ多少ブラブラするかもだけどストラップホール1カ所だけで固定する形で何とかなるんじゃないかなと。
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| 材料のメインは前回ツグミはんこを刻印した革。あとは日暮里で買ったよりどり5枚300円のとか、サンキの端切れワゴンに入ってた150円のとか、部屋にあった端切れの革色々から寄せ集め。
あとは手に当たる側にクッションを効かせたいと思いまして。 なにか薄くて適度な弾力と柔らかさのある安価な素材がダイソーにあるはずと店内をあてもなく彷徨った結果、メイク用パフの詰め合わせ発見。ちょっと長さが足りなかったので2枚をつなぎ合わせて使用しました。
クッション部分の形に合わせて段ボールを切り抜いて型を作りまして、これに柔らかくて裏がスエード調の革を乗せて型に合わせて凹ませます。ここにクッションのパフを乗せて裏側から革を貼り付け、重しを乗せてくっつくまで一晩放置。
ちなみにこのスエードっぽい革はサンキの端切れワゴンで150円だったのでどういう素材なのかはよく知りません。
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| 良い感じにぷっくりしたクッションができたので表側の革に合わせて切り落とし。 スエード+化粧パフの組み合わせが肉球みたいで良い手触りです。
クッションをこのまま固定するために縁に沿って縫っておきます。
あとどこかの商品でベルトにナイロン紐を裏地みたいに縫い付けて補強してるのを見かけたので、手芸店で似たようなものを入手してきました。重量のかかる場所ですし革だけだとじわじわ伸びてきそうなんですよね。 いちおうデジカメのストラップホールに通せる厚さに収まるか確認してみましたが、重ねても厚みにまだ余裕がある様子。
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| あとは表側を縁だけ接着してクリップで留めてまた一晩放置。 表革(薄め)、本体革(厚手)、クッション、裏地(スエード面を外に)という4重構造になっています。
くっついたらコバをヤスリで整えて穴開けて縫って完成。
そういえば刻印部分がいまいちくっきりしなかったので結局刻印に沿って色を入れました。爪楊枝にインクを付けてチマチマと。もうこれ革に消しゴムはんこ直接押すだけでよかったんじゃね?
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| と、ここで衝撃の事実判明。ベルトが厚すぎてデジカメのストラップホールを通りません。 いや作業始める前にちゃんと重ねても通るかどうか試したのになんで? と思ったら、革とナイロン紐を縫い合わせた糸の分の厚みが計算に入ってませんでした。微妙なところで‥‥。
ということで無理矢理通してしまうかベルト作り直すか少し悩んだんですが、紐でくくりつけるという雑な解決策を採用しました。 横にひょろっと伸びてる細いストラップはレンズキャップの紛失防止用に付いてたやつ。
そんな感じで若干詰めが甘いところもありましたが、なんとか完成してそれなりに役に立ってます。
このグリップベルトがカメラのホールドをがっちりとサポートすることで高倍率ズーム中もフレーミングが安定し、被写体を逃がさない、というようなことはべつに信じてないし期待もしてないんですが、とりあえずこれに手のひらを通しておけば落とす心配はありません。手に持ったまま歩くときなどに肩の力を抜いて持ち運べます。カメラ本体の凹凸に指先だけ引っかけてぶらぶらさせるような雑な持ち方でも安心。 基本的な位置づけは「手が滑ったときの保険」です。
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2015年7月28日(火)01:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 工作 | 管理
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