きのこ展 2012 |
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| 筑波実験植物園のきのこ展が今年も開催中。 去年の記事はこんな感じで。
壁を埋め尽くすキノコ写真やキノコお触りコーナー、匂い嗅ぎコーナー、リアクション芸人がよくやらされてるような中身の見えないボックスに手を突っ込んでキノコを触るコーナー、一般の方やキノコマニアなアーティストによる作品コーナーなど、おおむね昨年の流れを踏襲した感じの展示。 写真はお触り可のキノコ標本展示コーナー。わりと強めの毒キノコが無造作に置いてあったような気がしたんだけど大丈夫だろうか。 四十前くらいのオッサンがはしゃぎながらホコリタケをプチプチ潰してホコリを舞い上げて遊んでたのが印象的でした。 お触り可っていっても潰すのはやり過ぎだろう。あのオッサンの肺にホコリタケの胞子が無事着床しますように。
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| Mayugeとしては配布されてた植物園内に勝手に自生してるキノコの分布マップがちょっとツボ。 イヌセンボンタケが生えてるという情報を見て、以前から実物を見てみたいと思ってたので探しに行ってみたんですが、「季節・夏」と書いてあることからどうやらすでにシーズンオフ。 写真はイヌセンボンタケポイント辺りにあった朽ち木。数mmのキノコがこれはこれで非常に愛らしいんだけどコレジャナイ。
ついでに園内をひと廻りして温室コーナーへ。 サバンナ温室というのはMayugeが以前来たときには無かった気がします。 多肉植物とか好きなのでさっそく進入。
通路の途中に枝分かれした行き止まりがあり、その入り口辺りに
「奇想天外(ウェルウィッチア)が咲いています! →」
という看板。
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| ああ、奇想天外って聞いたことあるな。どんな植物だったかな。と思いながら矢印の方向を見た風景。
どう見ても右側にでっかくそそり立ってる奴のフォルムが奇想天外すぎます。 ていうかこの一角全体が奇想天外すぎます。 本物の奇想天外は左下の打ち上げられたコンブみたいなズルズル。
乾燥地で2枚の葉っぱを延々とズルズル伸ばし続けるという変わった植物。 年に数cm~十数cmくらいのペースで少しずつ伸び、伸びた分だけ先端から少しずつ枯れていくというやる気のないスタイルで1000年以上生き続けるらしいです。 生物学的には「葉っぱの成長点が先端ではなく根本にある」というのが地球上の植物全体で見ても非常に特殊らしいんですが、一般人へのアピールポイントとしてはかなり地味すぎるのではないかと思います。
Mayugeもしばらく思い出せずに右の奴を「こんなだったっけ? で、花はどこだ?」と思いながらジロジロ眺めてました。 「んー、花無いな-。終わったのかな-」と思いながら視線を外したら左下でのたくってるズルズルが目に入り、「ああ、コイツだ。地面にズルズル伸びてく奴」と思い出した次第。
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| ということで奇想天外の花。地味ですな。 子供の頃に図鑑か何かで見た記憶はありましたが、やっぱり現物を見るのは初めてな植物ですし、さらにその花というとやっぱりそれなりに希少な姿なのかもしれません。
写真を撮ったあと他のコーナー見に行ってたら、やっぱり後から入ってきた人も右のでっかい奴をしげしげと眺め回し、何か納得したように何度か頷いて去っていきました。奇想天外トラップ。 もう少し説明を足した方がいい気がします。
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| 開花つながりでもう1個。 「開花中→」という札に気づいて立ち止まってみたものの「何が?」という感じでサボテン。
近づいてよーく見たらなんかいました。 これどう見ても人類に非友好的な何か邪悪な存在だろう。
一度気づいてみるとあちこちにけっこうな数が咲いてました。 やっぱり変なフォルムの多肉植物は面白い。
キノコ展は今週末までやってるようです。
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2012年10月24日(水)00:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理
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